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イギリスが生んだ世界一の艦上戦闘機とは

以前、世界一の戦闘機は?というお題で、零戦を差し置いて「F4F」という結論が導き出されたことは、皆さんご存じと思います。

その記事で、陸上戦闘機と艦上戦闘機には、必要となるスペックが違っているので、そもそも比べること自体が困難である、ということを述べました

忘れた、あるいは知らないよ、という人はこちらをご一読→「零戦はなぜ駄作にされたか」

そこで、優秀な艦上戦闘機に、なにより必須なものは?と考えるようになり。

結果、その「もっとも重要な能力」を持った戦闘機が、例によってというか、実はイギリスで生産されていた、という驚愕の事実に到達し。今回のお題にします。

その名も「フェアリー・フルマー」

https://www.1999.co.jp/itbig69/10691664a.jpg
 

 

あれ、ハリケーンの翼にスピットファイアの機首を付けたみたいじゃね?

はい。スピットやハリケーンとおなじロールス・ロイスのマーリンエンジンを装備しており。姿かたちもとんがった液冷機になりました。

ただ、当時英国の戦いで存亡のかかった英国では、マーリンも最新型はスピットとかに供給優先され、フルマーへは型落ち?で200馬力も出力が低いのしか回せず。

ともあれ、スピットがありながら、なぜ英国はフルマーを作ったのか。

冒頭に書いた陸上機と艦上機のスペック要求の差がこれを物語っています。

スピットは、イギリスの本土に襲い掛かってくるドイツの戦爆連合を迎え撃ち、特にメッサー109を爆撃機の護衛からそらし、あわよくば撃墜、できなくても、少なくとも109の餌食にならない速力、上昇力、旋回性能、火力、防御力をそなえた陸上戦闘機であり。

フルマーのほうは、連合軍の生命線である大西洋の補給船団をドイツの恐ろしいUボート潜水艦から守るのが主任務となった。

そのためには、狭いようで広い大西洋のどこからでも飛び立てる能力と、目印も何もない海のど真ん中で迷子にならない航法能力が必須となったのでした。

いずれもスピットではまったくダメダメである。

どうしよう。

海のど真ん中から飛び立つ、というのは世界一の海軍国イギリスには立派な空母があり。

一方、迷子にならない航法能力となると。。。。

ここで、英国ならではのクレバーな解決をしたのがフルマーだったのでした。

その解決策とは。。。。

「二人乗りにすること」でした。ははは

https://i.postimg.cc/5252R2mX/FULMAR-01.jpg
 

 

専門の航法員をのせることで、常時機位の確認ができ。敵機との乱戦で宙返りを繰り返し、雲の中に入ったり出たりしても、戦闘が終わったときにはちゃんとオマエはここにいるのだ、だから空母への帰投にはこうすれば行方不明にならずにすむのだ、ということを、操縦員がはっちゃきになって機体を振り回し機銃を撃ちまくっているときでも、航法員のほうは、冷静に、かはともかく十分計算することが可能になった。

計算といっても、当時はGPSなんてなくて、航空チャート(あるいは海図)と、「フライト・コンピュータ」とは名ばかりの計算尺により、手計算で行わなければならず。

味方の艦船から無線で方向指示が来たにしろ、はっきりいって単座機ですべてを一人がこなす、というのがいかに無謀なことであったかを英国は熟知していたということである。

Jeppesenのフライトコンピュータ-
 

 

ラバウルなどでは、坂井三郎さんなどからの情報だと、だいたい「空戦の終わるころには一式陸攻が迎えに来ていた。ベテランは陸攻なんかの世話になるかと、やせがまんして自力で帰っていった」みたいな記載があり。

ベテランの零戦搭乗員が神だから、やせがまんすれば帰れたのであって、少なくとも、ふつーに「単座機でも航法に問題はない」のとは全く違うぞ、と力説しておきます。

日米のみならず、イギリスも後にはシーファイアだのの単座機を投入しますが、それは通信装備が日本機に比べて比較にならないほど優秀で、航空管制も発達していたことや、アメリカに至っては、迷子になっても「ダンボ」と呼ばれる救援機、潜水艦、飛行艇、さらに戦闘機の側でも「いかだ」を装備するなど、要するに単座機でもOKね、という体制を確実に整えたうえで投入しているのです。

F4Fに搭載された救命いかだ。
F4F-3 life raft PRINT for F4F-3 Wildcat in 1/48 by Eduard 8591437571109 | eBay
 

 

これがない日本側はどうなったか。

すみません出典は忘れましたが、空戦を生き残り、編隊で帰投する零戦でさえ、「下方にふらふらと編隊を逸脱しそうになる零戦がいた。パイロットが疲労で失神しそうになっているのだ。馬鹿野郎!ちゃんと起きていろ!と絶叫するのだが、その声はもちろん届かない。その零戦は、ついにひょろひょろと高度を落とし、海面にすぽんと飲み込まれてしまった」

というような回想があるのです。別に空戦で損傷したのでもないのに、非道な遠距離作戦の疲労に耐えられずあえなく墜死、という事実が少なからず起きていたものと「推察します」。

Wikipediaでは

「イギリス海軍が複座戦闘機にこだわった理由は、目印も何も無い海上飛行においては、航法担当が機体を適切に誘導することが空母に帰艦するのに必要、と考えていたからと言われる。だが、実際のところは日本、アメリカが証明しているように、操縦者が航法を修得していれば単座機であっても問題なく帰艦できた。」

と書いていますが、「航法を習得」なんて前提条件でしかなく。航法計算が困難あるいはできないような海上や雲の上を、3時間もかけて基地まで帰り着くなんて、そんなことを単座機にやらすな!といいたい。

陸攻を迎えにやらすとか、どこまで毎回実効的に行えていたか疑問です。

Fairey Fulmar (1940)


 

 

ところで、複座にしたため、フルマーは鈍足で上昇力も物足りなくなってしまい。

軽快な単座戦闘機相手だと、カモじゃね?

せんぜん大丈夫でした。

そもそも「軽快な単座戦闘機」は、フルマーの飛ぶ大西洋のど真ん中まで飛んでこれないので、戦闘そのものが成立しないのであった。

フルマーが相手をしたのは、やっぱり複座、たいていは双発で、艦隊を襲おうとしてきた長距離航続力のある爆撃機や、これに随伴可能な長距離双発戦闘機など(https://teambtrb.com/2021/05/01/isthefulmarrubbish/)で、確かに零戦対スピットの空戦にくらべれば、まのびしたまだるっこっしい空戦だったかもしれんが、十分戦闘機として活躍できたのだった。

連合軍がドイツを押し込み、英国空母もイタリアだのヨーロッパ沿岸へ進出してくると、イギリスはマートレットという単発戦闘機を起用して、陸上基地から飛んでくるBF109などと対決させるようになり。

マートレット、米国名ワイルドキャット
https://hobby.dengeki.com/news/2141771/
 

 

マートレットはメッサー109相手でも格闘戦に持ち込んで優勢に戦ったらしい。

スピット、フルマー、F4Fとそれぞれの土俵で傑出した性能を持っており。

時と場所を間違えればやられ役になってしまうが、的確な用兵で名機として生まれ変わる、というのは、P40もそうですが、バッファロー(フィンランド版)など目の覚めるような活躍をしたのもあり。この辺はまた別記事で書いてみたいと思います。

とかく華やかな空戦ばかりに目が行きがちですが、それ以前にまず乗機のエンジンはじめ万全に維持し、味方と適切な交信を行い、戦場まで行って帰ってこれる航法。霧の中に入った、積乱雲を迂回した、という気象の知識も必要です。

こうした総合力で、特に航法というものが決定的になる大西洋の戦場にフルマーという「適材適所」を配置した英国恐るべし。

「負けに不思議の負けなし」ですが、英国の「勝ちも必然の勝ちのみ」にもっていく指導層の英知は学ぶべきと考えています。

フィンランドのバッファロー https://letztbatallion.com/%E3%83%8F%E3%82%BB%E3%82%AC%E3%83%AF-b-239-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AD%E3%83%BC-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%A9%BA%E8%BB%8D%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9Cp-4/
 

 

何も目印のない海上で往復3時間、合計6時間、その間に苛烈な空戦で、生き残ったとしても「お前はもう死んでいる」疲労の絶頂で、毎日どうやって基地まで帰り着いたのか。

ジャパニーズビジネスマンが、24時間戦わないで済む日本になることを願っています.

 

ではでは

Posted by 猫機長
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ビットコイン阿鼻叫喚:ステーブルコインの地獄

まだまだ続く阿鼻叫喚シリーズ。とりあえず前回のリンクを貼っておきますので、以前の記事も見てね!→阿鼻叫喚(前回)

今日のお題は「目玉焼きとしょうゆ」です
目玉焼き | 職人醤油 – 醤油を使い分けると、食はもっと楽しくなる!
 

 

さて。

アメリカで、GENIUS法というのが発布されようとしています。

ジーニアス法、ジニアス・アクトなどいろいろな名前で呼ばれていますが、Google Geminiによる概要説明は以下の通り

『GENIUS Actは、アメリカで提案されているステーブルコインに関する法案のことです。

正式名称は「Guiding and Establishing National Innovation for US Stablecoins Act」です。

主な目的は、具体的には、以下のような内容が含まれています。

規制の明確化: ステーブルコインの発行者や準備金に関する明確なルールを定めます。

消費者保護: ステーブルコインの利用者を保護するための義務的な開示や監督体制を構築します。

違法な金融活動の防止: マネーロンダリング対策(AML)やテロ資金供与対策(CFT)なども盛り込まれています。

この法案は、特にステーブルコイン市場が拡大する中で、規制の不確実性を解消し、より多くの機関投資家の参入を促す役割が期待されています。一方で、一部の修正案では、Meta、Amazon、Googleのような非金融企業がステーブルコインを発行したり保有したりすることを禁止する可能性も指摘されており、その動向が注目されています。』

ふむふむ。

ひとことで言って、ステーブルコインを消費者(投資家含む)が安心して使用できるようにするための明確な基準を設定するものらしい。

アメリカ合衆国議会議事堂
https://ameblo.jp/lachesis423/entry-12729673434.html
 

 

ステーブルコインってなに?

これは仮想通貨のなかで、法定通貨等に連動して価値修正を行っているクリプト貨幣のことです。

法定通貨担保(連動)の他に、仮想通貨担保、コモデティ担保や、無担保(アルゴリズム)なんてのもありますが、この記事では法定通貨との関係が重要なので、ほかのやつは除外します。

Google Geminiによれば、代表的なステーブルコインにUSDTがあり。

『USDT (Tether)

発行元: Tether Operations Limited

担保: 米ドル(現金、短期国債など)

特徴: ステーブルコインの中で最も取引量が多く、暗号資産取引における基軸通貨のような役割を果たしています。歴史が長く、DeFi(分散型金融)やCEX(中央集権型取引所)での利用が非常に広範です。』

ほかにもUSDCやTUSDなどがあり。

ただ、いずれも発行体が民間企業なんですよね。というわけで、通貨というよりは、食券食堂の食券みたいな感じでしょうか。

こんがらかった人は、とりあえず食券のくだりは無視して読み進めてください。

政府発行のステーブルコインもある。Gemini先生によれば

『厳密には「中央銀行デジタル通貨(CBDC: Central Bank Digital Currency)」を指すことが多いです。

一般的なステーブルコインは、民間企業(Tether、Circleなど)が発行し、その価値を法定通貨(米ドルなど)やその他の資産に連動させることで安定性を保っています。これに対し、CBDCは各国の中央銀行が発行する、法定通貨と同一のデジタルマネーです。』

なるほど、こちらは貨幣そのものという位置づけですねえ。

GENIUS法案は、あくまで民間発行のステーブルコインを対象としており、CBDCについては知らん、という立ち位置らしい。たしかに政府が自分で自分を規制、監視するのも変ですから、ふつーそうなるのかもしれん。

*実はトランプ政権がCBDC大嫌いといううわさもありますが、ここでは上記にとどめます。

 

要すれば、GENIUS法が施行されれば、そのへんの得体の知れない食券みたいなステーブルコインが、法定通貨と同じ安心感をもって使えるようになるらしい。

さて、みなさんは新宿かどこかで「食券食堂」に行ったことがあると思います。

食券販売機
https://nextchuki.com/bt-v212b/
 

 

食道の入り口に立っている食券販売機に法定通貨つまりお金を入れて、「天丼」だのなんだののボタンを押すと、食券チケットがぶににに、とでてくるので、食堂に入ってこれで注文、という感じ。

問題は、お金入れたのにぜんぜん食券が出てこないとか、「大トロ」のはずなのに、なぜか出てきた食券は「ガリ」だった時どうするかである。

食堂の大将がもののわかった人ならいいけど。。。

結局、飯を食いに行ったはずなのに気が付いたら黒いメガネの人と乱闘していたとか、や-さんをノした(あるいはノされた)結果、なぜか警察に連行ではなく「地連」という謎の建物に招待されたとか、要すれば「食券」に手を出したのが最後、身を亡ぼすことにならないのか?という恐怖が付きまとうのである。

*もちろんちゃんとした食券食堂が99.999999999%です。念のため。

なぜこうなるのかというと、「食券」の場合、そのへんの民間業者(ここの例では食堂)の個人的な発行により、その食堂でしか使えないし、そもそもちゃんと機能するのかという懸念を払しょくすることができないのであった。

民間発行によるステーブルコインも同じことだったのである。

だった、という過去形なのは、GENIUS法によって、国家という最大の暴力装置じゃなかった治安組織による監査監督が可能になり、市井の人々が安心してUSDTだのなんだののステーブルコインを使えるようになるためである。

そして、ステーブルコインが、限られたオタクのみではなく、市井の老若男女に浸透した場合どうなるか。

天丼だろうがあんパンだろうが、購入のための電子決済手段として広く流通することが期待されます。

でも、そんなことよりもっと恐ろしいパラダイムシフトが起きるかもしれないのです。

それが「ビットコインの大暴騰」

なんのこっちゃ?

がんらい、ビットコインは、暗号資産取引所に口座を開けて直接購入だった。

でも、ご存じの通りビットコインは価値上昇もすごいが下落となると輪をかけて。。。。であり。それこそ「大トロ」の値段で買ったビットコイン(実態は「サトシ」ですね)が、次の日には「ガリ」も買えなくなっちゃった、ということが起きてしまいます。

https://www.s-eigamura.jp/623420/
 

 

これがビットコインじゃなくて、USDTだのなんだののステーブルコインを買っておけば、ドルと同じですから買った時の価値は維持できる。

つまり、あらかじめ交換所経由でステーブルコインにしておいて、買いたいときにすぐビットコインに換金できるぞ!ということなのである。

言い換えれば、絶対安心でかつ瞬時にビットコインに換金できる「食券(ステーブルコイン)」を普段から買っておくことができるようになるということなのである。

他にも土日もへったくれもなく24時間取引できるとか、手数料だのなんだのの削減、ビットコインを買えない国では、その国の法定通貨を、その国が許可している何らかのステーブルコインに替えてから、それでビットコインを購入するなどができるようになる。

*べつに中国のことを言っているのではありませんが、中国10億の人民がステーブルコインを縦横に使いだしたら。。。。

 

こうしたことから、ステーブルコインの普及とビットコインの上昇は正の相関性を持っていると言われています。目玉焼きと醤油、というか、トマトジュースと塩くらい重要なパートナーになる可能性があるのです。

トマトジュースで検索したら「トマトラーメン」が出てきました
https://www.recipe-blog.jp/profile/20961/blog/18415862
 

 

今回の半減期サイクルで、2022年11月には$15,460.00と奈落の底に落ち、2025年6月には$100,000台まで「躍進」したビットコイン。これからも阿鼻叫喚の暴落を繰り返しながら、奇跡の大暴騰に向かって驀進を期待しています。

最後に、この記事を書いている6月17日、GENIUS法案は見事上院議会を突破。

でも、これから下院での審議に入り。上院よりも民主党(トランプクソコノヤロ党)の力が強い下院では、もともと共和党(トランプの党)が押し進めてきたこの法案の通過にはなかなかの紛糾が懸念されます。うまくいけば、米議会が夏休みに入る前の7月末にはトランプの署名までいくか?

「地連」。
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2007/2007/html/j3411100.html
 

 

ではでは

Posted by 猫機長
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短編集:悲劇の発電機他

◎6月の祭り「フェスタジュニーナ」

ポルトガルやブラジルでは、5月末から6月(場合によっては7月)にかけて、週末の夜にお祭りがおこなわれます。聖ジョアンの日(6月24日)、聖アントニオの日(6月13日)と聖ペドロの日(6月29日)にちなんだお祭りであり。アントニオさんが「結婚の聖人」、ジョアンさんが「火(焚火)の聖人」、ペドロさんが「雨の聖人」である。

寒い冬のもっとも夜が長くなる冬至がこの季節で、焚火であったまろうよ、というのと、東北地方など厳しい乾季に雨を希う、という南半球の生活に合わせて発展しました。というわけで、ブラジル全国の風習ですが、東北地方で最も盛んらしい。

*結婚については、謎です。

ブラジリアでもこないだクルゼイロ地区のとある教会で「フェスタジュニーナ」があり。素敵女子などと一緒に見物に行きました。

男女がペアになって踊る「クワドリーリャ」。

 

 

これは盆踊りみたいなもので、踊る阿呆に見る阿呆。。。。踊ったら汗かくだけで損なので、一般の聴衆は見るだけでのほほんとしていました。

 

 

教会の駐車場で実施。善男善女の群れの後ろに教会の建物が見えます。

 

 

踊りよりも食べ物がほしいというのもいっぱいおり。売店が開かれて、くし刺し肉、スープ、干し肉ご飯だのと言った東北ちっくなのが出ており好評でした。ちっくというのは、ほんものの東北人から見たら、どこが!というのがあり、と思うため。

売店
 

 

写真は「シュラスコ」くし刺し肉です。
 

 

そのうち、ステージがぎゃーぎゃー騒がしくなり。観衆もステージまえに集まり出したので、素敵女子といっしょに見に行ったら、へんなサンバショーみたいなのが始まっていました。

 

 

キリスト教会で、半裸の狂乱ダンスいいのか?

よく見たらステージ横のスクリーンに「観光局(Secretaria do Turismo)」とかでかでかと宣伝したりしており。ほかにもショーの最中に近所のスーパーだのなんだのの宣伝をぎらぎら映写しており。

 

 

要すれば狂乱ダンス劇団を招聘したもろもろのスポンサーの宣伝をしていたのだった。

この中で、突然指名手配者の公示か?と思ったら、やっぱりスポンサーの政治家のことでした。

こうしたスポンサーからの献金のどのくらいの部分が教会に向かっているのか?べつにいいけど

上から教会の留学生?宿泊施設、講堂
 

 

でもマリア像とかもあり、やっぱりキリスト教のお祭りでした。

 

 

◎悲劇の発電機修理

1960年製のVWかぶと虫に乗っていますが、6か月くらい前かから、エンジン始動の際に「がらがらがら、ぎゃぎゃぎゃぎゃ」とものすごい異音がするようになってしまい。

いったんエンジンが回り始めると収まるというのと、そもそもものすごい音がする日と全然静かな日があったりで、原因が特定できず。いったんかかっちゃえばトルクもあってエンジン作動じたいは快調なので、しばらく様子をみることに。

世界の名車かぶと虫
 

 

最初の1~2か月はかえって異音が消え去ったかのようになったのですが、そのうちエンジンスタート時のみでなく加速だのエンブレだのの時にも「がりがりがりがり!」といやな音が出るようになり。

エンジンヘッドやピストンがいかれたとしたらどうしよう?

でも、エンジン内部ではなく、冷却ファンあたりが音源になっているようなのですよね。

であれば、とりあえずシリンダやクランクとかは無事のはずだが。

空冷VWエンジンは、エンジンシャフトとベルトでつながっている発電機の先についている冷却ファンでエンジンを冷やしています。

 

 

写真中央の黒い円盤がファンベルトで回されている発電機のプーリー。その右(後ろ)の筒が発電機。その後ろに強制冷却のハウジング。この中で発電機の軸と冷却ファンがつながっています。

このファンは、冷却用のハウジングの中に隠れていて外からは見えないのですが、このファンがハウジングと干渉して、鉄と鉄が擦れ合うようなすさまじい騒音が発生しているのかも?

元祖空冷。かぶと虫のエンジン
 

 

空冷VWエンジンの強制冷却システム。1がハウジング。4が冷却ファン
Amaury Almeida著「汝のVWを知れ」より
 

 

問題は、ぜんぜん音のしない時と、気が狂いそうな異常な音になる時があり、いつ「ぎゃぎゃぎゃぎゃ」と始まるのかがわからないので、音のしない時に修理屋に持って行っても原因特定できないんじゃね?という懸念があり。

そのうち、冬になり冷え込んだのが関係したのか?エンジンが回っているときは「ぎりぎりぎりぎり」と騒音が続くようになったので、修理屋に行きました。

すると「確かに冷却ファン関連だが、これは冷却ファンそのものではなく、接続している発電機とハウジング隔壁をつなぐリング(上の絵での11.)が破損したのかもしれん。そうだったら、この新品はもう製造しておらんので、見つけられないかもしれん」という恐ろしい所見が。

いずれにしろ、発電機をバラさないと。。。ということで、プーリーを外したところ、ああああ?

 

 

プーリーと発電機の回転軸を固定しているカムが摩耗してめちゃくちゃぎざぎざになっていたのでした。

 

 
こちらはいくらでも新品があり。プーリーもろとも新品に交換したら、異音がしなくなりました。
めでたしめでたし。

 

 

◎滑走時に前車輪がシミーするようになっちゃった

今度は軽飛行機のお話。

ふつーの飛行機は、主脚と前車輪合計3本のランディングギアで機重を支えています。

このうち、後ろ二本のメインギアで着陸の衝撃を吸収するなど、機体を支える文字通りメインの役割を持たせ、前輪の方はブレーキ機構とかは省いて軽くし、ステアリング機構に特化?となっています。

 

 

この前車輪ですが、滑走スタートから離陸で地面を離れるまで、飛行機の加速に合わせて高速度で回転し。地上を離れても数秒は慣性でぶんぶんとまわります。

これが問題で、ホイールバランスがとれていないと、ぶんぶん回りながら左右に振動し。

ぶるぶるぶるぶる。。。。と場合によってはギアそのものをもぎり取ってしまうような恐ろしい振動を生むことがあります。

ぼくの軽飛行機でも、機首上げして車輪を捕まえている地面がなくなったとたん、前車輪に連動している左右のペダルをもぎ取るか?みたいなすさまじい振動になったことがあり。でもホイールバランスを修正したら、きれいになくなりました。

 

 

というわけで安心して7年くらい乗っていたら、今度は着陸後前車輪が地面をとらえたときに似たような振動が起こってしまい。

いつも機体の点検をお願いしているお兄ちゃんに連絡してみたところ「タイヤの摩耗によってバランスが崩れたのだ」ということでした。

つまり、飛行機の前車輪は、離陸で空中に浮いてから一定の位置で回転が止まる傾向にあり。ひいては、着陸・着地の時にもいつも同じ場所が接地するので、そこだけ摩耗してバランスが崩れしまうということである。

そこで修理屋のお兄ちゃんは、バランス用の重りをホイールにはっつけて修正。

 

 

ところが。。。。

これでよくなったね、とはならないばかりか、離陸の時はともかく、着陸後減速時に「がたがたがたがた!」とまるで飛行機が分解か?みたいなものすごい振動に悪化してしまい。

もう一度確認したら、単なる一定部位(垂直)ではなく、なんか斜めに(水平に)も方べり(偏摩耗)しているとのことで、これが水平方向に強烈な振動を生んでいる、ということから、おとなしく新しいタイヤに替えましょう、ということになりました。

その後、恐ろしいシミーはなくなり。ほっとしています。

偏摩耗したタイヤ。写真ではわからんかもしれんが。
四角い銀色のはホイール用のバラストです。
 

 

ではでは

Posted by 猫機長
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謎の傑作機KM2

どんなパイロットも必ず乗ることになる飛行機で、それも一度や二度ではなく、教官にしばかれながら、なんとか一人で乗りこなせるようになるまで我慢づよく付き合ってくれる頼もしい奴。それが練習機です。

練習機そのものとして作られる場合もありますが、自家用機として大人気になり、それを聞きつけた各国が喜んで練習機として購入するケースもあり。今回は、どちらかと言えば後者に属するビーチクラフトボナンザと、その日本版である富士KM2について投稿します。

まずはボナンザから。

時は第二次大戦中。日本が竹やりでB29をやっつけようとしていたそのころ、アメリカではすでに戦後を見越して「大人4人と手荷物が積める、自動車のように手軽で快適な軽飛行機。単葉・全金属製・水平対向エンジンを採用、斬新なデザイン(V字尾翼配置、美しい窓周り、モダンな内装)、小型軽量化など、新しい時代に合わせた、小型ながらも豪華な高速機(Wikipedia)」の設計製作が進んでいたのでした。

その結果、1947年にはV字尾翼のボナンザ・モデル35が初飛行し。その後、いろいろなユーザーの要望をくみ上げながら、通常の尾翼に変化したデボネアボナンザなど無数のモデルが生まれ。富裕層の高級な自家用機として現在もいっぱい飛んでいます。

(上)竹槍訓練https://www.reddit.com/r/HistoryFans/comments/5gozmt/japanese_soldier_training_women_to_defend_the/
(下)ボナンザ モデル35 https://www.kshs.org/km/items/view/853
 

 

この過程で、練習機型のT34メンターが生まれました。こちらも「良好な操縦性と安定性、そして荒い使用にも耐える頑丈さから傑作練習機との評価が高く、初飛行から50年以上を経た現在でも練習用として使用(Wikipedia)」されています。

練習機型のT34は、タンデムシートのかっこいい低翼単葉機です。日本でも、富士重工がライセンス生産しました。

ボナンザ(上)https://www.portaldoaviador.com/a-historia-do-beechcraft-bonanza-model-35/
とT34メンター(下)
http://www.avgeekery.com/mentor-beechcrafts-t-34-primary-trainer-well-played-gamble/
 

 

この経験から、富士重工は独自にその発展形であるKM1(陸自向け)とKM2(海自向け)を生産。今日の記事はKM2をお題としています(KM1もそっくりだけど)。

では、ここからアメリカの名機ボナンザをいかにして日本的に洗練していったかについて記載します。

まず、風防です。

ボナンザ(上)https://www.airteamimages.com/beechcraft-35-bonanza_D-EECA_-private_328761.htmlとKM2(下)富士KM-2研究 Study of the Fuji KM-2 (hikokikumo.net)

 

 

なぜ青がえるにしてしまうのか?

青がえる。東横線などで活躍した。(相鉄線かも?)
https://kumamoto.keizai.biz/headline/117/
 

 

気を取りなおして、側面のスタイルいってみます。

ボナンザ(上)https://flyteam.jp/photo/3662925とKM2(下)富士KM-2研究 Study of the Fuji KM-2 (hikokikumo.net)
 

 

トヨタのAAじゃん

スバルじゃないけど
Toyota AA – prvé auto vyrobili ešte pred vznikom automobilky | TOUCHIT
 

 

なぜこうなるのか?

これは、日本海軍じゃなかった海上自衛隊による使用方法と密接に関連しており。

海自の場合、基本サイドバイサイドの双発機、四発機を運用しており。機長と副操縦士が隣り合って座る感じにしないと都合が悪かった。

別にふつーのボナンザでいいじゃん?とは思うのですが、こういうぶっといピラーに四角いコクピット(丸みはあるけど)にしないと、天井に「いかり」を格納できないためらしい。

いかり?

海自の飛行機は、みんな錨を装備しているのです。

US2飛行艇の例
空飛ぶのになぜ“錨”つき? 飛行艇「US-2」の船っぽい“神装備”とは | 乗りものニュース (trafficnews.jp)
 

もちろんLM2に錨というのはうそですよー

では、なぜあんな冴えない、ダサくて、かっこわるい、ぶきっちょな、どう考えても誉め言葉がみつけられない、ボナンザの設計者が見たら卒倒しそうな、だれが見ても日本人にしか見えない、どうしようもないかわいそうなスタイルになったのか?

どうやら実戦配備になったときの実機になるべく近い雰囲気にしたかったらしい。

一式陸攻(上)https://benriyanekonote.sakura.ne.jp/issikirikukou.htmlとKM2(下)https://blog.goo.ne.jp/kazusisiren/e/a026b369f9a5d35852c576a290c36a09
 

 

なっとくしました。

KM2は4人乗りで、前には正副の操縦士としての役割を学ぶ訓練生。後ろには精神棒を構えた教官と、行き過ぎて死人が出ないように監視している米海軍のSP(Shore Patrol)がセットで搭乗していたそうです。

*もちろんうそですよー

 

ただ、全てうそとも言えない部分もあり。いじめに耐え兼ねた自衛隊隊員が、KM2を奪って飛び去り。結局今日まで行方不明という事件もあったそうです。

*この事件については、Wikipediaに詳しく書いてあります→自衛隊機乗り逃げ事件 – Wikipedia

すみません行方不明は陸自のLM1でした
http://hikokikumo.net/His-Mil-LM1-00000-index.htm
 

 

スタイル自体は各人の主観なので、ぼく自身は意外にいいじゃん、と思っていますが、性能や耐久性、強靭さは、やっぱりアメリカの冠たる高級軽飛行機メーカービーチクラフトの自信作、単発機の帝王であるボナンザを受け継いで、リムジンのような重厚な飛行機だったと聞いています。

ボナンザは、航空大学校で2020年まで練習機として使われるなど、文句ない世界の名機です。超高価なボナンザを無数に購入して練習機として使うことのできる日本は、やっぱり超大国だなーと素直に感心しています。

ぼくはブラジルに住んでいますが、ブラジルの場合ロクに練習機を買う金もなく。こともあろうにアルゼンチンから「アエロ・ボエロ練習機」を空軍だったかがまとめて購入してブラジル国内各地の飛行クラブにばらまいたという謎の過去があります。

なぜかアルゼンチン製の練習機アエロボエロ
https://www.airliners.net/photo/Aeroclube-do-Rio-Grande-do-Sul-ARGS/Aero-Boero-AB-115/806867
 

 

脱線ついでに、ブラジル政府はアエロボエロ購入の費用をねん出するため、パラグアイへ輸出している中古自動車に対する税金を充てようとしたのですが、ブラジルから大量にパラグアイへ輸出されている中古車は、両国民の駆け引きによって税金のかからない方法で出荷されていたため、政府は仕方なくどこか別の財源に変更したという話があります。

ブラジルとパラグアイにまたがる「友情の橋」。 https://www.memoriarondonense.com.br/eventos-single/construcao-da-ponte-internacional-da-amizade-foz-do-iguacu/32/
 

 

ブラジル全国から盗まれたじゃなかった取得された中古車がこの橋を渡ってパラグアイに輸出され、パラグアイの経済発展に貢献したらしい。

*訳が分からなくなった人はこの記事をご覧ください→微笑みの街ストロエスネル

本題に戻ります。

現在でもボナンザ乗りはアメリカをはじめ一目置かれる存在です。そんなボナンザを乗りこなすカッコイイ日本人パイロットのブログがあったので、リンクしときます→LA Flighrt Diary

世界の名機ボナンザを、これでもかとデフォルメし、似ても似つかぬゲテモノにしてしまった富士重工。でも、性能低下はぜんぜんなかったということですから、そこに日本の技術力が光っているのだと思います。

なんておちょくりまくっているように見えますが、KM2の、アートで、見る者の目を引き付けるふしぎなスタイルに魅了され、いつかプラモの一つでも組み立ててみたいなと思っています。

 

ではでは

 

Posted by 猫機長
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短編集:ガソリンタンクに穴が開いたほか

◎予防注射

こないだ、インフルエンザの予防接種を受けることになり。

COVIDの時の状況。今回もまあ似たような感じ
 

 

待っていたら意外に早くぼくの番も来て、3人ぐらいの看護師さんが陣取っている一室に呼び込まれ。

そのうちの一人が、なんかのカルテに「名前を書いてね」。でもまごまごしていたら、何か察したように「身分証明書を出してくれたら、書かなくてもいいですよ」。

「非識字者」と思われてしまったようです。

ブラジリアのど真ん中でそんなに非識字者がいるのか?

もう一人が注射器を出し「ちゃんと新しい注射器で、薬も入っていますよ」

へいへい信じます。どうぞ

ぶすりと注射も終わりの時に、不用意にぼくからその看護師さんに一言いってしまいました。

「この注射は強毒性鳥インフルエンザにも効くんだよね?」

その時、三人の看護師が恐怖の表情に凍り付くのを見てしまったのです。

 

一瞬の静寂の後、看護師さんは

「と、鳥インフルエンザは人間どうしでは感染しないんですよ。だから安全なんですよ。デング熱にも武田のワクチンがあるんですよ?」

なんか脈絡のない、私に対してというよりは、看護師さんたち自身みずから安心しようとしているような、へんな会話で終わってしまったのでした。

じゃあね、ばいばい、と素知らぬ顔で帰ってきましたが。。。。

実は、それ以前に、ブラジルの感染症の大家と話す機会があり(ペルナンブコ大の感染症教授とはまた別の人です)。

最近、感染症関連の学会で、レファレンスとなる諸機関の医師や学究が「表の議題」の陰で「世界的な鳥インフルエンザ拡散への情報交換」を行っているらしい。

渡り鳥が世界中を回遊というか飛翔するにあたって、ウイルスも伝播、変異しまくりで、現代の医学で対応できない状況に陥っているかも?という事態となりつつあり。これが「人間にうつり、変異して人から人に感染するようになったら、COVIDなんて比較にならない大惨事になるぞ」という懸念が生まれているというのです。

コロナ禍における医療崩壊(中国)。https://www.bbc.com/japanese/64170779
 

 

というのはもちろん面白おかしく脚色したよいこの創作童話なのでした。

ただ、この投稿を読んでいる皆さんに、絶対安心だよ!とはいえず。

◎渡り鳥による拡散と変異化は事実起きており、先端の研究者間で懸念を持って検討されているというのはほんとらしく、

◎一方、非識字者に「ただの風邪」の予防注射をぶすぶす打っているような末端の医療従事者が知らされている内容ではなく。「恐怖の表情」とかは単に思い違いで、看護師さんたちは「また、ろくにインフルエンザの知識もない、脳みその足りないくそじじいがきやがったか」とうまく流していただけだったのかもしれん。

ははは

でも、強毒鳥インフルは実在しているらしいので、皆さんがそのへんで捕まえてきたニワトリを首ちょんばするときは、めんどくさがらずに後でちゃんと手を洗いましょう。

*鳥インフルワクチンはまだ存在しません

 

 

◎教皇の信仰心

ブラジル元大統領のジルマおばちゃんが、このほど4んじまったローマ教皇の葬儀に参加のためヴァチカンを訪問。

ジルマ(元)大統領。出展g1.globo.com
 

南米、特にブラジルやアルゼンチンは、南欧とカトリック人口を二分する大勢力であり(フィリピンとかにもいっぱいいるけど)、ブラジルの元組長じゃなかった元大統領がヴァチカンを訪問するというのはカトリック世界ではなかなかの大事件なのです。

といっても、日本人のみなさまはピンとこないと思います。

たとえて言えば、統◎教会の教主?の葬儀に安◎首相さんが参列するようなものなのである。

いよいよこんがらかったか?これ以上はお察しください。(ご参考:【17日公開】安倍晋三氏と旧統一教会幹部が並ぶ写真 関係に迫る [旧統一教会問題]:朝日新聞)

 

さて、南米の檀家総代みたいなジルマおばちゃんは、ヴァチカンでリポーターに取り囲まれ。世界は総代ばあちゃんの発言に注目した。

最初のうちは、法王は差別と戦い平和に貢献した、みたいな、共産主義者がよく使うフレーズをまたしても、ぐらいだったのですが、何を思ったか、突如

「最も深遠な意味で宗教的な法王でした」

えつ?

*原文はこちら”Ele foi um papa religioso no sentido mais profundo “, declarou.

https://www.jornaldacidadeonline.com.br/noticias/69419/no-vaticano-dilma-consegue-passar-novo-vexame-veja-o-video

 

うああああー?

暴言とは言いません。

でも、たとえは悪いですが、プーチンが「キムジュンイルは、最も深遠な意味での凶悪犯罪者です」と言っているみたいになってしまい。

山◎組組長も真っ青の、プーチンみたいな極悪人の発言なら、至高のクズが究極のクズを称えているんだねーと、ふつーに納得と思いますが、何を狂ったかジウマ?

クズの共産主義者に信仰(宗教)の何がわかる!よりによって法王になんという言い草だ!とブラジルのメディアは、この発言に一斉に大バッシング!

とはなりませんでした。

ジルマの知能指数から考えて、特に深遠な意味を持たない、カエルがげこげこ鳴くのとおんなじです、ということで、一瞬スクープにはなったがそのまま立ち消えになったのでした。

ははは

ジルマさん(イメージ図)
 

 

◎ガソリンタンクに穴があいちゃった

ポルシェ356Aレプリカのお話です。

 

 

軽飛行機「コヨーテ」のタンクに穴が開いたときのお話はこちら→悪魔の液体ガソリン

20年近く乗ってきたポル公。10年前くらいか?なんかコクピットというか車内にガソリンのにおいが充満するようになってしまい。

気が付いたら、ガソリンタンクの底に微妙な亀裂が入ったらしく、トランクルーム内にガソリンがだだ洩れになっていました。

その時はタンクそのものを交換。それ自体はそんなに大手術ではなかったのですが。。。

一週間くらいしてから、ガソリンタンクは満タンなのにガス欠でエンジンストップという症状が頻発するようになり。

必死になって色々調べたら、問題はガソリンポンプとかエンジンの方ではなくて、タンク内からガソリンを吸い上げる管に不具合が生じていた。

ガソリンタンク。中央の丸いふたみたいなのに注目。

 

 

この蓋の中には管が通っています。
Boia Tanque Combustível Brasilia após 1978 Modelo Horasa com Pescador
 

 

要すれば、この管でガソリンを吸い上げているのですが、ガソリンが消費されるに従い空気圧によりタンクがぺっこんとへこんで管をふさいでしまっていたのでした。

管の方は、下の図のように先端を斜めに切り込んで、タンクがへっこんでも管の全体をふさがないようにし。

白い俵みたいのに針金がついているのは燃料計のブイです。
Boia Tanque Gasolina Brasilia 78/82 – Sist. Horasa 44l 2620 | Parcelamento sem juros
 

 

それよりさらに重要なのが、給油口にエア抜き穴をあけたこと。実は抜くのではなく、ガソリンが消費される分だけ空気が入っていくことで、ぺっこん、とつぶれることがなくなりました。

エア抜き穴(鋼管)。車体外にホースで導いて、においがこもらないようにしています。
 

 

エア抜き穴をあけるためには、いったんタンクを取り出して、タンク内のガソリン残渣(気化したのも含む)をすべて抜き取っておかないと、ドリルで火花が飛び散ったとたん、ドガガガーン!と爆発してしまうので、爆死しないために、数十分もかけて他の車の排気ガスを送り込み、十分蒸発というか燃焼させる必要があり。

オートバイのタンクに自動車の排気ガスを送り込んでいる例
www.youtube.com/watch?v=egS8DWHrAzs
 

 

ガソリンタンクをいじるというのははてしなくめんどいのである。

それでも、喉もとをすぎて忘れていたら、10年後またあの嫌な臭いで車内が充満するようになってしまい。

もう一日ブルーですよね、今度はどこから漏っているのだろう?

給油口のすぐ後ろに、1センチぐらいの細長い穴が開いていました。錆ですね

 

 

さいわい、今回はタンクの上部であり。走行中はたっぷんたっぷんと飛沫を食らうことはあっても、一日の大部分を過ごす駐車の状態ではガソリンとタンクの直接の接触はない部分なのであった。

これって、パテでふさげば何とかなるんじゃね?

変な溶接とかで爆死したくはないですよね。。。

いろいろあって、結局エポキシ樹脂(凝固剤と樹脂が別々になっていて、両者をぐにぐに混ぜ合わせることでパテになるやつ)でふさいで1週間、今のところガソリン漏れは消え去って、においもしなくなり、安堵しています。

10年とは言わず、2年これで持ってくれれば、と祈っています。。。

 

 

ではでは

 

Posted by 猫機長
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「614052」の呪い。恐るべしファイバー通信

3年くらい前いからか?インターネットはSIMカードを使うモバイル式のを契約しています。

SIMカードってなに?については、こちらのサイトで分かりやすく説明しているので引用します→SIM(シム)カードとはどんなもの?|格安スマホ初めての方へ|QTmobile(QTモバイル)公式サイト

SIMカード:https://iori-com.net/what-is-simcard/
 

 

重要部分を抜粋すると、SIMカードによって

「データ通信:携帯電話用の通信網(3G/4G/LTE)を利用してインターネットに接続するサービス。Webサイトを見たり、メールなどが可能になります。」

というもの。

ぼくの場合は、2つのSIMカードを契約しており。99XXX-1XX8の方が携帯電話、99◎◎◎‐2◎◎6の方がコンピュータでの接続に対応。2つのSIMは相互に連携し、合わせて毎月180GBまで使ってよい、という契約だった。

携帯の方は電話本体にSIMの一つを挿入。

PCでインタネにアクセスするために、もう一つのSIMカードを入れたモデムを手配し、受信機・送信機としていた。

ポケット携帯モデム。この中にSIMカードを仕込んでいます。
 

 

ところが、とある吉日、急にPCがインターネットにつながらなくなってしまい。

コンピュータ側の表示では、ちゃんと「Vivo-Internet9A2C」という回線につながっているよ!なのですが、全然接続できず。

そのうち「インターネット回線がありません」だの「DNSサーバーがなんとかかんとか」だの、いよいよダメになってしまいました。

 

 

契約先の電話回線業者であるVIVO社(ヴィーヴォ (ブラジルの企業) – Wikipedia)に何回も訪問しましたが。。。。

一回目では、こちらはモデムの交換を主張しましたが、先方は全然壊れていないの一点張りで平行線となり、門前払い。

コンピュータ側に問題があるかもしれないので、その後ウイルスなど含めコンピュータ本体を検査するために、電気屋さんめぐりなどの結果、コンピュータ側の故障ではないという結論に。

二回目の訪問。PCは壊れてなくても、旧式で通信速度に対応できない可能性があるとして買い替えを進められ。光ファイバー回線を契約に含め、かつ毎月の通話料を減額するよ!という一方で、新たに500MBpsの通信を処理できるPCを購入し、かつ、1週間後の土曜日の朝にVIVOの作業員がやってきてぼくのアパートでファイバー接続を行う、ということで一段落。

 

 

ところが、その日から、得体の知れない怪電話がかかってくるようになってしまいました。

見たこともない番号からかかりまくってくる幽霊電話。最初は気味がわるく、ほおっていたのですが、しかし、幽霊ではあるがとある法則性があることに気が付き。

その電話は、すべからく「614052」で始まっていたのでした。

またしても「614052」からかかってきたので、意を決して受けてみることに。

「お前は誰だ」

「電話接続工務員だ」

「VIVOの手のものか」

「そうだ」

「なんでVIVOを名乗らず、詐欺電話のような番号でかけてくるのだ」

「下請けなのでVIVOを名乗らせてくれないのだ」

「ViVOを名乗れないくせ者が何の用だ」

「VIVOから貴様のアパートにファイバーをつなげと言われたが、貴様がアパートにいないから困っているのだ」

「今日をいつだと思っている。月曜の真昼間にアパートでほげほげしているニートだと思っているのか」

「そんなことは知らん。無駄足を踏ませてどうする気だ」

「最初から土曜日に来いと言ってある。勝手に違う日に来るな」

「土曜だのはVIVOから聞いておらん」

「知ったことか。土曜日にきやがれ」

といって切りました。ちょっとかわいそうですが、こちらも勤務中にこんなふざけた電話を対応しているひまはないですよね。。。。

さて、翌日になると、今度は「VIVO CESAR」というのから電話がかかり。VIVOならへんな「かたり」ではないだろう、と受けてみると

「今日光ファイバーの設置に行くので準備してください」

「土曜という約束のはずだが、なにか起きたのか」

「あああそうでした、ごめんなさい」

と、こちらはまあ話が通じました。

一方「614052」からはこれまたつぎつぎと電話がかかりまくり。しかもいよいよ気味が悪いことに、一回一回違うやつだったりするのです。

 

 

しかし言うことは同じで

「VIVOから貴様のアパートにファイバーをつなげと言われたが、貴様がアパートにいないから困っているのだ」

そこから先はご存じの通りです。

それでも一週間は過ぎ去り、土曜日。

「614052」から電話。

「貴様のアパートに到着した。入らせろ」

「とっとと来い。早く接続を済ませろ」

と、いよいよ開始だぞ!

さて、工務員のお兄ちゃんは、たしかに頑張りました。

 

 

アパートの電話回線ボックスを調べ、回線ポイントの中からぼくのアパートのものを見つけ出し、ぼくのアパートの回線コンセントまで配線を確認し。

しかし、それ以前の問題として、VIVO社の配電施設からアパートへの送電網が満杯で、ぼくの部屋につなげる回線がなかったのでした。ははは

これが分かった段階で、ぼくは居合刀の手入れをしていたので、工務員のお兄ちゃんはこころなしか青ざめてすごすごと消え去り。

神器居合刀
 

 

さて、どっこらしょ、とぼくのほうはその足でVIVOの総本山(というかショッピングセンターにあるカスタマーアテンド用の店舗。上記2回行ったのと同じところ)へお礼参りに上がりました。

アテンドした店員に

「ようにいちゃん、アパートにVIVOのファイバー回線がつながっていねえとは、ちと冗談が過ぎねえかい。親分さんを呼んできな」

支配人みたいのが飛んできて

「鋭意調査したところ、内部手続き上手配中のものがあって、回線がつながっていないわけではないのだが満杯でありつながっていないため、迅速に対応し新たにつなぐよう手続きを開始した。ついては1週間待っていただきたい」

なんてお役所みたいな回答の後

「一方、今回の接続工事はいったんキャンセルすることが新規工事手続きに必要であり、もちろんこちらでキャンセルと新規手続きは行うが、貴方に万一意向確認がなされた場合はキャンセル同意をおねがいしたい」

これ以上こんがらかるのもいやなので、とりあえずこの日は引き下がりました。

さて、翌日からは「614052」の他に、今度はメッセージ攻撃がくわわり。

 

 

要すれば、オマエのアパートに接続に行ったが、できなかった。どうしてくれる!という強迫なので、言われた通り「キャンセル」するのですが、何度キャンセルしても不死鳥のようにメッセージがよみがえって送られてきてしまい。

一方、この時点でこちらとしても一つの解決は得ていた。

何のことはなく、(VIVo側が渋るのを押し切って)新しいモデムを購入していたのでした。

壊れたポケット携帯モデムからSIMカードを移植した、新しいモデム。
 

 

これでファイバーがなくても復活さ、「614052」やメッセージなんて知らんしらーん、と無視することに。だってまじめに回答してもらちが明かないんだもん。。。

その後1週間か?わけあってサンパウロ(居住地のブラジリアから1000キロ)に行き、帰路サンパウロの空港ラウンジでぐったりしていたところ、なんと「VIVO RODOLFO」から連絡があり。

サンパウロ・コンゴニャス空港のラウンジ
 

 

「回線の問題は解決した。今週接続に行くのでよろしく」とのことでした。

Rodolfoにいちゃんは、新しいPCを買う段階でも親切にいろいろ情報を教えてくれており。今度は本物だな!と待ち受けることにし。

それから脅迫メッセージは来なくなりましたが、今度はWhatsappで「とある吉日に訪問してやるから、ありがたく待っているように」みたいなAIメッセージが送られ。「訪問させてやるから、ありがたく来やがれ」と回答しました。

すると、本当に工務員がやってきて、今度はちゃんと接続したのでした。

ファイバー用モデムの取り付け
 

 

現在は光ファイバーによる物理的?回線と、WIFIモデムによるモバイル併用になり、かつ毎月の支払いは微減になりました。ブラジリアのアパートにいるときはファイバー、田舎の飛行クラブではWIFIと、使い分けています。

飛行機格納庫に「移住」したWifiモデム
 

 

なにより、神経衰弱になるような「614052」と脅迫メッセージの連打が来なくなって、ほっとしています。

 

 

*最後にワンポイント?解説。VIVO側は、モバイルWIFI(SIMカード)による無線通信網が飽和状態にあるのか、顧客を無理やりファイバー回線に誘導したいらしい。ところが、肝心の顧客アパートへの物理的ファイバー網がもっと飽和状態で満杯であったという、クズとしかいえないミスを犯し、あわてて補充した(1週間で補充したのはご立派)のはよいが、その間WIFIを死んだ状況にすることもできず、ずるがしこい客に新しいWIFIモデムを提供するしかなくなり。この結果、ぼくとしては、WIFIとファイバー両得で毎月の通信料金も低下させることに成功しました。ただ、WIFIは今後接続が困難になっていくものと思われます。。。

 

ではでは

Posted by 猫機長
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チーズはどこへも消えません➁

以前「チーズはどこへ消えた」という本について、「チーズ」の面から考察した記事を書きました。今回は「迷路」をお題に書いてみます。

その前に、この本のおさらい。前回記事でご存じの方は、「ここから新しい内容だよ!」の記載まで飛ばしてください。

Wikipediaでは

「『チーズはどこへ消えた?』(英語原題:Who Moved My Cheese?)は、アメリカ合衆国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソン(英語版)が著した童話、ビジネス書。1998年にアメリカで出版され、2019年時点で2800万部を超えるベストセラーとなっている。」

あれ童話だったっけ?こんな「童話」を読んだ子供はアダルトチルドレンになってしまうのでは?

かんじんのSinopseすなわち内容の概要がWikipediaには載っておらず。むりやり要約しちゃえ!ということで以下の通りとなりました。

(参考:【要約】『チーズはどこへ消えた?』のあらすじ【20代向けの名著】 | 小売オタク)

◎登場人物は、小人の「ヘム」と「ホー」、そしてネズミの「スニッフ」と「スカリー」です。

◎この2人と2匹が迷路にあるチーズを探していると「チーズステーションC」で大量のチーズを発見。幸せな日々を過ごしていた。

◎ところが、ある日チーズは消滅してしまった。

◎ネズミどもは本能のおもむくまま別の場所にチーズを探しに行き。しかし人間どもは泣き言や繰り言をのべるばかりで「ステーションC」から離れることができず。

◎ヘムが「何もしないでこのままステーションCにいるべき。チーズはいつかは戻ってくるはずだ!」とだだをこねる一方、ホーは「とっとと身を危険にさらして新たなチーズステーションを探検に行くべきだ!」と見境もなくわめき。

◎引きこもりのヘムを残し、ホーはサンゴヘビや猛獣、政治家やB29と出くわす危機を無視して、闇くもに迷路に飛び込んでいった。

◎ところが、起業家(経産省、経団連)の加護があったホーは、いくらブラックな探検を強いられても生き延び。「俺は不死身のホーだああああ!」と、ついに新しいチーズを見つけることができたのでした。

めでたしめでたし

元ネタはこちら。ゴールデンカムイ
https://www.suruga-ya.jp/product/detail/892141554
 

 

ではなく、これ以上なく「めでたくなしめでたくなし」という終わり方になってしまっています。

 

ここから新しい内容だよ!

さて、前回は「チーズ」という、目標そのものについて記載しました。

でも、目標到達のためには「経路」があるわけで。この本では「迷路」で象徴されています。

さてこの迷路ですが、会社、社会と、それらが構成する常識であったりということらしい。

「チーズはどこへ消えた」を批判する人たちの論点では、権力とか指導層が自分の都合のよいように迷路を作り。要所要所にチーズを置いて、労働者というか社畜というかを必死に走り回り競争するよう仕向け、指導者側の利益になるよう誘導している、というものです。

この見解については、ぼくとしては全く同意するのでした。ははは

一寸先は闇の恐怖に満ちた迷路。

「進むも死、止まるも死」ではないけれど、「スカリー(恐怖)」で反射的(本能的)に迷路を走り回り、あてもなくチーズを探すように調教された社畜たち。

一部はチーズにありつきますが、その他の大多数は途中で力尽き。電車に飛び込んだり、過労死したり、うつで病院行きなどになり、消えて行きます。

要すれば、チーズにたどり着いた者しか生き残っていない(たどり着けなかった者は消え去る)ので、あたかもみんながチーズにたどり着けるみたいな錯覚を生み。実はブラックな真相が隠されてしまうのです。

権力の使い捨てにされる消耗品から、どうやって脱出するのか?

「社畜同士で団結して、迷路自体をぶちこわせー!」

という意見が複数出ています。「ついでに、迷路を作った権力者とその取り巻きを、片端から捕まえて、機関銃でハチの巣にしてしまえー!」

怒涛の大革命だ!

収容所群島 ソルジェニーツイン
YMCA-Press – Cover of the first edition of the Gulag Archipelago, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=112605369による
 

 

たしかに気持ちはわかりますが、ぼくはこうした考え方には賛成しません。

こういうのは共産主義者の考え方だからです。

ここでいう共産主義者というのは、実は共産主義者のことではなく。

共産主義の教義というか論理というかの中から、都合のいい部分を抜き出して大衆を扇動し。大革命を起こしたうえで、革命前も真っ青な恐怖政治を打ち立てる独裁政府とその構成員のことを言います。

例えばスターリンとそのギャングですが、プロレタリア革命と言って市民、農民をだまし、挙句の果てにはご存じの通りロシア全体に「収容所群島」をぶったててツアー政治も真っ青の独裁政権を作ってしまいました。

念のため、プロレタリアというのはもともとは都市の無産階級のことであり、それをレーンだったかトロッキーだったか?が、「農村の人もプロレタリアということにしましょう」と、著しく革命分子の分母を大きくすることに成功するなど、この時点で実は共産主義の定義などどうでもよくなってしまっていた。その後のスターリニズムの台頭においては、推して知るべし。

*このへん詳しくは以下ご参照

https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/2920527/011_p020.pdf

レーニンの農業・農民理論をいかに評価するか

https://www.textiletoursofparis.com/blog/the-origins-of-haute-couture-from-opera-to-le-sentier
 

 

さて、こうした共産主義者たちが「資本主義の迷路」をぶち壊したとき、だれが生産体制を回復するのか。

「迷路」が機能していた時は、迷路なりに産業があり、食品、工業製品、要すれば生活必需品が営々と生産されていた。

迷路をぶち壊すということは、電力、水力と言ったエネルギーインフラを含め、物理的ににぶち壊さないとしても、その活動を麻痺させ、機能できなくしてしまうのである。

フランス革命の場合は、王族、貴族の首をちょん切り、その経済基盤をぶち壊し分割して革命分子に分け与えたが、ブルジョア革命であり、いわばブルジョアの首が入れかわっただけ、と言ったらフランス人に怒られそうですが、国家としての生産基盤は損なわれずに済んだ。

ロシア革命はじめ共産主義革命の場合、「敵性身分」が根こそぎぶち殺されてしまい、生産基盤の経営ができた人材がラーゲリでブタの糞にまみれて4んじまったため、要すれば生産再開ができなくなってしまった。

革命政府でもそれに気が付き。NEPとかなんとかがんばったり、ホロドモールでウクライナから身の毛のよだつ略奪をするとか「工夫」したけれど、ついには共産政権そのものが瓦解してしまいました。

唯一元気なのが中国ですが、これは「資本主義の迷路」をいよいよ魑魅魍魎の迷路に仕立て直す中国人の恐ろしい金儲けの才能によるものであり、ぶち壊すどころかいよいよ堅固にしてしまっているのである。

何を言いたいのかというと、「迷路」をぶち壊すのは、そのあとどうするのかという恐ろしい火種を同時に含むことから、得策ではありませんよ、ということです。

どうすればいいのか。

別にそんな難しいことではありません。

鳥になればいいのです。

というか、「鳥の目を持てばいいのです」

地上にはいつくばっているから、目の前の壁の後ろに、どんな恐ろしい怪物が潜んでいるかわからない迷路になってしまうのです。

地上から見た迷路https://mirai-chiiku-labo.com/programming-meiro/
 

 

上空から見た迷路 https://karaezadrenaline.com/le-parc-aventure/le-parc-en-images/
 

 

上空から見れば、どこが行き止まりで、どこにへんな怪獣がいるか。そして、どことどこにどれだけのチーズがあるか、というのが一目瞭然なのです。

自家用機で空を飛ぶようになって、地上から見た視点とは別の視点を知ることができました。

そういった非日常の時間を持つと、日常の場面でも客観的な判断ができるようになった、と思っています。

突然抽象的になるなごるあ!はいはい、具体的なお話に戻ります。

要するに、迷路の中、外かかわらず、地上という2次元の同じ土俵にいるより、3次元つまり上空から俯瞰するような視点が得られれば絶対的なアドバンテージですよーと言いたいのです。

ここでの同じ次元というのは、「労働しないと生活できない」という次元のことです。無産階級のままでいるから、生産手段を持った屑のブルジョアに社畜としてこき使われてしまうのです。

では、迷路のどこに富があり、この富をどう使いこなすかを俯瞰視点で把握するにはどうするのか?

というわけで、結論はやっぱり、楽しくてためになるHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」の「Aviation」をご覧いただければとなります。

 

 

3000字を超えました。

ではでは

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阿鼻叫喚:クズ野郎トランプの「関税劇場」

最近、ブロ友のみなさんの記事でも、市場急落だー!と悲しむ声が多くなっており。トランプの野郎が関税で世界中に迷惑をかけている影響がいよいよ現実化しているものと思われます。

仮想通貨チャンネルの重鎮にJoe Takayamaさんがおり。現在の状況をうまく説明しているので、画像引用します。(画像です。画像から下の文章は小生の文責です)。

リンクは以下の通り

その1

 

 

アメリカと中国が、なかよくチキンレースを展開し、バカな関税を互いにエスカレートする愚行に及んでいます。50か国以上が関税の見直し交渉を求めているが、アメリカ側は「交渉は時間がかかる」と、どうでもいいやの対応。世界的なリセッションの可能性が高まって、市場は大暴落に陥り。サーキットブレーカ発動の阿鼻叫喚に。ははは

 

その2

 

 

4月3日と4日の値動きは、第2次大戦以降で、1987年のブラックマンデー、2008年のリーマン、新型コロナに次いだ4番目の暴落だとしています。

 

さて。

アメリカが世界に何を宣言し、世界に何をやらせようとしているか。

「WEB 特集 “トランプ関税”狙いは?経済政策のキーパーソンに聞く(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250403/k10014767831000.html)」を参考に書いてみます。

こちらでは、オレン・キャスという野郎が日本のことを属国のごとくこき下ろしています。

この野郎は「ワシントンのシンクタンク「アメリカン・コンパス」のチーフエコノミストを務めているかたわら、バンス副大統領(40歳)やルビオ国務長官(53歳)ら、トランプ政権の若手閣僚と近い関係で、政策の進言を行うブレーン」で、要すればこいつの言うことはトランプの野郎の言うことと同じと思ってよい。ただ、日本と違って、トランプがこいつの書くことを読み上げるだけというのではなく、まずトランプに構想があって、これを技術的に現実化しているという本物のブレーンであるとの理解ですが。

この記事は、日本の記者がオレンの野郎に質問し、これに答え、最後は米国の考えを押し付けるという流れになっています。

*以下は、小生が面白おかしく脚色しています。上記リンクの元本もご確認くださいね

さて。

最初の内はまあまあ常識的である。

質問「トランプ氏がこだわる関税の意図とは」

回答「基本2つある。一つはビジネスのカードである。例としてコロンビアを恫喝したら不法移民の送還を受けいれるようになった。もう一つは経済政策の手段として、国内産業を保護、活性化する重要な政策である」

フルハウス https://nexus-poker.jp/rule/full-house/
 

 

この辺から怪しい物言いが始まり。

「日本人はアメリカの関税措置を理不尽に感じるだろうが、アメリカの視点から物事を考えると、アメリカにとっての利益は日本が望むものとは異なると認識しろ」

「今後、日本も、アメリカか中国かを選ぶ必要が出てくる。日本がアメリカを第一に考えるなら、より多くのリスクをいとわず、経済や安全保障の面で協力して、自国の利益のためにアメリカに不利益をもたらしてはならん。」

えっ?あれ?アメリカに不利益をもたらすなとか、いきなり恫喝か?

「重要なのは、アメリカ人を最優先にし、世界がアメリカをサポートするシステムを作ることである。日本が現状維持を望んでも、そのような選択肢は、すでにテーブルにはない」

日本(と世界)がアメリカの属国になって、アメリカの利益になるように行動しろというのか?

プーチンの場合は、いきなり軍隊でウクライナを蹂躙したので、ある意味わかりやすいのですが、トランプの場合は、アメリカの言いなりになれ!ならないオプションはないんだ!と、関税という手段をもって世界中にカツアゲしているということである。

アメリカは本気で同盟諸国を恐喝しようとしているのか?

そんなことはなく、トランプの野郎は、要すればポーカーではったりをかますのと同じ感覚で世界中に脅しをかけているのだと理解します。

ドル覇権という最強のストレートフラッシュにフルハウスのカードを持っているのでたちが悪いですが。

 

ストレートフラッシュ https://nexus-poker.jp/rule/royal-straight-flush/
 

 

中国やロシア、北朝鮮といった悪の枢軸には、はったりと恐喝しか対話のしようがないのはわかりますが。。。

同盟国相手にそれをやっていると、いつかはアメリカも破綻します。

関税というのは経済を減速、収縮させてしまうからである。

冷戦で自由主義陣営が共催主義陣営をミソクソに圧倒したのは、結局は経済力であり。その経済は、自由経済、関税撤廃、アメリカの貿易赤字上等だ!の世界経済加速・膨張政策によってのみ可能になったのである。

たしかに、この過程で日米安全保障条約により、日本の防衛のためにアメリカが軍隊を派遣するという、歴史的経緯を知らないいまどきのアメリカの若者たちから見れば、なんでアメリカがこんなに金(と命)をつぎ込まなきゃならないんだ!という現実が生まれていた。

日本だけではなく、NATOなんてまさにそれであり。

それでも、バイデン以前の常識的なアメリカであれば、NATOや日本への軍隊駐留や貿易赤字こそが、世界(経済)全体をアメリカ寄りに回すために必要なコストであったし、ますますそうなるぞ、という常識的な見解と政策を維持していたであろうと思います。

マーシャルプランによる西ドイツの復興 パブリックドメイン
 

 

ところが、ウクライナ東部や台湾、北海道はロシア(中国)にくれてやれ!それでアメリカの誰がこまる?とブチギレ、逆切れし。それがいやならおまえらもっと金出せ、というのがトランプ政権である。

たしかに、アメリカがすべての面倒を見る、という状況が固定化し、ウクライナ戦争でもエイブラムスだのなんだのとアメリカに頼り切りであることは否めず。

しかし、その状況を人質に取って、同盟国を恐喝するという、クズの中のクズになってしまったのが今日のアメリカである。

日本やNATO諸国も、アメリカが、実は常識なんて持っていないクズな国なのかも?そういう相手に、どう立ち回るか?という教訓を得たと思います。

対策とすれば、トランプに好きなことを言わせておいて、どうせ来るスタグフレーションをしのぎ、そのあとの量的緩和に期待しましょう、ということですかねー。

トランプがここまで関税にこだわる理由として、実は全然深く考えていなんじゃ?という意見もちらほらしだし。

関税の是非をいいだすと、結局は国民に転嫁されるとか、いやいや日本企業がアメリカに移転してきてかえってアメリカ人の雇用が増えるとか、いろいろ意見があり、どれが正しいかは「時の運」というかどうとでも転んでしまうのですが、トランプとそのギャングは、そんなことはどうでもいい、と考えているというのです。

関税が導入されると。。。

トランプ政権は、新たな関税政策によって今後10年間で6兆ドル(約900兆円)もの税収増が見込める(Noteから:https://note.com/investwriter/n/nf9780bdf523e)

とか、

「新たな関税によって2700億ドル(約42兆7000億円)の税収が得られると推定されており、これはアメリカの年間税収額の約5%に相当するとのこと(ウオールストリート・ジャーナル(https://gigazine.net/news/20250110-economists-hate-trumps-tariff-plan/)」

https://gigazine.net/news/20250110-economists-hate-trumps-tariff-plan/
 

 

ソースによりバラつきはあるが、なかなかの金額になるらしい。

要するに、単純にこの税収が欲しい。というだけなんじゃ?ということです。

トランプ政権の「公約」の一つに「ビットコイン戦略準備金」があります。

日本経済研究センター「https://www.jcer.or.jp/j-column/column-iwata/20250131.html」によれば、この戦略準備金構想では、もともとは「財務省が5年で100万ビットコインを購入し、準備金として連邦準備理事会(FRB)が保有することを義務付ける内容だ」となっていたが、「政府が新たにビットコインを購入する」というところで躓き。

「今持っているビットコインは備蓄に回しますが、新しく買うのは(いまのところは)やめます」とトーンダウンしたため、ビットコインの暴落を招きました。ははは

この100万ビットコインというのが、だいたい78,344,118,707.01 アメリカドル、つまり783億ドルに相当し(4月7日)。たしかに、ビットコインって何?という大部分の国民に、これだけのお金を使ってうさんくさい仮想通貨を買います、というのはなかなか言えなかったらしい。

ここまで書けば、もうお分かりと思います。要するに、関税で儲けた分から100万ビットコインを買ってしまえ、というのかもしれんぞ、ということです。

準備金などで新たな兌換を確保し、ドル覇権を堅固にしたい。そのためには、スタグフレーションだのなんだのなんてどうでもええわー!と判断させる「何か」があるのかもしれません。

いよいよ阿鼻叫喚の世界。あわてず、大底に向けてこつこつ買い増して行ければと思っています。

*投資は自己責任です。ははは

ではでは

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バッファローは大陸の動物だった

*この記事の「冬戦争」関連情報は、主に以下が出展となっています。

冬戦争における空中戦 – HiSoUR Art Culture Histoire

 

バッファロー戦闘機、といえば、マニアのみなさんは「かわいそうなやられ役」とすぐピンとくることでしょう。

引っ込み脚に密閉式風防と、設計当時は先進的だったのですが、実際の使用場面では隼や零戦に、なすすべもなくバタバタ落とされた、という事実があります。

同じビヤ樽体形のグラマンF4Fが善戦したのに比べいかにも情けないというかかわいそうなバッファロー。

バッファロー(左)とF4F(右)
F2A Buffalo, or F4F Wildcat? | Sticking with the Midway sche… | Flickr
 

 

当時の一線機だったP39、P40といった陸上機が、零戦との巴戦はやめて戦闘爆撃機(地上襲撃機)として前線に継続・活躍したのにくらべても、バッファローはいいところがなく。ひっこめー!と退場させられてしまった。

ところが、そんなバッファローが大活躍した戦場があるのです。

それが「冬戦争」そしてその後の「継続戦争」

バッファローの前に、これらの戦争の説明が必要と思います。

第2次大戦は、横暴なドイツがかわいそうなポーランドに怒涛の進撃を開始したのが始まりとされており。それは一面で正しいのですが、実は同じくしてロシアもポーランドに血も涙もない侵略を行いました。

ソ連は、連合国側のくせに「独ソ不可侵条約」を結び、ポーランドを分割。英仏がまごまごしている間に魔の手を近隣諸国に伸ばし。1939年11月にフィンランドに侵攻を開始しました。

これが「冬戦争」である。

どこかのウクライナ戦争みたいなソ連の行いに、西側諸国というか米英仏は驚き。ウクライナじゃなかったフィンランドに精一杯の武器供与を行いました。

あれフィンランドって枢軸国じゃなかったの?

ソ連が見境なく近隣国家を蹂躙するので、蹂躙されたフィンランドはソ連の味方であるはずの連合国から支援を受けたというわけである。

というか、フィンランドを「枢軸国」というのも実は疑わしくて、必死になってソ連と戦っているうちに枢軸国にされちゃった、というのが実態と思います。

Finland Winter War Map
 

 

さて、怒涛のソ連侵攻を食い止め、フィンランドはよく戦った。

戦いぶりが、やっぱりウクライナに似ており。航空戦においても、いろいろな国から急遽いろんな飛行機の供与(あるいは貸与?)を受けて、何とか乗り切った。

以下の数字はいずれも推定ですが、「冬戦争」の間に、ソ連側は700機近い損害を被り。ということはそれよりずっと多い飛行機を飛ばしていたのに対し、フィンランド側は215機が使用できました、なんて情報があり。4倍近い?という恐ろしい戦力差だった。

それでも、いろいろな飛行機をかき集めて215機で戦い、見事ソ連空軍を撃退したのである。

フィンランド機の内訳は

ブリストルブルドッグIV(15機)、

フォッカーD.XXI(41機)

ブラックバーンリポン(15機)

ブリストルブレニム爆撃機(18機)

フィアットG.50戦闘機(10機)

グロスターグラディエーター(30機)

モラーヌソルニエMS406戦闘機(30機)

ブリュースター・バッファロー(44機)

ホーカーハリケーン(12機)

枢軸側のイタリア機が入っているのがお笑い。

笑い事ではないのが、「冬戦争」がこじれた結果の「継続戦争」で、ドイツからメッサーシュミットBf109 の供与を受けています。なお、冬戦争は独ソ戦前なのでフィンランド単独、「継続戦争」は独ソ戦たけなわの時期に勃発した戦争です。

どこで読んだかは忘れたのですが、フィンランド人の偽らざる実感として、「継続戦争において、確かにドイツから武器の供与も受けはしたが、実態は、ドイツと同じ戦線において、ドイツと同じ敵と戦っていたというだけであり、決してドイツのフィロゾフィーなどに無条件に賛同していたわけではない」ということだそうです。

「継続戦争」後半にもなるとソ連が猛然と戦力を盛り返して敵も味方もみなぶち殺す「絶滅戦争」のキバをむき出しにし。フィンランドもたまらず涙の講和でなんとか全土を占領されることを逃れました。

この際のソ連の講和条件の一つが「フィンランド戦線で戦っているドイツ軍をフィンランド軍が攻撃し、これを追い出すこと」というこれまた血も涙もない要求であり。でも、その辺はドイツもフィンランドも大人の対応で、いちおうソ連に向けてドンパチはみせながらも、なるべく無傷でドイツ軍が母国に戻れるように立ち回ったらしい。

さて、共産主義者による占領を逃れるうえで決定的な活躍をした飛行機の中にバッファローがあった。「冬戦争」の間はバッファローがんばり。「継続戦争」からは、Bf109と共闘した。

 

F2A-1 Buffalo Model B-239 | Finnish Air Force
 

 

冬戦争、継続戦争時のバッファローとBf109
Finnish Brewster Buffalo and ME 109G – WWII Fighter Planes
 

 

あれ、カギ十字じゃん?

これも、フィンランド人いわく、もともとは「幸運の青い十字(ハカリスティ(Hakaristi)」ということでフィンランドに根差したシンボルであり(発祥はスェーデンだそうです)。これをドイツ人が借用して、独自のフィロゾフィーで使ったのだ、ということだそうです。

さて、バッファローです。

上記の通り、「冬戦争」で絶望的ともいえる戦力差を盛り返した。

フィンランド空軍は、雑多な戦闘機の寄せ集めでしたが、その中でもバッファローは「真珠」と称賛される活躍だったそうである。

その理由について列挙します。最後のはちょっと拍子抜けかもしれんが。

◎気候上の問題

太平洋戦線は、ヨーロッパ人から見れば灼熱地獄であり。「夏はきんちょーだねー」のものすごい酷暑、さらにものすごい湿気が立ち込め、西洋人の作った機械は故障が頻発したらしい。バッファローやスピットファイアなど、オーバーヒート多発でそもそもの基本性能が発揮できなかった。これがフィンランドに行けば、なんか寒いね、くらいでかえってエンジンに優しい気候という感じだったらしい。

◎陸上機としての運用と、魔改造

酷暑の太平洋で日本機動部隊と対決するのが主任務の艦上戦闘機のくせに、暑さでくたばったヘタレなバッファロー。これがヨーロッパ大陸での陸上戦闘機としての活動になると、着艦フックだの救命いかだだのは下ろしてかなり身軽になれた(真正の陸上戦闘機と比べてもほとんどハンデを解消できた)。また、輸入の途上でいったんスゥエーデンへはこばれ、SAAB社の工場で照準機とかの独自の艤装がなされた。どこまで魔改造になっていたか?は不明ですが、性能向上には役立っていたとおもいます。

ちなみに、皆さんご存じNOKIA社がバッファローの魔改造に手を出していたというか、資金援助していたらしく。フィンランドのバッファローは「NOKIA」とスポンサーの広告をしっかりペイントしていたのでした。

「使えないビア樽」戦闘機が「空の真珠」に!? 評価一変 フィンランドでF2A「バッファロー」はなぜ活躍できたのか – (2) | 乗りものニュース
 

 

◎相手に恵まれた

こうして無敵の陸上戦闘機に生まれ変わったバッファローは、ソ連のミグやラボ―チキン新鋭戦闘機をさんざんに打ち破った、というわけではなく。

Bf109とも互角に戦った新鋭ヤク9戦闘機
YAKOVLEV Yak‐9D FIGHTER
 

 

実は戦果の大多数が爆撃機とか一世代前のI15, I16だった。

「冬戦争」当時のソ連側の飛行機は

戦闘機

I-15複葉戦闘機(チャイカ-「カモメ」)

I-16単葉戦闘機

爆撃機

DB-3双発長距離爆撃機

SB-2双発高速爆撃機

TB- 3 4発重爆撃機

というわけで「ワンショットライター」とはいかずともそれに近い旧式爆撃機や、格下のチャイカとかばかりだったので、要すればふつーに勝てる相手に勝った、というだけだったのだった。ははは

I15 チャイカ POLIKARPOV I-153″CHAIKA”FIGHTER
 

 

ただしその勝ち方は尋常ではなく。キルレシオでは1対21、すなわちバッファローが一機やられるごとにソ連機は21機撃墜という恐ろしいスコアを達成しています。

「NOKIA」なんてふざけた広告をはっつけた飛行機に、バタバタ落とされるソ連機。

痛快ですねえ。はははははは

*ロシア人のみなさんごめんなさい。プーチンがぶち56されたら、もっとロシアにも好意的な記事が書けるようになると思います。

いずれにしろ、フィンランド人にとってバッファローは救世主であり。空戦でやられて、ソ連占領地の奥深くに落っこちちゃった!のを、フィンランド軍が決死の回収作戦で取り返したりなどしたらしい。

「継続戦争」になって、本当に新鋭のソ連戦闘機が飛んでくるようになると、バッファローもBf109に応援してもらうようになりました。

バッファローとBf109が仲良くロシアをやっつける、というのはなかなか美しい構図ですねえ。ウクライナでも。。。なんて脱線しそうになってきたので、終わりにします。


 

 

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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ビットコインでインカムが可能になった

なにをいまさら?というセミプロ投資家にいちゃんやおねえさんは、ぼくのブログでは少数派だと思いますが、そういう玄人には、ここでのインカムはステーキングじゃないよ配当(Synthetic Dividend)だよ、とお断りしておいて、つらつらと書いてみます。

ビットコインは、キャピタルゲインが本分で、やれ半減期だとみんなはっちゃきになりながら「いつか来る暴騰」を心待ちにしている、というのがだいたいのイメージと理解します。

ビットコインの価格の推移 http://bitcoin.zorinaq.com/price/
 

 

2011年では、1BTCあたり0.30ドルだったらしい。2025年2月で、おおざっぱだけど100,000.00ドルであるから、333,333倍という狂気のキャピタルゲインをもたらしたことになります。

2011年から2025年まで14年も辛抱している必要はなくて、うまく「クリプトの冬」で買って次の「夏」で売り抜け、うはうは億り人だ!という人も複数いるのでした。

ビットコインの女王による実例(動画は不動産がお題だけど)。

 

 

でも、キャピタルゲイン投資の常で、いくら含み益が順調に出ていても、利確しない限り「絵にかいた餅」であり。突然ブラックスワンだ!と大暴落になり、身代をつぶす例も枚挙にいとまがなく。

レパレッジは絶対やめましょう
 

 

といって、インカムで十分な毎月の不労所得を得るためには、それ相当の元本が必要であり。

利回り年率4%の配当を出す株なりがあったとして、年間400万円の不労所得をたたき出すためには1億円の元本が必要である。

富裕層のいわゆる一つのベンチマークが1億円、というのもこういうところからきているのですねー

 

どうやって1億貯めるのか?

どうしてもキャピタルに頼らざるを得ない、という事情も特に日本在住の人に関しては理解できます。

ニワトリと卵
 

 

キャピタルゲイン投資大嫌い人間のぼくも、「ビットコインETF」というキャピタルそのもの、キャピタルにしかならない銘柄を持っているのでした。

その名もHASH11。

2021年の4月だったかのIPO直後に買い始め。暴落時に買い増したりして、平均価格ざっくり40レアル。2025年1月で市場価格90レアルなので、どんぶりだけど4年で倍ちょっとになりました。

これをインカムで達成しようとすると、年利22%(月利1.83%)が必要となり(算出根拠はこちら→複利計算(元利合計) – 高精度計算サイト)。

ここまでの配当を毎月出すとか、債権金利で稼ぐのはちょっと難しいですねーというわけで、確かにキャピタル狙いもおろそかにはできないのでした。

でも、くどいけれど、利確して現金にしない限りこの儲けは現実化しないのですよね。。。。

毎月現金が振り込まれるリートとか、金利分の増加が確実に表示される債権とか、やっぱり本当の経済的自由はインカムじゃなきゃ。。。。というのはご理解いただけたと思います。

黙示録の四騎士 パブリックドメイン
 

 

「キャピタル狙いでストレージ(カストディ・保管)するだけでなく、ストレージに付随した定期的(毎月と言いたい)なインカムゲインが得られないものか」という投資家の願いは、仮想通貨交換所とかでも目ざとく察知しており。

ここに「ステーキング」というモダリティが生まれました。

仮想通貨の世界なので、どうしてもITの話が混じってしまいますが、ものすごくはしょって言えばスマートコントラクト技術を応用して資産を「ロック」し、その期間に応じて報酬が支払われる、というものである。

でも、投資家目線では、そんなことより、交換所なりに預けた仮想通貨を一定期間動かさないでカストディ(つまりロック)しておくことにより、定期的に金利みたいなのがもらえる、というのが重要であり。

要すれば、銀行にお金を預けて金利をもらったり、株を買って配当をもらうのと同じ効果が得られるということである。

うまくいけば仮想通貨の値上がり・暴騰でキャピタルがもらえるし、そうでなくてもかなりいい利率のインカムがもらえる、という夢のモダリティが誕生した、みたいになった。

みたいに、というのは、しょせんは仮想通貨の世界における取引や承認に係るプレミアムであり、ハッキングだのなんだのといつどうなるかわからん、というリスクを逃れられないためです。

Pixabay無料画像
 

 

交換所がらみではなく、まっとうな、と言って悪ければ、伝統的金融界において数十年の信用を持っている世界的大手金融機関を通じた、現行法定通貨による仮想通貨関連のインカムゲイン獲得を可能とする銘柄はないものか。

なんか訳が分からん、という人はスルーしていいです。言わんとするのは「安心できる大手銀行でフツーに取引できるやつはないのか」ということです。

そんな都合のいいのあるわけないじゃん。いやいやあったんですよ。

あったというか、去年(2024年)の10月だったかにアメリカで「配当型ビットコインETF」が生まれて、可能になりました。

その名もBTCI。

去年12月に、ブラジルでもBTCIに連動したCOIN11という配当型ビットコインETFが生まれ、ぼくはこちらを購入しているので、以下COIN11についての説明です。

COIN11が配当を生み出すからくりは以下の通り。

COIN11の管理企業(以下COIN11と省略)はぼく(以下投資家)から資金投下を受ける。

COIN11は、この金でビットコイン購入(かあるいはBTCIを買っているのかな?)ともかくここで「原資産」を手に入れておく。

COIN11は、原資産を裏付けに、金融市場において市場参加者(以下取引相手)に「将来のとある日にこの原資産を買う権利」を売りつける。

例えばこんな感じ

◎将来のとある日:今日から1か月後

◎原資産:ビットコイン

◎原資産の価格:100円(COIN11と取引相手で設定した契約金額。市場価格とは別物)

◎権利の付与に伴う料金:10円

取引相手がこの「権利」を買えばひとまず取引成立。料金(以下プレミアム)10円が、この時点でCOIN11に転がり込むのであった。

チューリップバブル(「愚か者の車」) パブリックドメイン
 

 

さて、「将来のとある日」が到来したとき。

(1)原資産の市場価格が200円になっていた→取引相手は大喜びで権利を行使し、契約金額の100円すなわち市場価格より大幅安でビットコインを入手できるのだった。

(2)原資産の市場価格が50円になっていた→取引相手は権利を放棄。だって倍値で買うなんて大損ですからねー

 

以下、超重要

①そもそもCOIN11は原資産(ビットコイン)を100円以下で仕入れていた。つまり、(1)のケースになり、市場価格200円で、取引相手に100円で売らざるを得なかっとしても、COIN11自身の購入額に対しては、少なくとも赤字は生じていないのだった。

➁(2)のケースでは、取引相手が権利放棄したので、COIN11は原資産(ビットコイン)を手放さずにすみ。

いずれの場合も、COIN11はプレミアムを取得していたのだった。

このプレミアムの一部分を、毎月配当として配る、というのがCOIN11のインカムゲイン、配当のからくりである。

その名も「合成配当(Synthetic Dividend)」。ははは

 

玄人のみなさんは、ピンときたとおもいます。

要すれば、カバードコールによるコール売りに基づくプレミアム狙いの商品だということである。

PIXABAY無料
 

 

果たして、うまくいくのか?

そもそも、上記①のように、市場値が契約金額より上になってもしのげるように、ともかく安く原資産を調達しなければならないことと、市場値が爆発的に高くなったら、プレミアムもへったくれもなく「目前の大魚を安値でさらわれる」ことになりますからねー

上記②の場合はプレミアムは影響は受けないが、これも下落がきついとそもそも原資産が溶けていくことになりプレミアム以前に危うい。

一番いいのは、上記①に近く、市場値と契約値がほとんど同じで契約相手が権利放棄せず行使してくれれば、COIN11はインカムとキャピタルを同時に得られて一安心、ということらしい。一方うまくいかないと、資産を取り崩して配当ではなく償還(俗にいうタコ足)になってしまう可能性もなきにあらず?という危険性も秘めています。

COIN11購入の時、銀行側のエージェントは「長期的に見ればこういったカバードコールの銘柄はビットコイン現物の上昇についていけないぞ」と言うので

◎インフレを上回る元本の成長と、購入時元本比月利1.85%のインカムを長期にわたり恒常的に維持できるか

これができれば大喜びで買うよ、といったら「ううーむ、まだ生まれたばかりのモダリティなのでわからん」とのことでした。

BTCIはアメリカで生まれてまだ3か月ちょっと、ブラジルのCOIN11はまだ1か月ていどですから、いずれも未知そのものですが、さて、一年後に大ブレイクしてみんな買いまくっている、となるかどうか?

3000字越えで終了。

生まれたて
 

 

ぼくはオプション取引はやりませんが、COIN11みたいに投資家に代わって管理者がやってくれるなら歓迎です。ははは

ではでは

Posted by 猫機長