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店と客は対等:4にたくない人へ送ります。

店と客は対等、というのは「ラーメンの鬼」佐野実さんの言葉だそうです。

炎のラーメン職人・佐野実さん https://www.favy.jp/topics/29045

 

 

お金が存在する世界で、お金をめぐる「お店」と「お客」が生まれた瞬間から、両者の恐ろしいせめぎあいが生まれ。

改革開放前の中国では、お店の方が好き勝手に売ることができ。お客さんのほうで「おねげえしますだ!売ってくだせえ!」と必死に取りすがるのを「メイヨウ(没有=無いよ)」とにべもなく断ったりしていたらしい。その店員の後ろの棚には、買おうとしていた物品がちゃんとあったにもかかわらず。

これが先進国だと良くも悪くも競争原理が働き。「お客様は神様です」とか「モンスタークレーマー」とかの恐ろしい言葉が生まれてしまい。

なぜ、このような両極端になってしまうのか?

これは、売る側、そして買う側ともに原因があるのだと思います。

まず、売る側。

「売っている商品(サービス)について、お店自身が十分な知識もないままに、単にお金を得る手段としてのみ商品とお客をとらえている」のが一番根本的な原因と理解します。

「ブラジリアパン食紀行」で書きましたが、ダメなお店の一例について抜粋すると

「看板の名前が違うだけでどの店にいっても代わり映えがしない種類の、くたびれてまずそうな品々。決定的なのは店員さんの態度です。寂れていくお店では、店員さん自身が疲れており、いかにもコスト削減、なるべくいい加減に作って稼ぎを大きくしようとしている」

「店員の給料を犠牲にして1セント安くしたパンだ、四の五の言わずにとっとと買って帰れ」と、まるで憂さを晴らすようにお客さんに当たりちらす店になってしまいます。

次は、買う側つまりお客さん。

「買っている商品(サービス)について、お客自身が十分な知識もないままに、単にお金を費やす対象としてのみ商品とお店をとらえている」のが一番根本的な原因と理解します。

パンの場合でも、クッペ · ブール · フィセル · エピ · 田舎パンなどなどの、パンの知識なんて全くなくて、その辺のスーパーに売っているかび臭い食パンを、ここで買ったら5セントやすいぞ!と、みみっちい値引きでしか価値を計ることができない。

フランス大使館員とかが大喜びで通う、本物のパン屋さんはこんな感じ

https://www.facebook.com/LaBoutiquePadariaFrancesa/

 

 

これじゃあいくらいいパンを作っても売れなくなっちゃうわけで。佐野実さんがお客さんをどやしつけてしまう理由もこの点にあるのだと思います。

いきおい、あやしい健康器具とかを大金をはたいて大喜びで買ったり、ほとんどタダ同然のジャンクフードで、やれケチャップが足りないなどと店員に突っかかったりとかになってしまう。

でも、このくらいだったらまだましで、いかにもソフトな対応のお店で、お客さんも大満足!なのに、実はお客にジャンクをつかませて大喜び!という悪徳店舗もあり。

名前は伏せてもわかっちゃうと思いますが、某ファストフードで、「お手軽に、明るく。すべてがうまくいってます」という楽しいお店の雰囲気に浸って、でも肝心のハンバーガーは、はたして?みたいなケースもあります。

ここまでくると、キャバクラだので、とにかくお客をちやほやして、ポケットからお金をふんだくろう、というのとあまり変わらなかったりします。

 

 

でも、夜の女性の、心にもないお世辞を聞きたくて、そうゆう場所でお金を散財しまくるお客がいるから、そうゆう商売も成り立ってしまっているようです。。。。

さて、お客に怒鳴り散らす頑固なラーメン屋がいたとします。

パフォーマンスでやっているお店は、さびれます。だってラーメンまずいんだもん。

これが、おおおこれはすごい!親父は怖いけど、つい。。。というラーメン屋に、ついつい通ってしまう素敵女子の場合、ある日大将から怒鳴られるかわりに「つぎは香水なしで来な」なんておだやかに言われたりして。香水なしで行ったら、それまで気が付かなかった香りを持つラーメンだったことに気が付き。そのうち、大将と仲良く談笑する日々になっていたりします。

 

 

この時、本物のラーメンを知るお客(素敵女子)と店(大将)の対等な関係が生まれます。この客はラーメンのことがわかっている!と大将のほうで安心して、和やかになることができるのでした。

店と客が対等でなければ、人が死ぬ業界があります。

それが「航空機の整備」

ぼくは民間の日曜レジャーパイロットなので、空軍とかエアラインの整備の世界はわからないのですが、ぼくが乗っているような小さなEXPERIMENTAL単発ピストン軽飛行機では、小さな個人経営の整備工場に、オーナーパイロット自身が飛行機を持って行って整備してもらう、というのが普通であり。

練習生時代の鬼教官の親友に、佐野実みたいな「エンジン職人のおっちゃん」がおり。

おっちゃんに遭遇したのは、免許を取り、自分の飛行機を買って間もないころでした。

ぼくが鬼教官の生徒であることを知っているおっちゃんは、一見さんのぼくに対してもフレンドリーに接してくれました。この当時は全くエンジンの知識はなくて(今もそうですけど。ははは)、スロットル操作一つにしても、鬼教官の言うとおりの操作を、実はなぜそうするのかわからぬままにやっていた。そんな段階で、「鬼教官の言うとおりの操作ができるような」エンジンに仕上げてくれたのがおっちゃんでした。

おっちゃん

 

 

そのうち多少なりともエンジンの特性にパイロットとして適応できるようになってくると、たとえば「3600回転から4000回転までの間は、機体の特性でエンジンが震えるから、なるべくその範囲は使わない」などできるようになり。また「高回転のなめらかな状態でも、エンジンの振動が伝わりすぎて操縦かんとペダルがびりびり震えちゃう」のを感知できる感性が備わり、そうゆう話をおっちゃんにすると、おっちゃんはエンジンベッドのゴムを適度な硬さのものに取り換え、みごと振動しない感じにエンジンを調整し。そのかわり始動時にがぶりやくなったから、しっかりスロットル全閉の状態で駐機保管し、始動にも気を付けるように、など僕に対して注文も付けてくるようになりました。

つまり、ぼくの習熟度に合わせて、おっちゃんが「整備員とパイロット」の対等さを維持してくれたので、独りよがりな整備あるいは独りよがりな操縦にならずに、今日まで無事その辺を飛んでいることができているのだと思います。ううむ説明になったかな。。。。

空軍などでは、パイロットと整備員の、階級・職種を越えた対等さというか仲間意識を、緊急脱出のケースなどで垣間見ることができます。

自衛隊パイロットだったか?飛行中に機体のエンジン点検扉がぱかっと開いて、エンジンの推力がどんどん落ちてしまい。

脱出だ!でもあいにく市街地の真上で、ここで飛行機を捨てたら、機体が家だの学校だのの上におちてしまうぞ!となんとか滑空しながら洋上に出た。

しかし、その間に著しく高度を失ってしまっており。もはやパラシュートを開く高度がないため、そのまま海岸線だったか?に強引に不時着を敢行。

飛行機はさほど損傷はなく。でも衝撃でパイロットは死んじまいました。

その後、現場で機体の状況確認がなされ。脱出のための安全装置は外され、運悪く市街地上空でなければゆうゆう(でもないけど)脱出してパイロットは助かっていたであろうことが判明。

つまり、「安全装置は外すことができ、脱出はいつでもできた。パイロットは整備不良で脱出できなかったのではなく、自らの意志で脱出しなかったのだ」というメッセージを整備員に残していったという事ですね。すこしでも整備員の心痛を和らげようとして。

*類似の例は複数あり、やはり高度が足りないけれど、あえて脱出して「ちゃんと作動したよ!」としたケースもあります。この場合もパイロット二名は死亡しましたが。

お店の人もお客さんも、同じ人権を持った人間ですよ、と自然に尊重しあえる、そんな日が来たらいいですね。

ちいさな飛行機に乗っています

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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緊急投稿!安倍元首相銃撃にみる日本社会の病巣

今回はちょっとシリアスですが、お付き合いいただければ大変幸いです。

とても平和な日本なのに、元首相が手製の散弾銃で殺害、という、アメリカもびっくりな事態になってしまいました。

この事態が、日本にもたらす恐るべき教訓として、どのようなものがあるのでしょうか。

結論から言えば「日本は、国民の生活が保障され、人権が尊重された福祉社会がある国家だという考えは、実は幻想だったのかもしれない」ということです。

人権が保証されず、社会の歪みにねじりつぶされそうになった弱者の叫びが、今回の犯罪となって噴出したのかもしれません。

といって、今回の犯人は、虐待されているのでは?と懸念されているベトナムの技能実習生ではなく、帰化した韓国人でもなく。元自衛隊員という、国家の安全を守る、模範的な、思想健全・身体強健であるべき日本人でした。

自衛隊員だったのは10年以上も前だよ?という意見には同意しかねます。

剣道を始めたとき「稽古はしていなくても、剣道の精神はずっと持ち続けなさい」といわれ、持ち続けるよう努力しています。日々の生活で「剣の理念を修練し、心身を錬磨し、礼節を尊び、信義に重んじ、そして自他の繁栄につながる」ことを、もちろん未熟ながらも、意識するよう努力しています。

災害派遣で身を挺して働く自衛隊員も、自衛隊の人助けの精神は、除隊して何年たっても忘れるという性質のものではないと言いたいのです。

災害派遣で活躍する自衛隊の仕事とその作業服に注目してみよう!

 

 

どのような組織でも、犯罪者が生まれるのは避けられない。

「税金ドロボー」と自衛隊をそしっていた昭和の昔でも、一方で国民は、町のこまった「非行少年」たちをまっとうな男に立ちなおらせる、叩き直す、育てあげる頼もしい組織としてひそかに敬意を払っていたと思いますし、だからこそ、現職の幹部がインクカートリッジを銀蠅した、というはくらいともかく(これも懲戒で済むか?ですが)、元隊員が、平和な日本で銃器をぶっぱなし首相をぶち殺す、という事にショックを禁じえません。

ちなみに、ぼくも元自衛隊員の人を知っています。決して聖人ではなく、殴り合いのけんかもする人ですが、「人殺しはしない」というふつうの常識を誰よりも持っていると理解します。

「人殺しの訓練をする組織」において「殺すという事が日常化する危機」に、二等陸士から陸士長までの3年間真摯に向き合ってきたからだと思います。

つまり、模範的な日本人でも元首相を殺すという事です。

なにが言いたいのかというと、日本は決してアメリカやブラジルに比べて高等な国ではないという事です(下等ともいっていません)。

銃社会のアメリカでは、大統領暗殺なんて一種(と予防線を張ったうえで)日常茶飯事です。

リンカーン暗殺

 

 

でも、銃のない平和な日本では、元首相の安倍さんだけだよ?とはいかず。

歴代64名のうちの6名が暗殺されています。多くは戦前ですが、戦前も戦後も鉄の治安が保たれていた日本で、こんなに多く死んでいたの?と皆さんも驚いていると思います。

ブラジルなんて、発砲沙汰の犯罪がたえないんだってねー。はいその通りです。

でも、日本でも起きていることが明示されました。

実は氷山の一角で、チャカを使ったやくざ同士の消しあいはもっと多数起きており、ブラジルのファベーラ(無法地帯)とそう変わらないのではと考えます。

ここで強調したいのですが、この原稿は、決して日本を貶めるために書いているのではありません。

日本は、本当に「何も問題はありません。すべてはうまくいっています」という国なのでしょうか、という事を問いかけたいのです。

経済恐慌、凶悪犯罪蔓延の国のボルソナロ大統領が生き延びて安倍さんに弔辞を贈るという信じられない事態が現実になっていた。

ボルソナロも、残る任期でどうなるかわかりませんが。

 

 

山上容疑者の供述ですが「母親を苦しめている宗教団体のボスを標的にしたかったが、いなかったので安倍さんに変更した」という、何じゃそりゃ?という動機での犯行になっています。

うがった考えをすれば「意味不明の動機を持った自衛隊上がりの狂人の、偶発的犯罪」という事で片付けたい、という誰かの悪だくみが透けて見えそうです。SPの人たちが、いかにも「汗をかいて努力しましたが、間に合わなかった」みたいな、これも見方によっては国家権力のだれかに「防ぐふりをして殺害をほう助しろ」とでも言われていたのではないのか?

と果てしない疑惑が浮かぶのですが、状況・物的証拠がそろわない以上、たんなる『とんでも論』の域を出ないので、ここではそちらの説はとりません。

となると、山上容疑者が、本当に宗教団体を恨み、精神錯乱してしまった、という事になります。

決して楽ではない、前期・後期教育課程を得て、3年間防人として勤務し、一人前の男として鍛え上げられたはずなのに、その強靭な精神を病んで、凶行に走らせた日本の社会とは、それこそどこまで病んでいるのでしょうか。

人権が保証され、人道的な生活ができる、本当の先進国だったら、「母が宗教団体に搾取される」という事態が起こりうるでしょうか。

8050問題、電車に飛び込んでしまう人、会社にいけず公園で一日を過ごす人など、実は身の毛もよだつ社会問題が満載の、絶望的なプレッシャーにさいなまれ。山上容疑者も、こうしたプレッシャーで壊れてしまった被害者なのだと思います。

自殺防止のための青色灯

「青い光の奇跡」青色照明で駅や踏切での飛び込み自殺激減

 

 

死者に鞭を撃つことはしませんが、日本の政治家の皆さんに、日本が本当の民主国家に生まれ変わるにはまだまだ遠いこと。そして、生まれ変わるための鍵の半分を握っているのはほかならぬ政治家であることを自覚いただく、重要な事件だったと理解します。

そして、生まれ変わるための鍵のもう半分を握っている日本国民のみなさん。今日の日本の社会のすがたは、どこまで持続できるのでしょうか。日本は世界と違うから安全なんだ、という神話が崩れ、日本もアメリカと同じく、国民が国のリーダーを射殺する国なんだ、という目覚めから、日本人も外国人も同じ人間、世界のみんなと仲良く、つまり外国からの労働者の受け入れなど、もっと実現可能な課題として考える時期に入っているのかもしれません。

ぼくはブラジルという国に住んでいます。人種のるつぼ、混血のるつぼですが、それだけに日本人のことも理解してくれるし、ブラジルではロシア人もウクライナ人も韓国人も日本人も、みんな仲良しです。同じ国の人なのに、貧困女子だとか、ニートだとか、生活保護だとかで蔑視するようなことはあまりありません(このブログを読んでいる人たちのことではなくて、心無く社会的に弱い立場の人々を中傷する人たちがいるという意味です)。

もちろんブラジルでも生活苦で自殺する人はたくさんいます。でも、豊かなはずの日本で、なぜ自殺するの?というのがブラジル人の正直な感想です。

問いかけだけではなく、実は、解決策もあるのです。

「仕事をしないと生きていけない社会だから、仕事のためというエクスキューズさえあれば、何をしても許される」という常識がくつがえる必要があるのです。

 

 

覆す方法は2つあって

1-日本のリーダーである政治家が、本来の姿と模範を見せること。長くなるので、こちらの記事に書いています。→平時なのに戦時医療の切り捨て政策を強行する政府

2-政治家がどうだろうが、国だの政府だのに頼らず、自分自身で自分の安全を確保する(社会的弱者から脱出する)→こちらの方が自力本願の真の解決ですね。その方法はこちら→アーリーリタイア・経済的自由

結局、我々は、資本主義という、金がすべての世の中に生きていますが、幸い、金さえあれば、韓国人だろうが日本人だろうが人種で差別されることなく生きていける世の中になっています。「お金なんて」と逃げずに「お金を確保して愛のある生活を守り抜こう」と、前向きに考えていただければと、願っています。

ではでは。

Posted by 猫機長
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富の寓意画:最後に愛は勝つ

シモン・ヴ―エ「富のアレゴリー」

この絵は、人間にとって財産、お金がどこまで重要なのか、そういったとても大切な問いかけを、アレゴリーすなわち寓意でミステリアスに伝えています。

というわけで、この絵に込められている愛のメッセージを紐解いてみましょう。

まず、画面の中央にすわるご婦人。なんとなくオーギュスト・アングル的な構図ですね。

ご婦人は下から高価そうなネックレスを掲げる天使に目をむけています。一方で、天に向けて指を指し示すもう一人の天使を脇に抱えています。

ご婦人は、月桂樹の冠をかぶっており。つまり、ご婦人自身が美の象徴でもあるとのことです。感性、道徳といったもののお手本となるような「仁と愛とに富む婦人」です。

そのご婦人に宝石を差し出している天使。子供のくせに悪いやつで、宝石だの貴金属だので、ご婦人を堕落させようとしています。

でも、ご婦人は、冷徹、冷ややかそのもののまなざしで誘惑を拒否しています。「道徳」にとって、「世俗的な富」なんて大した価値はもちませんよ、と示唆。

一方、道徳を象徴するご婦人が大事に抱えているもう一人の天使。こちらは、天、すなわち神の世界を指さしています。地上に散らばる宝石に比べて、目には見えない神への信仰(現代日本的に言えば、親切、公正、寛容、慈愛、分別、節制、純潔、勤勉といった価値観)こそが大切なんだ!と示唆しています。

そして、ご婦人は天を仰いている天使を選んだのでした。

へえーやっぱりお金なんて、愛の前では無力なんですねー

偉大な愛の力が現実生活でどうなるか。

一例行ってみます。

無料で読める「駒が舞う」https://www.sukima.me/book/title/BT0000377890/

から抜粋。

将棋日本一を目指す少年2人の地方レベル決勝戦

右のメガネの少年は、この一戦に勝てば「会社の将棋部の管理」だったか、就職して家族を極貧から救うことができる状況。

その家族は、極貧のため妹のチヨちゃんが思わずパンを盗んじゃいます

 

 

チヨちゃんが妹と知らない対戦相手の少年(こちらが漫画の主人公)は行きががり上チヨちゃんをつかまえてしまい。

 

 

チヨちゃんのなりいきを心配して眺める主人公。その家が決勝相手のメガネくんの家だったことに気が付き。

 

 

メガネ君はがめついパン屋のおっさんを撃退

 

 

妹チヨちゃんをしばくメガネ君

 

 

でも心優しいお兄さんだったのでした

 

 

見てはいけないものを見てしまった主人公

 

 

というわけで、現実世界では、いくら愛があってもお金がなければ万引き、DVという犯罪の世界に落ちてしまうのでした。

犯罪の世界に落ち込まないためには、どんなブラック企業でも我慢してお金を稼がざるを得なくなり。はっきり言って愛もへったくれもない、ハラスメントの世界に巻き込まれ。「愛こそすべて。お金なんて」と言っている人に限って、知らないうちに、血も涙もない金の奴隷と化してしまっていないでしょうか。

では、どうやって金の奴隷、社畜でこき使われる地獄を抜け出すのか?

それこそがシモン・ヴ―エ「富のアレゴリー」の、まさに寓意によって明確に指示されているのです。

もう一度、この絵の判読をしてみましょう。

「真相はこうだ」

シモン・ヴ―エ「富のアレゴリー」

 

 

まず、画面の中央にすわるご婦人。

月桂樹の冠をかぶった美の象徴でもあり、感性、道徳といったもののお手本となるような「仁と愛とに富む婦人」です。ここまでは別に変更なし。

問題は、ここから先である。

そのご婦人に宝石を差し出している天使。子供のくせに悪いやつで、宝石だの貴金属だので、ご婦人をお大尽の放蕩生活に堕落させようとしています。素直に、現実世界で重要な意味を持つ資産のもろもろの象徴をわかりやすい形でご婦人に提示してくれています。

そのご婦人は、冷徹、冷ややかそのもののまなざしで誘惑を跳ね返しています。道徳にとって、世俗的な富なんて大した価値はもちませんよ、と示唆。仏様のような半眼の慈愛に満ちたまなざしで、これらの宝物をみつめています。現実世界の経済的な裏付けが、いかに美徳・道徳の成立に重要な基礎となっているかを見事に示唆。

一方、道徳を象徴するご婦人が大事に抱えているもう一人の天使。こちらは、天、すなわち神の世界を指さしています。地上に散らばる宝石に比べて、目には見えない神への信仰(現代日本的に言えば、親切、公正、寛容、慈愛、分別、節制、純潔、勤勉といった価値観)こそが大切なんだ!と示唆しています。一見非の打ちどころのない価値観を振りかざされて「国、会社、上司に滅私奉公しろ!犠牲になれ」とだまされ、息も絶え絶えになりなからも、白目をむいて天(お上)を崇拝している社畜じゃなかった天使。そんな偽善の被害者、カモネギになんてなるな!と見事に示唆しています。

このあと、ご婦人は社畜天使をえいやー!と放り投げ、財宝を高配当株やインデックスETF、リートなどに変えてしっかり不労所得を稼ぎ、ゆとりある生活を盤石にしたのでした。

なああんて!

シモン・ヴーエが生きていたら、絶対お礼参りにくるだろう。

でも、死人に口なし。くやしかったら、化けてでてみろー!

ただ、ヴーエの援護をするとすれば、この絵のおばさん(ご婦人)は実はおばさんでなく、翼の生えた天使であるということです。

つまり、おばさん自身が天使として、上記での親切、公正、寛容、慈愛、分別、節制、純潔、勤勉といった価値観をすでに持っている。

だから、ありあまる富を持っても、それをみんながほわほわ幸せになるように生かしていく。

そのためにも、富は重要なんですよ、というのが、この絵の最大の教訓かなと思います。

ちなみに、よく「想像力がありすぎる」とか怒られます。

想像力ではなくて、これまで生きてきていろいろあり。ときどき不思議な白い光が見えるのです。今回は、天を指さしている天使の目つきから、インサイトが来てしまいました。

白目をむいています

 

 

この天使は、ペコちゃん焼きになってしまっているのである。

ペコちゃん焼き?

飯田橋神楽坂に、不二家さんというお店があり。たい焼きみたいな、なんていったら怒られるかもしれせんが、そんなかんじの「ペコちゃん焼き」を売っています。

包装では、とてもかわゆいペコちゃんが。

日本でここだけだそうです。

 

 

ところが、ペコちゃん焼き本体は

白目をむいて泡を吹いてるぞ!うああああー

 

 

たい焼きみたいに、頭からかじると、ゾンビに脳みそを食いちぎられて泣きわめく少女になるのでした。ぎゃああー

スプラッター菓子。

*とてもおいしくて、大好きなお菓子です。念のため

「富のアレゴリー」の天使も、はっきりって目つき悪いですよね。こうゆう目つきをしていて、天の啓示を受け取れるのだろうか?それこそ「天の啓示という名の偽善にだまされるな!」というシモン・ヴ―エさんのメッセージが、この「スプラッター天使」に込められていたのでは、なんて、かえってそういう啓示をうけました。

もちろん面白おかしく、ウケ狙いですが、個人的に思うのは、この絵は単にステレオタイプの「愛がすべて」という絵じゃないぞ!おばさん、そして天使たちの表情に、なにか一段奥深いメッセージがある、と感じ、今回の記事とさせていただきました。

愛は勝つ

ではでは。。。

 

 

Posted by 猫機長
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ポルシェくんのステアリングギアボックス交換

クルマ好きの中で、60年代や70年代のヒストリックカーで集まり、当時さながらのレースを楽しむマニアがいますが、最近では、そのオンボード画像をようつべで視聴できるというすごい世の中になってます。

以下は、Spaというからにはベルギーかな?(温泉のことじゃないよ)での、ルマン耐久出走車を集めた親善レース?の動画です。

この当時のクルマの特徴として「全然まっすぐに走ってくれない」「カーブでめちゃくちゃ安定性がなくなる」ので、動画でのレーサーのハンドルさばきを見ていると、カーブのみならずストレートでもステアリングを修正しまくっています。まあ現代のF1でも似たようなものらしいが。

これは時速200キロの世界ですが、ポルシェくんのステアリングが、街乗りの時速40キロでもこんなうふうになっちゃった、ので修理することに。

修理工場で、ポルシェ君をジャッキアップ。

あんのじょうステアリングギアボックスが摩耗して、ハンドルの遊びが大きくなりすぎていたのでした。

ポルシェくんのフロントサスペンション機構。赤丸がステアリングボックスです。

ステアリングボックスの拡大図はこんな感じ

左の透視図は出展:http://jornalailha.com.br/2017/10/02/folga-na-direcao-do-fusca-e-normal.html

右はポルシェくんからはずしたやつです。

①がステアリングシャフト(ハンドルとつながっている)。その先端には③ウオームギアで④ボックス内の定置ギアをまわし、連動して回転する②ピットマンアーム軸を通じて車軸側のステアリングアーム機構を操作しています。

ポルシェくんの場合は、上記③が摩耗して④との隙間ができてしまい。その摩耗も一律ではなくイレギュラーなので、まっすぐ走るにもめちゃくちゃハンドルを右左、だけでなく、カーブの途中で突然車の向きが変わっちゃうなんてやばいことになっていたので、この修理で大幅改善できました。

修理自体は、③のウオームギアを交換するだけで済むはずだったのですが、ブラジリアではポルシェくんみたいな「怪車」のギアボックスを分解できるウデのいいメカニックは存在せず。新品のギアボックスをサンパウロから取り寄せてボックスごと交換しました。

新旧ギアボックス

以下、交換風景。

新品のギアボックスをフロントサスの定位置に設置したところ。

下から。ピットマンアーム軸が見えます。

こちらはまだ交換前。ピットマンアームの固定状況が見えます。

ギアボックス自体は隠れて見えませんが、前輪の機構はこんな感じです。

装着後を上から見たらこんな感じ(交換してから1か月後に思い出して写真に撮ったので、早くも汚れが出ています)

さてステアリングギアを取り換えたはいいが、こんどはキャンバーとトーインを修正しなきゃ。。。

自動車の車輪には、まっすぐ走れるよう、

トーやキャンバーという角度がついています。

というわけで、別の工場へ。

ジャッキアップして、車軸にセンサー装置取り付け

探知機とモニター

画像の赤い半円が緑になるまで調整。かなり規定値をずれていたらしい

調整は車の下から行います。ジャッキアップしたのはそのためです。

ほんとうに完璧にするには、ステアリングダンパーの交換や、いろいろなパッキンなど、ステアリングを超えたフロントサス全般の更新が必要ですが、今回の修理で安全に走れるようになったのでとりあえず良しとします。

ちなみに、ポルシェくんは356レプリカで、今回のステアリングボックスもVWビートルのものを流用しているなど、メンテは比較的簡単のはずなのですが、それでも、「怪車」にランクされているらしく、なかなか精通したメカニックを見つけるのに苦労しました。

ポルシェくんやビートルは、基礎設計が1930年代から50年代というのもあり。まっすぐ走ってくれない、ブレーキが効かない、ヘッドライトが弱すぎて夜は前が見えない、などあるのですが、運転そのものがとても楽しい、ふしぎな車です。

古い方のステアリングボックスは、あとで分解して遊びました

最後に、ブラジリア名物 IPE Branco(日本名パオロペあるいはノウゼンカズラ)の花が咲く季節に撮った写真を掲載します。こちらは「旧車の集い」の記事にも載せてますので、お立ち寄りいただけたら幸いです。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ウクライナ侵略で暴かれた独裁政権の闇

ウクライナ戦争が勃発してから18日目の、3月14日にこの記事を書いています。

当初、ロシアはあっという間にウクライナを蹂躙し、衛星国家を樹立。いつぞやのポーランドみたいに、国民の抵抗むなしく、ますます踏みにじられる東欧、という図式がまたしても定着してしまうのか?と危惧しました。

ところが、ふたを開けてみると。。。。

3月14日時点で、ウクライナは北部、東部、南部の国境地域を占領されていますが、全体ではソ連軍じゃなかったロシア軍の侵入を防いでいる!

すごいぞウクライナ!

ぼくも、思わず安堵している一人です。なぜなら、今日ウクライナで起きていることは、日本含めロシアの周辺諸国でいつでも起きうることだからです。

https://www.asahi.com/articles/ASQ3D7WRFQ3DUHBI03R.html

 

 

なぜ、ロシアはウクライナに侵攻したのでしょうか。

〇ウクライナ政府が、第2次大戦時以来の親ナチ政権だから、ロシアがウクライナ人民を開放するために正義の戦いを始めた

〇プーチンがスターリンを超える独裁者としてロシアを恐怖政治に陥れ、たんなる事自己顕示欲で趣味的に始めた

といった両極端の間に、様々な理由が議論されています。

ぼくの個人的な考えですが、実は「地政学的とか経済的な理由などではなく、ロシアの残念な存在の在り方によって、知らないうちに始まってしまった」のだと思います。

世界屈指の優秀な戦車を筆頭に、19万の大軍でウクライナに攻め入ったロシアですが、17日たっても内陸地帯に攻め込んでいくことができていません。

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.bbc.com%2Fjapanese%2F60613307&psig=AOvVaw1XCo_hXpdwYIbc3d1njdM6&ust=1646860693478000&source=images&cd=vfe&ved=0CAsQjRxqFwoTCLip0qu4t_YCFQAAAAAdAAAAABAD

 

 

写真は、キエフ近郊で立往生していたロシア軍の車列です。

まるで平時みたいに、フツーの一般道路で丸見えになっています。

燃料などの補給がうまくいっていないらしい。燃料がなければかぶと虫だって走ってくれませんからねー

世界の名車かぶと虫

 

 

この辺から、ロシアの残念な在り方、が浮き彫りになってきます。

欠乏は、兵隊たちの食料にも及び。どんなものを食わされているかというと、賞味期限を1年以上過ぎた配食、だそうで、これじゃあおなかを壊して、敵の弾を食らう前に病院行きになってしまい。戦車を捨てて逃走する兵隊が多数いるらしい。

賞味期限が切れたロシアのレーション

https://livedoor.blogimg.jp/zzcj/imgs/c/d/cd9707bb.jpg

 

なんとかキエフ近郊までたどり着き、食い物だー!とスーパーなどを襲撃しているうち、今度は通信網が機能しなくなってしまい。

「そうだ、その辺の電話を使おう」と、「現地の電話回線を使用した(https://www.youtube.com/watch?v=pmP89Gn5lNc)」ため、当たり前ながら通話内容はウクライナ軍にだだもれになってしまい。

敵の電話回線で自軍への命令を出しまくっていたロシア軍の将軍は、その所在が逆探知されて、あえなくウクライナ軍に56されてしまったのでした。ははは

とんまなロシアの将軍。ご冥福をお祈りします。https://www.youtube.com/watch?v=pmP89Gn5lNc

*この将軍すなわちゲラシモフ参謀長は、実はロシア軍内の内ゲバで、身内に「消された」という情報もでてきましたので、追記しときます。

 

 

ロシアのとんまさは、それにとどまらず。

戦闘機にしても、戦車にしても、世界最先端のものを持っているのですが、ドイツ戦勝記念のパレードではかっこよく行進できても、実際の戦場ではからきしダメという事が明らかになってしまいました。

例えば、最新ミサイルを装備した軍用トラック

 

 

ウクライナの泥濘に踏み入れたとたん、たちまちタイヤがパンク、立往生に。

あれ、軍用車両って、悪路でも自在に行動できるよう、大きな車輪を何個も、というんじゃなかったんだっけ?

ウクライナの春の泥濘ではキャタピラでも走破できない、というのもあるのだそうですが、しかし、泥濘に至る以前にぽんぽことタイヤが破裂してしまい。

よくしらべたら、ミシュランのタイヤを付けるべきところ、「黄海轮胎」などという中国製のまがい物だったので、ちょっとした悪路でも破裂してしまったようです。

これじゃあ荷台に乗っているランチャーがいかに最先端でも意味がないですよね。。。。

立往生した戦車には、徒歩のウクライナ兵がのこのこ近づいてきて、アメリカだのEUだのからもらった携帯式ロケット弾をぶっぱなすので、ロシア兵は、戦車に残ってひき肉スープにされてたまるか!と車両を捨てて逃げるしかなくなり。

パンツアーファウスト(携帯ロケットランチャー)http://eaglet.skr.jp/MILITARY/PzFst3.htm

 

 

携帯式ミサイル:https://fpsjp.net/archives/8759

自由に走行できている戦車も相当餌食になったらしい

 

 

そんな感じで撃破された戦車の残骸を、トラクターで引っ張っていって、屑鉄屋に売って大儲けするという猛者もすでにいるそうです。

ここまで書けば、なぜこんな戦争が起きてしまったのかが浮き彫りになると理解します。

ロシアでは、プーチンとその取り巻きにいかに取り入るかが重要となっており。疎まれるとシベリア送りなので、否応なく、切実にゴマをすりまくることになります。

ウクライナでは市民が逃げまどっている3月5日、CAさんたちとの宴会を開いて喜んでいるプーチン。いったい何考えているんだこいつ?

https://www.sankei.com/article/20220306-6UGAOL3WX5NMRLWZXVBOZHJVZE/

 

 

がんらい韓国程度のGNPしかないロシアが、アメリカもびっくりの軍備を揃える経済的余裕なんて、実はなかったりします。

プーチン「皇帝」閲兵のパレードで行進する戦車や兵隊の軍服、備品は新品を揃えても、お金はそこで尽きてしまい。でも、ウクライナに軍隊送る余裕なんてありません、などとプーチンに本当のことを言ったが最後、その場でシベリア送りです。

「兵士ら約1万2000人、 車両約190両が行進」対ドイツ戦勝76周年パレード

https://trafficnews.jp/post/106920

 

 

そこで、軍首脳は、最新のミサイルや自走砲は揃えるけれど、自走砲のタイヤは中国製の安物にするとかでお茶を濁すしかなくなってしまったのでした。兵隊の食料も「その辺の草でも食わせておけ!」となり、通信設備とか、プーチンが目にしない、パレードで見せるものでもないや、というのは、しゃあない糸電話だ!というレベルになってしまったらしい。

シベリア行きを恐れた政府高官たちが、見せかけだけ世界最強の軍隊を作っていたら、ウクライナなんて瞬殺だ、とプーチンに思われてしまい。あれよあれよと戦争にもつれ込んでしまった結果、実は西側の援助で強化されたウクライナにけちょんけちょんにやられてしまった、という事なのだと思います。

独裁国家では、誰もがわが身を滅ぼさないようにすることだけで精いっぱいで、本来の意味での軍備、国防指針などはどうでもよくなってしまっていたのでした。

一方、ウクライナのほうでは、町の本屋さんだの魚屋さんだのが、これでローンも払い終わって、やっと明日からの儲けは自分のぽっけに入るぞ!という矢先に、得体のしれないミサイルが飛んできてお店もろとも爆破、という危険にさらされてしまい。

ボコすぞ!と怒り爆発!ゼレンスキーのおっちゃんから配られた機関銃で、ロシア軍へ突っかかってゆくことになりました。

ロシアでは、まだ年端もゆかない少年が無理やり徴兵され。「演習だよ」そして「ナチスからウクライナのかわいそうな人たちを開放するんだ」と騙されまくり。しかし、ウクライナに入ったとたん、激高した住民たちから、帰れ!の大合唱を食らい。

いつまでも食料はこない。通信も取れなくなり、結局わけがわからないままに、虚構にまみれた軍隊を脱走するしかなくなった、というケースが後を絶たないようです。

https://sirabee.com/2022/03/05/20162811195/

写真の若者(ロシア兵)は、軍から使い物にならない古い地図を渡されて、迷子になってしまったところ、ウクライナの人たちに保護され。温かいお茶と食べ物をもらい、お母さんに「生きてるよ」と携帯で連絡しているところだそうです。若者が涙ながらにお母さんとコンタクトをするのを見て、ウクライナの人たちもやはり涙してしまったらしい。

 

 

「正論」を振りかざして、人々を抑圧する国家が、いかに恐ろしい破壊をもたらすかが、今回の戦争で明らかになりました。

日本は、世界は、「ロシア化」していないでしょうか。「シベリア行き」のような恐ろしい懲罰をひっさげて強大な権力があなたを襲ったとき、「お前の正論なんてうそっぱちだ!」「お前なんかには絶対負けないぞ!」と、ウクライナの人たちのように立ち上がれるでしょうか。

暴力で暴力は解決できないけれど、暴力を仕掛けてきた侵略者が、その暴力をあきらめるまでは屈しない、という事はとても重要なことだともいます。

がんばれウクライナ!戦争反対を叫んでいる、一部の勇気あるロシアの人たちとともに、一日も早く侵略をはねのけて、和平が実現することを望んでいます。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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メタバース:飲食などの生理活動はどうなる?

*今回のお題になるメタバースの基礎知識は「2022年:メタバースの世紀の開幕」に書いてますので、ぜひ見に行ってね!

(1)メタバースでの飲食

VRゴーグルを使った仮想世界では、あまりのリアルさに「VR酔い」が発生してしまい。脳と体が同期できなくなってしまう、というのが原因だそうですが、要するに乗り物酔いに似た状況になり。例えば、メタバース空間であなたというかあなたのアバターが崖からパラグライダーでふわりと飛び降りたとして、ゴーグルから受け取る視覚情報は、崖からその下の地面へむけてびゅーんと移動していくのに、あなた自身の生物学的な体は椅子に座って上昇も下降もしないので、三半規管は下降しているのか?静止しているのか?狂乱していまい、あげく吐き気だのやばい症状が発生してしまうらしい。

超高層ビルからせり出した板きれの上を、平均台みたいに歩く実験。

]

実は部屋の中に置いた板切れの上を歩いているだけでした

*ようつべを「VR Fails」で検索してみましょう。爆笑間違いなしだ!

しかし、これは、メタバース空間という仮想の空間ながら、アバターを通じた参加者の生物的な生理活動(体内活動?)を変化させることが可能という事を示しています。

三半規管 出展:https://keiyu.or.jp/ent/top/sickness/dizzy/

くどいけど、物理的な体はただ座っているだけなのに、脳ではVRゴーグルから送られてくる映像が現実だと錯覚してしまうという事である。

上記は、メタバース空間内における体の運用(運動)についてですが、空間内から自分の体に何かを取り込むような場合、平たく言えば、飲食はどうなる?についても、いろいろ研究がなされおり。VRShakerなどといって、メタバース空間内でカクテルドリンクを飲んでみましょう、みたいな試みもあるようです(詳しくはこちら、外部リンクです:https://cedec.cesa.or.jp/2021/session/detail/s60645c7724553)

さて、VRゴーグルというか、こうした装置が今後いよいよ精巧になり、アバターもへったくれもないふだんの自分自身が、ぽん!とメタバース内に生まれるようになったらどうなるか。

メタバースの世界。アニメちっくなお人形さんの一人一人が、実はこの仮想都市にVRゴーグルなどを通じて参加中の実在の人々のアバター(アイコン)です。

出展:https://www.jiji.com/jc/article?k=000000021.000080034&g=prt

「バーチャル都電」というメタバースがあったとします。そこで都電に乗り。向原駅前だったっけ?で降りて、駅前かどっこの町中華「千葉屋さん」に侵入。

と、ここまでは何の変哲もない「都市連動型メタバース」ですが、ここで、大将に「塩ラーメンちょうだい」と頼み。

本当に塩ラーメンが出てきたぞ!さあ、ここです。

メタバース内で、ラーメンを食べるという生理体験があり得るのか?

もちろん、現実世界での生物学的な体は、椅子に座ってゴーグルをかけているだけですが、はたからみていると、さもどんぶりを抱えるようにして、「おいしいね!」なんて喜んでいたりして?

そして、その本人は「熱さにやけどしそうになりながら、ラーメンを食べている実感つまり、のどごしだの、胃の中に入っていく満足感だのを感じるというようになるのだろうか?

ここまでメタバースがリアルになれば、次の展開が予想されます

1-あくまでメタバース内での体験になる。つまり、ゴーグルを取った段階で、あれ、千葉屋もラーメンも仮想の夢だった。全然食べてないや、腹減った、ということになるのか?

*この場合、ダイエットとかの一つの代替策になったりして?ははは

一目で画像とわかってしまうラーメン画像。

でも、VRゴーグルで、3次元にせり出すリアルそのものラーメンが、湯気をたてていたら?錯覚か、本物かわからなくなった時、どうなるのか?

2-MR(複合現実)ゴーグル、みたいな新技術ゴーグルで、飲み食いの部分では、ラーメンのどんぶりなど現実の物質が写るようになる。

この場合、メタバース内の千葉屋でラーメンを注文したら、瞬時にブロックチェーン技術で現実世界の千葉屋(あるいはアウトソーシングしたラーメン屋)に注文が入り、現実の大将が、はいよと作った本物のラーメンがドローンかなんかで届けられ。お家に届いた、という時点でゴーグルの一角に玄関の画像がポップアップし、戸を開けて受け取り、その瞬間に玄関とかの画像は消え去って手にしたどんぶりだけが残る。あとは、バーチャル千葉屋の机、実は自宅の机に置いた本物のラーメンを、仮想現実内でも本物の現実内でも、おいしいね!なんて食べることになったりして?

*ちなみに、バーチャルでない本物の現実世界では、日本でもブラジルでも「ラーメンの出前」はすでに存在していますが、そんなの違和感が、という人は「ラーメン」を「お寿司」に変えていただければ理解が簡単になるかもしれません。

さて、上記の2-が現実化したら、千葉屋のラーメンだろうが、スターバックスのコーヒーだろうが、飲み食いという現実世界での生物学的な行為がメタバースと完全リンクされることになり。1-の場合でも、あえて、わざとVRゴーグルで人間の五感を100%「酔わせる」ことができれば、「全日本剣道大会」とか、各選手が、実は素手で自宅にいるが、「バーチャル武道館」とかで、もちろん防具に竹刀で試合だ!防具外れに一発くらい、ギエエエー痛たたたた!なんてことが実現するかもしれん。こうしたイベントがどんどんバーチャル化してゆき、いつの日か、「えええー巨人阪神戦を見るのに、わざわざスタジアムに行っていた時代があるの?」なんて日が来るかも?

*ぼくが運営側だったら、スタジアムの現実世界での試合はそのまま残しておいて、メタバース参加もできるようにうまく観客席の画像処理?とかができたら、2重に儲けてうれしいですけどね。

あえて脱線。

とある絵を見ていたら、ふと、静謐そのものの景色に迷い込んだようになってしまい、明るいはずなのに押しつぶされるような空に圧倒されて、わあああー逃げられない、と恐怖にかられた次の一瞬、おっとこの景色は油絵で、ぼくはこの絵を1メートル前からみていただけだった、と気づいた、そんなことがありました。

その絵こそデ・キリコの「ある秋の午後のエニグマ」。

アナログ時代のメタバースか?すごいぞキリコ!

ジョルジョ・デ・キリコ「ある秋の午後の謎」1910年

*アングルの古典主義絵画でも同様の経験あり。でもスぺ―スがないので割愛。

(2)メタバースがもたらす医療革命

いまのところ、メタバースへの参入は

1-パソコン画面やスマホ画面を通じて参加(セカンドライフとか、いわゆる1.0世代)

から

2-VRゴーグルで参加(メタバース2.0。もちろんパソコン画面とかからも参加可能)

への移行を果たし、いつかは

3-何らかの形で脳へ直接アクセスする

これは「攻殻機動隊」の世界ですが、「感覚代行技術」などと言って、1980年代からすでに研究されているらしい(ポール・バキリータ博士の例)。

アニメ版「攻殻機動隊」。首に埋め込まれたプラグを通じて脳に直接アクセス。

出展:https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CP/CP00000424

この3-は、病気に苦しむ人たちに、革命を起こすかもしれません。

2-の段階で、すでに車いすの人でも、メタバースの中ではガンガン駆けっこができるようになっている。

つまり、3-まで行けば、寝たきりの人でも縦横無尽に飛び跳ねることができるようになる(メタバースの中ですが、アバターの超精密化により、現実世界の自分と全く変わらなくなる。少なくとも脳内では)。

そして、この「感覚代行」が極限まで進めば、脳の(視神経かな?)とメタバースが連動して、メタバース内では視力を回復させることができるようになる、という事である。

そして、「都市連動型メタバース」であれば、いつでも渋谷なりシドニーなりを、「回復した視覚で散歩ができるようになる」。

上記は、基本、ぼくの空想です。

でも、空想にとどまらず、すべて現実化できる技術になっているのではないかな?ぜひお医者さんとかに、こうしたメタバース技術の応用、開発をお願いしたいところですね。

メタバース不動産で大儲け、もいいけれど、視力を失ってしまった人たち、寝たきりで動けない人たちが、生きている限りは健常者と同じ生活ができるようになることを願っています。それが「脳内世界」であったとしても。

ではでは。

Posted by 猫機長
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富裕層の家は床が広い:オカルトか事実か?

目指せ資産1億!みたいなお題のブログなどでときたま出てくるのが「金持ちの家は部屋が広々としている」「閑散として圧倒する空間におしつぶされそうだ」というコメント。これはどこまで本当なのでしょうか。

真相は、ずばり!

「本当ですが、意味をとりちがえないように気をつけましょう」です。

貧乏な人の部屋を見ると、大体が「足の踏み場もなくモノが散乱している」。

残念なことに、ユニクロで買った格安のヒートテックとか、ガチャでもらった景品とか、へんな健康器具とか、実は一年を通じてほとんど使わないようなものが散乱し、なにがどこにあるかわからない。で、寒い冬には魔法瓶が欲しいけどどこにあるかわからないや、とこれまた激安品を買ってきて、2週間ぐらいで壊れちゃった!使わなくなり少年ジャンプの山の陰に忘れ去られることに。で暖かくなった春に、くしゃみだ!マスク!とすさまじい物品の山をかき分けると、マスクではなく、昔探そうとした魔法瓶が発掘され。でもこれまた壊れていたので、冷たい麦茶のためにまた激安品を。。。と際限なくガラクタがたまってゆきます。

つまり、貧乏な人が貧乏を抜け出せないのは、部屋が大きい小さいではなく、自分の部屋の管理ができないだけなのです。ははは。。。。

部屋以前の問題で、自分自身の過去・現在・未来について考え(尋牛)、流れる時間の中で何をするか、という意志がはっきりしていれば、そのために必要な整頓された部屋におのずとなっていきます。たとえば、「今年は剣道大会で上位入賞だぞ(成功法則)」という人の部屋は、握力強化の「にぎにぎグリップ」や前腕強化のためのダンベル、「剣道・攻めの定石」といった書籍、もちろん素振りのための竹刀と、片手突きの練習のために壁の某所に張り付けた「突き垂想定の印(ガムテープ)」で、あとはスペース確保のために何にもないや、みたいになるしそうなる必要があるのです(もちろん、ドーンなんて踏み込んだりせず、すり足で。声は出さずにサイレントに練習しましょう)。

コントロールの訓練です。とん、と軽く当ててさっと引きましょう

無目的に、その日その日を世間に流されているから、がらくたのたまるゴミ屋敷になってしまうのです。

ばくせんと、お金持ちになりたいなー、ではなく、お金持ちはどんな部屋を必要とするのか、ということを志向してみましょう。

つまり、「だだっ広い部屋に住めば金持ちになれる」というオカルト的な発想ではなく、「金持ちはおのずからスペースに余裕のある部屋を構築する」。したがって、余裕のある部屋ってなんだろう、というアプローチが重要です。意味を取り違えるな、というのはそういうことです。

ちなみに、本当に広い屋敷のこれまた広々とした部屋に住んでいる、という金持ちはいわゆる田舎のジェントリー(郷紳)で、日本みたいに狭苦しい国の都市富裕層は住んでいるマンションの部屋も小さい。でも、「小さいなりに広々、すっきりしている」のです。このへんがポイントで「僕は部屋が小さいからごちゃごちゃするのは避けられないよ」という言い訳は通用しません。整頓しましょう。ははは。。。。

昨日買ってきたマヨネーズどこだっけ?

あストーブの上だった、なんてははは

で、金持ちの部屋のポイントとは:

くつろぐことのできるもの、勇気づけるものが置いてある。これは絵画とか美術品であったり、選手時代に全国大会で使った居合刀だったりします。弓などは部屋の調度品としても使えますが、小手とかそういうのはしっかり乾燥してにおわない暗所に隠しじゃなかった格納しましょう。

剣道で脱線しましたが、出張時に使うスーツケースとかシュレッダーとか必要であるが毎日使用というものでもないような物品は扉のあるたんす(これが暗所スペース)などにしまう。こういう家具はケチらずに、安物でいいので買いましょう。

そして家具一般は必要最小限。とにかくシンプルにしましょう。一方、扉のない開放的な棚に、日常で使うものが一発で分かるように置いておきます。棚の中がモノでぎゅうぎゅう詰めというのは不可です。買ったまま使用していない雑貨などは血も涙もなく捨てましょう。ガチャなどでもらった景品のぬいぐるみなどは女性にあげると喜ばれたりします。

そして、奥義は「床面積を広くしましょう」。箒や塵取りなどは、上記の暗所スペースがなければ、地面にじかに立てかけず、壁や棚の側面に引っ掛けるようにしましょう。要は、地面に物が直接置かれることを極力避ける、ということで、なんか掃除しやすくなったぞ、という部屋になればOK。

と偉そうに書くおまえの部屋はどうなんだ?と言われそうなので、ご参考まで「無料画像の想像図」ではなく「現実に存在する部屋の写真」でいってみます。

普段住まい(都会暮らし)のワンルームマンション。居合刀、フライトキャップ、車や飛行機から外してきた思い出の計器たちや、デートでもらったものたちなどからのエネルギーの中で生活しています。

週末の田舎暮らしごっこ(飛行機格納庫)における棚の使用例。これで飛行機メンテナンスのための道具類など一目でわかるようになりました。

どこが富裕層の部屋じゃい!そのとおり、チープです、ははは。。。でもこうみえてアパートや格納庫、飛行機などたいがい金融資産の配当(大金に兵法なし)で買いました。不労所得っていいですね。。。

格納庫全景

格納庫内の居住スペース

居住スペースからの眺め

暑いときはデッキチェアを持ち出して来て、翼の下で涼んでいます

おまけ。飛行中の写真数枚。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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風の時代:「東京の壁」を突き崩せ!

これまで、西洋の美術とか、日本の社会問題とかをお題にいろいろ投稿してきました。そんななかで、いろいろな国のキャラというのが見え始め。

たむわれに羅列してみます。

フランス:美術の国

ドイツ:科学の国

イタリア:お料理の国。マンジャーレの国

アメリカ:お金の国

ここまではすいすい。

イギリス:ううむ悩むが、名誉の国

ブラジル:地獄極楽(これもすぐ出た。要するに経済・社会格差の国)

さて、日本です。

日本ってなんの国だろう?

おもてなしとか礼儀とはなしですよー政府広報じゃあるまいし。

「富士山のゴミ」と「スタジアム清掃」が両立する変な国を一言で、ううむ難しいな。

百万長者とニート、公園で過ごす人(出社恐怖症・ラットレース)、ネットカフェ難民、自殺大国の一方で世界有数の長寿国。となると、頂点の人と底辺の人がそれぞれきわだつ「地獄極楽」ですが、これはアメリカやブラジルの方がもっとえげつなくて「キャラ」が立ってるし。

とかなり悩んだ挙句、

日本:警察の国

になりました。国家組織としての警察も優秀だけれど、良くも悪くも警察組織みたいに一糸乱れずの国民性のことを言っています。「○○警察」とか要注意の行動もある。

ちなみに、警察施設には、有刺鉄線が「外部からの侵入を防ぐような形で」設置されており。折り返しが塀の外側にまがっているらしい。

イメージ画像。有刺鉄線の折り返しに注目。

 

 

これが自衛隊になると、内向きにして隊員の脱走(その名も「脱柵」)を防いでいるらしい。(情報ソース:○○教育隊。ははは)

つづいて東洋の主要国家いきます。

韓国:刑務所の国。「儒教の檻」から逃げないように有刺鉄線は内側まがり。

中国:強制収容所。柵というより、巨大なコンクリート壁ですね

北朝鮮:精神病院。鉄壁に囲まれ、拘束衣でがんじがらめ。

もしかしたら、台湾は「柵なんてないよ」かもしれません?

さて、台湾を除き、アジアはいずれも「柵」「塀」「壁」になってしまいました。

北朝鮮、中国は言うに及ばず、日本や韓国も、いまだに「社会」が個人の動きに壁を作って「生かさず殺さず」にされていないでしょうか。

とにかく将軍様を賛美しないと強制収容所だ!とはなってないからと安心しているうちに、すさまじい「同調圧力」に押しつぶされそうになっており。

同調圧力だ!と気が付くうちはましで、職場で脱落した人が出た時に「あいつはうつになって電車に飛び込みやがったか。今年の新入社員はからきし意気地がねえな」なんて「圧力をかける側」に積極的あるいは気が付かないうちに回っていないでしょうか。

一方、「同調圧力」に気づいてしまうというのも危険であり。

「圧力鍋」の中にいるけれど、鍋をぶち破るか?貝になってしのぐか?

どうしよう。。。。

実は、鍋の「圧力弁」からするりと蒸気のように抜け出し、いやいやあぶないところだったねー、と「鍋」つまり会社だのなんだの(カエル)に依存しないで生きることは十分可能です。

その方法を提示するのが、このブログのレゾンデートルです。スピリチュアル・経済コンテンツを熟読ください。

さて、日本株式会社(中国・北朝鮮もおなじ)は、個人の前にそそり立つ堅牢な壁の前に、一つの門を用意しました。

とあるカギを持っていれば、この門を通過し、「日本株式会社」の一員として日本の中での生存権を得ることができます。

そのカギの名は「滅私奉公」

でも、「風の時代」が進むに従って、「日本株式会社」の壁は少しづつ後退、弱体化しており。早晩瓦解することが期待されます。

それまでは、「株式会社」の一員ではあっても抑圧する側にはまわらないぞ!の意志と「収入の川」で生きのびましょう。

なにが言いたいのか?要するに、昨日までの常識、しきたり、決まりごとが全て正義ではないですよ、ということです。

2019年からは、COVIDがこうした「常識」を覆す(神は死んだ)恐ろしいキャタライザー(触媒)になっているようですね。。。

意外に低く薄っぺらいベルリンの壁。でも1200人以上が、この壁に阻まれて越境に失敗・死亡したそうです。(写真は記念として保存されている区間)

 

 

西洋人にも壁はある。

こちらは、各個人が自分の周りにめぐらす壁のことである。

あれれ?西洋人って、あけっぴろげで、壁なんかつくらないよ?

これは逆で、日本人が壁を作らないのです。

生まれながらに「滅私奉公」の「皆様に生かさせていただいています」という日本人、はそもそも「個人」という概念が弱いので、壁も育たない。

西洋人なんて強烈な自我の塊ですからねーその自我を守るための壁はそれこそ鉄壁です。

ただ、その壁は「ヴァチカンの壁」になっています。

なんだそりゃ?

ヴァチカンには、正門が一つだけあります。

その正門は、信仰深く、慈悲深く、要するにカトリック教会の認める魂を持った人たちだけが通過できます。

したがって「共産主義者はお断り」であり。

無神論の共産主義者は、この「針の孔より小さい」門を通って、「神の国」に行くことはできません。

でも、この正門からかなり回って、裏手近くに行った某所に、実はもう一つ、隠し扉になった門があり。

こちらの門は、たとえ共産主義者だろうが、同性愛者だろうが、信仰深く、慈悲深い人だったら、いつでも通れるようになっているのでした。ははは

この「ヴァチカンの門」については、塩野七海さんの「イタリアからの手紙(法王庁の抜け穴)」にもっと詳しく書いてあります。

現在の門となっているヴァチカン市国美術館入口

出展:http://kura3.photozou.jp/pub/940/316940/photo/186612377_624.v1612580536.jpg

 

 

ところで、西洋人と会話が噛み合わず、越えられない壁を感じてしまった、という人はいないでしょうか。

ブラジルのとあるイベントで、日本の有名な開発銀行がブースを設け。わざわざ東京からとある課長さんが出張でブースにやってきました。

テレビ局のお姉さんが取材「課長さんは、このイベントがブラジルの格差是正にどのように役に立つとお考えでしょうか」

課長さん「我々の銀行は、途上国の格差是正のために、さまざまな活動を行っています」

お姉さん「いろいろなプロジェクトがありますね。でも、それらの案件を行うことで、どうやって格差が是正されるのか、課長のお考えを教えてください」

課長「我々は、途上国の優先政策と、日本の政策を考慮して、活動を行っています」

お姉さん「ううう、銀行としての方針は分かりましたが、課長さんならではのお考えをお願いします」

課長「わが社は、環境問題、防災、都市インフラに関わる多数のプロジェクトに融資しています」

と、全然かみ合わないまま、結局お姉さんが諦めて引き下がったということがあり。

ここで、「想定問答集を作れ」とか言わないでくださいね。。。

お姉さんはあくまで「課長という人だったら、エキスパートとして、ふつーの市民にプラスアルファした、どんな個人的な意見を持っているんだろう?」という質問をしたので、がんらい課長その人しか答えられない質問なのです。

いろいろなイベントで、日本の偉い人が原稿を両手で持って読み上げ(棒読みのケースさえある)、聴衆がなんだそりゃ?となる場面が多々あり。西洋人の場合は、そのイベントの要点にさらっと触れるくらいで、それよりも自分の体験談やジョークなどで観衆を沸かせたりします。

別に芸人になれというのではなく。「事前に取り決められた組織の公的見解以外は言ってはいけない」というしきたりがおかしいと言いたいのです。

さて、西洋人と話すとき、彼らが張り巡らすプライバシー防御の厚い壁も、あなたが「会社、社会に考えさせられ、言わされている」ことしか言わないのをやめて、「あなた自身が考えていること」を話し始めれば、例えば「宗教」という正門が相いれない人であったとしても、その宗教で大切にしている価値観(慈悲なり仁愛なり)を個人としてちゃんと持っている(持つように会社に命令されているんじゃないよ!)とわかれば、「ヴァチカン第2の門」を開いて、個人の違いを尊重した仲間(ブギウギ)として認めてくれることになるでしょう。

また3000字越え。

富士山のゴミ。ひところはタイヤから冷蔵庫まであったらしい

 

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ポルシェは生き物である。そして生きることを選んだのである。

*VWかぶと虫ベースのレプリカ356Aのお話です。

さて、とある日曜、田舎の飛行場から自家用機で飛び立ち。いい感じで空をお散歩したあと、飛行場から30キロの先にある自宅アパートに帰ってきました。

12mX12mのハンガーに飛行機を格納しています
 

いつものとおりレプリカ356Aをフツーに運転してアパートにつき。敷地内で旋回したとき「ぎりぎりぎり、ぐににに」と前輪サスからへんな音がしたな、グリースアップしなきゃ、なんて思いながら、駐車場前の誘導路の坂道を登り切ったとたん。

「べきん、ぎぎぎぎ」と、車体が斜め前のめりになってしまい。

あれ、パンクかめんどいな、といったんストップして前輪を確認したら、タイヤは全然OKなのに、車体が傾いてしまっています。

やばいぜ、サスが折れちゃったか?

さらにまずいのは、アパートに住む多数の善男善女が通過する駐車場通路でエンコした形になってしまい。

赤丸の場所でエンコしてしまい、焦りました
 

さすがに気が動転していて、エンコ中の写真は撮影を忘れちゃいました。

それでも、恐る恐る356くんを動かすことができ。障碍者専用駐車スペースに避難させることができました。

VWベースの356だけあって、何とか故障したなりに、下の写真のように車輪がひしゃげたまま、それ以上悪化させずに避難場所まで走ってくれました。せいぜい20メートルちょっとだったけれど、旋回もすればバックもしなきゃで、普通の車だったら、サス全体が壊れちゃっていると思います。

 

前車輪がひしゃげちゃったポルシェくん
 

とりあえず人様のご迷惑にならない場所に避難できたので、あらためてゆっくり故障個所を確認してみました。

ふむふむ、サスペンションアーム(緑の〇)とハブベアリングを結合するピボット(赤の〇)が破損して、ハブベアリングがサスペンションからはずれちゃったのでつね。。。

 

その日は日曜だったので、356くんはそのまま避難させておくしかなく。アパートの管理人さんに、動かせるようになるまで数日かかるから置かせてね、と許可を取っただけでそれ以上の対応はできず。

月曜日に、アパートの目の前にある修理工場のおっさんに上記の写真を見せながら説明したら「これならピボットだけで済みそう。サスペンションアームとその中にある板ばね(サスペンション本体)には影響はないが、即日解決というものでもなく、超多忙なので修理開始は水曜までまってほしい」とのことでした。

ちなみに、VW(レプリカポルシェも)の前部サスペンションはこんな感じ↓

 

故障部分をアップしたらこんな感じ↓

赤丸の部分がサスとハブベアリングの結合部。結合のための接続ピンとでもいうのがPIVOT(ピボット)です。

 

上図のとおり、ピボットは上下2個、左右のハブベアリングで合計4個あり。このうちのひとつが破損したということですね。。。

で水曜日。修理工場からベテランのお兄ちゃんが推参。

きょうびVWや昔のポルシェをいじれるメカニックは絶滅種となりながも、いまだにどこの工場にも一人はいるらしく、今回「出張修理」で来てくれたおにいちゃんも、仕事というより、かぶと虫が壊れていたらほっておけない!といういかにもVWメカニック的なお兄ちゃんでした。

お兄ちゃんと一緒に356くんをジャッキアップしたり、タイヤ(ホイール)を外したりしましたが、VW系統だと、やっぱり「しかたなく修理している」のではなくて「修理をして遊んでいる」という雰囲気になるから不思議です。

まずはタイヤをはずして。。。

 

ダンパーとサスペンションアームを外します。

 

このあと、修理工のお兄ちゃんはサスペンションアームを工場へ持って行き、古いピボットを抜き取ったうえで、新しいピボットを仕込んで持って帰ってきました。工場へ持っていくのは、ピボットの取り外しはなかなか繊細な作業で、相応の設備が必要だからです。

サスペンションアーム。ピボットが仕込まれた状態の写真。

出展:https://produto.mercadolivre.com.br

 

このあと、サスペンションアームを元に戻し、無事ハブベアリング(ブレーキディスクのついている円盤状の部品)との結合に成功。

 

なんとか走れる状態になったので、修理工場まで移送しました。

ここでお兄ちゃんといったん分かれて、ポルシェくんは工場でもう一度サスをばらして再点検することに。

週末までには修理完了できるよ、ということでしたが、左右の前輪をとっぱずし、上のようなサスペンションアームの取り外し、ピボットの交換をそれぞれあと3回、さらには元通り組み上げなければならないし、それ以前にステアリングアームや、ステアリングのピボットに影響が出なかったかとかも調べなければならないので、水曜に工場へ置いて、本当に金曜までにできるのか?

ステアリングアームとピボット

 

やむなくとはいえ、車輪がひしゃげたままカーブやバックまでせざるを得なかったため、ステアリング機構がゆがんじゃってたらいやだな。。。

というわけで、進捗状況確認のため、木曜日に工場まで見に行きました。どのくらいまで修理すすんでいるのだろう。全然修理されずに放置されていたらどうしよう。。。

なんと、修理完成していました。

修理工のお兄ちゃんと、その辺をテスト走行。確かにステアリング機構もやられておらず、ついでにお願いしていたハンドブレーキ調整とキャブの洗浄も終わっていました。

修理代200ドル。ううむ高いか安いかわからん

 

というわけで、修理工場から出発。フランスパンを買って帰りました。

フランス大使館員も御用達のお店。

「ブティック」https://www.facebook.com/LaBoutiquePadariaFrancesa/

 

くるみとゴルゴンゾーラチーズのパン。中毒になりました

 

修理後。何事もなかったかのように、パン屋さん前の駐車場に鎮座する356。えらいね!

 

このレプリカは、1982年製の旧車ですが、壊れてもなにげになお ってくれるので重宝しています。フロントガラス破損の時は半年以上稼働不能になったけれど。。。

今回のタイトルは、Amebroのブロ友さんの「パンは生き物である。そして生きることを選んだのである」からぱくらせていただきました。なかなか鋭い観察でお勧めです。でも今日では「You ( 人間 ) @ 情報」にタイトル改称してます。ははは(リンクはhttps://ameblo.jp/taiyou-pan/entry-12706266375.htmlです)

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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獣の刻印:ワクチン第2回接種

前回の第1回接種時に、保健所のお兄ちゃんから「2回目は予約はいらないし、どこの保健所でもいいから。じゃあね。しっしっ!」と注射を打つや否や追い払われてしまい。

でも、ものすごく心配だったのです。

第1回接種は、インターネットで事前予約が必要であり、しかも多数の保健所が満杯で、遠い郊外の保健所しか空きがなかった(ブラジルの首都ブラジリアに住んでいます)とか、そもそも変なポップアップが出てきて「年齢をごまかす奴は、連邦区検察庁がひっとらえてボコるので覚悟しろ」と恐喝され、なかなか素直に予約の画面までアクセスさせてくれないとか、当局側は「接種なんてしてやる気はないが、仕方なく」という感じ全開だったので、2回目に限って、いつでもどこでも、予約もなしに、黙って座ればはいOK、なんてあるのだろうか?

第1回目の時の保健局のワクチン予約画面。カツアゲのポップアップ

「第1回接種証明書」にしても、小さな紙きれ1枚に、頼りないハンコと手書きで小さく接種日と2回目の予定日が書いてあるのみであり。こんなので「ワクチンパスポート」になるのだろうか?と心配のタネは尽きず。

簡単に偽造できそうな接種証明書

同じ時期に、サンパウロ州では、かっこいい接種証明書を発行しており。

サンパウロ州知事が接種証明書を見せびらかしているところ。

https://jovempan.com.br/noticias/brasil/vacina-do-butantan-no-braco-diz-doria-ao-receber-a-segunda-dose-da-coronavac.html

 

なるほど、そうゆう事かと納得しました。

ご存じボルソナロ大統領は「コロナなんてカゼだ!ワクチンなんかいらん!」というのを側近とかがなだめすかして接種実施に持ちこみ。大統領のお膝元ブラジリアでは、保健所の人たちも、目立たないよう、まるで悪いことでもやっているかのように、となってしまい。

接種証明書も、狂犬病ワクチンだのなんだと同じ用紙の隅に申し訳程度に。。。となってしまったようです。

一方、ドリア知事(サンパウロ)になると、「悪のボルソナロと戦う正義の州知事」という演出ができるので、「ワクチンは何より大事だ!」と、大喜びで「かっこいい接種証明書」だの「ワクチンパスポートの集会所での提示義務づけ」だのを強調して、あわよくば次期大統領に。。。という魂胆が丸見えになっています。

政治家は、コロナ対策なんて実はどうでもよくて、都合の良いように利用しているにすぎず。医療関係者は、政治家に振り回されながら、なんとか感染爆発を食い止めようと悲惨な戦いを強いられてしまっています。

ううむ、どこかのアジアの島国みたいだ。

さて、小市民の側から見れば、どうやって政治家に騙されずに自分の生命と健康を守るか、になり。

ヨーロッパとかでワクチンパスポートが義務化となれば、ブラジリア含め、遠からずブラジルの政治家も右に倣えをすることが危惧され。

ワクチン接種していないと、その辺のスーパーへラーメン買いに行くこともできなくなっちゃうかも?

接種するしないの決断が、実はワクチンの医療面での有効性ではなく、政治家による強権的な規制への備え、という本来あるべき判断基準とかけ離れた理由になってしまっており、泣きます。

といって、ワクチンが全然効かないか、というと、そうでもないらしく。

◎すでに存在していたコロナ株に対しては、まあまあ重症化を防ぐかもしれん

◎デルタだの次々生まれてきている変異株に対しては、もしかしたら重症化を防ぐかもしれん

など、医療面での効果もあるかもしれん、ので、ぼくは前向きにとらえて、2回接種を完了しました。3回目があれば、すなおに受けようと思っています。

一方、ワクチン打ったところで、ADEなど懸念は生じてもコロナ撃退には程遠く。巣ごもり、マスク、3密ダメ!ゼッタイ!で、COVID自身が、本当にカゼ程度まで弱体化するのを待つしかないと思っています。

ともあれ、いつでもどこでもはいOK、という第2回接種。ほんとかいな?

知り合いからの情報では

◎第1回目と同じ保健所に行ったら、前回と違うワクチンだからだめ!(アストラからファイザーに変わったなど)と、追い返された。

◎一方、全然違う保健所に、指示されていた第2回接種の期日より前に行ったけど、すぐ接種してくれた

などなど、てんでばらばら、ちぐはぐな対応になっており。

要するに、「いつ、どこにどの種類のワクチンをどれだけ準備できるかわからない」→「2回目はどことか指定できない。いつでもどこでも好きな保健所に行きな」となっていたようです。

やばいぜ!どうしよう?

さすがに市民の懸念が保健所に伝わったか?保健局のサイトをのぞいてみたら、こんな感じに改善されていました。

カツアゲのポップアップもなく、フレンドリーに改善。

9月9日の第2回接種(Segunda doze – 9/9)はここです、みたいにアストラゼネカが接種できる保健所がずらっとならび。一般アテンドの時間や、ドライブスルーの時間帯なども記載され、9月24日までに第2回接種を指定されていた人たちも、9月9日にはもう接種していいよ、と明確、親切に記載されています。ファイザーやCORONAVACなども別画面で開くようになっています。

毎日更新しているので、接種当日に再確認の必要あり。ブラジルで毎日更新なんてすごいですよね。。。。

誰かが、連邦区の保健局長にでも「おっさん、市民をコケにしたらあかんで。月の出る夜ばっかりやおまへんさかい、夜道に気いつけなはれや」などと、タウルスをぶらさげて「ご挨拶」に行ったのかもしれません。

Taurus 38口径リボルバー

https://www.casadotiro.com.br/sub-categoria/cal-38/100/

もっとも、サイト上のUBS1 ASA NORTE保健所が、地図上には存在せず。後になってUBSではなくSAP1 ASA NORTEであることが判明したりとか、そもそもUBS1がASANORTE, GUARA, LAGO NORTE等々そこらじゅうにあり、結局、現場に到着するまで、サイトに書いてあった情報が正しかったかどうかわからなくなっていたのでした。ははは

ぼくの場合は、お家から14分で、いつも飛行クラブへ行く道にあるLAGO NORTEのUBS1に行くことにしました。幸い、ちゃんとアストラぜネカの第2回接種をやっており、安心しました。

保健所はこんな感じ。

それほど行列もなく。到着から40分で接種完了しました

行列の先にはプレ・トリアージみたいなのがあり。親切な素敵女子たちが身分証明情報などを打ち込んでいました。

プレ・トリアージの次はいよいよ接種受付へ。

「年齢詐称しておらんな?本当にアストラゼネカでいいな?覚悟はいいね?」と聞かれました

いよいよ屠畜場じゃなかった接種場へ。

ふだんはバーベキューでもやっているのかな?開放的な涼しい小屋でした。

今回の注射は素敵女子が打ってくれました。どきどき。

前回、ちゃんと刺すべきところに注射器を刺して、ワクチンを全量注入してくれたかな?と懸念が生じてしまったので、今回は注射しているところを写真に撮っておきました。

いい感じに全量注入。ずいぶん奥まで突き刺すんですねー

アナフィラキシーもなさそうなので、腕が痛くならないうちに駐車場へ。ポルシェ君を運転して帰ってきました。

さて、帰ってきたはいいが、やっぱりちゃんとした接種証明書がほしいよねー、となり。さっきのプレ・トリアージで素敵女子が「保健省統一保健システムのサイトから印刷できるよ」と教えてくれたので、さっそくログイン。

なかなかわかりやすいサイト。「デジタル接種証明書」のボタンがあり。

立派な接種証明書をダウンロードできました。これならワクチンパスポートとして通用しそうだぞ!

獣の刻印

接種の当日に証明書ができてしまうという、すごい世の中になりました。

「富める者にも貧しい者にも、自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。」(ヨハネの黙示録13章16-18節)

最後に、あわてて家を飛び出したので、玄関ドアの内側にカギを刺したまま、別のカギで外側から戸締りしていました。へええそんなことができるんだねー

この記事は、接種後4時間目に書いています。今度はどんな副作用が出るのか?アストラの2回目は軽いよ、らしく、そうあってほしいと期待しています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長