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タロットに見るアートのエッセンス

誰もが知りたい未来の秘密。運命のゆくえを紐解くタロットカードは、IT時代の今日でも世界中で親しみを持って使われ続けています。

中世から現代まで、いろいろなタロットが生まれ。一枚一枚のカードを彩るアートも、千差万別のバラエティに富んでいます。

例えば、1番最初のカード「魔術師」にしても

https://i1.wp.com/oficinadasbruxas.com/wp-content/uploads/2014/05/cartas-o-mago.png?ssl=1

左から、ウエイト版、エジプト版、神託のタロット

 

 

和製の「軍国百人一首かるた」みたいなのもあり。

http://cosmosmococo1689.blog.fc2.com/blog-entry-4.html
 

 
名前からしてアートです、みたいな「アールヌーボー版」なんてのもあったりします。

 

 

時代や地域によって変化する美的感覚で、いろいろなタロットがもてはやされてきました。今日の日本でもてはやされるタロットは、たぶん上のアールヌーボーとか、こんなのではないでしょうか?

https://www.illust-factory.com/sample_a47/

かわゆい猫タロット

 

 

一方、浮世絵の美人と、現在の美人のイメージが必ずしも合致しないように、時代時代の美的感覚にマッチしたタロットは、時代が変わればあまり顧みられないようになり。代わって新しい時代にマッチしたカードが登場。

現在ポピュラーなカードがウエイト版との理解です。「1909年にロンドンのライダー社から発売され、イギリスでタロットと言えば、ほとんどこれを指すほどになった(Wikipedia )」など、いくつかの国では代表的なタロットの地位を築いているようです。

一方で、「1650年頃(Wikipedia )」と、現在とは美的感覚も相当違っていたはずの時代に生まれながらも、多くの愛好家から「タロットの源泉」「あらゆるタロットの中で最も本来の姿を保っている(Wikipedia)」すなわち「本物のカード」として、現在でも主役の座を明け渡さない、すごいカードが存在します。

それが「マルセイユのタロット」

 

 

マルセイユのカードは、絵柄はちょっとおどろおどろしいけれど、圧倒的な迫力をもって迫ってきます。「猫タロット」が、かわいいいいいい!だけど、「かわゆい」の一言で終わってしまうのに比べ、マルセイユのほうはカードをめくる一人一人に、魂の奥底から揺さぶるようなインパクトを与えています。そして、カードの奥底から放射される恐ろしいエネルギーをもって、観る人を虜にしてしまう。そんな魔力を秘めたカードです。

その魔力は、どこから出てくるのでしょうか。

マルセイユのカードがアートなのは、マルセイユがアートになろうとしなかったことこそにその源泉があるのだと思います。

以下、マルセイユ版「魔術師」についての考察です。

机の上に、ナイフやコイン、カップなどが並べられています。

これらの品物は「火・風・土・水」すなわち万物の元であり。魔術師が若者であることとともに、「すべてのスタートであり、無限の可能性が広がっていますよ」という意味なのです。

ここで、他の版との違いが浮き彫りになります。ウエイト版のように、比較的忠実に机の上の物品、つまり「どのような存在にも変化しうる未来」を示したものもあれば、猫タロットみたいに机(変化が起こる、スタートの場所が用意されましたよ、というメッセージ)が最初から無い、なんてカードもあります。同様に、アールヌーボーも、アートとしては美しいけれど、美しい青年とその付属物の絵、になってしまっていて、マルセイユ版のような生々しいメッセージの提示はなくなってしまっているのでは?と思います。

まあ、マルセイユ版を使い倒して、そのうえで他のカードを使うなら、例えばエジプトタロットの机にある壺は要すればカップであり、神話タロットでお兄ちゃんが持っているろうそくは、本来であればワンドなんだな、と合点がいくものと思います。

つまり、マルセイユ以外のタロットは、マルセイユにインスパイアして、見栄えをよくした各時代のポップアート、という事なのかもしれん。

いわゆる一つのポップアートの金字塔として「50年代アメ車」があります。

平べったく巨大な車体と、巨大なテールフィン

画像出展はいずれもhttps://web.motormagazine.co.jp/_ct/17440107/album/16798476/image/16928828

 

 

つまり、50年代では、こうゆう走行性能とはあまり関係ない、巨大な、装飾でゴテゴテの車が「かっこいい!」日常の足だったわけで。

でも、今日では「博物館で見る美しいクラッシックカー」ではあっても、これで日常的にスーパーにお買い物、というのは、ちょっと抵抗があるのではないでしょうか。

一方で、さらに前の1930年代に作られたのに、多くの国々で、まだまだ日常の足として「おしゃれだね」という車が存在しています。

このブログの読者であれば、すでにお分かりですよね。。。。

世界の名車かぶと虫。

パン屋さんへ行ったら、もう一台、うすこげ茶?のが駐車していました

 

 

かぶと虫には、50年代で流行したテールフィンはないけれど、テールフィンの流行が去っても、車としてのエッセンスはずっと持ちづつけていたので、今日まで現役で残り。街角でちょくちょく見かけます。部品とかもフツーに生産されていて、これは工業面から言えば画期的な現象らしい。

マルセイユ版タロットが今日まで残っているのも、すべてのタロットの源泉となるエッセンスが隠されているからと理解します。どんなエッセンスがあるのか?そしてどこに隠れているのか?

マルセイユ版と、ウエイト版を見比べてみましょう。

 

 

ここでは、マルセイユ版のおにいちゃんの帽子に注目してください。

なかなかおしゃれな帽子じゃん?いえいえアートな帽子を目指しているのではなくて、∞を図案化しているのです。

∞すなわち「無限大」。そんなわかりにくい「絵解き」にしないで、ウエイト版みたいに、兄ちゃんの頭の上に∞と描けばいいじゃん?

いえいえそういうわけにはいかないのです。

マルセイユ版が成立した時代は、中世の封建主義から大航海時代の絶対主義王権が確立されていった時代であり。教会あるいは絶対君主がキリスト教の名において独裁的な政治を「合法化」していました。

この時代は、「神の作りたもうた秩序が永遠に続く」ことこそが正義であり。唯一ひっくり返すとすれば「終末のラッパが鳴り響く」黙示録の時代が到来した時で、いつ到来するのかは「神のみぞ知る」なので、ともかく「今日を牛馬のように働け」そして「そのまま生涯現役で働き、廃人になって死んでしまえ」という事が「キリストの教え」とされていた時代であり。

要すれば「今日と違った、より良い明日があるかもしれない」「より良くしたい」「より良くなるかどうか知りたい」などという考えは、悪魔のささやきであり、神の与えたもうた今日の境遇を、死ぬまで文句をいわずに受け入れなさい、ということである。

そういう「教義」「権威」が最も嫌うものは、まさに「人間は無限大の可能性を持つ」そして「(占い含めて)その可能性を開花させるために努力する」ことであった。というわけで、表立って∞だのと書き立てたら、ひっとらえられて火あぶりになったらしい。

この辺は、敬愛するブロ友のべるっちさんが「知ってる?マルセイユ版の愚者に0が無い理由」で書いてます。また、拙ブログの「神と人と物」のトマス・アクィナスのくだりでも書いていますので、ご参考まで。

つまり、マルセイユ版タロットが他の追随を許さないのは「必要な情報を、必要な形で」すべて含んでおり、必要でないゴテゴテした飾りは全くない、そして、出し方を間違えると、強権によって処刑されるが、しかしだからこそ人々のために本当に必要な情報をうまく「絵」という「抽象の核」に包んで教えてくれている。

こうした、一見簡略化されたような絵柄の中にこめられた真理が、カードの奥底から強大なオーラとなって、人々の魂を突き刺す。

マルセイユタロットの美を「おどろおどろしい」「生々しい」と書きましたが、むしろ、軍艦のような、極限まで鍛えぬいた結果生まれた「すさまじい」機能美と形容するのが良いのかもしれませんね。

航空戦艦「日向」。プラモの箱絵。

出展は:https://ameblo.jp/a-itougunkan/entry-12615470400.html

 

ではでは。

Posted by 猫機長
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ポルシェくんのステアリングギアボックス交換

クルマ好きの中で、60年代や70年代のヒストリックカーで集まり、当時さながらのレースを楽しむマニアがいますが、最近では、そのオンボード画像をようつべで視聴できるというすごい世の中になってます。

以下は、Spaというからにはベルギーかな?(温泉のことじゃないよ)での、ルマン耐久出走車を集めた親善レース?の動画です。

この当時のクルマの特徴として「全然まっすぐに走ってくれない」「カーブでめちゃくちゃ安定性がなくなる」ので、動画でのレーサーのハンドルさばきを見ていると、カーブのみならずストレートでもステアリングを修正しまくっています。まあ現代のF1でも似たようなものらしいが。

これは時速200キロの世界ですが、ポルシェくんのステアリングが、街乗りの時速40キロでもこんなうふうになっちゃった、ので修理することに。

修理工場で、ポルシェ君をジャッキアップ。

あんのじょうステアリングギアボックスが摩耗して、ハンドルの遊びが大きくなりすぎていたのでした。

ポルシェくんのフロントサスペンション機構。赤丸がステアリングボックスです。

ステアリングボックスの拡大図はこんな感じ

左の透視図は出展:http://jornalailha.com.br/2017/10/02/folga-na-direcao-do-fusca-e-normal.html

右はポルシェくんからはずしたやつです。

①がステアリングシャフト(ハンドルとつながっている)。その先端には③ウオームギアで④ボックス内の定置ギアをまわし、連動して回転する②ピットマンアーム軸を通じて車軸側のステアリングアーム機構を操作しています。

ポルシェくんの場合は、上記③が摩耗して④との隙間ができてしまい。その摩耗も一律ではなくイレギュラーなので、まっすぐ走るにもめちゃくちゃハンドルを右左、だけでなく、カーブの途中で突然車の向きが変わっちゃうなんてやばいことになっていたので、この修理で大幅改善できました。

修理自体は、③のウオームギアを交換するだけで済むはずだったのですが、ブラジリアではポルシェくんみたいな「怪車」のギアボックスを分解できるウデのいいメカニックは存在せず。新品のギアボックスをサンパウロから取り寄せてボックスごと交換しました。

新旧ギアボックス

以下、交換風景。

新品のギアボックスをフロントサスの定位置に設置したところ。

下から。ピットマンアーム軸が見えます。

こちらはまだ交換前。ピットマンアームの固定状況が見えます。

ギアボックス自体は隠れて見えませんが、前輪の機構はこんな感じです。

装着後を上から見たらこんな感じ(交換してから1か月後に思い出して写真に撮ったので、早くも汚れが出ています)

さてステアリングギアを取り換えたはいいが、こんどはキャンバーとトーインを修正しなきゃ。。。

自動車の車輪には、まっすぐ走れるよう、

トーやキャンバーという角度がついています。

というわけで、別の工場へ。

ジャッキアップして、車軸にセンサー装置取り付け

探知機とモニター

画像の赤い半円が緑になるまで調整。かなり規定値をずれていたらしい

調整は車の下から行います。ジャッキアップしたのはそのためです。

ほんとうに完璧にするには、ステアリングダンパーの交換や、いろいろなパッキンなど、ステアリングを超えたフロントサス全般の更新が必要ですが、今回の修理で安全に走れるようになったのでとりあえず良しとします。

ちなみに、ポルシェくんは356レプリカで、今回のステアリングボックスもVWビートルのものを流用しているなど、メンテは比較的簡単のはずなのですが、それでも、「怪車」にランクされているらしく、なかなか精通したメカニックを見つけるのに苦労しました。

ポルシェくんやビートルは、基礎設計が1930年代から50年代というのもあり。まっすぐ走ってくれない、ブレーキが効かない、ヘッドライトが弱すぎて夜は前が見えない、などあるのですが、運転そのものがとても楽しい、ふしぎな車です。

古い方のステアリングボックスは、あとで分解して遊びました

最後に、ブラジリア名物 IPE Branco(日本名パオロペあるいはノウゼンカズラ)の花が咲く季節に撮った写真を掲載します。こちらは「旧車の集い」の記事にも載せてますので、お立ち寄りいただけたら幸いです。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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着陸灯の換装

まず、記事の前に、ロシアのウクライナ侵略によせて:

がんばれウクライナ!なんとか戦争が国内に広がらないように、国境地帯で防御しきって、SWIFT停止や兵器援助によって、ロシアが侵略をあきらめるまで持ちこたえることを願っています。

 
 

https://www.yomiuri.co.jp/world/20220228-OYT1T50173/?from=rss

 

 

そして、記事いきます。

小さな飛行機で空を飛んでいます。

 

 

アメリカの飛行機をブラジルでライセンス生産したものですが、おおらかなアメリカと違い、ブラジルは変なところで小役人みたいな規制があり。ろくろくラジオの電源もない、小さなExperimental機なのに、なぜか着陸灯が必要になってしまっています。

というわけで、ブラジルの場合、いろいろなExperimental機がいろいろ工夫を凝らして着陸灯を設置しています。

Paradise(veja.abril.com.br)。プロペラスピナーの下に、小さい四角が滑油冷却器、大きい四角がラジエター、その下に光っているのが着陸灯。

 

 

これもParadise。左右翼端に設置した例(loopingaviacao.com.br)

 

 

RV9(Flightmarket.com.br)。翼端に、航法灯とセットで格納したゴージャスな例

 

 

AeroBravo(aeroanuncios.com.br)。機首の上下エアインテークの間に設置した例

 

 

Dynamic(lionheartcreations com)。プロペラスピナー直下に左右2個の着陸灯。

 

 

RV9という、Experimental機というよりは重戦闘機みたいな全金属性の機体では、主翼に組み込んでおり、着陸灯というより前照灯でも通じるんじゃね?みたいな強力なのを装備しています。Paradiseみたいな堅牢なベストセラー機も同様。

一方、機首のプロペラ直下、あるいは左右などに設置している機体も多いですが、これはエンジンとの兼ね合いでなかなか配置が難しく。

結局、ぼくの乗っているこよーて(Rans Super Coyote)は、羽布張りの機体なので、唯一鋼製の主翼前縁に穴をあけて。。。というのも嫌だし、かといって機首はぎりぎりエンジンが入るような設計で空気抵抗を減らそうとしているしで、結局、機首にぼこんと着陸灯が突き出ているという、なんともさえない感じになってしまっています。

以下、ブラジルにおけるコヨーテ着陸灯の配置。

Culpi.com.br

Aeroanuncios.com .br

 

 

これじゃ機首に乱気流出まくりだよねー、という何とも残念なことに。

もっとやばかったのは、へんなところにライトを設置したため、エンジン始動時やスロットルテストなどで機首がびりりり、と揺られるたびにミキサーのように振動してしまい。7年間の使用で、ライト本体と機首の出っ張りを接合しているねじが吹き飛んじゃった!飛んだねじや、ライト本体がプロペラにぶつかったら大変!と、意を決して着陸灯の位置を変えることにしました。

ねじが飛んでしまったので、とりあえず鋲止めして急場をしのいでいました

 

 

といって、とても小さなこよーて君に唯一設置可能な、といってもよいスペースが、この機首直下だったので、どこに移動するかはすごく悩みました。コヨーテを購入した直後から、この電車みたいな着陸灯のでっぱりは取っ払いたいなーとおもいながら手を付けずにいたのも、ここしかないんじゃね?という事情があり。

電車と、前照灯(trafficnews.jp)

 

 

一方、世の中では技術革新が進み、7年前はあまり普及していなかったLEDライトがきょうび簡単に手に入るようになり。在来型のライトに比べて、著しく省エネ・小型化しながら同じ照度が得られるようになった。

そこで購入したのが角型のLEDライト。平べったいライトを機首下面にくっつけることで投影面積(空気抵抗)を少なくすることができ。

機首下面、といっても、どこにつけるかということでいろいろ悩みました。

①当初予定していた位置と、

 

 

②実際に設置した位置。

 

 

なるべくプロペラから遠くにつけたかったので、当初案は①としたのですが、そうすると、機首下面の固定カウルフラップ付近で乱気流を生じ、カウルの排気口からの気流吸出しに支障が出るぞ!という意見があったので、②のようにカウルフラップと干渉しないようにしました。

固定式カウルフラップ、というとなんか精巧なものを思い浮かべますが、実は、カウルの排気口にちょっとフラップみたいなフィン(というよりでっぱり)をつけただけだったりします。ところが、このでっぱりがあるがゆえにカウル外部を流れる気流とエンジンルームに取り込んだ空気の気流で著しい気圧差?が生まれ、エンジンルーム内の熱くなった空気が一気に噴出される(吸いだされる)という、なかなかおつな構造になっています。

Ⓐプロペラ直後の冷却用空気取り入れ口、そして機首下面のⒷ排出口とカウルフラップ。機首下の塗装は、電車みたいな以前の着陸灯をとっぱずして整形した後、仮の塗装なので今後さらに塗装しなおします。

 

 

一方、プロペラ直後では、プロペラ自身が生み出す乱気流の中に組み込まれ、かえってカウルフラップ付近への影響はなくなる、ということも、ぶきっちょにプロペラにかすりそうな位置へせり出して設置されていた理由でもあった、ということに今更気づき。

排気カウルフラップは小型ピストン機のエンジン冷却において「魔法の杖」みたいな効力を発揮し。いろいろな形が工夫されています。

鬼教官のParadiseの例。機首下面の着陸灯がやはり乱気流を生んでしまうらしく、前輪前、カウル気流排出口に、オリジナルの白い固定フラップのほか、銀色無塗装の延長フラップ?を設置しています。

 

 

鬼教官の飛行機は、練習生をのせて離着陸を繰り返し、スロットル全開、全閉の連続という過酷な使い方をするので、延長フラップで冷却効果を向上させたいらしい。

一方、ぼくの乗っているCoyoteについては、カウル形状の違いもあり、また上でも書いたようにライト自体が大いに小型化された恩恵もあり、カウルフラップ付近にもっていっても悪影響となる乱気流は避けることができるようになった、ということなのですねーLEDを発明した人に感謝。

そこで、こよーてを購入してから7年余、ついに決断して、機首のライトをとっぱずすことに。

何でも屋の飛行場管理人と共同で、ライトと機首を接続していた円筒をのこぎりで切断。グラスファイバーが固く、なかなか苦労しました。

切断後、空いた穴をカーボンファイバーで塞ぎ、パテで矯正。その後サーフェイスと塗装。

 

 

 

 

同時並行で、新しい着陸灯の設置。

点灯テスト。特に照度が上がったわけでもないけれど、懸念していたラジオとの干渉もなく、安堵しました(干渉すると、ラジオに「ザー」という雑音が入り交信が困難になってしまう)。

 

 

結果、こんな感じになりました。

 

 

ちなみに、アルゼンチンや日本でも同じように悩んでいるらしく。まずは日本の写真(出典はスカイライフ:http://www.skylife.co.jp/pg14.html)ですが、丸形ランプを機首からさらに後ろの胴体下面に設置しています。個人的にはこっちのほうがかっこいいなーと思ったのですが、写真の設置場所は羽布しかないのでは?なので、鋼管骨組みのところにライト設置の足場を作ったのかな?かなり手の込んだ取り付けになってます。

 

 

ぼくのコヨーテはそこまで大きな工作をする余裕(と職人、お金)がなかったので、ファイバー製でなんとかライト設置の足場になるエンジンカウルにつけちゃいました。下の写真はアルゼンチンの例で、こちらはぼくがつけたのと反対側、排気ノズルの前方につけてますねーノズルで乱気流が発生してる側につけちゃえ、という考えなのかな?ぼくは片側だけに乱気流が発生するのはいやなので、あえて排気管の反対側にしました。

アルゼンチンの例(freddiaviones.com)

 

 

今回の学びというか、ぱっと見は、電車か?みたいな、なんちゅういい加減な、センスのないライトの設置じゃ、と思っても、そこには考えぬいて、やっぱりここが一番だよねーという知恵があったのでした。Experimental機なので、改造などは比較的自由ですが、プラスマイナスに係らずその影響はオーナー自身が直に受けることになるので、改良が改悪にならないよう十分気を付ける必要があることを痛感したのでした。

最後に、例によっていろいろなフライトの写真を掲載しておしまいにします。

この日は、離陸してから烈風がすさびはじめ、着陸に苦労しました

 

 

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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ビットコインと「神の谷底」

2022年2月20日。

ビットコインが4万ドルを割って、またまた年初来の最低へ向かってまっしぐら。

あれ?去年の終わりには、10万ドル越えとかいってなかったっけ?

多数のテクニカル分析ユーチューバーなどの予想を見事うらぎり、奈落の底へ真っ逆さまに墜落したのでした。

ビットコイン反対派は大喜びで

「やーいやーい!やっぱりぜんぜんだめだったー!」

「ビットコインなんて裏付けがないものがうまくいくわけねーだろー!ぎゃははは!」

と大騒ぎしています。

こうゆうリアクションを見ていると、なるほどこれも成功法則の一つのパターンかと、納得するのでした。

要するに「だめだだめだー!やっぱりだめだったー!」という喜び方をする者は、自分自身をもダメにする者であるということです。

ぼく自身の経験談から、パイロット免許を取ったときのことを述べてみます。

会社のお昼休みとかに、パイロット教本でお勉強(というか、お勉強ですけど、楽しい読書というかんじ)していると、意地の悪いやつが必ずいて、

「なんで会社以外のことをするの?」

「うまくいくわけないじゃん」

本当に意地悪く言ってくる人もいれば、本心の親切心から「飛行機乗りはすぐ死ぬから、やめなさい」なんて感じの人もいました。ははは

パイロット用の、エアトラフィック(有視界飛行)教本

 

 

さて、親切心から言ってくる場合は別として、こうした人たちの精神構造はどんなかというと

「うまくいかない」

「やっぱり失敗した」

というマイナス思考で脳内がいっぱいになっているのだと思います。

こうした人たちがどのように時事世相を判断するかというと

◎ビットコインはうさんくさい悪徳商品だ。手を出すな

◎日本の経済が世界で一番いい。ブラジルのような狂乱インフレの国は絶対にうまくいかない

というような感じで、やれ将軍様がミサイル発射だ、やれロシアとウクライナが戦争だ、と大喜びでマイナスのニュースを探し出して「もうだめだー!」と大騒ぎしています。

はっきり言って、自分の人生がうまくいかなくて、不満たらたらなのを、ウクライナだのブラジルだのがうまくいっていない、ビットコインが急落した、というニュースにすり替えて安心しようとしているにすぎないのです。

いじめっ子が、実は四六時中自己否定に悩まされ続けていて、いじめによってしか自分の優位性を証明し、アイデンティティーを救うことができないのと同じかもしれません。

しかし、そういう人たちは、自分から失敗の底へ底へと自分自身を導くという恐ろしい人生になってしまいます。

 

例えばビットコイン

 

 

上の図の青い〇のように、大暴落が発生。

「やーいやーい!やっぱりだめだー!」と大喜びした人たちは、それで満足して、次にこきおろす標的を探しに行き、ビットコインのことは忘れてしまうのでした。

一方、冷静にこの大暴落を分析して「これは局限的な大暴落だな!節度ある投資をすればかなりのリターンになるぞ!」と適切な投入をした人が6か月後にどうなったかというと

上記赤の□右上まで上昇。なんと5倍近く資産を増やしていたのでした。ははは

画像出展:https://livecoins.com.br/bitcoin-mira-alta-historica-no-brasil-apos-dobrar-de-preco/

 

 

もちろん、ビットコインはうさん臭い、というのは本当です。

でも、うさん臭いぞー、とこき下ろして満足してしまう人と、うさん臭いなかから、そのうさん臭さを取り除いてまっとうな投資とできた人で、決定的な差が生じています。

つまり、ビットコインに限らず、すべてのものにはプラス面とマイナス面があり。プラス面を引き出して成果につなげる人は繁栄してゆき、マイナス面をあげつらってこき下ろす人は、自分自身も奈落の底に落ちてゆくという事である。

*ちなみに、ビットコインのどこがうさんくさいか、そしてどのようにすればうさん臭さをとりのぞいた投資ができるか、という僕なりの考えは別記事にしていますので、そちらも読んでね!→ビットコインのETF

パイロット免許の話に戻ると、教本からいよいよ朝5時起きで実地訓練(飛行練習)に移ったころは、いじめっ子たちの反応は「ばっかだねー」とあざ笑いになり。でも筆記試験に受かったころからなりをひそめはじめ、実技に受かり、その辺を飛んでいる今日では、どこへ行ったか消滅してしまったのでした。

 

 

無視、嘲笑、排斥をしていた人たちは、いまでも誰か、何かをターゲットとして、無視、嘲笑、排斥ばかりの人生を送っているのだと思います。

ただ、ここで要注意の落とし穴があり、

嘲笑だのなんだのの暇があったら自分自身の未来のために努力しよう!というのは出発点ですが、単に努力しているだけでは成果はついてきません。

要するに、勝つことがわかる勝負をしろ、という事です。

若いうちは、たくさん負けて、どんな理由で負け、そして勝つのかを学びましょう。

どうすれば勝つのかがわかったら、いよいよ努力して成果を勝ち取りましょう。

中島悟というすごいF1レーサーがおり。でも最初は正式なレースには出ずに「峠の公道」を上ったり下りたり。その理由が

「峠を走っていれば、勝つレベルになったかどうかが学べる。レベルに達しないうちはレースに出ない」

そして、よしこれなら!という時にレースに出場し、いきなり3位で一大センセーショナルに。その後F1まで登り詰めました。

*F1におけるリゾルトはここでは議論のまな板にはあげませんが、表面的な結果しか見ない一部の評論家たちと違い、レース仲間等では十分に評価されていたそうです。

1987年鈴鹿グランプリ

ビットコインはどうかというと、いつどんな値動きをするぞ!というのはわかりません。わかればビットコイン長者が続出です。

でも、ビットコインを裏付けているブロックチェーン技術が、今後発展間違いなしであり、エルサルバドルの法定通貨化、ウクライナでの使用認可、そろそろ米国の現物ETFも認可かな?という動きによって、中長期的には有望という足がかりがあるので、投資ポートフォリオの中で打撃にならない程度の、いいかえればなくなってもいいやくらいの金額で賢く投資するのがいいと思います。すくなくとも「こんなわけのわからんものがうまくいくわけないじゃん、奈落の底まで暴落しろー!」なんてこき下ろすしか能がない、というよりはずっとましである。

そうゆうぼくも、とある金額をビットコインのETFに投資しています。別にレパレッジしているわけでもないので、大暴落してもぜんぜんふつーに、こんな自画自賛の記事を書いて、えへらえへらと投稿しています。

あと、今回暴落のプラスの部分は、ウクライナの戦争危機だの、アメリカの経済情勢だをうまく言い訳にして、クジラども(大規模投資家)が価格の調整をしやがったな、なのかもしれません。こうして、クジラの背中に乗ってレパレッジで儲けようするこざかしいイワシども(その他大勢の投資家)を振り落とし、レパレッジ由来の売り買いによる嫌な価格変動をシャットアウトしたうえで、全世界でイワシの大軍が「やーいやーいやっぱりビットコインなんてだめなんだー!」と大合唱になったまさにその時、世紀の大暴騰になるか!なんて、楽しんで妄想しています。

こう書いていて思うのは、確かにビットコインなんてまだまだスペキュレーションですねー、ということ。紫微斗数でいうところの「横発之財」で、それなりの対応をしないと、儲けてもまた一瞬でなくなっちゃうかも?

努力をすれば、だれでも空を飛べる世界。

ネガティブにいじけちゃうのはもったいないですよね。。。

 

 

結論ですが、人間はどうしてもネガティブなニュースに大喜びする傾向がありますが、ネガティブな出来事、恐慌・狂乱の中に息づいている再生・発展の芽をいかに見極め、育てることができるか―――これが、負け組で一生を終えるか、成功して自由な人生を手に入れることができるかの分かれ目と考えています。狂乱インフレのブラジルで、インフレと同居した高金利を前向きに投資に活用した、つまり借りるほうではなく貸す方に回ったことで、今日では資産1億円を超えて、偉そうに資産運営のブログを書けるようになりました。これを読む皆さんも、マイナス思考しかできない人たちに惑わされずに、冬来たならば春遠からじ、厳冬こそ、神がこれ以上は寒くならないよ、と教えてくれた「神の谷底」で、前向きに未来へのタネをまいて、成功されることを願っています。

ではでは。

 

Posted by 猫機長
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格納庫の休日

格納庫全景。ちいさな飛行機に乗っています。

 

◎操縦索、タイヤ空気圧などなど。

いまいち方向舵の遊びがおおきいんじゃね?という事で、尾翼部分の点検扉を外して確認することに。

点検窓にスマホを潜らせて、胴体側から尾翼に向けて撮影。

 

 

同じ点検扉ですが、今度は尾翼側から胴体中心へ向けて撮影。

写真下の左右に、ケーブルの留め具があり。幸い異常なしでした

ついでに、操縦席のシートを倒して、尾翼に向けて再確認しました

 

 

そのあと、タイヤ圧調整

なぜかコパイ側の空気が抜ける傾向があるんですよねー、次回のタイヤ交換はタイヤチューブも買い替える必要があるかも。。。。

 

 

それから、弓道ごっこで遊びました。

4射2中。射距離10メートルの弓道ごっこなのに、ぜんぜんだめですねえ

 

 

なんか飛行機と全然関係ないオチになっちゃった。

というわけで、飛行機に戻ります。

 

 

◎アクセルケーブルと、命の値段

軽飛行機も自動車もガソリンエンジンで動き。その操作は、スロットルの開閉で行います。マンガで「アクセル全開だああーー!」というのは、まさにエンジンキャブのスロットルから運転席まで引っ張ってきたケーブルにつながれたアクセルを床まで踏み込んでいるという事なのです。

飛行機の場合、アクセルペダルではなく、手で操作するスロットルレバーです。

画面中央にスロットルレバー。すぐ下にチョークレバー。チョークの左下にある黒いボタンはELTの作動装置です。

 

 

このレバーを引いたり押し込んだりします。すべて押し込んで黒いボタンしか見えなくなった時が全開。写真では全閉の状況です。

このレバーは操縦席パネルの後ろで4分割されたケーブルのうち、上の二つに接続され。(下の2つはチョーク)

画面下の四角い銀色のが、左右方向舵を操作するペダル。左ペダルの上に小さく四角い箱があり、ここからにょきと伸びている4本のケーブルのうち、上2本が、計器盤パネルのスロットルレバーから伸びてきた制動索に接続されています。

 

 

4本のケーブルは、防火壁を通過して、左右のキャブレターにつながり。

ツインキャブのROTAX80馬力エンジン。右キャブが見えにくくてごめんなさい

 

 

このスロットルは、スプリング の作用で、通常は全開近くのポジションになるよう設定されており。

一方駐機中は全閉にしておくもので、通常の飛行時も60%くらいかな?以上は押し込むことは少ないので、要すれば操縦者の好きなポジションにセットされたら動かないようにホールドする仕掛けが必要となっています。

セスナや、ぼくの乗っているRANS Supercoyoteでは、スロットルレバー根元の円盤を回して、スロットルを押さえつけたり、開放したりしています。

ねじを締めるのと同じで、右に回せば閉まってレバーが動かなくなるし、左に回せば緩まります。

 

 

ところが、7年間も乗っていると、この円盤の後ろに仕組まれたパッキンが摩耗してしまい。いくら締めてもスロットルが勝手に引き込まれるようになってしまい。

パッキンだけ別売りはなかったので、レバーとケーブル一式になったものを新たに購入しました。

画面中央の白い奴がパッキン。その右が例の円盤。この円盤を回すと、パッキンが変形していってスロットルレバーを押し付けるあるいは緩める仕組みです

 

 

新品一式はこんな感じ。

 

 

からくりは自動車とやはりあまり変わらず。VWかぶと虫のアクセルケーブル一式はこんな感じ。

世界の名車かぶと虫ですが、アクセルケーブルは泣きどころで、これまで20年乗っていて、3回くらい切れちゃったかな?

 

 

かぶと虫の場合は、全閉が通常のセットポジションなので、ぷちん!と切れたら、アクセルは踏み込んだままなのに、エンジンは、ちきちきちきちき。。。。とアイドリングになっちゃうのでした。

世界の名車かぶと虫

 

 

しょうがないなあ。。。と路肩に止めて、エンジンフードを開き。

キャブレターのスロットルバルブが半開ぐらいになるように石ころなどを挟みます。写真では消しコムを使用。

 

 

エンジンは回転しっぱなしになるので、止まりたいときはクラッチを切り、ギアはニュートラルにしておきます。

こうゆう時に信号待ちをしていると、車は止まっているのにエンジンはうおんうおんとうなっていたりして、通行人の素敵女子とかが驚いて逃げて行ったりします。

でも、この便法で、なにげにお家にたどり着くことができるのでした。

軽飛行機の場合は、ケーブルが切れちゃったら、エンジンは一気に全開まで行ってしまうので、

①ともかくエンジンが過熱でブローしないうち(1.5分くらいの間)に、上昇できるだけ上昇し

②左右のマグネトーカット。つまりエンジン停止

③あとは滑空して最寄りの空き地に不時着

となってしまうので、飛行機のケーブルは切れてはならない、というのがあります。まあ自動車に比べると、ケーブルにかかる負荷ははるかに少ないですけど。

ということで、上記のスロットル一式ですが、実際に摩耗しているのはパッキンだけなのに、一式しか売ってくれないのでした。

ちなみに、VWかぶと虫のスロットル一式は、上記の通りR$33くらい、まあ7ドル程度です。

一方飛行機の一式は、R$800と、160ドルが飛んでしまいました。

この差額が、命の値段、という事なのでしょうか。。。。。

最後に、早朝フライトでの景色。やっぱり飛ぶのがやめられないですね。。。(この写真は9月19日撮影)

ではでは。。。

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2021年の不労所得総決算

*サイトがハッキング被害か?ダウンしてしまい、3週間更新できませんでした。幸いサイトは復活したので、その間投稿できなかった記事を徐々に掲載して、最終的にはこれまで通り週1投稿のペースに戻ります。

 

総決算、なんて書いてますが、かなりいい加減などんぶり勘定です。でも、きっと皆さんの資産構築に有益な情報だと思います。ぜひ読んでね!

シモン・ヴーエ 「富のアレゴリー」

 

さて、ぼくが持っている資産で、不労所得を生んでいるのがリート。ほかに債権もありますが、ここではリートを主に見てみます。

そして、個人的にリートを3群に分けて投資しています。すなわち

①再投資用の不労所得を確保するための、攻めのリート群。以下8銘柄で、2021年12月はR$18,597 .00の配当を達成。12月31日のレート(@20.6371)で383,788円。

SHPH11(ショッピングセンター)

BBPO11(銀行)

BPFF11(Fund of Fund)

HABT11(不動産証券連動型)

HGBS11(ショッピングセンター)

MFII11(不動産土木開発)

VRTA11(不動産証券連動型)

②生活費を賄うための、守りのリート群。以下4銘柄。配当額は秘密ですが、服飾、食料、ガソリン(他自動車・飛行機の維持経費)、アパートの管理費、水道・ガス・電気のほか、プロパイダ、飛行クラブ会費が入っています。

HCTR11(不動産証券連動型)

VILG11(運送ロジスティックス)

FLMA11(ホテル業)

GGRC11(不動産開発と証券連動のミックス)

③医療保険関連。一つは民間保険、もう一つは国民(公的)保険の積立金です。民間保険のほうはざっくりR$500.00の余剰が出ており、国民保険はかつかつ、プラマイゼロなので、余剰は発生せず。

FIIB11(工業施設)→こちらが、12月はR$1,505.00、うちR$1,000.00を保険会社に払っており、残ったR$500.00つまり10,318円は上記①に足して再投資に回します。

BCRI11(不動産再建連動)→こちらが国民健康保険。12月はR$1,036.00ですが、事実上全額連邦政府に分捕られるので、余剰はなし。

④通信費及び予備費→2つのリート銘柄により、電話代(インターネット代)をこちらで支払っています。12月は2銘柄合わせてR$1,832.00 、このうち電話代R$400.00を引いて、R$1,432.00、29,552円が再投資可能になりました。

*この④は、実質②に含まれますが、①から③までがSantander銀行で投資しているのに比べ、④はItau銀行なので、分けてます。というわけで、上記の「3群」は、①、②+④そして③となります。

ちなみに、上記は12月ですが、だいたい毎月似たような金額で推移しています。

Banquet Still Life by Abraham van Beyeren

 

この結果

①の段階で383,788円が月当たり再投資できる計算であり、目標としては「30万円以上」なので、いちおう安堵。

③と④のおこぼれがそれぞれ10,318円、29,552円、これらを①に足すと、423,658円と、実勢では毎月40万円を再投資に回すことができています。さらに債券の金利とかもあり、実際はもうちょっと多くなります。にこにこ。(金額はひみつ。でもたいしてして加算されるわけではないです。しくしく)

さて、元本に対する利率つまりDividend Yierdですが、12月時点で元本は上記全銘柄合わせてR$3,057,617.00(63,100,345円)、これで配当は毎月①+③”+④”(「”」としているのは、余剰ではなく配当金そのもので計算したため)=541,888円となり、毎月0.85%、年率で10.2%とでました。なかなかいいじゃん。

*この利率には、②の配当額や、債権の金利収入は含んでいません。実勢はもっと上がります。うれしいな

*一方、インフレを換算するとものすごく利率が削られます。(例えば12月のインフレ予想値は0.78%)かなしいな。

上記、というか今回の記事はすべからくリートの元本と分配金を対象としていますので、総投資額(債券などを含んだ総額)とはまた違ってきますが、とりあえずは、ざっくり年率1.5%をインフレ後の純DYとしてとらえています。

まあ、生活費など、出るものはすべて出たうえで、さらにインフレを差し引いて、財産が1.5%増えたという事でとりあえず満足しておきます。インフレやばいね

一方、4%ルール(毎年総資産の4%までなら使ってよいという考え)に照らしてみたら、幸い今年の支出は4%に達せずにすんでいました。

重要なのが、去年からどれだけ躍進できたか。

①については、去年12月がR$12,942.00X@19.9100(去年の12月31日レート)=257,675で、わあああ目標の30万円に5万円足りないぞ!だったが、これはリートのみの結果なので、債券金利を合わせればなんとか毎月30万円以上だからいいじゃん、とたかをくくっていました。

というわけで、去年と今年の比較では

257,675円から383,788円と、48%の増加。すごいじゃん

毎年こうゆうふうに行けば世話なしなんですけどねーでもリートの配当なんて水ものですから、来年はどうなるか?

ちなみに、②、③、④の各収入額についても増加はしているが、微々たるもので有意な差は生じていないので、カット。

クエンティン・マセイス「両替商とその妻」1514

出典は:https://ameblo.jp/bf-art-gallery/image-12640642026-14858013674.html

 

 

最後に、総資産額(こちらは債券とかも総動員した金額)ですが

2020年は、100,302,600円

2021年は、103,701,719円

と、ほとんど変わらなかったのでした。ほんとがけっぷちの1憶が続き。泣いています。

ちなみに、おおおDY増加なのに資産総額は変わらないという事は、リート元本が目減りしちゃったんじゃ?と気づいた人もいると思います。まさにその通りで、今年はコロナと金利上昇によってリートにはダブルパンチとなり、ぼくは配当狙いだから元本なんてどおでもいいや、なんていってもいられなくなってしまい。

元本増加(キャピタルゲイン)に向けて、とあるETF「HASH11」を購入しました。2022年の推移に希望をつないでいます。

今年はリート元本が大きな被害を受けたけれど、何とかETFや債券、そして実のところ円との為替変動に助けられて1憶継続できました。だけどこんながけっぷちなんていやですよねー来年はもうちょっと資産総額が上がっていることを願っています。

今年はブラジルのインフレが2桁に爆発しましたが、幸い、配当すなわちインカムは順調なので、のんびりしています。「100年に一度の危機」とかが今後発生せず、安定した世界経済(特にブラジル。ははは)の向上発展がなされるよう、切に願っています。

「希望」ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ1872年

ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長
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南半球の飛行場でトロピカルフルーツ生活

日本ではさぞや寒い季節でしょうが、地球の裏側ブラジル高原では、まさに夏の盛り。照り付ける太陽とぞんぶんな雨ですくすくと育った果物たちを堪能する季節になりました。

①マンゴー

いろいろな種類があり。

左のPalmer種は、大きさは右のRosa種より一回り大きいけれど、値段は1キロ当たり1ドルくらいと、半値でした

 

 

まずは、Palmerで行ってみます。

赤と緑がきれいなマンゴー

 

 

ちょっと甘酸っぱい感じ。繊維はやっぱり粗くて、皮をはぐとかなり荒っぽいテイストになりました。一方、ナイフの通りはよくて、スパッと繊維を切ることができました

 

 

ごちそうさま。きれいに種が残りました

 

 

つぎは、Tomy種。

繊維がかなり粗くて、ナイフもぶちぶち、と梱包用の「繊維テープ」を切るような感じに。

繊維テープ。出典はhttps://www.amazon.co.jp/Romack

 

 

外見も、マンゴーで差があり。

左がRosa(バラ色)種。色覚障害か?そして、右がEspada(剣)種。こんな丸っこい剣あったっけ?

 

 

マンゴーの品種の名前って、なんかてきとーすぎる気がします。。。。

ちなみに、「マンゴー」という言葉は英語だそうです。

南洋開拓でとある島に上陸したイギリス探検隊が、現地の先住民に「この果物がいっぱいあるところを教えてほしい」といったところ、先住民答えて曰く「女性のいるところにけばよい」。

イギリス人「なんのこっちゃ?」

土人「だから、女性のいるところには”Man Goes”(男が群がる)」

はいすみません、ちなみに、元ネタはOshoラジニーシの「十牛図」をご覧ください。

さて、「剣」種のマンゴーはさらに繊維が荒々しく、ナイフの刃を通そうとしても通らないという恐るべきマンゴーでした。

 

 

Rosa種のほうはこんな感じ

繊維の粗さは「剣」に勝らず劣らず。マンゴーは種にそって3枚におろすのが一番たべやすいですね。。。。

 

 

結局、一番最初のPalmerが一番おいしかったです。その他はみんな、甘ったるいな、という印象ばっかり。おいしかったですけど。

マンゴーとビール。意外なベストカップルかも?

 

 

◎ココヤシ

スーパーで乾燥したココヤシ(半分に割ったもの)を売っていました

 

 

さっそくナイフで果肉を取ろうとしたのですが、硬いかたい!ガジガジやってもぜんぜんとれず。

 

 

ゆるせん!火あぶりじゃー!ひひひ火火!!!!

 

 

皮が黒焦げになるくらい焼いたら、タオルで手をやけどしないように気をつけながら押さえつけて、トンカチでめったやたらに殴打だ!がんががんがん!ぎゃはははは!

そのあと、もう一度ナイフでこじったら、今度はぽこんと取れました。

 

 

ぼくは薄皮(茶色の表皮)は好きではないので、ナイフで削りとって。。。。

 

 

刺身みたいな感じで醤油で食べました。ワサビがあったらもっとよかったです。。。。

 

 

◎アボガド

ワサビ醤油といえばアボガド。

アボガドは、ココヤシみたいに、殻が黒焦げになるまで火あぶりとかしないですむし、マンゴーみたいに、うまく三枚におろさないと種にナイフが当たって実が切れない、みたいな面倒なことはなく、ものぐさにはとてもうれしい果物ですが、熟れているのかいないのか?を判別するのが難しく。皆さんいろいろ苦労しているようです。

判別法には一長一短あり

-へたの色(上記写真で白っぽい、いわば「へそ」)で見分ける。黄色はまだだめ。緑が食べ時。黒くなったら腐っちゃったぞ!とするのですが、実は黄色にしろ緑にしろ、1人1人で取りようが違い。緑だ!いいね!と素敵女子に見せたら「それは黄緑。まだ熟れてない」なんて言われたりして。

―皮の色で見分ける。鮮やかな濃い緑だったら、まだだめ。黒くなったらOK、というのですが、品種によってはまだ熟れてないのに、最初から黒い色です。なんてのもあり。なかなかうまくいかないですねえ。

-触って、固ければまだだめ。柔らかく、指で押して弾力があればOk、かといえばそうでもなく。ちょうどいいなと思ったときには、すでに時遅し、という事も多々あるらしい。

そこで、必殺の見分け方を伝授します(なんて皆さん信じないでくださいね)。

スーパーで売っているアボガドの山から、比較的黒ずんでおり、指あたりも柔らかいやつを選んで両手で(片手でもいいけど)振ってみましょう。

ごんごろ、と実の中で種が動いている感触があればOKです。

この記事のネタにしようと買ってきたアボガドは、確認を忘れて、テキトーに選んでしまったため、熟するまで2週間かかってしまいました。写真は熟した時のもので、皮は柔らかすぎ、やばいぜ!なのに、へそのほうはまだ緑でした。種がごんごろ動くようになったので、切ってみたら、あやうく熟れすぎの手前でした。

こんな感じ

 

 

ワサビ練りすぎました

 

 

さっそくワサビ醤油で食べました。たしかにトロと言えなくもないが、素直にアボガドの刺身、で成り立つとおもいます。でもくせがあり、醤油だけだと厳しいか?ワサビが必要と感じ。そのワサビは、メーカーのミステイクで「おさび」になってますが、ちゃんとしたワサビでした。ははは

 

 

◎バナナ

これは日本でもいっぱいありますが。。。。

3本がくっついていた房から、1本をはがしたら、あああ3本ともはがれちゃった!そこで2本は食べちゃったのですが、残り1本を何とか腐らせずに残したい、となり。

冷蔵庫に入れてみようか?でもにおいとかが残っちゃったらやだなー、と思っていたところ、ちょうど氷を入れたアイスボックスがあったので、ぶち込んでみました。

蓋をしておけばブヨとかも飛び込んでこないし。なかなかいいかんじ。

 

 

夜8時ころにアイスボックスに入れて、翌日の午前11時に蓋を開けたら、氷は溶けて水になっていましたが、でも十分冷たく。やっぱりいいかんじ。

皮は黒ずみ始めていたけれど、中身は新鮮そのものでした。

 

 

念のため火を通しておこうか、という事で、フライパンに油を入れて、どろどろにならないように焼きました

アルデンテ?いい感じの歯ごたえ。

 

 

南国のフルーツライフでした

 

 

ちなみに、バナナ畑にはArmadeiraという猛毒のクモがおり。こいつに嚙まれると、「お◎ん◎んが4時間の連続強制勃起に至り、痛さにのたうち回る」という恐ろしい毒を持っており。このブログの読者の素敵女子たちにはあまり関係ないかもしれませんが、老人とか病弱の人は、噛まれて死んじゃうということもあり。

もちろん、基本は人間がクモを脅かさなければよいだけの話であるが、一方、ノミみたいに「刺された、かゆいね」では済まないので、身を守るためには駆除せざるを得ない場合もあります。

Armadeiraはとても獰猛で、あまり挑発しなくても飛び掛かってくる(1.5メートルくらいは跳躍するらしい)。これも、獰猛になることで捕食者を撃退しよう、というサムライみたいな知恵ですが、一方、このクモにそっくりなタランチュラがおり。こちらはCarangejeira、別名「草地のクモ」で、草のあるところならどこでも、というかなりポピュラー、言い換えれば人間とも遭遇しやすいので、さて、どっちだ?と気を使います。

いたって穏やかなcaranguejeira。でも、万一Armadeira だったら。。。

という事で、殺しちゃいました。ごめんね。。。

 

 

というわけで、皆さんも「バナナのたたき売り」があったときは、バナナの山の中で「ブラジルドクシボグモ(Brazilian wandering spider)」がごそごそしていないか気を付けてくださいね。なああんて!

スペースがまだあるので、滑走路近辺の風景を。

滑走路直上を通過。

 

 

滑走路近辺の格納庫群。一番手前のがぼくの格納庫です

 

 

格納庫からの眺め。牧場に囲まれた滑走路です

 

 

弓道ごっこ。的の左に矢が集まるという謎のバイアスが?

 

 

雨季の空。

 

 

ブラジリア近郊。画面中央上あたりに見えるのがブラジリア名物デジタルタワーです

 

 

こんな飛行機に乗っています

 

 

ではでは。。。

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「おさび」のお話と、アメブロランキング再びの1位に感謝

◎アメブロ公式ランキング。再びの1位に感謝

こないだ投稿させていただきました2つの記事

-NFT価格操作の罠とメタバース不動産

-「ノーペイン・ノーゲイン」

が、それぞれ以下の通り「入賞」していました。

ちなみに、それぞれのハッシュタグで、どのくらいの投稿数からの順位かというと

「NFT価格操作の罠とメタバース不動産」については

ブロックチェーンが16,238投稿(1位)

マインクラフトが19,016投稿(9位)

アートが390,653投稿(21位)

一方「ノーペイン・ノーゲイン」は

バイオリンが55,098投稿(36位)

*こちらは、記事中の「ピアニスト素敵女子」を「バイオリン素敵女子」に修正。ランキングで「バイオリン」と出てから気づきました。かな先生ごめんなさい。。。

で、こんな感じでランキング画面で表示されるのですねー

 

ううむ、Pi networkとか、先進的な記事ばっかりだ。

そうゆうなかで、「ブロックチェーン」の1位はじめいろいろなジャンルでランクインできたのも、ブロ友の皆様との温かい交流があったからと思います。ここで改めて感謝させていただきます。

前回1位をいただいた記事は「都会の風物詩」で、「パイロット」公式ハッシュタグというニッチなジャンルでもあり、あまり日本では体験できない、のほほんとした自家用機生活が評価されたのかと理解。インターネット時代のいいところは、世界中で情報交換ができて、ふだんはなじみのない世界をのぞくことができることですよね。。。

ちなみに、飛行機メンテの記事は、パイロットの皆様への情報共有としてもお勧めします。Experimental機ですが、皆様の乗る飛行機のメカニズムについてきっと新たな発見が!あるのではないかと思います。

今後も「着陸灯のお話」など掲載予定なので、ぜひ見てね!(宣伝チラリ)

チラリの続きで、次回記事は新年特集として「メタバースを知ろう。知らないと2022年はやばいぞ」みたいな、またしてもオタクな記事になってしまいますが、その次は「トロピカルフルーツ生活」として、マンゴーやココヤシの食べ方など書いていますので、掲載したらぜひ読んでね!(チラリその2)

ココヤシの食べ方などを掲載の予定です

 

 

最後に、今回うれしかったのが、「アート」のランキングに入ったこと(21位ですが。あせあせ)。ブロックチェーンだのなんだので資産構築して、アーリーリタイアだ!というのはいいけれど、何のために?となると、それはやっぱり「ゆうゆうと、自由で、アートな生活がしたい」からなので、そのアートについてが、読者の人たちに認めていただけた、ということで、とてもうれしいです。

ちなみに、アートって何?

気難しく、ふむふむ、と考えれば「美術の実用価値:西洋絵画と日本刀の共通点とは」の記事に行きつくのですが、そうゆう論理的な見識は持ちつつも、やっぱり、もっと自由気ままに、わくわく!楽しく、すてきなモノたちのエネルギーで、はっぴいな生活がしたいな、そんなモノたちや、生活がアートではないか、と思っています。

きゃふんきゃふん

 

 

◎おさびのお話

ワサビのことじゃないの?実はそうです。

とある吉日、刺身につけるワサビを買いにいったら、「おさび」というなぞの物品に遭遇。

その名も「粉おさび」。2ドルすなわち200円くらいでした。高いか安いか?

 

 

他にもちゃんとしたワサビを多数売っており。

 

 

でも、ついゲテモノを買ってしまうんですよね。。。

日本語では「おさび」ですが、英語ではちゃんと「Wasabi Powder」になってました。ははは

 

 

ぱっと見はちゃんとワサビです。

 

 

印象としては、あまり辛くないけれど、つんと鼻にきて、快くぬけてゆくちゃんとしたワサビで、ぼくみたいな逆流性食道炎で刺激物はちょっと、という人や、子供、老人や女性などには優しいワサビかもしれません。

一方、醤油のほうでも、謎のやつを発見

ワサビ醤油のことなのか?「スシソース・ワサビ入り」として売っていました。買いそびれちゃったけれど、いつか使ってみたいな。
このくらいだったら、アメリカあたりで堂々と売っているかも?

 

 

一方、大豆製品ではない醤油も発見。

ココヤシの醤油

ううーむ、フツーの醤油の倍以上の価格だぞ?なにかシックな醤油なのだろうか?こちらも買わずじまいでした。

意外と、エキゾチックな醤油だ!なんて、ドイツあたりで受けるかもしれん。

 

 

◎このブログは「軽飛行機」がお題なので、機体のメンテのお話もちょっと。

こんな飛行機に乗っています
 

飛行機の翼には、内部点検のために扉がついており。

ぼくの持っている布張りの飛行機では、点検口のところだけFRPで補強した穴が開いており、ここにこれまたFRP製の蓋がかぶさるしくみになっています。

点検口
 

 

蓋のほうはこんなかんじ

 

 

というわけで、翼の骨格や羽布の張り具合などを確認。

ひもがぶら下がっていて、ドキッとしますが、これは羽布と骨格を縫い合わせた時にフツーにこれだけ余裕を持たせて切っており、問題なしです。

 

 

飛行クラブの芝生で。パイロット仲間の飼っているネコになつかれました

 

 

いよいよ年末年始。日本は殺人的な寒さに、いよいよオミクロン上陸か?というところで、ぜひ皆さんも健康にご留意いただき、楽しい正月を迎えられることを願っています。

ではでは。。。

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NFT価格操作の罠とメタバース不動産

NFTってなに?

実は、いろいろな人がいろいろな定義を持っており。

NFTではないけれど、似たような例で説明します。

数人の人に目隠しして、とある動物に触ってもらったうえで、どんな感じの動物ですか?と質問したら

Aさん「ひもみたい」

Bさん「うちわみたい」

Cさん「木の幹」

Dさん「槍みたい」

同じ動物だよ?でも、「ひも」「うちわ」「木の幹」「槍」なんて、全然違う定義ですよね。

目隠しを取ってみたら、その動物はなんと「象」でした。

ひも→しっぽ、うちわ→耳、木の幹→脚、槍→牙、ということで、みんな言っていることは正しいのである。

この記事でお題としているNFTやメタバースとかも、みんな正しいけれど、言うことは。。。という状況ですが、なるべく全貌をつかんだ定義を探してみました。

というわけで、NFTは「Non-Fungible Token、非代替性トークン」すなわちブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位(トークン)である(Wikipedia)。

ブロックチェーンについては、別記事にも書きましたのでパス。「一意で代替不可能なデータ単位」のほうが核心です。

そして、「一意で代替できる」というのは、ここでは「誰にでも複製できる」という意味にとります。たとえば、画像・動画・音声、およびその他の種類のデジタルファイル。

ところが、ブロックチェーン技術で、これらの画像とかに「所有権の公的な証明」を与えることが可能になり。

例えば、ネット上でこんなサルの画像(アート)があります。

https://bijutsutecho.com/magazine/news/market/24790/pictures/1

 

この画像は、上記のリンクや、Google検索でだれでも閲覧できます。つまり、「一意で代替できる状態です」

一方、この絵はOpen Seaというプラットフォーム(ネット販売業者みたいなもの)から購入することができます。

購入時、ブロックチェーン技術で購入履歴と購入者の記録が明記され。

その後は、その人のみがその人の望む値段で売るなりできるようになります。

この瞬間、サルの絵は「一意で代替できない」つまり「非代替性のデータ(絵)」すなわちNFTとして生まれ変わるのでした。

どうもサルの絵じゃぴんとこないな?

というわけで、楽焼でいってみます。

時価3億円だそうです。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

 

この楽焼は、画像であればネットでいくらでも流通しているし、レプリカなんてのも売られているらしい。

でも、3億円で売ることのできる本物の楽焼は、世界で一つです。

楽焼の場合、鑑定家だのなんだのが、「これが本物です」という証明書かな?ともかく公的に証明されており、世界で唯一無二、デジタルじゃないけれど一種のNon Fungile なToken(物質)になっています。

一方、サルの絵は、ブロックチェーン技術で自動的に売買履歴と所有者の証明ができ。世界で唯一無二、真正のNFTというわけである。

ちなみに、こうしたサルの絵はたくさんあり、一匹、というか一枚3000万円くらいで取引されているそうです。

https://www.rollingstone.com/wp-content/uploads/2021/10/RS-BoardApe_Lead_5.jpg

 

3億の楽焼をはじめ、美術作品が1億だのなんだので売買されていますが、これは狂乱インフレになろうが、ナチスが政権を掌握しようが、共産主義者の戦車が庭になだれ込んでこようが、ともかく楽焼1個をぽっけに入れ、美術作品はくるくる巻いてアメリカだのアルゼンチンだのに逃げおおせれば、財産は安泰である。という資産価値を持っている。

時価1億6000万円の絵

出展:https://economictimes.indiatimes.com/magazines/panache/scribbles-scratches-and-other-abstract-pieces-of-art-that-made-millions/untitled-1970-by-cy-twombly/slideshow/65348642.cms

こうした「美術資産」をデジタルにしたのがNFTと言えます。ううむ、美術か?

というわけで、サルの絵が1枚3000万円というのも理解できたとおもいます。

サルの絵は「Bored Ape Yacht Club(退屈した猿のヨットクラブ)」という「画集」の中の一枚ですが、ほかにもいろいろなNFTがあり。

https://fisco.jp/media/cryptopunks-about/

クリプトパンク

 

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fnews.blockchaingame.jp%2F881&psig=AOvVaw1FW3UPNtFG6VkNSHt-OX36&ust=1639752570096000&source=images&cd=vfe&ved=0CAwQjhxqFwoTCKCkgcPI6PQCFQAAAAAdAAAAABAD

ハッシュマスク

 

NFTのおそるべきところは、ゲームなどの仮想社会に乱入できるところにあります。ゲーム空間内に不特定多数の人々が同時参加し資産取引を行うことができるようになっているのです。

メタバースという技術が関わってきますが、関連してVR,AR,MR等いよいよこんがらかるので、定義は別途記事にして。ここではどんな利用法があるのかをのぞいてみます。

「パーソナルテクノロジースタッフ」という企業のホームページに「メタバースとは:注目される理由やゲーム例・代表的なプラットフォームも紹介」(https://persol-tech-s.co.jp/hatalabo/it_engineer/584.html)という記事があったので、抜粋と要約。

「マインクラフト」

「ユーザーが建物や世界を自由に構築できるゲームです。アバターのコスチュームを変更したり、自分なりの建物や土地を構築したり、プレイヤー同士でサバイバルを楽しんだりできるゲームであり、将来的にはMinecraft上でゲームアイテムなどを売買できるよう開発を進めています。」

 

「Decentraland(ディセントラランド)」

「プラットフォーム内の独自トークンを使用して土地を売買・管理することができます。購入した土地は自由にカスタマイズ可能で、ユーザーは動画や3DCGを用いて自由にコンテンツを作成・配置できます。土地だけでなく、作成したコンテンツの売買も可能です。アバター用のアイテムも販売されており、購入したアイテムの転売も行われています」

以上で引用終わり。

 

みんながアクセスしているメタバースで売られている仮想の物件を、それこそサルの絵を買うがごとく購入し、土地ころがしじゃないけど高くなったら売る、みたいなことが可能になっている。プロの不動産業業者が、都市連動型メタバース内で開業したら大儲けかもしれん。この場合、バーチャルサンパウロ(本当は渋谷と言いたい)においてバーチャル環境内で取引するが、物件は現実世界のサンパウロでちゃんと存在し、現実世界の現物不動産の取引になる(デジタルツイン技術)とか、いろいろ可能性があるのでは?と思います。

https://time-space.kddi.com/au-kddi/20211130/3217

バーチャル渋谷

 

さて、NFTの世界で、どのようにトークン(例えばサルの絵)一枚いちまいの価格が決まるのか。

例えば、とあるプラットフォーム「おんちゃのゆ」で、いろいろな楽焼の絵が売買されていたとします。

とある吉日「長次郎の黒楽」が100円で売られていました。

一週間後、もう一度アクセスしていたら、100万円になっていたぞ!

みたいなこともあり。

わああーなんとか101万円で買えば、来年には1億円になるかも?なんて狂乱したりします。

でも、この値上がりのからくりで、要注意なケースもあり。

Aさんが100円で持っていた「黒楽」を、Bさんが100万円で買ったとします。

でも、AさんとBさんは同一人物だったという可能性もあるのです。

かりに秀吉くんというナイスガイがいたとします。

秀吉くんは、プラットフォーム上で「Aさん」というアカウント(アドレス)を開けて、「黒楽NFTトークン」を100円(実際はETHすなわちイーサリアム)で購入します。

そして、今度はプラットフォーム上で「Bさん」というアカウントを開けて、「Aさん」から100万円(実際はETH,以下同じ)で黒楽NFTを購入します。

ここで、ブロックチェーン上は、確かにAさんからBさんへの売買が成立し、これにともないBさんのアカウントからAさんのアカウントに100万円が振り込まれます。

でも、この二つのアカウントは、認証(識別)番号は違っても、オーナーはいずれも秀吉くんだったのでした(片方は秀吉くんで、片方は秀吉くんの奥さんにするとかいう手もある)。

この結果、秀吉くんは、もともと持っていた黒楽NFTトークンを、100円から100万円に値上げさせることに成功したのでした。

ちなみに、上記の100万円を用立てるにあたって、フラッシュローンという、Defi(分散型金融)を活用し、無担保・無利子で確保可能というリソースもあるのですが、これもいつか別の記事にします。

この「爆上げ」に目がくらんで、誰かが秀吉くん(プラットフォーム上はBさん)からこの黒楽を150万円で購入すれば、秀吉くんのアドレスには、一瞬で150万円の現金が振り込まれることになり。

すごいぼろもうけですねえ。

3000字越えなので、打ち止め。

恐れを知らない若者たちが、想像もできない未来を切り開いているのですね。。。

最後に一言

「若い者はいい…みんなひたすらに勝利を信じている(南雲忠一)」

猿の絵と違って、確かにアートだと思うのはぼくだけでしょうか?

https://www.sakushop.com/img/k4-806_main.png

Posted by 猫機長
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「ノーペイン・ノーゲイン」

◎魔法のザクロ

経済的自由達成をテーマとしているすごいユーチューバー「両学長」という人があり。すごい動画をアップしています。

その中で、ううむこれは視聴者側がどう受け取るかで、その人の将来が大きく変わってしまうかも?という動画「魔法のザクロ」があったので、コメントしてみます。

いくら発信者がすごい情報を提供していても、観るほうがキャッチできなければ意味がないわけで。聞く人本人の資質もありますが、本人を取り巻く社会の環境に影響される部分もあり。例えば、「働かざる者食うべからず」とか、「生涯現役」とかに、なにも疑問を感じない人は、どんなにすごいFIRE情報を得たとしても、キャッチできるものは少なくなってしまうと思います。

というわけで、「魔法のザクロ」についてかんたん解説行ってみます。ネタバレ回避のため、まずは動画https://www.youtube.com/watch?v=7g2FrwLhs1Eをご覧ください。

「自由の学問」。すごいぞ!

 

この動画で、3人の兄弟が、素敵女子のお姫様を重病から救い、兄弟のうち1人がこの素敵女子をお嫁さんにするお話が出てきます。

この過程で、よく知られている重要な語句が出てきます。

◎ノーペイン・ノーゲイン=犠牲なくして成功なし

◎手放すこと

◎誰かに言われるのではなく、自分の意志で行う

一つ一つ考察します。

◎ノーペイン、ノーゲイン=犠牲なくして成功なし

成功するためには、まず実力を練り上げる努力が必要というところには議論はないでしょう。。。しかし、それは、犠牲(ペイン)なのか?

わかりやすい例として「剣道大会優勝」という「成功」が欲しかったとします。

鬼の師範につっころばされ、首から胸には「桜吹雪」つまり突きを食らったあとのあざが美しく咲き誇ることとなり。要すれば「死ぬ一歩手前の特訓」にいかに近づけるかが実力養成の重要なファクターとなり。

さて、それはペイン(痛み)なのでしょうか。確かに防具外れに一発くらうと、痛いですけど。

とある大会に出場して、試合場を歩いているとき、道場の後輩が寄ってきて

「せ、せ、センパイ。。。。」と恐怖の表情を浮かべて言うのです。

試合直後で「すでに死んでいる」状態だったので、なんだこいつ!人を妖怪みたいな目で見るなごるあ!とにらみつけてやったら、逃げていきました。ははは

ところが、ふと自分の左腕を見ると、わりばしくらいの竹刀の破片が、ピサの斜塔のごとく突き刺さっていたのでした。

 

後輩はこれを教えてくれようとしていたようです。ごめんね。

道着が血まみれになっちゃった、というほどでもなく、はっきり言って、全然ノーペイン。すごい記念品だ!(竹刀を折ってしまった対戦者の人ごめんなさい)と、嬉々として持ち帰ったのでした。(その後紛失。かなしいな)

も一ついってみます。とある寒げいこに参加。連休の3日間くらいか、終わりを土曜にして、月曜の朝はふつうの生活に戻れるように、という師範側の愛の配慮があり。

たしかに、きつかったのかなーと思います。他人事みたいに「思います」というのは、寒げいこでしごかれているという部分が記憶から欠落しているためです。明日から寒げいこだ、やだなーという、精神的なペインの断片は残っているのですが、はじまったぞー!なんてかえって喜んだ記憶の次は、自宅のベッドで目が覚めた状況であり。はっと気が付き、おおまだ日曜だ、と安心したのを覚えています。

寒げいこの途中で意識不明になり家に運び込まれた、のではなくて、ちゃんと終了まで参加して、その後自分で家に帰り。土曜日から日曜日までこんこんと眠りこけた挙句、目が覚めた。つまり、寒げいこ自体は、成功への重要なステップですが、ぜんぜんペインもへったくれもなく、気が付いた時には通過した後だった。またまた足裏(肉球の部分)の皮がむけてるじゃんとか、いろいろあざが増えていて、みんな打突がへたくそだなー、とかそういう痕跡は残っていましたが、痛いとかいう前に、とにかく腹減った、とパンとモルタデーラ(ハムみたいなやつ)をごっそり買ってきて、食った!食った!食った!食うのは何日ぶりか?そして、そのまままた寝ました。至福の瞬間。

というわけで、周りから見たらペイン(Pain)かもしれないけれど、本人には至福かも?というのが、ゲイン(Gain)を得る条件かと思っています。

モルタデーラパン

https://cornershopapp.com/pt-br/products/19u4l-pao-com-mortadela-unidade-3hf-panetteria

別に武道系だけではなく、例えば音大に行く人が3歳だの4歳だのからバイオリンを弾いていて、ぼくから見れば拷問ですが、本人はいたって楽しそうにひいている(注:本人は拷問と思っているかもしれませんが、しかしその思いとはうらはらに、実は楽しんでいることをぼくは知っています。ふふふ)など、要すれば努力はペインと別物と考えています。

そんなすごいバイオリン素敵女子のようつべもリンクしときます

かな先生。すごいぞ!

 

◎手放すこと

さて、上記で剣道バカになっていたころ、何を手放していたのでしょうか。確かに、へんなテレビ番組をみたりとか、一服「らりる」とか、そういうことは手放すあるいは最初からやっていません、ということで、要すれば最初からやるべきでないこと、どうでもいいこと、を手放したにすぎません。

動画では「どれだけの労力、お金を犠牲にしたかわからない、騙されたり、裏切られたりしながら突き進んだ(7:05ごろ)」となっており、たしかに、ぼく自身、会社のお昼休みにパイロット教本を勉強していたら、周りの反応は

 

つまり無視、嘲笑、排斥のあと、免許を取ってその辺を飛ぶようになったら、称賛になりました。ははは

周りの目なんて気にする必要ないし、最初から応援してくれた本物の友人を見分け、その他の、どうでもいい友人もどきは捨てるいい機会かもしれません。

剣道も、ペインでもなく手ばなすでもなくやっていたら、なかなか美人ちゃんの金髪(目は茶色)の後輩ちゃんがあらわれ、「強いね」なんて言ってくれ、お近づきに。。。とか、そういう全く予期せぬ成果もあったりしましたので、付記しておきます。

犠牲、という考えは、非常に危険なものだと思います。

恐ろしい「滅私奉公」という言葉を想起してしまうからです。

新卒で会社に入り「社会人一年生」のころ言われたのは

「まず自分が与えろ」

「無償で奉仕しろ、見返りを求めるな」

社畜になれ、としか聞こえないのですよね。。。。

会社員初年兵の頃は、実際は会社の足手まといでしかないのは事実なので、給料以前に会社、仕事、社会ということを勉強し覚えていくこと自体が得難い報酬であり。仕事の訓練(いじめではない)を給料以外の見返りとして大いに先輩社員に求めるべきだし、センパイもそこはちゃんと与えなきゃ。。。と思います。

すくなくとも、悪辣なブラック企業とかポンジスキームに騙され、自分の基本的人権を誰かに引き渡してしまった、とならないように気を付ける必要があり。動画でも「カモネギになるな!」と注意喚起しています。

◎誰かに言われるのではなく、自分の意志で行う

まったく疑う余地なく同意。「犠牲を払いなさい」といわれて、「はい、払います」と従うから、カモネギになってしまうのです。

いい情報だ!というのがあっても、うのみにするのではなくて、自分はこう思う、と考えることは、その情報を否定することではありません。ここでは両学長さんの「魔法のザクロ」をお題にして、ぼく自身の受け取り方、意見を書いていますが、決して排斥ではないので念のため。

弁証法ではないけれど、両学長さんのテーゼがあり、ぼくからアンチテーゼがあって、その結果もっと進化したジンテーゼが引き出される、のが重要だと思います。

「魔法のザクロ」では、3人のいい奴と1人の素敵女子がおり、素敵女子はいい奴の1人と結婚した。

でも、なんで1人を選んで結婚しなければならないのか?これがアンチテーゼです。

素敵女子側も、妹なり姉なり、隣の家のおねえちゃんなりを呼んできて、素敵女子の病気全快祝いに、みんなでサンバホールに行ってサンバパーティだ!そのうち、病気なおした治さなかったではなく、一番気の合う者同士で結婚するなりして、お父さんの王様は3人に平等に宝物とかご褒美したらいいじゃん、とか思います。

サンバパーティー

https://www.youtube.com/watch?v=fVidhHZfbrw

でも、こんなジンテーゼを提示したら、タルムードの作者たちから抹殺されそうなので、この辺にしておきます。

また3000字越え。ではでは。。。

Posted by 猫機長