食われる側の倫理/Lógica das presas
この文章は「ゴリラと人の差(S3.)」の姉妹編です。人間からの視点はそちらで書いたので、ここでは動物からの視点について考えてみます。
オイスターやコンビーフ。食われる側はどう思っているのでしょうか。
続きを読むゴリラと人の差:肉食で得た知能を大切に
ゴリラの脳は400グラム。人の脳は1200グラム。同じ霊長類同士でどうしてこの差が出たのでしょうか。
いずれも森林にすんでいた猿からの進化だそうですが、氷河期になり、世界が氷に覆われたり、木が育たなくなり森林が草原になってゆく中で、比較的暖かく森林の残った地域に生息していた猿たちの子孫がゴリラ。草原になっちゃったけど知恵と勇気で進化して絶滅を逃れた種族が人間、ということですね。
続きを読む忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん)
さて、前回は自分探しに成功し、顕在意識の自己は本来の自己の背中に乗っかってほのぼのとお家に帰り。しかしハッピーエンドとはいかずまだお話は続くのでした。要するに十牛図は禅仏道の指南書であり、解脱するまでは終わりにさせてくれないのですね。。。
続きを読む尋牛 (じんぎゅう)
何事も基本が大切といいますが、初心者すなわち達人だったりします。それはへたな熟練者のように「試合テクに走って目先の勝ち負けにおぼれ、本質から遠ざかってしまう(S9)」ということがないからです。
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