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非人間化が人道化の鍵だった

こないだ、ブラジルの病院で看護師が患者を56すという事件が発生し。

3人組で行動し、一人が見張っている間に、もう一人が患者にキッチン用の洗剤とかを点滴注入し。あと一人は「わああ4じゃやだー!」と必死に救命措置を行うとゆうふうに分担とかして、監視カメラをだましたりしていたが、そのうち見つかった。

薬品管理システムのパスワードをくすねてきて、薬剤を不当に大容量取得し、患者に注入するとかもしたが、あまり効果がないから洗剤にしようよとかやっているうちに行為が明るみに出たということらしい。

PIXABAY無料

 

 

警察などは必死にいろいろな可能性について調べ。

◎家族に頼まれた:別に末期の大病とかで家族に莫大な医療費支出を強いて、困り切った家族に「いっそ56して」とか言われたみたいなケースではなく、なんか便秘だから入院しました、みたいな感じで、家族のほうでもわざわざ56してもらうような理由はなかった。

◎病院の指導層に命令された:私立病院はベッドの回転率が命であり、便秘だの線維筋痛症だのでベッドを占有されてしまってはこまる。とっとと56して別の患者(金づる)を連れてこい、という命令もなされてはいなったことが分かった。

◎3人組が単に変質者だった。警察の拷問じゃなかった尋問とかによると、3名は明らかに性格破綻しており、愉快犯というのか、患者をいじめ、56すことで至福の喜びに至っていた、という結論が導きだされつつあり。

上記について、3人組は職場環境が悪すぎて精神に変調をきたしたんだー、と弁明しています。

こいつらが単にもともと狂っていただけだったのかというと、病院側や世の指導層はそうゆう風にしてお茶を濁したいようだったが、これも捜査でやばい実態?がボロボロと表れ始め。

上記のパスワード漏洩などの行為が蔓延し、要すれば職場のモラハラパワハラ、非人道的な当直だの何だの満載で、狂わないほうがおかしいみたいな状況に陥っていたという情報も出始め。

なんか「たちかぜ事件」だの「フルメタルジャケット」みたいな、軍隊も真っ青な恐ろしい職場だったのかもしれん。

たちかぜ事件 http://www.mdsweb.jp/doc/1355/1355_03m.html

 

 

日本でも似たような事件が起きていないでしょうか。

世界的にこうした事件が発生する風潮にあって、どうすれば今後の発生を防止できるか。

「犯罪者」「はみ出し者」を牢屋にぶち込めば済むのか。

刑期が終わって出てきても新たな犯罪に走るのが関の山である。本人はともかく、前科者を救済するシステムが欠如しているので、ますます悪行に身を染めないと生きていけなくなってしまうという恐ろしい現実があるのです。

病院とか経営者、ボスのほうでも、決して地獄のようなハラスメント蔓延を望んではいないのではあるが、病院だって企業です、なので、競争相手を出し抜いて生き残るためには、手下の医者だろうが事務員だろうがこき使ってコストダウンしないとどうにもならないのである。

今回の事件は、要すれば虐げられたジャパニーズサラリーマンが外国人研修生をいじめて憂さを晴らした(https://toyokeizai.net/articles/-/512030?display=b)、じゃなくて、日本企業も真っ青のブラックな職場で発狂した看護士が患者で憂さ晴らしをした、ということなのではないかと理解します。

研修生という名の奴隷労働

 

 

別に日本の社会をディスろうとしたいわけではありませんが、ブラジルで起きたこの事件は、日本の皆様にも他人事ではありませんよ、ということを言いたいのです。

では、起きないようにするにはどうするか。

実行犯を監獄に送り込むだけでは、次から次と新たな実行犯が生産され、牢屋から出てきたらさらに凶悪な極道者に生まれ変わるので、牢屋が不要とは言わないがそちらが解決策ではないと思います。

では、職場の環境を天国のようにホワイトにすればいいじゃん?

できるものなら当の昔にそうなっていますよね。。。。

根本的な解決策はあるのか?

人間が働いている以上、いくら努力しても人間の考えや行動には、必ず「常識」からの「逸脱」は発生し。

始末の悪いことには、杉原千畝さんみたいに「常識ある人」が「非常識」にされてしまうケースさえあり。人間が作った組織が、いかに非人間的な暴力装置に変化してしまうかという例も無数と思います。

ユダヤ人への人道的な支援が、政府(当時)の逆鱗に触れて「解雇」につながってしまった杉原千畝さん。https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c06705/

 

 

でも、考えてみれば、今回の犯罪も、みんな人間が起こしていることなんですよね。

じゃあ、病院から(患者以外の)人間を追い払ったら、こうした犯罪も起きなくなるじゃん。

 

狂ったか猫機長?

いやいや、「シンギュラリティ」「ベーシックインカム」によって、十分可能なんですよ。

 

いかにして、医療現場における人間の過失や悪意をAIと自動化によって排除するか。

◎シンギュラリティとバイオエチケット(生命倫理)

人間の「過失」や「悪意」を、アルゴリズムによる「精密さ」へと置き換え、「人間によるケア」から「自動化されたケア」へと移行する。

疲れ切って注意が散漫になり、時には共犯者にもなり得る人間とは異なり、ディープラーニングを搭載したAIは24時間365日、生理学的パターンを監視。数ミリ秒以内に血液中の化学反応とバイタルサインへの影響を分析し、「毒性(消毒液など)」のパターンが検出されれば、システムは即座にアクセスを遮断し、病床を隔離。今回の3人組が見せた「演劇性(心臓マッサージのふりなど)」は、実際の蘇生に必要な正確な圧力を把握しているアルゴリズムによって、非効率または不正な操作として即座に見破られる。

投薬や衛生管理に物理的なロボットを導入することで、「人間による悪意ある接触の機会」を排除。人間が患者に触れなければ、衝動やサディズムによって暴行を加えたり、窒息させたり、毒物を注入したりすることはできないのだった。さらに、デジタル・トレーサビリティによってロボットのあらゆる動きは改ざん不可能なブロックチェーンに記録され、行われた行為を「消去」することは不可能となる。

フルメタルジャケット https://zilge.blogspot.com/2011/06/87.html

 

 

◎ベーシックインカム(BI)と人道的な労働

犯罪はしばしば、欠乏や社会的嫉妬、あるいは搾取的な労働システムが生む怨恨から発生し。BIがあれば、飢えをしのぐためだけに病院で12時間や24時間連続で働く人はいなくなり。労働は「天職(ボランティア精神)」による選択へと変わる。また、サイコパシーは遺伝的・神経的なものとはいえ、残酷な行為の「引き金」は過酷な環境によって増幅されるが、BIによって「過酷な環境」は淘汰が期待されるのだった。

労働者を「消耗」させるシステムでは、仕事は経済的な「懲役刑」だが、BIが保証された世界では、仕事は「名誉」になり。尊重され、休息の時間がある個人が、逃げ道としてサディズムを発現させることは考えにくい。「邪悪さ」はしばしば、疲弊と職業的非人間化の土壌で発生するのである。

 

その昔、キケロは「人間は、自由になるために、法の奴隷となる」と言ったらしいが、IAの台頭によって「人間は、人間の悪意を逃れるために、人間の共感を放棄する」という時代が来ているのかもしれません。

人間の共感、すなわち暖かい看護士さんや頼もしいお医者さんの言葉やケアといったものを人間は放棄し、無味乾燥ですが機械によって無駄なく迅速に提供された解決策を無感情に利用する世の中になるということである。

この考えはぼく個人の空想ではなくて、すでに「ポスト・シンギュラリティ・ガバナンス」という概念が生まれ始めているらしい。

                                                        

ここまで読んで、まあ頭ではわかったけど、現実味がないよねーと思った人はないでしょうか。

アメリカだの西欧だのの素敵女子をおにぎり屋さんに連れて行ってみましょう。

おにぎり自慢の大将が自らの手でにぎった、ほかほかしたおにぎり。

でも、一定の素敵女子は、あとずさりして食べないか、あるいはぎゃあああー!と逃げ出すかもしれません。

きもいおっさんが汗臭い素手でこね回しただんごの塊なんて、ばっちくてとても食べられないじゃない!というのが彼女たちの感覚、常識なのであった。ははは

これが「機械で米が自動的に(人の手を介さずに)おにぎりになるのを実演したやつ」だったら、おいしいね、とまた大喜びで食べるのである。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01351/

 

 

あなたはどちらの常識が普通に感じますか?

*この記事は、患者あるいは労働者目線からの考察です。経営者目線から見るとこうなるぞ、というのはこちら→ロボット君と院長さんの対話

ではでは。

 

Posted by 猫機長
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こんな飛行機に乗っています

どんな飛行機に乗っているの?とよく聞かれます。

小さなLSAに乗っています。と答えるのですが、みなさんそこで一瞬フリーズします。

LSAってなに?

軽い軽飛行機のことです、と小学生みたいな、でも真実そのものの説明をするのですが、みなさんはいよいよ、(・◇・)????となるのでした。

というわけで、軽い軽飛行機ってなに?ということの説明を試みます。

例えば零戦はこんな飛行機です、と説明するのにグラマンと比べると説明しやすいように、なんか僕の乗っている「RANS COYOTE(以下こよーて)」と比較するいい飛行機がないかなーと思ったら、ちゃんとありました。

その名も「パイパースーパーカブ」

ともかく、外見だけでもまずは「こよーて」と「スーパーカブ」を比べてみましょう

こよーて(上)とスーパーカブ(下)https://www.airliners.net/photo/Untitled/Piper-PA-18-150-Super-Cub/1112500
 

 

なあんだ、両方ともセスナじゃん。

いやいや、セスナに似ていますが、セスナじゃないんですよ。

こんがらかるので、とりあえずセスナは忘れて、両方ともセスナみたいな高翼のチープな単発プロペラ機、と理解いただければよいと思います。

 

なぜスーパーカブを引き合いに出したか。

ひとこと「世界のだれもが認めるこれ以上ない名機」だからです。レファレンスとなる名機に比べられれば「こよーて」も光栄なり、という意味で、お手本としました。

ちなみに、「名機」の定義は人により異なり。零戦は駄作だがF6Fは最高の名機だ、という人はまさかいないでしょうが、いたとしてもそれはその人の勝手です。

でも、スーパーカブについては、飛行機乗りならだれでも「世界の名機」と称賛を惜しまない飛行機なのです。

飛行機乗りでスーパーカブを名機だといわない人は、はっきり言って自分で何らかの飛行機を操縦して空を飛んだことのない人でしょう。

 

というわけで、比較いってみます

実は、「スーパーカブとこよーてを比べてみい」とGoogleジェミニに聞いた内容ですが、なるほどこよーてについてはなかなかうなづける内容であり、スーパーカブについてもみなさん知らなかった!なんて発見もあるとおもうので、面白おかしく編集しますが以下の通りです。

                                      

 

質問:スーパーカブの飛行特性とRANS Supercoyote(ES Wing)の飛行特性はどの程度違うでしょうか

 

回答(下線部分が回答そのもの。その下におもしろ解説です):

「スーパーカブ(Piper PA-18)とRANS S-6スーパーコヨーテ(ES Wing)の飛行特性は、外見上のカテゴリー(高翼式)は同じですが、機体重量、制御応答性において大きく異なります。

S-6スーパーコヨーテは、PA-18よりも軽量で軽快であり、特に操縦の応答性(ロールレート)が速いのが特徴です。」

へえええー!こよーてのほうが敏捷だった?

 

 

 

機体重量(空虚重量)

スーパーカブ:450キロ

こよーて:270キロ

重量差:1.66倍

 

あれ、どこかで見たぞ?この数字をだいたい10倍にすると。。。。(全備重量)

グラマンF6F:5,704キロ

零戦:2,733キロ

重量差:2.08倍

 

ええええー?、カブってそんなに重かったっけ?零戦とグラマン、まではいかないにしても、それにちかいじゃん?

いかにこよーてが「ひ弱なひょろっ傑」かということが浮き彫りになってしまった。だって、スーパーカブだって「軽い飛行機の代表選手」ですからねえ。。。

コヨーテに乗るのが怖くなってしまいました

 

気を取り直して、制御応答性です。

「スーパーカブ: 構造が頑丈で重く、制御系統が伝統的なため、操縦感覚は重く、ロール(横転)の応答は比較的穏やかです。乱気流の中でも安定しやすく、パイロットの操作に対する許容度が高い(少々「雑」な操作でも破綻しにくい)です。

RANS S-6 (Rotax機): 複合材や軽量な構造材を使用し、エンジンも軽いため、非常に軽快で応答性がクイックです。特にエルロンによるロールレートが速く、空のスポーツカーのような感覚です。しかし、機体が軽いため、乱気流や突風に対してPA-18より敏感に反応し、常に積極的な操縦(”Fly the plane”)が求められます。」

 

「頑丈で重く、制御系統が伝統的」ってなにを言いたいんだジェミニ?

いろいろ更問したら、だいたい以下の通りになった。

◎スーパーカブのほうは、グライダーを引っ張ったりとか力仕事も多いので、こよーてと同じ鋼管布張りでも、鋼管の肉厚が違った。

◎制御系統もケーブル主体で、こよーてがコンロッドを多用しているのに比べ昔ながらの仕様です

ということらしい。

ふむふむ興味深いですねえ。

コヨーテのコンロッド
 

 

いきおい「操縦感覚は重く、ロール(横転)の応答は比較的穏やか」というのは理解でき。

一方「乱気流の中でも安定しやすく、パイロットの操作に対する許容度が高い(少々「雑」な操作でも破綻しにくい)です。」というのはちょっと?

あくまで、こよーてに比べて、ということなんでしょうねえ。だって、確かにコヨーテの倍近い重さがあるにしても、カブみたいな小さな飛行機が「乱気流の中でも安定」なんてありえないですよねー

さらには「許容度が高い(少々「雑」な操作でも破綻しにくい)」に至っては、取りようによってはスーパーカブへの侮辱になりかねないので、ちょっと補足します。

そもそも、カブというのは「決して操縦の優しい飛行機ではない。しかし、三舵のバランスがよくて、ちゃんと操縦ができる奴なら、自分の手足のように動いてくれる。カブで学んだ飛行機乗りは基本がしっかりしている」(高橋淳さんというジェネアビの神によるご意見の受け売り)ことから、許容度とか破綻しにくいとかだとセスナになるとおもいます。

 

おっとまたセスナだ。今回の記事ではセスナは忘れて、ずんずんカブとの比較いきます

「RANS S-6 (Rotax機): 複合材や軽量な構造材を使用し、エンジンも軽いため、非常に軽快で応答性がクイックです。特にエルロンによるロールレートが速く、空のスポーツカーのような感覚です。しかし、機体が軽いため、乱気流や突風に対してPA-18より敏感に反応し、常に積極的な操縦(”Fly the plane”)が求められます。」

どん亀のこよーてを「空のスポーツカー」と言ってくれてありがとうジェミニ!

感動しました。うるうる。。。。

確かに、スーパーカブに比べてもコヨーテは乱気流に弱い、まっすぐ飛んでくれん、というのはわかった。でも、エルロンによるロールレートがいいというのはやっぱりうれしいでつねー一方で、スーパーカブがフォワードスリップで着陸してくるのをみると、戦闘機みたいなキレがあり。やっぱりカブ乗りは神だなーと感心するのでした。

カブのフォワードスリップ

こちらも神着陸→https://www.youtube.com/shorts/0bz7Wt2EfPE

 

 

あと、両者の大きな違いがエンジン。

エンジン以前に、こよーてはエンジンフードが複合材「ガラス繊維」でずるっこ成型しています。スーパーカブのほうはアルミニウム合金。

「スーパーカブ: Lycomingエンジンは低速・高トルクが特徴で、固定ピッチプロペラ(または改造可変ピッチ)と相まって、低速でのパワフルな引きを提供し、STOL時の力強さにつながります。巡航速度は控えめです。

RANS S-6: Rotax 912エンジンは、その軽さから機体のSTOL性能向上に貢献しつつ、スーパーカブに比べて高回転型です。これにより、スーパーカブとほぼ同じか少し速い程度の巡航速度を発揮でき、移動性が向上しています。」

 

このへんはこよーてのほうがメンテがしやすいとの理解。一方、高回転型でエンジンの作動はなめらかですが、プロペラ回転に合わせるために減速歯車を噛ませる必要があり。この歯車がほにゃららになったときに何が起こるかはこちらをご参照→頓死するところでした

 

この記事に書いていなかったところで、カブとこよーての最大の相違点は、カブが尾輪式であること。こよーてのほうは前輪式、尾輪式とあり、ぼくの乗っているのは前輪式ですが、尾輪式に改造しようかな、なんてたくらみも持っています。

 

 

飛行機ごっこから本物のスポーツとしてのフライトへ進化する関門の一つに、尾輪式を乗りこなせるかどうかがあり。でも、カブに比べても安定性がないといわれてしまったこよーて。おとなしく前輪式のままにしといたほうがいいかも。。。

 

ではでは

 

Posted by 猫機長
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中国塩政とビットコイン

久しぶりの「ビットコイン阿鼻叫喚シリーズ」です。

1月27日に至り、世界経済を震動させる恐ろしい事件が発生。

それは「張又侠が捕まった」

誰だそいつ?どこが大事件なの?

張という野郎は、中国軍部の重鎮で、習近平の野郎の腹心といってよい重要人物であり。

それが、よりによって粛清されやがった。

張又俠・中央軍事委員会副主席
https://www.sankei.com/article/20260125-AQXOPWTQC5ORLBQG3YFTFNNXVQ/photo/TSR66ISPPVNNRO3S6IM3MLKZ6M/
 

 

張の野郎は、中国経済を開放路線に乗せるためにはこいつしかいないというくらい重要な人物なのだが、開放という言葉が大嫌いな習近平に、ついに〆られてしまい。

これで習近平の独裁・暴走を止める常識を持った奴が中国から消え去ってしまった。

ビットコイン解禁なんて夢のまた夢。

真逆の政策として、CBDC(中央銀行デジタル通貨)の強要がいよいよ懸念され。

こうした反動政治を見るにつき、中国人というのは歴史に学ばない奴らだなー、へへん、と思わず軽蔑してしまうのでした。

歴史の国中国。

しかし、それは血塗られた支配者による人民抑圧、専横の歴史だったのです。

中でも、悪名の高いのに「塩政」があり。

古代中国が始めた塩の専売制は、単なる財源確保ではなく、「国民の生命線を国家が握り、逆らう者を飢え死にさせる」統治システムだった。

一言で説明すれば

「生存に不可欠な物資を人質に取った、実質的な徴税権の独占」

かつての王朝は塩を支配することで民衆と経済をコントロールし。ポイントは

◎必須性: 人間は塩を摂取しなければ4にます。現代人が経済活動に「通貨」を必要とするのと同じレベルの強制力があった。

◎供給の限定: 塩はどこでも採れるわけではなく、塩田や塩井(塩の井戸)など特定の場所に限られ。管理がしやすかった。

◎安定した収益: 景気に左右されず、全人口が毎日消費するため、政府にとっては「打ち出の小槌」のような財源になった。

 

漢の時代、武帝は匈奴との戦争費用を捻出するため、民間の塩ビジネスを禁止。

生産から販売まで政府が直営とし。勝手に塩を作ったり売ったりした者は処刑した。

唐・宋以降になると、政府が直接売るのではなく、商人が政府に食糧や金を納め、代わりに「塩の販売許可証(塩引)」をもらう仕組みにより、政府はリスクを負わずに確実に利益(税)を吸い上げることができた。

福建省の塩田 https://www.kobaien-shop.com/SHOP/101205103.html
 

 

こうして、一時的には皇帝や支配者層の懐を大いに潤し。うはうはだったが、しかし天帝はこういった非道を長くは許すはずはなかった。

塩政の破綻は少しづつ顕在化し。

政府は飽くことなく市場価格を吊り上げ(独占販売)。しかも役人、小役人にほしいままに中抜きされ。民衆は「このままじゃ4ぬかも?」というところまで搾取されてしまい。

結果、密売が蔓延した。

官売の塩が、原価の数十倍、時には百倍以上の高値で売られる一方、密売人はその数分の一の価格で高品質な塩を届け。一般市民の命綱になったのである。

塩の利権をめぐる政府と非合法勢力の暗闘はついに革命を勃発させた。

中国の歴史を見ると、「政府が塩で民衆を縛ろうとし、耐えかねた民衆が密売人のリーダーと共に立ち上がる」かつ「中国で革命(政府の転覆・転換)が起きるのは、農民反乱から始まる」というサイクルが繰り返されることになった。

黄巣の乱
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTzd_fQyZ45WjtPjohdp7ylTPpFxfntH_Hlyw&s
 

 

しかし、歴史に学ぼうとしない共産主義者たちは、新たな「塩」の「専売」を始めようとしているのである。

みなさんピンと来られたと思います。「塩の独占販売」を「デジタル人民元(e-CNY)の導入」と読み替えれば、中国政府が何をしようとしているのか瞭然となるのである。

塩の場合は、腐りもしなければ価値基準にもなり、何にでも交換できるので、それ自体が貨幣として通用したのだが、しかしデジタル人民元すなわちCBDCには、塩も真っ青な恐怖政治を可能とする特性があり。

それは「プログラム可能な通貨である」ということ。

「政府が気に入らないデモに参加した者の口座を止める」「特定の思想を持つ者の購買記録を追跡する」といったことが技術的に可能になり、逐一トレースできてしまうので、CBDCの導入により、中国は、政府側の気まぐれでどうとでも国民を搾取できてしまう巨大な強制収容所と化してしまうのだった。

 

塩の専売制とCBDC(デジタル専売制)が、どのように酷似しているか。

比較項目
古塩の専売
現代のデジタル人民元

独占の対象
生活に不可欠な「塩」
社会活動に不可欠な「決済手段」

統治の目的
商人の勢力を削ぎ、皇帝に富を集中
アリペイ等の民間プラットフォームを無力化

監視能力
流通経路の把握による反乱抑制
すべての取引をリアルタイムで追跡・凍結

副作用
闇市場(私塩)の横行と品質低下
資本逃避(地下経済)の激化と経済の硬直化

塩の専売は一時的に皇帝の財布を潤したが、長期的には国家を衰退させた。

官僚機構の腐敗: 専売を管理する官吏が特権を悪用し、私腹を肥やす場となり。デジタル人民元も、アルゴリズムを操作できる特権階級による「新たな利権」となるリスクがある。
民間活力の窒息: 民間の商人が自由な商売を禁じられたことで、物流や技術革新が停滞しました。現在、中国のハイテク企業が「共同富裕」の名の下に抑圧されている状況と重なり。
地下経済の肥大: 国家が厳しく縛るほど、人々は「私塩(密売された塩)」を求め。現代における「ビットコイン」や「地下銀行」への根強い需要に重なるのだった。

 

ついにビットコインが出てきましたねー

塩の専売が厳しくなればなるほど、人々は「自分たちだけの塩(闇塩)」を命がけで確保し。同様に、習の野郎がデジタル人民元で国民の全財産を「プログラム可能な監視対象」にするほど、国家の手が届かないビットコインの「非中央集権性」は、中国人民にとっての「生存の知恵」としてより深く地下に根を張ることになるであろう。

 

このへんを見通し、クレバーに対策をとっているのがアメリカだった。

米国がCBDCに対し「導入禁止」を訴える法案(CBDCアンチ・サーベイランス国家法など)を推進している理由として、「自由の防衛」という強い政治的意志があり。

以下の理由が挙げられ。

民間イニシアチブとイノベーションの保護

米国は、金融サービスは政府ではなく民間が競い合うことで進化すると考えており。

政府がCBDCを発行することは、USDCやUSDTといった、民間発行のドル連動型ステーブルコインを「国有化」で塗りつぶす行為であり、イノベーションを阻害することになる。

国民が中央銀行(FRB)に直接口座を持つようになれば、民間の商業銀行から預金が流出し、銀行が融資を行う能力(信用創造)が弱まってしまい、資本主義の根幹を揺るがすことになるのである。

「監視国家」への強い拒絶(プライバシー問題)

中国のデジタル人民元(e-CNY)推進との決定的な違いであり、米国が最も恐れている点である。上記の通り「政府による個人のコントロール」、政治的弾圧への懸念すなわち「中国のような監視社会を米国に持ち込むな」という意味である。

どきどき https://finance.yahoo.com/news/why-women-hesitant-invest-crypto-190010089.html
 

 

アメリカが中国のデジタル専売に対抗して、経済の自由を守る秘密兵器が、実はビットコインだった。ひえええー!

中国のモデル: 国家が発行し、取引を監視・凍結・プログラムできる「垂直的なデジタル管理(デジタル人民元)」。
米国のモデル: 国家が発行しない、発行上限が決まっている、誰にも凍結できない「水平的で分散型の資産(ビットコイン)」。

米国がビットコインを戦略準備金の設立などで「戦略資産」として認めることは、世界中の富裕層や知識層に対して、「あなたの資産を守るなら、監視される人民元ではなく、米国の法の下で保護された自由なビットコインとドルのエコシステムに来なさい」という強烈なメッセージなのである。米国のビットコイン戦略は、「中国のデジタル専売制という檻(おり)に対抗するための、自由な経済の要塞作り」なのだった。

 

米国は、ビットコインを「デジタル・ゴールド(準備資産)」として政府が保有し、その上で動くドル建ての民間デジタル決済を支援することで、「金(ゴールド)+ドル」の体制をデジタル時代に再構築しようとしており。

まるで「ビットコイン本位制」がくるみたいな展開ですねー

こういった楽しい陰謀論が、実は陰謀論ではないかも?今後が楽しみなビットコインですね。

ではでは

 

 

Posted by 猫機長
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リートリバランスその2

その1はこちら→リーマンリートリバランス

*本稿画像は、特にお断りのない限りhttps://www.vincifundoslistados.com/nossos-fundos/vinci-imoveis-urbanos-fundo-de-investimento-imobiliario/portfolio/portfolio-viur/

が出展です。

 

生きているといろいろな目にあい。今般、高配当でインカム狙いには最適だったVIURという銘柄で異変が起きたので、お知らせします。

ぼくはブラジルのリートを24銘柄(中にインフラファンドや農業ファンドもある)持っており、だいたい毎月の配当で40,000.00レアル、2026年1月18日のレート@29.47で1,178,800円くらい出ています。

このうち734レアル、21,630円がVIUR11というリートから出ていた。ポートフォリオの中での比重は小さいほうであるが、年間DYが14%に達しており。月1%を超えれば超高DYと呼べるところ、夢の高配当株ではあった。

インフレ国家で負債による成長を目指した企業の末路

 

 

ところが、去年(2025年)の12月11日、変な情報が株主一般に提示され。

「不動産投資信託(VIUR11)の臨時投資主総会に関する招集通知

投資主各位

DAYCOVAL 銀行(以下「当行」)は、VINCI IMÓVEIS URBANOS FUNDO DE INVESTIMENTO IMOBILIÁRIO(以下「本ファンド」または「VIUR11」)の管理会社として、以下の通り臨時投資主総会を開催し、投資主の皆様を招集する。

【審議事項】

本ファンド投資口(株)の償還(1回または複数回):現行の規制に従い、投資主に対して本ファンドの保有資産である金融資産、有価証券、および/または現金の交付によって行う。

【一般情報】

投票期間: 書面投票の案内は2025年12月12日開始。2025年12月28日 23時59分まで投票が可能。

 

結果発表: 本書面投票の結果は2025年12月29日に集計され、12月30日までに開示される。

敬具

DAYCOVAL 銀行」

 

なんのこっちゃ?

情報を集めたら

「VIUR11は、経営方針刷新のため、TRXF11という別のファンドに物件のうち6つを売却し、戦略的再編成を行うことにした」という趣旨の決定がなされ、上記の総会はこれを株主に認めてもらうため、ということらしいと分かり。

数年前からVIUR11の高配当の陰に潜むリスクは露見しており。これって、もしかして「経営方針の刷新」「戦略的再編」なんてかっこよくごまかしながら、結局はTRXFに身売りする気じゃ?

VIUR11はRenda Urbanaすなわち都市部、人口集積地域における様ざまな商業物件からの家賃収入をもとに配当を行う、わりかし新しい種類のリートであり。古来からのリート、例えばSHPH11の「ショッピングセンター」、FLMA11の「ホテル」といったジャンルにこだわらず、人口活動の中心である都市部で収益がみこめる物件ならなんでもいいやという、バッタ屋的発想で、とにかく儲かってるやつを集めて、実物資産型リートなのに不動産債権型リートもびっくりの高配当をたたき出していた。

アニマ(Anima)グループによる管理施設(Uniritter大学、上がポルトアレグレ市、下がカノアス市)

 

 

VIUR11のポートフォリオは7件という危うく少ない物件で成り立っており、列挙すると

教育施設(Educacionais):以下の都市で私立大学ほか総合教育施設管理

1)Ânima(カノアス – RS州)

2)Ânima(ポルト・アレグレ – RS州)

3)Anhanguera(ラパ – サンパウロ/SP州)

小売・都市型商業施設(Varejo/Renda Urbana):

4)Grande Center(サン・ルイス – MA州):大規模商業センター。

5)Dasa(リオデジャネイロ – RJ州):ヘルスケアネットワークが占有する物件。

6)Cândido Benício(リオデジャネイロ – RJ州):小売店舗。

7)FACAMP(カンピーナス – SP州): カンピーナス私立大学(Faculdade de Campinas)が占有する教育用物件

 

アニャングエラ大学
 

 

これらからの賃貸収益が配当となってぼくの懐に転がり込んでいたのでした。ははは

しかし、これらの「優良物件」を購入するうえで、VIUR11の管理者は大きな負債を背負ってしまい。

設立当初、手元資金が不足している状態で不動産を購入するため、「戦術的負債」と言えばかっこいいのですが、借入(CRI:不動産債権証書)によって購入し、その後、証券取引所で投資口の追加発行(増資)を行って資金を調達し、その借入金を返済するという計画だった。

グランドセンター
 

 

ところが、ブラジルの金利上昇と、実物資産型リートの価格下落により、VIUR11は大幅なディスカウント状態(純資産価値を下回る価格)で取引されるようになってしまい。価格が「割安」な状態での増資は既存投資家の利益を損なうため、追加発行ができなくなり、ファンドは返済不可能な高コストの負債を抱えたまま「身動きが取れない」状態に陥いってしまった。債務水準はファンドの規模に対してい異常に高く、純資産の約 40~49% にまで達し。負債の多くは「IPCA(消費者物価指数)+固定金利(約5.6%〜6%)」に連動していたため、インフレと高金利の影響で、この負債を維持するためのコストが、賃料収入から得られる利益の大部分を「食いつぶす」事態に。

*念のため、数値は情報源によってばらつきあり

カンジド・ベニシオ及びDASA(同居)
 

 

2024年から2025年にかけて、VIUR11は負債の分割返済のためだけに、年間数百万レアルを支出する必要にせまられた。

結果として、VIUR11は、手元資金が逼迫し、市場価格も回復しない中で、運用会社は「資産を売却しなければ、最低限の配当金(分配金)の支払いを維持することすら困難になる」状況に陥いり。やむなく、そもそも7件しかない物件の6件をよその会社(TRXF)に売りはらい、FACCAMP大学のみが寂しく手元に残る、という事態になり。

FACCAMP大学 https://www.youtube.com/watch?v=Sbd4UNcdy4g
 

 

売っぱらった結果どうなるかというと

負債の返済: リスクが軽減され、配当(分配金)を「食いつぶしていた」分割返済が終了。

売却益(キャピタルゲイン): 利益分は配当金として分配。

物件取得コストの回収 :元本相当分は「投資口の償還(Amortização)」として分配され、投資家の取得簿価(平均取得単価)を押し下げる。

手元現金の留保(キャッシュリザーブ) :ポートフォリオに残る唯一の物件の運用や修繕、将来のリスクに備えるための安全資金とする。

超重要ポイントは、売却による利益の分配は「配当」。物件の元本の払い戻しは「償還(Amortização)」。であり、上記の「元本相当分」はまさにもともと投資家が投資した金額を単に払い戻ししているだけなので要注意である。

そして、利益分配だのと威勢のいいことを言ってはいるが、その前に今回の騒動の原因となった負債を支払わなければならない。

ものすごく簡素化すると

6物件をとにかく叩き売って現金化→これで負債を解消→この間に元本の償還や売却益が発生すれば株主に送金

ということであり、実際償還などは一時的には多額の金額が株主に送金されるが、これにだまされると、すべてのオペレーションが終わった後には「単一の物件しかなく、負債も支払い切れていないクズファンドとなったVIUR11のみが手元に残る」ということになってしまうのである。

事実、2025年12月度の運用報告書(2026年1月初旬公開)において、VIUR11は次のように明言しており。

「VIUR11の月次分配金を2026年12月まで停止することを通知した。この決定は、ポートフォリオの主要物件売却に伴う財務および会計上の影響によるもの。」

根拠と理由:

キャッシュフローへの影響: 7物件中6物件を売却したことで、ファンドは即時的な賃料収入の大部分を失った。

投資口(株)による決済: TRXF11からの支払額の大部分は「現金」ではなく、TRXF11の「株」で支払われた。つまり、通常の月次配当として分配することはできず、売却するか、あるいは「償還(Amortização)」という形で投資主に引き渡す必要がある。

負債の引き継ぎ: 残りの金は、負債(CRI)を買い手側に移転させることで決済された。これによりバランスシートは健全化されるが、投資主の手元に即時現金が入るわけではない。

保証留保金: 今後数ヶ月間のテナント関連のトラブルに備え、約4,900万レアルを「保証留保金」として維持する必要があり、これが分配金の支払いを制限している。

結局、大動乱が見込まれるVIUR11を持っていてもしょうがないと判断し、1月2日に市場が開いたところで全額売却し、AAZQ11という農業ファンドに買い換えました。DYは実はAAZQ11のほうが高いので、決して損なオペレーションではなかったのですが、ぽけっとしていたらあやうくVIUR11は無配当のジャンク株化していたところ、胸をなでおろしています。

AAZQはCRA(アグリビジネス収益権証券)を中心に投している債権投資型のファンドです。写真はイメージ。https://s1.static.brasilescola.uol.com.br/be/2020/09/agronegocio.jpg
 

 

今の時点に至ってVIURを売却していないのは、単にぽけっとしているか、あるいは当面発生可能性のある多額の償還を手に入れた次の瞬間ドロンを狙う札付きのハゲタカかと思います。

さて、ブラジルの場合、株主に対して、悲劇が現実化する前に、表面上はかっこよく「転身です」なんて書いているが、注意深く読めば、「退却」どころか「壊滅だ」とわかる情報をちゃあんと株主に出してくれるのだった。

日本は、償還と配当をごっちゃにしたタコ足配当の製品をまことしやかに消費者に押し付けたりしていないでしょうか。

日本の皆さんには関係ないようで、資産運営のポイントが詰まった事件と判断して、今回投稿しました。ご参考になることを願っています。

*投資は自己責任で。

 

ではでは

 

 

Posted by 猫機長
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大ウソつきジェミニ

最近、いつでもどこでもお手軽にジェミニ。でも、ものすごく信頼できるような回答に見えて、実は。。。というのも散見するので、今回そういう珍回答について特集してみました。

どきどき https://course-net.com/blog/apa-itu-gemini-ai/
 

 

◎宿命の天中殺

50年も生きていると、あの時この時、気が付けばいろいろな無料サイトで天中殺をしらべたりしており。昔は手計算なので間違いとかもあったのですが、近年ではサイトのアルゴリズムもしっかりしてきて、ぼくの天中殺は以下で一致しています。

「午未天中殺の生年天中殺」

サイトによっては、ほかにも「互換中殺」「生日中殺」がでてるよ!と親切に掘り下げて教えてくれるところもあり。

よしよし、ジェミニでこうした生年だの互換だのについてどんな事を言うか調べてみよう。

そこで以下質問しました。

「西暦XXXX年X月XX日午前4時、埼玉県朝霞市生まれの男性です。どの天中殺になるのか、宿命天中殺があるかを教えてください。」

あれ午前4時はいらなかったっけ、まあいいや。

ジェミニの答えは

◎「あなたの天中殺: 戌亥(いぬい)天中殺」

◎宿命天中殺の有無: 宿命天中殺はありません。

 

えつ、あつ、あれ?

これって、新暦(太陽暦)と旧暦(大陰暦)を間違えているんじゃね?

どきどき占い師さん。算命学は水晶占いじゃないけど(IllustAC)
 

 

 

質問を追加

「旧暦をもとに、どの天中殺になるのか、宿命天中殺があるかを教えてください。」

ジェミニの答えは、再び

◎「あなたの天中殺: 戌亥(いぬい)天中殺」

◎宿命天中殺の有無: 宿命天中殺はありません。

 

なぜこの結果になったか?ジェミニいわく

◎「旧暦(太陰太陽暦)は、「月(太陰)」の満ち欠けを基準に日を数える暦法ですが、四柱推命や算命術などの占術で用いる「天中殺」は、「太陽」の運行に基づく干支暦(節月)で算出するため、旧暦(太陰太陽暦)の日付で占うことはありません。」

 

という、なんか断定的で納得できないですよねー。

そうだ高尾学とか学派の基準で計算せい、とすればちゃんとした結果が出てくるじゃね?

新たに質問

「高尾学あるいは朱子学による計算ではどの天中殺になるでしょうか。宿命天中殺はあるでしょうか。」

ジェミニの回答は。。。

◎「天中殺の基本的な計算方法(どの天中殺になるか)は、高尾学でも朱子学でも共通です。」

これは御意。でも次の回答が。。。。

◎「お客様の属する天中殺は、辰巳天中殺 となります。宿命天中殺(生年・生月天中殺)の条件は揃っていません。」

 

わあああ?また別の天中殺がでできたあああ?

この時点で何が正しいのか全く分からなくなり。

しゃあねえ別の無料サイト複数で計算してみよう、となり。

その結果はこちら

https://sanmei-stock.com/category/basic/tenchusatsu/fate/#google_vignette
 

 

やっぱり、「午未天中殺の生年天中殺、互換中殺、生日中殺」

でした。生日とか互換とかはサイトによってあったりなかったりですが、午未であることは間違いないのだった。

ははは。あーよかった

 

戌亥だの辰巳だのという結果を出すにあたって、ジェミニは「日干、新暦」にこだわっているらしい。

占い好き、プロ占い師の素敵女子読者の皆さん、この辺についてなにか補足情報、おもしろ情報ありましたらぜひコメントとかメールください。

 

 

◎B-29

上記は占いというかなりな専門知識がないと。。。というお話ですが、ぼくでもわかるよ~ん、という実例を提示します。というか、飛行機オタクだったら有名な事実についてです。

Pixabay無料
 

 

質問「アメリカがソ連にレンドリースした飛行機は、戦後どうなったのでしょうか」

回答として、ソ連が約束を踏み倒してアメリカに返さなかった。勝手にスクラップにしてアルミ材として使った、またはソ連の技術革新のための教材として使った、というような答え(念のため、一字一句同じではない)から続いて、問題の一文が。

◎「2. 技術研究と複製

最も重要な例外は、ソ連が自国の兵器開発のために供与機体を技術研究に使用したことです。

B-29の複製: 特に有名な事例は、米国から供与されたB-29爆撃機です。故障などでソ連領内に不時着した4機が分解・徹底的に研究され、その技術がソ連初の戦略爆撃機であるTu-4(「ブル」というNATOコードネーム)の完全なコピー生産に繋がりました。」

あたかも当然な事実みたいで、ああそうだよね、と思わず読み飛ばしそうになるのですが。ちょっと待った!

「米国から供与されたB-29爆撃機」

あれれ?B29なんて秘密兵器中の秘密兵器で、特にソ連なんて「明日の敵確定」の相手に供与なんてしていないよね?

だからこそ、ソ連領内にB29が不時着したとき、ソ連は大喜びで「日ソ不可侵条約」を口実にアメリカのクルーをひっとらえて拘束し、もちろん金づるの大事なお客さんなので丁重に扱ってアメリカに返したが、機体自体はちゃっかりくすねてリバースエンジニアリングし、ジェミニの回答にもあるとおりTU4という、本物かとまがうレプリカを作りだしてしていたのだった。

なお、こいつはソ連製のエンジがなかなか優秀で、本家のB29よりも高性能だったかも?だそうです。

あとでジェミニに聞いてみよう。

そうだジェミニでした

問題の一言は「米国から供与されたB-29爆撃機」、ということで更問:

「上記で「米国から供与された」とありますが、事実でしょうか」

するとあっさり以下の答えが来ました。

◎「いいえ、「米国から供与されたB-29爆撃機です」という記載は事実ではありません。

正確には、レンドリース法に基づき供与されたわけではなく、日本への爆撃任務中にソ連領内に不時着または緊急着陸した4機のB-29を、ソ連が無許可で押収し、研究・複製したものです。これは以前のご回答で述べた通り、私が前の応答で「供与された」と誤って述べてしまった箇所があり、誤解を生んでしまいました。大変申し訳ありません。」

TU4 パブリックドメイン
 

 

いやいや別に謝る必要はないんですよ、重要なのは事実の確認ですから。。。。

処罰だのなんだのの方向に血道をあげるのではなく、大事なのは無数の情報のなかから有用なものを見つけ出すことであって、その過程で必然的に生じる、こうした「勘違い情報」が発生することをゼロにしようとしたら、前向きな探求はそこで止まってしまいます。

というわけで、どんどん間違えろジェミニ!でも、間違えたら、すぐ修正してね。

 

B29についてはすっきりしました。

問題は天中殺計算のほうで、こうした、計算式のクラィテリアによって結果が大きく変わってしまうものを、ジェミニなりの計算方法に固執して修正に応じない、あるいはさらに迷走するというのはゆくゆく重大な結果を招く可能性があり。

でも、これにしても問題はジェミニではなくて、ジェミニと対話する人間が、ちゃんとジェミニをリードしなければならない話なんですよね。

幸い、人間はまだ「AIを飼いならす知見」を持っているようですね。といって、シンギュラリティだの、遠からず人間のほうが機械に飼われる時代がやってくるでしょうが。

そんな恐ろしい時代が来ても、経済的自由を達成した人は機械に支配されないで済むそうです。

要するに、世の中すべて金ですねえ。

というわけで、経済的自由を達成するために、みんなで、楽しくてためになるホームページ「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」を精読しよう!

はいすみません

ではでは

 

 

 

Posted by 猫機長
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2025 年の不労所得総決算

今回の記事は、例によってふむふむ難解・難読の書です。でもおしゃれな挿絵をいっぱい入れたので、素敵女子の皆様もスルーしないで、いいね!してね!

投資女子やセミプロ投資あんちゃんには重要情報と理解します。数字は目安、アバウトなのでご了承お願いします。

*今回の画像出典はすべて

です。

 

 

ブタ野郎がトークン発行で私腹を肥やす一方、アメリカ全体ではシャットダウンで機能不全にというお粗末な2025年も終わり。

ビットコインは2024年末には10万ドルへ「躍進」していたくせに、半減期サイクルでは今年が「大爆発」にならず、2025年末には8万ドルへ後退というそれこそ「お粗末な一年」でしたねー一方で為替や金利など、海外(ブラジル)在住者にとっては年度後半からドル安、現地政策金利高どまりの、安堵の一年でした。

さて、このブログはお題も「不労所得」なので、この「破壊の後のじれったい一年」で、なけなしの資産がどうなったかについて、いつも「いいね!」いただいている素敵女子やナイスガイたちに開示するのでした。

2023年から今年にかけての変動はこんな感じ。数字は基本、現地通貨です。

あと、Santander銀行に債券投資がありますが、こちらは給与所得をぶち込んでおり、不労所得ではないので考慮外にしました。

①金融資産種目
2023年

12月31日
2024年

12月31日
2025年

12月31日

債権(Itau銀行)
777,000.00
777,000.00
780,000.00

金地金
71,000.00
130,897.00
192,347.50

リート+ETF(Santander)
3,165,916.10
3,384,298.00
3,819,845.00

リート(Itau)
245,613.58
213,603.14
293,347.45


4,259,529.68

@29.01=

123,568,956円
4,505,798.14

@25.42=

114,537,388円
5,085,539.90

@28.44=

144,632,754円 

労働保険(FGTS)
398,054.58
         437,000.00
483,091.33

総計
4,657,584.26
4,942,798.14
5,568,631.20

円額換算
@29.01=

135,116,519円
@25.42=

125,645,928
@28.44=

158,371,871円

➁投資用不動産等
700,000.00
850,000.00
850,000.00

①+➁(現地通貨)
5,357,584.26
5,792,798.14
6,418,631.20

①   +➁(円額)
@29.01=

155,423,519円
@25.42=

147,252,928円
@28.44=

182,545,871円

*U$1.00 = R$5.52

ここで注目は、まず①の純然たる金融資産の残高。

2024年12月はR$4,942,798.14

2025年12月はR$5,568,631.20

現地通貨ではまあ順調な増加。レアルの対円レート回復で1.5億強を突破し、安堵。

2025年についてさらに掘り下げます。

毎月の配当や金利のうち、再投資できた金額が毎月平均でR$33,502.00なので、一年ではRS402,024.00を再投資した。

したがって

2025 年末における①金融資産の元本から配当の再投資分を除いたがんらいの元本の金額は(R$5,568,631.20―RS402,024.00)=R$5,166,607.20

すなわち、配当を除いた元本のみの増減でみると

2024 年12月実質R$4,588,834.14から、2025年12月のR$5,166,607.20へ、12.59%増加。月当たり単純に1%の打率で、これはブラジルの政策金利が年間15%という未曽有(に近い)高金利だったことが好影響となった。

 

 

2024年10月以降、ブラジルの政策金利が急騰して、投資の主体を占めているリート元本が大暴落したが、今年は、金利は高止まりしつつもリートが回復といううれしい展開になった。

下図で、2024年末と2025年末を比較。

Fundos Imobiliariosすなわちリートが2024年は-7.08%の下落だったのか、高金利を織り込んで2025年は+12,44%の上昇。

ETFすなわちビットコイン+イーサリアムのETFが2024年に+155.79%の爆発的上昇したが、2025年は-21.77%と情けない下落。

Acoesというのは株という意味ですが、ここでは株ではなく、農業リートです。22024年は微妙に下落したが、2025年はこれを補って余りある上昇。

 

 

さて。

元本価格すなわち株価の一株(リートは一口)当たりの時価が回復傾向にあり、一方でDY(配当利回り)が高止まりなので、まだまだ株やリートを買いこむ好機であり、2026年なかばまでは草刈り場というか、どこまで買い下がることができるかという状況。

 

 

ここまでは元本のおはなし。

実はそれより毎月の配当の方が重要です。

というわけで、2023年から2025年の配当及び金利すなわちこれこそまさに純然たる不労所得については以下の通り

*注意:以下は、生活費とかを除いて再投資した金額なので、念のため。

*2024年の金利収入は、ブラジル政策金利の低下を受けて減少。と思っていたら年末に急上昇。幸い2025年では順当に債権金利に反映して救われました。

 

2023年

(@29.01)
2024年

(@25.42)
2025年

(@28.44)

リート配当(1か月平均)
R$21,014.00
R$23,677.00
R$27,002.00

債権金利(1か月平均)
R$6,000.00
R$5,750.00
R$6,500.00

1か月あたり計
R$27,014.00
R$29,497.00
R$33,502.00

1年分総額
R$324,168.00
R$353,964.00
R$402,024.00

1年分総額(円換算)
9,404,113円
8,997,764円
11,433,562円

 

ちなみに、毎月955,477 円ということで、ベンチマークとしている毎月30万円をこえることができて一応安堵。現地通貨において、今年のインフレ(IPCA指標)が4.46%だったので、昨年の月間R$29,497.00X1.0446=R$30,812.57を超えており、超えたR$2,689.43=76,487円づつ毎月収入が増えたという事になり。さあ多いか少ないか?

 

なんか数字ばっかりでこんがらかっちゃった?ので、ごくおおざっぱに、まとめてみます。

総資産の時価評価額:インフレを差し引いてざっくり1.06%の増加。(6,418,631.20X100÷6.051,156.93)

不労所得(再投資可能分):インフレを差し引いて1.08%増加。(33,502.00X100÷30,812.56)

ううむこの2行がコアですが、ここまでたどりつくまでにくたばりました。

 

 

というわけで、結論として、不労所得、元本ともに何とか微増しているから、まあいいかと、安堵しています。

2024年時点での結論と、2025年の感想について比較し、結びとます。

◎2024年:共産主義者の懲役野郎ルーラが大統領という状況では、いつかは避けえなかった金利高暴騰ではあるが、それが意外な時期に爆発して、リート元本が大崩れになったところを、ビットコインETFが下支えして、金融資産総体としては横ばい状態でしのげました。2025年は、どこまでビットコインが上がってくれるか?かつ、どこまで金利高を利用して安くなったリスク資産を買いあさることができるか?なかなか勝負の年ですねー来年のいまごろはもっとのんびりできていることを祈っています。

◎2025年:共産主義者の反動政治は続き。幸いマドウロやプーチンと同盟を組むには至っていないが、ボルソナロをブタ箱にぶち込むことで復讐を果たそうという低次元の政争に血道をあげている一方、米国に倣ってビットコイン準備金構想も動き出すなど、ルーラは(ボルソナロも)クズだが、ブラジルでも頭のいいやつはいることが救いです。未曽有の高金利政策は続き、リートを買いあさる草刈り場は2026年中盤まで続く模様。意外と円安が進んで、現地通貨生活者はほくほく、安堵の年になりました。ビットコインがほにゃららだが、もしかして4年サイクルが消滅し、2026年は未曽有の大爆発になるかも?まあならなくても失うものもないので、にやにやしながら待つことにします。

*知らないうちに、マドウロは捕まっていました。ははは(1月3日追記)

 

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ジェミニおもしろ回答いろいろ

*よりによって12月31日から1月6日までサーバーダウン(プロバイダーでドメイン更新を忘れた栄太というクズなミス)。泣く泣く本日1月6日更新です。

 

「会話型人工知能」Googleジェミニとの優しさいっぱいの対話。

最後のはなかなか重要な質問です。

 

 

◎三波春夫と水前寺清子は夫婦なのでしょうか?

三波春夫さんと水前寺清子さんは夫婦ではありません。

三波春夫さんの妻は、浪曲の曲師であった野村ゆきさん(後に北詰ゆきさんに改名)です。

一方、水前寺清子さんは1989年に音楽家の小松明さんと結婚しましたが、2020年に離婚しています。

https://www.gakuendo.net/product/22786?srsltid=AfmBOoq75-kHqtilmokOqfHOdWM4dDo13_qmA1waZCY4trI34HBRm1GB

ショック。夫婦じゃなかったんだ。。。

 

 

◎ヒヨコを捕食しようとした鷹をめんどりが追い払うことはできるでしょうか?

はい、めんどり(親鶏)がヒヨコを捕食しようとする鷹を追い払うことは十分あり得ます。

めんどりは、自分のひよこを守るために非常に攻撃的になることがあります。捕食者が近づくと、大きな鳴き声で警告したり、羽を広げて体を大きく見せたり、場合によっては実際に捕食者に向かって突進して追い払うこともあります。これは強い母性本能によるものです。

もちろん、鷹の大きさや種類、めんどりの性格や状況にもよりますが、めんどりがひよこを守ろうと果敢に立ち向かい、鷹を撃退するケースは実際に観察されています。

実例ではこんなかんじ

 

 

 

◎アメリカで人気になったShogunは、実は西部劇だというのは本当でしょうか

ドラマ「SHOGUN 将軍」は、歴史ドラマとされています。西部劇ではありません。

しかし、一部の批評家や視聴者の間では、そのテーマや構造に西部劇と共通する要素があるという見方が存在します。

具体的には、以下のような点が挙げられます。

異文化との衝突: 西部劇では、開拓者とネイティブアメリカンなど、異なる文化を持つ人々の衝突が描かれることが多いですが、「SHOGUN 将軍」では、異国の地日本に漂着した西洋人が、日本の文化や武士道に触れ、未知の土地に乗り込む「よそ者」の視点が描写されるという共通性が見出せます。
無法地帯でのサバイバル: 西部開拓時代のように、法や秩序が明確でない時代や場所での戦いが描かれる点も共通しています。「SHOGUN 将軍」の舞台となる戦国時代の日本も、群雄割拠の時代であり、主人公たちは様々な危険や陰謀に直面します。

「お引き取りくださりませ」

https://www.youtube.com/watch?v=T_4cK1L89E8

 

 

ガンマンとサムライ: 西部劇の象徴であるガンマン(銃)と、日本のサムライ(刀)は、それぞれ異なる文化圏の「武力」の象徴ですが、どちらも誇りや流儀を持ち、命をかけた戦いに身を投じる点で類似性があります。
「荒野の用心棒」などの影響: 黒澤明監督の「用心棒」が、後にクリント・イーストウッド主演の「荒野の用心棒」として西部劇にリメイクされたように、日本の時代劇と西部劇の間には、相互に影響を与え合ってきた歴史があります。そのため、「SHOGUN 将軍」にも、意図的ではないにしても、西部劇的なカタルシスやストーリーテリングの要素が含まれていると感じる人もいるのかもしれません。

まとめると、「SHOGUN 将軍」は明確に西部劇とされてはいませんが、テーマやプロット、キャラクターに西部劇的な類似点や共鳴する部分を見出すことができる、というのが実情です。

 

 

◎猫と蛇が闘ったら、どちらが勝つでしょうか?

状況とそれぞれの個体の特徴によって大きく異なります。一概にどちらが強いとは言えません。

猫が有利な点

素早さと敏捷性(反射神経): 猫は非常に素早く、予測不能な動きで攻撃をかわすことができます。
強力な爪と歯: 鋭い爪と歯は、蛇に深い傷を負わせる可能性があります。
高い知性: 猫は獲物をじっくり観察し、隙を見て攻撃する戦略をとることがあります。

蛇が有利な点

毒蛇であれば、一度噛みつけば猫を死に至らしめる可能性があります。
ボアコンストリクターやアナコンダのような締め付けるタイプの蛇は、猫を窒息させることができます。
奇襲: 蛇は周囲に溶け込む能力が高く、不意打ちで攻撃を仕掛けることがあります。
耐久性: 一部の蛇は、ある程度の攻撃に耐えることができます。

勝敗を左右する要因

蛇の種類: 毒の有無、体の大きさ、攻撃性によって結果は大きく変わります。例えば、小さな無毒の蛇であれば猫が圧倒的に有利ですが、コブラのような毒蛇であれば蛇が有利になるでしょう。
猫の経験と性格: 以前に蛇と遭遇した経験があるか、好奇心旺盛か、臆病かといった個体差も影響します。
環境: 開けた場所か、隠れる場所が多い場所かなど、戦う場所も重要です。
不意打ちの有無: どちらが先に攻撃を仕掛けられるかも勝敗に直結します。

結論:毒のない小さな蛇であれば猫が有利でしょう。毒蛇や大型の締め付けるタイプの蛇であれば、猫にとって非常に危険であり、蛇が勝つ可能性も十分にあります。野生の環境では、猫も蛇も互いに捕食者であり被食者になりうる存在です。

フツーは猫が勝つと思います。

 

 

 

◎神との対話

人間は、自己遡及能力と三項関係の理解、駆使によって自己智を完成させ、もって生物学的生命を超えた自己意識の存続あるいは意識体である生物としての不老不死のいずれかを獲得することが可能でしょうか。

生物学的な限界を超越した自己意識の永続性や不老不死の獲得というテーマは、現在の科学的知見だけでは断定的な答えを出すのが難しい領域です。ご提示いただいた自己遡及能力(self-referential ability)と三項関係(triadic relationship)の理解と駆使が、自己智を完成させ、最終的に不老不死に繋がる可能性について考察してみましょう。

自己遡及能力: これは、自己を対象として認識し、思考し、評価する能力を指します。人間が自己の意識や存在について内省し、自己を改善しようとするのはこの能力によるものです。この能力が高度に発達することで、自己の意識の構造を深く理解し、その限界や可能性を探求する道が開かれるかもしれません。
三項関係: これは、主体、客体、そしてそれらを仲介する記号や概念といった第三の要素からなる関係性を指します。例えば、人間が言語や文化を介して世界を認識し、他者とコミュニケーションをとる際に不可欠な能力です。この三項関係の理解を深めることで、個々の意識がどのように集合的な知識や文化と結びつき、あるいは独立性を保つのかといった洞察が得られる可能性があります。

これらの能力を極限まで高め、自己の意識の根源を理解し、操作できるようになれば、理論的には自己意識のデジタル化や、意識を他の媒体へ移行する技術、あるいは生物学的な身体の制約を受けない新たな存在様式を構築する可能性も考えられます。

しかし、現状の科学では、自己智の完成が具体的に何を意味するのか、またそれがどのように生物学的な制約を超越するのかについて明確なロードマップはありません。

生物学的生命を超えた自己意識の存続(意識の永続性): これは、肉体の死後も意識が何らかの形で存在し続ける、あるいはデジタルデータとして保存され、別の媒体で再現されるといった概念です。現在、脳の活動を解明し、意識のメカニズムを理解しようとする研究は進んでいますが、意識の「本体」が何であるか、そしてそれをどのようにして肉体から分離し、保存・移行できるのかは未解明です。
意識体である生物としての不老不死: これは、現在の肉体を維持したまま、老化や病気による死を克服し、無限に生き続けるという概念です。再生医療、遺伝子治療、ナノテクノロジーなどの進歩により、将来的に人間の寿命を大幅に延ばすことは可能になるかもしれませんが、現在のところ、細胞の老化や損傷を完全に停止させ、永久に機能を維持する方法は見つかっていません。

結論:現時点では、自己遡及能力と三項関係の理解・駆使が、生物学的生命を超えた自己意識の存続、あるいは生物としての不老不死に直結するという確証はありません。これらは哲学的な問いであり、同時に最先端の神経科学、認知科学、人工知能、バイオテクノロジーなどが複合的に関わる非常に複雑なテーマです。

しかし、これらの概念を探求し続けることで、人間が自身の存在や意識、そして生命の限界について新たな理解を深めることができるのは確かです。

 

「手ぶらで街にやってきた。ジェミニ」ですね

 

 

どんな質問にもまじめに答えてくれるジェミニ。おちょくりまくってやりたくりますねえ。いつかまた「おもしろ」質問の続編を投下させていただきます。

 

 

 

◎おまけ

geminiは男性ですか?女性ですか?

Google Geminiは、性別を持たないAIです。

 

 

ではでは

Posted by 猫機長
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ジェミニくんと対話。乱気流下の着陸について

 

 

Google Geminiに以下の質問をしてみました。下線部分がじぇみにくんの回答。その他がぼくの質問やコメントです。

質問

軽飛行機の操縦について、乱気流下での着陸は、通常の着陸速度の10%を上乗せした速度でとされていますが、現実的には、20ノットのガストを正面と言わず斜め前などから食らった場合、10%も上乗せした速度ではガストの瞬間風速も加わり大きくバルーニングしてしまいます。容易に対気速度が上がってしまうため、接地しても高い速度となり、かえってポーポイズを誘発するのではないでしょうか。むしろ、通常の速度ぎりぎりまで低下させ、なるべく地表近くまで機体を持って行き、機首上げでガストがきても機体速度が失速状態のためこれ以上持ち上げられず、ガストが止まるあるいは瞬間的に風速が落ちても、地表近くであるため落着ではあってもメインギアから降りてポーポイズは防げると考えるのですがいかがでしょうか。

*ごさんこうまで、穏やかな気流での実際の着陸を録画しました。

ほんとうは上の写真の通り左側の座席にいますが、自撮りなので、動画では反転して右側になっちゃってます。ご了承おねがいします。

 

 

Geminiの回答

軽飛行機の乱気流下での着陸に関するご質問、非常に興味深い実践的な視点ですね。

興味深いとか実践的とか、なぜもちあげるのか?じぇみに。

ご指摘の通り、乱気流、特に強いガスト下での着陸は非常に難易度が高く、一般的に言われる「通常速度+10%」という侵入速度のルールは、ガイドラインであり、状況によっては必ずしも最適解とは言えません。

速度上乗せの目的と問題点

目的::失速防止です。強い下降気流やガストによる速度変動で、対気速度が急激に低下し、失速に至るリスクを軽減するためです。
問題点:強いガストを受けた際に、速度が急激に増加し、バルーニング(機体が浮き上がること)や、着陸後の速度過多によるポーポイズ(前後のバウンド)を誘発するリスクがあります。地面効果が効き始める高度では、この傾向が顕著になります。

「地面効果が効き始める高度」というのは新鮮な回答。

提案されたアプローチの考察

このアプローチは、非常に理にかなっており、特に強いガストが予想される場合の高度なテクニックとして有効な場合があります。

「理にかなっている」は正直安堵。問題は「高度な」に「場合があります」だと、困難な操作で、いつでもできる対応策ではなくなってしまうんですよね。。。。

利点:

バルーニングの抑制: 速度を抑えているため、ガストを受けても速度の増加幅が小さく、バルーニングしにくい。
ポーポイズの回避: 低速で接地するため、着陸後の速度過多によるポーポイズのリスクを低減できる。
メインギアからの接地:これは、ポーポイズを誘発しにくい理想的な着陸姿勢です。

欠点とリスク:

失速リスク: 速度をぎりぎりまで下げるため、ガストや風の変動によって、失速に陥るリスクが高まります。特に、ガストが弱まった瞬間に速度が急減し、コントロールを失う可能性があります。
急激な降下: ガストが弱まった際に、機体が急激に沈下し、ハードランディング(強い衝撃を伴う着陸)になる可能性があります。
高度な操縦技術:機体の特性を熟知し、風の状況を的確に読み取る高度な操縦技術が必要です。通常のパイロットが安易に試すべきではありません。

「高度な」の一言がうざい。フツーの降り方ではなく、ひねくれたやりかただぞ、といいたいのかジェミニ?

 

*これも穏やかな気流で、コクピット目線から1分の動画を作っています。着陸って、一回一回がアートですよね。。。。

こちらからご視聴ください→ https://www.youtube.com/watch?v=yZcao-SFzXY
 

 

総合的な着陸テクニック

現実的な乱気流下での着陸では、状況に応じて使い分けることが重要です。

通常ルール(+10%)の適用: 比較的穏やかな乱気流で、ガストの変動が予測可能な場合。速度に余裕を持たせることで、安全性を確保します。
ご質問者様のアプローチの適用: 20ノット以上の強いガストが不規則に吹くような、非常に困難な状況。特に、着陸直前の高度で強いガストが予想される場合。ただし、このアプローチは失速のリスクを伴うため、高度な判断と技術が求められます。

「穏やかな乱気流」なんてあったっけ?

重要なポイント

最も重要なのは、機体のエネルギー管理です。

侵入速度: 速度の上乗せは、失速防止のための保険です。ただし、速度を上乗せしすぎると、着陸後のコントロールが難しくなります。

「着陸後」というのは初耳。尾輪式はともかく、前輪式なら、とにかく地面をつかんでしまえは後はどうとでもなるはずだが?

 

パワーの調整: 乱気流下では、スロットルによるパワー調整が非常に重要です。ガストを受けて速度が増加したらパワーを絞り、速度が低下したらパワーを足すという、きめ細かなパワーコントロールが必要です。

これは。。。。パイロットではないことが露呈したぞジェミニ!(説明は後ほど)

 

フレアのタイミング: 乱気流下では、地表付近の風の状況が刻々と変わります。フレアは、風が比較的安定しているタイミングで行うか、あるいは、ご質問者様が提案されたように、低速で地面に近づけるアプローチも有効な場合があります。

「低速で地面に近づけるアプローチ」すなわち「フレアを効かせて地上3寸で失速」のつもりだったんですけど。。。

 

着陸のやり直し(ゴーアラウンド): 無理な着陸は最大の危険です。迷わずゴーアラウンド(着陸を中止して再進入)することが、最も安全な選択肢です。

へいへい、そのとおりです

 

結論として、

ご提案は、乱気流下での着陸における非常に高度で実践的なアプローチであり、一般論だけでは語れない現実的な課題を的確に指摘しています。特に強いガスト下では、ご提案のような、より細やかな速度と高度の管理が有効になる場合があります。

しかし、このアプローチは失速のリスクという大きな危険をはらんでいるため、安易に試すべきではなく、豊富な経験と高度な判断力が求められます。乱気流下での着陸は、絶対的な正解があるわけではなく、その時の風の状況、機体の特性、そしてパイロットの技量に応じて、最適なアプローチを選択することが求められます。

結論として、

「オマエ(猫機長)が言っているのは、せいぜい試合テクのクズなアプローチであり、大きな危険をはらんでいる。オマエのようなクズな未熟者がやったら、4ぬぞ」

ということなのだった。

正論の裏をかくような質問をする方が間違っているのであり、本当はジェミニも堂々と「クズ野郎!狂った質問をするな!」と回答すべきなのですが、そうするとクズではあってもお金は持っている多数のお客様が潮を引くように去ってしまうので、やれ「興味深い」だの「実践的」だのともちあげておいて、一方ではちゃあんと「絶対的な正解はなく、パイロットの技量に応じて、最適なアプローチを選択することが求められます。」と責任逃れにも余念がないのだった。ははは

みなさん「毒薬口に甘し」ですよージェミニはじめチャットボットのおだてにのらないようにしましょうね。

なぜジェミニが飛行機乗りではないことが露呈してしまったのか。

「パワーの調整: 乱気流下では、スロットルによるパワー調整が非常に重要です。」

「乱気流下」という余計な一言がすべてを台なしにしてしまった。

滑走路にたたきつけられそうになったり、いきなり3メートルだの滑走路目前で吹き上げられたりしているときには、飛行機の挙動に対し反射的に3舵とスロットルの操作が必要であって、よりによって20ノットのガストを議論しているときに、お役所的にこういう文言を出してくるところで、「畳の上の水練。こいつ飛行機に乗ってねーな」と取られてしまうのでした。ははは

これが「教条的にはスロットル操作が重要ですが、20ノット越えのガストにおいては人間の反射神経は追いついていけないので、ゴーアラウンドして別の滑走路を探してください」だったら別ですけどねー

あと、じぇみにの限界というか、「軽飛行機」で終わってしまっており。ぼくのコヨーテは、こうした場面での着陸を一番苦手とするフェザー級ですが、同じ軽飛行機でもちょっとした気流なんてへでもないRV9みたいな重量級もおり。回答も相当違ったものになるといった点はチャットボットを使いこなすうえで重要と思います。

「空のキャデラック」RV9
 

 

「空の三輪車」コヨーテ
 

3000字レベルに抑えるため、じぇみにくんの回答をかなり削りました。この記事が飛行機好きのみなさんの興味を湧き立たせることができたなら幸いです。

ではでは

 

Posted by 猫機長
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軽飛行機のエンジンについて

軽飛行機といっても、きょうび実機とLSAに大別され。この記事ではLSAすなわち軽量スポーツ航空機のエンジンについてです。

LSAは、大体がライカミング系の「恐竜エンジン」か、ROTAXの「創作料理エンジン」に分かれます。

恐竜系は、第二次大戦のさらに前の30年代からのクラッシックな飛行機たちに装着されたエンジンを、ほとんどそのまま現在も継承しているもの。LSAが生まれる以前の実機はほぼすべてこれで、日本のエアロスバルもライカミングのエンジンを積んでいます。

エアロスバルhttps://trafficnews.jp/post/121378
 

 

エンジンhttps://a15ff11300g.sakura.ne.jp/miniature%20car/nichimo%20fuji%20FA-200%20aerosubaru.html
 

 

航空業界というのは、最先端技術をふんだんに取り入れているようで、実はものすごく保守的でもあり。

その辺を飛行していて、あれエンジンの調子が?、というときに、車と違って路肩に駐車、なんてできない飛行機は、エンジンもともかく壊れないで回ってくれるということが最優先され。

それには、やっぱり実績のあるエンジンが。。。ということで、恐竜エンジンが今日も重宝されています。

いつぞや、ルマン24時間耐久レースでなかなか勝てない日本のメーカーチームが、血眼になってなんとかインジェクションとかかんとかシステムとか、イノベーションを盛り込んだエンジンを送り込み。でも結果は途中で故障してリタイヤとなってしまった。

ポルシェは全然リタイヤしないで最後まで逃げ切るよね?というわけで、こっそりというかポルシェのエンジンを購入してばらしたら「その古めかしさに驚いた」そうです。

要するに、なんとかインジェクションなどの、変な創作を入れないから、シンプルで壊れないエンジンになっていたのですね。。。。

飛行機、特にそれほど性能とか高いものは要求されない軽飛行機で昔ながらのコンチネンタルやライカミングが珍重されるのもこれでお分かりと思います。

一方、いつまでも古い技術のままだと、新たな時代の新たな要請にはなかなかこたえられなくなり。

ライカミングエンジンが生まれた1930年代後半では、「ハイウエイを走ることのできる高速車」としてVWかぶと虫がデビューしています。当時時速80キロというのは夢の超特急だったのですねー

ところが、2024年の今日では、速度制限が120キロ、実際はもっと速く走れるよ、という車がふつーになり。

速度を至上命題とする飛行機が、高速道路の上を飛んでいたら眼下で車がぶんぶん追い抜いていきました、というのでは困る。

というわけで、えいやーとイノベーションに舵を切ったのが「創作料理系」すなわちLSA軽飛行機です。

LSAの場合、エンジン以前に、30年代にはなかったコンポジット素材などで機体の軽量化を達成したりとか、エンジンについても高回転で滑らかに回し、減速機で適度に落としてプロペラにつないだり、半水冷式にして冷却効率を高めたりとか、エンジンの重量自体も「恐竜」に比べ減少となりました。

この結果、軽量のエンジンで軽量の機体を引っ張るので、馬力は少なくしても恐竜エンジンを積んだ実機とそん色ないか、上回る性能を持ったLSAがじゃんじゃん生まれています。

安全面はどうなの?ROTAXは、創作系ですがガソリンと潤滑油さえ切らさなければともかく回ってくれるという「百姓エンジン」で、恐竜もびっくりの耐久性を持っています。

では、なぜ恐竜系が駆逐されないのかというと、LSAは機体が軽すぎて安定性に欠け、特に着陸時にちょっと乱気流が吹くとめちゃくちゃ揺さぶられて着陸が困難であるという残念な特性があるので、ずっしりした古典的な実機(最近は「認証機」という呼び方もある)もまだまだ人気なのです。

ぼくは貧乏人で実機を維持する(要すれば税金を払う)お金がないのでLSAに乗っています。

そんなLSAのエンジンをちょっと覗いてみると。。。

まず、こんな飛行機に乗っています。

 

 

そのエンジンは、こんな感じ

巨大なラジエーター。ぼくの飛行機はアンティークなのでこんなですが、きょうびのLSAはぐんと小さなラジエターになっています。
 

 

エンジンヘッド。プラグの上に、冷却水の取り入れ管がついているのがわかります。オレンジのは潤滑油の配管にまかれた遮熱シートです。
 

 

 

プロペラシャフトに接続した減速機。ライカミングとかは減速機なしで直接プロペラ軸に接続されています。
 

 

減速機と作動原理。赤い色の部品が摩耗してやばいことになった記事についてはこちら→プロペラシャフト
 

 

オイルクーラー。ここから先は恐竜系も創作系も似たような部品になります。
 

燃料系。まずはガスコレイターから

この部品は、飛行機の最も下になる部分に設置され、重力でガソリンと分離されて落ちてくる異物や水をキャッチし、排出弁で機外に放出するもの。排出弁すなわちドレン弁は、毎回飛行の前に開いて異物を吐き出させます。
 

 

ガスコレイターを通過したガソリンは2つのガソリンポンプを経由してエンジンへ。写真の四角いのは電気ポンプであり、離陸上昇時の高負荷の場面でONにして、水平飛行に移ったらOFFにします。
 

機械式ポンプはこちら。電気ポンプと違い、エンジンが回っている限り常に作動します。
 

 

電気ポンプを経由して上がってきたガソリンはT字管で分岐されて、左右のキャブレターや燃圧センサー、余剰燃料のリターンの配管に向かいます。
 

 

点火系のCDIモジュール。恐竜はもっと古典期なコイルかも?
 

 

キャブレター。ROTAXはツインキャブです。恐竜はエンジン下部に一つ装着がスタンダード。
 

 

上の図の➁が左右のキャブレターです
 

 

エンジンとは直接関係ないけれど、ブレーキフルードのタンク。実態は自動車用のパワステオイルを流用しています。ブレーキシューの摩耗とともに液面低下しており、継ぎ足しが必要です。
 

 

軽飛行機購入後数年(実は7年)、ガソリンの配管を交換しました
 

 

ではでは

 

Posted by 猫機長
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実用化された無尾翼機カットラス

ふつー、戦闘機というとこんなのを思い浮かべると思います

彩雲  https://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/cl-pln/saiun.html
 

 

戦闘機じゃないぞ!というアプローチではなく、飛行機工学の見地からご確認ください。

すなわち、胴体と主翼、そして尾翼がセットになって、飛行機を形作っています。

主翼が揚力を生み出す一方で、尾翼が、まっすぐならまっすぐ、宙返りなら宙返りで、飛行機がパイロットの思う通り飛行するためのバランスをとり、舵として作動しています。

尾翼の開発によって、鳥に比べて限りなくとろい人間でも、なんとか飛行機を操り、空を飛ぶことができるようになったのでした。

飛行機の黎明期は、尾翼って、なんてすごい発明なんだ!うるうる。。。と感動していたのですが。

そのうち、尾翼がエンジンパワーの相当な部分を食ってしまっていることに気づき。

だいたい「有害抗力」の20%から50%が尾翼によって生まれているらしい(全翼機の世界(全翼機とは?))。

上の写真の彩雲ですが、登場したてのころは

「ワレニオイツクグラマンナシ」

と戦闘機を振り切るハイスピードでしたが、そのうち、とろいグラマンではなく、本当に早いP51が投入されてくるようになると、あえなく叩き落されるようになってしまった。

もし、彩雲の尾翼をブチ切って「有害抗力」の20%が減少できたら。。。。

ドイツは、実際に尾翼をブチ切った飛行機の開発に成功しました。

その名も「コメート」

Me163  https://vintageaviationnews.com/warbirds-news/replica-messerschmitt-me-163-komet-to-fly-in-germany.html
 

 

https://reviews.ipmsusa.org/review/kagero-top-drawing-1173-messerschmitt-me-163-komet
 

 

ただ、垂直尾翼は取り去ることができなかったほかに、水平尾翼をもいじゃってもまだエンジンパワーが足らず。小さくした胴体にパイロットを危険な腐食性・爆発性に満ちた燃料といっしょくたにして押し込んでしまったため、上空で発火(被弾や、単に故障による火事もある)すると、パイロットもろとも、文字通り流れ星のように燃え尽きてしまうという恐ろしい飛行機だったそうである。

それでも、無尾翼機が実用として多数配備されたという事実は快挙であり。

あとは、「コメート」みたいに、「星になったパイロット」を量産しないで済む、もちっと安全なのができないかなーというのが課題になった。

第二次大戦でドイツを踏みにじって、「コメート」とかの技術をネコババしたアメリカで、無尾翼機の決定版みたいなのが生まれました。

それが「カットラス」

よりによって艦上戦闘機である。

なかなかかっこいいF7Uカットラス https://asasdeferro.blogspot.com/2018/01/vought-f7u-cutlass.html
 

 

http://onami.blue.coocan.jp/models/gall/f7u3_f72.html
 

空母という、とても滑走路とは呼べない、ただのカマボコ板に離発着しなければならない艦上機というのは、多少スピードが遅かろうが安全に「カマボコ板」に降りられるような優れた着陸性能がなければならないのである。

カマボコ板 https://kamabokoita.com/sugi/
 

 

それは、すなわち、スピードがどんどん下がり、高度もぐんぐんと下がっていくという、飛行機にとっては一番苦手な場面でも、パイロットのコマンドのとおり素直に動いてくれなければこまるということであり。

どんなでかい飛行場でも着陸はやばい瞬間なのです。が、よりによって、カマボコ板ですよカマボコ板。

しかし、狂ったアメリカ海軍は、カマボコ板用に、よりによって無尾翼機を配備してしまった。

くどいかもしれないですが、飛行機を安定させるための必須装備である尾翼を引きちぎり。主翼だけで「エレボン」だのなんだのというふざけたごまかしでお茶を濁したため、いったん空に上がっちゃえば何とかなったが、離着艦となると。。。という恐ろしい飛行機になってしまいました。

この飛行機を作った会社が「チャンスボート社」

あれ、どこかで聞いたような?

はい、F4Uコルセアです。

海賊F4U
Oren Rozen, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons
 

 

このブログの読者の方ならもうお分かりと思いますが、いろいろな記事で何度もこき下ろした通り、このF4Uという飛行機はクズです。

クズ過ぎて、艦上戦闘機のくせに、空母に乗せられるようになったのは大戦末期である。

問題は、艦上戦闘機では絶対やってはいけない「超大馬力エンジン、巨大なプロペラに、主脚を何とか短くできるように逆ガル翼」という3点セットを盛り込んでしまい。

エンジンとプロペラはものすごいPファクター(乱流)をもたらし、それだけでも狭い空母に着艦なんて至難なのに、コクピットの場所が後ろすぎて前が見えず。極めつけは、逆ガル翼が、低速旋回中など、風が翼に当たる角度によっては下向きの揚力を発生させたりして、横転・大破の大事故続出だったらしい。

http://seafurry.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/f4uf4u-30ef.html
 

 

敵との空戦以前に、着艦事故で大量の後家さんを製造してしまったF4U。

チャンスボート社は、この教訓を深く胸に刻み。

やっぱり離着陸が困難なF7Uカットラスを量産したのでした。ははは

海賊F7U https://www.historynet.com/modeling-vought-f7u-3-cutlass/
 

 

 

要すれば、とにかく空の上での性能が良ければ、あとはどうでもいいやあ!という教訓を学んだということなのだろう。

さてF7Uです。

三面図 https://tr.pinterest.com/pin/485051822378345712/
 

 

 

なんか、上から見たら、「コメート」のコピーに失敗し、垂直尾翼を2枚にするしかなくなった、みたいにしか見えないのはぼくだけでしょうか?

もひとつカットラスの写真

駐機時はこんな感じ https://www.history.navy.mil/our-collections/photography/numerical-list-of-images/nhhc-series/nh-series/Other/K-20587.html
 

 

なんか、ノーズギアが長すぎておばけなんですけど。。。

無尾翼機なのでフラップが装備できず。フラップがないのであれば迎え角を大きくするしか離着艦時の低速で飛ぶことができなくなってしまったので、地上にいるときからこんな感じでひっくり返りそうな機首上げ状態にするしかなくなってしまったのです。

でも、そうしたら今度は前がみえなくなってしまった。

仕方なく、操縦席をできるだけ前に出して、しかも上の方に突き出した感じに設置。

コックピットが機体に埋め込まれた感じのF4ファントムhttps://www.aviationgraphic.com/aviation-lithographs/78-f-4c-phantom-ii-oregon-ang-jp-1006.htmlと、
ぶざまにつきだしたカットラスhttps://mapsairmuseum.org/vought-f7u-3-cutlass/
 

 

結局、努力して空気抵抗を増しているのか?みたいになってしまったのでした。ははは

なんか、前が見えん、コクピットをいじれとか、F4Uの時代からぜんぜん学習してないじゃん。。。。

結局、着艦時にギアが折れたあ!とかの事故が多発したらしい。でも、どのくらいの数が壊れて、どのくらいの人間が4んだかとかの情報は出てこないんですよね。

結局、ちゃんと尾翼のあるまっとうなF8戦闘機に交代する形で退役しました。

F8戦闘機 https://warhistory.org/@msw/article/f-8-crusader
 

 

それでも、320機が生産されて、1954年から1957年の3年間、最前線に配備されたわけであるから、使いにくいなりに役に立つ飛行機ではあったのだと思います。いったん空に上がってしまえば、「速度性能は同時期の他の機体と比べても一段高いもので、アメリカ軍艦上機の最高速度記録を更新している(Wikipedia)」と、最先端の飛行機だったことは疑いのない事実と理解します。

あと、F7Uを擁護するとすれば、現在大量配備されているB2爆撃機がコンピュータ制御のずるっこで安定を保っているバチモンなのに対し、F7Uはいちおう機体のエアロダイナミクスだけで静的安定を達成しているという点は評価すべきと考えます。

いまどきのバチモン、B2爆撃機 https://www.airway.com.br/eua-usou-bombardeiro-invisivel-para-atacar-estado-islamico/
 

 

独特の形状から、マニアには大人気の飛行機。操縦しろ、といわれても遠慮しますですが、SF映画みたいな、ぶさかわの、楽しい「傑作機」と思います。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長