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ビットコインでインカムが可能になった

なにをいまさら?というセミプロ投資家にいちゃんやおねえさんは、ぼくのブログでは少数派だと思いますが、そういう玄人には、ここでのインカムはステーキングじゃないよ配当(Synthetic Dividend)だよ、とお断りしておいて、つらつらと書いてみます。

ビットコインは、キャピタルゲインが本分で、やれ半減期だとみんなはっちゃきになりながら「いつか来る暴騰」を心待ちにしている、というのがだいたいのイメージと理解します。

ビットコインの価格の推移 http://bitcoin.zorinaq.com/price/
 

 

2011年では、1BTCあたり0.30ドルだったらしい。2025年2月で、おおざっぱだけど100,000.00ドルであるから、333,333倍という狂気のキャピタルゲインをもたらしたことになります。

2011年から2025年まで14年も辛抱している必要はなくて、うまく「クリプトの冬」で買って次の「夏」で売り抜け、うはうは億り人だ!という人も複数いるのでした。

ビットコインの女王による実例(動画は不動産がお題だけど)。

 

 

でも、キャピタルゲイン投資の常で、いくら含み益が順調に出ていても、利確しない限り「絵にかいた餅」であり。突然ブラックスワンだ!と大暴落になり、身代をつぶす例も枚挙にいとまがなく。

レパレッジは絶対やめましょう
 

 

といって、インカムで十分な毎月の不労所得を得るためには、それ相当の元本が必要であり。

利回り年率4%の配当を出す株なりがあったとして、年間400万円の不労所得をたたき出すためには1億円の元本が必要である。

富裕層のいわゆる一つのベンチマークが1億円、というのもこういうところからきているのですねー

 

どうやって1億貯めるのか?

どうしてもキャピタルに頼らざるを得ない、という事情も特に日本在住の人に関しては理解できます。

ニワトリと卵
 

 

キャピタルゲイン投資大嫌い人間のぼくも、「ビットコインETF」というキャピタルそのもの、キャピタルにしかならない銘柄を持っているのでした。

その名もHASH11。

2021年の4月だったかのIPO直後に買い始め。暴落時に買い増したりして、平均価格ざっくり40レアル。2025年1月で市場価格90レアルなので、どんぶりだけど4年で倍ちょっとになりました。

これをインカムで達成しようとすると、年利22%(月利1.83%)が必要となり(算出根拠はこちら→複利計算(元利合計) – 高精度計算サイト)。

ここまでの配当を毎月出すとか、債権金利で稼ぐのはちょっと難しいですねーというわけで、確かにキャピタル狙いもおろそかにはできないのでした。

でも、くどいけれど、利確して現金にしない限りこの儲けは現実化しないのですよね。。。。

毎月現金が振り込まれるリートとか、金利分の増加が確実に表示される債権とか、やっぱり本当の経済的自由はインカムじゃなきゃ。。。。というのはご理解いただけたと思います。

黙示録の四騎士 パブリックドメイン
 

 

「キャピタル狙いでストレージ(カストディ・保管)するだけでなく、ストレージに付随した定期的(毎月と言いたい)なインカムゲインが得られないものか」という投資家の願いは、仮想通貨交換所とかでも目ざとく察知しており。

ここに「ステーキング」というモダリティが生まれました。

仮想通貨の世界なので、どうしてもITの話が混じってしまいますが、ものすごくはしょって言えばスマートコントラクト技術を応用して資産を「ロック」し、その期間に応じて報酬が支払われる、というものである。

でも、投資家目線では、そんなことより、交換所なりに預けた仮想通貨を一定期間動かさないでカストディ(つまりロック)しておくことにより、定期的に金利みたいなのがもらえる、というのが重要であり。

要すれば、銀行にお金を預けて金利をもらったり、株を買って配当をもらうのと同じ効果が得られるということである。

うまくいけば仮想通貨の値上がり・暴騰でキャピタルがもらえるし、そうでなくてもかなりいい利率のインカムがもらえる、という夢のモダリティが誕生した、みたいになった。

みたいに、というのは、しょせんは仮想通貨の世界における取引や承認に係るプレミアムであり、ハッキングだのなんだのといつどうなるかわからん、というリスクを逃れられないためです。

Pixabay無料画像
 

 

交換所がらみではなく、まっとうな、と言って悪ければ、伝統的金融界において数十年の信用を持っている世界的大手金融機関を通じた、現行法定通貨による仮想通貨関連のインカムゲイン獲得を可能とする銘柄はないものか。

なんか訳が分からん、という人はスルーしていいです。言わんとするのは「安心できる大手銀行でフツーに取引できるやつはないのか」ということです。

そんな都合のいいのあるわけないじゃん。いやいやあったんですよ。

あったというか、去年(2024年)の10月だったかにアメリカで「配当型ビットコインETF」が生まれて、可能になりました。

その名もBTCI。

去年12月に、ブラジルでもBTCIに連動したCOIN11という配当型ビットコインETFが生まれ、ぼくはこちらを購入しているので、以下COIN11についての説明です。

COIN11が配当を生み出すからくりは以下の通り。

COIN11の管理企業(以下COIN11と省略)はぼく(以下投資家)から資金投下を受ける。

COIN11は、この金でビットコイン購入(かあるいはBTCIを買っているのかな?)ともかくここで「原資産」を手に入れておく。

COIN11は、原資産を裏付けに、金融市場において市場参加者(以下取引相手)に「将来のとある日にこの原資産を買う権利」を売りつける。

例えばこんな感じ

◎将来のとある日:今日から1か月後

◎原資産:ビットコイン

◎原資産の価格:100円(COIN11と取引相手で設定した契約金額。市場価格とは別物)

◎権利の付与に伴う料金:10円

取引相手がこの「権利」を買えばひとまず取引成立。料金(以下プレミアム)10円が、この時点でCOIN11に転がり込むのであった。

チューリップバブル(「愚か者の車」) パブリックドメイン
 

 

さて、「将来のとある日」が到来したとき。

(1)原資産の市場価格が200円になっていた→取引相手は大喜びで権利を行使し、契約金額の100円すなわち市場価格より大幅安でビットコインを入手できるのだった。

(2)原資産の市場価格が50円になっていた→取引相手は権利を放棄。だって倍値で買うなんて大損ですからねー

 

以下、超重要

①そもそもCOIN11は原資産(ビットコイン)を100円以下で仕入れていた。つまり、(1)のケースになり、市場価格200円で、取引相手に100円で売らざるを得なかっとしても、COIN11自身の購入額に対しては、少なくとも赤字は生じていないのだった。

➁(2)のケースでは、取引相手が権利放棄したので、COIN11は原資産(ビットコイン)を手放さずにすみ。

いずれの場合も、COIN11はプレミアムを取得していたのだった。

このプレミアムの一部分を、毎月配当として配る、というのがCOIN11のインカムゲイン、配当のからくりである。

その名も「合成配当(Synthetic Dividend)」。ははは

 

玄人のみなさんは、ピンときたとおもいます。

要すれば、カバードコールによるコール売りに基づくプレミアム狙いの商品だということである。

PIXABAY無料
 

 

果たして、うまくいくのか?

そもそも、上記①のように、市場値が契約金額より上になってもしのげるように、ともかく安く原資産を調達しなければならないことと、市場値が爆発的に高くなったら、プレミアムもへったくれもなく「目前の大魚を安値でさらわれる」ことになりますからねー

上記②の場合はプレミアムは影響は受けないが、これも下落がきついとそもそも原資産が溶けていくことになりプレミアム以前に危うい。

一番いいのは、上記①に近く、市場値と契約値がほとんど同じで契約相手が権利放棄せず行使してくれれば、COIN11はインカムとキャピタルを同時に得られて一安心、ということらしい。一方うまくいかないと、資産を取り崩して配当ではなく償還(俗にいうタコ足)になってしまう可能性もなきにあらず?という危険性も秘めています。

COIN11購入の時、銀行側のエージェントは「長期的に見ればこういったカバードコールの銘柄はビットコイン現物の上昇についていけないぞ」と言うので

◎インフレを上回る元本の成長と、購入時元本比月利1.85%のインカムを長期にわたり恒常的に維持できるか

これができれば大喜びで買うよ、といったら「ううーむ、まだ生まれたばかりのモダリティなのでわからん」とのことでした。

BTCIはアメリカで生まれてまだ3か月ちょっと、ブラジルのCOIN11はまだ1か月ていどですから、いずれも未知そのものですが、さて、一年後に大ブレイクしてみんな買いまくっている、となるかどうか?

3000字越えで終了。

生まれたて
 

 

ぼくはオプション取引はやりませんが、COIN11みたいに投資家に代わって管理者がやってくれるなら歓迎です。ははは

ではでは

Posted by 猫機長
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チーズはどこへも消えません

啓発本、と言われる類の中でも、一世を風靡し、現在でも有名なのに「チーズはどこへ消えた」というのがあります。

Wikipediaでは

「『チーズはどこへ消えた?』(英語原題:Who Moved My Cheese?)は、アメリカ合衆国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソン(英語版)が著した童話、ビジネス書。1998年にアメリカで出版され、2019年時点で2800万部を超えるベストセラーとなっている。」

あれ童話だったっけ?こんな「童話」を読んだ子供はアダルトチルドレンになってしまうのでは?

かんじんのSinopseすなわち内容の概要がWikipediaには載っておらず。むりやり要約しちゃえ!ということで以下の通りとなりました。

(参考:【要約】『チーズはどこへ消えた?』のあらすじ【20代向けの名著】 | 小売オタク)
チーズのある静物(Still Life with Cheese ) ギョーム・ロマン・フエース
https://www.meisterdrucke.jp/fine-art-prints/Guillaume-Romain-Fouace/67876/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E9%9D%99%E7%89%A9.html
 

 

◎登場人物は、小人の「ヘム」と「ホー」、そしてネズミの「スニッフ」と「スカリー」です。

◎この2人と2匹が迷路にあるチーズを探していると「チーズステーションC」で大量のチーズを発見。幸せな日々を過ごしていた。

◎ところが、ある日チーズは消滅してしまった。

◎ネズミどもは本能のおもむくまま別の場所にチーズを探しに行き。しかし人間どもは泣き言や繰り言をのべるばかりで「ステーションC」から離れることができず。

◎ヘムが「何もしないでこのままステーションCにいるべき。チーズはいつかは戻ってくるはずだ!」とだだをこねる一方、ホーは「とっとと身を危険にさらして新たなチーズステーションを探検に行くべきだ!」と見境もなくわめき。

◎引きこもりのヘムを残し、ホーはサンゴヘビや猛獣、政治家やB29と出くわす危機を無視して、闇くもに迷路に飛び込んでいった。

◎ところが、企業家(経産省、経団連)の加護があったホーは、いくらブラックな探検を強いられても生き延び。「俺は不死身のホーだああああ!」と、ついに新しいチーズを見つけることができたのでした。

めでたしめでたし

元ネタはこちら。ゴールデンカムイ
https://www.suruga-ya.jp/product/detail/892141554
 

 

ではなく、これ以上なく「めでたくなしめでたくなし」という終わり方になってしまっています。

いったい、この「童話」で、世の指導層は、しがないサラリーマンのあなたに何を求めようとしているのか?

上記参考リンクから、以下そのまま抜粋します。

「迷路で旅をするうちに、ホーはいくつかのことを学びました。

変化は起きる→チーズはつねに持っていかれ、消える

変化を予期せよ→チーズが消えることに備えよ

変化にすばやく適応すること→古いチーズを諦めればそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる。

変化できないのは恐怖があるからだ→迷路の中には何があるかわからない。

ホーは自分を変えて、新しくチーズステーションNにたどり着きました。チーズステーションNには、新しいたくさんのチーズがありました。

そこには、すでにネズミのスニッフとスカリーがいました。2匹はすでにチーズを食べて満腹の様子でした。

こうしてホーは自分を変え、迷路の中で学び、新しいチーズを掴み取ることができました。」

 

上記から、いよいよこの本が、いかに読者の魂を抜き去り、単なる家畜になるよう誘導しているかということが明らかになります。

チーズが何を象徴しているかについては、ここでは「収入」、「生活の保障」をひっくるめて「お金」としておきます。

チーズのある静物、1615年 (Still Life with Cheese, c.1615 ) ヴァン・ダイク
https://www.meisterdrucke.jp/fine-art-prints/Floris-Claesz.-van-Dyck/394017/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E9%9D%99%E7%89%A9%E3%80%811615%E5%B9%B4.html
 

 

この本のエッセンス部分である「チーズ」を「お金」に替えたうえで、説明を加えるとこうなるのでした。

変化は起きる→お金はつねに持っていかれ、消える
変化を予期せよ→お金が消えることに備えよ

◇なるほど、お金というものはなくなってしまうものであり、消えることをあらかじめ覚悟せよ、ということですか。ふーん。

 

変化にすばやく適応すること→古いお金を諦めればそれだけ早く新しいお金を楽しむことができる。

◇要するに、今あるお金に執着するな。あきらめろ。そうすれば新らしい収入が得られるぞ、と言いたいのでしょうか。人口オーナスの今日、「新しいチーズ」が発見できる保証が、どこにあるのでしょうか。さらに言えば、変化に素早く適応しろ、と突き放しておきながら、どうすれば適応できるかということには触れていない、恐ろしく無責任な誘導になっています。

 

変化できないのは恐怖があるからだ→迷路の中には何があるかわからない。

◇当たり前です。自分も家族も危険にさらすような生活の変化に、抵抗もなく飛び込んでいく「12歳の幼稚な子供」になれ、ということなのでしょうか。

 

そして、この本の極めつけの本質が、以下で明示されています。

ホーは自分を変えて、新しくお金ステーションNにたどり着きました。ステーションNには、新しいたくさんのお金がありました。そこには、すでにネズミのスニッフとスカリーがいました。2匹はすでに「チーズを食べて」満腹の様子でした。

◇すべてお前が悪い。お前が変化して「ステーションN」に順応できなければ餓死だ。4んじまえ、ということです。

 

どんな変化をすればたどり着けるか、というお手本が「すでにネズミのスニッフとスカリーがいました」ですからねー

要するに、この本のメッセージは、

「思考能力を捨てろ。うだうだ能書きをたれずに本能的に「チーズを探す」ネズミ畜生になれ」

ということなのです。

パン、チーズ、ワイン、プレッツェルのある静物(Still Life with bread, cheese, wine and pretzels )Osias the Elder Beert https://www.meisterdrucke.jp/fine-art-prints/Osias-the-Elder-Beert/72287/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%80%81%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%81%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%80%81%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E9%9D%99%E7%89%A9.html
 

 

「予期せよ」とか「適応する」とか、いかにもかっこいいことを書いていますが、「どんなクライテリアで」「どのようなリスクを計算して」「どのような成果を見越して」といった思考・計画の部分を見事に消し去って、ネズミ畜生のように見境なく走り回れ、とけしかけているに過ぎないように思ってしまうのは私だけでしょうか。

ホーのように、やみくもに新しいステーションを探すことで、必ずステーションが見つかる、という保証があれば、この本も多少はあなたの役に立つことでしょう。

しかし、ステーションを見つけるための具体的な手掛かりは提示せずに「お前が変われ」ということに終始するこの本の意図としてどんなものが隠されているのか。

あなたが、変化に変化を重ね、汗みどろになって新しいステーションを探す労働をしているとき、その労働の成果をかすめ取っている組織などがないでしょうか。

この本は、あなたが新たなステーションを探し当てようが、あるいは探し当てることができないまま哀れな過労死を迎えようが、必死になって労働することのみが人生だということを刷り込もうとしていないでしょうか。

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fminne.com%2Fitems%2F30333665&psig=AOvVaw2vAV3OqgTnPNmpy0O5AhLX&ust=1735831164845000&source=images&cd=vfe&opi=89978449&ved=0CBcQjhxqFwoTCNDb55rp1IoDFQAAAAAdAAAAABAE
 

いよいよ核心です。

この本が、あなたを「ネズミ車をひたすら回すような」絶望的な労働に落としいれることを正当化する本だとわかったうえで、あなたが穏やかに、質素に生きていくうえで必要な量のチーズ(お金)を、会社だの雇用主だのにかすめ取られないで確保するためには、どうしたらよいのでしょうか。

結論は「ヘムに学べ」です。

もちろん、ただのニートではいけません。

「チーズの本質を理解し、チーズを使いこなすニート」になる必要があります。

「本質」といっても、そんなに崇高とか深遠なものではありません。

「チーズはどこへも消えません」ということを理解していればいいのです。

別に質量保存の法則について説明したいわけではありません。「金は天下の回りもの」だと言いたいのです。

ステーションCで、ありあまるチーズを発見したとき、バカみたいにむしゃむしゃ食ってしまうのが間違いなのである。

有り余っているわけですよね?ネズミのように何も考えずに食うのではなく。債権に変えて利食いするなり、株だろうがリートだろうが、不労所得を生む資産にとっとと変えて、幸せな配当生活をすればよいのです。

「労働しなければチーズは得られない」から「チーズがチーズを生んでくれる」ように、あなたが変化するのではなくて、所得の方で変化、進化、増加するように計画実行すればいいのです。

「やみくもに迷路を走る」よりずっとましである。

チーズとドライデザート(Cheese and Dry Dessert ) Jacob Foppens van Es
https://www.meisterdrucke.jp/fine-art-prints/Jacob–Foppens-van-Es/103313/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%A8%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%88.html
 

 

では、どうやって配当だけで生活できる量の「チーズ」を築き上げるのか。

これは、楽しくてためになるサイト「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」の特に「Financial」の部分をご精読ください。

3000字越えで終了。

ではでは

Posted by 猫機長
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短編集:「愛のジョージ」と「HAIKAI」ほか

その①ヘッドセット修理

とある吉日、雨季のブラジリアにしてはからっと晴れて、久しぶりにそのへんの農場でTGL(タッチアンドゴー)してきました。ここ数週間、雨や霧で飛べないとか、飛べてもせいぜい滑走路の周回程度しかできなったので、まあまあせいせいと飛ぶことができました

現地でも有数の大農場。アスファルトの巨大な飛行場。

 

 

まあまあ、というのは、離陸前にちょっとやばくないけどやばいかも、というのが発生し。

いつもどおり、機体、エンジンと、プリフライトチェックは順調に行っていたのですが。。。

ラジオをオンにして、「えェラジオのテスト中。えへらへらへらー」とやったところ、あれ、片耳しか聞こえないじゃん?

もうフライトプランの離陸5分前くらいで、エンジンもガンガン回しているのに、あせりましたねえ。

スケルチ(マイク感度)調整とかやったのですがぜんぜんだめ。ヘッドセットからのコードを機体に接続しているコンセントをぶち抜き、コパイ用のヘッドセットに取り替えたらちゃんと作動したので、故障は機体側ではなくヘッドセットのスピーカーが死んだのであろうと判断し、その日はそのまま飛びました。

いやいや、ガンガンうなるコクピットの中でヘッドセットを外し、コンセントに抜いたりさしたりとか、うるさくてやってらんなかったですが、でもちゃんと両耳聞こえる状態でないと、大げさではなく多数の人の生死を分ける航空通信ですからねーちょうどソロでの飛行だったので全く問題なくヘッドセット交換できました。

問題のヘッドセット
 

 

さて、帰ってきてからじっくり確認、でもないけど、確かに7年以上の連続使用でもあり、湿気の立ち込めるブラジリアの夏でもあり。いつかは壊れるものが壊れたということで、インターネットで新たなヘッドセットを探してみましたが、なんと古すぎの化石になっていたらしく、どのサイトに行っても見つけることができず。

最新のに取り換えればいいじゃん?そうはしたいのですが、一応機長・コパイと2セット更新しなきゃならないし、値段も2倍どころか3倍、4倍となってしまうのですよねー

しゃあないので、いつも機体の検査をおねがいしているお兄ちゃんに連絡したら「確かに化石で新品はもうないが、部品は持っているから修理は可能である」とのことで、お兄ちゃんのアパートまでもっていって修理してもらいました。

7年の使用で、耳あてとマイクのスポンジがボロボロになっていたので、これらはコパイ分も含めて新品と交換してもらいました。これら消耗品はまだ新品があるらしい。

破れはてて、中から気味の悪い液体というボンドがにじみ出ていました
 

 

修理後はこんな感じ。耳当てがあんなにボロボロになったのは、純正品ではない得体の知れないニセモノだったから、ということで、じゃあちゃんと正規品を、としたら値段が高すぎて手が出ないので、やっぱり並行市場からまあいいじゃん、という模造品にしたのでした。ははは

ヘッドセットから耳当てを外して取り換え。上がダメになった耳当て。下がそれなりの新品。
 

ちゃんと両耳聞こえるようになりました
 

 

 

➁「愛のジョージ」と「HAIKAI」

「愛のジョージ」という名のカフェを発見。ポルトガル語で「Amado Jorge」です。

と言えば、ブラジルに住んだ人はわかると思いますが、Jorge Amado(ポルトガル語読みでジョルジェ・アマード)という文豪がおり。この文豪にあやかった、いわゆる意識高い系のカフェ兼古本屋らしい。

ムヒカそっくりのJorge Amado(パブリックドメイン)
 

 

このJorge Amadoですが、実はブラジル共産党員であり、このカフェも、結局そういう世界の住人が集まる恐るべきアジトではあるのですが、ぼくは小学校の教員のおばさんと一緒に行ったので、要すれば警察とかジエイタイとかとかかわりはないよね?ということで通してくれました。ブラジル空軍とはかかわりあいになっているけど。

街中にぽつんと立っている古本屋
 

 

ちょうどその日、というか夜の8時でしたが、共産主義者たちの集会に出くわし。でもその夜はみんなで詩を発表し合うというそれこそ意識高い系の集まりでした。

詩の内容もアジテーション的なものはなく、なんとなく平安貴族じゃね?みたいなのもあったりして。

マイクの前で歌ったり、詩の発表
 

 

安くてうまい、に近いかものサンドイッチと、謎のジュース
 

 

インテリアや古本コーナー
 

 

そのうち、へんなおっちゃんが登場し。

「俳諧をやります」

補足情報ですが、日本の俳諧とは「主に江戸時代に栄えた日本文学の形式、また、その作品のこと。誹諧とも表記する。正しくは俳諧の連歌あるいは俳諧連歌と呼び、正統の連歌から分岐して、遊戯性を高めた集団文芸であり、発句や連句といった形式の総称である。(Wikipedia)」

この俳諧が、日本人移民からブラジル人に広がり「HAIKAI」としてブラジル文化に定着したのでした。

季語だのなんだのというより、音韻とかがブラジルのソネットともなじみがあるらしいという技術的な部分と、なんでも茶化してやろう!というブラジル人の性格にマッチしたというのが主な理由らしい。

へんなおっちゃんの「HAIKAI」。お題は「マンゴー」

マンゴーは、皆さんご存じとおもいますが、とにかく繊維質で歯の間に挟まるのと、それはともかく、すさまじく黄色い果汁をそこら中にまき散らし、あたり一面を黄色くしてしまうという悪魔の果実です。

 

 

このHAIKAIを日本語に意訳したらこんな感じ(翻訳なので音韻もへったくれもないです。ご了承を)。

手にしたマンゴー

かぶりつく子供

歯に挟まる線維

喜ぶ子供。大口で笑う

黄色い笑い

 

原文はこちら、と言っても、書き取りしたわけでもなく、あくまで記憶です。

Mão com Manga

O menino Chupa

Fibra nos Dentes

Menino Feliz, Largo Sorrizo

Sorrizo Amarelo

 

ここで、「黄色い笑い」というのはブラジルのスラングで「気まずい笑い」という意味である。ここでは、盗み食いを見つけられた子供の「マンゴの-果汁で黄色く染まった口」を「気まずい笑い」とちゃかしているのですね。

 

会場は手を打って大笑い。

 

そんな感じでのんびりの一夜でした。

アフリカ系のおばちゃんと、アフリカ文化オマージュのオブジェ。
 

 

抽象画になり切れない、へんな絵画がいっぱいあった
 

 

③おまけ

今回の記事は字足らずなので、おまけに我が家の猫の写真を数枚。

車庫で、タイヤの上に登るバカネコ。
 

 

コンピュータの操作を邪魔するクズネコ
 

 

酔っ払いネコ
 

 

おそまつさまでした。

ではでは

Posted by 猫機長
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BTC阿鼻叫喚:トランプコインの地獄

阿鼻叫喚シリーズその3。

その1はこちら→マットグロッソに土地を買う

その2はこちら→オプション取引

ファシストか?トランプ
Donald Trump
 

 

その昔、昭和の時代。テレビだのなんだのが普及しておらず、有名歌手も地方へのドサ回りというか巡業というか、要すればライブが重要な売り込みかつ収入源となっていたころ。

とある駆け出しのコメディアンが、すでにときめく大スターになっていた村田英男(誤字はお察しください)の前座を務めたときのこと。

コメディアンの兄ちゃんは、真打の村田英男の登場に前もって場を盛り上げるべく

「村田英男さん、演歌歌ってもらえんか?」

なんてやったのですが、当然ながら会場はどっちらけ。

もちろんもっと面白いギャグを連発してがんばったのですが、会場は氷のようにしずまりかえり。

そのうち村田英男がでてきて

「みなさんこんにちは、今日は皆さんと演歌で宴会です」

とやったら、たちまち満場大喝采に。

村田英男だったら、どんなくだらないギャグでもウケるのだった。

要するに、大衆心理です。

 

さて。

トランプの野郎が、こともあろうに就任直前にミームコインを発行しやがり。

コインの素性(というかファンダメンタルズというか)なんか全然関係なく、大衆はこれにどっと群がり、大暴騰したのでした。

その名も「トランプコイン」

ソラナのプラットフォーム上で発行したら、「24時間以内に7ドル(約1100円、1ドル=157円換算)から史上最高値75ドル(約11.7万円)まで急騰(https://www.coindeskjapan.com/272611/)」。「億り人続出」などとセンセーションになりました。

このコインの発行にあたっては「トランプ組織の関連会社であるCICデジタルと実業家のファイト・ファイト・ファイトが80%を所有している(MSN)」すなわち、トランプの実質私有企業が大儲けし、見事に私腹を肥やしました、ということなのである。

トランプコイン
https://www.okx.com/zh-hans-au/learn/how-to-buy-trump-coin
 

 

フツー、まともな仮想通貨と言えば、何かの裏付け(たとえばイーサリアムならスマートコントラクト機能)があるはずなんですけどねー「実用的な目的は持っていない(仮想通貨TRUMP(トランプコイン)とは?買い方や価格動向、将来性を徹底解説! | CRYPTO INSIGHT powered by ダイヤモンド・ザイ)」という、ミームの中のミームともいうべきクソコインをしゃあしゃあと発行し、これまでの「トランプ劇場」でかどわしてきた仮想通貨民をうまく利用して巨万の富を稼ぎやがった。

村田英雄の駄洒落だったらどんなくだらないだじゃれでも笑ってしまう、のと同じ大衆心理を利用したこれ以上ないクズの儲け方ですよね。

これまで、トランプのことをクズ野郎と呼ぶのにちょっと引け目を感じてはいたのですが、これ以上ないクズ野郎であることが露呈した今、遠慮なく史上最高のクズとしてこき下ろすのでした。

ただ、クズの神通力は山の神にまでは及ばず。「メラニアコイン」というのを発行したら、さすがにみんなばかばかしくなって、トランプコインもメラニアコインも仲良く暴落したとのことです。ははは

 

おばさん
http://www.today.com/style/see-photos-young-melania-trump-s-early-career-model-16-t107891?cid=public-rss_20170213
 

せいぜい1週間たつか経たないかの間に、クズコインによって億万長者になった人。なり損ねて電車に飛び込んだ人。これからビットコイン、アルトコインともに狂騒する相場の最も悲惨で残酷な修羅場に入っていくものと思います。

その修羅場の落ちどころは。。。。

①15万ドル説:これは一番コンサバというか、基本テクニカル分析(三尊とか一目の雲とかいうやつ)と、マクロ経済分析を併用している人たちに多い。とくに今後の世界政治経済状況で、金融収縮か?金融膨張か?によっては、下手すれば10万を切るかもしれんし、うまくいけば25万から30万までいくかもしれん、という考え。

➁80万ドル説:基本、ビットコインの時価総額が金の時価総額を超える、という期待から、米国戦略準備金としての採用など、今後BTCが世界的戦略コモデティー、金を(石油も)凌ぐ国家準備資産となっていけば、自然にそうなるじゃん、というなかなか説得力ある裏付けのある説なのですが、それが2025年なのか2045年なのかというと後者の可能性が高い。それまでに僕ら投資家は老衰か、死んじゃってますよねー

上記両極端の間にいろいろあり。

ビットコインは基本半減期のサイクルによって値動きが決まってきましたが、今回は単なるクリプトの世界の中の発展ではなくて、ブラックロック他伝統的な巨大金融機関による「認知と利用」すなわちETFの登場による劇的な参入人口の増加と、さらには米国準備金という世界経済的な大変革、そしてそれを面白おかしく演出するクソトランプによって、希望的観測をすれば100万、200万いくじゃね?と見えてしまう一方で、これまでのビットコインの成長曲線だのを見ていくと、結局12万台じゃね?というのも十分現実味があったりします。

こうゆうのはビットコインだけではなく、アップルやSP500でもあり。

成長曲線が成熟しきって、逆に衰退し始めたときに、とあるパラダイムシフトが起きて奇跡の大暴騰、ということが歴史上起きてはいるのです。

アップルの例 https://www.youtube.com/watch?v=h459DF2wOuc
 

SP500の場合 https://www.youtube.com/watch?v=h459DF2wOuc
 

アップルの場合は、iPhoneの登場が契機となり。SP500の場合は、ドルの基軸通貨化確定により爆発的な上昇が起きて現在に至っている。

ビットコインは、クソトランプ(とそのクリプト政策)が起爆剤になるか?

ビットコインの現状 https://www.youtube.com/watch?v=h459DF2wOuc
 

 

さて。

ぼく自身の予想としては、Pi Cycleを一つの指標としています(これだけじゃないけど)

Pi Cycle Top Indicator | CoinGlass
 

 

この緑の線(111日平均線)と紫の線(350日平均線)が交差したときが各サイクルの最高値だぞ、だそうです。

上の図は、ビットコインが誕生してから今日までの13年以上の総括になっているので、直近の2024年4月から2025年1月(12日時点)における推移は以下の通り。

 

 

1月時点で、青の111日平均線(レンジの下限)はざっくり9万ドル。紫の350日平均線(レンジの上限)は14万ドル。実勢値はその中間あたり、黄色の線で10万5千ドルとなっています。

つまり「紫の線がぐんぐんあがってゆき、青の線も紫に従って上がる。でも両者はクロスしない」というのが理想。もちろん実勢値の黄色が紫に達するか、ぶち抜くかしないとおいしくないけど。

最後は青線の方が赤線の方より急に上に伸び、両者が交差するところが最終的な最高値、ということであれば、夢としてはそれが80万ドルですが、せめて40万ドル、とこれも夢ですね。20万ドルで売り抜けか?

今後、クソ野郎トランプ(とそのギャング)が、やれ戦略準備金だ、「シルクロードのカルトヒーロー釈放」だ、SAB121の撤廃だ、14067の廃止だ、CBDCの設立、発行、流通、使用の禁止だと(https://www.bitget.com/ja/news/detail/12560604522201)、狂気の決断を繰り返すごとに、仮想通貨市場は叫喚の修羅場と化し。ビットコインも史上最高値更新を爆発的に更新していくことが期待されます(なんのこっちゃ、という人へ:ともかくトランプの野郎が大革命を起こすと思っていただければいいです)。

がんばれクソトランプ!正真正銘のクズ、これ以上ない世界最強のクズトランプでなければできないクズ政策を連発し、世界経済に大波乱を巻き起こして、千載一遇のパラダイムシフトを呼び込み。この大転換期でなければ絶対に不可能なブル相場を巻きおこして、ビットコインが狂乱の大暴騰だ!となるよう応援しています。

*でも所作(立ち振る舞い)には気をつけましょう。ナチだ!なんて思われたら、無駄に相場が下落するだけである。

客よせパンダなのに、人に誤解をあたえるような振舞いをするクズ。トランプよりましかもしれんが。https://wired.jp/article/neo-nazis-love-elon-musk-nazi-like-salutes-trumps-inauguration/
 

みなさん、くれぐれも投資は余剰資金で行きましょう。投資は自己責任の世界です。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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日本人の金融リテラシー向上について

長らく、お金について話すことは悪、と洗脳じゃなかった教育されていながら、最近になって、手のひらを返したようにNISAだのなんだのと、お上から「投資で自活しろ」と切って捨てられた哀れな日本人の皆様。
それでも頑固に続いている「生涯現役で世のため人のため働き、過労死しちまうのが美徳」という建前の裏で「生涯現役ですがこっそり投資もしてます」という切羽詰まったご時世に。
そんな日本人から見た、投資といったものへのアプローチについて雄弁にものがたるようつべ動画を2つ見つけたので、以下面白解説いってみます。

その①「ビットコインETF拡大中。おまえら買ってる?」


 

 

冒頭から、〇「次のリーマンショックは間違いなくビットコイン発だな」〇「これだけ経済と結びついたら大惨事になるだろう。間違いなくそれはやってくる」

 

 

ときました。ははは
こうゆうコメントを書いているのは、投資とはあまり関係ない人生を送っており、リーマンの時も、暴落だ破産だーというニュースを事実上他人事として聞いていた人たちなのでしょう。
確かにビットコインがリーマン級の激震をもたらすようになったらすごいですけどねーでも本当はその逆で「リーマン級の激震が来たら、ビットコインはどこまで買えるか」というアプローチのほうが、金儲けになると思います。
ははは
引き続いて
〇「ビットコインという使徒はもう世界経済のATフィールドに深く浸食してしまっている。大惨事になるだろうて」
エヴァンゲリオンかよ!

〇「株式市場もババ抜き状態だし、世界最大の暴落は近づいていると思う。」
よほど大暴落が待ち遠しいんですねえ。いまのうちからキャッシュをため込んでおいて、大暴落時に優良株を買いまくりだー!という「健全な切望」ならいいんですけど。。。。

健全な投資家
 

 

〇「で、何がこの商品の後ろ盾なわけ?「俺は逃げ切れる」という妄想で回ってるだけの詐欺商品」
いい指摘ですが「詐欺だー」で喜んでいるだけだと交換所の養分、餌食ですねえ。ETF化により、これ以上ないボラテリティを持ったコモデティになったぞー!という意見が出てこないのが悲しいのだった(その後出てきました。安堵)。

〇「BTCずっと気になっているけど手だしてないや。税金が高すぎるし、投資信託でよいかなと思ってる」
これは素直な意見ですね。いかがわしい業者の餌食になるよりはましと思います。このコメントをした人が、一歩進んでETFなど「ビットコインをお題にした投資」で成功すること祈っています
*実は「成功するかどうか」なんてどうでもいいけれど、ETFをバンバン購入してくれる人が増えればBTCも高騰するのだった。ははは

〇「ETFだとしたら投資家はビットコインを買うわけじゃない」「ETFは株扱い。証券口座でやりとりする」
そうそう。この辺がわからずにBTCに近寄れない人が多いんですよねえ。換金リスクとかは証券会社にひっかぶせて、ETFをみんなでどんどん買いまくろう!

〇「BTCは貧乏人が否定しても意味ない。なぜ金持ちがこんな怪しいものを支持してるか考えろ」「スマホ一つありゃ誰にでも送れて、何百億でも即換金できる流動性もあって、インフレ耐性もあってあとはある程度安定さえしてくれれば、金持ちにとって夢のような資産になるからな」
なるほどなるほど。個人的には、以下の点で異議あり。
「怪しい」→これには異議なし。怪しさを利用して金もうけしましょう。
「ある程度安定してくれれば」→安定されると困ります。未曽有の大暴騰だああああああー!というのを「網を張って待っています」

ニシンだよ!ニシンが来たよ!
石狩挽歌 – 北原ミレイ – YouTube
 

 

〇「ただ本気で考える覚悟のある人は、人生で一度は腰を据えてビットコインの本質に触れたほうが良い」
本質とは何か、誰にも分らないと思いますのでこちらへの反論はしませんが、腰を据えてビットコイン投資を考える、というのは特に人口オーナスでろくな投資先のない日本では必須と思います。

さて。
問題は、そもそも日本でビットコインETFが存在しないことと、税金が高すぎて儲けの半分以上がパーという、万難排して現物所有しても全然ペイしないという恐ろしい国になってしまっているということである。
まずこの辺をとっとと改革しろー!でないと首相だろうが大臣だろうがショットガンでハチの巣だぞー!というくらいにならないとダメなんでしょうねえ。
それじゃアメリカじゃん?はい。日本も「お客様は神様です」とかのキャッチコピーの裏で実はお客をおちょくっているとしか見えない金融後進国から、「客と店は対等だ!」で、いずれかが他方をダマそうとした途端、ショットガンでハチの巣だぜ!という国になったほうが、生涯現役で過労死、でも誰も見向きもしないなんて国より健全と思います。

 

 

もう一つは、日本も捨てたもんじゃないね!というプラスの動画です。
その2「【有料級】富裕層のインカムゲイン構築戦略を徹底解説します」


 

まず正面からインカムゲインを推奨していること。世間では、いくらで買ったらどこまで上昇した、というキャピタルゲインの話ばかりですが、元本を保全しつつ恒常的な利益を得るインカムのことはだれも言わないんですよねー、と思っていたら、この動画のように、最近いろいろ出てきており。安堵しています。ただし、レバレッジは厳禁。レバレッジをかけなくてもまともな配当が得られる規模の元本を構築することがまずは重要です。さて、インカム投資の、その1としてこの動画では債権を挙げています。固定利付債、変動利付債の区別は重要であり。

 

 

今後下手をすれば高インフレやスタグフレーションも危惧される日本において、変動債といったものの存在も知っておいたほうがよく。この動画で初めて知った、という人も多いのではないでしょうか。

高配当株は、もうインカム投資の王道中の王道でしょうねえ。ただし、高DYがどこからきているかについてはご用心。
不動産について。日本で不動産というのは実はやばい投資なのですが、東京23区内の一等物、といったこれなら何とかなる、というのを紹介しており、まともな内容となっています。リートを提示しているのはポイント高しですが、日本のリートがどこまで健闘できるか課題。

注目はトータルゲインについて説明しているところ

 

 

上の画像でキャピタルロスという言葉が出てきます。
ぼくが主体としているブラジルリートでここ2か月恐ろしいキャピタルロスが発生しているので、こちらで説明しますが、
例えばリートRZAG11について。(FIIじゃないよ、FIAGROだよ、という突っ込みはやめましょう)

 

 

なんと1年で18%の暴落だ!ぎゃあああー
一方で、DYつまり配当率については

RZAG11


 

 

7月の1.30%から12月は1.39%とうなぎ上りなのでした。ははははははは笑いが止まりませんねえ元本が1年で18%暴落してるじゃん!それで?別に、売らなければいいだけの話です。キャピタルロスというのは、売って確定しなければ全然確定しないのでした。ははは一方、DYは、年率で16.65%に達し。もちろん、毎月配当が出るごとにせっせと買い増ししているのでした。元本価格が落ちているので、買える株数も増加。いよいよ笑いが止まりませんねえ。あははは。あはははは!もちろん、なぜ暴落しているのかという理由を知っておかなければならず。その①ブラジルにおける金利暴騰:

https://cbic.org.br/wp-content/uploads/2024/09/informativo-economico-selic-setembro-2024.pdf
 

今年(2024)4月には9%だった政策金利が、9月から11月にかけ11.25%に急上昇。今後14%まで上がるぞ?なんて予想も出ていたりして。リートより債権のほうがいいじゃね?と、みんな乗り換えにいそしんでいるということである。その➁:ブラジルアグリビジネスの特性RZAGというリートは、農業用地に特化しており。ブラジルのアグリビジネスは、豊作か?国際市場で需要があるか?などのファクターにより大きく儲けが変動してしまうバクチといった一面があり。そもそもDYが高いのもこのリスクを織り込んでいるのです。そのうえ、上記の金利高で、リートの出資先である農場(企業)が金利を払えず倒産、というケースが出てきた。農業関連リートは軒並み大暴落。一方、RZAG11に関して言えば、ぜんぜん貸し倒れとかなくて、要すれば「イワシの群れ」が恐れをなしてたたき売りしているだけなのでした。はははというわけで、個人的にはRZAG買い増ししています。脱線しました。最近日本でもまともなようつべ、インフルエンサーが出てきたようであり、日本人の全般的なリテラシーも向上を期待しています。なんか思い切り偉そうになってしまいました。ご容赦を

 

ではでは

 

*このブログは、ワールドプレスHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のAmebloスピンオフです。以下、主要な項目のリンクに飛びます
◎精神世界:自己客観視の獲得からさらなる進化へ
◎経済的自由:まずは先立つものを。。。資産1億の達成
◎飛行機生活:小さな自家用機でいろいろ飛んでいます

 

 

 

Posted by 猫機長
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2024年の不労所得総決算

今回の記事は、例によってふむふむ難解・難読の書です。でもおしゃれな挿絵をいっぱい入れたので、素敵女子の皆様もスルーしないで、いいね!してね!
投資女子やセミプロ投資あんちゃんには重要情報と理解します。数字は目安、アバウトなのでご了承お願いします。

口裂け女とブタ野郎が泥沼の出来レースを繰り広げた2024年も終わり。
ビットコインも2023年のどん底1万6千ドルから2024年末には10万ドルへの「躍進」、そしてトランプの野郎が当選して、米国戦略準備金としてのビットコイン採用が現実味を帯びるなど、ビットコインには「雪解けの一年」でしたねー一方で為替や金利など、海外(ブラジル)在住者にとっては10月以降ほとんど市場暴落といっていい恐ろしい1年になってしまいました。
さて、このブログはお題も「不労所得」なので、この「放心のあとの破壊の一年」で、なけなしの資産がどうなったかについて、いつも「いいね!」いただいている素敵女子やナイスガイたちに開示するのでした。
2022年から今年にかけての変動はこんな感じ。数字は基本、現地通貨です。
あと、Santander銀行に債券投資がありますが、こちらは給与所得をぶち込んでおり、不労所得ではないので考慮外にしました。

ここで注目は、まず①の純然たる金融資産の残高。
2023年12月はR$4,657,584.26
2024年12月はR$4,942,798.14
現地通貨では増加したのに、異次元のレアル安で、円換算では2023年より減少しちゃった!まあ、純金融資産のみで1億継続しているからいいけど
2024年についてさらに掘り下げます。
毎月の配当や金利のうち、再投資できた金額が毎月平均でR$29,497.00なので、一年ではRS353,964.00を再投資した。
したがって
2024 年末における①金融資産の元本から配当の再投資分を除いたがんらいの元本の金額は(R$4,942,798.14―R$353,964.00)=R$4,588,834.14
すなわち、配当を除いた元本のみの増減でみると
2023年12月のR$4,503,416.26から、2024 年12月実質R$4,588,834.14へ、ほぼ横ばい。
R$⇔円のレートがこれまた@29.01から@25.42 に大変動、恐怖の現地通貨安にかかわらず、なんとか2024年も金融資、特に労働保険を抜いても1憶達成しているのには安堵しました。

https://www.islandartcards.com/shop/Pan-Am-Hawaii-by-Jet-Pineapple-Head-Giclee-Art-Print-Poster-WAP1031.html
 

 

今年要注意だったのは、10月以降、ブラジルの政策金利が急騰して、投資の主体を占めているリート元本が大暴落したこと。
下図で、
Fundos Imobiliariosすなわちリートが年間-7.08%の下落。
ETFすなわちビットコイン+イーサリアムのETFが年間+155.79%の上昇したので助かり、差し引きで金融資産全体としては昨年からの横ばいで逃れた。
Fundosというのは債権。不労所得の計算に入れていませんが、年末の金利上昇でぐっと利潤を稼ぎました。
Acoesというのは株という意味ですが、ここでは株ではなく、農業リートです。なぜか法律上株あつかいらしい。こちらも下落。

 

 

さて。
元本価格すなわち株価の一株(リートは一口)当たりの時価が急落し、DY(配当利回り)が相対的に急上昇するいまこそ株やリートを買いあさる好機であり、来年が草刈り場というか、どこまで買い下がることができるかという状況。

https://collection.sfomuseum.org/objects/1511909403/#1527855287
 

 

ここまでは元本のおはなし。実はそれより毎月の配当の方が重要です。というわけで、2022年から2024年の配当及び金利すなわちこれこそまさに純然たる不労所得については以下の通り

*注意:以下は、生活費とかを除いて再投資した金額なので、念のため。

*2024年の金利収入は、ブラジル政策金利の低下を受けて減少。と思っていたら年末に急上昇。でも債権金利に反映するのは来年から、ということで悲しい低下をきたしています。

 

ちなみに、毎月749,813 円ということで、ベンチマークとしている毎月30万円をこえることができて一応安堵。現地通貨において、今年のインフレ(IPCA指標)が4.71%だったので、昨年の月間R$27,014.00X1.047=R$28,283.66を超えており、といってほとんど超えてないけど、来年の金利高でさらに引き離して利潤拡大に期待が膨らみます。

なんか数字ばっかりでこんがらかっちゃった?ので、ごくおおざっぱに、まとめてみます。
総資産の時価評価額:インフレを差し引いてざっくり1.03%の増加。(5,792,798.14X100÷5,609,926.48)
不労所得(再投資可能分):インフレを差し引いて1.04%増加。(29,497.00X100÷28,286.36)
ううむこの2行を書くためにどれだけ計算じゃい。くたばりました。

Caixa de fósforos


 

 

というわけで、結論として、不労所得、元本ともに何とか微増しているから、まあいいかと、安堵しています。

2024年の年末は、共産主義者の懲役野郎ルーラが大統領という状況では、いつかは避けえなかった金利高暴騰ではあるが、それが意外な時期に爆発して、リート元本が大崩れになったところを、ビットコインETFが下支えして、金融資産総体としては横ばい状態でしのげました。2025年は、どこまでビットコインが上がってくれるか?かつ、どこまで金利高を利用して安くなったリスク資産を買いあさることができるか?なかなか勝負の年ですねー来年のいまごろはもっとのんびりできていることを祈っています。

https://www.ebay.com.au/itm/154782364034
 

 

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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前が見えない➁ 旅客機の風防

 

 

その①についてはこちらをご参照→前が見えない
今回は、旅客機の風防について投稿します。
黎明期の旅客機は、風防なんてなくて吹きさらしで飛んでいましたが、そのうち飛行機のスピードが速くなり、高度も上がったりしていくうえで、すっぽり操縦者を覆う機体と風防に進化しました。

黎明期の旅客機 https://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/cl-pln8/DH66.html
 

といっても、最初はユンカース旅客機みたいに、機体には操縦者も覆う天井があるのに、なぜか操縦席だけ大きく天井をぶち抜いて、風防には申し訳程度の透明な板をくっつけたみたいな謎の飛行機も生まれ。

TYO magazine » 世紀をこえ、歴史的航空機が復活!──「ユンカース F13」 (tyo-m.jp)
 

 

Rimowa’s beautiful Junkers F13 flies for the first time | British GQ | British GQ (gq-magazine.co.uk)
 

 

ここまでやるんだったら全部覆えばいいじゃん、ということでハンニバルみたいな感じのが生まれました。
とくちゃんのプラモの部屋・プログ – 楽天ブログ (rakuten.co.jp)https://plaza.rakuten.co.jp/tokuchanplamo/diary/200611110000/
 

 

この当時はガラス・プレキシガラスの曲面加工とかがまだまだ未発達で、風防も窓枠ありすぎみたいなのが多かった。

エアスピードAs6Aエンヴォイ https://i.ytimg.com/vi/0eeUetkIz1o/maxresdefault.jpg
 

 

ちょっと脱線ですが、その後加工が比較的容易になった第二次大戦でも、一部の飛行機は曲面を極力避けて平面のガラスを窓枠で結合していた。

JU88 https://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/cl-pln4/290Ju87.html
 

 

零戦 https://onemore01.blog.ss-blog.jp/2015-11-15-1
 

 

東海 パブリックドメイン
 

 

曲面ガラスだと光が乱反射して全然透明にならず。海面下に身をひそめる潜水艦を目視で発見するために作られた東海など、典型的な「曲面ガラス大嫌い」の飛行機になってしまったらしい。
旅客機の場合は、上だの後ろだの下だのを見る必要はなく、ちゃんと離着陸できて前が見えればいいやということで、機首のガラス部分も次第に必要最小限のものに効率化されていった。ドラゴンラピードからエレクトラへの変遷で見て取ることができます。

https://www.mailexperiences.co.uk/de-havilland-dragon-rapide-flight-over-london
 

 

ロッキード エレクトラ https://www.hobbyland.jp/shopdetail/000000103144/
 

 

このへんで、だいたい現在に通じる旅客機の風防のスタンダードが生まれたというか定着し始めました。
スタンダードと言えばDC3。

https://airlegend.fr/aircraft/dc-3/
 

 

まず、流線形の丸い機首。そして、操縦者にすっぽりかぶさる感じで風防と天蓋が設置された。

http://hikokikumo.net/Z-14-Senmonka.htm
 

 

似たようで個性のある旅客機たちの機首と風防はこんな感じ

ボーイング247 https://flightsim.to/file/34658/boeing-247-fast-western-airlines-fwa18
 

 

ビーチクラフト モデル18 https://i.ytimg.com/vi/NjJ05D0YR-c/maxresdefault.jpg
 

https://aviadejavu.ru/Images6/MA/MA95-2/o2-4.jpg
ロッキード スーパーエレクトラ
 

 

三菱MC20旅客機 https://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/cl-pln8/MC-20.html
 

 

しかし、雨だろうが雪だろうが既定の路線を飛んでいかなければならない旅客機にとって、「風防に水滴や雪などが吹き付けられて、前が見えなくなってしまう」というやばい問題が生じ。
しょうがないので、せっかくコクピットに守られたパイロットが、風防のサイドウインドーを開けて顔を出し。びしょ濡れになりながら操縦というケースも多々発生してしまいました。
どうしよう。。。。
ワイパーが実用化されたのは第二次大戦くらいかららしい。
連合国勝利の立役者となったDC3が、ワイパーを設置して、雨だろうが雪だろうが元気いっぱい飛び回った。
ちなみに、日本にもDC3のライセンス版である「零式輸送機」がありましたが、こちらにはワイパーはなくて、戦後になってから日本の高空会社が購入した舶来のDC3に「あああこんな便利なものがあったのか!」と大喜びしたといううわさもあり。
まだワイパーのなかった戦前の30年代とかはどうしたのかというと
「風防に逆傾斜をつけた」
ボーイング247が典型的です。
まずは通常型から

https://flightsim.to/file/34658/boeing-247-fast-western-airlines-fwa18
 

 

逆傾斜をつけたのはこちら

https://www.tedwilliamsaviationart.com/profile-art/boeing-propliners/boeing-model-247-united-air-lines.html
 

 

この結果雨や雪が風防に貼りつかなくなって大喜びだったそうです。でも、機体強度だの空気抵抗だのではやはり無理があるらしく、ワイパーにとってかわられて今日にいたっています。

777のワイパー 縦ワイパーと横ワイパー: 風の探検隊 (air-nifty.com)
 

 

飛行機にとってなにより命なのがスピード。
でも、スピードだけでロクに前がみえない、操縦できない、というのでは困るので、パイロットの視界をよくする必要もあり。
結果、風防ガラスの位置や角度が色々と工夫されて、いろいろな旅客機の特徴的なツラがまえというか機首ができてきました。
も一度DC3ですが、やはり世界の名機だけあって、必要なものが必要な大きさと形で、と理解します。

http://hikokikumo.net/Z-14-Senmonka.htm
 

 

DC3の風防は、すとんと切り立った小さめのものが、大きくラウンドした天井にくっついており。重く、あつかいにくいガラスの使用面積を最小にしながら、空気抵抗の増大を抑えています。最新の旅客機では、機首と風防の段差がなくのっぺりとしています。空気抵抗の面ではこの方がいいのでしょうが、斜めにすればするほどガラスの面積も増えるわけで。さらには機体と一緒に曲面に整形しないとかえって空気抵抗増大になってしまいますから、整形しても軽く破損せず、かつ偏光して視界がゆがむということのない、最新技術があって初めて可能になったものと思われます。

https://air.theworldheritage.com/htm/htm_flame/flame_ERJ175.html
 

 

DC3から今日までの過渡期の例でYS11があり。当初のっぺり型を目指したが、やはり段差をつける方がよいということになり。確か3回ほど設計変更して最終的な形が決定された。

_pdf (jst.go.jp)
 

 

すずめや鷹など、鳥の頭はだいたい段差型をしており、個人的にはこれが一番効率的かなーと思うのですが、段差のない「機首一体」のも存在しています。

段差のないのもいる。https://medium.com/@VIVIMETALIUN/especial-tipos-de-tucano-6243f5f99434
 

 

グライダーも一体型が多い。

こういう風防で、乱反射とかないのだろうか?(PIXABAY無料画像)
 

 

とにかくスピードを出したい偵察機で、段差型から一体型に移行したのもあり。でも、「視界の歪みや夜間飛行時の内面乱反射の発生(Wikipedia)」で評判は良くなかったらしい。前期型の最高速度604キロから、段なし風防では630キロに向上したというのですが、エンジン出力も1080HP X2から1500HPX2と劇的に向上していますからねー風防の変更がどこまで役にたったかはなぞと思います

新司偵の初期型(上)http://www.hasegawa-model.co.jp/product/02243/
と後期型(下)http://www.nags-gallery.com/gallery/ki46.htm
 

 

大型機になると、空気抵抗以外の理由で、段差なしの一体型になることもあり。
例えばB29の場合、もちろん空気抵抗もあったが、通常型の機首上部に、というのだと、離着陸時に地面がみえなくなってしまい。B17で相当苦労したのか、B29では降着装置も前輪式にして、その点は離着陸がそうとうやりやすくなったとは思いますが、巨人機できびきびした取り回しの難しいB29だと、機首全体を温室みたいなガラス張りにして、地面を見やすくしたというのはあると理解します。

B29 パブリックドメイン
 

 

B29の着陸 https://www.youtube.com/shorts/zB4_tSsUJWA
 

 

B17やハドソンとか、段差式の機体でも機首はガラス張りにして照準器を置いていた。B29では、操縦席も一緒にしちゃえ!ということだったらしい。
あと、B29の場合は、与圧設備の都合があり。段差式にして照準手と操縦手を離してしまうと、効率が悪くなり設備も複雑になってしまったものと思われます。
他には機体の上部銃座の射角を確保したいというのも聞きます。
「空軍大戦略」でみんなおなじみハインケル爆撃機も、初期型は段差式だった。

初期型 https://www.gettyimages.com.br/fotos/heinkel-he111
 

 

後期型 https://www.gettyimages.com.br/fotos/heinkel-he111
 

 

与圧はないけれど、大体B29と同じ理由で「全視界操縦席」になったものと思われます。
戦後の旅客機全盛時代に戻ると、B29の民生型であるB377が機首と一体の風防になり。照準手の必要はないので、操縦席も前に移動し、ガラスの枚数も減りました。

B377 https://united-states-lines.org/boeing-stratocruiser/
 

 

ところが、ここでパラダイムシフトが。
これまでの飛行機は、とにかくパイロットの目を頼りに飛んでいましたが、戦後になってレーダーが普及し始め。
パイロットの肉眼ではとても見えないなん百キロ先の積乱雲とかを探知できるようになりました。
ただ、レーダーは飛行機の先端に付ける必要があり。というか、そうしないとぜんぜん非効率になってしまうのです。
そこで、軍用、民間問わず、飛行機の先端には「レドーム」がつくことになり。レーダーが格納されているコーン(電波透過性に優れた特殊な塗料で塗られているため、ふつー黒いです)の部分を操縦席の前にして干渉を防ぐ必要が生じた。
こうして、段差つきのコクピットが復活しました。
代表的なのがコンステレーション(ただし初期型はレーダーなかったらしい)

https://www.loughborough-raes.org.uk/ewExternalFiles/120313%20Beneath%20the%20Skin.pdf
 

 

https://www.europeanairshows.co.uk/aviation-anniversaries/july/lockheed-l-1049-super-constellation-first-flight
 

 

その後のDC8とか、ボーイング707,727,737とか、いずれもDC3ちっくな段差つきになっています。特殊な塗料もいろいろな色ができるようになり、現在の旅客機は機首も機体と同じ色ですが、その先端はレドームであり、レーダーが収まっているのです。さらに時代は進み、現在はまた段差のない形に回帰しつつあるようですね。でも、個人的にはやっぱりDC3みたいなメリハリのある段差式の機首がかっこいいと思っています。

 

ではでは

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石油を超えるか?BTC

 

 

最近、NSNニュースとか、いわゆる新聞や新聞ちっくな報道媒体における話題としてビットコインが引っ張りだこに。

 

 

単に史上最高値を連日更新、というだけでなく、世界経済の根幹を揺るがすようなニュースが目白押しとなっています。
なかでも、やっぱりメインは米国。
戦略準備金にビットコインを、という試みが試みではなく現実化に向かっている状況において、諸国が追随を始めています。
アメリカが100万枚のビットコインを備蓄するということは、ビットコイン供給量の約5%をアメリカが独り占めするということである(https://jp-beincrypto-com.webpkgcache.com/doc/-/s/jp.beincrypto.com/learn/how-bitcoin-reserve-change-government/)。
金の場合、アメリカが世界1で、8,134トン。人類が採掘した金の量がプール3杯分、150,000トンとのことであるから、アメリカはだいたいこれまで世界が供給してきた金の5.5%を保管している。
ふむふむ偶然かな?金もビットコインも5%台でならびました。
100万枚かどうかは、実は分からず、本当はもっとぐっと少なめになるという人もいます。というかそちらの意見の方が多いらしいが、量以前に、戦略備蓄という行為がどのような影響を世界に及ぼすのか。
*戦略準備金の基本概念としては別記事にしましたのでご参照→「ビー玉」としてのビットコイン

ビー玉  PIXABAY無料画像
 

 

これは、アメリカ自身が「ドルがやばくなった時に代替する手段(あえて通貨とは言いません)として、ビットコインが有望である」ということを宣言したのと同じなのである。
ドルより信認の低い通貨を持つ諸国はあわてふためき。
ブラジルなんて、ぼくもビットコインを戦略備蓄します、なんて便乗し始めています。
未確認情報ですが、ロシアもこれに乗るらしい。
中国は、表面上は「ビットコインダメ!ゼッタイ」と言っていますが、いつなし崩しに解禁から戦略備蓄に「面を革(あらた)む」つまり手のひらを反すか、わかったものではない状況にある。
要すれば、世界のマクロ経済において「ビットコインを取り込まないと、4ぬかも?」というFOMOがはじっまているのである。アメリカも、アメリカなんて嫌いなBRICSも、競ってビットコインを戦略備蓄ですからねー
*FOMO(フォーモ)とは、取り残されることへの恐れのことです。
実は、アメリカとBRICSは、裏ではビットコイン基軸通貨化でなかよし協調しようとしているのかもしれん。

今のところ「悪の枢軸」まで劣化していないBRICS。PIXABAY無料画像
 

 

さて、戦略備蓄よりもっとえげつなく、ビットコインの法定通貨化を進めてきたのにエルサルバドルがあります。
当初は「狂ったか?」「かわいそうに」「やっぱり犯罪者か」とボコられまくりでしたが、2021年からのたかだか4年で8500万ドルの利益になったとかで、悪口を言うやつらは影を潜め。うはうは!笑いが止まらないのだった。
大儲けしたお金を使って、今度は金鉱脈を再開発だ!3兆ドル(約458兆円)相当の金が埋蔵されているとのことで、こちらに魔手を伸ばしたいらしい。
がんばれバッタ屋エルサルバドル!
エルサルバドルは、かわいそうに金鉱はあっても石油は出ないらしく、ドバイみたいに、オイルダラーで先進国入りだ!というふうにはいけないらしい。
やれ太陽光だ、やれ風力だ、そして最後には原子力だ、と世界中でがんばってはいるが、しかし石油が文字通り「世界経済の燃料」である時代はこれからもながらく継続することでしょう。

Pixabay無料
 

石油がいかに諸国家の存亡を左右しているか、過去の例でも明らかになっています。
◎石油の供給そのものを止められて滅亡:軍国日本。「大空のサムライ」で、著者の坂井さんが、開戦理由として「アメリカは日本に一滴の石油も売ってくれなくなった。売ってくれないというなら、力づくで取りに行くしかない」という訓示を受けたことが記載されています。八紘一宇だのとの美辞麗句の裏に、実は日本が開戦に踏み切らざるを得なかった真の理由がここにあった。
◎石油の取引をドル以外で行なおうとしたため消された:某フセインの野郎が石油をドルではなくユーロで売ろうとしたため(イラク戦争 – Wikipedia)、アメリカは、ユーロ圏に属さないイギリス、オーストラリア、ポーランドを巻き込みあるいは引きずりこんで犯行に及んだ。もちろん、表の理由は「大量破壊兵器撲滅」などの美辞麗句ですが、その実は。。。一つ前の湾岸戦争では、ドル圏もユーロ圏も参加した30カ国に渡る「多国籍軍」だったのですよね、ということで、そこから先はお察しください。
◎石油覇権は誰が、というせめぎあいで利用される国もある。第2次大戦直後はまだまだイギリスの力が強く、これをアメリカが乗っ取る過程で、イギリス側植民地にアメリカが影響力を行使するための既成事実化に日本が利用されたケースなどあり。1953年、当時独立したてだが、石油利権はイギリスが握ったままのイランに、アメリカは利権奪取のため、自分は前面に出ずに、うまく日本を使って石油を買いに行かせた「日章丸事件」というのがあるのです。こちらは、詳しくはこちらでご覧ください→「小説日章丸事件」
*小説ですので、念のため。事実かどうかは、お察しください。

映画「海賊と呼ばれた男」での日章丸。画像出展は
http://fuseishoyo-roku.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-50ee.html
 

 

さて。世界の石油を掌握し、覇権国の地位を確立したアメリカ。
しかし、肝心の生産は大部分が中東に頼っていたのであった。ははは
そこで編み出したのが戦略備蓄。誰でも思いつくアイデアかもしれないけど、実行したのが1975年と、アメリカ建国の1776年からほとんど200年は、ぽけっと備蓄も何もありません、というほにゃららな状態だった。ただし、石油の本格的な経済利用は、明治維新とかそのへんの時代からなので、実際上は1900年くらいから1975年までは戦略備蓄はなしでやっていたということらしい。
ただ、戦略ではないが備蓄自体はあったらしく。1973年当時のオイルショックで、石油価格が爆上げしたため、かえってアメリカ政府は備蓄していた石油でうまく利確してうるおい。経済危機をうまく回避したらしい。これに味を占めて戦略備蓄を法制化したのが1975年というのが真相なのかもしれん。

つまり、覇権国アメリカにとって、その覇権を保証するための必殺の秘蔵っ子が、戦略備蓄物資(石油)だということなのである。
石油だと中東に引っ張られて、コストばかりかかる戦争を、やれタリバンだやれフセインだと手を変え品を変えてやらざるを得なくなってしまうし、だいいち経済産業の根源となる実物資産なので、下手に扱うと国民の生活(そして政府)が大打撃を受けてしまう。
戦略的備蓄となるコモデティーで、かつ特定の国や地域に産出のカギを握られておらず、価格が乱降下しようが直接家畜どもじゃなかった一般市民の食いぶちに影響しない、そんな夢の物資がないかなー
ありました。その名も「ビットコイン」
ただ、ビットコインなんて実体もへったくれもない、ドイツのようにまじめな国々が「摘発、売却」しているものを、よりによって国家として正式に買いあさり、戦略備蓄に仕立て上げるなんてことを思いついたのは、やはりアメリカが覇権国であるゆえんと思います。
ブラジルに住んでいると、コモデティーすなわち大豆とか農産品を想像してしまいます。確かにビットコインは気候変動だので豊作だ不作だとかいった環境要因に左右されることのない、これこそまさに最高のコモデティーだぜ!ですが、さらに飛躍して、ビットコインを石油変わりにするとは。。。アメリカ恐るべし。

見渡す限りの大牧場のなかにぽつんと滑走路があるのが見えるでしょうか。ブラジルの軽飛行機生活はこんなかんじ
 

 

ちなみに、ビットコインが金の代わりになるかどうかは。。。。ぼくは個人的には、ビットコインは一山あててとっとと換金し、その一部は金地金に替えて安心の永久保存、というふうに考えています。
以前、豊島逸夫さんという、金(ゴールド)投資の第1人者について書きました。こういった最大級のオピニオンリーダーが、いろいろあってのポジショントークを抜け出て、これまでのビットコイン批判から豹変し、実利的に「ビットコインでこう儲けろ!」ということを書いてくれるようになれば。。。。アメリカの戦略準備で、そろそろか?なんて期待しています。
投資は自己責任で。
ではでは

Posted by 猫機長
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滑走路と軽飛行機

以下、二つの対照的な滑走路を提示します。あなたが軽飛行機パイロットだったら、どちらが着陸しやすいとお考えでしょうか。

その1 小さな飛行クラブの滑走路。ときどき飛行学校の練習機が飛んでいるくらいで、トラッフィクがなく閑散としている。諸元は以下の通り

cbaaer – Google マップ
 

 

標高3200フィート、960mくらい。

全長600メートル、全幅6メートル。

滑走路番号03‐21

*この番号は、滑走路がどの方角に伸びているのかを示しており。03-21というのは、コンパスの30度から210度、つまりほとんど南北、という感じになっています。

https://www.asahi-net.or.jp/~TX6F-NKMR/map/map-02.html
 

その2 ジェネアビの重要なハブ空港。エアラインは乗り入れてないけど。諸元は以下の通り。

https://g1.globo.com/df/distrito-federal/noticia/2022/07/11/justica-volta-a-permitir-reintegracao-de-posse-do-aerodromo-botelho-pela-terracap-no-df.ghtml
標高3300フィート、1000mくらい。

全長1499メートル、全幅18メートル。

滑走路番号14‐32

*こちらは140度から320度ですから、東西に延びている感じ。

 

さて、軽飛行機パイロットのみなさんにとって気になる風向と風速ですが、サーマルで風が強くなった時で20ノットくらい。卓越風の風向は110度、南東から北西へ吹いています。南半球の滑走路です。

 

その1は丘陵地の底から丘の頂上に向かって登っていくような、かなり勾配のある滑走路で、離陸は滑走路番号03から谷底に向かって真っ逆さまに落ちていく感じ。着陸は21の方から坂道を登っていく感じで降ります。

ちょっと左右にそれるとたちまちコースアウトしそうな滑走路
 

誘導路に入ったところ。

彼女の身長は155cmです。滑走路の幅は3人分もうちょいで6メートルとしました。
田舎過ぎてだれも正確な寸法を知らないのだった。

ぼくが乗っている軽飛行機(LSA)の全幅が10メートルなので、翼は滑走路からはみ出してます。ははは

こんな飛行機に乗っています
 

 

 

その2は、平べったい大豆畑の端っこみたいなところにあり、東西どちらからでも離発着できる勾配の少ない平らな空港です。

全幅18メートルなので、それほど広いというわけでもないけど、その1に比べたら3倍。飛行機がとても小さく感じます。
 

見渡す限り伸びてゆく滑走路と格納庫群。
ここまで書くと、絶対その2の方が離発着しやすいよねー、だって

その2は、その1の2.4倍の長さ、幅に至っては3倍の広くて長い滑走路で、その1みたいな急こう配・谷底に降りていくような着陸は不要。視界の開けた平原だし、その1が常時真横からの横風着陸になるのに比べて、その2はほとんど機首からの向い風を利用できる。

というわけで、その2の圧勝だ!と思われるかもしれません。

 

でも、正直のところ、その1の方が降りやすかったりするのです。

えええどうして?

まず、その2から説明していきます。

https://www.flightmarket.com.br/pt/aeroportos/SIQE?srsltid=AfmBOoqiJdv9TtKkZ9JHvgA49oF0ooX81kI5frq0DeFxXseQdedn_juu
 

SIQEというのがこの空港の名前です。画像で空港の直上は藪みたいな感じ。空港の直下を道路が走り、畑や住宅が見えています。

これが何を意味するのかというと、空港の下側は確かに平べったく。しかし、上側はちょうど平野の境界線、言い換えれば崖になっていて、がけ下からの乱流が吹き上げてくるのでした。ははは

そして、滑走路自体は広くて長いのですが、写真の滑走路左端すなわち滑走路番号14、季節風に従って通常の着陸を行う端っこの先が、これまた変な窪地になっていて、こちらは吹き上げるというより、ここを通過すると浮力がなくなって急に機体が落ち込むので、わああー?とスロットルをふかして沈下を止め、そのうえで今度はスロットルオフ、機首下げですべりこみ、いい感じで滑走路番号を通過してラウンドアウトを始めたころあいで、今度は左のがけ下から吹いてきた乱流で、うあああ?と機体が持ち上げられてしまい。

画面の左から中央下が谷みたいになっていて、
乱気流が滑走路(白い箱つまり格納庫がいっぱいみえるところ)に吹き上げています。
 

ここで慌てずに操縦かんを止めればよいのですが、行き過ぎてつい前に倒してしまい。

その結果、乱流が終わった地点で今度はすとーんと落っこち。

そこで、わあああー!と機首上げ(迎角増による揚力増大。滑走路上なのでエンジンはほどんどオフ)してしまうのですが、これで下降が止まった、と安心した途端に、第2波の吹き上げ地点に差し掛かってしまい。

ぎゃああー!とつい機首下げをしてしまったときに、今度は揚力を一気に失って、どちん!と落着になってしまいます。

へんな機首下げを繰り返していると、スピードが落ちずに地面にぶつける感じになり、びょーんと跳ね上がったところで揚力を失って前輪で地上に激突、という、要すればポーポイに陥ってしまうのでした。

何度も離着陸を繰り返し、降下経路のここで沈み込み、滑走路上ではこことここが吹き上げだな?とわかって、沈み込みのところはちょっと高めで通過し、滑走路端を主脚でこするつもりで、心持ち機首上げで通過、吹き上げが来ても機首は下げないで、すとーんと落ちたときはぐっとさらに機首を上げてこらえる。これを計2回(3回の場合もある)繰り返すと、ちょっと機首を上げすぎか?みたいなかんじで、どしん(うまくいけばすとん)と主脚から接地するので、あとは操縦かんを引ききってなるべく前輪が落ちるのを遅らせることで、ぶざまだけどまともな?着陸ができるようになりました。

ただ、これは早朝の気流が穏やかな時の話で、10時から午後2時の、サーマルが荒れ狂う時間になると、滑走路上で木の葉のようにもまれてしまい。中心線上に着地するために、カニみたいに斜めになって風上の主輪での1輪着陸せざるを得ず、主脚によくないので、寝坊した日は来れない空港になってしまっています。

もっとも、これは空港が悪いのではなく、飛行機が小さすぎるのです。

こちらの空港に着陸が想定されているのは、ビーチクラフトのターボプロップ機とか、要すればハイソサエティーの乗る、ずっしりした高級なやつで、多少の吹き上げなんか気にしない、みたいなのばっかりなので、文字通り吹けば飛ぶような布張りのピストン機なんて知らないよ~ん、ということらしい。

ハイソサエティーの自家用機ビーチクラフト https://merkmal-biz.jp/post/40506
 

かなり乱気流のあった日にこいつがぐわーんと降りてきて、滑走路の端っこに接地したと思ったら、プロペラの向きを逆にしてぐわーんとすごいブレーキをかけ。例の吹き上げが始まる地点の前で無理やり停止しやがったのは、やっぱりこれだけでかくて重い飛行機でも、この滑走路における乱気流は嫌だったのかもしれん。

脱線しました。ではその1が意外とらくちんだぞ?について説明します。

こちらは、以下の着陸動画がすべてを語っていますが。。。。


一番わかりやすいのは(といって動画だとあまり地形の起伏や遠近が伝わらないのですが)、01:03のファイナルレグで、左側の小山にぶつかるようにして降りていきますが、滑走路末端はまだはるか下にあり。要すれば谷というか山というかの斜面をこするようにして降りていくところです。

言い換えれば、滑走路の末端が三方丘に囲まれているということであり。

崖の上にあるその1の滑走路が下からの乱流吹きさらしになっているのに比べ、こちらはこれらの丘がいいぐあいに乱流を遮って、滑走路上はたいてい穏やかになっているのでした。

降下中はこれらの丘に気流がぶつかって、わあああー!と揺れますが、スロットルの押し引きで乗り切り、滑走路末端に滑り込めば、そこから先は楽になるということである。

というわけで、こちらは滑走路の幅が飛行機の翼の幅より短いというふざけた滑走路ながら、ぜんぜん逸脱せずにふつーに着陸できているのでした。

また、谷底というかすり鉢の底というかが滑走路端ということは、そこから先はきつい登坂になるわけで。うまく着地さえできれば、ブレーキなしでも自然に飛行機の行き足がとまって、停止してくれる。乱気流で接地点を先延ばしにしなければならないような日には、特にありがたいです。

クラブの仲間が滑走路の末端(下のほう)での写真を持っていました。飛行機と滑走路の大きさに注目。
https://www.google.com/maps/place/cbaaer/@-15.7744664,-47.7031982,3a,75y,90t/data=!3m8!1e2!3m6!1sAF1QipNbBKOUoBYF-AFlCcxQ1Guq00GfmIXRxYKwVN01!2e10!3e12!6shttps:%2F%2Flh5.googleusercontent.com%2Fp%2FAF1QipNbBKOUoBYF-AFlCcxQ1Guq00GfmIXRxYKwVN01%3Dw203-h114-k-no!7i3840!8i2160!4m15!1m5!8m4!1e2!2s109702831146318633818!3m1!1e1!3m8!1s0x935a175f8c795307:0x3f0aea02808c1e74!8m2!3d-15.7744664!4d-47.7031982!10e5!14m1!1BCgIgAQ!16s%2Fg%2F11b6gchmnf?entry=ttu
素敵女子とお散歩した時の写真はこちら。

 

 

この勾配が幸いして、離陸は、下り坂の上から下へ滑走路が飛行機を放り投げて加速してくれ。いい感じで離陸できています。

こういう話は、じっさいに飛行機を操縦しないとわからないだろうなーなぜアメリカがジェネアビに力を入れているのかがこういうところに出ていると思います。日本にも、既定路線のエアラインだけじゃなくて、へんてこな滑走路でいろいろくふうして飛んでいるジェネアビの関係者がもっといれば、航空産業全体の発展に寄与すると思っています。

ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長
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r>g。資本主義で生き残るために

以前、そっくりなタイトルで投稿したのですが、投資は悪じゃないよ、という説明で3000字使ってしまい、肝心のr>g(くどいけど「あーるだいなりじー」)についての説明ができなかったので、こちらの記事で書かせていただきます。

なお、このブログの読者の皆様はもうご存じと思いますが、この記事には全然学術的な価値はありません(あるかも?)。一方、ぼくが資産1億達成したうえで、こうした解釈と活用をしましたよ、ということを知っていただき、皆さんが経済的自由を獲得するうえでの参考になることを願って、書いています。

さて、r>gです。

rとは投資による利益、利率、利益の拡大。gとは労働による収益とその拡大のことです。

読んで字のごとく「投資による利益>労働による利益」です。

かんたんにいえば、月日が経つほど、死にそうになって労働する社畜はますます貧乏になり、スマホのタッチひとつでホームブローカーを操作する投資家はますます金持ちになってゆくぞということです。

労働者はつらいよ
https://blog.goo.ne.jp/nora_kohri/e/af9bfda85a9c2c919afbb54bff43abb0
 

 

資本主義経済では必然的にそうなるのです。

資本主義について最もわかりやすい説明をしているのが、資本主義絶対反対!の共産主義者だったりします。

共産主義者すなわちマルクスとかエンゲルスとかの理論をうまく悪用して恐怖政治に持ち込むセクトの人たちは、こんな感じで資本主義を説明しています。

◎資本主義経済とは、生産手段を持つ者と持たない者に2極化される経済体制である。

◎持つ者つまり大農場主や大工場主は、持たないものすなわち労働者をこき使い、搾取して大儲け。

◎持たざる者は、身一つで文字通り生産手段がないので、資本家の施設を使わせてもらい生産し。その成果品(農産品、工業製品、その売買などによる利潤)はほとんど資本家に取られるが、労働の見返りに給料をもらって生き延びることになる。

◎資本家のほうでも、工場や機械を回す人間が必要なので労働者を雇用するが、スケール化などで労働者一人当たりの単価(労働者から見れば給料)はどんどん低くしていくことができた。

◎どんなに賃金が安くても、「いくらも代わりがいる」労働者は、安い賃金に甘んじて働くしかなくなり。

この結果、労働者はいくら働いても生活は楽にならず、じっと手を見る、という人生になってしまいます。

たしかに、東京駅とかの毎朝の殺人ラッシュを見ていると、見渡す限り所狭しとひしめき合う群衆のうち、100人や200人はふっと消えてもなにも変わらない、いてもいなくても同じ、という風に見えてしまいます。

一方資本家はというと、労働ではなく資本が本人に代わって働いてくれる。ここでの資本とは、農場であったり工場であったりしますが、それを買うためのお金すなわち資本と考えていただくとなおよいです。

資本主義経済はすなわち市場経済です。いい商品を作れば飛ぶように売れますが、いい商品というのは、皆さんご存じの通り「安い」というのが重要なファクターになります。安くてもクズにならない商品を作るには、単品当たりのコストを下げるのが鉄則ですが、その一番いい方法が人件費を削減することです。

値段は高いがいい味です、というのもあることはある
https://www.komi.co.jp/feature/koikuchi.html
 

 

この結果、過労死するまで働いても、ろくに衣食住もまかなえない社畜があふれかえることになります。

この記事の目的は、投資家が悪でも社畜が善でもなく、事態はそう言った感情なものよりももっと冷徹なMathematics(数学)によって決せられるものであり、これを知らないと死ぬまで奴隷ですよ、ということをわかりやすく説明することにあります。

投資家は悪だー!56してしまえ!と共産革命を起こした国々がどうなったかは改めて書く必要はないとの理解です。

「収容所群島」ソルジェニーツイン
https://oldmagazine.thebase.in/items/9244351
 

 

要すれば、世の中もっとも公平なシステムが資本主義だからなのです。

もちろん、資本主義は恐ろしい格差を内包しています。でも、ファラオ時代のエジプトとか、専制君主の意のままに人権もへったくれもない生活を行ってきた古代の人々が、フランス革命に至って「自由、人権、博愛」を前面に出せるほど豊かになった背景に、恐ろしい発明があります。

その発明とは「お金」

*お金の発明と共に、生産・分配体制の発達で人権を重視する余裕がうまれたのもあります

吉野家で300円の豚丼が売っていたとします。この豚丼は、300円出せばファラオだろうがユダヤ人だろうが、埼玉県人だろうが宮さまだろうが等しく購入することができるのです。

つまり、ユニバーサルで貯蔵でき価値の尺度となる、そんな魔法の物質であるお金が生まれたために、お金の前ではファラオだろうが大岡越前だろうが平等となることができるようになりました。

言い換えれば、どんな大資本家でも、お金に見放されればたちまち乞食であり。どんな社畜でも、お金の使い方、貯め方、増やし方を知っていれば少なくとも経済的な自由を獲得できる世界になっているのです。

北朝鮮に行けば、どんなにお金を持っていても、黒電話頭の野郎に目をつけられれば終わりです。こういう国では、いくらドルを持っていようが、突然強制収容所に送られて4ぬことになり、あなたから没収されたお金で黒電話頭の野郎がマクドナルドのハンバーガーをうはうは!と買いまくることになるのです。

世界でも最もお金について知っている、お金を持っているユダヤ人も、ヒトラーという専制君主(というかナチという体制)の前では、みぐるみを剥がれて絶滅収容所送りという搾取のターゲットにしかなりませんでした。

「働けば自由になる(Arbeit Macht Frei)
https://mitsuyahideto.com/auschwitz-birkenau2/
 

 

お金によって自由が得られる資本主義の国に生まれたことを、みんなもっと喜んでよいと思います。

つまり、資本主義の国では、社畜から脱出できるいちるの望みは確かに存在しているということを力説します。

でも、そのためには、

◎まず自分が社畜であることを自覚し

◎社畜とは違った経済的自由のある生活の存在を理解し

◎具体的に経済的自由達成まで行動

しなければなりません。

そして、その行動が「投資」なのです。

要すれば、自分が投資家になればいいだけの話なのであった。ははは

さいわい、今日の投資では、工場をぶったてて、ベトナムからの密航者をタダ働きさせる必要はありませんし、また、自営業(ラーメン屋でもなんでも)で奥さん子供をタダでウエイトレスやコックにしてこきつかう必要もありません。

ホームブローカーを通じて、ETFやリート、株などを買い、配当でのんびり暮らせる世の中になっているのです。

もちろん、配当でのんびり、のためには少なくとも1億円の元本はほしいところです。簡単か?と言えばそうではないが、可能です。北朝鮮ではなく日本に住んでいるあなたには、そういうことが可能な国に生まれたという恐るべきアドバンテージがあるのです

*日本よりもっと稼ぎやすい国・場所もある。ドバイだのなんだの、実は選択肢には事欠かなかったりして。そういうぼくはブラジルにいます。

PIXABAY無料画像
 

 

最後にもう一度

r>g

つまり、投資で得た所得は年利5%程度で拡大できる一方、給与所得はせいぜい2%程度しか上昇しないということです。この5%が複利で働くと、20年後には決定的な差となっているのです。

というわけで、資本とか投資とかを毛嫌いしないで、毛嫌いさせようとする社会の風潮(実は指導層の洗脳)なんて気にしないで、正面からお金、投資というものを直視する必要があると思います。

あとは、インカムゲインを主体とした配当による恒常的な収入を拡大させていけば、知らないうちに1億円に到達しています。

 

最後に一つだけ警笛を。現在までの資本主義拡大の過程では、

◎資本家のほうでも、工場や機械を回す人間が必要なので労働者を雇用した

ですが、AIの台頭によって、労働者なんていらないよ、という世の中が遠からずやってくるものと理解します。つまり、労働所得に頼っていると、飢え死にだぞ!という世の中も身近になっており、投資は生き残りに必須だぞ!と個人的意見ですが、しるします。

ではでは。。。

 

 

Posted by 猫機長