ガソリンポンプの作動を決定づける恐るべき部品とは
それほど遠い昔でもないけれど、パイロット免許をもらって、これで自由に飛び回るぞーと小さなExperimental機を買いました。その名も「こよーて」。で、最初にしたことはガソリンポンプの交換でした。まだ優秀なメカニックを知らず、情報では「フォードの某自動車用ポンプが使用できる」とのことで、実際こよーてについていたポンプもその通りだったので、同じ品番の新品に交換しました。買ったばかりの飛行機でもあり、消耗品のポンプは新品にしとこう、というまあふつーの発想ですね。
続きを読むピサの斜塔
意外に好評な剣道ネタ、ということで実話「ピザの斜塔」について掲載します。(飛行機ばっかじゃなくておまえ自身の写真も載せい!とご指摘ありましたので、10年前の写真ですが掲載します、ごめんなさい)
続きを読むピトー管
飛行機は失速速度以下では墜落、超過禁止速度(VNE)では空中分解なので、速度計はなにより大切な航空計器。ピトー管が写真左のように動圧(白)と静圧(黄色)の空気圧の差を赤色のセンサーで感知し、速度計に伝える仕掛けです。
続きを読む減速ギアがすりへった、プロペラがとまっちゃうぞ!
こよーて君のエンジンが大変なことになってしまいました。サラリーマン生活で唯一休暇が取れる年始年末に合わせて、エンジンの定期検査をさらっとすませよう、ということで主治医の「炎のエンジン職人(financial3.11)」の格納庫に飛行機を持って行き、まあ前回まででキャブレターやプラグとかは万全だし、マグネト―(B3)も取りかえているから今回はオイル交換くらいだろう、と安心していたら、画像のプロペラシャフトⒶと減速歯車ⒷⒸをつなぐ歯車(赤色の部分)の摩耗が進み、今回の定期検査で限界値近くに悪化していることが発覚。このままではエンジンが元気よく回っても減速歯車がすべってプロペラは止まったまんまになっちゃうぜ、なんてそんなマンガみたいな死に方をするところでした、ははは。
続きを読むちゃんと修理していたことは忘れないようにしよう
空を飛んでいるといろいろな目にあい。点検整備でエンジンを外して鋼管骨組みを確認したときのこと。
骨組み自身は全然Okとのことで、じゃあまたエンジンをくっつけた、まではいいのですが。。。
続きを読むオレオが折れないように。シミー現象と着陸技術
オレオというのは、飛行機の脚についている緩衝装置のことで、旅客機などでは油圧式のサスペンションが一般的です。こよーてのようなウルトラライトにも一応装着しているのですが、スプリングであるべきところがゴム系樹脂で代用していたことが明らかになり、これがまた乾燥し巌のようにカチカチになってしまっていたため、スプリングに交換。
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