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短編集:クリスマスに寄せて

優しさいっぱいのクリスマス特集です

 

 

かぶと虫に356レプリカ。この2台に代わる代わる乗っています。

こうゆうふしぎな名車たちを生み出したドイツについて、短編を3つほど掲載します。ひとつめはドイツ文学の名作「朗読者」の感想文(ネタバレなし)です。「愛を読む人」として映画化されているので、そちらの方をご存知の方も多いかもしれません。ふたつめは飛行機乗り目線から見た、飛行機史上のとある実話。3つ目は、その実話がらみのちょっとした短文です。

 

 

1.ナチスの「犯罪」についてのドイツの本音。

とある素敵女子から、なにげに借りた小説「朗読者」。実はドイツの深層が隠された恐るべき内容でした。戦後10年程しか経っていない当時のドイツに、まず登場するのが、なよやかな病弱少年。歩道でゲーゲー吐いて倒れかかったときに助けてくれたたくましいおばさんと、どきどき!な関係になってしまいますが、その後おばさんが戦争中は強制収容所の看守だったことが発覚し、裁判行きに。とこれくらいならネタバレにならないでしょう。

 

 

恐るべきは、①少年:ワイマール時代の虐げられたドイツと戦後の悩める優しいドイツ、②おばさん:第三帝国(ナチスドイツ)、を象徴していて、おばさんの裁判シーンは、裏付けのない判決を言い渡されるドイツ(おばさん)、勝者の論理を押し付ける連合国(裁判官や、便乗しておばさんだけに罪をかぶせる元同僚)を象徴するが如しである。

「裏付けのない理由」がいかにもドイツ的な明快・正確さで提示されていますが、ネタバレになるので書きません。「朗読者」という題名がまさにそのものずばりとだけいっておきましょう。そして裁判をひっくり返す「理由」を知っている優しい少年は、おばさんへの「朗読」を続けるのでした。公式に戦争犯罪を認めたドイツの小説であり、ラストは避けがたい内容ではあると理解しますが、「ヒトラー最後の12日間(こっちは映画です)」とともにドイツの正義とはなにか?を議論(というか主張)し後世に残す重要な文献と理解しました。

映画版「愛を読む人」https://nospensees.fr/the-reader-traumatismes-secrets-et-passion/

 

 

2.キュートな飛行気乗りのお話をひとつ。

第二次世界大戦、ヨーロッパ。

イギリスを発進し、海を越えてヨーロッパ内のドイツ陣地を空襲したB17爆撃機の編隊。しかし激烈なドイツの反撃にあい。

当時のドイツ高射砲はかなり優秀だったらしい。

さらには、ほとんど体当たり状態まで突っ込んでくるドイツ戦闘機の攻撃も激しく。これは勇敢とかいう前に、時速500キロ近くで動きまわる空中戦では、ほとんどぶつかるまで近寄らないと機関銃の弾も当てられん、ということで、日本の零戦乗りも「敵機から50メートルくらいの距離まで近づいて、照準器から敵機が大きくはみ出るくらいになってから射撃した」そうです。

実際に衝突したケース

 

 

というわけで、B17側も被害続出し。一時は出撃ごとに三分の一に及ぶ機数が撃墜されたこともあったらしい。

そんななかで、チャーリー・ブラウンさんの操縦するB17一機が、なんとか爆撃を終えて帰路には着いたものの、エンジンがやられてスピードが出ないぞ!

必死に帰路を急ぐ編隊に置いて行かれてしまったのでした。

当時は100機にも及ぶ爆撃機が密集体形をとって、近づくドイツ戦闘機に一斉に射撃をくらわすという防御の仕方をしていたので、一機だけはぐれちゃった爆撃機なんて、それだけで敵戦闘機から見れば「おいしいエサ」です。

こまった!どうしよう。。。

そんな状態で、遠くからキラリ!と輝く機影があったと思うと、ぐんぐん瀕死のB17に近づきはじめ。

遂に敵戦闘機に発見されてしまった!

あやうしB17!

一方戦闘機の方では、フランツ・スティグラーというドイツ丸だしの名前を持つパイロットが操縦していました。

「いひひひひ!これで勲章確定だぞ!」と大喜びでB17に近づき。

スティグラーさんは、これまでの戦歴により、この一機を落とせば「騎士鉄十字章」を獲得できるところまできていたのです。

ぐんぐんとB17に近づいたとき。

うあああ?なんじゃいこりゃあ?

B17は、それまでの戦闘で、左の水平尾翼は吹き飛び、垂直尾翼も半分無くなっちゃった!身を守るための機銃はもはや撃ち尽くし、機体は穴だらけ。

「空飛ぶぼろ雑巾」の状態で、幸い4発エンジンのうちまだ3発は動いていたので、なんとか水平飛行は続けられていた。

 

 

ひえええ!だれだこんな残酷なことをする奴は!と、敵だなんだという以前に、かわいそうになってしまったのでした。

飛行機の中ではもう誰も生きていないんじゃね?

幽霊船状態のB17。スティグラーさんは、B17の真横まで戦闘機を操り、並行して飛行しました。

操縦士は生きているぞ!必死になって飛行機を水平に保っていたのでした。

操縦席からチャーリー・ブラウンさんが、うつろな目でこちらを眺めています。

チャーリー・ブラウンさんもスティグラーさんを視認。よく見ると、Bf109戦闘機の、出来損ないじゃないけどそれに違い、ほとんど身動きもできない小さな操縦席の中で、一生懸命チャーリー・ブラウンさんへサインを作って送って来ています。

以下、スティグラーさん(ス)とチャーリーさん(チ)の会話

ス「ぼけかおまえは。イギリスとは全然違う方向に飛んでいるぞ」

チ「ざけんな!トイレもない飛行機に乗ってやがるくせに、偉そうだぞごるあ!」

ス「おまえらとちがって飛行中にう◎ちなどせんわ!いいかよくきけ、イギリスまで送って行ってやる」

チ「えっほんと?あとで「わかば」のたい焼きおごってあげるね!」

と、そこからは仲良く、イギリス近くの、連合軍制空権の始まる直前の空域まで飛んで行き。スティグラーさんはドイツへ向けて反転していったのでした。

400キロの距離を飛んだB17は無事イギリスに帰還。

基地で大騒ぎするなかまたち。「わああぼろ雑巾が飛んできた!」

チャーリーさんは、隠さずに「変なドイツ人が道案内をしてくれました」と報告すると、上官は

「たしかにドイツ人は道案内が大好きという習性があるようだが。。。ん?あれ?敵と仲良く編隊飛行なんて、何を言っとんねん!しばき倒したるでごるああああ!」

文化的なイギリス空軍なので、シバかれはしませんでしたが、

『敵への肯定的な感傷の一切を今後構築しないよう』命じられてしまいました。

一方スティグラーさんの方は、ちゃっかり「一機落としました。海の上なので残骸は見つからないよ」と報告し、どうやら勲章もゲットしたらしい。

東京四谷の「わかば」。天然物のたいやきです

 

 

それから40年後。

いろいろあって両者は再会することができ。親友になったのでした。

めでたしめでたし。

ちなみに、スティグラーさんがチャーリーさんのB17を撃墜しなかった理由は

「まるでパラシュート降下中で、全く反撃できない人を撃ち殺すようなものだ。そんなことは断じてできない」

と述べています。

 

3.ブラジリア国際空港で

日独米の若者達をモルモットに開発したB17やB29を祖先に持つだけあって、なかなか精悍な面構えのボーイング737。ハチの巣になっても飛び続ける機体、乱気流の少ない超高空をらくちんに飛行できる与圧装置、IFR(計器飛行)や航空管制技術の開発によって「殺しても死なない」安全性が確立され、ぼくもその安全さを享受している旅客の一人では、あります(撮影@ブラジリア国際空港/SBBS)。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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毎月分配型REITの真相:具体例の解明

今回は、ふむふむ・投資情報なので、そちら方面が苦手な素敵女子たちにはごめんなさい。でも、ビットコインとかよりはとっつきやすいかも?

投資女子の皆さんはぜひぜひコメントなどお待ちします。投資女子でなくても、コメントや、いいね!してね!

というわけで、素敵女子たちに、素敵な歌をプレゼント。でも、できたら、最後まで読んでね!

https://www.youtube.com/watch?v=l1zkDyl-cTk

花の首飾り

 

 

*一方、プロ、セミプロ投資家の皆さん。なんちゅういいかげんな記事じゃ!とかの突っ込みは禁止です。

さて、このブログではあくまでご時世の移り変わりに影響されない投資の基本についてをお題としてきたので、あまり個別銘柄の分析なんてやらなかったのですが、敬愛するブロ友のTiaraさんと、「毎月分配型リートは、タコ足か?タコ足でないのか?」というお題で「ラサール・グローバルREITファンド」についていろいろ意見交換したら、なかなか興味深い情報が出てきたじゃね?ということで、皆さんに共有させていただきます。

なお、消費者目線からのおもいきりポジショントークなので、あらかじめご了承ください。へんなオピニオンリーダーのへんなポジショントークよりはましかもしれませんが。。。。

さて、「ラサール・グローバル・REITファンド」です。

とてもよくレイアウトされた説明資料が以下PDFにまとまっています。

「ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)/(1年決算型)」インフレ環境の中で改めて注目されるグローバルREIT投資 (nikkoam.com)

今回の記事は、この資料から目についた部分をいじわるく指摘するのでした。

(1)まずは、このファンドの概要について把握。

株式との比較、インフレへの言及、不動産ファンダメンタルズ、ポートフォリオも先進国で固められていて手堅いか?などなど、穏当な記載で、これらはプラス要因。

株式との比較(ほんとはここでリート指数との比較が欲しかった)

 

 

でも、アメリカ不動産市場が堅調だ、なんて書いていて(2022年9月時点の掲載)、ほんとか?

堅調な不動産ファンダメンタルズだそうです

 

 

人によっては「リーマン以上の不動産恐慌が来るぞ」なんてあおっている者もいるくらいなので、その辺は書いておくべきと思います。6月から、米FRBは4回連続0.75%の利上げという異次元の政策に及び、英国の年金基金も破綻が懸念されていた(その後本当にショックになった)。こちらはマイナス要因ですが、確かにファンド運営者の責任でないとはいえる。

毎月分配は魅力です。

 

分配金は毎月変動しており、すなわち母体となる事業(賃貸、ショッピング、オフィス)などの業績も考慮して増減資していることがうかがえ。これはタコ足とは真逆なのはナイス!ですね。なんか激減してるけど。。。。

また、ポートフォリオの銘柄も明示しており、これもナイスですね

先進国といいつつ、ほとんどUSREITじゃね?ははは

*腐っても鯛のアメリカなので、プラスポイントです

 

 

要注意なのが

「投資者のファンドの購入価格によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払い戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分配金額より基準価格の値上がりが小さかった場合も同様です。」という記載。

特別分配金とは何か? 設立からこの方、いつ、どんな時に分配されたかが気になります。

一生懸命説明しているが、結局めんどくてわかりませんでした。

 

 

もっとわかりやすいのを見つけました

 

 

残念ながら「グローバルREIT指数」ではあっても「ラサール・グローバルREITファンド」の実績ではなかったのですが。。。

でも

①キャピタル、インカム、トータルリターンという根本的・決定的な指数をわかりやすく一目で明示している。

②ラサールREITファンドも、優良な先進国のREITで構成されているので、上記のグローバルREIT指数をなぞるような推移をしていることと推察(逆にそういった推移をしていなければ、インデックス投資ともいうべき優良ファンドとしては失格)して、

上記を総合して、独断と偏見の「猫機長による判断」をお送りいたします。

(2)ぱんぱかぱーん!恐怖の?診断結果はこれだ!

悪い投資ではなさそう。

ここ数年の配当について、ちょっと減少度合いが激しいのが懸念ですが、皆さんのポートフォリオの中の1銘柄として前向きに考えられるかもしれん(もちろん自己責任ですよ)。

なさそう?かもしれん?

だって、決定打があやふやなんだもん。。。

決定打は、やはりこのグラフ(なんてINDEXですけど)

*この資料の一番やばいマイナス点として、このINDEXと当該ファンドの成績を対比したグラフがない、というかなり重大なのがありますが、まあ両者似たような軌跡であると独断しています。

 

 

コロナだのなんだので、落ちているときは素直に、ガーンとキャピタルゲインが落ちている。

結果、トータルリターンがマイナスの年がありますが、これは「普通」です。

リートも、株の一種です。要すれば高配当株の一つだと思っていれば間違いない。

株ですから、リーマンだの英国年金ショックだので元本(Capital→キャピタル)はガーン!と落ちて当然である。

重要なのは、(A)インカムが維持されていることと(B)維持とはいってもめくらめっぽう支払っているのではなくて、企業実績に従って、利益のある月は多く支払い、そうでない月はそれなりに、となっていること。

この(A)と(B)の両立がそれこそファンダメンタルな重要性を持っています。

(A)で、元本が墜落したら、配当も払われなくなっちゃうというのは、なにかおかしい。つまり、賃貸だのは、元本の額面がどうだろうが稼働しており、配当の原資となる毎月の家賃だのなんだのはちゃんと支払われているためである。言い換えれば、元本の上下なんてNasdacだのの金融市場におけるマネーゲームですから、配当とごっちゃにする方がおかしい。

(B)といって、元本を急減させるような重大イベントは、中期的には業績も悪化させて、利益も減少し、配当も少なくなってしまうのですが、ここで何もなかったように同じような金額を払っていたとしたら、そちらも怪しい(保留していた利益を払うとかもあるけど)。

これまで何度も書いているのと同じ結論になっちゃいますが、キャピタルが増減しようとも、インカム(企業利益)がちゃんと出ていれば問題ないのである。

このケースでちょっとこんがらかるのが、「特別分配金」とか言ってキャピタルが減少したときの支払では「トータルゲインでマイナス」になるから、いかにも「たこ足」に見えますが、その場合は、毎月分配型だろうが四半期決算の3か月事の配当だろうが、どんなリートだろうが株だろうがマイナスになり、それをもってタコ足とは言えないと理解します。

タコ足というのは、繰り返しますが「キャピタルゲインとは別に、事業の業績がマイナスになっているのに配当を続ける」ことです。

*世間一般の「タコ配」の定義と違っているぞ!という人に。「iFinance – 金融情報サイト」によれば「タコ配は、「蛸配当(タコ配当)」や「タコ足配当」の略で、企業(株式会社)において、実際には配当に必要な利益が出ていないにも関わらず、無理に配当を行うことをいいます。」なので、同じと思います。ただ、「利益」にキャピタルゲインを混ぜちゃうと、訳が分からなくなるのだと思います。

この辺を納得するかどうかですねーでないと配当を生かして元本を保全するという考えができなくなり、元本の値上がり益だけが利益と思ってしまうので、結局は元本を切り崩す逃げ切りの思考になってしまうと思います。こっちの方がよっぽどタコ足なんですけどねー

 

 

というわけで、皆さんご理解いただけたでしょうか?

ご理解いただけた人は、このファンド含めたあなたの投資ポートフォリオ全体のインカムゲイン・配当が、元本増減の山あり谷ありはあっても毎年(毎月、毎日)の生活コストを払いきって余りがある、というところまで積み立てを続けている人だと思います。

がんばれ!みんなで夢の配当生活を実現しましょう。このブログに巡り合った人で、このブログの本家HP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」の「経済コンテンツ」を熟読しご理解いただけたなら、必ずや経済的自由に到達し、不労所得だけでも生活できるようになると確信しています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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W杯:日本チームに応援すべきか?

すべきでない、と言って物議をかもした共産主義者のおっさん(東京都区会議員)がいた一方で、ドイツなど本物の文明国では「氷点下のW杯サッカー、熱気乏しく 人権重視しボイコットの動き―ドイツ(外部リンク・時事通信)」なんて、カタール大会の意義そのものを問う(そしてそんな大会に出るドイツチームなんて応援してやらんという)動きもあったりして。

このへんを、Q&AサイトのQuoraにおいてつらつら書いてみました。以下、お題として提示されていた質問2つと、ぼくなりの回答です。

なお、本稿におけるW杯ポスターの出典はAFPニュース(https://www.afpbb.com/articles/-/3170004)です。

イタリア、1934

 

さて、Quoraです。

ドイツに勝って幸先のいいスタートを切ったものの、コスタリカに敗北。どうなる日本?

質問その1:サッカーW杯2022コスタリカ戦の敗因は?

回答:W杯ともなると、試合の結果には、単にチームの実力だけではなく、応援する国民のそして国の経済・社会状況が影響して、W杯での成績に反映されるケースがあるようなのです。

ブラジルの例で言えば、70年の3冠達成の時がまさに「ブラジルの奇跡(的経済成長)」の頂点であり。78年にアルゼンチンに優勝をさらわれたあたりからおかしくなり、その後はハイパーインフレに陥りましたが、92年の米国で優勝し、同じくしてレアル政策で躍進しました。

ドイツが日本に負けたのも、「人種差別を認めたW杯ではないのか?そんなW杯を盛り上げていいのか?」と自問自答し、悩んでいる結果が出てしまった。これから「このW杯で勝つことは、ナチの過去に戻ることではない」と吹っ切れれば、スペイン相手に7対1で勝ったりして?

この回答を読んだ皆さん、2年後に日本の経済社会はどうなっているでしょうか?恐ろしいハイパーインフレにあえいでいるでしょうか?あるいは日本だけ世界で独り勝ちの躍進になっているでしょうか?

ブラジル、1950

 

 
その後、日本は見事予選突破。

https://www.nikkansports.com/entertainment/photonews/photonews_nsInc_202212020000361-2.html

 

 
ベスト8まで進めば、なんとブラジルと試合の可能性が。

そのブラジルは。。。。

質問その2:ワールドカップを観ていて、やはりブラジル代表のプレイに一番ド肝を抜かれるのですが、彼らは何が違うのでしょうか?また、他国の代表がああなることは不可能なんでしょうか?

回答:貧富の差が激しいブラジルでは、「シテイ・オブ・ゴッド」でも提示されている通り、とても学校にいけない貧民層が多く。

そんな家庭の親父は、サッカーの試合になけなしのお金を賭けて、勝てば酒を飲んで奥さんや子供を殴り。負ければ倍殴るという生活です。親父のゲンコツから逃げ出した子供の生きる道は、何とか中流階級のいる地区に潜入して、商店などから寄付をお願いすることですが、単に寄付をお願いしても相手にしてくれないことが多いので、タウルス拳銃を向けて「お金ちょうだい。じゃないとあなたに事故がおこりますよ」という、強制的な寄付をお願いする生活になってしまいます。

https://www.russoairsoft.com.br/revolver-taurus-.38-spl-rt-85s-oxidado-brilhoso

 

 
もちろん、そういう行為は、世間では犯罪なので、商店主の方で今度は用心棒を雇い。

夜陰にまぎれて少年たちを先制攻撃で間引いてしまいます。

ブラジルでは、慢性的な貧困があり。こうした少年たちが無限に生まれてくるので、片端から間引いていくのですが、時に、特殊技能により、こうした地獄の連鎖から逃れることのできる少年たちもいます。

もうお分かりと思いますが、こうした少年たちが天性の才能で、ブラジルでしか生まれない「すごい選手」になったりします。

もちろん上記は極端な例で、中産層出身の名選手もいますが、だいたいは、上記ほどでないにしてもハングリー精神にあふれた、要すれば育ちの違う少年たちなので、これを超える選手、というのは日本では難しいと思います。

でも、ブラジル人の中でも、こうした実情から、ワールドカップは、いたたまれなくてとても見れない、とテレビを消す人もいます。

一方、「世間では犯罪とみなされる」生活を送る少年たちでも、特にいじけたところもなく、おなかがいっぱいであれば、ピストルなんて忘れて、楽しくサンバを踊っています。これがブラジル独特の身のこなしになるのだと思います。

楽しいサンバ

 

 
選手になっても、決して、お金のためにいやいやサッカーをやっている、というのではなく、お金がなくてもやっぱりサッカーやってんじゃん、というところもあり。サッカーを口実に地獄のような家庭にしてしまうクズ親父もいる一方で、サッカーというスポーツが、地獄の社会から人を救い出すなにかも持っている、というところだと思います。

ブラジルも含め格差・貧困のない世界になることを、願っています。

スペイン、1982

 

 

暗い話題ばっかりだったので、W杯にも楽しめる部分があるにはある、というお話も行きましょう。

構図、という言葉があります。

この言葉は、芸術家にとって、恐ろしいパワーワードなのです。

どんなに才能あふれる芸術家でも、構図のない絵を描いてしまうと、けっきょくほにゃららな小学生の図工なのか、名作なのかわからないものになってしまいます。

いちおうおことわりしますが、ぼくは絵画から感性を排除する気は全くありません。でも、感性こそすべて、という人に限って感性なのかその場の気分なのかわからないままに漫然と絵をみて「感動した気になって終わり」という恐ろしい世界に落ちいってしまうと理解しています。まず理性に照らし合わせて、さらに理性を超える魂の世界に入る、ほうがよいと思っています。。。。

ソ連じゃなかったロシア。2018

 

 
で構図ですが、3分割構図、対角線構図、三角構図、キアロスクーロ(レンブラント様式)、シメトリー構図、色による構図(補色、反対色など)その他無数にあり。いえることは、名作はこれらの無数のオプションから、選び抜かれた構図をもって「カドの立った寿司」みたいな切れ味を実現している、ということでしょうか。

ひらめきで一気に、ということもあるのでしょうが、多くの場合は何枚も何十枚もデッサンをかさねて、構図を考え抜いて。。。というのが名画を通じて伝わってくると思います。

究極のファッションのごとく、なにげにコーディネートしているけれど、細部まで鍛え(考え)抜かれ、選び抜かれた構成が自然にかつ魂の奥底に迫るインパクトで見るものを圧倒する。フォービズムや現代アートでは、この「優しさいっぱいの自然さ」を放棄してグロテスクなやつもあるけど。

構図のお手本といえば、ダビンチの晩餐だのいろいろあるのですが、しかしその最高峰は、なんと日本人なのでした。

その名も「葛飾北斎」

出展:https://artscape.jp/study/art-achive/1205252_1983.html

 

 
北斎さんが、考え抜いてこの構図を構築したのか?あるいはその場のノリでやったら結果こうなったのか?本人に聞くことはできないのですが、緻密な構図になっています。日本画の場合は大首絵(上半身アップ)みたいな固定化した構図とか、犬図みたいな禅の世界(あっぱらぱ)も多いのですが、あっぱらぱに見えても名画は構図もしっかりしている、と思います。

上記は絵画といういわゆる2次元アートの世界ですが、人間の運動というお題で、極限のアートが見れるのがW杯だった。

サッカーマニアのみなさん、ここでぼくが「浅野琢磨のシュート」を引き合いにだして称賛すると思ったでしょうか。

https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20221123-OYT1I50182/

 

 

へへん残念でした。たしかに日本人離れした蹴り込みでしたが、そんなのぜんぜんへろへろへなちょこのあっぱらぱだよーん、という恐ろしいアートが存在しているのです。

それが「ベベトのゴール」

「米国ワールドカップにおけるベベト選手のゴール」のことです。決勝進出をかけたすさまじいプレッシャーの中、なにげに地面を転がっていく一直線のシュートが、キーパーの指先10センチ、ゴールポストから10センチをかすめてゴールに。動画(外部リンク)ご覧ください。こういうなにげにふつーのシュートを打てる人が最高の芸術家かもしれん。

画像出展はhttps://internacional.estadao.com.br/

 

 

なお、このゴールには、ロマリオという、マラドーナを真人間にしたらこうなる、というのが、ゴ◎ブリみたいにからんでいますが、マニア向けのお話なので、ここでは省略。

3000字を越えました。

次のワールドカップでは、SDGが本当に達成されて、安心して日本に応援できるようになっていたらいいですね。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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ビットコイン・リーマン級の激震

このブログは「アーリーリタイア」すなわち経済的自由を主題の一つとしているので、今回は時事ネタで「ビットコイン・リーマン級の激震」ですが、いつも訪れていただいている素敵女子等の多数からは「なにそれおいしいの」だと思います。

そうした素敵女子たちに、素敵な歌の動画をプレゼント!なので、見てね!でも、できたら、ビットコインのお話も最後まで読んでいただけたら、きっとためになる情報だと思います。

そして、ぜひぜひ「いいね!」してね!コメントもうれしいです。

 

 

さて、本題です

2022年11月。

超優良とみなされていた暗号資産交換所FTX Trading Limitedがものの見事に破綻し。

「負債総額は数百億ドル、債権者は10万人以上とメガトン級だ。市場規模は違うが、2008年のリーマン・ブラザーズ破綻と同じような状況といえば理解しやすいだろう(現代ビジネス:「仮想通貨」は”地獄絵図”へ…! FTX「破綻」で待ち受ける「ビットコイン投資家」たちのヤバすぎる末路…! (msn.com))」という惨劇が現実に。

2021年の11月10日、最高値6万9千ドルをつけていたことに比べれば、その凋落は著しく。今年の11月16日時点で1万6千ドルになってしまっています。

危うしビットコイン!

こうした状況から「黙示録の騎士」と呼ばれる「ビットコイン大嫌い勢力」は大喜びで、「やーいやーいもうビットコインなんて消滅だー!」と大騒ぎしています。

世界の終わりを暗示する、黙示録の四騎士

 

 

さて、本当にビットコインは消えてなくなってしまうのでしょうか。

FTXは「顧客資産を自身の関連企業の融資の原資として利用する愚行(現代ビジネス)」を犯した。

そんなやくざな商売をするビットコインの取引所からは逃げて、もっと手堅い投資をしましょうね、と、もっと健全な投資先に移った方がよいのでしょうか。たとえば、善男善女の老後を守る「年金基金」とかだったら、ビットコインみたいなばくちではない、堅牢なからくりになっているはずですよね。。。

ところが、つい最近「英国年金基金ショック」が起き。イギリス発の大暴落が世界市場を襲ったことは記憶に新しいと思います。

こちらは、日本経済新聞によれば、「ライアビリティー・ドリブン・インベストメント(LDI=債務主導投資)という運用戦略をとる年金基金において2~4倍のレバレッジをかけ。損失がかさんで取引相手方の金融機関からマージンコール(追加担保の差し入れ要求)を突きつけられた。支払いのための現金を捻出するために、保有資産の多くを占める物価連動国債を含めた国債、社債や海外株式の売りに動いたとしている。(英年金基金の損失、最大25兆円に 米証券が試算: 日本経済新聞 (nikkei.com))」

あれ?お客さんの老後のために集めたお金でレバレッジ投資なんかしていたの?

健全な投資だったら絶対やっていはいけない用途にお客さんのお金をつぎ込んでいた、という面ではFTXと変わらないのでした。

年金基金の管理者は、利率は低くてももっと手堅い投資の利益で基金を運営しなければならないのですが、長らくのマイナス金利とかで、レパレッジに手を出して利鞘を稼ぐしかなくなってしまっていた。

QEで資金じゃぶじゃぶのうちはよかったのですが、最近の異次元利上げでお金が潮を引くように減少してしまった(金融収縮)時、レパレッジで冒険していた分が今度はマイナスとなってのしかかり。今回のショックを引き起こしてしまいました。

要すれば、猫もしゃくしも破綻のご時世なのである。

ここまではファクトの羅列ですが、実は、ビットコインをめぐって、取引所と米国証券取引委員会(SEC)がつるんで利権をむさぼろうとしていたのが、実は今回のFTX破綻の真の理由だ!という人さえおり。

そもそもビットコインは分散型の金融モダリティであり。

ビットコイン(とその信奉者)が一番嫌うのが、中央集権管理とか規制とかいう言葉である。

なのに、なぜか?FTXのリーダーであるバンクマン-フリードCEOは、これまで仮想通貨の規制に前向きで、SECとも良好な関係を維持していたとされています。

バンクマンCEO https://voi.id/ja/bernas/150135/read

 

 
FTXは、MLBで大活躍の大谷翔平選手などを「アンバサダー」として起用し。クリーンなイメージを社会にアピールしていましたが、「規制に前向き」というのも、健全な組織です、というプロパガンダじゃね?と、「規制大嫌いの原理主義ビットコイナー」からはうさん臭げに見られていたらしい。

もっとも、バンクマンさんくらい有名人になってしまうと、時の権力に協力しています、というそぶりだけでも見せておかないとやばかったのかもしれませんが。

そぶりか、本気か。ごめんなさいポルトガル語でした。ははは

 

 
ただ、そぶりにしては真剣で、なんかSECのゲーリー・ゲンスラー委員長と大の仲良しになりつつあった、といううわさもあり。しかし、仲良しになり切れず?バンクマンさんが切り捨てられた形になった、のかもしれません。

さて、SECとFTXのからみに付いては、そのへんのYoutuberなどから出てきた情報なので、あくまで楽しい創作童話、くらいに理解しておいていただきたのですが、要するに何が言いたいのかというと、きょうびなにがうさん臭い投資で、なにが健全な(安全な)投資なのかわかりませんよ。みなさん気を付けましょうね、という事です。

ゲンスラーSEC委員長 https://bittimes.net/news/105425.html

 

 
白も黒も分からない状況で、資産を守るためには、どうしたらいいのか?

何が危険をもたらし、何が利益をもたらすかを見通すことができればいいのである。

今回の騒動は、要すれば仮想通貨取引所の破綻である。

仮想通貨取引所にお金を預けていた人は大恐慌に陥っていると思います。

でも、このブログの読者の方はお分かりと思いますが、事態としては、取引所と一般のお客との間で力関係が違いすぎるだけではなくて、「規制を受けない」仮想通貨の場合は、国家も警察も力になってくれないよ!と以前から警告していたことが現実になっただけだった。(FTXの場合は、企業がでかすぎて政府も傍観はできなさそうですけど)。

警告の内容をもうちっと詳しく書いた記事はこちら→「ビットコインのETF」

ビットコインは、投資種目としては大化けの可能性を秘めているけれど、それはビットコインをお題としたETFなどに投資して、取引所関連のリスクをETF管理者が請け負ってくれる状況だから(比較的)安心して投資できるのであって、直接現物としてしまうと、はっきりいってホットウオレットだけでなくコールドウオレットも大して安心できないという恐ろしいばくちに身を投じてしまうことになるのです。

一方、こんな恐慌状態でも心強いのは、ビットコインのアルゴリズムに重大な欠陥があったわけでもなく、ビットコインの土台は全然揺らいでいないということです。これも前に記事に書きましたけど、今回の事件も結局はブロックチェーンを使う人間がしでかしたへまに過ぎない。

あとは、投資する金額ですねーなくなってもいい金額、なんてないけれど、なくなっても生活や投資計画を維持していける程度の金額にとどめておくべきと理解します。

でも、こうしたお金が、いつか奇跡の大暴騰を始めたりして。投資家の「スラング」では「市場に雷が走る瞬間」と言いますが、その雷が雷を呼んで、世紀の大激震(もちろん爆上げという意味ですよ)をもたらす日を、えへらえへらと待っています。

本当は去年(2021)の年末くらいを期待していたのですが、今や圧倒的金融収縮の時代に入ってしまったので、雷が光るのはもしかしたら10年先になってしまうかも?

仕込んだ苗が枯れ木になってしまっても、枯れ木に花が咲きましたー、なんて日が来るのを期待しています。

さて、前代未聞のQTで阿鼻叫喚にみえる市場も、意外に早くまたQEに転換し、酒池肉林の騒ぎになったりして?

それまでは、ナンピンの資金も尽きちゃったので、布団をかぶって寝ています。。。

世界の金融は、なんでもありの「九龍城砦」化しているのかもしれん。

画像はこちらからお借りしました:https://ameblo.jp/yoshidomotomasa/entry-12676529566.html

ではでは

Posted by 猫機長
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飛行機づくしの短編集

先週は気難しい、数字ばっかり、「ふむふむ」の資産投資の話で、はたして最後まで読んでいただけるか?だったのですが、たくさん「いいね!」いただき、ありがとうございました。今回はもっとぽけっと「わくわく」、短編集でいってみます。

というわけで。。。。①恐ろしいドレン弁のお話、②引っ込み脚と固定脚、③飛行機乗りの格言です。

恐るべしドレン弁

製造から25年(購入からは7年)を経過したこよーて(自家用機の名前)。エンジンを開けてフルオーバーホールし、経年劣化で硬くなったエンジンベッドのゴムなども取りかえて、完璧になったぞ!と、数週間ぶりのフライトをもくろみ。いそいそと早朝から機体のチェックを開始。

こんな飛行機に乗っています

 

 

でも、この時点で、なにか変だぞ?虫の知らせがあり。

というのも、オーバーホールでまたもやマグネトー交換をしたりとか、要は巨万の富をつぎ込んだかなりの大手術が、遂に完璧に完了だ!というだけでも上出来なのに、乾季の始まりではまだめずらしい、雲一つない完璧な青空、無風というこれ以上ないグッドコンディション、ようするに完璧すぎるシチュエーションになり。

ふつーは、やれ風が強いだの、やれ雲が出ているだの、風向きが悪くて滑走路直上にエアバスや737がバンバン侵入してくるとか、離陸しにくくするなにかがあるんですよねーここまで完璧で、いかにも神様から飛べとべー!とけしかけらているようなかんじだと、なにか恐ろしい落とし穴があるんじゃないか?と勘繰りたくなるのです。気のせいか?本当になにかあるのか?

ありました。

ドレン弁からのガソリン漏れを発見。

ドレン弁。燃料の状態を確認する大切なパーツです

水や埃はガソリンより重くタンクの底に溜まるので、エンジンまでの配管にドレン弁をつけて、離陸前の機体チェックの時に少量のガソリンを抜き取って除去します。

 

 

ちょっと写真では見えにくいですが、ドレン弁のガソリン排出コック先のビニール管(写真で黒っぽく変色しているところ)にガソリンが貯まって雫になっており。

 

 

そして床に落ちた雫が地面に染みを作っていたのでした。

ちなみに、燃料タンクから送られてくるガソリンの圧力というのはなかなかのもので、1週間も駐機しているとキャブレターからプラグまでガソリンが染み出て、がぶっちゃうこともあるので、駐機しているときは燃料タンクのメインコックは閉じて、ドレンから先へガソリンが流入しないようにしておきます。

 

 

そして、土曜日の早朝、勇躍してメインコック開け、ドレン弁にガソリンが流入しタンクからの圧力がかかったとたんに、ガソリン漏れが始ってしまったのでした。

ガスコレイタ―(Gascolator)本体内のガソリン点検排出口に汚れが貯まって、ドレン弁コックのパッキン(パチンコ玉みたいなやつ)が密閉しなくなっていました

 

 

これを確認しないで離陸したらどうなるか。

ちゃんとドレン弁が密閉された状況では、こんな感じです。

 

 

ところが、ドレン弁からガソリン漏れがあると、

 

 

燃料系統と上空における外気の気圧差でガソリンが機外に噴射されてしまい、あっというまにガス欠でエンジンが止まっちゃうのでした。

もっとも、今回の程度であればまだまだ安全に飛行できますけど、やっぱり完璧に密閉しないといやですよねー。

いやいやエンジンフル整備の直後、いかにも安心、というときに限ってなんかあるぞ!といつにもまして警戒したのと、別の記事に書きましたが、レストア完成したばかりの世界の名機J3カブが、やっぱりドレン弁のガス漏れで不時着、全損というかわいそうな事故のことが脳裏に焼き付いていたのが大きいかなともいます。

世界の名機パイパーJ3カブ

 

 

「人は、長生きするに従って知識を獲得していくが、飛行機乗りは、知識を持っているやつが長生きする」ですね。はははは

 

②引っ込み脚と固定脚

ランディングギアは離陸した瞬間に単なる抵抗物と化すため、引込めることができれば。。。となるのは進化の必然ですが、引込みの機構(モーター他)はそれこそ「飛行機が一番嫌う重量増加そのもの」だし、だいいち故障でもしたら、ということで、超音速で飛ぶジェット戦闘機はともかく、小型飛行機は引っ込みとするかどうかは永遠の課題です。さる研究結果によると「時速350キロくらいまでは固定脚のほうがよい。これを超えると重量増加や引っ込み機構設置による機体・翼の補強などを考慮しても引込み式のほうが効率的」だそうで、せいぜい100マイル(時速160キロ)で飛ぶ「こよーて君(僕の自家用機)」はもちろん固定脚です。飛行中、操縦席の窓から主脚スパッツがぽかんと空に浮かんでいるのをみると心がなごみます。

こんな感じ

 

 

左が固定脚(こよーて)、右が引っ込み脚(グラマンF3F)

 

 

ちなみに、固定脚でも流線型のスパッツ装着で空気抵抗を10分の1程度に減らせるので、昔の戦闘機には必須の装備でした(そして現在の日曜パイロットには燃費低減のため必須です。ははは)。吉村昭の小説「零式戦闘機」では、96式戦闘機という傑作戦闘機を設計するとき、スパッツの形状を工夫することで、当時の引っ込み脚の戦闘機と同等のスピードを出すことに成功したうんぬんとあり。

96艦戦

 

 

96艦戦は、艦上戦闘機ですが陸上基地でも盛んに使われ。ろくな舗装もないでこぼこの平原で離着陸した昔の飛行機らしく、巨大なメインギアですね。。。

一方、実戦では下の写真のとおりタイヤむき出しで使用されたこともあったようで、陸軍の97戦では、ある記録いわく「戦友が敵陣に不時着し、おもわず自分も近くに着陸し救出した。その日はたまたま整備が間に合わずスパッツをはずしていたため、不整地の強行着陸でも転覆しなかった。人の命なんてほんのハズミで左右されてしまうのですね」。

97戦

 

 

現在でもHOTEL FAZENDA(農場ホテル)等の滑走路は赤土むき出しのところもあり。「ぬきあしさしあし」で離着陸しています。

 

 

③飛行機乗りの格言その2

その1はこちらをどうぞ→飛行気乗りの格言(axiomas-de-aviador)

◎滑走路の長さ、燃料と女性の愛は多いに越したことはない。

Três coisas que nunca são demais: pista, carinho da mulher e combustível.

◎地上にいて飛びたがっている方が、飛んでいて降りられなくなるよりはましである。

É bem melhor estar aqui em baixo desejando estar lá em cima, que estar lá em cima desejando estar aqui em baixo.

◎飛ぶことは危険ではない。危険なのは落ちることである。

Voar não é perigoso. Perigoso é cair.

◎安全に落ちれば危険なことはない。これを着陸という。

Se cair em segurança não existe perigo . A isto chamamos de Pouso.

◎恐怖のひとときは、高価な大型旅客機も最小の価格で購入した部品で組み立てられていることに気づいたとき。

O que me assusta ao voar de avião é imaginar que tudo que está dentro dele foi colocado pelas empresas que ofereceram o menor preço.

◎正しい決断は経験から。そして経験は間違った判断を重ねて得ていくもの。 Decisões acertadas vêm com a experiência, e a experiência vem com decisões erradas.

◎人は、長生きするに従って知識を獲得していくが、飛行機乗りは、知識を持っているやつが長生きする

Na terra, quanto mais se vive, mais se conhece. No ar, quanto mais se conhece, mais se vive.

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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投資後進国日本。「毎月分配型」に見る実相とは?

年金問題だ!生涯現役だ!と、働いても働いても老後は暗い日本。働かないで(配当などで)儲けることは罪だ!の時代から、働くだけでは生きられない!投資だ!副業だ!と変わり。

終戦直後、教科書にべたべた墨を塗って「昨日までの指導は全部うそです。今日からは180度逆で行きましょう」なんてやられたのと同じで、世のオピニオンリーダーたちから「さあみなさん今日から投資しましょう。でないともう国や会社は老後の面倒なんて見ないよ」とつっぱねられ、国民の皆さんの大多数が途方に暮れているのではないでしょうか。

その結果、悪徳金融業者の餌食となり。退職金から何から身ぐるみはがされる事態に。

騙されないために。。。日本の金融機関、そして金融商品とはどんなものか知っておく必要があると思います。

墨塗り教科書。http://www.tosho-bunko.jp/collection/collection05.html

 

 

なんてえらそうに書きましたが、ぼくは日本には住んでいません。でも、海外在住だからこそ、ここが変だよ日本人、というのも分かり。

変な日本の三流金融事情について、なかでも、日本の実態を雄弁に物語るものとして「毎月分配型投資はダメ」という「神話」について考察してみます。

確かに「ブラジル○○(毎月分配型)ファンド」みたいな、いわゆるタコ足配当で、ろくに企業利益も出ていないのに、配当だけはどんどん分配していき。信託報酬や手数料はちゃっかりかすめ取られて、取り崩す元本がなくなった時点でファンドも消滅、みたいなのが横行(したらしい、としておきます)。

でも、これって、投資者自身が、投資したお金がどこに使われて、どのような利益が得られ、その利益のうちどのくらいが分配されるのか。。。などなど、基本的な情報を業者と確認していなかったのでしょうか?

集めたお金を取り崩した結果、ファンド自身がなくなっちゃったなんて、ギャグみたいな投資商品が本当に存在していた?ことに、まず驚きです。

https://web.facebook.com/kamekandoctor/?_rdc=1&_rdr

 

 

しかし、本当に怖いのは

「毎月分配型はみんなそうであり、それが当然だから、近寄ってはならない」というコンセンサスが生まれてしまうことです。

日本の毎月分配型は、みんなそうなのでしょうか?

だとしたら、日本の投資環境は、三流どころか、悪徳業者の渦巻く暗黒街ということになってしまいます。

*毎月分配、というのは、毎月決算、つまり毎月きっちり成果を出さなければならない、ファンドマネージャーの手腕が試されるモダリティなので、業者側としては一番いやなたぐいの商品です。つまり、「毎月分配はダメだ」というコンセンサスで、一番喜ぶのは。。。。

さて。

日本のことは言えませんが、ブラジルにおいては事情は違う、という実例をこれから記載します。

毎月分配型のリート「SHPH11」です。

結論から言えば、20年間の投資で、元本はインフレを差し引いて200%近く増加。さらには、現在に至ってもDY0.5%の配当を文字通り「毎月分配している」優良商品です。

ちなみに、分配金額は「毎月の利益のうちの少なくとも95%を分配すること」と法律で決まっており。

「毎月の利益のうちの95%」ですから、利益の出ない月は分配しないという時点でタコ足は防止されています。日本のリートでも「利益のうちの90%」なので、Jリートも原則タコ配はないとの理解。ただ、分配が、数か月に一回とかしかないのですよね。。。

数字による実証です

SHPH11

https://www.guiadasemana.com.br/contentFiles/system/pictures/2011/6/589/original/p-shophigienopolis_r.jpg

 

 

Fundo Imobiliario Shopping Patio Higienoporis

ヒジエノポリスショッピングセンター・リート

1999年12月、1口R$100.00で購入。

2022年8月、1口R$800.00で推移(8月30日、キリ番ゲットだ!)。

まず、1999年12月から、2022年8月までのインフレを見ます。

そのため、ブラジル銀行ホームページの公式「インフレ計算機」にデータをぶちこみます。

 

 

1999年12月から2022年8月まで、R$100.00がどのくらい膨張したか計算します。

 

 

同期間のインフレは577.381260%。四捨五入して578%と出ました。すごいな

金額ではR$100.00の578%ということで、R$577.38。

一方、同期間で、一口当たりどのくらい元本が増加したというと、上記の通りR$800.00まで殖えました。うれしいな

したがって、純利益はR$800.00(元本実勢額)―R$577.38(インフレによる浸食分)=R$222.62

この間23年の歳月がながれ。1年あたりの元本増加は単純金利でR$9.67。

購入時から、毎年純利益で9.67%増えていったということですねー

*概要把握のための目安です。複利としていません。

この23年間、毎月毎月配当をぼくの口座に振り込んでくれています。コロナ禍が最悪だった2020年くらいだったか?確かに1年近く振込停止が続きましたが、その後は復活し。

2022年9月21日における、元本と配当の実勢は以下の通りとなっています。

 

 

1口当たりの額面はR$830.00で、8月末からR$30.00増えてます。にこにこ

でも、コロナ禍前の最盛期はR$1,000.00に迫っていた時もあり、激減のうえで、いまだ回復途上です。しくしく

こちらは元本の増減であり、上記の通り、リーマンだのコロナだのとボコられながらも、インフレを差し引いて毎年9%伸びているので、あまり気にする必要もないや。

重要なのは、毎月の配当です。

2022年9月の配当は、下の図にある通り、1口あたりR$4.250

上の図の通り僕が持っているのは576口なので、R$2,448.00

上の図の通り、ぼくの持っている元本総額はR$478,080.00なので、元本に対する利率(DY)は0.51%

下の図の赤枠で囲った部分をご覧いただけますとご理解できると思います。

*赤枠の中のDYは0.53になっていますが、これは元本をR$800.00としているためです。

 

 

10か月間で、DYがすごく上下動しちゃってるじゃん!はいその通りです。

定期金利の定期預金とは違い。DY=0が何か月も続くという恐ろしい時期もあります。

でも、定期預金では経済的自由は事実上不可能、というのはもうみなさんご存じですよね。。。世界経済が激震に襲われつつも右肩上がりで上昇していくことを「信認」して市場に投資した、その結果をここにお知らせさせていただいています。

さてDYですが、上記10か月を平均すると、(最高値+最低値)÷2ということで、(0.38+0.62)÷2=0.50%になりました。

年利は6.0%である。

円額では、9月21日時点でのブラジルレアル円すなわちR$1.00=27.84円として、

元本13,308,747円

配当66,543円(月額)

さあ多いか少ないか?

インフレを考えると、心もとない数字である。

そこで、SHPH11だけではなく、いろいろな部門のリートを複数組わせてポートフォリオを作っています。

要するに、バスケットにどの卵をどのくらい盛るのか、ということである。

 

 

この辺は別記事に書いたのでそちらを読んでいただくとして、以下の感じで分配しています。

ショッピングセンターなどの店子の家賃を収入源とするもの(SHPH11,HGBS11)

ホテルの毎月の収入を分配するもの(FLMA11)

他のリート多数に投資して、その配当から手数料を差し引いたうえ再配当するもの(BPFF11)

地上げ屋のリート。荒稼ぎした分から出資者に分配するもの(MFII11)

債権に投資して、金利を分配するもの(VRTA11,HGBS11)

いろいろな部門に投資して、利益もリスクも分散しています。

もうご承知かと思いますが、コロナ禍で大打撃を受け、いまだ回復できていないショッピングセンターやホテルなどは、何とか毎月のDYを0.5%くらいで死守。昨今の「異次元の利上げ」の恩恵を得た債券投資型リートは、リートとしては邪道ですが、DYが毎月1.5%なんてバケモノみたいなのもある。

総じて、毎月1.0%、そして配当の総額はひみつ!ですが、まあ毎月の生活費を差し引いたうえで毎月50万円くらいは残ってくれているので、再投資しています。現時点では金利が異常上昇しているので、債権のほうに主に回しています。

ところで、ブラジルにおける2021年のインフレは10.06%(IPCA指標)。

ということは、配当で12%あっても、実際は2%しか増えてなかった!

まあ、2%でも、インフレ差し引き後の「真の利益」なので、増えているからいいや、とします。。。

やばいのが「支出」。こちらの総額は、多めに見積もっても、なんとか純金融資産の3.72%と、4%ルール内にとどまっているので、安堵です。

*金額は、秘密です。ははは

 

 

最後に朗報。「マネーポスト」によると、日本にもまともな毎月分配型はあるようですよー(ただ、毎月の配当に税金がかかるとか、お上による足かせもあり、要注意ですが)

かつての「タコ足配当」と何が違う? 再び脚光集める「毎月分配型投信」の新潮流

ではでは。。。

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前が見えない

飛行機を操縦するうえで、単に操縦かんをぐりぐりというだけではなく、気象、航法、通信など、パイロットは同時並行でいろんなことをやらなければならず。

そのためには、なにが一番重要か?

風速や機速を計算する明晰な頭脳か?飛行機の挙動を瞬時に察知して機体を操る運動神経か?

いずれも重要ですが、もっと大切なものがあるのです。

それが「見る力」

視力ともちょっと違うかも?たとえ2.0の申し分ない視力でも、それほど遠くないチェックポイントが見つけられない人もいれば、ど近眼なのに「あの灯台に向かって飛んでいこう」なんて砂塵にかすむ方向へなにげに飛んでいくと、本当に灯台が見えてきたぞ、なんて人もいます。

もちろん、後者のほうがパイロットの適性があるということである。

自分がどこをどう飛んでいるのかを、その辺の山だの谷だの道路だのから、瞬時に航空図に照らし合わせて、あここにいるね、とわかる能力が重要である。

とある重要河川の合流点。機上からの見え方と航空地図上の記載。いずれも赤丸です。

 

 

この才能は、熟練で置き換えることができます。何度も飛ぶことで、早朝はこんな感じに見えたけど、ちょっと日が昇ったら全然違う感じ。東から来たときはこんなだけど、西から来たらあんなだ、とインプットして、次第に迷わないで済むようになってきます。

最初はGPSにたよって何とか、でも、わざとGPSの画面をオフにして、地文航法で飛ぶように練習するときもある。チェックフライトではGPS使用不可ですからねー。

飛行機によっては、視界が悪くて航法に苦労するのもあり。

ぼくの乗っているこよーてや、セスナなどのサイドバイサイドの高翼機は、見晴らしがよくて、らくちんです。

こよーて(Rans Super Coyote)。サイドバイサイドです。

*隣の素敵女子は婚約者がいました。しくしく

 

 

同じ高翼機でも、PA18だの、タンデムになってくるとやばいぜ!基本、機長は後席になり、それだけでも前方の見晴らしは悪くなるのに、前の人がメタボ体質とかで、文字通り視界を全部覆っちゃう、なんてケースもあるらしい。

パイパーJ3。前の人のほうが小さくてやせ型という、幸せなケース。

 

 

「ジェネアビの神様」高橋淳さんは、「別にこのくらいの飛行機なら前見なくたって操縦できるがね」なんて言っていますが、大きな双発機から曲技機まで乗りこなす達人だから言えることであって、ぼくだったら一発で空間識失調になって墜落すると思います。

でも、それって、飛行機のせいじゃなくて、前に乗るやつが悪いんだよね?

ダイエットしましょう。

上には上があり。

なんと最初から「前が見えない飛行機」もあったのでした。

その名も「ライアンNYP」

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Spirit_of_St._Louis_at_San_Diego_Airport_DSCN0022.JPG

 

 

視覚障碍者用の飛行機なのか?いやいや、目が見えない人は、飛行機の操縦はできません。

リンドバーグが大西洋横断のために特注して作ったのですが、参考になったモデルがあり。

その名もべランカ単葉機

https://airandspace.si.edu/collection-media/NASM-A19800263000cp03

ちゃんと窓がついています。

 

 

リンドバーグもこの飛行機で大西洋横断をしたかったそうですが、べランカ社側といろいろあり。結局自作機で行くことになりました。

エンジンはべランカ機と同じライト・ホワールウインドを使用。酷使しても文句を言わない「百姓エンジン」だったらしい。

問題は、大西洋横断などという長距離をとぶに当たって、大量に消費する燃料を入れるタンクを、小さな単発機のどこに格納するかとなり。

飛行機は、重量の中心すなわち重心と、推力・抗力・揚力・重力が合わさる空力重心がうまくかみ合わないと、そもそも飛べないか、安定性の全くない危険な飛行機になってしまいます。

例えば、B17を遠くベルリンまで護衛して有名なP51ですが、このために胴体内の変な場所に増加タンクを設置せざるを得なくなり。この増加タンクの燃料がへたに残っていると、バランスが崩れて、戦闘機動どころかまっすぐ飛ぶのさえ危ない飛行機になってしまいました。その点なにげに長距離が飛べた零戦は偉大ですねえ。

http://majo44.sakura.ne.jp/planes/P51/702.html
 

 
燃料を目いっぱい積んでも、飛行特性が変にならないためにはどうすればよいのか?

その①:主翼に搭載しちゃえばバランスを崩さずにとべる。

その➁:なるべく主翼に近い位置の胴体に格納する。

ライアンNYPの場合は、翼内の他に主翼直下の胴体で、操縦席の前の部分は全部燃料タンクにしちゃえ!となりました。

要するに前部胴体がほぼすべてガソリンタンクの状態。

https://ww2aircraft.net/forum/attachments/ryan-nyp-spirit-of-st-louis-1jpg-jpg.498261/

 

 

ふむふむなかなかシンプルでクレバーな解決だね!

でも、気がついたら、機体前面に窓がつけられなくなっていました。ははは

https://www.cradleofaviation.org/history/exhibits/exhibit-galleries/the_golden_age/spirit_of_st_louis.html

 

 

しゃあない、このままいくか。

大西洋横断という狂ったまねをする上では、前方視界が確保できるかは、死活問題ではなくなっていたのでした。

この記事のはじめに「チェックポイントを探して」と書きましたが、どんなに視力がよくても、裸眼で視認できるのはせいぜい70キロ先までの目標(タワーとか識別しやすいやつ)です。

望遠鏡もあるけど、大西洋横断でいったん海に出ちゃったら、前後左右それこそ見渡す限り海になってしまい。

見えない目標に向かって飛ぶために、推測航法を行いました。

飛行機の速度と飛んでいる方角から、今この辺をこっちに向かって飛んでいるな、と計算し。一見奇跡的ながら、ほとんど計算どうりに、まいごにならずに飛んだらしい。

*この成功には、リンドバーグが郵便機のパイロットだったことがかなり決定的に影響したらしい。

一方、前の見えない飛行機なんて、さすがにできそこないすぎじゃね?とライアン社の人たちが悩んだかどうか?とある工夫で、不完全ながらなんとか前を見ることができる機構を開発し。

それは「潜望鏡」

以下に、ライアンNYPの操縦席の写真を掲載します。

緑楕円の部分が伸び縮み式の潜望鏡。写真は伸ばしたところで、赤丸の部分に前方の景色が映るようになっています。

https://www.si.edu/object/nasm_A19280021000

伸ばしたままだと空気抵抗もはんぱないので、よっぽどでなければ格納したまま飛んでいたと思われます。

こうして、ひねた片目のカニ、というか、飛行機のくせに潜水艦みたいな恐ろしい飛行機になってしまったライアンNYPですが、そのくせ大西洋横断にはこれ以上ない合理的な飛行機だったのでした。

カニの目じゃなかった潜望鏡

https://twitter.com/jack19998/status/846323667579486210/photo/1

 

 

◎小型の単発機。当時の長距離記録機は多発エンジンが多く。もちろん一発が壊れてもなんとか不時着できるぞ、という理由ですが、リンドバーグからみれば、一発でも壊れた時点で長距離飛行は断念だし、それより絶対壊れない、VWカブト虫みたいなエンジンを一発だけ積んだ小型機のほうがガソリンの消費が少なくていいじゃん、となった。

「壊れなければどうということはない」。

世界の名車かぶと虫

 

 

◎陸上機であえて洋上を飛ぶ。やっぱり何らかのエンジン不調や、迷子になっちゃった!というときに、水上機であれば着水してゆっくり天測、ができるが、リンドバーグから見れば、着水なんて余計なことをした時点で新記録は望めない。燃費も落とせ、エンジンの性能を最大限に発揮できる陸上機以外の選択肢はなかった。

◎この結果、すべてうまくいけばこれ以上合理的な飛行機はない、けれど、何かがうまくいかなければ、即行方不明という、やけくその飛行機になってしまったのでした。

ついでながら、飛行性能を高めるために、尾翼、特に水平尾翼をちっちゃくしてしまったため、安定性が得られず。まるでBf109とかF4Uか?みたいになってしまい。

それにしても、こんなできそこないの飛行機で大西洋横断なんて、きっとリンドバーグはよっぽど悪いことをして、とにかくアメリカを脱出だ!と追い込まれていたのかもしれん。うまく成功して有名人になったので、過去の悪行は帳消しになったとか。

なあああんて!

幸いうまくゆき。

33時間の飛行の後、見事パリに着陸。

最初の一言は「英語話せる人いる?」その次が「トイレどこ?」だったそうです。

トイレのないライアンNYPで成し遂げた偉業。

前が見えなくても大西洋は横断できる、というプラグマティズム(実利主義)の権化みたいな事例でした。

郵便機の世界。宝塚「サン・テグジュペリ」

https://www.bilibili.com/video/av33353628/

 

ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長
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ワインを殺す食べ物

結論からいれば、令和の時代では、そんな食べ物はありません。どんな食べ物でも、ワインに合うご時世になっています。

「和」つながりで、昭和の時代ではそうはいかず。ワインを殺す食べ物であり、絶対ワインと合わせてはいかん!というのはいくらでも存在していました。

たとえば

チョコレート:苦いぞ!

ピーナッツ:金属みたいな?味になっちゃう

お醤油で調理した食べ物:えぐいぞ!

おさかな:ヨードチンキを飲むみたいになっちゃう

キムチ:からいからい!

などなど。

さすがに飲む人はいないだろうが、うがい薬としては使われたといううわさも。

https://www.askul.co.jp/p/P102280/

 

 

昭和というか、平成か?「ワインは魚介類に絶望的に合わない(美味しんぼ)」とか、さらにはもっと陰険なのもあり。

こわいな。。。。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1397922053

 

ところが、2022年の今日では、人々の味覚も変化したみたいで

◎「ワインとチョコレートは相性抜群!おすすめのペアリングを高島屋バイヤーがご紹介」(https://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/story/food/FA18986/)

いわく

「どちらもポリフェノールを含んでいます。ポリフェノールはワインの渋みのもとであり、チョコレートにおいては苦みのもと。それぞれの味わいにも大きく関係するポイントですね。糖分の割合が似ているワインとチョコレートを選ぶと、相性がよいと言われています。甘口のワインには甘めのチョコレートを、辛口のワインにはビターなチョコレートを選ぶのがおすすめですよ。」

へえー

 

◎「味噌・醤油に合うワイン5選」(https://mariage.wine-temiyage.com/great-wines-for-miso-soy-sauce/)

いわく

「和食を象徴する味噌・醤油には、ワインは難しいという説があります。たしかに味噌・醤油は風味にインパクトがあるので、その風味が前面に出た料理には、合わせるワインに注意が必要です。ここでは、味噌・醤油に合うワインについてご紹介します。」

ふむふむ。

https://www.enoteca.co.jp/article/archives/20220112143725280/

 

 

◎【2021年お正月に考える】数の子に合うワインは無い説は本当か?独特な角度から検証してみた!(https://nihonwine.jp/enjoy-wine-life/kazunoko/)

「ブドウ畑の環境によって海外のワインは日本のワインに比べて鉄分が多いかもしれない…という話です。

鉄分ゼロのワインはないものの、海外のワインに比べれば甲州やマスカット・ベーリーAなどの方が魚介類に合わせやすい可能性があるわけです。」

なるほどなるほど。

 

 

あまり悩まない、自然な組み合わせもある

 

 

往時の「チョコレートはワインに合わない」から「チョコレートはワインと相性抜群!」へと、180度逆転ですが、どちらが正しいのか?

結論は「どちらも正しいです」

なぜかというと、メタバースの時代の地球は、ギロチンの時代の地球とは違ってしまっているためです。

マリー・アントアネットがキツネ狩りを楽しんでいた時代は、ダイオキシンだのなんだのと、空気を汚す物質は存在しておらず。

当時のロンドンみたいな、人間の糞尿が垂れ流しの大都会ならいざ知らず、おフランスの貴族たちがのこのことお遊びに行くシャトーだの別荘だのは、自然そのものの環境が残っており。

そしてその自然は「石と砂漠のアラビア」ではなくて、ちょっと寒いけれど、人間の生活に適した、優しい温帯の明るい林だったりします。

そんな、清浄そのものの空気にあふれた別荘で飲むワインなので、ピーナッツだと、わあああー錆びたナイフみたいだーと、ものすごく繊細なレベルですが、しかしわかる人には耐えられないDesarmonizationとなり、おえええーとせっかくの超高級ワインを吐いちゃうことになったのだと思います。

喜多川歌麿「教訓親の目鑑(めがね)  俗に言うあばずれ」

 

 

さて、メタバース時代の大阪(東京でもよいです)だとどうなるか。

すさまじい排気ガスの香り。ごった返す人々の喧騒。「そこの車止まりなさい!ぴーぽーぴーぽー」などの雑音で、頭の中がガンガンとぶん殴られたようになり。

仕事でひいひい言いながらも、やっと昼休みだ!化学調味料や添加物でいっぱいの、味もへったくれもないコンビニの弁当。フランス貴族が食べていた「牛フィレ肉のポワレ 季節の温野菜とマスタードソース オレンジの香りを纏ったブールパチュー パセリを添えて」とは比べるべくもなく。

要するに、現代人の鈍化されまくった味覚、嗅覚では、せっかくの超高級ワインも、飲むほうで真の味を感知できなくなってしまっているのである。

一方、ギロチンの時代は、自由放任(レッセフェール)の重農主義なので、本物のワインを飲めるのは、王様や貴族しかおらず。その他大勢はお徳用のアルゼンチン製紙パックワインみたいなのしか飲めないので、マリアージュは、貴族のたしなみとして一部の人たちに限定されたものだった。

アルゼンチンのテトラパックワイン

https://cornershopapp.com/pt-br/products/oyyy-vinho-tinto-termidor-1l-caixa-1000-mililitros-3w8-carrefour-bairro

 

 

ところが産業革命以降、世界の全人類が商業活動に参加。あらゆる物品が商品となり、全人類がその商品を購入するお客さんとなり。

そうなると、風光明媚、空気清浄なお城でキツネ狩りを楽しむ少数の貴族だけに許されたアートな飲み物、というのでは商品として成り立たなくなってしまい。テトラパックでもいいから、ともかく大量生産、薄利多売で利ザヤを稼ぐ、という世の中になってしまいました。

どうせみんなロクな味覚も持っていないので、マリアージュもへったくれもなくなり。また、チョコやピーナツはだめですよ、というのでは購買者が限定されて、大量販売ができなくなってしまう。

というわけで、2022年のワインは数の子だろうがキムチだろうがなんでも合いますよーというふうに進化したのでした。

Photo AC
最強のマリアージュは、卵とごはんですねーぼくは黄身だけ乗せて白身はカリカリに焼いちゃいます。
おっとワインじゃなかった。。。

 

 

ここではあえて「進化」とします。

なぜ「退化」ではないのか?

それは、味覚なんて、結局各個人の自由に帰するものだからなのです。

ブルゴーニュのシャトーで貴族がキツネ狩りを楽しんでいた時代に、ワインとピーナツはだめよね、という常識があったとしても、スモッグにむせぶ現代では、あらたな常識が否応なく生まれているのです。

例えば、「力強い赤ワインで、チョコレートの苦みが強調されて、どちらもひきたつ」という意見。フランス貴族の時代の音楽が、モーツアルトの交響楽とすれば、現代の若者には、Led Zepperinのヘビメタこそミュージックだ!(ちょっと古いかな?)となるように、毛色は違っても音楽であることには違いはなく。

現代でも、フランス貴族と同じくらい繊細な人もいることはいる。

たとえば、「かな先生」みたいな、調律されつくした音楽の達人とか。

 

 

マリー・アントアネットだったらげーげー吐いちゃうような組み合わせでも、竹中平蔵だったら、おいしいね!なんてなるのだと思います。

そういう僕は、週末をエンジンの排気煙でむせぶ飛行機格納庫で過ごしています。

そんなハンガー(格納庫)では、サラミにチーズ。サラミのどうしようもない脂っこさと、チーズのこれまたバターみたいなくどくどのとろみに、ウルタナ(あるいはチリの赤)のタンニンがざらざら、脂っこさを中和して、至福ですねー、とか楽しんでいます。

 

 

さて、こんな飲み方は許せん?でしょうか?ぼくはそうは考えません。キツネ狩りの貴族は、茨だのなんだので擦り傷だらけになりながら、せいぜい馬に乗ってぽっこぽっこと地上を這いずり回るくらいしかできない、かわいそうな存在ですが、現在では、小さな、自分の体の一部みたいな飛行機で、鳥みたいにその辺を心ゆくまで飛び回り、着陸して地上の存在に戻る。その時に飲む、ガソリンの香りがする荒くれのワインと、やっぱり荒くれたサラミにチーズが、「牛フィレ肉のポワレ 季節の温野菜とマスタードソース オレンジの香りを纏ったブールパチュー パセリを添えて」よりもずっとおいしいごちそうだったりします。おっと「牛フィレ肉のポワレ・・・・」とかは食べたことはないですけど。ははは

こんな飛行機に乗っています

 

 

最後に「日本のワインは鉄分が少ないからおさかなと競合しない」については「鉄分のないワインなんてワインと言えるのか?だから日本のワインはダメなんだ」というふうに話がねじれてしまう事を恐れるので、ここでは「ワイン自身の資質の変化」については、上記引用のほかは、お題から外しました。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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投資の始め方がわからない人へおくります

年金制度の破綻で、老後の生活はどうなる?事態はコロナ禍にウクライナと、いよいよ悪化し、生涯現役で働いても、はたして生活費がまかなえるのか?という懸念はますます増大しています。

 

 

そんななか、投資による「自分年金」を作って、政府からお金が出なくなってもなんとか生き延びるという備えが、ますます切迫したニーズとなっています。

といって、生涯を会社で過ごしてきた人たちにとって、投資っていったいなに?どうやってやるの?と、まじめに会社や仕事に打ち込んできた人であればあるほどちんぷんかんぷんで、悪徳金融機関に騙されて、なけなしの貯金や退職金を奪われてしまうという悲劇が多発。

そろそろ定年も近づいてきたけれど、どうしよう。。。。という人たちに、この記事をお送りします。

そこで、この記事は①安心の老後を過ごすための投資ってなに? ➁具体的にどうやって始めればいいのか ③どんな投資対象ジャンルなどがあるか、に分けて書いてみます。

また、本稿は、僕の経験と、「かぶまるのゆっくりチャンネル」からの情報をもとに書いています。

ぼく自身はずっとブラジルで投資していたので、世界でユニバーサルな部分は書けますが、日本独自の状況、については、かぶまるさんからの情報を参考にさせていただいています。この記事の最後に、かぶまるさんの「神回」の動画を掲載しますので、ぜひご覧ください。

 

 

①安心の老後を過ごすための投資ってなに?

あまり複雑に考えないほうがよい。要するに、退職後、アルバイトだのなんだのしなくても生きていける毎月の生活費を、給料ではなく投資の利益によって得ること。それだけの利益が得られる投資元本を築き上げること、です。

投資の利益には、次の種類がある。

(1)キャピタルゲイン:1000円の株を買って、2週間たったら1002円になっていた。つまり株の元本そのもの変化です。

(2)インカムゲイン:1000円の株を買って、3か月後に6円の配当がもらえた。

キャピタルゲインは、上がるときは上がるが、下がるときも底知らずです。若い時に資産倍増のためにチャレンジというのはよいが、定年近くの人はブルーチップ(優良企業で、値動きが少ないが、利益も少ない株のことです)を慎重に、とするべき。

インカムゲインは、元本が102になろうと98になろうと配当は2円もらえるので、老後資金としてはこのほうが安全であるが、業績悪化や留保などで配当が出ない時もあるので、多数の高配当株・優良企業の株を持っている必要があるとともに、はっきりいって配当は投資額に比べて雀の涙なので、生活費が賄える配当を得るためには、それなりの元本が必要。

例えば、年間で200万円あればなんとか生きていけるぞ!という場合、日本だと1億円必要か?要するに、投資額の2%から4%なんて、そんな世界です。

でも、ここであきらめないで下さい。

配当で生活している人はいくらでもいるのです。

ぼく自身のケースでは、生活費を差し引いて40万円毎月配当を得ています。純金融資産総額は8月15日時点で103,060,825円でした。

(ブラジルの不動産信託つまりリート投資では、年率10%を超える年もあるが、ブラジルの不動産や経済事情に親しんでいないとやばいのでここではおすすめせず、後でかぶまるさん情報による日本の投資について記載します)。

どうやったら配当生活ができるか?

頭を空っぽにして、いったんインカムもキャピタルも忘れてください。とにかくなすべきことがあるのです。

それは「まず100万円を貯金すること」

かならずだれにでもできます。

 

 

➁具体的にどうやって始めたらいいのか。

皆さんは銀行に口座を持っていますよね。銀行で買える低リスクの債券投資で十分です。100万円も、皆さんの銀行のふつーの債権にふつーに投資していれば達成できます。

投資というより、貯金の感覚でいいのです。

でも、思いついたように、今月は3万円債権に投資したけれど、それから3か月はぜんぜん。。。というのではだめです。最終目標は1億円です。あなたが毎月投資できる金額を、毎月の給料が出たその時、なによりもまず債権に投資するのです。反射的にそうなるよう、ふつーの生活習慣になったときに、100万円たまっていることでしょう。

100万円たまったら、次は500万円をめざします。

このレベルになると、どうしても投資市場に参入せざるを得ない。銀行によく似てはいるが別のものに証券会社というのがあり、そこに口座を開けることになります。

ここで多数の人が海千山千の業者に騙されてしまいます。

マンガでは、正直な業者もいますが、漫画の世界です。下のは不動産業者ですが。証券会社も似たようなものですねえ。。。

正直不動産

 

 

証券会社のほうではとにかくマージンを稼がないと生きていけない。そのマージンは、お客に次々と個別株を買売させ、回転させて手数料を稼ぐ、という操作で生まれます。その結果、多数の人々がロクでもない商品を買い、売らざるを得なくなり、また別のガラクタを買い、と誘導され、証券会社向けの手数料製造機になってしまっています。

これを逆手に取って、販売員の人に聞いてみてください。「米国市場インデックスファンドを20年間保有したいので、教えてください」

露骨に嫌な顔をする人は、組みやすしです。この人が嫌な顔をするインデックスファンドを買えばよいのです。

「それは賢明ですね、関連商品をお見せします」なんて顔色を変えずに「インデックス」と名前の付いた無数の商品を展開する人からは、逃げましょう。ロクな商品はありません。

この段階で、市場での勝ち負けを学びましょう。

毎月3万円を債権に投資してきた人は、それをつづけたまま、さらに1万円でも5000円でもいいので、市場に何らか投資してみましょう。

暴落に次ぐ暴落で、最初の1年で半分にへっちゃったけど、毎月粘って投資して、あれ、負けたと思った時こそ大安売りの買い場だったね、と気づくころには、500万円になっているでしょう。

 

 

500万円のつぎは1000万円をめざします。

ここまでくれば、市場におけるあなたの得意技(株、ファンド、リート)が確立しているほか、ビットコインなどのガチャをうまく余剰金で買い増していくなどの手練手管が身についているでしょう。1000万円貯まれば人生が変わります。

どう変わるのかというと、今日あすの出費は全然余裕だぜ、という実感です。これは、会社からの給料やお客さんからの料金など、他の人に依存したお金ではなく、自分自身のお金が、自動的に生活費を生んでくれるという事を知った時に、初めて理解されると思います。

 

 

そして最後の関門、5000万円

1000万円の段階で、年利4%あれば年間40万円が何もしなくても自動的に入ってくることになりました。毎月3万3千円。5000万円になると、これが毎月16万6千円になります。

ここまでくればお金がお金を呼ぶようになります。女やギャンブルで身を崩さず、100万円時代の志を忘れず、不労所得の恩恵を楽しみましょう。

かぶまるさんによれば、日本ではこれで十分ゴールだぞ!ぼくとしては、1億円をめざせ!と言いたいですが、さいわい、準富裕層すなわち5000万で十分そうなので、経済的自由を達成した生活でのんびりがよいとおもいます。

 

 

③ここまでに書いた債権とインデックスの積み立てが鉄板で、20代の人だったらこれだけでも30年かければ1億いくかな?5000万はいくぜーと思いますが、定年まじかとなると時間的な制約が厳しい。でも目指せ人生100年だ!というわけで、死ぬまで働かなくても、何とか1000万までなら。。。。ということなら希望は持てるのではないでしょうか。

ぼくも1億達成はしましたが、飛行機に手を出したりして散在してしまい。でも、現地通貨暴落などあってもなんとか1億円を維持しています(実は円安で助かった)。ひやひや1億ではなく、1億5千万は目指したいなーなんて考えています。みんな一緒にがんばりましょう。

最後に、100万円から5000万円への道について、大迫力で説明した、かぶまるさんの動画リンクを掲載しますので、ぜひ見てね!お気にいられたら、動画のコメント欄に、猫機長からのレコメンドがあってきました、とか書いていただければ、かぶまるさんも喜ぶかもしれん。

ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長
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のらマンゴーとベーシックインカムのお話

以前、いろいろなトロピカルフルーツのお話をしましたが、なかでもマンゴーが圧倒的に登場場面が多く。他のフルーツに比べてもふだんから目にする機会も多くて、それこそ「そのへんの草」みたいな感じで見つけることができます。まるでブラジル高原がマンゴーの原産地みたいな感じ。

というわけで、ブラジルののらマンゴーをお題として、行ってみます。

まず、田舎の農村地帯にある飛行機クラブの敷地内に生えている、のらマンゴーの木 から。

飛行機を格納庫から引っ張り出して床掃除。

右翼の前方、緑に繁げる木々の下にマンゴーの木もあり。

 

 

マンゴーの木

 

 

たわわに実っているマンゴー

 

 

どアップ

 

 

写真をとっていたら、空港管理人のお兄ちゃんが「それはまだまだ熟していないよ。こっちを食べな」と教えてくれました

管理人推薦の完熟マンゴー。地面にもぽとぽと落っこちています。

 

 

上二つが文字通り青いマンゴー。下二つが熟したやつです。

 

 

青いやつを切ってみたら、固くて酸っぱく、食べられず。ごめんねマンゴーくん。

 

 

熟れたほうのは、お金を出して買ってくるのとまったくかわらぬおいしさでした。

 

 

青いやつも、3週間後、表面は青いままですが、なかは黄色く柔らかくなり。やっぱりおいしくなりました。

 

 

はっきり言って、以前の記事で書いた、お店屋さんで買って食べるマンゴーと全然変わりなかったりして。

田舎っていいねー、わざわざお金を出して買うようなのが、いくらでも地面にごろごろ転がってるもんねー、と思いきや、実はブラジリアの都会でも、街角にいくらでもマンゴーの木があり。

街路樹にまじってマンゴーの巨木もあり。

 

 

マンゴーじゃなかったみごとなジャックフルーツの巨木もあり。

 

 

ごめんなさい脱線しました

マンゴーの巨木はこちら(写真手前)

 

 

よく見ると、地面の排水溝あたりに、マンゴーが無数に落っこちていました。

ううむもったいないなあ

 

 

とあるドイツ人の知り合いが、「赤道に近くなればなるほど人間は怠け者になる。赤道の近くでは、温かくて雨も多く、いろんなフルーツの実が落っこちているから、働かなくてもいつでも食い物があるし、家がなくたって全然凍えないからだ」と言っていたのを思い出します。確かにドイツ民族みたいに、中世だの近世だののころから、やれ三十年戦争だとヨーロッパ中からいじめられ、プロシアから統一ドイツ帝国になってやっとうまくいきかけたら、今度は第1次世界大戦で世界中にまたしてもいじめられたあげくに、ついには発狂して第三帝国をぶちあげ、世界を征服しようとしたら、逆に征服されてしまい。シベリアへ連行されて凍え死ぬところだった、という苛烈な環境では、だれよりも勤勉となり世界征服をたくらむくらいでないと生き残れないのだと思います。ブラジルだと、雪なんて降らないし(降るところもある)、何もしなくても天からマンゴーが降ってきますからねー。

マンゴーついでにブラジリアの写真をいくつか

なんか間延びしたブラジリア

 

 

きれいな黄色い花が咲いていました。なんの木だろう?

 

 

日曜日の交差点。道路の真ん中で写真を撮っていたら、遠くの前方からバスが突進してきたので、逃げました

 

 

ブラジリアの中心部

 

 

住居地区。アパート群の間に塀とかはなく、

その辺の通行人でも入っていけるのでした

 

 

歩道近くの垣根

 

 

北部居住地区。マンゴーやジャックフルーツもあり

 

 

町と言わず田舎といわずそこら中にマンゴーが転がっているのに、なぜわざわざスーパーとかに買いに行くのか?

これは個人的意見?ですが、のらマンゴーは虫食いとかも多く、街路樹というか巨大化した奴は実もそうそうもげない高さになってしまう。といって、地面に落っこちたやつはあまり拾って食べる気にもならない(熟れすぎとか、地面に当たったところが腐る、虫がついちゃうとかあり)。食べたいときにさっと買えるスーパーで、ということなのかなーと思います。

いくらでも地面に落ちているマンゴ―なのに、農業製品としての栽培や売買もなりたっています。ふしぎだな

 

 

日本は寒すぎてマンゴーは育ちにくいだろうけれど、リンゴやなしとかで「のらなし」なんてのはないでしょうかねー、ううむやっぱり無理か。

ドイツ人に並び日本人が勤勉なのも、厳しい冬(特に雪国)などあり、働かないと生きていけない(餓死、凍死)というのがあるのだと思います。

では、赤道に近い国では、みんななまけものになるのかというとそうでもなく。ブラジルの場合、ペレやビラロボス、オスバルドクルスやセナなど、「努力の天才」もたくさんおり。つまり、生活ができるようになれば仕事をしなくなるぞ!という事ではなくて、「凍死しないために必死になって家を建てる」みたいな「労働の枷」がなくなって、お金のためではない労働、というか努力、スポーツだの芸術だのが促進されるのではないかと思います。

というわけで、ぼくはベーシックインカム推進派です。でも、推進派でない人が大多数なので、個人的には不労所得で自分自身のベーシックインカムを作っています。

*ベーシックインカムってなに?についてはこちらの記事をどうぞ→ベーシックインカム:愚民政策か、AI時代の必然か①

まだリーマン継続中ですが、別に今日クビになってもリートや債券の配当や利子で生活費を払ったうえ、毎月40万円くらいかな?再投資に回せているので、会社勤めでも、こう言うと怒られそうですが、いろいろと恐れずにいい仕事ができる、という気がします。

ハンガーに戻って、休日のハンガー生活はこんな感じ

ハンガーの風景

 

 

ハンガー内の居住区(手前はキッチン、その後ろが寝室です)

 

 

寝室兼書斎からのながめ

 

 

暑いときは、キッチンスペースにデッキチェアを持ち出して涼んでいます

 

 

実は、デッキチェアに半袖半ズボン、という時にスマホで投資の操作をしており、背広を着て会社にいるときより◎倍(ひみつです)の年収を得ていたのでした。

スマホの投資操作画面。リートの一部分をちらりとお見せします

 

 

田舎の飛行場

 

 

今回はあまり「おち」がないですね、のらマンゴーから、ふと労働や収入といったお題が思い浮かんだので、つらつらと書かせていただきました。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長