「倒食」に陥った日本経済。資源国へ進出せよ!

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「倒食」に陥った日本経済。資源国へ進出せよ!

中国の占いで「四柱推命」というのがあります。

占いですが、性格判断の部分も充実しており。いろいろな人のいろいろな性格をたくさんの「星」に分類して説明しています。「食神星」「劫財星」「比肩星」「傷官星」「正官星」などなど。それぞれに個性があり、性格を表しています。人はみなこれらの星を複数持っていて、生年月日によってどの星の影響がどのくらい。。。と判断してゆきます。

このうち「食神」という星があり。この星は「衣食住に恵まれる」というたいへん良い意味があり、食神を星に持つ人はほがらかおだやか、自然に誰にも愛される、そんな人とされています。また、「偏印」があり、これは「タレントの星」で芸術家や、研究者も含め人に秀でるスターになる素質を持つ星ですが、性格的には気難し屋が多いとされ、必ずしもいい意味にはとられません。天才の代償でしょうか?

しかし、「食神」「偏印」を同時に持つ人があり、さらに他の星たちの出方によっては、相互に破壊しあって想像を絶する不幸を暗示するケースがあります。

やっと日本経済ですが、現在「低金利」と「人口オーナス(1.8)」が同時進行しています。低金利自体はデフレとも関連し、決して一般消費者にとって悪い状況ではない。つまり、お金の価値が維持される(マイナス金利やデフレとの平行発生ならお金の価値はさらに上がる)ので、おいしいレストラン等に行っても懐が痛まない。かえって暮らしやすくなった?という状況になります。2%のインフレが必要なんだ!というのは政治家に任せて、普通の人たちはデフレ経済を堂々と謳歌しましょう。これはブラジルのハイパーインフレを実体験した経験から強調します。一方「人口オーナス」は労働人口の不足つまりあまりいい意味は持たないが、一方でガラパゴス化を刷新するいい機会でもあり、外国からの移住者の受け入れなど「令和の維新」を行うきっかけになるかもしれません。

さて、低金利と人口オーナスが単独で作用しているうちはまだいいのですが、現在のように同時作用すると「食神」と「偏印」の合体のように恐るべき破壊を生むこととなります。

経済的自由を達成するためには、不労所得を獲得すること、そしてその不労所得は元本の大きさと金利の高さによって決定される1.9ことは以前述べました(ユーチューバ―みたいな天才は除く)。さて日本の場合、いくら巨額の資本を持っていても「ゼロ金利」では不労所得もはっきり言ってゼロです。

じゃあともかく働いてみようか?しかし今度は「人口オーナス」の壁が立ちはだかります。とにかくお店屋さんでアルバイト。。。。といってもシャッター通りでそもそも営業している店がなく。新卒だから就活、の場合も、現在の企業縮小では結局パワハラ・モラハラみたいな入社試験を100回以上も受けて内定は一つもなかった、みたいな事実がどんどん増えています。中途退職でもしたら前職以上の好条件での再就職ははっきり言って絶望的です。

すなわち、不労所得を破壊する低金利と、労働収入を破壊する人口オーナスが並び立ってしまい、相互に破壊しあっているという状況である。

会社に行けなくなり、公園で過ごす人も出現(3.4

しかし解決はあり。幸いにして現在はインターネットで世界中とつながることができます。そしてものすごく不十分ながらも海外資産(リートなど)に投資できる仕組みも存在している。「お金儲けの神様」邱永漢3.13さんは「日本にこだわるな!中国へ打って出ろ!」と示唆しましたが、きょうび日本に居ながらにして世界中に投資できる時代になりました。まずは「①高金利国」「②資源国」「③人口ボーナスの国」での投資を考えることをお勧めします。なお、ぼくはひょんなことから①②③そろったブラジルに住んでおり、金融資産円換算1億、不労所得による金利年利6~7%台を維持しています。

つまり、いくら能力があってもそもそも機会がなくなってしまった場所と、天才でなくても慎重に確実にやれば経済的自由が達成できる場所があることを理解し、経済的自由の達成できる場所を投資の土俵にすることが決定的な重要性をもちます。このホームページは新興国での投資の履歴であり、ここにたどり着いた皆さんがこの情報を有効に活用いただけたら大変幸いです。

世界をつつむ同じ空にもいろいろな空域があって、それぞれ適した飛行形態(有視界飛行、計器飛行とか)があります。世界には同じ地球にいろいろな国があり、日本より投資の機会にあふれた経済圏や資源国・高金利国が存在します。

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