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日本航空516便衝突炎上事故について

前置きは省いて、どんどん書いていきます。

情報ソースは以下の通り

日本航空516便衝突炎上事故 – Wikipedia

夜中の羽田空港に着陸するボーイング777のコックピットを撮影した4K映像 – DNA (dailynewsagency.com)

海保機に滑走路への進入指示は見当たらず 国交省が交信記録を公表 [日航機・海保機事故]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

海保機は滑走路に40秒停止、管制官「進入に気付かなかった」…許可なく停止位置で止まらず : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

事故が起きた1月2日の17時47分ごろ、風は西から3ノット、視程は30キロ。ただし、日没で真っ暗になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降りてきたJAL機から見て、地上は一面の街明かりになっており。

ぼくは夜間着陸はやったことはないけれど、やったことのある人から見れば、「ともかく高度が把握できんのと、地面からめちゃくちゃ光が目に飛び込んで幻惑される」らしい。空港上の飛行機の航行灯も、これらの光に幻惑されて目えないんじゃね?という状況だったと思います。

シミュレーション動画。上が街上空からのアプロ―チ。下はファイナルで、左に滑走路、右は真っ暗な海ですね

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当日の気象状況では雲や霧はなかった。管制塔からは、暗い空を降りてくるJAL機の航行灯とともに、地上の照明に浮かび上がった海保機がくっきり見えていたはずである。

海保機から管制塔やJAL機が見えたか?

滑走路前の停止位置にいれば、管制塔もJAL機もよく見えたでしょう。でないと、できそこないの空港になってしまいます。

T1とT2の間にある星のマークが管制塔。

 

 

 

一方、滑走路に侵入してしまえば、後方にのぞき窓がない飛行機からは、明るい暗い以前に全く後ろは見えなくなります。ここで海保機は後ろからでかい旅客機が突進してきても全くわからない状況になった。

この時点で、地上の海保機とアプローチしてくるJAL機を同時に視認(あるいはレーダー探知)できるのは、管制塔しかなかった。

これは当然で、空港発着含め、航空管制というのは、「飛行機対管制」の2者間の通信でないと成り立たないのである。

勝手に「飛行機対飛行機」で行動されてしまっては困る。

空港の離着陸経路上は無数の飛行機が飛んでおり、管制の許可なしに、海保機が「滑走路に侵入しちゃったから、そのまま飛び立っちゃえ!」とか、JAL機が「なんか滑走路にいやがりそうだから変針して回避だ!」なんてやったら、たちまち周辺の飛行機の列の中につっこみ。空中衝突しないまでも大混乱を引き起こしてしまうでしょう。

空港近くにおける離着陸経路上のパイロットは、なかなか「瞬時の進路変更(上昇下降も含む)」はやりたがらないし、やってはいけません、なのです。

滑走路上に誤侵入した飛行機が出て、しかも後ろから別の機が着陸せんと迫っている状況では、管制が、反射的に「JALゴーアラウンド!」と絶叫し、その後周囲の飛行機が適切なスペースを保つよう、はっちゃきになってこれらの機に速度調節、周回経路離脱などを指示しなければなりません。と同時に、海保機には「とっとと離陸しろ!」あるいは、「滑走路出口XXで離脱!離陸待ちの列に戻れ!」と言わなければならない場面です。

海保機。https://www.flickr.com/photos/sjbyles/51513024997/

 

 

海保機が40秒も滑走路上で通せんぼする形になってしまったのも、管制からの「離陸せよ!」の指示がないと。。。というパイロットの性が出てしまったものと思われます。

ぼくはブラジリア近辺で飛んで、ブラジリアアプローチの管制交信を受信したりしています。管制と旅客機側でいいぐあいに着陸アプローチの通信しているなと思ったら、突然旅客機より「着陸中止。ゴーアラウンド」と、なんか一方的だな?そこは管制もすかさず「ゴーアラウンド許可」そして近辺の各旅客機に「VASP0000,そのまま進路メィンティン」「TAM1111,COGNO(チェックポイント)へ変針せよ」などと一通りさばいたあと、ゴーアラウンドした機へ「GOL2222,理由提示せよ」GOLからは「農業機」と返信があったりします。この場合は、ラジオ装備を持たない農業機がGOL機の下前方のどこかを突っ切ってしまい、その挙動が予測できなかったので、念のため機長の独断でゴーアラウンドしました、ということらしいです。

安全のためには機長の独断専行も可能ですが、それこそ管制と飛行機の連絡がうまくとれていないと危ない。

ぼくの個人的見解ですが、よっぽど農業機が近寄ってきちゃった、というのでなければ、まずGOLから「前下方に農業機。ゴーアラウンド許可願う」、管制が「貴機と農業機には十分スペースあり。着陸続行せよ」とか「ゴーアラウンド許可」とやった方が、周りで聞き耳を立てている飛行機たちも安心すると思います。

レーダーも水物で、飛行機が「目視するほど近くでヘリを発見」しても、そのヘリは管制のレーダーには映っていなかったとか、いろいろありますけど。

というわけで、ぼくは必ずフライトプランを作成・許可もらったうえで、出発前にブラジリアアプローチに電話してトランスポンダーコードをもらい、自分の位置を明確にして飛ぶようにしています。。。

羽田の場合は、海保機もJALも管制もフリーズしてしまい、事故になった。海保は、管制の離陸許可を待ってじりじり。JALはそもそも海保機が見えなかった。そして両者に連絡すべき管制が、これは本当にフリーズしてしまった。

羽田空港の管制塔。https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fvs-kindberg.at%2Ftuwaperu758&psig=AOvVaw007492y8_wHCYv37mvw-7S&ust=1705960154616000&source=images&cd=vfe&opi=89978449&ved=0CBQQjhxqFwoTCKC5vc2674MDFQAAAAAdAAAAABAH

 

 

念のため、ここではだれが悪い、ということは一言も言っていないし、事故の原因究明と再発防止の為なので、読者のみなさんにご理解お願いいたします。

さて、事故の最大の原因は

「空港離着陸トラフィックのコントロールに穴が生じた」

ことにつきます。解決には

「管制システムによる常時滑走路確認の徹底。異常確認時直ちに列機へ指示する体制の確立」

が必要です。

ここまで書けば、海保の機長が指示を聞き間違えた、とか、管制官が滑走路を見なかったという個々の事象というより、それらの事象を発生させた何か重大な理由があったことがうかがえると思います。

超過密の羽田で、管制官が40秒間海保機に指示を出さなかった。そして海保機が40秒間滑走路上で管制の指示を待った、というところに、この理由が垣間見えると思います。

もし、管制が「海保機は滑走路に出たな。許可を出したものと理解したのだろう」「だから、そのまま離陸するだろう」と、海保機への確認をしなかったとしたら。。。。

そして、確認をしなかったのは、怠慢ではなくて、なにか確認をしにくくする何らかの圧力があったとしたら。。。。。

超過密の状態で管制が1機にでもゴーアラウンドを命じたら、たちまち序列が混乱します。

また、地上でも無数の飛行機が離陸待ちでやきもきしており。

ここで海保機に滑走路離脱を命じたら、今度は地上が大混乱になってしまう。

混乱させたら管制官は「日勤教育」になり、最後は電車に飛び込むように仕向けられてしまう。

*日勤教育、としましたが、振武寮その他、同等の意味の言葉が入れられると理解します。

海保機もわかっているよね?

でも、もう直後にJALが迫っている状況で、何も知らなかったように離陸許可したら、後で「なんでこんな危険な間隔(海保機の後ろのJALもあれば、前方すなわち離陸経路の無数の飛行機もあります)で離着陸させたんだ!」とやっぱり電車行きだよね?

だから海保機くん、早く離陸してよね?

ぼくは何も言っていないからね?

しかし海保機は管制の許可を待っていた。。。。

というのは全くの「妄想」です。

海保機が「C5誘導路ホールド」を間違えなければすむ話じゃん、というアプローチではないことはもうみなさんご理解いただいていると思います。

この辺は、上記資料中「記録を見る限り、海保機に対して、滑走路への進入許可は出ていない一方で海保機の機長は管制官から進入許可が下りていたという認識だった」とあり、正しい悪いでいえば、どちらも正しいからです。

間違っている、正さなければならないのは、「間違っていたら日勤教育」という「しきたり」です。

さらに言えば「日勤教育行き」をほのめかした恐怖によるブラックな雇用体制と理解します。

不幸中の幸いながら一般の人たち、女子供は生き延びました。

JAL機。 https://www.flickr.com/photos/sjbyles/52392612878/

 

 

海保隊員やパイロットの死を、彼らのせいにして終わらせるのではなく、かつ特定の個人を人身御供にしてすますのではなく、実利的な管制システムについて、もう一度見直す時期になったのかと理解しています。

ではでは

Posted by 猫機長
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ビットコイン「高騰」にご用心

*飛行機で墜落した話(ぼくじゃないですよ)を書こうと思ったのですが、ビットコインが大荒れなので、時事ネタに急遽変更。墜落については来週にします。

10月頃からでしょうかねー仮想通貨好きのみなさんがえへへへと喜びはじめ。

いわく

「ビットコインが1年半ぶり高値、DTCC掲載やグレイスケール勝訴で現物ETF承認期待が影響か(あたらしい経済) – Yahoo!ニュース」

「ビットコインは変換点を迎える…2025年に15万ドルになると投資会社が予測 (msn.com)」

確かに、去年の11月にUS$15,720.25だったビットコインが今年の11月6日にはU$S34,670.00すなわち1年間で220%の上昇ですからねー1か月当たり18%の上昇なんてバケモノの投資ほかにないじゃね!暴騰だー!ぎゃはははー!と大喜びしているトレーダー兄ちゃんたちの声が聞こえてきます。

bitcoin dolar – 検索 (bing.com)

 

 

でも、ぼくから言わせれば、そんな金魚のふんみたいなていどの上昇の、どこが暴騰だ!とけいべつのまなこであしらうのでした。

暴騰だー!なんてのは、去年の11月に比べてということであって。

さらに1年前の11月は、US$64,084.00というわけで、こちらを基準にすれば

bitcoin dolar – 検索 (bing.com)

 

 
2021年11月:US$64,084.00→100%

2022年11月:US$15,720.25→25%

2023年11月:US$34,670.00→54%

2021から、2022年にはなんと4分の1へと地獄の大暴落をしてしまい、2023年に至ってもいまだ半値程度にしか回復していないということなのである。

ネットや新聞で「ビットコイン爆発だー!」ともてはやしても、単にメディアにとって都合のいい時間軸でのあだ花のような変動を面白おかしく記事にしただけで、乗せられて大喜びで大人買いしてしまうと、次なる「ブラックスワン」でまたしても「大暴落」、すかんぴんになっちゃうぜーなので、気を付ける必要があります。

ビットコインが生まれたばかりの2010年頃に比べて、現在の価格は約2000万倍になってはいる。

これからまた2000万倍になるというのは非現実的ですが、上記の通り1年で倍だの半分だのなんてのはぜんぜんカッパのへだということがお分かりいただけたと思います。

要するにリスク資産であり、相応の覚悟が必要である。

Pixabay無料画像

 

 

さて、どうやってビットコインで儲けるかですが、日々のテクニカル分析もあるが、現状では、ビットコイン含む世界全体のマクロを考慮するのがよいと思います。

ここから先は、ぼくの個人的な考えなので、念のため。

現在、ウクライナ戦争は膠着し、パレスチナも短期的にはがたつくがそれよりも結局アメリカの金利政策が長期的には影響がでかい。コア指標も打ち止め感が強く、金利も据え置きが一定期間(長く)続く、という局面は、ビットコインみたいなちゃらちゃらしたリスクオンのお遊びには不利に見えます(おっとこの辺は三菱のオピニオンリーダー、スイスの小鬼というある達人の影響を受けています。ここから先は個人的見解が強くなります)。

上記から見ればダメダメそうにみえて、しかし、ビットコインのようなパラダイムシフトはいつか金融の表舞台にも影響をもたらすことになり。

ちょっと脱線ですが。。。

むかしむかし、計算と言えばそろばんか、巨大な電子計算機か、という時代に、「カシオミニ」が生まれました。(以下電卓草創期 – 電卓の歴史 – 電卓 – CASIOを参考にしています)。

それまでの計算機というのは、ずっしりと会社の作業机に鎮座し、プロの経理マンとかが複雑な操作法を駆使して、みたいな、要すれば一部の人たちしか知らない、使えないものだった。

https://funse.net/gurucomi/?id=1036317

 

 

ところが、カシオミニが発明されると、手のひらサイズでどこでも持ち歩け、そのへんのおにいちゃんがボウリングの点数を計算するとか、万人に操作できるようになった。

http://museum.ipsj.or.jp/heritage/casio_mini.html

 

 

ボウリング大会に持っていくなんてお手軽さは画期的で、世紀の大ヒットとなったそうです。

要すれば、どんな重要な発明でも、一部の人たちしか使えないというのではだめで、世界どこでも誰でも、というのが大ヒットの決定的要因なのである。

ビットコインにしても、現在では一部のもの好きしか知らず。その保有にしても、まずは取引会社でウオレットを開き。。。。と、この時点で、読者の皆様はちんぷんかんぷんと思います。

さらに重要なところで「安全性」があります。

何とかウオレットを開いた取引会社も、突然「つぶれました」となったとたんにすべてパーです。コ◎ベースとか、F◎Xとか、どこまで安心してあなたのお金を投資できるでしょうか。得体のしれない仮想通貨の取引所と違って、法定通貨の天下の老舗三菱銀行とかなら、つぶれる可能性はないとは言えないけれど、安心の度合いが違いますよね。。。。。

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ビットコインも、いまいち「機械式計算機」みたいな、ふつーの人から見ればどこか別の星の話、というのから、「カシオミニ」みたいに、だれでもどこでも投資できます、というふうになる時がくる。

その時が、本格的なビットコイン上昇の始まりということになるとの理解です。

ここまで言えば、もうみなさんお分かりと思いますが、その契機となるのが

「アメリカにおける現物ビットコインETFの承認」

ETFですから、得体のしれない取引会社ではなくて、皆さんがご存じの大手金融機関で口座を開設するか、あるいは他にも株とかを取引きしている口座がすでにあれば、そこにビットコイン現物ETFも入れ込むことができる。

実は、カナダやブラジルでは現物ビットコインETFはすでに存在しており。ブラジルではサンタンデル銀行などで現物ETF (HASH11及びQTBC11)を取り扱っています。

厳密には、「サンタンデル銀行」ではなく「サンタンデル証券」ですが、世界有数の金融機関であるサンタンデルの系列であることには変わりはなく。要すれば①「コ◎ンベース」などとは企業体力が違う、そして➁仮想通貨ではない、在来型とでもいうか?の法定通貨による世界経済のけん引を行っている金融機関であり、政府もむげにはできない、そういった機関が、ETF承認によってこぞって参加してくる。

そもそもビットコインETFというのは「ビットコインの値動きを指標に変動する、法定通貨による投資モダリティ」なので、投資家は仮想通貨のウオレットなんて全然持つ必要はなかったのでした。法定通貨の投資ですから。くどいか?

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著名な伝統的金融機関がこぞってETF開設すれば、これら機関のもつ信用力に安心して、多数の個人のみでなく、企業もどんどん投資するようになってきます。

その結果、ETFにすさまじい投資資金の流入が始まります。

さて、サンタンデルなど、ETFの発行元自身は、現物市場で購入したビットコインを信託として証券を発行するため、ビットコインの「一次市場」でも購入需要がうなぎ上りになり、ビットコイン自体の価格も上昇することになり。

結局、単にチャートを見て、「ろうそく足」がどうだからとか、200日平均線がこうだから、というのを超えた、上昇の確かな裏付けを見ることができるのです。

上記から、実は数年前から「米国の現物ETFは本当に承認になるのか?」「承認するなら、それはいつか?」というのが、世界中で大議論になっていました。

ブラックロックのETF申請によって、BTC現物ETFという、「仮想通貨と従来型投資手法がコンバインされた画期的な投資手段」の誕生が夢物語ではないぞ!とみんな納得しだし。来年の1月あたりには米国初の現物ETF承認が当確か?という状況にまで進展しています。

カナダやブラジルとは市場規模が全く違いますからねーアメリカで承認になれば、世界中で同じようなETFが生まれだしたりして、ビットコインが法定通貨経済に取り込まれる、といって怒られるのであれば、共存がなされる、という画期的なパラダイムシフトになると理解します。

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もちろん、認可がなされたから爆発的に上昇、ではなくて、上記のような世界中におけるパラダイムシフト、構造変化によって、ビットコイン投資が限られた一部のグループから世界の経済人口全体に行き渡ることにより、達人の言葉を借りれば「ボディブロー」のように、ぼく自身の言葉でいえば「時間差エフェクト」でじわじわと、そして最後は雪だるまのようにビットコイン価格が上昇していくことを期待して、結びといたします。

(僕はブラジルのETFを平均購買価格R$38で持っています。これがR$200までいけば、売り逃げだあああー!ともくろんでいます)

ではでは

Posted by 猫機長
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ウクライナ戦争にみるアチソンラインの実効性

ウクライナ戦争にみるアチソンラインの実効性

「パラサイト 半地下の家族」という韓国映画があり。貧困にあえぐ一家が、ひょんなことから裕福な家庭に取り入り、少しずつ資産家一族の家庭を崩壊させていくという映画ですが、この貧困一家がまさに「韓国の一部の人たち」そして知らないうちに身ぐるみはがされていく資産家一族が「戦後の日本」そのものではないかと慄然としてしまいました。

「GSOMIA破棄」「慰安婦」「元徴用工」など、韓国政府は際限なく「謝罪を要求」実はたかろうとしており。さすがに日本側も気付き「韓国なんてシカトしろ、付き合おうとするとしゃぶられるだけだ」という論調が強くなっています。

GSOMIAは米国が韓国に「抗議」する事態に。日米も面倒見きれん、というのが正直なところではないでしょうか。

*注意:韓国人、特にブラジルで知り合った韓国系の人たちは韓国政府とは全く違った、個人としても独立国民としても常識豊かな人たちであること。そして陶器をはじめとして韓国は世界でも有数の文化国家であることを明記しておきます。良識派の韓国の人たちごめんなさい。

ぼくは埼玉生まれ、ブラジルに土着化した移民ですが、中立の国から韓国政府の行いを見るにつけ、ここまでわかりやすく常識を逸脱している状況をむしろ断絶の好機ととらえるべきと考えています。

日韓基本条約により韓国政府と日本は互いに独立国として承認したにもかかわらず、元徴用工の賠償請求権を振りかざすなど、自分から基本条約に反した行動を取っています。

世界から見れば、韓国政府は基本条約をデファクトで破棄したということである。

自分から独立を破棄した国と外交関係を継続することはできません。日本は韓国在留邦人を引き揚げ、工場など日本企業の財産は持って帰れればよし、でなければ放棄する覚悟が必要です。残った施設が罪のない韓国の人たちの生活を助ける生産につながるならいいじゃないですか。

あとは韓国政府が北朝鮮と統合しようが、統合しないまま日米の経済援助を失って経済恐慌に入ろうが、北朝鮮に武断政治を引かれようが知ったことではない。

しかし、ミサイルなどの牙を日本に向けるようであれば日米同盟によって阻止する。

簡単に言えば、アチソンラインがデファクトで実現するということである。

*超重要:ここでは、台湾が自由主義側に入っている「新アチソンライン」としています。

https://blog.goo.ne.jp/o2009kay/e/d4874b8ee5574a7a8ec1b485e1bd600b

 

 

アチソンラインとは、第二次大戦後の自由主義陣営と共産主義陣営の境界線がまだはっきりしていなかった時代に、アジアにおける一つの考えを提示したもの。よりによってアチソン米国務長官が「これがアメリカの考えです」みたいに公表してしまったため、北朝鮮は「韓国は入っていないわけやね」と電撃侵攻を開始し、朝鮮動乱になってしまいました。

今日の両陣営の対峙線は、青点線となっています。

でも、読者の皆さんは「対峙?」「共産主義陣営?」とちょっと違和感を持たれたと思います。なぜなら、きょうび実質的には「対峙する共産主義陣営」なんて無いからです

*プーチンと将軍様は別枠、政治体制とは関係なく、対峙するために対峙しているテロ国家と考えたほうが良い。

例えば中国は共産主義国家の雄ということになっていますが、「社会主義核心価値観」として以下を掲げています。

「富強、民主、文明、和諧、自由、平等、公正、法治、愛国、敬業、誠信、友善」

自由に平等です。これってどこかの国の「航行の自由作戦」とかを連想しないでしょうか。

つまり、きょうび「政治体制としての共産主義」は存在できても「経済体制としては資本主義しかありません」ということなのです。

中国みたいに「一国2制度」なんて、ちゃっかりと「政治は共産主義のくせに経済は資本主義」になってしまう国家もあり。ドイツみたいに真面目なのは東西統合し自由主義国家になりました。ソ連にいたっては「あれ昔そんなのあったっけ」になってしまい。「モスクワ5輪ボイコット。ミーシャがかわいそう」なんて現実があったことさえ忘れられてしまっています。

いま見直してみたら意外に憎たらしい、でもやっぱりかわいいミーシャ

 

 

アチソンラインが生まれた50年代は、共産主義と資本主義の覇権が全く未知数で寸土の奪い合いだったため、アチソンさんの不用意な一言で本当に戦争になってしまいました。

しかし、ベルリンの壁の崩壊や、ソ連の瓦解に象徴されるように、共産主義による統制経済は欠陥があり失敗が明らかとなり。

2020年代の今日では、イスラム教諸国だろうが、共産圏だろうが、デファクトの経済体制は資本主義しかなく。アチソンラインにしても単に政治体制としての「共産」か「自由」か、はっきりいって千葉と埼玉の県境はどこかくらいの意味しかなく。そんなことより、中国、米国、日本みんななかよく資本主義的な交流で儲けることのほうが重要になっているのである。

むしろ恐ろしいのは、北朝鮮のような「テロ国家」であり。ウクライナ戦争で、ロシアが仲間入りしてしまいました。

バイデン大統領が「ウクライナは米国の守備範囲にはいっていないよ」とうっかり言ってしまい、プーチンみたいな狂った独裁者に引きずられて戦争に、という情報もあり、残念ながら、防衛力の維持は必要という事が裏書されてしまいました。

上記から、ここが境界線だという「アチソンライン」がアジア・ヨーロッパ共に再び重要になっていると理解します。ヨーロッパでは、クリミアや東ウクライナもすべてウクライナに返還したうえで、両国国境から、フィンランド国境に伸びるラインを、暴力による現状変更は許さない、と明確にする必要はあると思います。

韓国はアチソンラインに入れるべきか?

日米の同盟国のはずなのに実は北に「せどり」等支援していた、というのでは、ミサイル防衛などの機密が韓国政府を通じて将軍様に筒抜けになってしまう危険もあり。韓国消滅のほうがましです。日米同盟で将軍様と対話し「北朝鮮は存続させてあげるから、東京にミサイルなんて狂ったまねはしないでね。本当にやるそぶりを見せたらB2爆撃機で将軍さま一族の脳天をスイカ割りみたいにぐちゃぐちゃにしちゃうからね」とはっきり言える相手が北1国だけのほうが良く。

北のほうでも将軍様の大好きなマグドナルドのハンバーガーが食卓に届いていれば文句はないので、新聞をにぎわせながらも共存していく。というわけで韓半島は北(実は中国)に統合したほうがいいかもしれません。韓流ドラマは見れなくなっちゃいますけど。

B2爆撃機。将軍様のお家上空にずけずけと侵入し、急降下爆撃の

そぶりを見せて北朝鮮をけん制したといううわさあり。

(パブリックドメイン)

 

 

さて、中国ですが、韓半島の人たちの思考回路を理解するには中国との歴史を認識しておく必要があります。

高麗、新羅、百済、李氏朝鮮、と韓半島ではいろいろな国が興亡し。しかし、実は独立国というより、中国の保護国ないしは属国だったことに注意する必要があります。新羅の時代に唐を攻めたとか断片的に独立国的な動きはしますが、結局は中国の圧政に苦しむ衛星国というのが韓半島国家の姿だった。

つまり、慰安婦、徴用工の問題についても、韓国を独立国だと思っているからかみ合わないのであって、元朝を恨みぬいて、でも服従した高麗と同じ感覚で、恨みぬいている倭王の国(日本)に、でも実はお恵みをお願いしている、と考えれば理解できると思います。

*高麗については「北山敏和の鉄道いまむかし」というサイトに「悲劇の朝鮮半島」というすごい記事あり。リンクはhttp://ktymtskz.my.coocan.jp/E/W/mongol/mon11.htm

日韓基本条約で、韓国も独立国ですと決めた以上は独立国としてふるまってもらわなければ付き合いようがないのですが、時には中国、時にはアメリカ、そして時には日本に対して属国としての態度しか取れない現状では、日米にあいそをつかされ、中国の衛星国に逆戻りしかないのではと思います。

ただ、世界で活躍している韓国系の人たちは、独立した国際社会の一員として「世界市民」として行動しており。世代交代に従って、将来への希望を提示しています。

長くなりました。ではでは。。。

Posted by 猫機長
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文化の融合と平和への道

日本で、人口オーナスと人口減少が進んでいます。

若い労働者の数が少なくなってしまい、老年人口を支えられなくなる危惧から、「生涯現役」のスローガンで、老年人口も第2、第3の職場で働くご時世に。

これがドイツなどでは、若くて働く意欲を持った移民を受け入れればいいじゃん、と移民に門戸を開放しました。

ドイツの場合は、ナチス時代の人種差別を反省する、という意味もあったのでしょうが、外国人、異民族を分け隔てなく受け入れることが、実は国家の発展・安泰の重要な原因となった国々も存在します。

まず中国。歴代王朝で、異民族王朝も多々ありますが、漢民族の王朝で、異民族でも中国風の思想を受け入れ、国家の発展に貢献した人は分け隔てなく登用、重用した唐帝国は、世界でも屈指の大国として君臨しました。

『天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも』

阿倍仲麻呂は、漢民族ではなかったが、唐で抜擢され、活躍した。

 

 

近代国家では、カナダ、オーストラリア、ブラジルなどが多民族国家として発展しています。

アメリカの場合は、多民族国家だけれど、なんとなくWASP優先なので、あえてここではお手本とはしないことにしました。

外国労働者を受け入れれば、もちろん摩擦や犯罪も起こります。

「おはようラモン」という映画があり、メキシコから不法入国でドイツに出稼ぎを試みたラモン少年が、「アウスレンダーアウト!(外国人は出ていけ!)」の冷たい対応をする人、「乞食であったとしてもすべての人は平等な権利を持っている」と温かく支援してくれる人と交流しながら生活していく、という内容の映画がありますが、こういう混乱を受け入れて行こうというドイツは、ナチス時代に行った差別政策がもたらす災厄を誰よりも思い知ってるのだと思います。ちなみにフランスはもっとちゃっかりしていて、「外人部隊」というのに自国民がいやがる危険な軍務をおしつけちゃってます。ははは

おはようラモン。南米やヨーロッパで話題になりましたが、

なぜか日本語版を発見できませんでした。

 

 
さて。

日本は、単一民族国家とされていますが、その単一民族としての優秀さの象徴の一つに「零戦」があり。

零戦は、日本が独自の技術を結集して作った、日本の純血を象徴する、世界最高の戦闘機だ!その零戦を作った日本民族は、その辺の雑種がまじりあった混血の国の複合民族よりも優秀なんだ!という自負がありありと見えています。

それが今日まで続く外国人アレルギー、移民への抵抗、そして混血なんてもってのほか、という、理屈よりも生理的な嫌悪になっているのだと思います。

ところが、あなたが思っている純血、は本当に純血なのでしょうか。

何を隠そう零戦がその実相を雄弁に物語っているのでした。

「眞相はこうだ」

さて、ゼロ戦です。

純国産の、日本の技術を結集した最先端の精密機械。

では実はなかったのでした。

最先端の精密機械ではありますが、日本の技術はあまり結集していなかったりします。

本当の意味での、自国の技術で100%開発、というのに「グラマン」があります。

グラマンF6Fを構成するアメリカの技術は、以下の通り。

〇ハミルトンスタンダードの油圧式可変ピッチプロペラ

〇ダブルワスプ、サイクロンなど、よりどりみどりのエンジンチョイス

〇ブローニング12.7ミリ機関銃

と、すべてアメリカンな、アメリカ純粋培養の純血戦闘機でした。

パブリックドメイン

 
さて、ゼロ戦ですが

〇プロペラはやっぱりハミルトン

〇有名な「栄」エンジンですが、実態はブリストル・ジュピターの発展型だった。プラット・アンド・ホイットニー社の影響もうけているというか、零戦を鹵獲したアメリカは「そっくりすぎ。コピーじゃね」と評したそうです。実態は、大きく影響を受けたが、単純なコピーではない。むしろ英国(ブリストル)、アメリカ(P&W)に、日本人らしい小技がくわわった、美しい混血児、といったところでしょうか。

気筒を包むような遮蔽版。オリジナルのP&Wにはなかったらしい

パブリックドメイン

 

 
〇7.7ミリ機銃は、実はイギリスのヴィッカース機銃のライセンス生産。20ミリ機銃は、スイスのエリコン社のライセンス生産。要するにコピーですね。

それだけにとどまらず

〇引っ込み脚はチャンス・ヴォート製V-143戦闘機から流用、と言って怒られるなら、参考にした。

〇照準器はドイツのユンカース製レヴィ2b照準器をコピーした「九八式射爆照準器」

と、要するに世界の技術の博覧会であり。

こうした技術が見事に混血して、零戦という名機が生まれたのでした。

出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%BC%8F%E8%89%A6%E4%B8%8A%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F

 

 
ちなみに、戦争になったため、住友だったか?ハミルトン社への特許使用料が払えなくなり、戦後にようやく支払おうとしたら、ハミルトン社より「1ドルでいいです」と返されたというエピソードがあります。

ハミルトンとしても、自分の技術が敵の戦闘機に使われて、その特許料を正確に請求、なんてしたら、それこそ売国行為になってしまうぞ!という懸念で、1ドルにしました、という苦渋に満ちた判断なのか、あるいは、昨日の敵は今日の友、気にすんな気にすんな、みたいな、ユーモアたっぷりの対応だったのかは、今となっては知る由もないですが。

というわけで、零戦は日本人が実現することのできた、多民族の混血の象徴であると理解しています。

そんな零戦を作り上げることのできた日本人は、もっと外国人に寛容になれると、信じています。

そもそもですが、日本人は、実は南方系、北方系、東アジア系などの混血でできた民族だそうです。

混血美人。わあああーい!

でも、やっぱり日本女性のほうがいいな。。。

 

 
そんなの石器時代の話だ、といいたい気持ちははよくわかりますし、絶対に混血しろとははいいません。

本当は、いろいろな人種が、別に混血なんてしなくても、それぞれの個性を分かり合えるというのが一番ですから。

しかし、世界では、肌の色による人種差別などが絶えません。アメリカにおいても、コロナなどを言い訳にしたアジア人ヘイトの事例が起きています。

一方、石器時代のさらにその前に混血しまくって「単一民族」になった日本で、「人種差別」が遠い世界の話になっているとすれば、世界でも日本でも、混血というのがもっとも現実的に実行可能な解決策なのかもしれません。

一方、混血が大々的になされるようになったら、その時の日本は、現在の日本とは似ても似つかない国になっていることと思います。

でも、もし江戸時代のちょんまげと刀をかたくなに捨てずに、今日まで続いていたとしたら。。。。たぶん、日本はロシアかアメリカかわかりませんが、それこそどこかの国の植民地にされ、「昔はジャパンと呼ばれたアメリカのニュー・オリエント植民地では、礼儀正しく名誉を大切にする先住民がいる。彼らのプライドを傷つけると、Harakiriで自殺してしまうので、アフリカのマサイ族に対するような尊敬の念をもって対処するべし」なんてなってたかもしれませんね。

マサイの美女。でも、やっぱり日本女性がいいなあ

 

 
正岡子規曰く「軍艦の甲板を掃除せよ、というとき、『いくさぶねの舟板(ふないた)を掃き清めよ』というだろうか。たとえ英国製の軍艦(戦艦三笠など)であっても、その軍艦を使って日本が勝てば、勝利はすべて日本のものじゃ。固陋はいかんぜよ」(小説「坂の上の雲」より)。

がんらい、中国だのなんだの、多数の国、多民族の文化や知識を吸収し、日本独自のものにまで昇華させてきた日本。外国人労働者、避難民など、外国の人も分け隔てなく受け入れ、同じ人間として、新たな日本を作ってゆく。そんな日が来ることを願っています。

ではでは

 

Posted by 猫機長
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みかじめ料とWeb3のお話

今回は、古今東西世界を支配してきた価値観と、その価値観を変えるかもしれない?恐ろしい発明についてのお話です。

まずは、世界古来の価値観から。

縄文時代は、どんぐりを拾ったり、ウサギを追っかけたりして生き延びてきた人々。この時代は、獲物は集落のみんなで平等に分けられていました。もちろん食いしん坊の人とか、きれいな石を拾って、ネックレスにしたよ!なんていう素敵女子とか、品目や数量に差はあったでしょうが、個人差のレベルにとどまっていた。

弥生時代に農業が導入されると、収穫物の保管などによって、富(価値)の保存が可能になり。保存がきくお米は、物々交換でも、腐っちゃう狩猟の獲物とかに比べて有利に交換でき、かつお米一俵でマンモス一頭ね、なんて価値の指標にもなったのではないかと理解します。

つまり、交換手段、保存手段、価値指標として、戦国時代とかになると、なん万石の大名、とか実際にお金として機能し始めます。このころになると「露一両金」とか本物のお金も出始めていたけど。

https://www.kosenkaitori.net/wp-content/uploads/2018/03/kousyu-tuyu-252×300.png

露一両金

 

 

ちょっと脱線しましたが、農業の出現によって生まれた富の余剰を賢く備蓄し活用した人は「お米長者」みたいになって権力を得ていき。支配者と被支配者が生まれました。

こうなってくると、エジプトだろうが岸和田だろうが、租税を納めて政府に保護してもらう、という常識が生まれ。この価値観は今になっても継続しています。

終戦直後の新宿とかだと、復員してきて、とにかく生きなきゃ!と、バラックの「すいとん屋さん」などがずらりと立ち並び。でも、すいとんの売り上げをカツアゲしようと、第三国人(朝鮮や中国出身の愚連隊)が襲い掛かってくるので、日本の893さんに「みかじめ料」を払って警備してもらった。

1954年、新宿駅前のバラック。https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/PHOTO/contents/sp1/category/001.html

 

 
1954年、神田駅前の飲食街

https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/PHOTO/contents/sp1/category/001.html

 

 

この場合のデファクトの政府は893さんの組組織であり、みかじめ料によって893組織の運営を支えた、ということである。

戦後のドサクサにおいては、こうした893組織がそこかしこで跋扈しましたが、次第に現代の日本政府によって制御され。桜田門組(外部リンク)の命令で仕切られるようになりました。

つまり、そこかしこの組長さんにみかじめ料、というのではなく、日本政府へ税金、という形に進化したのである。

これは、古来からの人々の生活の知恵であり、どこのだれか知らない変な反社組織より、いちおう国民が選んだ政府へ税金を払った方が安心だし、政府からも安定した保護が得られるようになりました。

つまり、中央政権による人々の生活管理が当たり前の価値観になっています。

桜田門組の警護で、新宿もハイソサエティーな町になりました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000077908.html

 

 

ところが、この安心構造を覆す恐ろしい発明が。

それが「Web3」

要すればブロックチェーン技術を基礎にしたデジタル革命です。

現在のデジタル技術は第2世代ですが、Web3で新たな世代に突入となっています。

第2世代の技術ってどんななの?簡単に言えば双方向通信。例えば、このブログでぼくから皆さんに発信していますし、コメントで返信いただいたり、「いいね!」でたくさんの人々との双方向通信が成立しています。アメブロやQuoraなんてまさに双方向通信の申し子ですよね。

でも、アメブロは、管理者が「サーバーメンテナンスします」と一方的に数日間使えなくしちゃったりするのでした。ははは

これは、アメブロ管理者という中央集権により、いくらでもブロガー同士の通信が規定・規制されてしまっていることを意味しています。

と言って、そういった中央による管理がなきゃ、そもそもブログ書く場所がないじゃん?

中央集権に、古代エジプトや岸和田が弥生時代だったころから親しんできたDNAを持つ現代人にとって、中央集権以外の形態を思い浮かべることは難しいと思います。

でも、分散型管理システム、というのがあるんですよねー

単なる理屈の話ではなく、ブロックチェーンの誕生により、ものすごい勢いでデジタルの、そして金融の世界を席巻し始めているのです。

ブロックチェーンのキーワードは「自己責任」。からくりについてはここでは省略しますが

*こちらの記事を見てね!

◎ブロックチェーン

◎メタバース

◎NFT

要すれば、近い将来、ブロガーの一人一人が運営に参加するアメブロみたいなのができるという事である。ブロガー自身の運営するアメブロ。略してブロブロ。

なんのこっちゃ

イーサリアムのスマートコントラクトにより、銀行を通さないでAさんとBさんが直接契約してブロックチェーンで直接送金、というのが実現している。

一方、メタバースという仮想空間で購入した物品を参加者同士で交渉完結させちゃう、という事が可能になっている。

こうなると、コンピュータとインターネットさえあれば、もはや政府へのみかじめ料、じゃなかった税金もへったくれもなくなり。

北朝鮮にいながら、「わかばのたい焼き」を買って、ウクライナの戦争被災者に送る。そして、この道筋はすべてWeb3において購入者(北朝鮮在住)、わかばのおっさん、そしてウクライナのだれかの3者で完結し、ロシア政府も日本政府も知らないうちにたい焼きがウクライナに届いているぜー、とすることも可能になりつつあるのです。

でも、たい焼きだとくさっちゃいますねー冷凍ボックスとかもいれなきゃ。あと、チンするレンジも一緒に送っちゃいましょう、ということで、これらの業者さんもWeb3のブロックチェーンにいれちゃえ!

 

 

関連の税金や政府料金だけでもすごい節約ですねー

でも、ぼくはWeb3の単純な発展には、懐疑的です。

本当に、当事者間のみですべて完結できるのか?

当事者間の中で、上の方に書いた「お米長者」みたいなのが出てくるんじゃね?とか思うのです。

それそのもの、とは言いませんが似たようなのに、暗号通貨取引所と一般の利用者の関係があり。

あそれってコインベースじゃ?はい、それだけじゃなくて、最近ではFTXとか、要するに、ブロックチェーンの同格な参加者のようで、しかし取引所とか「お金がなくっちゃった。じゃあね」など、利用者をいくらでも毀損できる状況にあるのではないでしょうか。

この場合、893じゃなかった国家組織は「あれ分散型で政府権力は入らないんだよね?そんなこと知らないよ」と一蹴するかもしれません。

サム・バンクマンにいちゃん(FTXのCEO)は、警察沙汰になり逮捕とかになっていますが、これは、国家権力が「おまえらブロックチェーンの分散型管理なんて存在してはならん!中央集権のみがこの世の権力だ!」というデモンストレーションなのです(極論ですが)。

あと、Web3の恐ろしい課題が、やっぱり「自己管理・参加型管理」

ステキなNFT(わかりにくければ、例えばビットコインでもいいです)を買ったぜーと喜んでいても、そのブロックチェーンを手に持って眺めるとか、金庫にしまっておくとかはできません。

というか、ウオレットという「電子金庫」にしまう事になるのですが、それがハードウオレットであれクラウドであれ、故障すればパー。故障しなくても、アクセスのためのキーワードを忘れちゃったら、やっぱり永遠にパーです。

左がハードウエアウオレットの一例https://hardwarewallet.jp/

右はペーパーウオレットの一例https://payment-revolution.net/pepar.html

 

 

だって、ウオレットもパスワードも、管理者はあなた自身であり、「パスワード忘れちゃった、再発行して」とお願いできるアメブロみたいな中央管理者はいないんですから。

というわけで、WEB3は、これまで人類が経験したことのない、分散型管理という恐ろしい世界を招こうとしており、確かにその世界はいつか恐ろしい世界から素晴らしい世界に変貌するのでしょうが、その過渡期は阿鼻叫喚の世界になるのではないでしょうか。

でも、あらかじめ注意しておけば、何とか移行期を生き延びることができると思います。

要すれば、現在の中央集権体制をうまく活用して、分散型システムによる資産の増加を達成できないか?

その方法について知りたい方は、ぜひすてきなHP「アーリーリタイア。軽飛行機で空を飛ぶ」のブログや経済的自由の記事を読んでね!

桜田門組の代紋 https://dic.pixiv.net/a/%E6%A1%9C%E7%94%B0%E9%96%80%E7%B5%84

 

 

3000字越えで打ち止め。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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飲み会考

日本文化で恐ろしいものに「飲み会」があり。

でも、本当は全然恐ろしくなく、むしろ楽しいな、なんて心待ちにするはずのものだと思います。

実際楽しい飲み会も存在します。

ところが「飲み会」でぐぐってみると、真っ先に出てくるのが

●飲み会 断り方

「嫌な飲み会は断ろう!上手な断り方・注意点」

「今すぐ使える飲み会の断り方と断り文句100選!」

「飲み会が嫌い…最強の断り方7選!行きたくない飲み会はこうして断れ!」

とはてしなく続き。

最近の調査では、20代の40%、そして40代になると60%が「ほんとうは飲み会に行きたくない」と表明しているらしい。

 

 

なぜこんなことになってしまったのか?分析してみます。

「真相はこうだ」

1-強制参加。もちろん、うわべは参加自由ですよーん♪ですが、参加しないとどうなるか。

「あれれ、Aさん参加してないよねー」

「Aさんて、飲みにケーションしないよねー」

「そもそもAさんって、だれともコミュニケーションしないよねー」

と飲み会席上であっという間にバッシングがはじまり。飲み会後も尾を引いていくのでした。

なんと、翌日上司に呼び出され「飲み会でみんな君の素行に問題があると言っていたぞ。あらためなさい」などと注意されることさえあるらしい。

でも、実は問題行動なんてしてないのであらためるもくそもなく。飲み会に出るようになったら素行のことも言われなくなったそうです。

2-パワハラ

参加したら参加したで、何が待ち受けているか。

新入社員のころ、先輩社員から「お酒が潤滑剤となって、ざっくばらんに本音で話しあえるんだ。飲みにケーションっていいね!」などと言われると思います。

でも、絶対に本音を話しちゃだめだぞ!特に新入社員みたいな立場の弱い人は「本音なんて存在しません。脳みそ空っぽです」というふりをしましょう。

なぜなら、飲みにケーションというのは「社内における力関係の視覚化」のことだからです。

若い人が、年長の人のコップにビールをつぐというのは、歩くのも大儀なボケ老人に、元気な若者がお酒を注いであげる、というがんらい美しい助け合いなのですが、これが自然な行為ではなく、新入社員が必死になって先輩社員にビールを注いで走り回る、となった時点で、「助け合い」は単なる建前にすぎなくなり「必死に走り回る」ことで上下関係が強調(視覚化)されています。

飲み会に参加している誰が社内で勢力を持っているかを一瞬で見抜き、その人に走り寄っていって、「ぶちょおおー!このビールは泡有りでも泡無しでもおいしいんですよー!」とおどけながら楽しくビールを注げるというのが、サラリーマンの仕事の能力の一つになっています。

これが「飲みにケーション」の正体です→その1。

さて、飲み会と言うものの存在意義は「会社の存続のために社員を一丸としてまとめる」であり、いかに「会社に貢献してます!」をアピールするかが飲み会の核心ということになります。

いきおい、会話はたてまえばかり。上司の言うことには、すかさず「そうですねー!」と合いの手を入れる。

上司「鹿というのは、実は馬のことなんだよ」

社員「そうですねー!」

上司「でもね、馬って、実は鹿のことなんだよ」

社員「そうですねー!」

要するに、上司が話し終わるのを待って、他の社員が言う前に「そうですねー!」を繰り返すのが、サラリーマンの仕事の一つということである。

中国の「指鹿為馬(鹿を指して馬と為す)」が語源です

指鹿為馬的由來


 

 

ここまで読んで、「飲み会が好きな人なんているのかー!」なんて疑問に思う人がいると思います。

でも、日本株式会社のサラリーマンでは、実は「飲み会命」の人が大多数なのかもしれません。

「そうですねー!」なんて、頭空っぽにしてオウムみたいに繰り返していればいいだけですから、ちゃらいちゃらい。(実はそうでもないけど)

それよりも、飲み会でなければ言えない話題、というのがあったりします。

例えば、予算の話。

去年は予算がひっ迫して、すでに契約していた請負業者に「請負してもらうのやめました」とにべもなく断っておきながら、今年はCOVIDで事業が停滞して、予算が著しく余っちゃった、というとき。

去年だったら「会社に必要な仕事ではない」と却下されたような事業が、今年は「COVID対策だ、緊急でやれ」と実施強制になったりして、通常の判断基準がまったく通用しなくなってしまい。メール等で「本社から送金されてきたX千万円は、当初の用途がキャンセルされたとしてもCOVID対策として貢献するため絶対使うのが支局員の義務だ」みたいなへんてこな通達が来たりします。

使わないと、業務能力不足のかどでクビにされるかもしれん。といって、そのX千万円は、COVID対策というたてまえ前提以前に、すさまじく緻密な規則・制約をすべて適切にクリアしないと使えないわけで。

結果、飲み会で、有力者におどけてビールを注ぎながら、何をどこまで実施するならどのくらいまでお金を使えるか、という情報収集を行うことになります。

有力者のお言葉で、本来は降りなさそうな出費許可について、「あのときビールを注いだAさんがこういうふうに書いた企画書ならOKにしてあげるよ」あるいは「どんなに適切な内容で規則をクリアしていて、COVID対策ということが明確なうえに予算潤沢であっても、こういうのは認可されないよ」と知ることができるようになります。

これが「飲みにケーションの正体です」→その2。

ぼくが所属している会社では、営利企業でもないので、幸いここまでにはなっておらず。あるいは、ぼくみたいなローカル社員に見えないところで、上に書いたようなことが起きているのか?僕は知りません。

上記のように、組織として何をやるのか自分でもわからないほにゃららな企業があるとして、「なんでも言える酒の場」で3密で押し合いへし合いしながら、有力者同士の都合をうまく調整し、だれも責任を取らないでいいようにしたうで、下請けの業者をダメにして、見事「会社のために社員を一丸としてまとめている」そんな飲み会ばかりになっていないでしょうか。

これは、「なになに株式会社」といったポイント的なものではなくて、日本全体が落ちいっている症状だと理解します。

「飲み会で、建前というオブラートに包んだ不条理をひそかに合意してしまう」という「根性のねじくれた45歳の壮年」になってしまった日本ですが、「飲み会嫌い!」の声が高くなってきているのに救いを感じます。「そもそも不条理なんてやらない天真爛漫な12歳の少年」になれる日本が来る日もそう遠くないかな?と期待しています。

ここで終わるとドネクラな記事になってしまうので、最後に暖かいお話を。

 

「楽しい飲み会」は存在している。

ぼくの会社のお話で、とある北部の支局(現在は閉鎖されちゃいました)に出張した時のこと。

「仕事のあとのハッピーアワー」に参加したところ、

なんてことない、事務所のつくえにみんなが持ち寄ったお酒だのお菓子だのを広げて、よもやま話が始ったのでした。小さい支局なので、ぼくと鈴木さん、中曽根さん、森さん(もちろん全部仮名です)くらいか、こじんまりした会合でした。

今日は「中曽根料亭だぞー」ということで、中曽根さんが腕によりをかけたお惣菜をみんなに配っていました。でも、どこかの売店でてきとーに買ってきたとしか思えなかったですけど。

ははは

会話が始まり

「森さんの姪っ子が車に轢かれたんだって?」

「そうなんだよ。大学卒業直前なのに。けがは大したことないんだけれど、頭をぶつけて記憶喪失になっちゃってね。」

「それはいけねえや。なになに病院のなんとか先生を知っているから、その先生に相談しなよ」

「こういう記憶喪失は2,3か月で治るそうだよ、それまで気にやまないことだね」

ぼくもつい釣り込まれて聞いていたら

「あれ、もう8時だね。山の神に怒られるからみんな帰ろう」となり

「森さん酔っぱらってるよ、車に轢かれないようにね」と取り様によってはすごい失礼な、でもみんな本当に(姪っ子さんのことも含めて)心配しているからつい出た、そんな言葉に送られながら、みんなお家に(ぼくはホテルに)帰ったのでした。

こういう、自然な飲み会がいいですね。ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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紫微斗数と飛行機①

封神演義(紫微斗数占い)という神話があり。

殷王朝が倒れて周王朝が生まれるまでの壮大なストーリーを、楽しい物語で綴っています。両王朝の英雄たちを紫微、貪狼、巨門、廉貞、武曲、破軍、天府、天梁、天機、天同、天相、七殺、太陽、太陰の14星になぞらえて、それらの星の性格や、生年月日にこれらの星たちが夜空のどこにいたかで、恋愛とか仕事とかの運勢を占うことができます。

風神演義。左が殷陣営。右が周陣営。https://kknews.cc/zh-hk/history/l2b8242.html

 

 

ランダムに、特徴的な星たちについて記載してみます。

 

◎武曲星「白刃踏むべし」

悪い殷を滅ぼし、周王朝を築いた「武王」の神格化。

「武曲」に「武王」ですから、さぞや強い将軍だろうと思いますが、そのじつ、本当の得意技は、お金儲けの「財神」だったりします。ただ、ねちねちと真綿で首を締めるようなやり方ではなく、豪快な直球勝負だ!

https://services.shen88.cn/ziweidoushu/ziweirumen-20522.html

 

 

「白刃踏むべし」というのは、無数の刃が振り下ろされてくる戦場で、そのやいばを足で踏み折って敵をせん滅するという星であり、鉄火場で爆発力を発揮。平和な状況だとかえって力を持てあましちゃうこともあり。

一方、のちに述べる「破軍星」と違って、戦闘そのものが目的ではなく、合戦中も、実は戦後の経済覇権をちゃくちゃくと準備しているというちゃっかり屋さんです。

言ってみれば、B17みたいな感じ。

B17。PIXABAY無料画像

 

 

それほど広くもないドーバー海峡を挟んだイギリスとフランスを拠点として、でも海を越えたら燃料が足りなくなっちゃう、という小さな戦闘機たち(スピットファイヤやBF109)が、ちまちまちょこちょこと互いに猫パンチを繰り広げていたヨーロッパで、そのはるか上の高度8000メートルを、一気にドイツまで飛んで行って爆弾を落とし、「無慈悲な鉄槌」でドイツの主要都市を壊滅させました。

ただ、ドイツまでついていける援護戦闘機がなかなかなく。

ドイツ上空では雲霞のごときドイツ戦闘機にボコられまくり、一時は総出撃機数の3分の1に及ぶ損害を出しながらも、「死なないやつが生き延びて、勝つ」という、小学生の作文みたいですがこれ以上ない真理を体現した恐ろしい戦略爆撃機です。

https://life-is-aviation.tumblr.com/post/181683959951/the-story-of-b-17-all-american-a-mid-air/amp

 

 

ドイツをボコす過程で無数の大型機の運航(管制・航法・操縦法・ロジスティックスなど)を実験し。アメリカが戦後世界のエアラインを制覇するという経済的利益にちゃっかりつなげていたのでした。

本当に戦後の旅客機のひな形になったのはB29ですが、こちらは金儲けの部分がえげつなさすぎ。やっぱり「経済がわかる武将」というか、資本主義によるバターと大砲の両立という意味で、B17が上と思います。(B29はバターに偏りすぎ)。

 

◎破軍星「酒池肉林の発明者」

こちらは滅ぼされた方の、殷の紂王のことです。封神演義は周の建国神話なので、紂王は最凶最悪の暴君にされてしまっていますが、実は「美貌を持ち、弁舌に優れ、頭の回転が速く(Wikipedia)」とそんなに愚かな奴じゃなく、天才タイプだったらしい。勝てば官軍、負ければ長嶋ですねーはいすみませんカープ日本一、ジャイアンツ最下位の恐ろしい年の回顧でした。

https://services.shen88.cn/ziweidoushu/pojunxing.html

 

 

悪の魔王だけに、戦闘力は最強だ!でも、悪なので、性格が。。。まわりの人々は紂王の気まぐれや残虐さにふりまわされ。

人をだまして、人肉で作ったまんじゅうを食べさせたりとかの鬼畜な行いに及んだあげく、最後はやばい女にたぶらかされて、国を滅亡させてしまいました。

さて、破軍星みたいな飛行機として

その1:F4U

最高時速700キロ、艦上機なのに高空性能もよく、とにかく頑丈で、ものすごい量の爆弾を積んで急降下爆撃とか、要すれば「敵をボコる」という面では無敵の戦闘機でした(零戦とかが寄ってきたら急上昇でやり過ごした)。

Oren Rozen, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons

 

 

問題は、艦上戦闘機では絶対やってはいけない「超大馬力エンジン、巨大なプロペラに、主脚を何とか短くできるように逆ガル翼」という3点セットを盛り込んでしまい。

エンジンとプロペラはものすごいPファクター(乱流)をもたらし、それだけでも狭い空母に着艦なんて至難なのに、コクピットの場所が後ろすぎて前が見えず。極めつけは、逆ガル翼が、低速旋回中など、風が翼に当たる角度によっては下向きの揚力を発生させたりして、横転・大破の大事故続出だったらしい。

http://seafurry.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/f4uf4u-30ef.html

 

 

ケンカは強いが、とにかく取り扱いの困難な、らりってるのこいつ?みたいになってしまったのである。

 

その2:Bf109

こちらは、以前の記事にちょっと書きましたが、やっぱりエンジンパワーと機体がアンバランスになってしまい。ただ、F4Uがアメリカ丸出しの、脳筋パワー・2000馬力のエンジンにものを言わせ、力づくで巨大な逆ガル翼を引っ張ったのに比べ、Bf109は、フツーに高性能の1400馬力エンジンだったので、とにかく機体の方を軽く小さくだ!特に翼は世界でも一番小さいんじゃね?となり。

いったん空に上がっちゃえば、ロール率とか小さい翼の利点が出てきて、やっぱり最強だぜ!なのですが、離陸、着陸になるとからきしダメ、というか全く安定性のない、恐ろしい飛行機になってしまいました。

でも、モデラ―目線でみると、この2機はかっこいいですよねーやっぱりアンバランスなエンジンと機体が、他に見ることのできないアクセントになっているのかもしれん。

Bf109。https://www.artstation.com/artwork/PeN4o

 

 

◎天相星「凶兆を解くオールマイティー星」

「聞大師」といって、殷の名宰相です。紂王の暴政に苦しんだ市民をいたわり善政を敷いた。紂王にも一目置かれ、一般市民にも尊敬されるという全方位外交、一人で多彩なマルチプル能力、オールマイティーな、悪条件をクレバーに解決する奴だったらしい。

https://services.shen88.cn/ziweidoushu/tianxiangxing.html

 

 

これは、占いの世界でいえば「解厄制化」の力が強いということで、「すべての凶星を制化する能力」を持っているとのことです。以上、西村天然先生の本から勉強させていただきました。

そんな飛行機として。。。

 

その1:スピットファイア

これは、機体よりも翼に注目してください。

楕円翼と言って丸っこい形にしていますが、この過程で極限の洗練がなされ。

薄い翼なのに、車輪や機銃を格納するスペースを確保。

Pixabay無料画像

 

 

これは、機体近くの主翼面積を大きくとれる一方で、翼端に行くにしたがい急激に面積が絞られるため、直線翼と総面積は同じでも、車輪やらの格納を行う翼中央ぐらいまでのスペースが十分に取れ。

また、翼端がとんがった形になることで、これも直線翼より著しく翼端抵抗誘導を下げることができた。

これらの特性から、①翼面積が大きく翼面荷重が低めの割には、翼の小さいBf109と拮抗するスピードが出せた。②運動性も良好で、翼面荷重が反則で低い零戦とも互角の格闘ができた、など、だれが相手だろうがなんとか対処できちゃうというオールマイティーな飛行機になりました。

スピットファイアとBf109の翼平面形

http://majo44.sakura.ne.jp/planes/spit/09.html

 

 

その2:F4F

こちらは「優秀な艦上戦闘機」。

つまり、頑丈で、どちん、どちん、という着艦の衝撃に耐え、艦隊上空つまりそれほど高くない空において、どんな敵機が来てもくるくると後ろについてやっつける、または味方の艦上攻撃機などを援護してまあまあの遠さの敵艦隊まで行って帰ってくる、という自然に幸せな発展を見せた、くどいけど「優秀な艦上機」です。

幸せでない発展は零戦で、陸上攻撃機の援護をするための狂った長距離を行って帰ってくる能力、アメリカのピーシュータ―(陸上戦闘機)と互角の速力、そしてパイロットを「らりっていなくても、らりったみたいにしてしまう」恐怖の運動性能という、相反するあらゆる性能を詰め込んだため、機体強度や防御力といった戦争道具に必須の部分が欠けたイタイ飛行機になってしまいました。

なお、F4Fは、単に被弾に強いだけでなくて、落っこちても「いかだ」を展開して、パイロットは魚釣りキットで助けを待つことができる、という万全の親切設計でした。

F4Fの「背びれ」に格納されていた筏

https://www.ebay.com/itm/265880777792

こんな重たいものをしょい込みながら、零戦と互角に格闘したワイルドキャット恐るべし。

 

 

珊瑚海やミッドウエーなど正規空母同士の艦隊決戦や、護衛空母による船団護衛など、どんな任務もオールマイティ―にこなし、開戦当初の最も苦しい時期でも、優勢な零戦相手に互角に戦いました。

F4Uなんかよりよっぽど連合軍の勝利(太平洋、欧州戦線)に貢献した名機と思います。

3000字超えで、とりあえず今回は打ち止め。

ではでは。

Posted by 猫機長
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小説宮古島沖陸自ヘリ航空事故

これまで何回か「小説もの」を書いており、いずれもギャグ満載、かつハッピーエンドとなった「よいこの創作童話」ですが、今回に限っては、とてもシリアスで暗澹たる内容となっています。

小説であり、フィクションであること、明記しておきます。

さて、

とある吉日。

「そうだロサンゼルスに行こう」

と言い出したのは、とある台湾のおばさん。

ただのおばさんではなく、台湾の大総統だったのでした

ロサンゼルスで買い出しでもしたのか?

ではなく、アメリカの下院議長と会談をしたのでした。

https://www.chunichi.co.jp/article_photo/list?article_id=667374&pid=3312947

 

 

お話の内容は世界に発表され。

「アメリカと台湾はなかよしの独立国。アメリカは今後も台湾への支援を継続していく」

これを聞いた中国は、烈火のごとく怒り、

「1つの中国という原則を根底から覆す発言だ。許さん」

と大爆発したのでした。

当たり前と言えば当たり前の反応である(正しい反応かどうか、はまた別)。

なぜ、蔡総統とマッカーシー議員は、わざわざ世界中にこんな「茶番」を演出したのか?

もともとは、中国側の「進出」があった。

共産中国は、国府政府を打倒した後、共産中国のみがデファクトの政権であると世界(国連他)に認めさせ。

一方、台湾という「もう一つの中国」がこれもデファクトで存在していることは容認してきた。

これで、自由世界も共産世界も、なんとかバランスを保つことに成功。

台湾をめぐる米中の微妙な関係によって引かれてきた、様々な「境界」

https://blog.goo.ne.jp/o2009kay/e/d4874b8ee5574a7a8ec1b485e1bd600b

 

 

しかし、ウクライナ戦争が始まってしまい。

暴力による現状変更が、開戦より1年以上も継続してしまっている状況に。

もちろん、自由世界は大反発し、ウクライナ支援を継続しています。

こうした状況で、自由ではない世界の住人である中国も、「暴力による現状変更」に目覚めてしまったら?

自由世界は危惧していました。

そして、中国の共産主義者たちは、策動を開始し。

「中国軍機が台湾との中間線を越えて飛行することが常態化するなど、「現状変更」を常態化するようになった(台湾 蔡総統 米下院議長と会談 連携強化で一致 中国側は反発 | NHK | 台湾)」

台湾そして米国は、戦慄しました。

「これでは、リトルグリーンメン以降のウクライナの二の舞だ!」

リトルグリーンメンというのは、2014年当時、クリミアなどに不法上陸した、「緑の軍服を着た人たち」のことです。

軍服を着たプロの軍人ですが、どこの国の軍隊かを明示する標識をいっさい装着していなかったので、どこの誰なのかわからず。

誰か分からずとも、現地の治安当局をはるかに凌駕する武器を装備していたので、あっというまにクリミアなどを実効支配してしまい。

その後、「国民投票」でなぜかロシア領ということにされてしまっているのは皆さんご存じの通りです。

「緑の人たち」。日本には自衛隊がおり、こうした卑怯な行いを防いでいます。

パブリックドメイン

 

 

中国の場合、謎の漁船が近隣諸国の領海に押し寄せるのは昔からありましたが、これは、漁船のふりをしているが実は中国海警ですよ、というのはみなわかっていて、ようするに、おおむねデモンストレーションのレベルで、なんとか食い止められていた。

しかし、今や、堂々と軍用機で「中間線の侵犯」を常態化させている。

要すれば、「リトルグリーンメン」を超えた一線に踏み込んでしまっており、このままでは本当に軍事力占拠に出てきてしまうぞ!

絶対にそんなことはさせない、という意思表示が、蔡総統とマッカーシー議員の会合と、その声明として世界に発信されたのでした。

さて、

中国による「中間線」を侵犯するという行動と

米国による「侵犯はするな」という声明で

双方の主張が危うくバランスを保ち、それ以上にエスカレートしないというエクスキューズが会談により生み出されることになりました。

つまり、中国も、蔡総統とマッカーシー議員の会談と声明(あるいは類似の行動)がいつかはなされることはわかっており。

同会談のメッセージを受け、表面上は大反発しても、少なくとも当面は台湾侵略を控えるということは、米中の暗黙の了解だった。

https://www.istockphoto.com

 

もちろん、中国もはいどうぞと受け入れるわけはなく、中国側のメンツが保たれる形をちゃんと米国が用意しておくことが前提条件であり。

これは、米国と中国が了解しておけばよいので、声明みたいに世界中に発信しないが、米国も相応の損をしましたよ、ということを中国に納得させればよいということになり。

中国が被った損とは「共産中国の舎弟である台湾に、米国が手出しをするのを許した」であり。中国のメンツは丸つぶれとなった。

であれば、米国の舎弟を中国がシバクことを、米国が黙認することで帳消しにする必要が出てきた。

本当にシバクと武力行使になるので、そこは米国とその舎弟側のほうで、うまく「指」をつめてもらおう。いいよな、ということになっていったのでした。

‐〇‐

会見の翌日。沖縄海域。

自衛隊師団長以下、8人の高官を乗せたヘリコプターが、日中共に領土と主張する地域に至近の空域を飛行していた。

エンジン快調ななか、師団長が訓示。

「われわれは、日本の平和を守るために必須の作戦行動を開始する。皆事情は分かっていると思うが、要するに我々は海の藻屑と消えなければならなくなった。眼下の海面を、敵艦の甲板と思え。直ちに急降下し、全速で突撃せよ」

そして、ヘリコプターは真っ逆さまに海面に激突したのでした。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1690964.html

‐〇‐

 

 

中国人的なアプローチから言えば「ヘリコプターの1機と、将軍数人程度で、何が指つめだ!」

となるかもしれませんが、日本人から見れば、不可解なことだらけであり。米中の緊張に巻き込まれた、という考えも出てくると思います。

中国電磁波による撃墜というのをはじめ、証明する根拠が不足していますが。

言いたいのは、中国も日本も、知らないうちに戦前の悪夢のような世界に戻ろうとしていませんか、ということです。

最近、日本側で「日本は強い正義の味方だ」という論調が、少しづつ増えていっています。

中国側も同様で、「愛国無罪」はいうに及ばず。

以後、わざわざ中国については言う必要はないですよね。日本に言えることは中国に対しても同じです。

さて、悪い共産主義者の軍隊が沖縄に上陸して、小学校を拠点にし、子供たちを盾にして攻勢をかけてきたとします。

自衛隊は、こどもたちを避けながら、ピンポイントに中国兵を倒せるでしょうか。

国防においては、実は民間人の安全は考慮されません。

小学校を叩き潰すことで、敵の拠点を消し去って、勝てるのであれば、中国軍だろうが自衛隊だろうが、任務遂行のために、児童たちもろとも、小学校を爆破しなければならないのです。

「犠牲になれというのが命令であれば、その命令に従うのが軍人だ」という言葉があります。

太平洋戦争初頭、日本海軍の進撃を止めるために圧倒的不利な反抗を試みた米軍魚雷艇部隊のことばと言われます

*犠牲になれというのは、極限まで抵抗したら捕虜になれ、援軍は来ない、という意味であり、特攻で死ね、というのとは180度違うので念のため。

戦争というのは、プロの軍人だろうが、小学校の児童だろうが、すべての人間を犠牲にしてぶち56します。

そこには、正義も強いもありません。

ウクライナ戦争。https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/04/20220405-OYT1I50116-1.jpg?type=large

 

 

自由主義陣営は、先制攻撃は行いません。経済が豊かで、戦争に訴える必要がないからです。

独裁主義の国は、この逆です。

戦争になると、侵略者の先制攻撃によって自衛隊が大打撃を受け、民間の人々が虫けらのように56される事態になってはじめて、世界から「侵略された」と認知される、そんな状況になるということです。やっと米軍が出てくるころには、日本は破壊しつくされているでしょう。

前回の戦争で最大の被害者となった日中の民衆が、新たな戦争は生み出さないことを願っています。

ではでは。

 

Posted by 猫機長
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挟撃は怖い

MSNのニュース記事で、織田信長が越前(福井県)の朝倉氏を攻めていたところ、味方の浅井氏に裏切られて、いっさんに退却した歴史的事件について記載していました。

本郷和人 信長の朝倉攻めはナゾだらけ。なぜ越前へ侵攻し、浅井長政に裏切られて一目散に逃げたのか?自衛隊の一佐に「撤退の理由」をたずねてみたら『どうする家康』 (msn.com)

例によって、コア部分を抜粋です。

「なぜ信長はすぐに撤退したのか?信長の兵は3万。対する朝倉は1万3000くらい。浅井はどうがんばっても5000がいいところ。

ならば軍を二つに分け、2万で朝倉に対峙し、残り1万で浅井勢を蹴散らして美濃に帰れば良いのでは? それなのになぜ一目散に逃げだしたのか? 自衛隊の作戦室にお尋ねしたことがありました。

すると、現役の一佐が「ぼくには信長の判断は分かりますね。挟撃は怖い…」と仰いました。

具体的にどう、という説明はなかったのですが、眼光鋭く目前でそう述べられると、ぼくの机上の空論などたちどころに吹っ飛びます。」

ということでした。

越前ガニ。PhotoAC無料画像

 

 
へえーそうなんですねえ。確かになっとく。

単純に兵力差から見れば、織田軍が両面作戦しても簡単に勝ちそうです。

でも、それは、織田軍が浅井、朝倉両軍の数と動きを完全に把握していればです。

しかし、戦場で、敵の軍勢がどう見えるかというと。。。

あなたが、下の写真の白いポーン(歩)①だったと仮定してください。

 

 

あなたの目の前に敵のポーンが。でも後ろにナイト(馬)がいるので、ちょっと安心しています。

ところが、よく見たら、ナイトの後ろに、敵のポーン②がでてきやがった!さっきまで白だったのに、裏切って黒くなっちゃってます。

 

 

ここであなたは、ナイトともども、ものすごく不安になるでしょう。

なぜなら、敵のポーンの後ろに、どれほどの敵がいるかわからないからです。

一応あなたは織田軍3万のうちの1人なのですが、前の敵、後ろの敵は、本当に1万3千と5千なのか?

挟撃という状態で、敵の方が多ければ、あっという間に蹴散らされてしまいます。

まだ隙があるぞ!今のうちだ!と脱出したのが、この場合の織田軍だった。

それまでは優勢だったので、総大将である信長も整然と退却し。

ただ、しんがりとなった秀吉軍が、織田の本隊を逃げ延びさせるために犠牲になり。けちょんけちょんにやられて、秀吉も危うく4んじまうところだったらしい。

ところで、上の写真は、ポーン目線ですが、これを棋士目線で見たらどうなるでしょうか。

 

 

あれ、全然勝ってるじゃん?

敵はほとんどキングと取り巻きしか残っておらず③、味方に包囲されまくっている一方、味方の王様はがっちり防御されています④。

上空から見れば、戦況が一瞬で分かり。

地上にいて、目の前しか見えない状況にくらべて、著しく有利に判断ができるのでした。

だだっ広い平野に大軍を展開して戦車で走り回った中国古代の合戦では、「将軍もポーン目線」で、敵軍の最前列しか見ることができず。その後ろにどれだけの兵力があるのか全くわからない状況だった。

世界史の取扱説明書: 中国史/古代/春秋戦国 (worldhistorytorisetsu.blogspot.com)

 

 

両軍の前衛がぶつかり、両方ブギャー!と斃されたのち、その後ろ、そのまた後ろが。。。。と倒しあって、結局数の多いほうが勝つという単純なケースが多かったらしい。ばっかだねー

その後孫氏が出て、負けたと見せかけて、敵軍を罠に誘い込み、隠れていた味方の本隊で背後ら挟み撃ちだ!みたいな策略が多用されるようになりました。

これが西洋だと、19世紀ころまで、「戦列歩兵」といって、古代もびっくりみたいなことをやっていた。鉾が小銃に変わり、少し離れた所から、敵味方の第一列が一斉にダダダダーン!ばたばたぐしゃぐしゃとくずおれ。つぎは第2列がなかまの死骸を踏み越えて、またダダダダーン!ぐしゃぐしゃぐにゃぐにゃ、そして第3列が。。。と、結局列の多いほうが勝つという、これまたばっかだねー、というやり方だったらしい。

ただし、戦列歩兵の時代は、小銃の射撃精度が全然悪く、ともかく一列で固まって撃たないとぜんぜん敵にあたらんわ、という事情があり。

小銃が改良されると、ばらばらと離れて、木だの穴ぼこだのに隠れて敵を狙い撃つ「散兵戦術」に進化したらしい。

戦列歩兵の楽しい解説を見つけましたhttps://www.youtube.com/watch?v=Dzs9gDwjyw8

 

 

そのうち、人類は「気球」を発明し。

ポーン目線に縛られることなく、棋士目線で見ることができるようになった。風のまにまに浮かぶ気球から見ることのできる範囲なんてたかが知れてるけど。

フランス革命戦争時の気球(パブリックドメイン)

 

 

要するに、当時の将軍にとって最も重要な資質は、敵の戦列の陰にどれだけの兵力がいてどのように動いているのかを察知し、先回りしてこちらの兵力を差し向けることができるかだった、と言ってよく。

これを誰よりも鮮やかにやったのがナポレオンだった。

ナポレオンのフランスは、市民革命大嫌いな王制国家に囲まれており、本来なら、挟撃どころか四方八方から包囲されてけちょんけちょんにやられてしまうところ、プロシアだの英国だのの軍勢が包囲を完成する前に、ひとつづつに突っかかってゆき、撃破してしまいました。

これを「各個撃破」といいます。

地上にいながら、鷹の目(上空から見ているような目)を持っていたナポレオンおそるべし。

包囲(挟撃)される前に各個撃破で活路を開く。https://twitter.com/douten2/status/917249297812381696

 

 

ちょっと脱線して、低脳そのものの戦術だから勝てた、という例も記載しておきます。

それが独ソ戦におけるソ連の「縦深攻撃」

まず、ドイツ軍の第1列にソ連側の第1列を襲い掛からせ。でも賢いドイツは、第1列の前に地雷をふんだんに設置しているので、ソ連軍は人も戦車も木っ端みじんになり。

しかし、間を置かず第2列を投入する。今度はドイツ兵に肉薄しますが、機関銃や小銃で一斉射撃を食わされ、やっぱりバタバタ、ぐしゃぐしゃと壊滅。

しかし、間を置かず第3列だ!今度は、弾のなくなったドイツ兵と、スコップを持ったソ連兵の白兵戦となり、両者全滅。

そこに、間を置かず第4列だ!こうしてソ連軍は無人になった荒野を次なるドイツ軍防衛戦に向けて驀進。そこでまたドイツの地雷を踏んで壊滅。

さらに、第5列が。。。

くどいぞ!いやいや、「畑からいくらでも取れるソ連兵」が、結局こうしてベルリンを蹂躙して、ヨーロッパ戦線に決着をつけたのでした。

なんか浮世絵ちっくなソ連ポスター

https://ja.aliexpress.com/i/32971919184.html

 

 

この「低脳戦術」は、第一に、独裁者による恐怖政治で、いくらでもそこかしこから兵隊を引っ張ってこれたこと。そして、第二に、独裁者による恐怖政治で、「突撃か!それともラーゲリ(強制収容所)か!」と若者たちを恐喝したため、我先に突撃していったという、恐ろしい実情により可能となったのです。

ドイツも恐怖政治だったというけれど、ソ連に比べたらどれほどましか。

そのソ連のDNAを受けついで、今度はロシアが同じことをウクライナにやろうとしています。

西側自由諸国は、武器弾薬を補給して、ロシア軍が第50列になろうが第500列になろうが、ウクライナ側に到達する前に粉砕できるよう支援しなければなりません。

実は到達して「スコップ」の段階になっていますが、ロシア側もいつかは枯渇します。

がんばれウクライナ!

さて、ソ連・ロシアは例外として、飛行機が実用化された第1次大戦頃からは、「鷹の目」で戦場を俯瞰できるようになり、どこにどのくらい投入すれば勝てるぞ!という決定的な情報を得るため、互いに飛行機で偵察した。

戦争初期では、これらの飛行機は非武装で、敵味方がすれ違っても、互いに挨拶していたそうです。

そのうち、敵の飛行機を見逃すことは戦争の敗北につながる、ということで、機関銃をつけて互いに撃ち合うようになり。

ついには、偵察どころか飛行機そのものが爆弾を積んで、前線のはるか遠くの工業地帯を壊滅させて戦争の行方を決するようになりました。

視点の高さを変えれば、見えないものが見えてくる。そしてそれは、あなたの人生に取ってとても大切なきづきをもたらしてくれるものと理解します。

地上では、真っ白な一面の霧も。。。。

 

 

上空からみれば、また違った景色だったりします。

 

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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「楽をしないと億万長者になれない」

ワタナベジュース、モウイッパイ

 

 

以前、世界最大手級の仮想通貨取引所FTXの破綻で、有識者が「バンクマンフリード容疑者は、50〜60年は刑務所に入ることになるでしょう。世の中、楽して億万長者になれる方法なんてないんですよ(資産3兆円が吹っ飛んだ!大谷翔平も孫正義もウクライナも巻き添えにした30歳の男、ついに逮捕 (msn.com))」というコメントをしたことを書きました。

FTXのCEOであるバンクマンフリード(あだ名は「アフロ」)さんが、どの程度楽をして億万長者になったかはわかりませんが、この有識者は、お金を稼ぐのは「恐ろしい苦行だぞ」という世界観を知り込もうとしているのでは?ということが伝わってきます。

こうゆう書き出しをすると、読者の素敵女子たちから「猫機長はらりっているの?楽して億万長者になれるわけないじゃない?」と心配する声が聞こえてきます。

それに対して、このブログで巡り合ったみなさんに、こっそり、ひそひそ、陰に隠れて、だれにも聞こえないように、伝えます。

「実は、楽をしないと億万長者にはなれないのです。。。。。」

このブログを読んでいるみなさんも、ブログ運営者であるAmebloやワールドプレスの管理者の人たちも、もちろんこのブログを書いているぼくも、朝から晩まで仕事でひいひい、給料日が来ても、あれれこんなにすくないの?という日々ですよね。

楽じゃないですよねー

労働に耐えられず、犯罪に走る人もいますが、マスクに包丁、押し入り強盗で、家人の人に「よう姉ちゃん、ぼくとお茶しない?」じゃなかった「よう姉ちゃん、有り金全部持ってきな」とやるのも、それはそれで合法、非合法問わず労働ですからねー

一日が仕事で終わってしまい。土日も会社の飲み会だ、で過ぎていき、気が付いたら貯えも何もない老人になってしまい。

それなのに、アフロとかいう野郎が、30歳で3兆円の資産だと?しかも、仮想通貨とかわけのわからないマネーゲームで稼いだなどと、そんなの許せんぞごるあ!

そりゃそうですよね。はっきりいって、皆さんの感想は正しいし、その通りだと思います。

雇用者側の視点で見れば、もっとくっきりよくわかると思います。

あなたが「ワタナベジュース」みたいな大会社の社長だったとしましょう。

本物の「ワタナベジュース」は、社員が仕事に満足して生産しないとよい製品も作れない、とわかっているので、社員の労務環境や福利厚生、給与にも気を配りますが、今回の例では、あなたはまがいもののブラック企業の社長なので、自転車操業で焦げ付きを出さないために、福利厚生もへったくれもなくなっており。

ともかく仕事をしてもらわないと!と社員を叱咤激励して、毎日終電まで会社にいてもらい。

そして翌日の午前6時には会社に来てもらい、やっぱり仕事。

ここで、ちょっと親心を出して「金曜日は定時退庁日です」なんてやってしまったら。

アフターファイブで空白ができてしまった社員たちは、やれギャンブルだの、やれ飲み屋をはしごして、派閥同士で身の毛のよだつ悪口合戦を繰り返すだの、要するにろくなことはしないので、「やっぱり終電まで働かせておこう。生かさず殺さずがいちばん」となってしまいます。

24時間働けますか、と新入り時代から調教されてしまっているので、「楽をしてはいけない、苦労だけします」という生活が身にしみてしまっているのである。

終電まで頑張るサラリーマン。

でも翌日にはリストラされる決定が上層部でなされていたことは

知る由もなかったのだった、なあんて。。。。

 

 

24時間苦労しています、なので、さぼる気はないけれど労働の効率はがた落ち。先進国で随一の低生産性という事実が示すまでもなく、結局、会社とは、仕事をするためにいるのか、仕事をしているという努力をするためにいるのかわからない場所になってしまっています。

結局できる製品や利益にも限りがあり。雇用側も、それこそ雀の涙の給料しか払えなくなってしまい。

こうした悪循環で、「ともかく苦労しまくって、雀の涙の給料をもらうのが人生だ!」という、突き崩すことのできない常識が構築されてしまっていたのでした。

渡辺 ジュースの素 – 検索 画像 (bing.com)
 

 

アフロさんも、実は同じだったと思います。

FTXという企業を立ち上げ、仮想通貨という未知の分野で3兆円の利益を得るまで、楽だったのでしょうか?

はいそうです、という人はさすがにいないですよね。。。。

というか、社畜です、会社が悪い、とうだうだ言っているより、実はもっと苦労してるんじゃね?とか思うのはぼくだけでしょうか。

じゃあ、猫機長は、やっぱり「楽して億万長者にはなれない」と思っているんだよね?

いやいや、やっぱり①「楽をしないと億万長者にはなれない」と主張します。

そして、②「苦労していると思っているうちは億万長者になれない」と補足します。

要すれば、この①と②が両方ないと億万長者にはなれないのである。

長者、というのはこの記事に読者を呼び込むためのキャッチコピーであって、ぼくはぜんぜん長者には及ばないけれど、資産1億円を達成するにあたり、この①と②が原動力になりました。

①についてはものすごく簡単で、すなわち

R>G

という、ただそれだけのことです。

Rというのは、資本収益率のことで、Gというのは経済成長率です。わかりやすく言えば、Rとは株や債券などによる不労所得で、Gは労働の対価であるお給料のことである。

ピケティという有名な学者が明らかにした法則であり、労働収入の増加は不労所得の増加に追い付いていけない、労働者はますます貧乏になりますよ、ということです。

本当はもっと丁寧に説明するべきなのですが、それだけで記事の2,3本はできてしまうので、ここでは「あなたが苦労して働いてお金を稼いでいる限り、お金持ちにはなれませんよ」「あなたが海岸で日向ぼっこしているうちに、あなたの資産があなたに代わってお金を稼いでくれるようにならなければだめですよ」というエッセンスのみを記載しておきます。

アフロさんも、あたら若さに任せて働きまくり、「世界最大級のFTX」なんて創業してしまったのがあだになったのかもしれません。要すれば、ビジネスオーナーから資本家への転換に失敗したということだと思います。投獄等から逃れたら(終わったら)、あれほど才覚のある人なので、単なる一人の投資家としてひっそり巨万の富を稼げばいいのにね。

ビジネスオーナーと資本家の違いについてはこちら→キャッシュフロークワドラント

さて、②です。

苦労していると思っているうちは、苦労しているという事実が残るだけで、前進することはできません。

成果を手にするためには、準備と行動が必要ですが、その準備と行動が、ほかの人から見れば「狂っている!マゾかこいつは?」なのに、本人はほわほわと、なにげに、わくわくとやっています、となるのが重要ということです。

こちらも、書き出すと果てしないし、実はこれまで複数書いてきたので、言わんとしていることについては、以下の記事をご参照。

◎成功は狙って実現することができるか①

◎成功は狙って実現することができるか②

◎シュリーマンと学者たちのお話

◎ノーペイン・ノーゲイン

この記事にも例をあげておくと、バイオリンの世界で、究極かつ至高に達した「かな先生」というのがおり。

年端もいかない幼少のころからレッスンだなんだと虐待され。本人も、拷問だー、と一時は音楽の世界を逃げ出してCAさんになろうとしたこともあったが、知らないうちにオーケストラのコンサートミストレスに選ばれたりして、気が付いたら天才バイオリンユーチューバーになっていました、という軌跡がよくわかる動画があったので、あげておきます

(かな先生ごめんなさい、でも「虐待」「拷問」という言葉を、実は「努力」という意味で書いていることはわかっていただけますよね。。。。)

かな先生。https://www.youtube.com/watch?v=8w65RzllNcI&t=134s

このブログの読者で、かな先生の生徒さんがいたら、こんなふざけた記事があったよ!と教えてあげてくださいね

 

 

ぼくはかな先生には及ばないけれど、LSA免許だの、剣術大会のメダルだの、器に合わせたささやかな貯えや成果で満足しています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長