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家電王の農場に着陸

*今回は、動画も入れました

日本の国土の23倍くらい大きいブラジル。事業で成功した勝ち組の人は(宝くじに当たった!とかも)大規模粗放農場を経営して、牧牛をするのが一つのステータスになっています。

そして、これらの農場で、牛の蹄にけとばされながら、カウボーイごっこで遊んだ後、街に出てきておしゃれなフランスパンを食べよう、というときには自家用機を操縦して飛んできたりします。

つまり、自分の農場に長さ800メートルくらいの立派な滑走路を持っている農場がブラジルじゅうにたくさんあるのです。

まずは、そんな大農場への着陸動画

今回は、小生のホームベース(これは飛行クラブのみんなが、なけなしのお金を出し合い、滑走路とメンバーぶんのハンガーを作った)から、そんな大規模粗放農場の滑走路に遊びに行った時のお話です。

飛行前日のうちにホームベースに行き。ハンガー内の居住施設で一泊します。

ガソリンの補充や、機体の確認とかをやっておきます

翌朝6時には、はやくも明るくなっています。昨夜PCで提出しておいたフライトプランをもとに、管制当局に電話してトランスポンダーコード(飛行識別番号)をもらい、PC手前のニーボード(チェックリスト)に書き込んでおきます。

さて、居住区角からとび出して機体の移動だ!そのまえに、スニーカーを軽く振ってクモとかが隠れていないか確認します。

こういうのがいるかもしれん

そして、毎回くどいけれど、ドレン(ガソリンを検査弁から抜き出して沈殿物を検査)と、ピトー管のカバーを外します。

それぞれ、忘れるとこうなるぞ!という記事を「ピトー管」と「ドレン弁」に書きましたので、寄ってみていってください。ははは

飛行機をハンガーから引っ張り出します。

爽やかな朝を実感する瞬間。

コクピットに乗り込みます。

右ひざにくくりつけたニーボードでチェックリスト(飛行点検リスト)確認。

左のチェックリストで、SIGFの落書きは目的地空港の記号。0307はさっき管制からもらった認識番号です。

ここでかぶと虫のエンジンキーを差しっぱなしにしたことに気が付き。しゃあないな、飛行機からいったん降りて取りにいきました

で、もう一回コクピットへ。

ラジオのダイヤルを管制の周波数に合わせたら、さかんにいろいろな旅客機と交信していました。今日はブラジリア国際空港の11Lと11Rで離着陸していることが聞き取れ、ぼくのホームベース05からの離陸経路とは干渉しないな、と安心。交信の中で管制が本日の気圧1022と言っていたので、高度計のダイヤルをあわせたら、ぴったりホームベースの標高3200フィートになりました

航空計器チェック、エンジンスタート。エンジン計器チェック

エンジン開始直後にしては、ちょっと油圧低めだけどいいかんじ。

いよいよ滑走路エンドに進出。

離陸。動画でどうぞ

ぐんぐん上昇していきます。

ブラジリアの10月は乾季の終わりにあたり。4月から少しづつ舞い上がってきた砂塵が上空を覆って視界がかなりぼやけます。でも雨季に入り一雨降ると、とたんに洗われて地面におち、鮮明な空になるのがふしぎです

やっぱり赤茶けたブラジル高原をのしのし飛んでいきます

翼支柱の三角すぐ右に見えるのがPadre Bernardo市。

ということは農場の滑走路はすぐ近くだぞ!離陸から40分くらい経過していました。

さて、ダスト(塵)が浮遊していて、なかなか見えにくい地表。やばいな、滑走路どこだっけ、と探したのですがなかなか見つからず。

ふつうは目的地到着の8分くらい前には、小さな点ながら滑走路やハンガーなど施設が見えてくるのですが、今日はばっちり直上まで来てるのに?とやむなく機首をあれこれめぐらして探しました

やばいな、管制官のおねえさんに「ちゃんと航空図見てきたの?」なんて怒られそうだ、と思っていたら、ブラジリア国際空港では、そのときちょうどランディングギアが作動不良になった飛行機が出たらしく、それまで11L、11Rの2つの滑走路で同時離発着をやっていたのを、片方は故障機専用、もう一方にその他すべてを誘導し始め。ひっきりなしにお姉さんから多数の旅客機をさばきはじめていました。

よしよし、このあいだに滑走路みつけちゃおっと、ともう一度探したら、ありました

みなさん、この写真のどこに滑走路があるかわかりますか?

ちょうど発見を待っていたかのように、管制のお姉さんから通信あり。 「PU-XXX(僕の飛行機の識別名)、現在位置を連絡せよ」もちろんすかさず「目的地滑走路直上、管制解除願う」と回答したら、すぐ解除となり。お姉さんは再び旅客機をさばきまくり始めたのでした。なんかいかにも滑走路直上にいるけど、お姉さんが大変そうだから、旅客機との通信が一息つくまでぐるぐる回って待っててあげたよーん、みたいな結果になったのでした。ははは

降下開始。

高度が下がり、滑走路が写真からはみだすくらいになってきました

周回経路を回りながら、ぐんぐん地表に向けて降りていきます

ファイナルレグ。前方に滑走路

ベースレグからファイナル、そして着陸までの動画はこちら

家畜の群れを左前方に見ながらタキシング

畜舎とかの整備も立派で、これぞザ・農場ですね。。。

滑走路端に到着。降りた側の反対から離陸します。

離陸動画

上昇中

乾季のただなかでも枯れない川があり。農場立地の重要な条件です

かなり急角度で上昇中ですが、気流が穏やかで、操縦かんから手を離したまま飛べました

さらば滑走路。ううむ写真じゃ見えにくいな、左上に小さくなっています

水平飛行になったところで、ガソリン残量チェック。胴体内タンクが3分の2を切ったところ(写真の赤丸)で、翼内タンクからの流入コックを開きます。

左右翼内タンクのゲージでこちらも残量確認。左タンクがいつも右に比べ残量が低くなる傾向あり。これは軽飛行機でよく見られる現象らしい。

ついでに自撮り。今日はこの時点で機内が暑めになり。窓の空気取り入れ口を開いたら涼しくなりました。

空気取り入れ口

大農場地帯の上空を行く。まるく見えるのが「センターピボット式灌漑農地」で、だいたい1年に1~2期作、大豆が主力となっています。赤茶けているのは、収穫後か、あるいはまだ種まきをしていないかな、かもしれん。

山脈地帯、といっても岡程度ですが。

いやしかしダスト(塵)がおおいな。地平線がぼやけちゃっています

航空計器とGPS,トランスポンダー。黄色域ぎりぎりの時速100マイルでいいかんじ。でもGPSによる対地速度は73.2ノット、80マイルくらいで、20マイル(時速30キロくらい)の向かい風になっていました。

そうこうしているうち、青い湖と白い建築物のブラジリアに到着。

ホームベース上空へ到着。

周回路を回って、無事着陸したのでした

ホームベースの周回と着陸の動画はこちら

ハンガーまでタキシングしてきて駐機。ご拝読ありがとうございました。

*なお、国際空港でギアに課題発生した飛行機のその後については、新聞などで「ブラジリア空港へ胴体着陸」などの報道はなし。どうやら無事着陸できたらしい。

おまけ

いや暑い暑い!まだ朝9時半なのに、地上は30度近い暑さでした。デッキチェアを風当たりのいい場所に持ち出して、寝なおしました

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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軽飛行機で乾季の高原を飛行

軽飛行機で乾季の高原を飛行

最近、やれ西洋美術史だのやれ不動産投資だの「ふむふむ」と考え込む気難しい記事ばっかりだったので、久しぶりにぽけっと空を飛んだ記事にします。

さて、新型コロナ自粛によって飛行回数が激減しちゃってますが、機材(つまり飛行機、特にエンジン)のメンテとパイロット自身の技量の維持のため、こないだぼくのホームベースから、とある農場の滑走路まで行って帰ってきました。これがコロナ禍とかでなかったら、素敵女子と一緒に観光地(ピレノポリスの記事ご参照)とかにいくんだけどなー。まあいいや。

で、ぼくの自宅のあるブラジリア市内から車で40分の距離にあるホームベースの格納庫に、前日のうちに移動しておき、格納庫内の居住スペースで一泊。

格納庫。左奥の白い部屋が居住スペース。

翌朝6時起床。格納庫内は18度。外気温度は16度くらいかな。。。フライトジャケットがちょうどいい温度です。

飛行機乗りに便利な機能がつまったフラジャケ。

真っ先にピトー管の保護カバーを外します。外さないとどうなるかはこちらの記事→「ピトー管」をどうぞ。

そして、すぐ正副操縦士席の間にあるフラップレバー(ハンドブレーキみたいなやつ)の下にあるメイン燃料コックを開いておきます。

これも駐機中は閉めておき、ガソリンタンクからの圧力がキャブレターにストレスをかけるのを防いでいます。ただし、閉めたまま離陸してしまい、離陸途中でガス欠、落着なんて事故が後を絶たず。ピトー管と燃料計は何より先に!確認するよう自動反射で覚えこむよう努力しています。

ハンガーの戸をあけ放ちます。ううむ開放感がたまらん

8月にしては穏やかそのものの空。木々の葉っぱや、飛行場管理人の家の洗濯物が微動だにせず。

管理人の飼っている犬がのこのこ遊びに来ましたが、おまえなんかかまってやらないよーん、と知らん顔していたら、すねて居なくなりました。

そんなことよりドレンの方が重要です。写真の赤丸の部分がドレン弁で、ここからガソリンを少し抜き取り、水や不純物がないか調べます。

飛行機(Rans Super Coyote,こよーて君と呼んでいます)をハンガーの外に引っ張り出し

いったん居住区内にもどり、電話でAPP(空軍の管制当局)を呼び出します。

昨日のうちに許可をもらっておいたフライトプラン(写真左)の情報を提示して、トランスポンダー番号(管制と通信する際のぼくの飛行機のコード番号となるもの)をもらいます。今日は0433,ということで、チェックリスト(右写真の二―ボードにはりつけてます)にえんぴつで書いておきます。

格納庫の戸締りをして、飛行機にもどります。

おっと、飛行機けん引用アームを外し忘れちゃってた!はずします

これまた、外さないでタキシングしてしまい、地面の凹凸で跳ね上がってプロペラに当たっちゃたら大変!プロペラだけでなくクランクシャフトもやられるので、忘れるのはダメ!絶対!です。(離陸しちゃうと、着陸時に事故は免れないので、くれぐれも皆さんが自家用機で飛ぶ場合はお気を付けください)。

飛行機に乗り込みます。

ピトー管カバーとり外しからここまでで30分。ううむ安物そのものの腕時計だ。

離陸はフライトプランで7時30分、ちょっと時間があるので自撮りしました

   
本来はコンタクトレンズですが、COVID対策で、めがねです

計器のある風景

写真を撮って遊んでいたら離陸時間が迫り。まず電気ガソリンポンプのボタン(上の写真の中の一つです、ははは)を押して、燃料フィルターとキャブにガソリンを送り込みます。

ぽちっとスイッチを押すと、カタカタカタ、ブルブルブル、チチチチ、ぐぐぐぎゅるぎゅるぎゅる、ぎゅぎゅぎゅぎゅ、とだんだん音がくぐもっていきます。ぎゅぎゅぎゅ、まで行ったらスイッチをオフにします。

2週間に1度と低頻度でしかエンジンを回していないため、キャブなどガソリン蒸発してカラになっちゃうので、こうしてガソリンをあらかじめ送り込んでおきます。やりすぎるとがぶるので注意。こういうちょっとしたあんちょこ?がROTAX4サイクルエンジン全般で活用できるので、覚えておいて下さい(航空エンジンです。バイクの方は?です)。

エンジンスタート。暖機運転開始。

この眺めはやっぱり「COMPOSITIONVIII」ですねーカンディンスキーは飛行機乗りだったかもしれん

なんのこっちゃ?脱線でしたすみません

この時点でのエンジン計器はこんな感じ。

上左から電気系当(電圧計)OK,エンジン回転計2500でOK,左シリンダーヘッド180度下でOK,中左から油圧計ちょっと高いけどまだエンジンが冷えてるからOK、油温計OK,バキュームメータはROTAXエンジンでは使用しない(自動ミクスチャーなので不用。コンチネンタルエンジンとかだったら重要です)ので、そもそも接続されておらず数値0でOK。下段は画面から這い出ちゃいましたが、ラジエター水圧、水温計と、右シリンダーヘッド温度でいずれもOK。

この間、ラジオやGPS,航法灯、着陸灯などもONにします。

いよいよ滑走路エンドに進出。画面右の吹き流しが風速ゼロの穏やかな空を示していることに注目。

エンジン全開、離陸します。

ブラジリア市街を左に見ながら、ぐんぐん上昇していきます。4500フィートでAPP(管制)を呼び出し、飛行許可と飛行高度(FL065)、目的地までの直進許可をもらい、今日の大気密度でのFL065に該当する7200フィートくらいだったかな?まで上がって行きます。

水平飛行に移る直前のエンジン計器。離陸・上昇はエンジンに最も負荷がかかる状態なので、注意します。写真ではおおむね温度関連は高め、油圧は低めですが、ぜんぶ緑色内におさまっておりOK。左に見える0433が飛行前にもらっておいたトランスポンダーコード。FL064↑はまだ上昇してるよ、という表示です。

雲一つない青空をのしのし飛んでいきます。

赤茶けた乾季のブラジル高原

航空図、眼下の地形、GPSで機位確認します。対地速度73.3ノットで速度計の対気速度とほぼ同じ、つまり向かい風など無しの微風であること、目的地滑走路まで14分55秒で到達予定、針路328度のところ、機首が327度なので右に1度修正せよ、などの表示がわかります。

さらに6分くらい飛んで、そろそろ滑走路が見え始めるかな。。。でも全然見えてこないな、とのこのこ飛んでいたら、滑走路直上になってやっと気づきました。ははは

上と下はそっくりに見えますが、180度旋回前後の写真です。よしよし、のら牛とかが滑走路上に歩いていないな。。。。

周回経路を回って、下降していきます。

ここから先より着陸までは、両手両足をフルに使うので写真はなし。ごめんなさい。。。

で、着陸直後の写真。

いいぐあいに滑走路端の3分の一地点で接地、滑走路のまんなかぐらいでストップできました。ちなみにここの滑走路は830メートル、アスファルト舗装ですが、なぜかつるつる滑ってしまい。離着陸とも気をつかいました。この地点からでも離陸できそうですが、奥に木が連なっているので、おとなしく滑走路端(つまり木の根元)までタキシングしてゆき、180度転回して離陸することにしました。

で、離陸。こちら側からは、滑走路前方に全く障害物がないことがわかります。

上昇旋回。離陸から180度旋回した状態。

ぐんぐん上昇していきます。

 

この区間では気流がとても穏やかで、トリムを合わせたら操縦かんを離したままでまっすぐ上昇できました

 

副燃料コックを開けて、胴体内タンクに加え翼内タンクも使用。

帰りはFL055まで上昇。計器高度(今日の気圧で計った真正高度)は6000フィートでした。GPSは「マップモード」にして管制とのコンタクトポイント(地点)などがわかるようにしています。

青い湖や白い建物のブラジリアに戻ってきました。市街地の直上は避けて飛んでいます。

 

ホームベースの滑走路に到着。

朝9時ちょっとに着陸。早くも8月の風が荒れくるい始めており、ノーフラップでちょっと揺られながら接地しました。

吹き流し。15ノットくらいでているかな?

 

往復で140キロ、エンジンスタートからカットまで1時間44分でした(実際の飛行時間は1時間20分くらい)

最後までお付き合いありがとうございました。ではでは。。。

Posted by 猫機長
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姓名判断に学ぶ不動産購入の決定的な要点

姓名判断に学ぶ不動産購入の決定的な要点

経験豊富な人がしっかり検討して買った不動産なのに、買ったとたん問題が噴出!「書類や建物を透過して瑕疵(かし)を見つける神通力があったらなあ」なんて声が聞こえてきます。

ジェット旅客機は機首のレーダーではるか先を透過して見えない積乱雲を探知し、乱気流を避けて快適な旅を可能にしています(でも燃料を節約したいときは、あえて雨雲の中をつっきって、がんががん!きゃー!なんてなるときもあります)。

文字通り「立ちはだかる暗雲を事前に察知する」レーダー

業者さんの宣伝文句の裏や、美しい化粧板の裏が実はぼろぼろだった、などの「見えない瑕疵」を透過するレーダーはないのでしょうか。

そこで参考になるのが、レーダーなんてなかった時代に見えない先を探ろうとして先人たちが積み上げてきた知恵があります。すなわち紫微斗数、姓名判断などです。

なんで突然占いが?いえいえ占いとして使うのではなく、現在把握可能な情報をもとに将来起こりうる可能性を確認する、情報の取り扱い方法やアプローチに学び、応用するのです。

そもそも「何のために占う(不動産を買う)の?」に関わる根幹である幸不幸の解明・説明・定義、この根幹に決定的な影響を与える、千差万別な人々の性格や資質といった諸元を分析した恐るべきビッグデータとして活用するのがポイント。かえって占い師の人は嫌がるとらえ方かもしれませんが「将来予測に重要なレーダーとなる情報は目ざとく活用しよう」

ちなみにタロットやおみくじ、花びらを一枚いちまい、みたいな毎回違う答えが出てくるのは、デートで女性とたむわれるのにはよいですが、今回のように因果関係の明確かつ一定した情報獲得が必要な場合にはそれほど使えないので念のため。

今回は姓名判断でいってみます。

姓名判断は、漢字の画数で名前を数値化します。ぼくのハンドルネーム「猫機長」でやってみると

総格は35で、「頭が良く、感受性・創造性の豊かさに加え、表現力に長け、文芸や技術に秀でており」などと判断します。自画自賛ではなく、無料診断サイト(https://enamae.net/)にちゃんとこう書いてました。えへへへ

このくらいだったら、不動産を買うときに、「築何年で、お値段は」みたいな基本の基本です。

で、総格が「大吉」だったとします。

ところが、他にもやれ天格だの、人格だのとあり、そういったいろいろな数字をはじき出してこれら単体の吉凶や、相互に影響しあって発生させる吉凶を検討して、総合的にこれなら、という名前にする必要があります。

不動産もおなじで、資産価値だの住環境だのといろいろな緒元が影響しあうので、見落とさないようにしなきゃ!と皆さん努力されると思います。

まずは立地(ご近所様、駅前かどうか、学校、病院は、刑務所・自衛隊が近くにないかなど)から始まり、新築・中古・戸建・分譲・耐震性・津波・液状化リスク・リフォームや管理費・諸費用や税金、なかなかよさそうだけどでも車庫がないからダメ、でも間取りがいいから買いたい、でもやっぱり収納部がよくないから、水回りはいいのに。。。と次から次へ調べることになり。でも数限りなく出てくるので結局は全て調べつくすなんて不可能で、緻密にすべてを検討して決定したぞー、と買ったら実はすべてにおいて中途半端で住むに住めないなんてケースもあり。

もちろん諸元の知識はとても重要である。ただし、すべて的確に適応しなきゃ!というバイアスがかかってしまうと、細かい断片にしか目がいかず、せっかく現場視察に行っても現物をありのままに見れなくなり、あえなく不良物件を買っちゃう、ということになるのです。

弓道体験のある人はお分かりと思いますが「的を見ようとすればするほどぼやけてみえない。見ようとするこだわりを捨てるとはっきり見えるようになる」というのと同じです。弓道と的の話については「十牛図(見牛)」で記載しているのでご一読ください。

まさにこの辺が姓名判断と同じところで。うろ覚えの知識でやれ総格はいいが外格はだめ、でも人格がいいからこれにしよう。へへんすべての緒元を考慮した完璧な名前だ!と安心していると、その裏に隠された「同格現象」という恐るべき秘密の現象で不幸のどん底に突き落とされることになるのでした。

名前には上記の「表層の画数」のほかに、これらの画数をさらに足し引きした「内画数」というのがあり、この数たちが苗字、名前のどこにどう表れるかで「ナナメ同格」「タスキ同格」などが発生する。同格によっては禍々しい凶兆の暗示となり、「なんとか同格があると、いかに総格(基本の数)が良くても一家離散、大病、事故など逃れられない」なんて震え上がるようなことが書いてあったりします。ははは

総格だの外格だのは不特定多数の初心者でも理解できるやさしい内容で、基本ではあるが表層の知識であって、それをすべてだと勘違いしてしまうからどんでん返しの悲劇が待っているのです。不動産でも同じように、カタログなどの宣伝文句や表面上の数値や情報をすべてと思ってしまうと、後になって「知らなかった」から始まる悲劇に突き落とされるリスクがあるのです。

そろそろまとめです。。。

姓名判断という先人からの智慧を振り返ることで、現代の不動産購入についても次の学びが得られます。

その①、そして最も重要な学びは、「どんな不動産がいい不動産なの?」という問いに、明確な答えが得られること。

「いい不動産」とはスマートな機能が詰まったタワマンでしょうか?それとも風光明媚な田舎の一軒家でしょうか?

占いの智慧からの答えは「住んだ人に、健康、愛情(友情)、お金をもたらす物件であれば、どちらも正解」なのでした。

これは、「健康、愛情(友情)、お金」がどんな人でも幸福を決定する要素であると、幸福の学問である占いが人類の歴史にまたがる壮大なビッグデータの分析によって導き出してくれているからなのです。

その②、不動産を調査するための諸元は確かに存在する。しかし、表面上は分からない「同格現象」のような裏があるということを覚悟しなければならない。

では「同格現象があるような恐ろしい不動産を避ける方法」とは?

これは本物のプロ、かつ信頼関係のある不動屋さんとタッグで購入するしかないと思います。こうした情報は、素人では見分けることが困難な(できないとはいわない)ためです。

で、本物の不動産屋さんを見つける方法、そして不動産屋さんから信頼される顧客になる方法とは?これは「ブラックカード」の記事をご参照ください。

最後に、素人でもできる、不動産を含む投資全般の物件・銘柄決定の秘訣を一つ伝授いたします。

それは、ずばり!「物件概要の印象を正しい距離で把握しろ!」です。ははは

なんじゃいそりゃあ?

「金(ゴールド)投資の神」豊島逸夫さんいわく

『「マーケットは印象派の絵を鑑賞する如く見よ」つまり、モネの睡蓮は近くで見ると絵具の塊にしか見えないが、距離を置くと睡蓮が浮かび上がって見えるもの。細かな統計数字のエクセルばかり見てもダメということ。』

人それぞれなので、皆さん一人一人が自分で把握するしかないのですが、要は弓道の例でも書いた通り「バイアスのない状況で見えている」位置を把握する、ということです。買いたい、買う必要がある、というとそれが雑念となって見えなくなる。

投資用不動産(Financial1.8)なら、普段から「あこのラーメン屋さんは駅前でいつも繁盛してるな」「あれこのカレー屋さんは駅前なのにガラガラだな」とアンテナを伸ばしておく。居住用だったら、ここは学校からは近いけどなんかしなびてる、やだな、と、深く考えないで自然な印象でこれはいい、これはどうか、と見分ける判断力を磨いておく(もちろんおみくじみたいに、日によって変わっちゃう、というのではないしっかりした判断力です)。そうすればいざ買うぞというとき、自然と欲や雑念に曇らされることのない的確な購入が可能になると思います。

ジョルジュ・スーラの印象主義絵画

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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「2040年国民生活破壊計画」

「2040年国民生活破壊計画」

最近、年金破綻はますます顕在化し、その対処として、生涯現役だ!のアドバルーンがマスメディアや識者などのオピニオンリーダーから連呼される世情になっています。

一方で、8050問題、老々介護や、ハラスメントによる引きこもり、出社拒否、うつ病など、まだまだ若壮年人口なのに労働に従事できなくなってしまう人が続出。引きこもりの人は61万人を超え、さらにはミドル層も大量リストラと、生涯現役どころか文字通り路頭に迷う人も続出しています。

こうした矛盾が無視されている状況では、「生涯現役だー!」というスローガンの裏に、何かうさん臭いものが隠されているように疑ってしまいます。

なぜ日本の指導者たちはかたくなに「現役だ!現役でないのは非国民(抜苦与楽)だ!」と、これまでのデフレ経済当時から追い込んできた国民をさらに鞭打つような、出口のない労働に追い込んでいるのでしょうか。

日本より前から人口減少に悩んでいた欧州先進諸国では、外国からの労働者受け入れを行ってきました。ドイツやフランスが典型的。一方新世界の国々では建国時から人口が不足しており、カナダなど、昔から外国人を受け入れ同化することで成り立っている国もあります。

外国労働者を受け入れれば、もちろん摩擦や犯罪も起こります。「おはようラモン」という映画があり、メキシコから不法入国でドイツに出稼ぎを試みたラモン少年が、「アウスレンダーアウト!(外国人は出ていけ!)」の冷たい対応をする人、「乞食であったとしてもすべての人は平等な権利を持っている」と温かく支援してくれる人と交流しながら生活していく、という内容の映画がありますが、こういう混乱を受け入れて行こうというドイツは、ナチス時代に行った差別政策がもたらす災厄を誰よりも思い知ってるのだと思います。ちなみにフランスはもっとちゃっかりしていて、「外人部隊」というのに自国民がいやがる危険な軍務をおしつけちゃってます。ははは

おはようラモン。南米やヨーロッパで話題になりましたが、

なぜか日本語版を発見できませんでした。

本稿では、日本が外国人労働者を受け入れろ、ということは書きません。むしろ、技能実習生(研修生)だといいながら、実は3K労働でこき使われ、ろくに勉強もできないフィリピンや中国をはじめとした若者たちの待遇や、日本人自身も出社拒否、うつ病、引きこもりのない社会にすることが先決(在宅勤務)で、そこでやっと外国からの正規労働者を受け入れることができる土壌が生まれると思っています。

さて外国人は受け入れないことにしているらしい(技能実習生等はのぞく)日本の政府ですが、当たり前ながらそのままでは若年人口の減少と、労働人口減少による生産・利益の激減は避けられない。その対処が、社会保障(退職後の年金)はやめにして、本来は保障を受けられるはずの人々を逆に更なる労働で絞ってやろう。そんな政策が人道的であるない以前に、経済的にペイするのでしょうか。

こうした状況を実質的に傍観している官僚など日本の政策立案・実行者たちは、どこまで無能なんだ。。。。。と思いきや、実は一見無策に見えるこの対応が、日本の官僚の頭の良さを見事に暴き出しているのかもしれません。

キーワードは「2040年」、あるいは「2045年」。

つまり、2040年までこのまま持ちこたえれば、老年人口はそれこそ社会保障をもらえないまま全員過労死して消え去り、急激な非生産人口(被扶養人口)の上昇がストップし、(次に述べるシンギュラリティも作用しはじめ)社会保障が蓄積できる人口構成に回復する。だから、外国からの労働者の導入なんてしなくていい。今働いている成人は死ぬまで働け、耐えられないのは落ちこぼれて上等、電車でもなんでも飛び込んでしまえ。ほんとに足りない分は「技能実習生」で逃げ切ろう。

出展:https://zuuonline.com/archives/207610
というのが官僚の真意なのかもしれません。

2045年のほうは「シンギュラリティの年」といって、AIの知能が人間の知能を追いこすことになるらしい。でも追い越す追い越さないなんて官僚の視点からはどうでもよく、2040年から45年くらいには、機械が労働者の大部分にとって代わってくれる。つまり、生身の人間の労働者なんて大していなくても、企業当たりの利益、とどのつまりは税収が維持拡大できるので、年金含め政府の財布は安泰、という時代になるらしい。

つまり、人口構成の変動とAIによる効率化をすまえれば、今の世代のミドルそして退職できたはずの人たちが、死ぬまで働きさえすれば後は時間が自然に解決してくれる、だから官僚は何もしないのかもしれません。

「働けば自由になる」。ダッハウのユダヤ人強制収容所に表示された標語

さて、芸術家(画家、陶芸家、作家など)のように生涯現役が当たり前の人達もいますし、学校の先生だろうが工場でねじを締めまくっている人たちだろうが、本人が望めば生涯現役の権利はある。そういう意味で橘玲さんと言ったピニオンリーダーが「定年制度はおかしい!撤廃だ!」というのは同意しますが、一方で定年制度を選択制ではなく全面撤廃してしまうと、悠々自適したい人たちまで強制されて全員生涯現役になってしまうというかなりファッショ的な強権政策の国になってしまうと思います。

つまり、いつまで働くか、というのはあくまで国民個人個人の自由であって、本当の文明国であれば、それこそ憲法で保障されている基本的人権についてはたとえ働けなくなっても(働かなくなっても)保証されるべきである。これは、生活保障を受けている例えば貧困女子の人が申し訳ないなんて思う必要のない権利なのです。

堂々と主張すべき権利なのに「人様にご迷惑をかけてすみません」という解釈をするから「ご迷惑をかけないためにはどんなブラック企業でもよろこんで働きます」と、ブラック企業や抜け目のない官僚による「死ぬまで働け」という政策の餌食(洗脳)になってしまうのです。

もちろんこの文章を読んでいるみなさんや、投稿しているぼくの個人個人の力ではとても大規模な改革はできません。でも、「みんなも考えてみよう(学習雑誌のノリ)」。北朝鮮に比べれば天国のように自由で繁栄した日本。繁栄の基礎には、進駐軍(カースト)が教えてくれた資本主義があるのです。戦後高度成長時代の「うまくいった社会主義」つまり「終身雇用の年功序列」が崩れているいま、大本営発表の「死ぬまで働け」に唯々諾々と従ってしまう前に、主本主義の贈り物を活用して、会社や政府なんかに頼らず自分一人の力で生きてみようと思いませんか?

自分一人というのはすべて自給自足という意味ではありません。現在の人類は社会的分業(お金のある世界)なくして生きていけないためです。しかし、それは決して組織や「ムラ」の歯車として「働けど自由になれない、じっと手を見る」という「上司任せ、会社任せ、他人任せの奴隷(労働と報酬)的存在に甘んじる」ということではなく、自らの単独の力で堂々と社会的分業の一端を担うことができるぞ、という意味なのです。

それが資本主義の贈り物すなわち「金利と配当」です。つまり不労所得です。

このブログは、不労所得によるアーリーリタイアをお題としたホームページのスピンアウトなので、ぜひ経済コンテンツをご訪問していただければ幸いです。このHPの情報を活用することで、皆さんの経済的な自由を確立することの一助になれば大変幸いです。

2020年8月6日追記。世界に広がるコロナ禍により、外国人の受け入れについて、防疫がますます重要になりました。考え方として、次の2つに大別できると考えます。

①感染防止のため、入国拒否。まあほとんどの人がこう考えると思います。

②入国希望者に検査、隔離を行い、陽性の人は帰国。陰性になった人に2週間の隔離を行ったうえでガンガン働いてもらい、移民の人も日本も助かるよう措置をとる。

ちなみに、1908年からブラジルは「貧困」という恐ろしいウイルスにおかされた日本人たちを受け入れ、日本人たちはガンガン働いた結果、移民自身も、ブラジルも成功・発展しました。というわけで、日本が②の選択ができるような本物の先進国になることを願っています。

Posted by 猫機長
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実は医療崩壊していた日本:生きのびるためには?

実は医療崩壊していた日本:生きのびるためには?

医療崩壊ってなに?

一言でいえば、医療資源、医療施設、医療体制、医療人員のキャパを超えても、なお患者が押しかけ、多数の人が医療を受けられなくなってしまう状態。

①医療機関に連絡しても掛け合ってくれない。

②対応してもらえたとしても「本当に重症になったらまた来な」と追い返される。患者がどうやって重症かどうかを自己判断するのか?

③高熱でフラフラなのに、入院させてもらえない。よくてホテルとかで経過観察。

④あわれ、①から③を繰り返しているうちに、急変して死亡。

などが起きる状態と理解します。

イタリアなど、あっという間に患者数が激増し、はっきり目に見える形で医療崩壊したケースが典型的。日本の場合はどうだったでしょうか。

実際に新型コロナにかかり、生きのびた人の例をもとに解析してみます。

第1のケース。

Note.comの「人はコロナにかかるとどうなるか」から抜粋。全文はhttps://note.com/yosimizu/n/nafff6785dc12からどうぞ。

「突然、強い倦怠感に襲われる。めまいや立ちくらみも強まっている。熱はどんどん上がり、38℃台へ。

「診療所へ行くと、診察はわずか5分。やはり何もできない様子なので、保健所に直接電話してもらえるよう頼んで早々にその場を辞すことに。」

「(医療機関へ)連絡するも、数百回のリダイアルでも繋がらず。なぜメールを受け付けないのか。翌朝ようやく連絡があり、指定の総合病院まで行けとの事。交通機関を使わず、可能なら自転車で行けと。

仕方なく愛チャリでゆっくり走る。身体中が悲鳴をあげており、普段5分の距離を、20分かけてようやくたどり着く。

その後寒空の下1時間以上も待たされ。流石に体力の限界で、近くでぐったりしていると、ようやく看護師が登場。医師によるテストが続く」

「検査結果を待つ数日間、症状はどんどん悪化していった。頭は朦朧とし、常に息苦しく、食事はほとんど喉を通らず、咳は止まらずリアルに「たすけて」という呟きが漏れる。夜は頭痛と悪寒で眠りにつけず、ようやく眠っても高熱で真夜中に目が覚めてしまい、やむなく解熱剤を流し込んで無理矢理眠る。次第に胸は痛み出し、ついには死を意識する…。」

「 この先どうすればいいのか…。「…大丈夫ですか?」気がつくと電話口から医師の声が聞こえる。「ぜんぜん…だいじょうぶじゃ…ないです…」震え声でそれだけいうのが精一杯だった。」

その後やっと緊急入院。一命をとりとめた、というのは大げさでしょうか。上記を読めば大げさではないとおもいますが。。。。

第2のケース

「一人暮らしで新型コロナウイルスにかかった話」から抜粋。全文はhttps://note.com/r000/n/n815ee4ed473eをどうぞ。

「熱は全く下がらず38.5〜39.0℃の間で推移していた。

保健所に電話をかけたが、通話中で一向につながらない。「新型コロナ受診相談窓口」や「新型コロナコールセンター」にもかけたがどこも繋がらなかった。」

「数十回保健所に電話をかけたが、それでも繋がらない」

「医師から入院にはならずホテル待機もしくは自宅療養になると説明され、それでもPCR検査するかどうかを聞かれた。検査実施が患者に委ねられていることに驚いた。」

「発熱からすでに13日が経過していた。病院で再診察。公共交通機関は使えないので片道4km歩く。堪えた。帰りも歩いて4km。入院用の荷物も背負っていたので家に着いたらヘトヘトで、そのまま横になったら寝てしまった。」

熱でふらふらなのに、8キロを歩いて往復?日本に救急車は存在しないのか?

この人の記録で端的に医療事情を語っているのが

「どこ行ったらいいか分かんない問題

熱が出て数日、保健所の電話が繋がらず、クリニックからも保健所の指示を仰ぐよう伝えられた時は正直どうしたら良いか分からなかった。都のガイドラインを見ても、もちろん電話が繋がる前提で書いてあるし、詰んだ・・・と思った。

発熱している人の受診を病院が受け入れきれない、といった情報も目にする。」

そして、きわめつけが

「5日前に保健所から電話が来て、突然、陽性者は原則ホテル療養とする方針になったと伝えられた。自宅療養中の方が相次いで亡くなったことを受け、方針変更をしたのだという。」

とここまで書けば、もはや明確と理解します。

日本の場合、単に市民レベルへ情報が行きわたっていないだけで、具体的には医療を受けたいのに「数百回連絡してもアテンドしてくれない」医療崩壊に至っていたということではないでしょうか。

ブラジル大統領は「新型コロナなんてカゼの一種。カゼに特別な対処はせんぞ!」と最初からおおっぴら、アッパラパーに対応放棄を宣言していますが、安倍さん率いる日本政府は「世界に比べて死者が少なかった。すごいでしょー!」と自画自賛する裏で、真綿で首を絞めるがごとく、シミジミとめだたないように医療の放棄をしていたということですね。

今後新型コロナ流行第2派が懸念される中、どう備えるのか?(7月29日追記。すでに第2派到来しているという人もいるらしい)

要するに、自衛策を今から講じるしかない。

まず、かかりつけ医がいる人、友人で医師がいる人は、今のうちから「やばくなったら連絡する。そしてその後の手はずはああする、こうする」と調整しておくのです。ご近所さんや友人にはかならず薬屋さん、看護師さん含め医療関係者がいるはずなので、いざというときの体制を今のうちからこうした人たちと個人メールレベルで相談できる体制を作っておく。

今まで病院知らずの人は、近くで頼れそうな病院の情報を今から収集しておく。海外在住の場合、公的医療機関は全然頼りにならない、民間の開業医でも保険を使った診察は何週間も待たされる、というケースもあると思いますが、現金ですぱっと払えばすぐ診察してくれる「医療チェーン」もあり、フツーの人でも払えるようそれほど高い金額でもないので、緊急用にお金を貯め、こうした医療チェーン(海外の場合)あるいは開業医(日本)の情報を得ておく。

つまりは、国民皆保険という言葉に騙されず、今から頼りになる病院・お医者さんの目途をつけておくということですね。。。。

問題は「やばいってなに?どうやって判断するの?」ですが、患者の主観だと「自宅療養していたら急変して死んじゃった」になりかねないので、パルスオキシメーターで肺の状況をモニタし、「SpO2(血中酸素飽和度)値が90を切っています。アテンドしてくれなかったら、突っぱねたお前のせいで死ぬぞ」と具体的数値を示して病院側も断れないようにする。要するに、科学的に、かつ有識者の意見を収集して自分の健康状態をモニタリングできるようにしておこう、ということですね。

こうしたちょっとした事前の相談や工夫が、結局はいざというときの医療関係者側の手間も省くことになるのです。読者の方で医療関係者の人がいたら、ぜひ「平時のうちに非常時への備えを」市井の人々と分かち合っていただければ大変幸いです。

ちなみに、ぼくの場合は、フェイスブックの友達でとても親切な看護師さんがおり。いざという場合の早期投薬プロトコールなど教えていただいています。でも政府指導そのものと一字一句同じ内容ではないので、ここに詳しくは書きません。みなさんも、こうした草の根の防護策が準備できるよう願っています。

もちろん、SpO2値とか、平熱・微熱・高熱などでさえも、がんらいは素人判断で「だいじょうぶ、あぶない」なんて断定してはいけないのですが、上記のとおりPCR検査の実施という、新型コロナ肺炎治療の鍵を握る判断さえ患者自身が決めなければならない状況では、あえて積極的に「自分の身は自分で守る」姿勢が必要であると思います。そしてそれは、なんでも自分で決めてしまうというのでもなく、はたまた医療施設側がアテンドしてくれるまでいつまでもひたすら待つ、というのでもなく、その両極端のどこかで可能な限り実効的な・実行可能な落としどころを見つけるということですね。。。。。

ワクチンなどが実用化するまでにはまだまだ時間がかかります。みんなで巣ごもりなど継続徹底して乗り切ろう!

ではでは。。。

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航空整備に生きるルネサンス美術の技法

航空整備に生きるルネサンス美術の技法

まず、ここでの美術ですが、西洋美術、特に絵画のことを差します。時期的にはルネサンスごろ、つまり人間が世界の中心になってから以後の芸術に焦点を当てます。

東方貿易などでイタリア諸市が勃興してくると、大商人が芸術を仕切るようになり。メディチ家などが有名で、パトロンとして多数の芸術家を育成しました。

西洋美術の特徴を一言でいうと「報道写真」。写真がない時代だったので、絵画がその役割を果たしていました。もともとはキリストや天使とか「聖書の世界の報道写真」だったのですが、ルネサンスになると、パトロンとなる豪商の肖像画とかの広報が加わります。聖書やギリシア神話なども題材にされていますが、表現されている神話の英雄は、メディチ家のだれかさんそっくり(実はそのもの)になっていた、みたいな傾向あり。これが時代が下って新古典主義になると、ナポレオンの肖像みたいに、そのものずばりの「プロパガンダ」が現れます。

ボッティチェリの「東方三博士の礼拝」。メディチ家の新旧当主などが三博士など主要人物になっています。「メディチ家は神に近い存在」というメッセージもあるらしい。

ナポレオンになると一気に世俗的なプロパガンダに。もっと背が低く、ロバに乗っていたという本物とは似ても似つかない、美化された「報道写真」らしい。

つまり、芸術とは、パトロンの意志を絵画等の形で目に見えるようにする作業の成果品ということであり。

そのため、パトロンは画家と細かな点まで打ち合わせて契約を結んだそうな。例えば、

◎題材は聖書の人物。でもその人物はパトロンとその一族を暗示するような描写にする。そして、威厳だのカッコ良さだのをパトロン好みに出すこと(パトロンによって「炎のような情熱を表すこと。カラ元気でもいい」とか「穏やかな、なにげに自然なのにしてほしい」などなど)。

◎そのためには、青絵の具はその辺のスーパーに売ってるやつじゃなくて、シルクロードから持ってきたコバルトを使うこと。赤は。。。。。などなど原料・材料も精密に検討。

◎高価な材料を使うだけに、その使用する分量なども細かく計算した。

こうした細かな取り決めを画家(というより画家の所属する工房)とパトロンの間で、公証人まで入れた契約書にして署名した。

この辺を見事に説明したすごいマンガあり。「レオナルド・ダ・ヴィンチの師匠」(出展:https://www.sukima.me/bv/t/BT0000724131/v/1/s/2/p/4(外部リンクです))

3ページだけ抜粋。

①絵具など綿密に計算されていた

②芸術とは、公証人まで入れた「成果品作成・提出」の契約だった

③芸術が目指していたもの。

この時代では呼び方は芸術家ではあっても、実は「報道写真を作成する職人」という位置づけであり。作成される絵画も、実は芸術作品というより、事前に取り決めあられた契約条項のとおり、パトロンが提示したスペックをすべて満たした手工業製品、だったりします。(なんていうとダビンチさんは「芸術だ!工芸じゃないぞ!」なんて怒るかもしれませんが。ははは)

ここで、飛行機のエンジンとの接点が出てきます。

飛行時間500時間を超え、いつも修理している工場の「炎のエンジン職人のおっちゃん」に完全オーバーホールしてもらいました。

左が真っ二つに分割したエンジンブロック。その後2週間、右のように組上がりました。

左写真の小さな継ぎ手から、右の電気配線、燃料や潤滑油のホース、導管など、オーバーホールでやるべき項目そして部品などのスペックは細かく決まっており、そのすべてを満たした製品が再び組みあがったエンジン、ということになります。

文書としての契約書はこの場合不要です。スペックを全て満たしていないと、エンジンは止まり、死にます。

シリンダー、バルブ等ひとつひとつ摩耗状況が違い。細心の研磨などで均整を取ってゆきます。ちなみに、新品であればよいかというとそうでもなく。やはり微妙なバラツキや、それほど大量生産されるものでもなく品質保証も甘いので、不良品に当たり、返品・交換に大いに苦労するなどがあるらしい。

というわけで、おっちゃんは

◎相当使い込んで、クランク等の摩耗が限界に近付いているけれども、有効限度内なので、適正な油圧システムを維持して「炎のような強烈な上昇と、穏やかな水平飛行ができるエンジンにする」という、パトロンじゃなかったクライアント(つまりぼく)の好み、というより必須条件として提示したわがままな要求にこたえ、

◎そのためには、国産品で堪えうる継ぎ手などは現地調達し、キャブレターのブイなどオーストリアの純正品でないとダメなものは取り寄せる、など判断し。

その結果、組上がったエンジンでテスト飛行した結果

「あれれ、油圧計の針が一定しないでぶれちゃってるよ?」という結果に。

さて、ここからがおっちゃんの本領発揮です。

本当は、クランクシャフトを取り換えたかったのですが「新しいエンジンを買うより高くなっちゃうぞ」というのがあり(輸入税や、輸送料、そして為替差損などがのしかかるため)。おっちゃんいわく、「交換しない。今のままで新品以上のエンジンパワーを引き出してやる」となり。摩耗状況はもちろん規定範囲内だったのですが、ピストン、バルブ、ヘッドなど、空気取り入れ口のすぐ後ろで冷気の当たる1番、3番ピストンと、暖まった空気しか行かない2番、4番では摩耗状況も違うため、潤滑油がこれら全ピストンに過不足なく回るために最適な油圧を設定する必要が生じました。

つまり、油圧ポンプの設定で、圧力が高すぎれば摩耗の少ない、つまり部品間のスペースが狭い部分で油圧が高くなりすぎ、オイル漏れそして焼き付きに綱がり。逆に低すぎると、摩耗して部品間のスペースがひろがっちゃっているところで油圧が足らず焼き付いちゃう!というのがあるため、おっちゃんは少しづつエンジンを回しながらオーバーホールの足りない部分は旋盤などで修正し(あるいは専門の旋盤工へもってゆき)、おっちゃんでしかできない均整の取れたエンジンを作り上げたのでした。

まさに「受胎告知」の絵が、お題は同じでも画家により出来栄えが違うように、エンジン整備も、仕様は同じでも出来栄えは違うということである。これがダメな画家じゃなかった職人だと、均整どころがエンジンをダメにしちゃうのですが、おっちゃんのばあいアンジェリコないしダヴィンチ級に仕上げるから大したものです。

ダヴィンチの受胎告知

お題は同じ「受胎告知」。フラ・アンジェリコのバージョン

ただ、今回は油圧がふらついちゃう、というのがあったので、おっちゃんは追加の謝金も取らず、試験飛行で指摘された点を修正すべく3度4度とエンジン調整を行い。

油圧計。取り換え前

回転計の時と同じく、計器そのものがヘタレかかっていたので交換。ところが油圧センサーとの相性が悪く、センサーも交換となりました。こう書くとあっさりしていますが、おっちゃんは予備で複数持っているセンサーや計器を付け替えひっかえ、ついに修正にいたるというかなり苦難の道のりでした。

でも、これでエンジン自体は問題ないと立証できたので一安心。

油圧計を変えてテスト飛行。油圧が僅かに低めですが、ラジエターの水温、水圧、油温、シリンダヘッドなど、他のすべての計器がばっちり緑色域に入っているので、エンジン自体は快調であることがわかります。

オーバーホール前は、滑走開始からエアボーンまでちょっと時間がかかるな、だったのですが、おっちゃんの手にかかり、アイドリングはぴたりと1600回転、全開にすると5300回転に行っちゃう!ので、スロットルを全開から指幅半分くらい残した感じで5200回転に抑え、それでもあっという間に離陸、上昇するようになりました。(その後プロペラを調整して全開で5150回転に整備しました。でもこれは後日談)

おっちゃんに電話

「おっちゃんにかかると、このエンジンは古くなるほどパワーアップだ!すごいぞ!」

実はこのほかにキャブの調整もあったのですが、それは別記事にさせていただきます。

ではでは。。。

乾季のブラジリア

Posted by 猫機長
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あなたには生涯現役で働ける職場がありますか?

あなたには生涯現役で働ける職場がありますか?

コロナ禍は終わっていないけれど、外出自粛勧告も解かれはじめ、会社の日常も戻りつつあり。安倍さんがこっそりブラジル大統領の真似をしているというわけではないことを祈っています。

というわけで、日本の労働者はサラリーマンも工場ワーカーの人も、年金制度の危機という日常に改めて直面することになり。

最近の日本のマスコミなど論調を見ると、「生涯現役だ」というのが疑いようのない常識であり、疑う人は「貧困老人だぞ!」という恐怖の呪文で脅される状況に。

怖いのは、オピニオンリーダーたちが不特定多数の国民に流布している、労働やお金に対する倫理、姿勢や態度についての「大本営発表(泉)」に対して『黄金の羽の拾い方』などでアンチテーゼを発信していた橘玲さんまでが「投資だけでは生きていけない!生涯現役だけが老後安心の道だ!」などと言い出しており。(ネタバレはできないので「日経マネー特集セレクト」でぐぐってください)

あれれれーきょうびの日本では「生涯現役!米英撃滅!」とでも叫んでいないと憲兵隊に引っ張られるようになってしまったのでしょうか?

ナチス政権では「人種は差別するもの」が常識だった。

「無理が通れば道理が引っ込む」

でもまだまだ日本は自由国家であり。橘玲さんもMSNの別記事(「まず1億円ためて自由になる-だから楽しく長く働ける」)では、堂々と経済的自由達成は可能ですよーと教えてくれています。この記事の一文を引用:

『投資などを通してお金の悩みから自由になる「ファイナンシャルインディペンデンス(FI)」に到達することが重要なのです。目安は資産が1億円です。お金の心配から自由になれば、苦痛でしかない会社を辞め、自分が好きなことを仕事にできます。』

さてさてこの記事を読んでいる皆さんは、橘玲さんの

①働かず投資だけで生きていくのは無理(日経マネー記事)と

②投資を通じて自由になるFIに到達できる/お金の心配から自由になれる(MSN)

で、逆のことを言ってね?という疑問が生じなかったでしょうか。

しかし、投資の世界で日本を代表する識者の一人である橘さんが、無意識にこうした相反する発言をすることはないと理解します。個人ブログの私的な意見ですが、まさに発言①②の受け取り方と活用で、「上級国民になれるか、下級国民に転落か」が分かれるとおもいます。

要するに、①は巨大な世論の大波に同調して、真実かどうかはともかくみんなが言っていることに識者としても同調している、いわゆる一つの公的見解ですが、実は②こそが「本物の情報を知っている本物の識者」が「分かる人だけに提示」してくれている本音、ということだと思います。

②のMSN記事には「働くことで社会とつながりを持ち、承認要求を満たすことも幸福の重要な要素」「FIを達成した後は、好きな仕事をして社会と関わればいいのです」なんて書いてあり。要するに働くのは社会と繋がることが主な目的で、働かないと金銭的に成り立たなない(生活できない)なんてことはありませんよ、と示唆してくれています。ははは

ちなみに、報酬と労働を切り離して「好きな仕事をする」というお題については、このHPの別記事「労働と報酬」や「生涯現役という生き方」などに書いたものと共通するものあり。お読みいただけると嬉しいです。

一方、「生涯現役」が成り立つためには、「働こうと思えば死ぬまで働ける職場が必ずある」という前提条件が必須です。

さて、日本ではこの前提条件は成り立っているのでしょうか?

終身雇用。でもすたれつつあるぞ?

派遣社員問題。ようするに雇用の保証はされていないのですよね。。。。

アルバイトや不定期雇用で何とか頑張る人も多数。アルバイトになれずニートになってしまう人も多数。

『儲かっている企業も中高年をばっさりリストラ』→マネーボイス「ついに始まった45歳以上の大量リストラ」より。

派遣社員と正社員で仕事人としての能力に差があるわけじゃなし。でも待遇は全然違うんですよね、というところから始まり、正社員同士でも生き残りをかけたブラックな世界(洗脳)が広がっており。

要するに「生涯現役になりたくても、リストラだのなんだのであっというまに無職です」というのが現実ではないでしょうか。

そういう現実があるからこそ、本物の識者は上記②のように「無職になっても生きていくすべ」について、「巨大な多数派言論の波のなかでも目立たないようにうまくオブラートに包んで」教えてくれているのです。

ここまで読んで、へへんぼくはハーバードのMBIを卒業してエリートコースまっしぐらだから関係ないよーと思っているすごい人もいると思います。でも、そういう人には「もはや優秀であるかないか以前に、人間よりローコストで著しく生産性の高いAIが思考活動の領域へも進出しつつある」「ベーシックインカムやブロックチェーンは日本にとっても他人事でなくなってきた」という警笛?を鳴らしておきます。

ぼく自身の経験では、経済的自由の達成は可能です(でも労働所得を手放すのも怖く、リーマン続投しています、ははは)。そして、経済的に自由になったらどんな感じで社会と繋がれるのかなーという例として「田舎暮らし」や「飛行機生活」の記事をご参照いただけましたら大変幸いです。

終電まで頑張るサラリーマン。でも翌日にはリストラされる決定が上層部でなされていたことは

知る由もなかったのだった、なあんて。。。。

ではでは。。。

 

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ランディングギア修理(新型コロナから小休止②)

ランディングギア修理(新型コロナから小休止②)

ねこもしゃくしも新型肺炎、このブログも毎週コロナ情報ですが、今回は今一度小休止してリフレッシュ。コロナ前の自家用機メンテのお話です。

―O―

久々の飛行機いじり。修理というほどでもないのですが、タイヤのローテーションをした際、車軸と主脚柱を接続しているねじの穴が摩耗して車軸がぐらぐらしていたので修正しました。

まず、タイヤのローテーションってなに?

下の図のとおり、主脚のタイヤA,Bは地面に直角ではなく微妙なキャンバー角で地面に接地しています。このキャンバー角の分だけタイヤのすり減りが偏るので、まだすりへっていない側が接地するよう取り換えます。その後摩耗が進み全体的にトレッドが見えなくなっちゃった!というところまで行ったらタイヤそのものを新品に交換します。

ちなみに、今回の点検では、機長側のタイヤがより多くすり減っていたので、単にタイヤを「ひっくりかえす」のではなく、文字通り左右ローテーションしました。

というわけでスパッツを外し、ホイールごとタイヤを外します。

軽飛行機のタイヤいじりはホイールを分解してタイヤチューブを引き出したうえで上記のとおりA,Bの位置がえを行います。自動車と違い、着陸のショックを吸収する飛行機のタイヤはチューブレスでは具合が悪いらしい。というわけで、タイヤチューブがタイヤとの摩擦で破けちゃわないように、ベビーパウダー(写真でタイヤのに横ある白、青、黄色の筒)をまんべんなくチューブとタイヤの双方に振りかけておきます。これで赤ちゃんのお尻みたいなすべすべチューブになりました。うふ

左から、ホイール、タイヤ、タイヤチューブ、組み上げ後の断面。

(Jorge M.Homa 著「Aeronaves e Motores」より

さて、タイヤのほうは予定どうり交換終了。でも、ジャッキアップしたら、車軸と主脚ビームを結合する部分がぐらぐらしていることを発見。

写真左の赤丸が結合部分。右のねじが通っている穴が削れてぐらぐらしていました。

このままほっておいたら、ねじに負荷がかかりすぎて、着陸時にばきん、なんて車輪が飛んじゃう可能性があるので、直すことに。

こうなったらたいへん

早速車軸をビームから抜き出します。

写真左、赤丸がねじの通っていた穴。この穴が削れて大きくなってしまい、ねじが中で泳いでいたので、写真右矢印のようにアルミ片で作成したキャップ?をねじ込みます。

一方、ひび割れが懸念されたねじは全然OKでした。あーよかった、航空機用のねじなんてブラジリアで売ってませんからね。。。。。

もちろん車軸交換なんてなったら大手術で、お金がいくらあっても足りないぞ!というわけでアルミキャップ挿入がうまくゆきほっとしています。

ちなみに、タイヤのお値段は1本でふつーの乗用車のタイヤ1本とおなじくらい。問題はタイヤチューブで、タイヤの倍かかる上に、なぜか不良品が散見されて、業者に「ふざけんなゴルあ!返品じゃー!」というケースがぼく自身でも発生してしまいました。でも業者のほうでおとなしく交換してくれました。

というわけで、今回修理で殊勲のアルミキャップはどこから入手したのか?実は航空アルミではなく、上の写真のペンキ缶のふたや、ビール缶などでいろいろ試して、これがいいね、とどちらかは忘れちゃいましたがぴったりフィットしました→なあんて!読者のみなさんここに書いてあることのすべてが本当とは思わないでくださいね?もちろんフェイクニュースはありませんが。

自家用機「こよーてくん」。こんな飛行機です。

そして、意外に人気の飛行中の写真。こんな感じで飛んでいます

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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田舎暮らし②(コロナ記事からちょっと小休止)

田舎暮らし②(コロナ記事からちょっと小休止)

小休止と言いつつ。まずは新型コロナウイルス対策について、日本でもいよいよロックダウン、巣ごもりが本格化かと理解しています。

一方で、最近のニュースでは

「新型肺炎は、上気道(喉から上の風邪のような症状)を犯す類型と、気管支から下のすなわち肺炎を起こす類型があるが、これらの2類型からの分岐や各類型の劇症化などの変異は幸いあまり報告されていない(消化器に炎症を起こすという報告はある)」

「欧州では最悪人口の80%が感染する恐れがあり、これは実は世界中でも同様の趨勢である。しかし、幸い重篤になる例はいまだ僅少である(ただしぼくやあなたがどうなるかはわからないので、しっかり巣ごもりして感染から逃げましょう)」

「今後の趨勢は、こうした『80%』の人々が軽症で治っていくに従い、「集団免疫」が生まれ、その後のCOVIDウイルスの拡大を押さえることが期待される(治った人の維持する抗体にさえぎられて、ウイルスはこれ以上伝染・伝播できなくなる)」

など、収束に向けた明るいともいえるニュースもちらほら聞けるようになってきました。

心強いのは、人類の行く手を無慈悲に示す市場の状況がL字型で暴落ストップしつつあること。これは、パンデミックによる暴落は防げているという(パンデミックは収束に向かっているという)かすかな希望を示しているとおもいます。。。。

でも、実体経済の破壊と影響はこれからなので、実体経済による暴落はありえます。というわけで、ぼくは4月のリートたちの配当は再投資しないで現金で維持しています。「キャッシュ・イズ・キング」。

いちおうここまででコロナ関連現状報告終わり。

ちょっと小休止して、飛行機乗りの週末ライフについてまたまた記事掲載します(飛行機格納庫の整備についてです)。実はこの記事を書いたのは1月の初めで、コロナの「こ」の字も知らない状況でした。巣ごもりで家を出れない今、この記事の田舎暮らしに早く戻れたらなー、と思いつつ皆さんにお送りします。

― O ―

さて、以前の奮闘が功を奏し、なんとか雨漏りも止めることができ。引き続き格納庫の整備をすすめます。

机にはしごをのっけてなんとか屋根裏の修繕をしました

今回は居住区角の改修。前オーナーから引き継いだ状況では、天井などかなりぼろっちくなっており。

さっそく管理人かつ修理工かつ農夫のお兄ちゃんを雇い、でも雇っているのか共同で土方になっているのか、要するに社会的分業の全くぼやけた(お金がある世界)自給自足的なDIYを開始します。

まずはグラインダーで亀裂のある部分、はがれかけている部分を徹底的に削りとり、石灰と壁用パテで埋め、乾いたらまたグラインダーの繰り返し。でも2回ぐらいで凹凸なくきれいに仕上がり、ペンキ塗りへ移行できました。

一方で、ホームセンターへ行き椅子や机、棚や照明器具など購入。

週末のDIY。3週間ぐらいで修繕できました

左下の黄色い枠構造物は折り畳みベッドです。

引き続いて電気系統の修復。

コンセントも少ないので、電線など買ってきて自分で配線延長します。ちなみに上の写真のペンギンくんは常夜灯です。

完成後はこんな感じ。写真左の白い部屋が今回のDIYで修復したもの。

左奥はトイレ兼シャワールーム。

部屋の中からの眺めはこんなかんじ

格納庫すぐ裏で、蛇の抜け殻を発見

ぼくの身長より長いやつでした

そして、土日の早朝はこんな感じで飛んでいます(レディオ空港)。

雨季のブラジリア。緑の地面が目に沁みます。

飛行機遊びの軍資金は、金融資産投資からの配当収入(収入の川)が主となっています。こうしてのこのこDIYごっこで遊んでいたり空を飛んでいるときでも、リートや債券(株とリート)がお金を生んでくれているので助かっています。

ではでは。。。

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日本からでは見えない新型コロナ問題の解決:本質はどこに?

まず、4月3日時点でみつけた「ニューヨークの新型コロナ肺炎」についてのリンクを貼っておきますので、見ておいてください。

(外部リンク)

新型コロナウイルスの病理的な側面については、これまで「コロナウイルスの隠れた凶暴性」の記事などに書いてきましたが、その当時に比べ著しく凶悪化が進んでいるようです。まさに同記事で有識者の大学教授が懸念した「変異」が起きつつあり、強健な人、若い人でも「せいぜい7,8時間で」急激に悪化する、という情報がちらほら入ってきていますので、皆さんも巣ごもりなどで「3密」をさけ、ぜひ健康・安全第一で行動ください。

今回の記事は、そもそもなぜこのような世界的伝播が起きてしまったのかということについて日本からでは見えない国際大規模農業ビジネスの側面から書いてみます。

さて、先進国、新興国ともに都市封鎖、ロックアウト、自宅勤務、までいかない国でも集会禁止、商業は停止の状況で、町はゴーストタウンと化しています。

いよいよ世界は終わってしまうのでしょうか。いやいや全然そんなことはないのです、ははは

都市部こそ前代未聞の緊急事態ですが、ちょっと離れて農村部に行けば、全然普通の生活状況、生産状況だったりします。

世界諸国では小規模農家でも20ヘクタール(田舎暮らし)、大規模となれば3000ヘクタール(農業エキスポ)なんてふつーにあり。空調完備の操縦室をもつ巨大トラクターではるかな地平線を見ながら作業している人からみれば、「人と人の間隔を2メートル以内に縮めないようにしましょう」どころか、周囲300メートルはだれもいない、寂しいな(Niquelandia)、というのが日常です。

というわけで、幸いながら世界の食料をになう大規模農業はいままでどうり生産しています。

ちなみに、米国と世界の大豆供給を2分するブラジルの大豆生産は今年は12%の増産が見込める状況にあり、主な購入者である中国は、うはうは!と大喜びです。

あれ?中国?

中国です。

さて、ここからがコロナ騒動の大規模農業ビジネスから見た本質です。

中国の農業生産は限界に達しており、10億中国人民の胃を満たすためにはブラジルはじめ農業国からの輸入が必須ですが、近年のコモデティーの高騰で中国経済は圧迫されており。

一方、HUAWEIだのチベットだの、米国との制裁合戦は、実は誰のためにもならないことは分かっていながら降りることができないチキンレースと化しており。これも中国経済を苦しめている。

こうした状況などなどから、中国経済は恐ろしいスタグフレーションつまりインフレとデフレが一緒に来る事態が懸念されていました(参考資料はこちら『いよいよ「スタグフレーション」が警戒される中国経済(第一生命経済研究所―外部リンクです)』))

この状況で新型コロナが発生。

武漢封鎖から始まる一連の措置は、経済的には無理やり消費を冷却した形となり。中国のインフレ圧力の重要な部分を取り除くことができたらしい。

また、ドルが暴騰(というか新興国通貨が暴落かな?)し、ここ2週間(3月中旬)でブラジルの通貨レアルも25%の暴落なので、為替差益を利用して生産・貿易する側も青田買いで買い叩かれようが、ディスカウントしてでもここぞとばかり中国に売りたい。

一方人民元は(為替介入などちゃっかり中央集権な施策で)ここ1か月あたり1ドル7.04元から7.06元で、ぜんぜん変化していない。つまり、ブラジルの大豆を、いくらでも安く買える状況になった。

こうした中国のちゃっかりした儲け方は、実はアメリカにとっても有益でありこそすれ害にはならなかったりします。

上記のとおり米中のチキンレースはがっぷり四つの抜けるに抜けられない泥仕合と化しており。

一方、米国経済自体が「11年来の上昇相場」と、見てくれはいいがしかし実態は一連のQE緩和やマイナス金利など、つまりはヘテロドックスのけれん技を出しまくって取り繕った「張り子の虎」であり。近い将来破裂・クラッシュは避けられない(ソフトランディングはありえた)状況だった。

ここで新型コロナが発生したため、あれよあれよという間に市場経済がクラッシュ、1929を超すかもしれない大暴落が「始まってくれた」状況になりました。

さて、ここからは、いわゆる一つの陰謀論になってしまいますが、楽しいフイクションの中にも実は真実が?というかんじで読んでいただくようお願いします。

上記もろもろの問題を抱え、解決策を考えあぐねていた中国共産党政権。

そんな時、武漢で謎の新型肺炎が発生。天性のエコノミックアニマルである中国は、一瞬にしてその経済面での影響を悟り。

悟ったがゆえに、新型肺炎の危険性を指摘した医師やジャーナリストなどを、おもわず処刑しちゃった。そして政府見解発表「別にへんことないよ」

しかし、その後良心の呵責が。「あああでも世界のためにやっぱり食い止めなくちゃ!」と武漢を封鎖したが、すでに遅し。

その後の世界への伝播についてはみなさんご存じのとおりです。

一方米国のほうでも、インフルエンザが猛威を振るっていたし、誰のせいでもない原因で市場クラック、再スタートできることは悪いことではない。そもそも中国は米国ひいては世界経済の重要な資本主義(的)パートナーであり、長い目で見れば中国の経済回復は世界にとって必須である。

ということでこちらもやはり思わず対応が鈍ってしまった。

結局、新型コロナ問題は、世界の農業ビジネスによる米中超大国の利害を抜きに解決には持っていけないということですね。でも個人的には米中とも得するところは十分トクした(無理なく経済減速を説明できるスケープゴートを見つけたという意味も含めて)と理解しており。無数の人々の生命に甚大な危険をもたらすパンデミックをおもちゃみたいに使うな!とっとと(主に米中が)ワクチンでもなんでも開発して収束させろー!と思っています。

ううむ陰謀論で遊んでいたら記事が散漫になってしまった。

この記事の要諦を書いておきます。

新型コロナという前代未聞のグローバルな産業破壊によって、食糧生産・貿易の世界バランスがリセットされたが、一方でパンデミックによる都市活動の崩壊が発生した。そして都市生活者の労働のあり方に、血も涙もない恐ろしい変革が起きつつある。その変革とは:

◎新型コロナ以降は、これまでの労働に関するパラダイムが粉砕されていきますよ

◎会社という物理的な存在から在宅勤務への移転が、一時的であれ現実になった。つまり、IT・AIが仕事に占める比率が拡大していきますよ(AIに仕事を取られていきますよ)

ドローン搭載の医療検知ロボットで、医師を危険にさらさずに

感染症の診断が技術的には可能になっている。(医者いらずになっている)

AI、ブロックチェーン、ビッグデータなど、技術革新は労働にも革命(尋牛)をもたらす。

◎「生涯現役(つまり死ぬまで労働の機会は存在し続ける)」とか、「労働をすれば報酬が得られる」という「大本営発表」をうのみにせず、雇用主に頼らない生活を実現した方がいいですよ(労働崩壊が起きますよ)

そして、労働崩壊に備えた生活へのキーワードが、①不労所得、②ベーシックインカム

ですかね、ぜひ本ホームページの経済コンテンツをじっくりご覧ください。

最後に、陰謀論ではない現実の農業コモディティー生産にかかる現状について、ブラジルの状況をリンクしときます(でもポルトガル語です、すみません。外部リンク)

ではでは

 

Posted by 猫機長