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アルマダの戦いにみるビットコインのゆくえ

いやいやビットコインが上昇して、投資家のみなさんが狂乱していますが、はたしてそのゆくえは?というところを、恐ろしい史実をもとにひも解くことを試みます。

今回取り上げるのは、「アルマダの戦い」

1588年の7月末から9月末にかけて起きたイギリスとスペインの間の一連の海戦であり、世界の覇権を競った両国のパワーバランス転換を物語る画期的な出来事でした。

パブリックドメイン

 

 

といっても日本人のみなさんにはピンとこないですよねー

日米の太平洋決戦すなわち珊瑚海、南太平洋、ミッドウエー、マリアナなどで起きた一連の決戦が、英仏海峡の要所である、プリマス沖、ポートランド沖、ワイト島沖、グラヴリンヌ沖で起きた、というふうに書けばちょっとはわかりやすいでしょうか。

当時は空母や飛行機なんてないので、ガレー船、ガレアス船やガレオン船、すなわち海賊映画に出てくるみたいな船。

英国に至ってはドレークという正真正銘の海賊がハワードという貴族と一緒に総指揮をとっていました。山口組の組長と警視総監が一緒になって駐車違反の一斉摘発だ!みたいな感じだったらしい。

英国側227隻、スペインは「無敵艦隊」130隻で対決。なんか数量では英国が圧倒していますが、小さなのが多いとか、格という面では同等だったらしい。

結果から先にってしまうと、以下Wikipediaからの引用の通りで

イギリス
戦死50–100人
戦傷400人戦病死:
数千人
スペイン:
戦死600人以上
戦傷800人
捕虜397人
遭難と戦病死:
死者20,000人

 

 

英国側の圧勝でした。

イギリス側はおおむねガレオン船で構成。画像は「トライアンフ」

Triumph 1562 001

 

 

スペイン側で本国に帰還できたのは67隻と半減してしまったのに対し、イギリスは1隻も失なわず。

どうやってイギリス艦隊はスペインの「無敵艦隊」を壊滅させたのか?

イギリス人のいつものやり方で、開戦前に情報を収集し、画期的なイノベーションを駆使して優勢な敵をやっつけた。

突然第2次大戦を引用しますが、例えば「英国の戦い」では、当時まだビットコインもびっくりの、得体のしれない新発明であったレーダーを国土の要所に設置し。ドイツ爆撃隊の進路を事前に察知して効果的に戦闘機隊を展開しましたが、アルマダの海戦でも、ぱっと見は優勢な無敵艦隊の弱点を事前に見抜いてボコりまくり、見事勝利を手にしました。

 

 

Early warning

英国の戦いにおける早期警戒体制

 

 

勝利のポイントは。。。。

◎「帆の最大活用」:当時の軍艦と言えば、ガレー船といって何十人もの人が漕ぐというやつが主体だった。レパント沖の海戦等の前例において、波の穏やかな地中海でガレー船による機動の威力を身に染みて知っていたスペイン人たちが、オール(櫂)でこぐことができない、風まかせの船なんて。。。と思うのも自然と考えます。

レパント海戦当時スペインのガレー船の一例。

https://infographics90.com/en/how_they_use/galley-warship

 

 

がレー船を発展させたガレアス船。

https://thehistorymanatlarge.blogspot.com/2011/04/16th-century-galleass-of-spanish-armada.html

 

 

しかし、イギリスの方は、当時の高等先端技術であった「帆」をうまく使えば、ガレー船よりもきびきびうごけるぞ!という手ごたえを得ており。大航海時代のナウ(キャラック)船を発展させた、大砲多数積載かつ帆走に適したガレオン船を投入しました。

なんとなく、ノモンハンや中国上空での経験から格闘戦至上に凝り固まってしまった日本と、よりどりみどりの強力なエンジンを裏付けにした一撃離脱を導入できたアメリカみたいな感じですねー

ここでの強力なエンジンが「風」なのでした。

地中海と違って、英物海峡は海峡ですが外洋であり、波も荒ければ烈風もすさんでおり。

言い換えれば、この烈風を受け切り、使いこなす装置があれば、それだけでも相当な優位に立てたということである。

その装置が「帆船」。

実はスペイン側もうすうす気づいており。「漕ぎ手の上層部に大砲を配置した帆船とガレー船の混合型ガレアス船を導入(Wikipedia)」して艦隊の主力にはしたのですが、どっちつかず、欲張りすぎの設計では防弾設備が皆無となりグラマンに撃墜され、じゃなかった、ともかく実戦では重心のすわりが悪く荒波で安定できないなどが露呈し、成功できなかったらしい。

速度、航続距離、格闘性能など欲張りすぎた零戦。傑作機ではあるのですけど。。。。

https://i.ytimg.com/vi/xoop9o9nUIM/sddefault.jpg

 

 

◎大砲の活用:この当時の常識と言えば、ともかく船体を敵船にぶちあて、どわわわーと水兵が敵船に躍り込みチャンバラで勝敗を決するという、要すれば元寇の時に鎌倉武士が小舟で元の軍船に押し寄せていったのとあまり変わりがなかった。ただそのためには、敵艦が逃げないように停止させる必要があり、「数発で敵船の動きを止めて従来の接舷斬り込み戦法に持ち込むための、重量の大きい砲弾を放つ、威力は強いが短射程のカノン砲や全カルバリン砲が多用されていた。また、接舷切り込み直前の接近戦で人員殺傷を狙うため、ペリエール砲以下の軽砲が搭載砲約2,500門の3分の2を占めていた(Wikipedia)」

英国側は、「大砲の95パーセントが、軽量弾を放つ長射程の半カルバリン砲で、砲戦で終始主導権を握る展開へとつながった(Wikipedia)」とあり。

カルバリン砲。徳川方が大阪冬の陣で使ったらしい。

https://ameblo.jp/dodongo-neroga/entry-12687429792.html

 

 

要すれば、刀をぶんぶんふりまわす侍を、ストリートチルドレンが4メートル先からピストルで撃ち56すみたいな感じだったらしい。

インディジョーンズでも似たようなシーンがありました

 

 

ここまで書けばもう明らかですが、要すれば、英国は「相手の間合いより遠くから火砲でやっつける」という、現代では常識ですが、当時ではまだわからなかったかも?という法則を見事に導きだし、実行しました。当たり前すぎて法則と言えないかもしれませんが。

この結果、イギリス側は無傷で生き延び。

一方でスペイン側には130-67=63隻という甚大な撃沈被害を与えた。。。。のでは、全然なかったのでした。

実は、撃沈されたのはたったの11隻にすぎず。

両艦隊は、プリマスあたりからダンケルクに抜ける英仏海峡を連戦し。

Routes_of_the_Spanish_Armada.gif (415×756) (wikimedia.org)

 

 

確かに、グラヴリンヌ沖(Gravelines)に差し掛かるころにはスペイン側は11隻がやられ、劣勢になってはいた。

しかし、勝敗を決したのは、人知を超える大自然の猛威だったのである。

上記の図を見れば、グラブリンヌから折り返してポートランドまで帰ろうか、というのが自然と思います。

たしかにイギリスが通せんぼするでしょうが、この時点ではイギリスもスペインも相当に弾薬を消費しており。イギリスが肉弾戦を避ける以上、組まずほぐれずで、スペインまで帰れるんじゃね?

と思ったら、海流や風向きの問題があり。

結局、イギリスの北をぐるっと迂回していくしかなくなってしまったのでした。

「悲惨な運命が待っていた。無敵艦隊の航海士たちはアイルランド周辺の海岸線についてまったく無知であり、多くの船がここで難破して沈没し、上陸した乗組員たちも土着民やイングランド兵によって虐殺された。

溺死や餓死、そして虐殺された犠牲者は戦闘によるものよりもはるかに多く、スペイン無敵艦隊の半数だけがスペインに帰還できた(Wikipedia)」

結局、スペイン側の損害のうち、実に54隻が難波だのなんだので、戦闘による喪失ではなかったのでした。

Routes_of_the_Spanish_Armada.gif (415×756) (wikimedia.org)

アルマダ壊滅の現実。

 

 

確かに、英国はクレバーにイノベーションを導入し、スペインを撃破。海戦における損傷でスペイン側の難波が増大したのは事実だが、じかし趨勢を決したのは、決して人間のこそくなちまちました努力なのではなく、荒々しい外洋の疾風怒濤という、人間ではコントロールできない恐るべき神の配剤によるものであったということに配慮すべきと思います。

さて、ビットコインですが、最近やれ上がっただの下がっただの、今後はいつ4万ドルだ、それにはデッドクロスだのなんだのというテクニカル分析華やかなりですが、本当の値動きは、米国スポットETFが認可になる、という海峡の出口から、いよいよ外洋でもみくちゃになり、仮想通貨も法定通貨もへったくれもない世界経済の転換という疾風怒濤に乗って、壊滅ではなく、いよいよ10万、20万の大台に乗っていくものと理解します。

めちゃくちゃこじつけそのものの記事でした。

ビットコインとかなんとかより、面白かったね!と言っていただければ成果達成です。

ご拝読感謝。ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長
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 墜落したお話(ぼくじゃないよ)

世界のさいはてブラジルのそのまた最果てブラジリア、さらにその果てのソブラジーニョ・ドス・メ―ロスという「だあれも知らない、知られちゃいけない」宇宙のかなたにある飛行クラブで、土日は軽飛行機を操縦してその辺を飛んでいますが、ときどきクラブのパイロットたちが集まってバーベキューをやることもあり。

最果ての飛行クラブ。

 

 

そんなときに、それぞれ「エアラインと混じって有名な空港へ降りたよ!」とか「素敵女子とブラジリア近辺の観光地に行ってきたよ!」 などのお話に交じって、「戦闘機にスクランブルされて、死ぬかと思った」みたいな要注意なのや、「乱気流に煽られて翼がふにゃふにゃ揺れてた」とか、ついには「ブラジリアの湖に墜落しちゃった」というのさえ出てきちゃいましたので、記載します。

落っこちたパイロットですが、もともと空軍の飛行機乗りで、早期退職か?あるいは軍隊の退職年齢がもともと低いのか?それほど年取っていないのに、リタイヤちっくにのしのしクラブをほっつき歩いており。あえて強風の時に飛び立って、空中静止(バックするときさえある)を楽しむという、クラブでも指折りの技量保持者です。

空中静止、でお分かりと思いますが、生粋の草分けウルトラライト・プレーン(ULP)パイロットです。

元祖。初級ULP

 

 

その名もFさんとしておきます。

事件は、以下の経過をたどりました。

当時(20年くらい前)は、まだまだ初級ウルトラライト、鋼管に翼をくっつけただけみたいなやつの全盛期であり。でも、ハンググライダーみたいな「体重移動型」から、ちゃんと補助翼、昇降舵、方向舵が付いた飛行機ちっくなものに移行した時期でした。

さて、こうした初級ULP乗りたちが集まって、日帰りでとある大農場へ遊びに行こう、ということになり。

いまのクラブは最果てに追いやられていますが、当時はブラジリア市の真ん中というか、ブラジリア市の象徴の一つである人工湖の近くに滑走路を設置していました。

ブラジリアとパラノア湖(人工湖)、そして当時の飛行クラブの位置(赤い星)。

Mapa de Brasilia – Bing images

 

 

当日のまだ暗いうちに集まり。どんなルートで行こうかとか、わいわいがやがやと、まあ楽しく計画していたのはいいのですが、意外に遠くね?と誰かが言い出して、一瞬沈黙が。

というか、全然遠くないのですが、目的地の農場ではガソリンの補充が不可能で、往復分の燃料を入れていかなければならず。ちょっとした向かい風で大いにスピードが落ちる(燃料消費量が増える)初級ULPのこと、みんなしゃあねえな、と普段はやらない、ち密な燃料計算を始めました。

出発地からの離陸上昇速度、上昇時間、水平飛行の速度、その時間、下降は。。。とそれぞれのステップにおける気圧の変化(高度が高くなれば気圧は減ります)など、もちろん向かい風成分も想定して、それは綿密に計算した結果、なあんだ燃料満タンにしなくても行って帰ってこれるじゃん、ということになり。

当時のULPは、胴体左右、中心線近くに1個づつ燃料タンクを備えていることが多く。両方のタンクを半分ちょっと満たしていればOK、と安心したのですが。。。

しかし、ここでFさんのULPが、タンクの一つを修理中で外していた、と気づき。

初級ULPにおける燃料タンク配置の一例。

後部座席のすぐ下にある白い容器が右側燃料タンク。左側にも同様のがあります。

https://maisaero.com.br/produto/830/

 

 

さすがに一つだけじゃ、満タンでも強い向かい風を食らったような場合に苦しいんじゃね?とみんなで悩んでいるうちにも、日が高くなりはじめ。とっとと離陸しないと、サーマルがはじまってもみくちゃだぞ?

今回はやめにしようか。。。なんて弱気な意見が出たところで、目的地の農場の管理人から電話があり。

「なんか近くの看護師学校の女生徒たちが、うちの農場で乗馬体験をすることになっているけど、ULPが飛んでくると言ったら大喜びしていたよ」

わあああーい!とみんな喜び勇んで、あっという間に離陸していったのでした。

幸い無風の快晴で、わいわいがやがやラジオでおしゃべりしながら、余裕で農場に着陸。でも、ここでうまく行き過ぎたのが、Fさんの油断を誘発してしまったらしい。

看護師の卵さんたちと、楽しいバーベキューだ!もちろん帰りも操縦するので、アルコールは一切厳禁。でも、そういうところも素敵女子たちの好感を得たみたいで、馬に乗ろうとして落っこちたり、怒った牛に追いかけられたりして、のんびり満喫し。

ブラジルの大規模農場

GADO_AMAZONIA.jpg (468×271) (asiacomentada.com.br)

 

 

一方、初級ULPでの離陸体験というのは素敵女子たちも怖がったみたいで、滑走路を2,3度走ったくらいで済ませたらしい。

この記事を読んでいる皆さん、将来パイロットになったときに、女性の中で一定数とても怖がりの人がいることを覚えておいてくださいね。そういう方とは、タクシーウエイと滑走路をちょっと走るだけでも十分楽しめますよーでもいかにも離陸するみたいにエンジン全開といういじわるはしないように。

猫を飼うとわかりますが、同じ母猫から生まれた子猫なのに、そこらじゅうを探検しようとして、あわや行方不明か?みたいなのもいれば、母猫のそばを一日中離れないというのもいる、ということですねー個人差は尊重しましょう。

同じ子猫でも、成長すると性格が変わるのもいるらしい

 

 

あと、冒険大好き女子で、ちょっと空が荒れてるけど行こうよーとなったのですが、着陸したらぐったり、なんてケースもあり。男と違って、女性はとても繊細なので、素敵女子と飛ぶときは風のない日にしましょうね、と補足しておきます。

Fさんに戻りますが、素敵な看護師さんたちと楽しい時を過ごしているうち、ガソリンタンクのことなんて忘れてしまっていたのでした。ははは

そろそろ帰らないと日が傾いてくるよ、となり。

やばいぜ!別れの挨拶もそこそこに、プリフライトチェックはもっとそこそこに、次々と離陸。

帰りもしごく平穏な飛行で、でもちょっと遊びすぎたね、夕日がもう少しで沈んじゃう。。。とみんなそわそわしながら、でも滑走路が見えるところまで飛んできました。

なんか忘れてなかったかなーと思った刹那、Fさんのエンジンがばす、ばす、と息をつき始め。

わあああーガス欠だー!

みんながあっけにとられて見守る中、ともかく滑空姿勢に入り、もうちょっとで滑走路に滑り込めるぞ!がんばれー!とULPに語りかけながら降下してゆき。

がんばりましたが、滑走路にとどきませんでした。ははは

結局、市街地は避けて湖の岸辺になんとか不時着だ!でもそんな広い岸辺もなく。

ぽちゃん、と湖に落っこちちゃったのでした。

陸に降りるより水に落ちる方が衝撃は大きいはずなのですが、そこはもともと空軍パイロット、どうやってスピードと降下率を殺したのかはわかりませんが、仲間たちが上空から観察していたかぎりでは、まるで「冷たいプールに恐る恐る入るような」感じだったらしい。

も一度ブラジリア地図。Mapa de Brasilia – Bing images

市街地上空を通過しないように、湖の上を、行きは赤の線、帰りは緑の線を飛ぶことが義務付けられており(飛行場近辺は時期によって変更あり)。ULPの回廊すなわちU Corridorと呼んでいました。青線がガス欠発生からの経路、緑の星が着水点だったらしい。

 

 

飛行機は沈没。でも岸辺の浅い場所だったので、後でレッカー車かなんか呼んできて引き上げました。

パイロットはびしょ濡れ。でも風邪とかも引かずに済んだらしい。

問題は、エンジンに水が入ってしまい。ピストンとかばらして乾かすのに大変だったそうです。

同じ湖にヘリコプターが不時着した例。乗員は無事だった

G1 – Guincho retira da água helicóptero particular que caiu no Lago Paranoá – notícias em Distrito Federal (globo.com)

 

 

初級ULPの全盛期は、こうゆう珍事がそこかしこだったのですが、きょうび実機(セスナ)とかわらないくらい進化した高級ULP、その名かわってLSA(ライトスポーツエアプレーン)の時代になり、フライトプランに管制飛行という、古き良き時代とは一線を画した世界になってしまいました。それはそれで楽しいですが。

LSAの一例。ぼくが乗っているRans社製Coyoteです

 

それでも、エアラインパイロットに比べれば、鳥のように気ままに飛べるLSAの世界。このブログで皆さんに楽しんでいただけることを願っています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ビットコイン「高騰」にご用心

*飛行機で墜落した話(ぼくじゃないですよ)を書こうと思ったのですが、ビットコインが大荒れなので、時事ネタに急遽変更。墜落については来週にします。

10月頃からでしょうかねー仮想通貨好きのみなさんがえへへへと喜びはじめ。

いわく

「ビットコインが1年半ぶり高値、DTCC掲載やグレイスケール勝訴で現物ETF承認期待が影響か(あたらしい経済) – Yahoo!ニュース」

「ビットコインは変換点を迎える…2025年に15万ドルになると投資会社が予測 (msn.com)」

確かに、去年の11月にUS$15,720.25だったビットコインが今年の11月6日にはU$S34,670.00すなわち1年間で220%の上昇ですからねー1か月当たり18%の上昇なんてバケモノの投資ほかにないじゃね!暴騰だー!ぎゃはははー!と大喜びしているトレーダー兄ちゃんたちの声が聞こえてきます。

bitcoin dolar – 検索 (bing.com)

 

 

でも、ぼくから言わせれば、そんな金魚のふんみたいなていどの上昇の、どこが暴騰だ!とけいべつのまなこであしらうのでした。

暴騰だー!なんてのは、去年の11月に比べてということであって。

さらに1年前の11月は、US$64,084.00というわけで、こちらを基準にすれば

bitcoin dolar – 検索 (bing.com)

 

 
2021年11月:US$64,084.00→100%

2022年11月:US$15,720.25→25%

2023年11月:US$34,670.00→54%

2021から、2022年にはなんと4分の1へと地獄の大暴落をしてしまい、2023年に至ってもいまだ半値程度にしか回復していないということなのである。

ネットや新聞で「ビットコイン爆発だー!」ともてはやしても、単にメディアにとって都合のいい時間軸でのあだ花のような変動を面白おかしく記事にしただけで、乗せられて大喜びで大人買いしてしまうと、次なる「ブラックスワン」でまたしても「大暴落」、すかんぴんになっちゃうぜーなので、気を付ける必要があります。

ビットコインが生まれたばかりの2010年頃に比べて、現在の価格は約2000万倍になってはいる。

これからまた2000万倍になるというのは非現実的ですが、上記の通り1年で倍だの半分だのなんてのはぜんぜんカッパのへだということがお分かりいただけたと思います。

要するにリスク資産であり、相応の覚悟が必要である。

Pixabay無料画像

 

 

さて、どうやってビットコインで儲けるかですが、日々のテクニカル分析もあるが、現状では、ビットコイン含む世界全体のマクロを考慮するのがよいと思います。

ここから先は、ぼくの個人的な考えなので、念のため。

現在、ウクライナ戦争は膠着し、パレスチナも短期的にはがたつくがそれよりも結局アメリカの金利政策が長期的には影響がでかい。コア指標も打ち止め感が強く、金利も据え置きが一定期間(長く)続く、という局面は、ビットコインみたいなちゃらちゃらしたリスクオンのお遊びには不利に見えます(おっとこの辺は三菱のオピニオンリーダー、スイスの小鬼というある達人の影響を受けています。ここから先は個人的見解が強くなります)。

上記から見ればダメダメそうにみえて、しかし、ビットコインのようなパラダイムシフトはいつか金融の表舞台にも影響をもたらすことになり。

ちょっと脱線ですが。。。

むかしむかし、計算と言えばそろばんか、巨大な電子計算機か、という時代に、「カシオミニ」が生まれました。(以下電卓草創期 – 電卓の歴史 – 電卓 – CASIOを参考にしています)。

それまでの計算機というのは、ずっしりと会社の作業机に鎮座し、プロの経理マンとかが複雑な操作法を駆使して、みたいな、要すれば一部の人たちしか知らない、使えないものだった。

https://funse.net/gurucomi/?id=1036317

 

 

ところが、カシオミニが発明されると、手のひらサイズでどこでも持ち歩け、そのへんのおにいちゃんがボウリングの点数を計算するとか、万人に操作できるようになった。

http://museum.ipsj.or.jp/heritage/casio_mini.html

 

 

ボウリング大会に持っていくなんてお手軽さは画期的で、世紀の大ヒットとなったそうです。

要すれば、どんな重要な発明でも、一部の人たちしか使えないというのではだめで、世界どこでも誰でも、というのが大ヒットの決定的要因なのである。

ビットコインにしても、現在では一部のもの好きしか知らず。その保有にしても、まずは取引会社でウオレットを開き。。。。と、この時点で、読者の皆様はちんぷんかんぷんと思います。

さらに重要なところで「安全性」があります。

何とかウオレットを開いた取引会社も、突然「つぶれました」となったとたんにすべてパーです。コ◎ベースとか、F◎Xとか、どこまで安心してあなたのお金を投資できるでしょうか。得体のしれない仮想通貨の取引所と違って、法定通貨の天下の老舗三菱銀行とかなら、つぶれる可能性はないとは言えないけれど、安心の度合いが違いますよね。。。。。

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ビットコインも、いまいち「機械式計算機」みたいな、ふつーの人から見ればどこか別の星の話、というのから、「カシオミニ」みたいに、だれでもどこでも投資できます、というふうになる時がくる。

その時が、本格的なビットコイン上昇の始まりということになるとの理解です。

ここまで言えば、もうみなさんお分かりと思いますが、その契機となるのが

「アメリカにおける現物ビットコインETFの承認」

ETFですから、得体のしれない取引会社ではなくて、皆さんがご存じの大手金融機関で口座を開設するか、あるいは他にも株とかを取引きしている口座がすでにあれば、そこにビットコイン現物ETFも入れ込むことができる。

実は、カナダやブラジルでは現物ビットコインETFはすでに存在しており。ブラジルではサンタンデル銀行などで現物ETF (HASH11及びQTBC11)を取り扱っています。

厳密には、「サンタンデル銀行」ではなく「サンタンデル証券」ですが、世界有数の金融機関であるサンタンデルの系列であることには変わりはなく。要すれば①「コ◎ンベース」などとは企業体力が違う、そして➁仮想通貨ではない、在来型とでもいうか?の法定通貨による世界経済のけん引を行っている金融機関であり、政府もむげにはできない、そういった機関が、ETF承認によってこぞって参加してくる。

そもそもビットコインETFというのは「ビットコインの値動きを指標に変動する、法定通貨による投資モダリティ」なので、投資家は仮想通貨のウオレットなんて全然持つ必要はなかったのでした。法定通貨の投資ですから。くどいか?

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著名な伝統的金融機関がこぞってETF開設すれば、これら機関のもつ信用力に安心して、多数の個人のみでなく、企業もどんどん投資するようになってきます。

その結果、ETFにすさまじい投資資金の流入が始まります。

さて、サンタンデルなど、ETFの発行元自身は、現物市場で購入したビットコインを信託として証券を発行するため、ビットコインの「一次市場」でも購入需要がうなぎ上りになり、ビットコイン自体の価格も上昇することになり。

結局、単にチャートを見て、「ろうそく足」がどうだからとか、200日平均線がこうだから、というのを超えた、上昇の確かな裏付けを見ることができるのです。

上記から、実は数年前から「米国の現物ETFは本当に承認になるのか?」「承認するなら、それはいつか?」というのが、世界中で大議論になっていました。

ブラックロックのETF申請によって、BTC現物ETFという、「仮想通貨と従来型投資手法がコンバインされた画期的な投資手段」の誕生が夢物語ではないぞ!とみんな納得しだし。来年の1月あたりには米国初の現物ETF承認が当確か?という状況にまで進展しています。

カナダやブラジルとは市場規模が全く違いますからねーアメリカで承認になれば、世界中で同じようなETFが生まれだしたりして、ビットコインが法定通貨経済に取り込まれる、といって怒られるのであれば、共存がなされる、という画期的なパラダイムシフトになると理解します。

Pixabay無料画像

 

 

もちろん、認可がなされたから爆発的に上昇、ではなくて、上記のような世界中におけるパラダイムシフト、構造変化によって、ビットコイン投資が限られた一部のグループから世界の経済人口全体に行き渡ることにより、達人の言葉を借りれば「ボディブロー」のように、ぼく自身の言葉でいえば「時間差エフェクト」でじわじわと、そして最後は雪だるまのようにビットコイン価格が上昇していくことを期待して、結びといたします。

(僕はブラジルのETFを平均購買価格R$38で持っています。これがR$200までいけば、売り逃げだあああー!ともくろんでいます)

ではでは

Posted by 猫機長
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みかじめ料とWeb3のお話

今回は、古今東西世界を支配してきた価値観と、その価値観を変えるかもしれない?恐ろしい発明についてのお話です。

まずは、世界古来の価値観から。

縄文時代は、どんぐりを拾ったり、ウサギを追っかけたりして生き延びてきた人々。この時代は、獲物は集落のみんなで平等に分けられていました。もちろん食いしん坊の人とか、きれいな石を拾って、ネックレスにしたよ!なんていう素敵女子とか、品目や数量に差はあったでしょうが、個人差のレベルにとどまっていた。

弥生時代に農業が導入されると、収穫物の保管などによって、富(価値)の保存が可能になり。保存がきくお米は、物々交換でも、腐っちゃう狩猟の獲物とかに比べて有利に交換でき、かつお米一俵でマンモス一頭ね、なんて価値の指標にもなったのではないかと理解します。

つまり、交換手段、保存手段、価値指標として、戦国時代とかになると、なん万石の大名、とか実際にお金として機能し始めます。このころになると「露一両金」とか本物のお金も出始めていたけど。

https://www.kosenkaitori.net/wp-content/uploads/2018/03/kousyu-tuyu-252×300.png

露一両金

 

 

ちょっと脱線しましたが、農業の出現によって生まれた富の余剰を賢く備蓄し活用した人は「お米長者」みたいになって権力を得ていき。支配者と被支配者が生まれました。

こうなってくると、エジプトだろうが岸和田だろうが、租税を納めて政府に保護してもらう、という常識が生まれ。この価値観は今になっても継続しています。

終戦直後の新宿とかだと、復員してきて、とにかく生きなきゃ!と、バラックの「すいとん屋さん」などがずらりと立ち並び。でも、すいとんの売り上げをカツアゲしようと、第三国人(朝鮮や中国出身の愚連隊)が襲い掛かってくるので、日本の893さんに「みかじめ料」を払って警備してもらった。

1954年、新宿駅前のバラック。https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/PHOTO/contents/sp1/category/001.html

 

 
1954年、神田駅前の飲食街

https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/PHOTO/contents/sp1/category/001.html

 

 

この場合のデファクトの政府は893さんの組組織であり、みかじめ料によって893組織の運営を支えた、ということである。

戦後のドサクサにおいては、こうした893組織がそこかしこで跋扈しましたが、次第に現代の日本政府によって制御され。桜田門組(外部リンク)の命令で仕切られるようになりました。

つまり、そこかしこの組長さんにみかじめ料、というのではなく、日本政府へ税金、という形に進化したのである。

これは、古来からの人々の生活の知恵であり、どこのだれか知らない変な反社組織より、いちおう国民が選んだ政府へ税金を払った方が安心だし、政府からも安定した保護が得られるようになりました。

つまり、中央政権による人々の生活管理が当たり前の価値観になっています。

桜田門組の警護で、新宿もハイソサエティーな町になりました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000077908.html

 

 

ところが、この安心構造を覆す恐ろしい発明が。

それが「Web3」

要すればブロックチェーン技術を基礎にしたデジタル革命です。

現在のデジタル技術は第2世代ですが、Web3で新たな世代に突入となっています。

第2世代の技術ってどんななの?簡単に言えば双方向通信。例えば、このブログでぼくから皆さんに発信していますし、コメントで返信いただいたり、「いいね!」でたくさんの人々との双方向通信が成立しています。アメブロやQuoraなんてまさに双方向通信の申し子ですよね。

でも、アメブロは、管理者が「サーバーメンテナンスします」と一方的に数日間使えなくしちゃったりするのでした。ははは

これは、アメブロ管理者という中央集権により、いくらでもブロガー同士の通信が規定・規制されてしまっていることを意味しています。

と言って、そういった中央による管理がなきゃ、そもそもブログ書く場所がないじゃん?

中央集権に、古代エジプトや岸和田が弥生時代だったころから親しんできたDNAを持つ現代人にとって、中央集権以外の形態を思い浮かべることは難しいと思います。

でも、分散型管理システム、というのがあるんですよねー

単なる理屈の話ではなく、ブロックチェーンの誕生により、ものすごい勢いでデジタルの、そして金融の世界を席巻し始めているのです。

ブロックチェーンのキーワードは「自己責任」。からくりについてはここでは省略しますが

*こちらの記事を見てね!

◎ブロックチェーン

◎メタバース

◎NFT

要すれば、近い将来、ブロガーの一人一人が運営に参加するアメブロみたいなのができるという事である。ブロガー自身の運営するアメブロ。略してブロブロ。

なんのこっちゃ

イーサリアムのスマートコントラクトにより、銀行を通さないでAさんとBさんが直接契約してブロックチェーンで直接送金、というのが実現している。

一方、メタバースという仮想空間で購入した物品を参加者同士で交渉完結させちゃう、という事が可能になっている。

こうなると、コンピュータとインターネットさえあれば、もはや政府へのみかじめ料、じゃなかった税金もへったくれもなくなり。

北朝鮮にいながら、「わかばのたい焼き」を買って、ウクライナの戦争被災者に送る。そして、この道筋はすべてWeb3において購入者(北朝鮮在住)、わかばのおっさん、そしてウクライナのだれかの3者で完結し、ロシア政府も日本政府も知らないうちにたい焼きがウクライナに届いているぜー、とすることも可能になりつつあるのです。

でも、たい焼きだとくさっちゃいますねー冷凍ボックスとかもいれなきゃ。あと、チンするレンジも一緒に送っちゃいましょう、ということで、これらの業者さんもWeb3のブロックチェーンにいれちゃえ!

 

 

関連の税金や政府料金だけでもすごい節約ですねー

でも、ぼくはWeb3の単純な発展には、懐疑的です。

本当に、当事者間のみですべて完結できるのか?

当事者間の中で、上の方に書いた「お米長者」みたいなのが出てくるんじゃね?とか思うのです。

それそのもの、とは言いませんが似たようなのに、暗号通貨取引所と一般の利用者の関係があり。

あそれってコインベースじゃ?はい、それだけじゃなくて、最近ではFTXとか、要するに、ブロックチェーンの同格な参加者のようで、しかし取引所とか「お金がなくっちゃった。じゃあね」など、利用者をいくらでも毀損できる状況にあるのではないでしょうか。

この場合、893じゃなかった国家組織は「あれ分散型で政府権力は入らないんだよね?そんなこと知らないよ」と一蹴するかもしれません。

サム・バンクマンにいちゃん(FTXのCEO)は、警察沙汰になり逮捕とかになっていますが、これは、国家権力が「おまえらブロックチェーンの分散型管理なんて存在してはならん!中央集権のみがこの世の権力だ!」というデモンストレーションなのです(極論ですが)。

あと、Web3の恐ろしい課題が、やっぱり「自己管理・参加型管理」

ステキなNFT(わかりにくければ、例えばビットコインでもいいです)を買ったぜーと喜んでいても、そのブロックチェーンを手に持って眺めるとか、金庫にしまっておくとかはできません。

というか、ウオレットという「電子金庫」にしまう事になるのですが、それがハードウオレットであれクラウドであれ、故障すればパー。故障しなくても、アクセスのためのキーワードを忘れちゃったら、やっぱり永遠にパーです。

左がハードウエアウオレットの一例https://hardwarewallet.jp/

右はペーパーウオレットの一例https://payment-revolution.net/pepar.html

 

 

だって、ウオレットもパスワードも、管理者はあなた自身であり、「パスワード忘れちゃった、再発行して」とお願いできるアメブロみたいな中央管理者はいないんですから。

というわけで、WEB3は、これまで人類が経験したことのない、分散型管理という恐ろしい世界を招こうとしており、確かにその世界はいつか恐ろしい世界から素晴らしい世界に変貌するのでしょうが、その過渡期は阿鼻叫喚の世界になるのではないでしょうか。

でも、あらかじめ注意しておけば、何とか移行期を生き延びることができると思います。

要すれば、現在の中央集権体制をうまく活用して、分散型システムによる資産の増加を達成できないか?

その方法について知りたい方は、ぜひすてきなHP「アーリーリタイア。軽飛行機で空を飛ぶ」のブログや経済的自由の記事を読んでね!

桜田門組の代紋 https://dic.pixiv.net/a/%E6%A1%9C%E7%94%B0%E9%96%80%E7%B5%84

 

 

3000字越えで打ち止め。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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チキンラーメンの挑戦は続く:アメリカ音楽大全

今回はその2です。その1はこちら→「心に残る日本の歌」

まず、前回のおさらい

「アデューロマンティーク」というすごいブログがあり。アートを呼吸して生きているお兄ちゃんが怒涛の勢いでアップした、圧倒する感性の世界がこれでもかと迫っています。

かっこいいなー、というわけで、ちょっと真似をしてみることにしました。

なあんて、もちろん「ちゃぶ屋とんこつらぁ麺」と「のびちゃったインスタントラーメン」くらいの差が出ちゃっているでしょうが、細かいこと言わんと!やってみます。

ちゃぶ屋さんのホームページhttp://www.chabuton.com/chabuton/chikara/index.html

 

 

ここからが新しい記事です。

独断と偏見の「猫機長今日の音楽」。どんどんいきましょう

1.The Entaiteiner

元来はピアノが本分の曲らしいが、映画「スティング」で演奏の、ほかの楽器とも混ぜたバージョンが好き。

 

 

2.Moonlight Serenade

窓から月明かりの差す夜の飛行機格納庫で、素敵女子とダンスするときの曲。

 

 

3.Sentimental Journey

敬愛するブロ友のJosepha Keiko Nishiyama さんが、日本人離れした歌唱力で歌っています。

 

 

番外編:星空にお祈り

こちらは、いかにも日本女性な歌。ははは

 

 

4.Mathilda Mathilda

センチなのばっかりなので、この辺で威勢のいいやつを一つ。「バナナ・ボート」もこの人の作品です。

 

 

5.Glory Glory Hallelujah

やあ、兄弟たちよ、私たちと会わないか

カナンの幸福の岸辺で

栄光あれ、栄光あれ、神を称えよ

永遠に、永久に!

 

 

6.Song of the Islands

アメリカ音楽と言えば、やっぱりハワイアン。

 

 

7.Song of the Islands Instrumental

Instrumental バージョン

ハワイ諸島。青い空が私を呼んでいるところ。。。。

Islands of Hawaii Where skies of blue are calling me…

8.In The Mood

アメリカと言えばジャズ。

 

 

9.My Way

アメリカと言えばシナトラ。

 

 

10.Rock Around the Clock-Bill Haley-original song-1955

アメリカと言えば、ロックンロールだ!

 

 

11.Blowin’ In The Wind

がんばれウクライナ!がんばれ台湾!

 

 

12:Chariots of Fire – Vangelis

筋肉音楽といえば。。。

イギリスだった!ごめんなさい。。。

 

 

13.Theme of Rocky

筋肉音楽といえばアメリカ。日本には、難波のロッキーもいる。

 

 

14.There Must Be an Angel(Eurythmics)

こちらも実はイギリスのグループ。まあアメリカも同じようなもんだろ。。。

 

 

15.Emperor of the North

 

 

鬼畜車掌と、キセルじじいがひたすらボコり合う映画。こういう「野郎映画」は、女性には理解できないんだろうなあ。。。

 

 

16.You’ve Lost That Lovin’ Feelin’

女性も大好きな映画、トップガン

 

 

17.It Must Have Been Love

Roxette – It Must Have Been Love (tradução) – YouTube

ううむ映画音楽になると無限に出てくるな、今回はこのくらいにして映画のだけ別の記事にしよう。

 

 

18.Aloha Oe

 

 

最後はやっぱりこの歌ですね。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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軽飛行機で「幽霊バス」の上空を飛行

このブログは「軽飛行機で空を飛ぶ」ですが、飛んでいるという投稿が切れちゃっていることに気づき。さっそく、その辺を飛んできたよ!というフライトログを投稿するのでした。

 

 

寒い寒い冬のブラジリア。日の出とともに起き出し。

まずは寒さ対策だ!

という事で、ユニクロのももひき、さらにはフラジャケを着込み。

 

 

えりまきはフラジャケの金具や、ヘッドセットと干渉してボロボロになっちゃったので、殿堂入りで永久保存します。代わって、日常づかいでは、写真右下のネックウオーマーを起用。

首のところの金具で擦り切れちゃったらしい

 

 

日の出から1時間後くらい(午前7時30分)に合わせて、空軍にフライトプランを提出。

 

 

きょうび、さいわい空軍のシステムで離陸一時間前に提出すれば、15分くらいで許可になるので助かっています。

航空地図で今回のフライト経路を確認。

 

 

今回は、下図の赤線の通り①Sal川とMaranhao川の合流点、②『幽霊バス』、③Lagoa Bonita湖、を回った三角コース。1時間半、120NMつまり222キロくらいを飛ぶこととします。

 

 

格納庫から飛行機を引っ張りだして。。。

ブラジリア・アプローチ(空軍)に電話してトランスポンダーコード取得。

飛行機に乗り込み、チェックリストで操縦系、燃料計、計器などなど確認。エンジンスタートして滑走路に進出。

乾季のブラジリア

 

 

離陸。ぐんぐん上昇して、最初のチェックポイントに向かいます。

 

 

管制空域を離脱。ブラジリアアプローチに報告して、それからは管制飛行を脱して自由に(さびしく)①の河川合流点に向かいます。

想定どうりブラジリア連邦区境界の道路を横切り。

航空地図だと、赤丸の地点です

 

 

そして、Maranhao川が大きく蛇行しているところを通過。ふむふむ進路をはずれてはいないな。。。。

ううむ、なんだかわからないか?

 

 

というわけで、赤線で表示

 

 

地図上はこうなる。赤丸がさっきの道路。青丸が大蛇行。緑が河川合流点。

 

 

これらのポイントから外れないように、実ははるか前方に指標を設定していたのでした。うねうねくねっている山脈のなかで、一つだけちょっと高めの、富士山みたいなのがあり。この富士山からちょっと左に機首を向けて飛んで行きます。

 

 

ごめんなさい、スマホのカメラで撮影した写真ををこれまたスマホのブログに、なので全然みえないでつね。。。。

でも、へんな望遠カメラと違って、いがいと肉眼に近い見え方になっては、います。

ちなみに、ちょっと左はどれくらい左なの?は、毎回気流だの太陽の当たり具合だのによって変わってしまうので、正確には言えないのでした。ははは

さて、大蛇行から、川をロストしないように飛んでいきます。そこかしこに白く水面が光っているので、目印にして飛びます。

画面の左下から右上に、うねうね蛇行しながら、ちょうど日陰と日向の境界あたりに川が伸びています。

 

 

下流にいくにつれ、川幅も広がり、見やすくなってきました

 

 

 

 

雲の下に入ると、風景も一転。

 

 

そんなこんなで、合流点直上に到着。エンジンスタートから33分、離陸から26分くらいでした。

 

 

ちなみに、グーグルマップで、地上から見たらこうだよ!という写真があったので添付。

https://goo.gl/maps/xUZqf9uJGvD96ZNy5

 

 

機首を返して「幽霊バス」に向かいます。

 

 

まず、「幽霊バス」って何?

もともとは、このへんの大地主が、自分の土地にへんな侵入者がないかを監視させるため、土地の中でも一番見晴らしのいいところまで宿泊施設を装備したバスを登らせ。このバスに警備員みたいな手下を常駐させて監視していたらしい。

そのうち、警備員とかいなくなり、バスの方もエンコしたまま放置され。

マウンテンバイクのあんちゃんたちに格好のレジャーポイント?としてもてはやされるようになり、有名になりました。

地上からは、こんな感じらしい。

A Casa de Pedra e o Ônibus Fantasma – 06/10/2018

 

 

ぼくは、自転車でこんな無頼の荒野(というか山脈、台地)の奥深くまで、なんて狂ったまねはできませんが、飛行機で上空を通過する分には、山奥の秘境に突然バスが出現という、なぞですが面白い指標なので、ちょくちょく行っています。

というわけで、上空からはどんなかというと

まずは、はるか遠くから平べったい台地が見え始め

 

 

 

 

台地の端っこに、四角く赤茶けた土地というか用地というかが見え。

この四角の中に、幽霊バスがいるというかおかれているはずだったのだが?

 

 

自力でどこかへ走って行ったのか、あるいはバラバラにされてスクラップか?いなくなっていました。かなしいな。

というわけで、幽霊バスが、幽霊ではあるがちゃんと存在していたころに撮影した写真を流用します。

 

 

今回、どこかにまだバスがいないかな、と探しまくっていたら、ついつい高度が下がりすぎちゃいました

 

 

本物の幽霊になってしまったバス。でも、自力で都市部まで降りて、レストアされてブラジリア市内を走り待っていることを願っています。

さて、最後の行程はLagoa Bonita。ポルトガル語で「美しい湖」です。

緩上昇で、のんびり高度をとり直して。。。

 

 

さっきの写真のちょっとアップ。迷子にならないよう、帰路は「デジタル塔」を指標に飛んでいきます。見えない。。。。

 

 

地上から見たデジタルタワー

https://g1.globo.com/df/distrito-federal/noticia/2019/10/17/gdf-abre-edital-para-conceder-torre-de-tv-digital-a-iniciativa-privada.ghtml

 

 

「美しい湖」にむかってのしのし飛んでいきます。

 

 

 

 

ここまでくれば、ブラジリアの市街地はすぐそこです

デジタル塔が見えますねー。くどいか?

 

 

いよいよホームベースに帰着。

今日は、滑走路上でへんなつむじ風があり。どしん!という着陸でした。

 

 

おまけ

今回、気流が荒れそうだとはわかっていたので、離陸前に自撮り。

こんな人です

 

 

小さな飛行機で飛んでいます。

 

 

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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マストのお話や片思い相談ほか。短編集

◎短編その1:パゴダマストは日本美術だった

船舶の重要な構成部分の一つに「マスト」というのがあります。

もともとは、帆柱です。

二本マストのカラベル船

https://marsemfim.com.br/wp-content/uploads/2018/04/caravela_portuguesa.jpg

 

 

そのうち、帆柱の高いところに見張り台を付けると、遠くまで見渡せることに気づき

http://www7.plala.or.jp/B1F/master/report-o2.html

 

 

帆がない蒸気船の時代になってもマスト(と見張り台)は残ったのでした。

戦艦三笠

 

 

そのうち、日本ではマストが独自な発展を遂げ。

こんなかんじになりました

https://livedoor.blogimg.jp/irootoko_jr/imgs/e/f/ef26b7af.jpg

 

 

写真は、マニアの間でも有名な、戦艦扶桑のマスト(艦橋)です。

アートすぎるので、艦橋単品で再現するマニアも数知れず。

扶桑、艦橋2

 

 

これは、やれ主砲の着弾観測だの、見晴らしのいい指揮所だのを求めていったらこうなったらしい。

じゃあ、アメリカの戦艦とかはもっとすごいんじゃね?

こんなかんじ

戦艦アリゾナ

https://waterline.sakura.ne.jp/images/plamo/arizona/arizona59.jpg

 

 

https://modelfactoryhg.blog.fc2.com/blog-category-209.html

 

 

アメリカらしく、艦橋そのものと観測マストがくっきりクレバーに分かれていたのでした。もっと正確には、鳥かごみたいな白いのは「羅針艦橋」というらしい。

日本のように下から上までごっちゃになった艦橋を、アメリカは「バゴダ・マスト」と呼んでいたらしい。

本家のパゴダマスト(西安大雁塔の例)

Pixabay無料画像

 

 

ちなみに、日本側の呼称は

「不法建築」

艦橋をのぼるとこんな感じ、という動画があったのでシェアします。

 

 

たしかに「九龍城砦」をほうふつとするのでした。

https://aipict.com/kowloon_walled_city/

 

 

なお、九龍城砦というは、むかし香港にあった巨大なスラム街のことです。

わるいけど、小汚くて気味が悪い九龍城砦に比べて、扶桑の方はアートですよね。。。

その気がなくてもなんでもアートにしちゃう日本の本性が、ここに表れているのかもしれません。

 

 

◎短編その2:OKWave でベストアンサーいただきました

片思いに悩むかわいそうな青年がいたので、ウエルテルみたいになっちゃわないよう相談に乗ったら、ベストアンサーいただきました。(https://okwave.jp/qa/q10122960.html?f=mail_Close_ba#answers)

*ここでは概要・要約のみとします。詳しく知りたい方は上記の引用元へどうそ。

片思い相談

質問者:悩める青年

沼にはまったような気持ちで過ごしていて、だれにも相談できないのでここで相談させていただきます… 私:3◎歳男 相手:2◎歳女、同僚 1年くらい前から私が片思いをしていて、まずは関係性から作ろうとLINEから遊びに行ったり、仕事終わりや休日にご飯に行くようになりました。

仕事終わりに「暇だったら飯行く?」→「いーですね、何食べます?」くらいのノリです。 今の関係性は、他の人より仲のいい同僚恋人未満程度かと思います。 私が先輩ではありますが、比較的会話やLINEもだいぶゆるい感じです。

相手も彼氏がいないとのことでマッチングアプリなどをしているのを雑談から知りましたが1年間ログイン程度で動きはないようです。

私の入っているスポーツクラブに毎週一緒に通ったり、これまでに休日に美術館や映画にも行きました。だいたいいつも楽しく帰ってこれます。 他には週1で1時間程度ゲームを通話しながらやったりもします。 スポーツの練習も誘えば1対1で忙しくなければ来てくれます。 (職場の人に見られるのはちょっと…というので1時間くらい離れた場所にだいたい出かけます。)

雰囲気的にもしかしたらいけるのかなぁと思っていますが、私が恋愛経験がないのでどういうタイミングで告白したらいいのか良く分かりません…。 ネットで脈ありの女性について調べるとあまり該当しなさそうだし…と思うと自信がなくなってしまいます。

3月末で相手が異動になってしまい、これまでのようにはいかないのかなと思い、この先どうしたらいいのかな?と沼っています。

ヘタレは承知の上で誰か助言いただけますか?

映画版:君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」

 

 

質問者が選んだベストアンサー

回答者:猫機長

ベストアンサー

ベストアンサー率40% (2/5)

きょうび、何をやってもハラスメントなので、以下はあくまでご参考として、 お相手の女性に不快感を与えないようご留意ください。

さて。

女性は、自分から物事を決めるということは嫌いで、誰かがかわって決めてくれることを好む「一面があります」。

でも、だいたいこういう事が好き、という自覚はあるので、この女性が「好きだと思っていることをするように、彼女に替わって決めてくれる人」をいつも探しています。

ああめんどくさい

というわけで、あなたが、「彼女が求めている恋人」を演じて、なり切ってしまえばよいのです。

それができれば、あとは「ぼくはあなたを求めている」と、「彼女があなたを求めていることを、彼女に替わっていってあげる」というステップを踏めば、彼女は喜んであなたのとりこになるでしょう。

いよいよめんどくさくて、訳がわからなくなってきた。

要すれば、ある程度彼女の好みを把握して、あなたこそが彼女の好みの男性だ、と彼女を洗脳してしまいましょう。 あと、洗脳の方法がわかればいいのですが。。。これがわかったら、モテ本を書いて億万長者になるでしょう。

ながくなりました。応援しています。

以上回答でした。

△このブログを読んでいるモテモテ素敵女子の皆様、純情な青少年を持てあそぶのはやめましょう。。。。

 

 

◎短編園3:ビットコイン狂乱

こないだ、ビットコインに革命をもたらす出来事として、ブラックロックの現物ETFの申請について書いたのですが、だいたいその数日後、ようつべだのなんだのでバカ騒ぎがはじまってしまいました。

いわく

◇ビットコインの勢いがもう止まらない!世界を動かす巨人たちが続々参入!

◇世界的大企業の大部分が既にクリプトの参戦!仮想通貨の未来は明るい。

◇ビットコインの好材料が止まらない。ビットコイン急騰!

などなど。

大フィーバーです。

でも、つい1,2か月前は

◇仮想通貨はもうアメリカではオワコン扱い?

なあんて、もうビットコインはおしまいだー!とこぞって連呼していたんですけどねー

いやいやちょっと価格が5日間で2万6千から3万に上がった程度で、なにを騒ぐのか?ばっかじゃねー?と思ってしまいます。

 

 

そんなことより、

◆ブラックロックに続いて複数の現物ETF申請の動き

◆インドネシアで世界初の国家暗号資産取引所がオープンの兆し

というような爆弾情報を逃さず収集しておく方が重要と思います。

特に、交換所、というのは、STC(米国株式取引委員会)などお上が目の敵にしていじめているものを、なんと、お上そのものが取引所をオープンし、国中の利益を独占しようという、よくもそんなあこぎなことを思いつきやがって!ぎゃはははは!と思います。

たとえが悪いかもしれないけれど、これまで、「よいこのお遊戯所」として営業していて、じつはカジノじゃね?と政府が摘発しまくっていた施設を、政府そのものが「安全なよいこのお遊戯所」と、独占して「国営◎館」じゃなかった「国営カジノ」でもうけまくってやるぜー!みたいなものですからねー

まあ、どこのだれかもわからない、いかがわしい民営企業より、国家直営の方がいいかもしれないけれど。。。。

ではでは

Posted by 猫機長
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恐るべしブラックロック。ビットコインの逆襲

*美術女子や飛行機女子の皆様へ:今回は、仮想通貨界をゆるがす大事件についての時事ネタなので、ちんぷんかんぷんの内容かもしれません。でも、素敵な絵画をたくさん挿絵にいれたので、ぜひ見ていって、いいね!してね!

シュプレマティスト作曲No.56

 

 

さて、血も涙もない経済情報です。

2023年6月。ブラックロックという資産運用会社が、ビットコインの現物ETFを上場するためSEC(米国証券取引委員会)に申請を行いました。

ええええー?SECって、いまバイナンス(世界最大級のビットコイン取引所)を訴えて、ぶっ潰そうとしているんじゃなかったっけ?そのSECに、よりによっていま、多数の企業が申請に失敗してきた現物ETFの申請をするの?

狂ったかブラックロック?

と、思ったとたん、「SECとバイナンスが和解」というニュースが飛び込んできました。ははは

要するに、SECのバイナンスいじめは、このほど議会を通過した米債務上限問題とおなじくらい茶番だった、のかもしれません?

そもそもブラックロックって何者?

以下、Wikipediaからの受け売りですが。。。。

◎ニューヨークに本社を置く、世界最大の資産運用会社。

◎債券運用のみならず株式やオルタナティブ、アドバイザリー戦略など、幅広い金融サービスを提供

◎ゴールドマン・サックスやJPモルガンなどと覇を競う強大な組織。

◎インデックス運用については、ブラックロック、バンガード・グループ、ステート・ストリートは「ビッグ・スリー」と呼ばれている。

◎もちろん。S&P100、S&P500、ダウ・ジョーンズ USなどの株価指数において、構成銘柄の一つである。

以上でWikipedia引用終わり。

シュプレマティスム コンポジション

 

 

要すれば、アメリカつまり世界を代表する金融機関の一つという事なのでした。

ブラックロックは、現在8兆5000億ドルのお金を動かしているとのことである。これがのちに重要な情報になるので、覚えていてください。

さて、6月17日時点で、SECとバイナンスの合意を好感して2万6千ドルあたりに上昇したビットコイン。

ブラックロックのETFで、10万ドルへの上昇がささやかされ始めています(来年以降になりそうですが)。

どうやって上昇するのか?

これは、ビットコイン以前に、あらゆる金融商品に共通する、「不足の原理」が関係しています。

2021年6月現在、世界に存在しているビットコインは、その70%以上が長期ホルダー(ホドラー)よってがっちりしまい込まれており。市場で回っているのは30%程度しかない状況とのことです。

要すれば、ビットコインは不足した商品になりつつあるという事である。

読者の皆さんが、たい焼き一匹買いに行ったとします。ふつーは100円のたい焼きが、今日は売り切れ、ごめんなさい、となってしまい。落胆していたら、裏通りに別のたい焼き屋さんを発見し、なんと同じたい焼きが102円で売られていたら、大喜びで買ったりしないでしょうか?

重要なのは、誰かが(あるいは多数の購買者、あるいは一人の大人買い)、品切れになるくらい資金を投入して、たい焼きを買い占めたということです。

つまり、とある物品に、資金を投入すればするほど、その物品の価格は吊り上がるということなのである。

釣りあがる割合は物品によって違いますが、ビットコインについては、1ドル投入するごとに3ドルの効果がみられると言われています。(もちろん、上記の大人買いの購入規模が必要ですが)

実はその大人買いが起こり始めているらしい。

ダイナミックシュプレマティスム

 

 

今年の初めあたりから、ブラックロック、バンクオフアメリカ、そしてフィデリティという大手が、ひそかにビットコインを買い溜めてきており。

購入にあたっては、これら3社はいずれもマイクロストラテジーという、これまた世界最大のビットコイン保有量(38億ドル。出典https://www.coindeskjapan.com/186152/)を誇る企業の株を購入することで、間接的にビットコインに手を出しているという事である。

バイナンスとか、直接の取引所が恐慌状態なので、マイクロストラテジー株で代替しているのです。

そして、ブラックロックが株の6.24%、バンクオフアメリカが2.37%、フィデリティが1.01%と、筆頭株主ではないにしろ、上位の株主になっています。バンクオフアメリカは、2023年に4万7千%同株の購入を増やすという狂った戦略を取っています。

さて、今日では2万6千ドルのビットコイン。

ビットコインの発行は2千100万枚で打ち止め。その総額は5000億ドルくらいだそうです。

ビットコイン1枚の値段が10万ドルになるためには、ビットコイン全体の総額も2兆100億ドルまで上がる必要があり。

*2.100.000.000.000÷21.000.000=100.000

( 1 億の 100 倍は 100 億、1億の 1000 倍は 1000 億 1億の 10000 倍は1兆です。)

要すれば、今あるビットコインの時価総額に、この3倍相当がプラスされれば達成できるという事である。

シュプレマティズム(二次元の自画像 )

 

 

ここで、ブラックロックの「大人買い」の真意が見えてきます。8兆5000億ドルの資金のうち、なるべく少額の予算を動かして、ビットコインの1ドル投入当たり3倍の効果(あるいは1兆5000幾ドル)が得られる投資規模を達成したい。

そして、その秘密兵器が現物ETFの上場という事になるのである。

ETFが発足できれば、投資者からバンバンETFを買ってもらい。かき集めたお金でいよいよ大規模スケールの投資をして、ビットコイン10万ドルを達成だ!

これにアメリカ政府も乗ったようです。

FTXだのの交換所については、政府の規制が行き届かない平行勢力になってしまうので、いじめて叩きつぶした米政府ですが、ビットコインがおいしい投資先であることは知っており。

バイナンスいじめの茶番で、「政府の方が強いぞ!」と見せしめにしたうえで、その裏ではこっそり(でもないけど)ブラックロックのETF承認に向け準備しているのかもしれません。

ETFであれば、ビットコインはコモデティーの一つであり、その値動きに従ってETFの価格が上下するだけなので、ビットコインそのものの売買ではありませんから、政府公認の経済活動を公認の金融機関(この場合ブラックロック)によって実施できることになり。ETFに関する税金などでちゃっかりビットコインから利益を徴収しようということなのでしょう。

シュプレマティスム 黄と黒

 

 

これまで、幾多のファンドが現物ビットコイン上場を試みて却下されましたが、今回はどこが違うのか?

これまで、SECは却下の理由の一つとして、承認後のファンドによる価格操作の可能性を上げていました。

ところが、今回は、ブラックロックの事業に関与して価格操作を行わないような監視機構を設ける、というような動きになっており、引き換えに上場を許す、みたいな感じ。

監視機構なんて作ってしまうと、SECはこの機能を維持するために過労死してしまうくらい激務になることが危惧されたのですが、それでも踏み切った理由に、申請者がブラックロックだった、という事がささやかれています。

ブラックロックは、これまで500件以上の様々なETFを申請し、なんと1件を除いてすべて認可されたという恐るべき実績を持っています。

つまり、SECの承認という、FAAによる形式証明の認可も真っ青の難関を、これまでさまざまなETFで実現してきた恐ろしい機関であるという事です。

承認のためのすべてを知っているというべきでしょうか。

ホンダジェットが、背負い式の翼上エンジンというパラダイムシフトを抱えながらも見事FAAの認可を得たがごとく、ビットコインのETFというパラダイムシフトを達成できるか?

この逆がバンクマンフリードさん率いるFTXで、米当局の逆鱗に触れるあらゆることをやってしまい(当初はうまくゴマをすっていたようには見えた)。

FTXの件で、三菱MRJの形式証明取得失敗を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?飛行機としてはとても有望そうだったのに。。。。

ブラックロックがETFの承認を獲得するのは、来年初頭とうわさされます。来年4月が半減期ですからねーうまく価格上昇の波に乗れるか、あるいは乗って税金も倍増だ!というSECのもくろみも織り込まれているのか?恐怖の進展を期待しています。

赤の正方形

 

 

ではでは。

本件は、以下の参考動画から多くの情報を得ています。

Posted by 猫機長
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レプリカ。模写のお話

以前、茶道のお話について書いていたところ、楽焼(らくやき)という種類の、安土桃山時代の湯のみが、現在でも3億円だよ!と聞いてびっくり。写真のやつは、ほんらいは金銭に代えがたし、であるが、むりやり現在価格を付けようとすると3億以上になるらしい。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

 

 

その一方で「赤楽」です、というのが7672円で売っていることも発見。(https://store.shopping.yahoo.co.jp/imaya-storo/rakutyawann-100.html?sc_e=afvc_shp_2327384)。

さらには、「抹茶道具4点セット(https://item.rakuten.co.jp/honjien/000-set-sugu4/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000237)」などと言って、茶碗4個に茶筅までついて、3200円なんてのもありました。ただし、茶碗は写真の中から一つ選びなさい、ということでした。ははは

 

 

たしかに、3つ並べると、写真でも格が違いますねー、でも、さすがに3億と3千円の差というのはありすぎと思います。

 

 

3億ものの楽焼は、まず歴史的に代えがたい価値があり。初代長次郎の作であり、信長や秀吉が使っていたかも?いわば「フェルメールの絵画」みたいな価値がある、と言えばわかりやすいでしょうか?もちろん、美術品としてもファン・エイクといらすとやさんの差ぐらいあり。

北方ルネサンスの巨匠ファン・エイクと平成イラストの巨匠いらすとやさん。

お題はどちらも「結婚」です。

 

 

ここで気が付くのは、長次郎さんもいらすとやさんも、どちらもアートだぜ!優劣ではなく、ファン・エイクの迫力、精緻さが他の追随を許さないとすれば、いらすとやさんの親しみやすさ、お手軽さもやはり当代随一。

つまり、表現の差はあっても、いずれも「すごい表現力だ!」となっています。

ぼくも茶道いいなー、やってみたいなーなんて思うときあり。でも、初心者の思い描く茶道というのは、こんな感じ

素敵女子が、優しさいっぱいの優雅な所作をしているところ。どきどき!

 

 

はっきり言って湯のみだのなんだのは二の次なのでした。

一方、実物の飛行機を操縦していると、やっぱりフライトシムとはちがうよねーとなるように、3000円の楽焼もいいけれど、やっぱりファン・エイク級のが一つ欲しいよねーとなると思います。

左が、ぼくが実際に操縦しているライトスポーツ機の計器盤。右がフライトシム。

シムの画像はこちらからお借りしました:http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/fssim/2014/04/post-b027.html

 

 

もちろん3億の歴史遺産なんて全然必要ないけれど、でも長次郎の楽焼がほしいな。。。

ちゃんとあったりします。

初代の長次郎さんから450年、代替わりしながらも一子相伝で継承すること16代、樂吉左衞門さんがいまも「長次郎の楽焼」を伝え続けているのです。

そして、15代くらいからの樂吉左衞門さんの楽焼のお値段は、平均で8万5千円くらいだそうです(Aucfan調べ)。

日経電子版によると、

「樂家には、伝統として守り継ぐ茶わんの型や色づけする釉薬(ゆうやく)の調合法など制作のための秘伝書はない。受け継ぐのは、焼き方や利休の精神を受け継いだ長次郎の意識だけという。「父も歴代も、長次郎の茶わんと向き合いながら、それぞれの時代の中で自分だけの茶わんを作っている」」

とあり。

どの代の吉左衛門さんの楽焼も当代超一級ですが、代替わりに従って時代とともに変わってゆく部分もあるらしい。

言ってみれば、長次郎さんの楽焼が、初代のポルシェすなわちポルシェ356とすると、16代吉左衛門さんの楽焼はポルシェケイマンかな?

どちらもポルシェ。かたや歴史遺産で、かたや現代の憧れですよね。

356とケイマン。

出展:356はhttps://www.cepolina.com/photo/transport/car/Porsche/5/Porsche-356A-Convertible-D-1958.jpg

ケイマンはhttps://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2016/07/718cay2_0718_001.jpg

 

 

ううむ、ケイマンつまり当代吉左衛門さんのもいいけれど、初代長次郎の魔力に取りつかれてしまった!何とかして一個ほしいぜー!という人も、実は一定数いると思います。

でも、初代長次郎って、死んじゃってるよね。注文のしようもないし、今あるのは売ってくれても3億円じゃねえ。。。という人に朗報あり。

復刻版があるのです。

もちろんオリジナルには及ばないけれども、「ケイマンにはない、ポルシェの原風景を追体験できる」。

写真は昭楽窯3代目佐々木昭楽という著名な陶芸家が、初代長次郎の楽焼を復刻したもの。

長次郎写『一文字』

 

 

ここで超重要なポイント一つ。あくまで復刻版であり、贋作ではないことに注目ください。こういう復刻版は、作成した芸術家がちゃんと押印をいれ、特製の箱などに入れて出回るものとなっています。下の写真は、本阿弥光悦という、長次郎さんとはまた別の達人が作った楽焼を、佐々木昭楽さんが模写したものです。

出展:https://item.rakuten.co.jp/shogeikan/10001236/

 

 

初代長次郎さんの楽焼は直径11センチくらい、抹茶茶碗は現在でも12センチくらいのところ、上記の復刻版は直径6センチくらいと、扱いやすい大きさになっているようです。飲んべえ用か?

さて私事恐縮ですが、ぼくも復刻品を持っています。

楽焼ではなくて、くるまです

 

 

正真正銘の、にせものポルシェです。

でも、本物のカイマンより、ずっとポルシェの原風景に近づくことができていると思っています。。。

356は、そもそもかぶと虫のベース、骨格にスポーツカーのボディを乗せたくるまなので、VWベースのレプリカ356も、構造は同じだったりします。(その後の911になると、新機構のクルマになります)

違うのは、車体がFRP(本物はスチール製)であること、エンジンや部品がほとんどかぶと虫のを流用していること(オリジナルはかぶと虫と共有している部品と、独自パーツが混合している)などですが、復刻版のいい所は、昔のポルシェはこうだった、というのを、現代のご時世にかなった安全基準を満たした形で再現してくれているというところですね。

ちなみに、日本も「インターメカニカ」という世界有数の356レプリカを作っており、世界のマニアから賞賛を集めています。一方、日本の法律基準に合わせて空冷エンジンは廃止、VWサンタナだったっけかな?の水冷エンジンに換装したとのことで、本物よりよく走るけれど、VWと356に共通の「ちきちきちき・・・」という優しさいっぱいのエンジン音がなくなっちゃったのは残念だなーと思っています。

ようつべで本物356の空冷ツインキャブエンジンのサウンド動画を発見。

1:57から典型的なエンジン音です

 

 

レプリカ356のエンジン。ツインキャブの同調ができなくなっちゃたので、

シングルキャブにつけかえました

 

 

元祖VWのエンジンはこちら

 

 

ぼくのは「ブラジル自動車工業(INBRAVE)」という会社が作った、ほとんどかぶと虫に356の皮をかぶせただけのへなちょこですが、ふんいき重視の楽しいおもちゃになっています。

INBRAVEのレプリカは、はっきりいって出来損ないの部分があり、全部で27台かな?28台かな?くらいしか作られなったそうです。というわけで、「えええー!幻のにせものポルシェだ!」とそっちの方で有名になっちゃってます。

ちなみに、ぼくのへなちょこ356くんは、製造番号0007、つまり7台目の生産車らしい。

いつか「へなちょこポルシェの復刻品」が作られるようになったりして。まあ、かぶと虫も、356も、そこからどんな怪車が派生しようとも、「はっきり言ってみんなビートル」ですけど。

なかなかまっすぐ走ってくれないし、ブレーキもあまり効かないけれど、

乗って楽しいかぶと虫。

 

 

出来損ないとは言わないけれど、「サッポロLAGERビール」のはずが「サッポロLAGARビール」と表示してしまい、危うく廃棄になるところを、「売って売ってー!」と大コールになり。めでたく販売しました、というお話がありました。このカンを捨てないで持っていたら、将来プレミア付きの希少な工芸品として有名になったりして?

ハフィントンポストより:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6018ba36c5b63b0fb283b85e

 

 

初代長次郎さんの楽焼は、御茶湯御政道(おんちゃのゆごせいどう)という政治の道具にされちゃったけど、その実、お茶を満喫する優しさいっぱいの、かぶと虫みたいな楽焼なのかもしれませんね。

なあんて無理やりこじつけて終わります。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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スパッツ考

実は飛んでいるよりも地上で駐機している時間の方が圧倒的に多い軽飛行機。重要な装備に、ランディングギア(以後、ギアと呼称)があります。

滑走や、着地の衝撃を吸収するために強度が必要となりますが、一方で離陸してしまえば、単なる重量物となってしまうため、軽飛行機のギアはバネのように弾力を持たせた鋼製の棒が頼りなげに伸びているだけだったりします。

こんなかんじ

https://abpic.co.uk/pictures/model/Rans%20S-6%20Coyote%20II

 

 

実際頼りないので、着陸には気を使います→「着陸の奥義」ご参照。

上の写真のとおり、ギアは、小さいように見えてなかなか大きな空気抵抗の発生源となっています。なんとなく、皆さんが学校で使っていた下敷きを三つ風にかざしている感じになってしまい。いくら機体そのものを細い流線形にしても、操縦席ではパイロットほとんど身動きが取れないほどなのに、いくらスロットルを入れてもスピ―ドが出ず、燃料消費ばかりが多くなるという、残念な飛行機になってしまいます。

引っ込み式にすればいいじゃん?

実際引っ込み式の軽飛行機も存在するのですが、ぼくは「引っ込み式はダメ!ゼッタイ!」派です。

引っ込み式のギアを持つLSA軽飛行機(Fascination)

https://www.aircraftdc.de/en/products/repair/98-d4-fascination.html

 

 

なぜかというと、軽飛行機なんて、操縦も管制(通信)も航法も全部ひとりでやらなければならないところに、やれ積乱雲にまきこれそうになっただの、晴れていれば晴天乱気流(以前の単なるサーマル)だの、ふぎゃぎゃーともみくちゃにされながら、一方で管制からは「旅客機のそばに寄るな、しっしっ!」とさらに積乱雲がいっぱいのところに追いやられ。どうせ1年に数回は命からがら(たとえですよ)何とかホームベースの滑走路に帰り着いた、なんてさんざんなフライトの発生を避け得ず。

そんな時、やっといつもの慣れた滑走路で着陸動作、うまく「滑走路上数センチで失速」滑り込むようにギアが着地、と思ったら、あれ、全然着地せず、変に尻(機体)が落ち込んだぞ!うああ?

次の瞬間、ものの見事に「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ、ぎりぎりぎりぎりー」と胴体着陸してしまったことに気づき。

へんに引っ込み式の飛行機なんかに乗るから、ギアの出し忘れとかいう事故を誘発してしまうのである。

空自の超ベテランでも「出し忘れ」をしてしまうらしい。

写真の出典は→ http://komatsuairfield.web.fc2.com/page165.html

出し忘れのいきさつはこちら→ http://komatsuairfield.web.fc2.com/page182.html

 

 

胴着なんてしてしまうと、機体の腹にあたる部分の外板交換程度ではすまず。

胴着一瞬前に、しまった!と気づいて咄嗟にエンジンを切れば、運よくプロペラを地面に当てないで済むケースもありますが、ちょっとでもかすってしまうと、プロペラ軸がやられ、クランクシャフトや周辺のベアリングなどがだめになってしまい。パイパーカブなど、往年の尾輪式飛行機では、プロップヒットを前提に木製のプロペラにして、ペラはぶち折れるがエンジンシャフトには影響が出ないように、というのもありますが、現在のカーボン製高性能プロペラだと、ペラもですがエンジンの方が先にやられてしまいます。

そこに機体の修理を含めたら、新品の機体を買う方が安くなってしまうばかりか、見えないどこかでフレームに歪み出ていたら。。。。なんていつまでも懸念が残る状況になってしまいます。

パイパーJ3カブの木製プロペラ

http://pics.woodenpropeller.com/J3.html

 

 

「舞い上がれ」の福原遥ちゃんみたいに、エアラインパイロットの訓練用となるボナンザ機とかはともかく、日曜パイロットがそのへんを飛び回るような軽飛行機の場合、引っ込み脚なんていらないのでした。ははは

といって、ギアがにょきっと突き出ていれば、残念な抵抗の発生源になってしまうわけで。

そこで考え出されたのが「スパッツ」という整流覆いです。

スパッツと聞いて素敵女子の、どきどき!を思い浮かべた人はいないでしょうか。

冷え取り用だそうです。

https://tshop.r10s.jp/silkparty/cabinet/silk_op/touroku3/spats_s3.jpg?fitin=720%3A720

 

 

そっちの◎っちなほうではなくて、第二次大戦で米軍が使っていたような、脚絆(きゃはん)のことです。おえええー

フランス軍のスパッツ

user:VIGNERON – 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=20261424による

 

 

要すれば、スパッツみたいにギアにかぶせた整流覆いということである。

こういった覆いをかぶせることで、空気抵抗を9割がた減らせる、という事で、固定脚の飛行機には必須の装備となっていたのでした。

円形断面は、流線形断面の10倍の空気抵抗を生み、乱流も発生させる

(出展:https://pigeon-poppo.com/pressure-drag/)

 

 

スパッツをかぶせた状態(写真右後ろ)と、タイヤむき出しの状態。

 

 

スパッツと言っても、いろいろな軽飛行機でいろいろな形状があり。

まずは、ぼくの乗っているRANS SUPER COYOTEから。

 

なんか角ばってて、あまり抵抗低減に役立っていなさそうだなあ。。。。無いよりはいいけど。

次はPARADISE P1

 

 

上の写真は最新型で、下の写真のに比べてスパッツ後部が延長されています。

いずれにしろ、ヨーロッパ的な繊細な形状。

Paradise の開発者の一人である鬼教官いわく、スパッツ前縁がとんがりすぎ。もっと丸くする必要があるとのこと。

なお、P1のすごいところは、スパッツよりも、その上の支柱にごっついショックアブソーバーがあることで、かなりの衝撃でもふわっと吸収してくれます。

Flyer/Paradise RV9

 

もともとVANSというアメリカの会社から、ブラジルのFlyer社とParadise社がそれぞれライセンス制作しているもの。なんとなく、中島製と三菱製の零戦の違いみたいに、微妙にそれぞれ違っています。写真のは鬼教官がからんでいるParadise製です。

文句ない流線形!最新空力理論が取り入れられた完成形ですねーこの飛行機は、飛行機が乗り手を選ぶ、スーパーカーみたいなところがあり。ノーズギアの支柱そして車輪自身もメインギアに比べて小さく軽量になっています。

PARADISE P1が、練習生の落着に耐えられる作りになっているのに比べ、こちらはパイロットにパーフェクトな着陸を強いることで、スピードなどのハイスペックとバーターしており。そもそも翼面荷重が高くて短い不整地などでは着陸しにくく、ノーズギアの支柱をひん曲げる事故が多発しているといううわさも。

超富裕層向けのRV9は別として、ヨーロッパちっくに繊細なスパッツにこだわるP1と、なんかくっつけとけばいいやのアメリカンなCOYOTEなど、なかなか個性がありますねーしかし世界でもっともハイスペックなスパッツを作ったのは、なんと日本だったりします。

その好例が「97式戦闘機」

https://m.media-amazon.com/images/I/6114aChqJZL._AC_SL1500_.jpg

 

 

1936年10月に初飛行。1932年3月に初飛行のP26に比べて、洗練が確認できると思います。

https://www.nationalmuseum.af.mil/Visit/Museum-Exhibits/Fact-Sheets/Display/Article/198089/boeing-p-26a/

 

 

これはP26の方がいい加減すぎるというのもありますけどねー

なぜこうなるのかというと、エンジンの違いです。

例えば、グラマンF6Fは2000馬力ですが、零戦は1000馬力ちょっとしかなく。日本は、とにかく空気抵抗を減らすしかなった、というのが実態だった。

じゃあ、97戦と同世代のグラマンF3F(1935年3月初飛行)は、どんなキテレツなスパッツだったかなーというと

パブリックドメイン

 

 

引っ込み脚だった。

複葉の艦上機(つまり低速の飛行機)で、引っ込み脚なんて必要ねえだろごるあ!

でも、アメリカは、この当時からすでに単葉全金属戦闘機の先駆けとなる引っ込み脚の戦闘機をじゃんじゃん作って、技術革新に備えていたのです。

日本では97戦や96艦戦で、とにかく当座の高性能を達成するために血道を上げていたのに比べて、アメリカは、固定脚なんてどうせすぐなくなる。スパッツなんてテキトーでいいから、その分引っ込み脚の勉強をしとこうぜー、という事だったのだと思います。

この差がゆくゆくはF6Fと零戦の差にもつながってゆき。日米戦の勝敗は、物量とかの前に、こうした先見の明や、人権を最優先とする精神の優越によって、開戦前から決まっていた、と考えるのはぼくだけでしょうか。

最後に、戦前では世界1の性能だった97戦のスパッツですが、現代の最新技術で作られたRV9のスパッツと、正面から見比べてみましょう。

97戦 http://ktymtskz.my.coocan.jp/J/JP/abu5.htm

 

 

RV9

 

 

97戦がとにかく細く、なのに比べて、RV9の方は見事な円形、砲弾型になっています。

 

 

ぱっと見は97戦の方が投影面積が少なくて有利に見えますが、ところがどっこい、飛行機というのはまっすぐ飛んでいるようで、実際は斜めに風が当たることも多く。

97戦のように平べったい、うちわみたいのだと、横風に対し抵抗になってしまいます。砲弾型だと、どこからでもうまく風が流れてくれる。

当時の設計ではわからなかった実情もあり。設計時に見える細部にこだわるより、将来を見据えた進取性のほうが重要であると考察して、結びといたします。

ではでは。。。

Posted by 猫機長