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アデューロマンティーク:チキンラーメンの挑戦

「アデューロマンティーク」というすごいブログがあり。アートを呼吸して生きているお兄ちゃんが怒涛の勢いでアップした、圧倒する感性の世界がこれでもかと迫っています。

かっこいいなー、というわけで、ちょっと真似をしてみることにしました。

なあんて、もちろん「ちゃぶ屋とんこつらぁ麺」と「のびちゃったインスタントラーメン」くらいの差が出ちゃっているでしょうが、細かいこと言わんと!やってみます。

ちゃぶ屋さんのホームページhttp://www.chabuton.com/chabuton/chikara/index.html

 

 

お題は「心に残る日本の歌」

まずは、「花の首飾り」

タイガースの少年たちは、姿かたちはビートルズ。でもあぶらご飯に肉ばっかりのイギリス人では歌えない、みずみずしい幻想的なのになってます。

https://www.youtube.com/watch?v=Khgh1Fb5E4Y

 

 

「大都会」

カラオケがはやり出してから、プロでないと歌えない難しい曲は廃れてしまい、誰でも無難に歌える、というなのばかりになってしまったそうな。じゃあ、プロでなきゃというのはどんな曲?このボイスを聞いてください。

クリスタルキング大都会 – YouTube

 

 

「哀しみのソレアード」

ボイスという意味では、綺麗な声だけどちょっと単調だなー、でもメロディーと歌詞に引き寄せられました。大学卒業当時に遭遇した曲。

 

 

Instrumental version

ごめんなさい日本の歌じゃなかった?脱線だ!

 

 

「青い珊瑚礁」

といいつつ、歌謡曲はやっぱり「ボイス」ですよねー、歌よりルックスのアイドル全盛期に、超大型新人として歌唱力で一世を風靡した。すごいぞ!

松田聖子 青い珊瑚礁 – YouTube

 

 

「Canary」

もひとつこの人のミラクルボイスを堪能。異性だから特別に聞こえるのかなー女性の方たちの評価はいかに。ミラクルボイスといえば美空ひばりですが、完成し切ったひばりさんに比べると素人っぽくて好きです。ルックスについてはノーコメント。

松田聖子 Canary – YouTube

 

 

「三百六十五歩のマーチ」

大学は出たけれど、卒業直後ひょんなことから病院行きになり、集中治療室から回復して病院内を散歩できるようになったころ、元気づけられた一曲

三百六十五歩のマーチ 唄:水前寺清子 – YouTube

 

 

「断じて勝つぞ」

とある古武道の大会に出ていた時に元気づけられた。ううむだんだん選曲がやばくなってきたな

 

 

「加藤隼戦闘隊」

もうひとつのせちゃえ!ソ連の「航空行進曲」の日本版。元気いっぱい。

 

 

 

 

「燃ゆる大空」

はいこれで最後です。だって最近の歌で、こういう勇気を鼓舞するようなのがないんだもん。。。。

 

 

「スーダラ節」

まだサラリーマンになっていないときから大好きな曲。うきうき!やっぱりこういう明るいのがいいね!

https://www.youtube.com/watch?v=YufjuWRJRAc

 

 

「いつでも夢を」

これも同様。こちらは安心して歌える内容で、なおよいです

橋 幸夫・吉永小百合/いつでも夢を – YouTube

いつでも夢を – YouTube

 

 

吉永小百合でもうひとつ

「寒い朝」

寒い朝 吉永小百合 Yoshinaga Sayuri – YouTube

 

 

「東京ブギウギ」

進駐軍が闊歩していたご時世の歌。最初はブルースを基調にしようとしたら、もっと元気なのがいいよ、とブギになったそうです。空襲はもうないんだ!という喜びにあふれる和風ブギ。

笠置シヅ子 東京ブギウギ – YouTube

 

 

「銀座カンカン娘」

こちらも廃墟の中から立ち上がる希望に満ちあふれている。歌って踊れる大女優でこちゃん(高峰秀子)もいいけれど、やっぱり笠置シヅ子の存在感ですね、「買い物ブギ」「セコハン娘」などこの人ありきのポップアートと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=lMd0l_mT-GY

 

 

「セコハン娘」

セコハン娘(笠置シヅ子)1949 – YouTube

 

 

「夏の思い出」

すいません歌謡曲じゃないですが、掲載せずにはいられないのでした

 

 

「ケサラ」

菅原洋一のを載せたかったのですが、発見できず。すみません題名だけです。

 

 

「襟裳岬」

森進一の初期バーション。ううむここに載せてる曲の多くが、だいたい1974年の紅白が選曲のベースになってしまっていることにいまさら気づきました

森進一 襟裳岬 – YouTube

 

 

「冬のリビエラ」

もう一つ森進一

森 進一 ♪ 冬のリヴィエラ/19821220 – YouTube

アメリカの貨物船。やっぱり隅田川のはしけじゃ雰囲気が出ないよね。。。

 

 

森昌子バージョンも発見。すなおに「いいね!」

https://www.youtube.com/watch?v=pHnXyd6HRBg

 

 

「知床旅情」

しれとこーの、みさきにー、はまなすーのさくころー♪

 

 

「影を慕いて」

森進一ばっかりだな。。。

森さんの写真が遺影になっちゃってます。ははは

 

 

「世情」

暗い暗い中島みゆき。でもこれは明るいので好きです。なんか声が「風邪をひいた美空ひばり」みたいだけど。

 

 

ちなみに、別の歌手によるカバー版ばかりで、中島さんのすなおな原盤がみつからず。いろいろな人たちの都合によりようつべには掲載されないのかなー、そんな都合なんて全く考えずに好き勝手にアップしてた中国人のバージョンです。日本が退潮になり、中国が躍進しているのが、こういうところでも見えていますね。。。。

「男はつらいよ」

寅さんはあんまりファンじゃないけれど、この歌や、映画に出てくる日本の風景は大好き。

 

 

「ジャイアントロボ」

子供のころはこればっかり。いまでももちろん大好きな歌。

https://www.youtube.com/watch?v=meHiyWqlJvk

 

 

「岬めぐり」

サラリーマン初年兵時代の思い出の歌

 

 

「昴」

おなじくリーマンはじめましての時代によく聞いた

 

 

そして、最後はやっぱりこの歌。

「ある日突然」

ようつべのコメント欄に「ちょっと真似すれば出来そうにみせて実はとてつもなく高レベル」とあり。

これ以上「優しさいっぱい」の曲は出てこないんだろうなあ。。。

 

 

ということで、思い切り脈絡のない羅列でした。

はたして、こんな記事で読んでくれる人がいるのか?

「いいね!」していただいたら幸いです。。。。

 

※もひとつ最後に、中島みゆきの「世情」は明るい歌だよ!という意味が分からない人がいると思います。

引きこもり、ニート、会社に行けずに公園で一日を過ごす人。日本ではそういう世情になってます。

香港や北朝鮮では、有無を言わさず強制収容所にぶち込まれ。まさに手足を縛られたうえで井戸の底に投げ込まれるみたいな、どう解釈してもぜったい明るいとは言えない状況に。

でも、「世情」の歌では、そんな世の中をぶち壊せ!とシュプレヒコールを叫んで行進している人たちがでてきます。縛られていた縄をぶち切って、堂々の行進だ!抑圧を破壊して、新たな明日へ突進だ!

明るいじゃないですか。

ううむ?そういう明るさをもった曲をもう一つ掲載して、終わりにします。なお、ぼくは共産主義者ではないので、念のため。

 

 

日本の曲じゃなくなってしまいました。ははは

ではでは

 

Posted by 猫機長
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神君伊賀越え(ラティナバージョン)

時は戦国。

といって、織田信長がほとんど日本全土を蹂躙しつくした戦国後期。四国だの北陸だの、残る抵抗勢力を秀吉や柴田さんといった手下どもに攻めさせ、自分は京都のお寺でゆうゆうとワタナベジュースを飲んでくつろいでいました。

渡辺 ジュースの素 – 検索 画像 (bing.com)

 

 

いっぽう、信長と同盟していた家康は、いっしょに麻雀でもしようよ、と信長に呼ばれて、雀卓なかまの茶屋四郎次郎そして服部半蔵をともない。いひひひ結託して信長から巻き上げてやろうぜ、とはるばる岡崎を出発し、京都のお寺にむかってのこのこと歩いていきました。

大阪あたりで、トイレ休憩だ!

た◎しょんで、ぼくのお◎っこが一番遠くへ飛ぶよ!と競い合っていた3人に、血相を変えて早馬に乗った伝令の武者が駆け込み。

「の、の、のぶなぐあどのが、お寺でうちじにでござりまするー」と叫ぶや否や、ぐええーとその場にはいつくばって4んじまいました。

えええー?のぶなぐあどのがあああ?

戦慄して、ハムスターのように固まる3人。

フリーズするハムスター https://www.youtube.com/watch?v=RE-P3TB8mhc

 

 

もちろん、信長なんてどうでもよかったのですが、自分たちの身に絶対絶命の危機が迫っていることに気づいてしまったのです。

ほとんど天下統一じゃ、と油断しきって、軍事力のほとんどを四国だの北陸だのの攻略に送り込んでいた信長。

自分は、ほとんど護衛もなしに、お寺でだべっていたのです。

そこを、普段から信長にいじめられて、てめえぶち56してやる、と憤っていた石田光成さんが襲い掛かって、本当にぶち56してしまい。

お寺は火の海となり、信長さんの残党がその辺にいたらぶち56せ―!と阿鼻叫喚の状況に。

*実は石田さんの犯行じゃないよ。せいぜい実行犯で、黒幕は別にいるよ、という意見もありますが、ここでは通説の通りとします。

そこへ、信長さんのなかよしである家康さんご一行が、麻雀牌をぶらさげて、のこのこ向かっていたのです。

麻雀のルールを知らない素敵女子でも楽しく遊べる「麻雀ソリティア」

https://sdin.jp/browser/tile/mahjongsolitaire/

 

 

飛んで火にいる夏の虫。

ここで光成の野郎にとらえられたら?

鼻を削ぎ落とされ、手足の関節をぼきぼき折られたうえ、大きなはさみで、あそこをちょきん!

ぎゃあああー!

その前に自分から4ななきゃ!切腹だー!と泣きわめく家康。

でも、服部半蔵と茶屋四郎次郎はすごく冷静で、

「まてまて家康くん。一か八か、光成の野郎の包囲網を突破してやろうじゃないか」

雀卓の友に諭されて、家康もその気になり。

美しい友情の場面に見えますが、実はそうでもなく。

服部くんと四郎次郎くんからみれば、光成のターゲットは家康であり。捕まりそうになっても、「家康はここだー!」と追手の気をそらせば、自分たちは逃げおおせると計算していたのです。

さらには「大暴落時こそ資産1億が生まれる鉄火場だ!」ということをよく知っており。つまり、ラスボスの信長が消されたということは、天下を狙う空白も生まれたということに、目ざとく気が付いていたのでした。

この場合の鉄火場とは、修羅場という意味ですhttps://pouchs.jp/trivia/kYZ1w?page=2

 

目の前で情けなく泣きわめいている家康ですが、こいつ、なかなかいいじゃん?

家康を天下人に祭り上げれば、自分たちも一緒に所得倍増だぞ!

こうして、家康たちの脱出が始まったのでした。

しかし、はっきり言って状況は絶望的であり。

【刀剣ワールド】忍者の役割 (touken-world.jp)

 

 

このルートは、距離にして220キロ、追手に捕まらないためには、これを4日くらいで逃げ切る必要があり。一日55キロですから、「てくしー」としては極限の速さと思います。

今日では、せいぜい1時間半でついちゃう距離ですけどねー

小さな飛行で飛んでいます。

大体時速160キロで飛んでいくと、1.4時間で着く距離です。

 

 

言い換えれば、200キロ余を、落ち武者みたいに逃げなければならなかったということである。

ふつーだったら、20キロもいかないうちに、やれ百姓の竹やりだ、と惨殺されてしまうのです。

特に問題は、伊賀の国だった。ここに、恐ろしい山賊が跋扈しており。

多羅尾(たらお)方面の御斎峠(おとぎとうげ)とか、名前からしておどろおどろしい、うっそうたる森林の一本道で、ついに野武士の集団に発見され、襲撃されてしまった!

奮戦あえなく、野武士たちに取り囲まれた家康くん。

野武士の太刀の一閃で、一瞬のうちに家康の首が吹き飛んだ!と思ったら、地面に転がったのは、あれ、丸太じゃん?

坂の上から「わっはっはっはっはー!本物の家康は、ここだ!」

なんと家康が、大笑いしています。

おのれ!槍でひと突きにしてくれる!

見事刺さったと思ったら、やっぱり丸太だ?

今度は坂の下から「わっはっはっはっはー!本物の家康は、ここだ!」

服部半蔵が「変わり身の術」で山賊たちを翻弄していたのです。

変わり身の術。IllustAC無料画像

 

 

なんとか御斎峠を突破して、ひといきいれる家康一行。

そこに服部半蔵も追いついてきて、みんなワタナベジュースでなごみました。

服部半蔵

https://www.touken-world.jp/tips/38354/

 

 

さて、もう少しで白子湊の海岸だぞ、と頑張っているとき、またしても山賊の集団に囲まれてしまった。

しかも、山賊の頭は、さっき服部半蔵がさんざんダマした奴じゃないか!

さらには、そいつも含めてみんな変なメガネをかけています。

たったの80グラム。LGが超軽量ARグラスで市場に殴り込みそう | ギズモード・ジャパン (gizmodo.jp)

 

 

頭目は

「ふふふふ、服部くん。さっきはうまく逃げられたが、今度はだまされないよ。このARグラスをかけていれば、どれが丸太でどれが本物の家康くんなのか一目瞭然なのだ」

ううう、とひるむ服部くん。

そこに、なにげにすっくと立った茶屋四郎次郎。

「枯れ木に花をさかせましょうー」

と、持っていたざるから、みんなに灰を振りまき始めたのです。

あれ、灰かとおもったら、本物のプラチナのつぶじゃん?

山賊どもは、刀なんて捨ててプラチナにかけより

「今度は小判をバラマキましょー」

ヘリコプターのように小判をバラまく茶屋四郎次郎。みんなもう家康なんてどうでもよくなって、小判の争奪を始めたのでした。

「京都的豪商」茶屋四郎次郎

https://www.baike.com/wikiid/5790297138873086632?view_id=8pny4ur0ca400

 

 

その隙に抜け出した家康たち。

白子浜の渡し船もすでに茶屋四郎次郎が買収しており。追いついてきた四郎次郎とみんな一緒に対岸の岡崎へ見事帰りついたのでした。

めでたしめでたし。

ここまで読んで、歴史女子とか「本田忠勝はどうした!」などのクレームが来るかもしれません。

でも、いちいち詳しく書いていたら、話がつまらくなっちゃうもーん。ブログオーナーの特権で、好きなように脚色、省略したのでした。

くやしかったら決闘を受け付けます(念のため、女子限定)。

決闘の場所はLa Boutique.
https://www.facebook.com/LaBoutiquePadariaFrancesa/

おいしいお茶とパンのあるステキなお店です

 

 

まじめに考察すると、神君伊賀越えは、戦国時代の趨勢を決する決定的な出来事でした。

ここで家康が打ちとられてしまっていたら、豊臣の天下が続き。

うまく秀頼が継承できていれば、その後中国と大戦争になっていたかもしれませんし、秀頼が失脚していたら、国をまとめることのできる家康という大物がおらず、また国家分裂して、南蛮人に占領されてしまっていたかもしれません。

徳川300年は、伊賀越えで始まったといってもよいと思います。

鎖国というガラパゴス政策により、良くも悪くも特異な文化を築いた日本。その鎖国は、家康が伊賀越えで切り抜けた極限の危機を、二度と起こすまいぞ!というかちんこちんな慎重主義によってもたらされたのかもしれませんね。

ううむ最後はこじつけになってしまった。

織田が付き、豊臣がこねし天下餅、座りしままに食うは徳川

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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タクシーにカバンを忘れちゃった!

とある吉日、出張先でのできごと。

夜も夜中の11時すぎですかねー仕事先からタクシーで20分くらいか?ホテルに帰りつき。

ううむやっと寝ることができるぞ。

https://d1o6h00a1h5k7q.cloudfront.net/imagens/img_g/15620/7430190.jpg

往時のタクシーメーター

 

 

とりあえずは、ほとんど電池の切れかかった携帯に充電だ!

でも、充電のケーブルがないじゃね?そうかカバンにいれていたな。

そこで、そのカバンがないことに気が付き。

出張先から、おみやげの「あんぱん」を入れた袋と、重要な物品を入れたカバン(内容はお察しください)を持ってタクシーに乗ったはいいが、カバンの方をタクシーに忘れちゃった!とそこでやっと思い至り。

なんか、起きてはいるけれど起きていることが信じられない、とハムスターみたいに固まってしまい。

どうする?

なんとか気を取り直し。

知り合いの車とか、ハイヤーではなく、その辺のタクシー乗り場で拾った、今日まで会うこともなければ、明日以降も会うことはなかろう、どこの誰かも知らないあんちゃんの運転していたタクシー。

どうやって取り戻すのか。

しかし、あることを思い出し。

ホテルに到着して、支払いだ!というとき、運ちゃんがカード読み取り機を変な小さい箱に接続したら、その箱から、これまたみみっちい、ひねた領収書が出てきたのです。

そのレシートはどこだ!ズボンのポケットで発見。

なんと、タクシーのナンバープレートと、コンタクト先の電話番号が明記されているではないか?

 

 

絶望から逆転勝利か?早速電話。

でも留守電になってしまい。いじいじしていたら、なんと向こうからかけなおしてきたぞ!

以下、運ちゃん(う)とぼく(ぼ)の会話です。

(う)「ドアホが夜の夜中に電話かけやがってボコすぞごるあ!」

(ぼ)「だまれ!客のカバン入れたまま消えやがるくそタクシーがあるかごるああ!」

(う)「ざけんな!もう何年もタクシー家業なんてやっておらんわ!間違い電話で人を起こすなごるあああ!」

(ぼ)「何が間違い電話じゃ!つい10分前まで、てめえのQNQ27◎8、この電話のタクシーでホテルまで乗ってきたじゃねえか!脳みそ腐ってんのかごるああああ!」

(う)一瞬うっとなり。「ううう?どこからナンパ―プレートの情報を引っ張ってきやがった?確かにそのタクシーには乗っていたが、もう廃業しているぞ?おまえはいったいだれだ?」

(ぼ)「ただの客じゃい!ついさっきお前が変な箱から領収書印刷しただろう!そこにお前の個人データがすべてばっちり記載されとるわい!まいったか!」

(う)「あっ!そうゆうことだったのか!それはね、ぼくじゃないよ」

(ぼ)「狂ったか!とっとと説明しやがれ!」

(う)「それはね、ぼくが持っていたタクシー車両と営業権なんだ。Bという野郎に車ごと売ったんだけと、まだ名義変更していないんだね。Bの野郎の電話を教えるから、そっちにかけてね」

(ぼ)「ごめんごめんそうゆうことだったんだね、夜中にたたき起こしてごめんね」

https://www.curitibaantiga.com/fotos-antigas/342/Fusca-Taxis-de-1980/mais_fotos_em_curitibaantiga_ponto_com_1359238569.jpg

 

 

さて、「Bの野郎」に電話かけました

(B)「ドアホが夜の夜中に電話かけやがってボコすぞごるあ!」

(ぼ)「だまれ!客のカバン入れたまま消えやがるくそタクシーがあるかごるああ!」

(B)「ええええ?それって、いつなの?きのうぐらい?」

(ぼ)「ざけんな!ついさっきホテルまで乗ってきたろうが!カバンかえせごるああ!」

(B)「それなら今日の運転手の電話をあげるから、そっちに電話してね。そいつはEの野郎っていうんだ」

(ぼ)「あああそうだったの?怒ってごめんね?」

要すれば「Bの野郎」は、タクシーの名義を何台分も持っているビジネスオーナーで、複数のタクシーに複数の運転手を割り当てていた、ということです。

たまたま、今日のQNQ27◎8の運ちゃんが「Eの野郎」だったのである。

上でも書いたように、携帯の充電器はカバンの中だし、携帯はいよいよ電池がなくなってきちゃった!かなりあせりながらも、「Eの野郎」に連絡しました。

(ぼ)「ようにいちゃん、ぼくのことを覚えているかい」

(E)「あああいまそっちに向かっているからね!待っててね!」

(ぼ)「ふふふ、今日は満月の夜だねえ。お兄ちゃんの顔もしっかり覚えているからね?」

どうやら「Eの野郎」の雇い主である「Bの野郎」から連絡が行っていたようです。

こうしてカバンを回収することに成功。「Eの野郎もといEくん」もとても礼儀正しいナイスガイで、もちろんぼくのほうでも「Eくん」が引き返してきた分のお代はちゃんと追加して払いました。

https://live.staticflickr.com/2173/2128173257_12e7f9dd7e_b.jpg

 

 

おもしろおかしく書きましたが、実はもっとなごやかにコミュニケーションでき。おどろきは、「Eくん」はともかく、そのほかの事業主2名共に、突然の真夜中の電話ながら、的確に事態を把握し、適切な連絡先を教えてくれたことで、たらいまわしにはされたけれど、役場における、出口のない、不毛なたらいまわしとは違って、ステップごとに解決に近づいていることが実感できました。

やっぱり、この辺が「キャッシュフロークワドラント」の「右」と「左」にいる人たちの違いですねー。

キャッシュフロークワドラントってなに?

「金持ち父さん貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキという人の提唱で、世の善男善女は、E=Employee(従業員)、S=Self-employed(自営業者)、B=Business owner(ビジネスオーナー)及びI=Investor(投資家)のどれかに分けられる、としています。

そして、それぞれが以下のクワドラント(4隅)に振り分けられるとしています。

 

 

ここで注目なのは、E(従業員)とS(自営業)は、図の左側、B(ビジネスオーナー)とI(投資家)は右側になることです。

左側は、人に使われるか、自分が店を切り盛りする立場の人。Eは会社の社員だし、Sはその辺のパン屋さんとか。

これが、右側になると、人を使う側になります。Bは、例えばパン屋さんのチェーン店を統括する親玉であり、配下に一軒づつのパン屋さんすなわちSがおり。

さらに補足すれば、そのSに雇われてパンをこねたりしている従業員もE。SはBへの過渡的形態と言えないこともないが、実態はパンをこねているEと変わりなしです。

さてIですが、B以下が必死になって労働して得た収入の一部を、配当とかで何も労働しないでもらっちゃうのでした。ははは

https://http2.mlstatic.com/D_NQ_NP_744698-MLB50938557921_072022-O.jpg

 

 

というわけで、タクシーと役場の例でいえば。。。

役場の役人は、上役から命じられたままに作業を行う、人に使われる立場なので、行政サービスを求める市民が目的を達することができず役場の中をたらいまわしにされても全く我存ぜずであり。役人自体が、日々不毛な業務のたらいまわしで、そもそも「解決」とかいうメンタリティが生まれないのです。

こわいな

これがタクシー会社のオーナーになると、突然夜の11時に電話がかかってきた時点で異変を察知し、グーグー寝ていても飛び起きて返信する。

一瞬で、とんまな客がタクシーにカバンを忘れたこと、そして、名義変更したはずの仲間の企業家がまだ変更していないという事実に目ざとく気づいて、そいつの連絡先を教える。

そして、連絡を受けたほうの企業家は、とっとと配下のタクシーに連絡して、お客にカバンを返却するよう指示する。

たらいまわしではあるが、関係者の企業家一人一人が一瞬のうちに課題と達成すべき成果、そしてタスクを把握(なんて今回は電話番号を知らせるだけですが)し。躊躇なく実行しています。

これは、決して、とんまなお客に同情したというわけではなく。

お客にも色々いますからねえ。

逆上して、ホテルのロビーでピストルを乱射なんて狂った客だったら?

新聞で「カバンをXX企業のタクシーに取られ、企業のオーナーに非人道的な対応をされたから、腹いせにやった」なんて大々的に報道されたりしたらどうなるか。

とっとと客にカバンを返すのが最もコストの低い解決だ、と、関係者すべてか解決に向けて最短距離で動いたのでした。

ブラジルのあんぱん。

An-Pan Azuki 6 unidades

 

 

一方、お客の方でも、ただのとんまで終わるわけにはいかず。

なんとかレシートの電話番号からビジネスオーナーを引っ張り出し。

自分はホテルのロビーでなにもせずにのへーとしていながら、上はビジネスオーナーから下は運転手まで大騒ぎをさせたうえで、目指す成果であるカバンを取り返すことに成功したのでした。

というわけで、今回は我ながら資本家ちっくな立ち回りができたぜ、なんて自己満足しています。ははは

「投資すべき銘柄を選ぶは、タクシーのレシートを見るがごとし」なあんて。

ではでは

Posted by 猫機長
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挟撃は怖い

MSNのニュース記事で、織田信長が越前(福井県)の朝倉氏を攻めていたところ、味方の浅井氏に裏切られて、いっさんに退却した歴史的事件について記載していました。

本郷和人 信長の朝倉攻めはナゾだらけ。なぜ越前へ侵攻し、浅井長政に裏切られて一目散に逃げたのか?自衛隊の一佐に「撤退の理由」をたずねてみたら『どうする家康』 (msn.com)

例によって、コア部分を抜粋です。

「なぜ信長はすぐに撤退したのか?信長の兵は3万。対する朝倉は1万3000くらい。浅井はどうがんばっても5000がいいところ。

ならば軍を二つに分け、2万で朝倉に対峙し、残り1万で浅井勢を蹴散らして美濃に帰れば良いのでは? それなのになぜ一目散に逃げだしたのか? 自衛隊の作戦室にお尋ねしたことがありました。

すると、現役の一佐が「ぼくには信長の判断は分かりますね。挟撃は怖い…」と仰いました。

具体的にどう、という説明はなかったのですが、眼光鋭く目前でそう述べられると、ぼくの机上の空論などたちどころに吹っ飛びます。」

ということでした。

越前ガニ。PhotoAC無料画像

 

 
へえーそうなんですねえ。確かになっとく。

単純に兵力差から見れば、織田軍が両面作戦しても簡単に勝ちそうです。

でも、それは、織田軍が浅井、朝倉両軍の数と動きを完全に把握していればです。

しかし、戦場で、敵の軍勢がどう見えるかというと。。。

あなたが、下の写真の白いポーン(歩)①だったと仮定してください。

 

 

あなたの目の前に敵のポーンが。でも後ろにナイト(馬)がいるので、ちょっと安心しています。

ところが、よく見たら、ナイトの後ろに、敵のポーン②がでてきやがった!さっきまで白だったのに、裏切って黒くなっちゃってます。

 

 

ここであなたは、ナイトともども、ものすごく不安になるでしょう。

なぜなら、敵のポーンの後ろに、どれほどの敵がいるかわからないからです。

一応あなたは織田軍3万のうちの1人なのですが、前の敵、後ろの敵は、本当に1万3千と5千なのか?

挟撃という状態で、敵の方が多ければ、あっという間に蹴散らされてしまいます。

まだ隙があるぞ!今のうちだ!と脱出したのが、この場合の織田軍だった。

それまでは優勢だったので、総大将である信長も整然と退却し。

ただ、しんがりとなった秀吉軍が、織田の本隊を逃げ延びさせるために犠牲になり。けちょんけちょんにやられて、秀吉も危うく4んじまうところだったらしい。

ところで、上の写真は、ポーン目線ですが、これを棋士目線で見たらどうなるでしょうか。

 

 

あれ、全然勝ってるじゃん?

敵はほとんどキングと取り巻きしか残っておらず③、味方に包囲されまくっている一方、味方の王様はがっちり防御されています④。

上空から見れば、戦況が一瞬で分かり。

地上にいて、目の前しか見えない状況にくらべて、著しく有利に判断ができるのでした。

だだっ広い平野に大軍を展開して戦車で走り回った中国古代の合戦では、「将軍もポーン目線」で、敵軍の最前列しか見ることができず。その後ろにどれだけの兵力があるのか全くわからない状況だった。

世界史の取扱説明書: 中国史/古代/春秋戦国 (worldhistorytorisetsu.blogspot.com)

 

 

両軍の前衛がぶつかり、両方ブギャー!と斃されたのち、その後ろ、そのまた後ろが。。。。と倒しあって、結局数の多いほうが勝つという単純なケースが多かったらしい。ばっかだねー

その後孫氏が出て、負けたと見せかけて、敵軍を罠に誘い込み、隠れていた味方の本隊で背後ら挟み撃ちだ!みたいな策略が多用されるようになりました。

これが西洋だと、19世紀ころまで、「戦列歩兵」といって、古代もびっくりみたいなことをやっていた。鉾が小銃に変わり、少し離れた所から、敵味方の第一列が一斉にダダダダーン!ばたばたぐしゃぐしゃとくずおれ。つぎは第2列がなかまの死骸を踏み越えて、またダダダダーン!ぐしゃぐしゃぐにゃぐにゃ、そして第3列が。。。と、結局列の多いほうが勝つという、これまたばっかだねー、というやり方だったらしい。

ただし、戦列歩兵の時代は、小銃の射撃精度が全然悪く、ともかく一列で固まって撃たないとぜんぜん敵にあたらんわ、という事情があり。

小銃が改良されると、ばらばらと離れて、木だの穴ぼこだのに隠れて敵を狙い撃つ「散兵戦術」に進化したらしい。

戦列歩兵の楽しい解説を見つけましたhttps://www.youtube.com/watch?v=Dzs9gDwjyw8

 

 

そのうち、人類は「気球」を発明し。

ポーン目線に縛られることなく、棋士目線で見ることができるようになった。風のまにまに浮かぶ気球から見ることのできる範囲なんてたかが知れてるけど。

フランス革命戦争時の気球(パブリックドメイン)

 

 

要するに、当時の将軍にとって最も重要な資質は、敵の戦列の陰にどれだけの兵力がいてどのように動いているのかを察知し、先回りしてこちらの兵力を差し向けることができるかだった、と言ってよく。

これを誰よりも鮮やかにやったのがナポレオンだった。

ナポレオンのフランスは、市民革命大嫌いな王制国家に囲まれており、本来なら、挟撃どころか四方八方から包囲されてけちょんけちょんにやられてしまうところ、プロシアだの英国だのの軍勢が包囲を完成する前に、ひとつづつに突っかかってゆき、撃破してしまいました。

これを「各個撃破」といいます。

地上にいながら、鷹の目(上空から見ているような目)を持っていたナポレオンおそるべし。

包囲(挟撃)される前に各個撃破で活路を開く。https://twitter.com/douten2/status/917249297812381696

 

 

ちょっと脱線して、低脳そのものの戦術だから勝てた、という例も記載しておきます。

それが独ソ戦におけるソ連の「縦深攻撃」

まず、ドイツ軍の第1列にソ連側の第1列を襲い掛からせ。でも賢いドイツは、第1列の前に地雷をふんだんに設置しているので、ソ連軍は人も戦車も木っ端みじんになり。

しかし、間を置かず第2列を投入する。今度はドイツ兵に肉薄しますが、機関銃や小銃で一斉射撃を食わされ、やっぱりバタバタ、ぐしゃぐしゃと壊滅。

しかし、間を置かず第3列だ!今度は、弾のなくなったドイツ兵と、スコップを持ったソ連兵の白兵戦となり、両者全滅。

そこに、間を置かず第4列だ!こうしてソ連軍は無人になった荒野を次なるドイツ軍防衛戦に向けて驀進。そこでまたドイツの地雷を踏んで壊滅。

さらに、第5列が。。。

くどいぞ!いやいや、「畑からいくらでも取れるソ連兵」が、結局こうしてベルリンを蹂躙して、ヨーロッパ戦線に決着をつけたのでした。

なんか浮世絵ちっくなソ連ポスター

https://ja.aliexpress.com/i/32971919184.html

 

 

この「低脳戦術」は、第一に、独裁者による恐怖政治で、いくらでもそこかしこから兵隊を引っ張ってこれたこと。そして、第二に、独裁者による恐怖政治で、「突撃か!それともラーゲリ(強制収容所)か!」と若者たちを恐喝したため、我先に突撃していったという、恐ろしい実情により可能となったのです。

ドイツも恐怖政治だったというけれど、ソ連に比べたらどれほどましか。

そのソ連のDNAを受けついで、今度はロシアが同じことをウクライナにやろうとしています。

西側自由諸国は、武器弾薬を補給して、ロシア軍が第50列になろうが第500列になろうが、ウクライナ側に到達する前に粉砕できるよう支援しなければなりません。

実は到達して「スコップ」の段階になっていますが、ロシア側もいつかは枯渇します。

がんばれウクライナ!

さて、ソ連・ロシアは例外として、飛行機が実用化された第1次大戦頃からは、「鷹の目」で戦場を俯瞰できるようになり、どこにどのくらい投入すれば勝てるぞ!という決定的な情報を得るため、互いに飛行機で偵察した。

戦争初期では、これらの飛行機は非武装で、敵味方がすれ違っても、互いに挨拶していたそうです。

そのうち、敵の飛行機を見逃すことは戦争の敗北につながる、ということで、機関銃をつけて互いに撃ち合うようになり。

ついには、偵察どころか飛行機そのものが爆弾を積んで、前線のはるか遠くの工業地帯を壊滅させて戦争の行方を決するようになりました。

視点の高さを変えれば、見えないものが見えてくる。そしてそれは、あなたの人生に取ってとても大切なきづきをもたらしてくれるものと理解します。

地上では、真っ白な一面の霧も。。。。

 

 

上空からみれば、また違った景色だったりします。

 

 

ではでは。。。

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孫子の兵法:勝ち組と負け組を分ける〇〇とは

突然ですが、ひょんなことから、「胡適(こてき)」という人の行状を知る機会があり。表題の「孫子」とあわせて、みなさんと一緒に解明したいと思います。

春秋戦国時代の戦車

http://blog.livedoor.jp/hobiii-kingdam/archives/1018353633.html

 

 

まず、孫子の兵法ってなに?

紀元前500年ごろ、中国春秋時代の思想家で「孫」さんという要注意人物がおり(あるいはいたことになっており)。このおっさんは、どうゆう過去を持っているのか、後世のマキャベリ―もびっくりの、恐るべき「戦争マニュアル」を世に出しました。これが「孫子の兵法」です。

どんなことが書いてあるの?

どうやって戦争に勝つか、です。要約は

◎まず、戦争をしないことである。ははは

「兵は国の大事にして、死生の地である」つまり、戦争なんてすさまじくコストがかかって、国自体が滅亡の危機にさらされる愚行であり、ぜったいやるな、みたいに書いてあり。邪魔な国があっても戦争に訴えずに、うわべは同盟国です、と言っておいて、裏ではいろいろなうわさを流しまくって相手国内の内紛を誘ったりなどの策謀術策でつぶしてしまえ、としている。

◎それでもだめだったら、初めて戦争となる。

この場合も、だまし討ちで一瞬に勝負を決せよとか、勝てる戦闘だけしろ(負けそうな場合はとっとと逃げろ)とか、謀略・欺瞞を駆使して、それって卑怯じゃね?という内容に。

ケンカに卑怯もくそもあるか、ということらしい。

しかし、その内容は、単に戦争のことだけではなく、ビジネスの場面にも活用ができるとして、世界中の企業家たちなどから絶賛されるベストセラーとなっています。

紀元前500年の書物ですが、その内容は今日も通ずる真理に迫っているらしい。

ということは、勝ち組になる人は、どこかで「孫子の兵法」を知ってか知らずか実践しており。一方、負け組になっちゃう人は、実践しているつもりでぜんぜん見当違いのことをやってた、というケースが多いと理解します。

「実践した」と「実践したと思った」の違いはどこで生まれるのか?

ここで「胡適」さんに登場してもらいます。

こちらは確実に実在が確認できる人で、資本主義時代の中国つまり中華民国(国民党政府)で、北京大学の学長になった知識人です。

胡適さん。1962年、70歳で没。

1939年にはノーベル文学賞候補にノミネートされた。すごいな

https://en.wikipedia.org/wiki/Hu_Shih

 

 

19歳の時にアメリカに留学し、超有名な哲学家デューイに弟子入りしました。

そんな奴知らないよ?という人でも「プラグマティズム」という言葉は聞いたことがあると思います。

日本では実用主義、実際主義と訳される哲学の一派で「経験、認識によって形成される概念と、その概念によってもたらされる客観的な結果によって世界は科学的に記述するべき」という、もはや哲学なのか科学なのかわからない、いかにもアメリカらしい現実的な展開で、胡適は、デューイから、こうした実利的な考え方を学びました。

もともと現金な中国人の一人である胡適。孫子の残した「恥も外聞もないケンカの勝ち方」も民族の血にインプットされていたらしく、その素養を見事に開花させる時がやってきました。

それが「日中戦争」

当時日本は満州から上海へと、どんどん侵攻しており。

どうしよう?と中国側は慌てふためいていました。

それこそ孫子だったら「勝ち目はない、戦争するな」なのですが、現実として日本は血も涙もなく侵攻してきており。

「何とかしてくれよドラえもーん!」

ドラえもんのかわりに、胡適がいました。

胡適がレコメンドしたのは「日本と全面戦争すべし」でした。あれ?

胡適の戦略は、以下の通り:

◎中国は、日本と戦っても勝ち目はないのだが、そこをあえて、いかにも日本の挑発に乗って戦争を決心した、と見せ、日本軍との戦線を拡大すれば、日本軍は喜んで中国大陸に大軍でなだれ込んでくるだろう。

◎ここで、中国軍はまともに戦う必要はない。うまく日本側の弾薬糧食を消費させながら、逃げるが勝ちだ!ますます日本軍を中国内陸に誘い込んで消耗させ、同時に「侵略者日本」のレッテルを貼って世界中が日本を悪者にする大義名分を得る。

◎一方で、世界にはアメリカとソ連という強国がいる(当時はまだ超大国までいかなかった。胡適の慧眼おそるべし)。日本がじゃんじゃん中国の利権を奪い去っているのを黙って見てはいないはずだ。両国は、日本が中国で独り勝ちしないよう恐ろしい制裁を開始して、その制裁は、日本に平和的解決が絶望的、イチかバチか。。。と思わせるようになった段階で米ソへの戦争に移行するだろう。

◎中国は、その段階への移行を促進し、日本軍が消耗しまくるよう引き受ける。

この戦略では、戦場となった中国全土が荒廃しまくることを意味していましたが、蒋介石も正面から日本と戦うことを決意。

一方、ソ連はともかく、アメリカは日本の独走に怒り。イギリスと結託して「援蒋ルート」を作り、ビルマなどを経由して米英の武器をじゃんじゃん中国に供与しました。

援蒋ルート

中印回廊 ミッシングリンク接続へ

 

 

この時期は、日本と中国は正式には戦争しておらず「地域的武力紛争」でした。なぜかというと、宣戦布告してしまうと中立国条項が発効してしまい。アメリカは、中国には武器を供与できなくなってしまうし、日本には石油などの資源を売ることができなくなっちゃうからです。こうして、日本、アメリカ、中国の大人の都合によって、中国での戦いは「日華事変」であり、真珠湾攻撃により初めて「日中戦争」になりました。

ううーむ、まるでウクライナとロシアの「戦争」みたいだ。

ウクライナもロシアも実はアメリカ(あるいは西欧)に依存していて、両者ともに宣戦布告しないのと同じと思います。。。。

さて、胡適の読み通りに、日本は中国での泥沼化により身動きが取れなくなったところでアメリカが禁輸措置やハルノートで恫喝したため、「男には、勝てないとわかっていても戦わなければならない時がある」とアメリカに対して開戦してしまいました。

この胡適の戦略を裏付けた理論を「日本切腹中国介錯論」といいます。

すなわち

◎日本は、「正義のために」米英蘭と戦うという、事実上の切腹(自殺)をするはめになってしまい。

◎一方、「恥も外聞もない」中国は、自国との戦争をうまく米英に肩代わりしてもらうことで、自分自身は日本に引導を渡す、つまり介錯人になりました。ははは

日米安保条約調印。

戦後の日本も軍備をアメリカに肩代わりしてもらって、復興に成功した。

https://blog-imgs-134.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/20200119001322243.jpg

 

要するに、中国は「勝てない戦争をするな。負けるぞ」という孫子の鉄則(これ自体は小学生でも言いそうですが)に日本が引っかかるようにする、つまり日米戦争を勃発させるために、中国では勝てる見込みのない日本を相手に、あえて戦争することによって誘導した、というわけですねー。

まさに「孫子の兵法」のウルトラC的な応用である。

ここで、勝ち組と負け組を分ける「〇〇」つまり「実践」が明らかになるのでした。

一流の人は、「勝てない戦いはしない」と正しく実践し、勝てるようになるまで自分を鍛える。中島悟が峠でレーステクニックを磨きぬき、レース出場の機会があっても「まだ勝てないから出ないよ」と、負ける勝負はせず。デビューしてからの恐るべき戦績は、カーマニアの人ならご存じのとおりです。

二流になると「勝てない戦いはしないとはいうけれど、まあいいじゃん」と生半可な行動をしてしまい。スポーツなら、負けちゃった、家へ帰ってラーメンにしよっと、で済みますし、育ち盛りの剣道選手なら、勝ち負けは気にせずともかく場数を踏む、ということも大切ですが、国家の存亡をかけた戦争でこれをやると。。。。

三流になると「勝てない」ことが明白なのに、戦争に踏み切ってしまう。日本がまさに好例ですね。。。。

中島悟

https://www.pinterest.jp/pin/562598178450669529/

 

 

中国の場合は、日本が三流であることを見抜いて、見事「孫子の兵法ウルトラC」で日本を仕留めたということである。

超一流の神業。中国おそるべし。

共産主義になってこの英知が悪いほうへ全開になってしまっていますが、台湾という「真の中国の残像」も存在しており。「イッタイイイチロ」みたいなマガイモノではない、将来の友好を期待しています。

遣唐使船(復元)

Photo AC無料画像

ではでは。。。

 

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尾翼が暴く戦闘機の実態

今回は、飛行機マニア向けの内容になっちゃった!でも、ちょっとだけ紫微斗数のお話も入れているし、素敵女子の皆様も、みんなで、いいね!してね!

さて。。。

米国の航空ショーでは、Warbirdsといって、第二次大戦当時の戦闘機がたくさん展示され、大盛況です。

クラッシックプレーンの魅力が、世代や国籍を超えて人々を引き付けるのだと思います。

ピストンエンジン機として発達の頂点に到達したこれらの飛行機たちは、国は違ってもスタイルはかなり似たものになっています。以下、Pixabay無料画像から各国の戦闘機をピックアップしました(なぜか零戦やグラマンは発見できず、かなしいな)

イタリア、スイス(ドイツから輸入)の戦闘機

 

 

アメリカとソ連

 

 

太っちょの空冷星型エンジン戦闘機

 

 

ほっそりした液冷エンジン戦闘機

 

 

これらの写真を見れば、

◎低翼単葉全金属、1人乗りの密閉式キャノピー

といった特徴があり(例外として、木製とか、双発や、中翼などもある)。

違う国々で開発しても、最先端技術を求めると、おのずとデザインも似通ってくるという事なのだと思います。

例えば、ドイツのBF109とイギリスのスピットファイアは、いずれも

◎液冷式、ファストバック(胴体と一体になったキャノピー)、低翼下面に冷却器配置

などなど、両国でスパイ合戦でもあったのか?みたいに似通っています。

Bf109

 

 

スピットファイア

 

 

上記は至近距離からの鮮明な画像なので、スピットファイアのほうが丸っこいなみたいにわかるのですが、ちょっと遠くになれば、いずれもとんがった機首のほそっこい戦闘機で、どっちがどっちなんだ?となると思います。

日本にも「飛燕」というとんがった機首の戦闘機があり。

飛燕

 

 

この飛行機を見たアメリカ戦闘機は「Bf109だ!」と勘違いしてしまい。

その程度ならともかく、日本の戦闘機や防空陣地からは「P51だ!」と間違われて攻撃されてしまうというかわいそうな飛行機だったそうです。

P51

 

 

では、性能も似通っていたのでしょうか。

それがそんなことはなく。それぞれが個性あふれる性能を発揮していたのでした。

例えば、Bf109とスピットファイア。

スピットファイアは、当時世界最高の技術水準を持っていた英国がその最先端技術を盛り込んだ戦闘機で、薄くて楕円形の翼など、素直に「どんな主翼なら戦闘機として最大の性能を発揮できるか?」を追求したものとなり。「大迎角での誘導抵抗の減少、翼端失速の防止、翼内武装の充実、高速といった長所(Wikipedia)」が得られました。つまり、スピットファイアは零戦と互角の格闘戦ができるし、一方でBF109と最高速を競い合うというスピ―ドも出せるという、なんでもOK、オールマイティの「天相星」みたいな戦闘機になりました。すごいな

*「天相星」とか、紫微斗数の言葉が出ましたが、別にスルーしてもOKです。紫微斗数が好きな人は、あそういうことか、と納得されるかもしれません。

さて、第1次大戦の傷を引きずり、イギリスほどオールマィティな産業のすそ野を持たなかったドイツですが、第3帝国による世界征服の悲願を達成するためには、世界一の戦闘機が必須であり。

ハインケルの楕円翼とか、スピードを出すには貢献したが、スピットファイアのように運動性や翼内の機銃格納といった応じ技をひねくりだすに至らず。

どうしよう。。。

と、なやんだあげく「エンジンにモノを言わせるしかないんじゃね?」という結論になり。

飛行機にもいろいろあり。安く安全に大量の旅客を運ぶための旅客機と、上昇だの下降だのを目まぐるしく行い、機銃をぶっぱなす戦闘機では、エンジンのつけ方も180度違い。

今時の飛行機ですが、ボーイング747を見てみます。

https://www.wikiwand.com/ja/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0747-400

 

 
エンジンは、胴体に比べて20分の一くらいの大きさしかなく。よくこんな小さなエンジン4基であの巨体が持ち上げられるものですねー。

BF109になると

なんと、胴体全長の5分の1ほどをエンジンが占めているのでした。

http://propeller3.blog61.fc2.com/blog-entry-86.html

 

 

それって戦闘機はみんな一緒なんじゃね?

いやいやそうでもないんですよー例えば実質同じDB601エンジンを積んだBf109と飛燕の大きさを比べると、こうなります。

画像はこちらからお借りしました

https://tabletopwarrior.blog.ss-blog.jp/2009-11-12

 

 

これは飛燕が大きいのではなくて、Bf109が一回り小さいのです。

ぱっと見は、BF109と飛燕は「ブルゾンちえみと渡辺直美」で、どっちがどっちだかわからないが、並べてみると、かたや「栄養失調で縮んでしまったブルゾン」かたや「肥満していよいよ肥大化した渡辺直美」くらいの違いにはなるのである。

あやめにかきつばたのような美人。無理か。。。

https://www.excite.co.jp/news/article/Fumumu_127066/

 

 

なんのこっちゃ?でも、この違いは超重要なのです。

以前、スピード競技機のお話をしたときに、

スピードを出すためには

①とにかく大馬力のエンジンが欲しい

②そして、とにかく空気抵抗を減少させたい

この2つが重要です。

と書きました。

その結果、安定性だのなんだのを犠牲にして、ともかくでかいエンジンに、必要最小限の翼をつけよう、ということになり、

こんな飛行機が生まれました。

https://ocoze.net/pulamo/02tannyou/32/GB-R1/GB-R1.html

空飛ぶビヤ樽、ジービー・レーサー

 

 
BF109も同じような思想で生まれ。

https://www.asisbiz.com/il2/Bf-109E/LG2-I/images/Airworthy-Bf-109E4-1.LG2-White-14-Hans-Joachim-Marseille-France-1940-01.jpg

 

 

BF109は、機体に対するエンジンパワーの効率という点では、世界のどんな戦闘機をも凌駕することとなり。(後に二式戦とかライバルが出てきますが)

すげーじゃんやっぱりドイツ人て頭がいいね!

と言いたいところなのですが。。。。

エンジンでかすぎ、プロペラもでかすぎ。つまり主脚を長く大きくせざるを得なくなり、重量増加にならないために、付け根を胴体の骨格に組み合わせたのはいいが、そのため轍間距離が取れなくなってしまい、着陸時の安定性が損なわれてしまいました。

プロペラで地面をこすらないために、地上での姿勢は機首を天につくように突っ立ってしまい、俯角が大きすぎて翼に揚力が生まれず、離陸できないので、主翼の前縁に「自動スラット(低速時は開いて、高速時は閉じる)」をつけて主翼の気流をなんとか整え、離陸できるようにし。

前縁スラットと後縁のフラップ

出展:https://www.tamiya.com/japan/products/61117/index.html

 

 

無理やり離陸できるようにはなったが、翼が小さすぎ、機重を支えきれないため、今度は着陸が異様にやりにくくなってしまい。

空気抵抗削減のために小さく機体に埋め込んだようなキャノピーで、ろくに前も見えないパイロットが、必死になって機体を安定させるのですが、すなおに着地してくれず、ぼよよーんと飛び跳ねて機首から地面に突っ込んだりするような事故が絶えなかったらしい

それでも空に上がってしまえば、加速やロール性能など、今度は小さなつばさの利点が出てきて、エンジンパワーに物を言わせてスピットの完成された翼とも互角で戦えたらしい。ただし、高速、高G機動で補助翼がスナッチ(取られる)など、やばい癖もあったらしく。

つまり、BF109とは、ケンカにはめっぽう強いが、一方でものすごく扱いにくい、いわゆる「破軍星」みたいな飛行機になってしまったのである。

Bf109がどんな飛行機かを端的に物語っているのが水平尾翼。

基本、尾翼特に水平尾翼の配置は、主翼から発生する乱気流との戦いといってよく。

Bf109の場合、地上滑走時の機首上げ角度がきついので、気流が当たらずエレベータが効かないのと、主翼のスラット作動時に発生する乱気流を避けるため、水平尾翼の位置を上にあげて、いわゆる十字尾翼になってます。でも、垂直尾翼という細い足場なので、つっかい棒を立てて振動を防いでいます。

画像出展 https://www.1999.co.jp/image/10000361/10/1

 

 

スピットファイアや零戦など、操縦性のいい飛行機は、尾翼と主翼のバランスもとれていて、パイロット目線で見るとなんか安心します。

Bf109は、なんでつっかい棒までして十字尾翼にするのか?という、なにかアンバランスな歪みを余儀なくされた飛行機だ、という事なのですよね。東の大横綱をBF109とすれば、西の大横綱にF4Uがあり、こちらも後家製造機として有名になりましたが、やはり珍妙な位置に水平尾翼が付いています。

変な位置の水平尾翼、というと、二式戦があり。

鍾馗の水平尾翼は、垂直尾翼よりものすごく前にあるみたいですが、これは垂直尾翼のほうを後ろに持って行った設計で、射撃時の安定性が抜群だったらしい。

https://www.webmodelers.com/201608katoushouki.html

 

 

最後に、ぼく個人の話で恐縮ながら。。。。

高翼機あるあるですが、水平尾翼が主翼と同じ高さないしはさらに低い場合があり。別にインメルマンとかはやらない、そのへんをのこのこ遊覧飛行するための軽飛行機なら、これが一番安定して、楽しく飛ぶことができます。

ではでは。。。。

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「楽して億万長者になることはできない」

FTX破綻で、創業者サム・バンクマンフリードさんがボロクソにたたかれる事態に。

メディアの典型的な論調に、MSN日本の「資産3兆円が吹っ飛んだ!大谷翔平も孫正義もウクライナも巻き添えにした30歳の男、ついに逮捕 (msn.com)」があるので、ぼくなりにポイントと思うところを抜粋してみます。

引用開始

◎12月12日、暗号資産(仮想通貨)の交換所大手・FTXトレーディングの創業者サム・バンクマンフリード容疑者が、バハマで逮捕された。260億ドル(約3兆6000億円)もの資産を築き、それをわずか数日で失った30歳の男は、現状8つの罪で起訴されている。

◎FTXは、世界最大級の規模を誇る暗号資産の交換所。だが、11月初頭、財務面の問題が指摘されると、投資家たちが一斉に資金を引き上げ、1週間ほどで経営破綻に追い込まれてしまった。債権者は100万人以上、推定負債額は100億ドルから500億ドル、日本円で1兆4000億円から7兆円。

◎元参議院議員で、国際政治学者の浜田和幸さんが、こう語る。

「バンクマンフリード氏は、暗号資産の世界で若くして成功した出世頭として、注目を集めていました。マサチューセッツ工科大学で物理と数学を専攻し、両親はスタンフォード大学の教授という家庭で育ちました。(中略)バハマに大豪邸を建てたのですが、自宅とオフィスの行き来はトヨタのカローラを自分で運転するなど、メディア受けする姿を巧みに売り込んでいきました。

宣伝も上手で、エンゼルスの大谷翔平選手や女子テニスの大坂なおみ選手など著名人をアンバサダーに据えることで、社会的な信用を勝ち取ったんです」

◎浜田氏が、FTXのずさんな経営についてこう説明する。

「専門家がいたわけではなく、資産管理は相当いいかげんだったようです。元ガールフレンドに任せていた運用会社に、彼が集めたお金をどんどんつぎ込んで、自転車操業みたいな形で回していたと言われます。

バンクマンフリード容疑者は、11月におこなわれたアメリカの中間選挙で、民主党におよそ4000万ドル(56億円)も個人献金したと報道されました。

それだけではなく、対抗馬の共和党にも莫大な選挙資金を投じていたと言われます。これはきちんとした収支報告書に出ていないお金でもある」

◎「バンクマンフリード容疑者は、8つの罪で起訴されており、少なくとも50〜60年は刑務所に入ることになるでしょう。世の中、楽して億万長者になれる方法なんてないんですよ」(浜田さん)

以上で引用終わりです。

要すれば、アメリカの超一流大学教授を両親に持つ天才インテリ青年が、トラディショナルな金融市場でのオペレーションの枠にはまらずに、暗号資産という新ジャンルで時代の寵児になり。バハマの大豪邸だの、有名タレントじゃなかった選手を広告塔にして世界中から賞賛を浴びたが、知らないうちにアメリカの2大政党に巨額の献金をしていたなどで暗雲がたちこみ始め、FTXのずさんな経営により「財務面の問題」が指摘されるやいなや、奈落の谷を転げ落ちるかのように逮捕。

https://www.nytimes.com/live/2022/12/13/business/sam-bankman-fried-arrest-news

 

 

つまりは、才覚によって電光のごとく一瞬に3兆円の一攫千金なんてありえない。人生は苦しみぬいて雀の涙のような給料をもらいながら、ボロボロになって定年を迎え。でも年金はもうもらえないので、結局「生涯現役」で寿命を縮め、過労死で文字通り人生最後の日まで働いていました、というものなんだ!死んだその日まで口座はカラなのが人生だから、楽してかどうか以前に、億万長者になる方法なんてないんだ!億万長者になんてなっちゃいけないんだ!なんていうメッセージが聞こえてくるのはぼくだけでしょうか。

まあ、読者が受け取りたいメッセージを書くのが物書きの商売ですけど。その辺はニワトリと卵で、執筆者のほうで「楽して億万長者になることはできない」というように洗脳しようする一方では、読者の方でも「だから僕は億万長者になれないんだ」とこうした記事を読んで安心できるから、両者の利害が一致してこうした記事が飛ぶように売れることになるのだと思います。

ところで、バンクマンフリードさんがブタ箱に入れられれば、あなたの口座にはお金がいっぱいになるのでしょうか。

関係ない、とは言えないですよーむしろあなたの口座からますますお金が引き落とされる布石になっているかも知れないのです。

バンクマンフリードさんは、これまでにはない方法で、億万長者になりました。

つまりは、これまでの方法でトクしていた人たちにとっては、自分たちの知らない、好ましくない方法を示した、嫌な奴ということになります。

そして、その方法は、仮想通貨という、中央銀行を通じた国家による資本の集中に挑戦状をたたきつけるものだった。

要するに、消してしまえ!ということにならなかったか?

その点バンクマンフリードさんもなんとか賢く立ち回り、上記の通り二大政党に貢献していたとか、SEC議長と良好な意思疎通を保ち、仮想通貨の規制促進にも前向きという、いわば体制側ともうまくやっていたように見えたのですが?

一方、今回の件は、実はライバルの仮想通貨交換業者であるBINANCEが裏で糸を引いていた、なんてうわさもあったりして?まあここまで来ると陰謀論なのでやめますけど。

そろそろ結論です。

パラダイムシフトをする人は、たたかれます。

◎写真とまがうかのような具象画のみが絵だと思われていた時代に、ピカソ、マレーヴィチやカンディンスキーは、小学生か?らりっているのか?それとも両方か?という絵を描き。現在の抽象絵画の基礎を築きました。

カジミール・マレーヴィチ「シュプレマティスト作曲No.56、1916」

 

 

◎地上で大砲を撃ち合い、戦車で蹂躙するのが戦争だった時代に、B17爆撃機が空から爆弾をバラまき。当初は出撃機数の3分の1に及ぶ被害を受けながらも、制空権と戦略爆撃が戦争を決するという新たなパラダイムを作りました。

B17(Pixabay無料画像)

◎不動産投資と言えば、現物不動産を、ローンで押しつぶされそうになりながら買い、せっかくの家賃収入はローン支払いと修繕に回されて、利益はほとんど残らない、という常識しかなかった時代に、リート(不動産投資信託)によって、小口の投資で、不動産の維持はリート管理会社にやってもらい、投資額に応じて毎月(ブラジルの場合。国によって2か月おきとか違いますが)配当がもらえるという「夢のような」投資アイテムが生まれ。これも別記事に書いたように、当初はサンドバック状態でしたが、現在は有力な投資種目として定着しています。

などなど。

リート「SHPH11」を構成するショッピングセンターの内部

要すれば、バンクマンフリードさんを「やーいやっぱりただの屑だー」とこき下ろして満足している人は、利権をむさぼる体制派へのおいしい養分になってしまっているのです。

バンクマンフリードさんですが、いろいろな会見などで「あまりにお粗末で幼稚な発言のオンパレード(パウエル氏とFTX社CEO会見を繋ぐ時代の糸|アーカイブ一覧|豊島逸夫の手帖|純金積立なら三菱マテリアル GOLDPARK(ゴールドパーク) 三菱の金 (mmc.co.jp))」だったらしい。

では、バンクマンフリードさんが幼稚なのかと言えばそうではなく、会見だの捜査だの裁判だのという場面で、それこそ海千山千の政治家でもない、天才肌の投資家がフルボッコにされたわけですから、それこそ研究室にこもりっきりの学者を拉致して893の親分の家に引っ立て、「兄ちゃん、ちょいと親分は機嫌が悪いんで、楽しい落語でもやって笑わせてやってくんねえか」なんて要求するのよりやばい話ともおもいます。

さて、お題の記事を書いた記者の資産はいくらなのでしょうか?僕は2022年12月時点でぎりぎり資産1億円ですけど、星飛雄馬みたいな苦労をしたわけではないし、「楽、楽でない」という言い方がちょっとずれていると思います。

じゃあ、1億円という成果を達成するのは、どんな感じだったの?という人に、以下の3つの記事をリンクしておきます。ご訪問時は、ぜひ広告をぽちぽちしていってね!

◎成功の実現は自分でコントロールできるか①

◎成功の実現は自分でコントロールできるか②

◎ノーペイン・ノーゲイン

大リーグボール養成ギプス。

画像はこちらからお借りしました:https://ameblo.jp/uwf-saki2013/entry-12416719907.html

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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敗戦国日本が植民地にならなかった理由

昔大戦争があり。日本は主要な都市がマリウポリも戦慄というほど破壊しつくされ、最後には原爆を落とされて無条件降伏しました。

アメリカ占領軍は、日本を植民地化し、今日にいたっています。

ということはなく。

一時占領されましたが、植民地にはならずに、被占領国となっても国として存続し、サンフランシスコ講和条約で独立国として主権を回復し、今日にいたっています。

どうして日本は国として存続できたのか?

極東軍事裁判に、この理由を見ることができます。

戦争なんて誰が正しいだれが悪い、ということはなくて、本当はみんな悪いから起こるのですが、「勝てば官軍」で、勝ったほうが正義の味方になり。極東軍事裁判は、連合国の行いを正当化するために実施されました。

日本側の戦争指導者は、A級、B級、C級等の戦犯として裁かれるようになり。被告それぞれの行いによって絞首刑になったりとか、懲役が決まりました。

極東軍事裁判

 

 

こうした場合、えてして戦前戦中にふんぞり返って「米英撃滅だ!」などと威張っていた上層部にかぎって、ころりと「私はみんなの意見に従っただけで、何もやっていません」と手のひらを返してアメリカにすり寄ったりするものなのですが、アメリカもそこはうまく利用して「アメリカが正義だ!悪い日本の軍国主義者を処刑だ!という判決にするための証拠を作って持ってくれば、お前は無罪にしてやるぞ」みたいな取引を行い。ここでは人名は書きませんが、Wikipediaでは「被告の多くが自己弁護と責任のなすり合いを繰り広げる中で」という記載があり。運のいい人ずるい人がうまくアメリカの喜ぶ情報を渡して生き延びた一方、処刑された人でも、実は無実なんじゃ?という人もいると理解します。

といって、ぼくは「運のいい人ずるい人」を批判するつもりはありません。なぜなら、状況は「カルネアデスの舟板」になっていたからです。

「カルネアデスの舟板」は、ギリシアの哲学者が出したお題のことです。その内容は

●多数の乗客が乗っている船が沈没。海に投げ出された人の一人が、波間に浮かぶ板切れを発見し、藁をもつかむ思いですがりつたところ、実はその板切れには別の人が縋り付いていて、2人の重さには板は支えきれず沈んでしまい、2人ともおぼれてしまう。そこで、一人がもう一人をぶんなぐって溺れさせ、板を奪うことで何とか生きのこった。

●この、生き残った人は、犯罪者か?

というのとおなじで、人に罪をかぶせてでも、としなければ生き残れないという場合に、その人を非難できるかどうか、ということだと思います。

出展:https://tk252525.work/plank-of-carneades/

 

 

こうして敗戦国は、住民同士の悲惨な生き残り競争の末に、あえなく戦勝国に併合されて植民地化、というのが避けられない運命であり、多数の国がこうして滅亡しました。

でも日本は残ったよ?

そうなのです。それは、「カルネアデスの板」をほかの人に与えて自分が消えることを選んだ人たちがいたからです。

別に自己犠牲が美しいとかいうつもりはありません。日本が国として残るためには「国体(ここでは単純に天皇と国民という国家の構成要素のこととします)」というものが「カルネアデスの板」に残っている必要があったという事を言いたいのです。

「国体」存続の超重要なピースに「天皇」があり(天皇のことですよ。プーチンとか、しゅーきんぺーとか、黒電話頭のことじゃないよ!)。

世界中が天皇を悪者にして、処刑だ!と騒いでいた時、「天皇に戦争責任はない。責任があるのは日本という国を乗っ取って暴走した軍閥だ!」と、みごと天皇をカルデアネスの板に残し、自分が集中砲火を浴びることで天皇存続、国家存続を可能にした恐るべき人物がおり。

その名も東条英機

https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/tokyo-saiban2019

 

 

ええええー!それこそ戦犯中の戦犯じゃねーの?

その通り。じっさい、とても冤罪とは言えず、絞首刑となり刑場の露と消えました。

確かに、東条首相は、亡国の主犯でもあるのですが、しかし崖っぷちで日本を救ったのも事実であり。

どうやって東条首相は日本を救ったのか。

終戦後、東条はアメリカ軍に捕まり。死して虜囚の辱めは受けんぞ!と自殺をしようとしましたが、失敗。

ぼくは、この未遂は、パフォーマンスで、最初から自殺で死ぬ気なんてなかったのだと思っています。

なぜなら、東条には、自分の命と引き換えに日本を崖っぷちから救い出すための大仕事があったから。

別に彼が超人だとかいうことではなくて、彼の立場にある人でしかできないことであり、頭のいい人なら、そうか、と思いうかび実行することを実行した、ということなのだと思います。

まず、第1に

「日本は何も悪いことはしていない。連合国のいじめに敢然と立ち向かいアジア独立の支援も含めた防衛戦争を行っただけで、正義は日本にこそある。連合国こそ戦犯だ!」と主張。国際法を盾に、英米が日本を戦争に引きずり込むために行った悪だくみ(英米側の戦争準備)を資料を用いて理路整然と主張したため、アメリカ側の検事たちも「しばしばやり込められた(Wikipedia)」そうです。

ここで、日本という国を廃絶させる正当な理由は何もないという方向にもっていった。

ミャンマーの紙幣。肖像の人は、日本の軍人ではなく、「面田紋次」という日本名も持っていたアウンサン国防相。日本と共闘してビルマ独立を勝ち取った。

この人の長女がアウンサン・スーチーさんです

http://www.lovelyplanet.jp/Myanmar67A.png

 

 

そして、第2に

「確かに軍閥は、憲兵隊や特高警察などで恐怖政治を敷き、嫌がる国民を無理やり戦争にひきずりこんだ。つまり、日本国民を戦争に駆り立てた張本人であり、戦争の責任は軍閥にこそある」

と、うまく戦争責任を「日本全体」から分離させて、「日本の一部を構成していた軍閥」に集中して背負わせることに成功。

第3の、そして決定打が、

「『開戦の責任は自分のみにあって、昭和天皇は自分たち内閣・統帥部に説得されて嫌々ながら開戦に同意しただけである』と明確に証言し、この証言が天皇の免訴を最終的に確定することになった。(Wikipedia)」

と、天皇制の存続と、天皇制に付随する国家の成り立ちをとりあえず維持することに成功。この後平和憲法などで進化して、戦後日本の繁栄を決定づける恐るべき基礎が確立されました。

命乞いをせず「責任はすべて私にあります」と言うエンペラー。

マッカーサーも、天皇制の存続は、国民が決する問題であり、占領軍が命令して決めるものではないと認めた。

 

 

東条は「負けて占領されはしたが日本だぞ!軍隊は消えても、天皇と国民は健在な、しっかりした国だぞ!」という状態を維持し、世界に認めさせたために、後のサンフランシスコ講和条約の時点で分断、内乱に見舞われずに、すんなりと被占領状態から独立を回復し、その後の復興ができたのだと思います。

もちろん、日本の主権回復は、戦後の新秩序において、共産主義の南下に対処するため日本が重要だから、というアメリカの打算もあるのですが、それにしても、日本列島という土地をアメリカが単に占拠しただけでは防共の砦にはならず。同盟国となる「日本という国家」が継承・存続されていたからこそ可能となった。

この功績は、東条さんだけではなく、当時の日本人全体のものだと思います。単なる目先のトクを追い求める残念な国ではなく、まず理念があり、その理念を大切にする武士の国日本の精神が、みんなのなかに生きていたからだと思います。

終戦直後、1940年代の東京

 

 

今日、ウクライナで戦争になっています。

武士の国日本は、核武装して強くなり、ロシアをやっつけるべきなのでしょうか。

ぼくはそうは思いません。ロシアを筆頭に、目先のトクを得るために血眼になっている国々があるなか、日本の理念はどこにあるべきでしょうか。

もちろん、侵略された国への武器支援等は重要です。武器がなければ侵略者は撤退しないからです。

でも、太平洋戦争で、占領されながらも復活した日本は、戦争を否定する形での貢献も可能と思っています。平和憲法は決して悪法ではないし、平和の理念に沿ったやり方が、きっとみつけられると思っています。

二式戦闘機「鍾馗」。アメリカ軍がつけたコードネームは「TOJO」

出展:http://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/cl-pln3/FR052.html

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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日本の「韓国化」に気を付けよう

ようつべで「世界剣道大会」を見ました。

団体決勝は日本対韓国ということで、へえーどんな試合かな?さぞやシャープな、目にも止まらない早わざ、豪快な大技が繰り出されるのか?と期待していたら。。。。

(リンクは:)

クリンチ(つばぜり合い)ばっかりでした。

つばぜり合いhttps://k.mandarake.co.jp/auction/item/itemInfoJa.html?index=558378

 

 

剣道では、打ち込んで前へでる、という動きが基本であり。両者前に出れば、ごっつんこ、体当たりからつばぜりになるのは普通ですが、そのままの体制では打つに打てないので、相手を押したり、自分が下がったりして、ちゃんとした打ちができるスペースを作る。

フツーは、つばぜりになったら、両者相手の奇襲を注意しつつも切っ先三寸の間合いまで開いて、そこで勝負しなおし、となるのですが、韓国選手の場合、竹刀をからみあわせたまま、日本選手がいっしょうけんめい間合いを開こう(距離をとろう)としても、その竹刀を腕などでひっかけて、離れるに離れられないようにしてしまっています。

*動画を見るともっとわかりやすいです。

 

 

ううーむ、いいのか?確かに古流で「そくいつけ」と言って、つばぜりの体制から相手を離れられないようにして、両者からみあったまま最後は相手を地面に押さえ込んでしまう、という技がありますが、現代剣道ではそんなことしてもせいぜい反則を取られるくらいだし。

竹刀の先端から物打ちが交差するくらいの距離が基本の間合いです

 

 

切っ先三寸の距離がないと、十分な技はなかなか出せません。遠すぎてもだめですけど。

でも、近くでからみあっていれば、相手からも技を食らわなくなるわけで。試合終了近くに一本先取した場合など、そのままつばぜりにもちこんで時間切れまで逃げ切る、という試合テクがあるくらいです。

さて、今回の韓国選手ですが、スポーツとしては一つの戦略ですが、古来の剣道・剣術とはかけ離れたものになってしまっているのでした。

そういう偉そうなことを書くお前は剣道範士か?

すみません「兵法二天一流剣術」の「初目録」です。というぜんぜん大したことない免許ですが、ぜんぜん剣道やったことのない素人でも、「これじゃあやばいよねー」と簡単に言える状態になっているのです。

上記の写真をちょっとアップ。

 

 

もし、これが竹刀じゃなくて刀だったら?

韓国選手は横首、あるいは右手首をスパッとやられて、ギエエエー!と血煙りに沈んでいるところです。(ちなみにこの写真では、刃すじは手首に向かってますね)

つまり、肩と手を使って相手の刀(刃)を抑え込むという、どんな素人から見ても一目瞭然の、真剣勝負ではあり得ない動作になってしまっているのです。

スポーツ剣道としてのルール上、相手の首に刃筋を当てたり、手首を単に刃の部分で抑えただけでは一本にならないので、韓国選手のようになりふり構わず試合を硬直させて、あわよくば反撃を、みたいなケースが出てきてしまうようです。

要するに竹の棒を当ててポイントを奪い合うという競技で、ポイントにならなければ刃筋もへったくれもないじゃん?同様に、ポイントになりさえすれば、どんなことしたっていいじゃん?

勝って実績を作ることしか考えない「悪知恵」全開になっています。

ううむ韓国の人たちごめんなさい、でも、これって韓国だけじゃなくて、オリンピックでも、試合以前に段ボールベッドの上で「ぎゃははーこわれろこわれろー」と大勢で飛び跳ね。ばかん、ぐしゃしゃしゃー!わああいー壊れた壊れたー!という動画があり。

小学生かお前ら?

https://game.4g63evo.net/?p=93669

 

 

というような事例が頻発しています。

さて、ベッドで飛び跳ねるというような行いを、アイルトン・セナやペレ、日本でいえば王選手やイチローがやるでしょうか。

「コロナで命を犠牲にしてもいい」と出場したオリンピックであれば、これからも大事な試合が控えている状況で、もし転倒でもして足でもくじいたら?とか考えないのでしょうか。また、そんな暇があったら、周囲の選手の見るべき技の研究、自分自身の技を最高の状況に持っていくためのチューニングなどで精いっぱいとなり、別に王選手までいかなくても、まともな選手であればこんなバカなことはやらないと思います。

まるでコロナ感染への配慮もできない、三流のならず者たちが、オリンピックという見世物小屋でギャラ(あるいは何らかの褒賞)をもらうために、心にもない「命を犠牲にしてもオリンピックに参加する選手」を演じさせられてストレスがたまり。ガス抜きしている場面をバカッターしちゃった、という感じにしか見えないのはなぜでしょうか。

このケースは、単に知能が低いだけとの理解ですが、韓国の場合、「韓国は日本の被害者だ」、「韓国は日本に絶対勝たなければならない」そして「日本相手なら、どんな手段を使ってもいい」という恐ろしい呪縛によって「悪知恵を働かせなければならざるを得なくなっている」のかもしれません。

「剣道であるかどうか」は二の次になってしまい。とにかく勝てさえすればいい。

反日思想というスケープゴートの存在により、韓国の一定の人たちが良識、思考といったものを麻痺させられてしまっている。

剣道に限らず、サッカーでも、勝てない場合は、試合が終わって握手を求められてもすねちゃうとか、全然すがすがしくない場面が発生し。

https://news.yahoo.co.jp/articles/656c6cc29725fc8e09b252e904388f0a378078af/images/000

 

 

この記事は、韓国の悪口を書くために書いているのではありません。

韓国の一部の人たちの行いから学ぶべきものは何か、という意味で書いています。

韓国の人が極悪人、という事ではなくて、上記の呪縛によって、良識のない行いをするよう追い込まれてしまっているのだと理解しています。

さて、日本は?

日本人の模範となるべき、とは言わず、日本という国の一つの「要約」「集約」である日本政府は、日本及び世界の重大課題であるコロナ対策について、こんな感じです。

出展:https://note.com/hyamaguchi/n/n0c60c7292ec3

 

 

何をしたらよいのかわからなくなっており、なんでも中途半端。アクセルとブレーキを両方踏む状態となっています。

自分の意見を確立できないでいる日本人は、自分以外の「権威」がうまく何らかのスケープゴートを見つけてしまったら、それに誘導されて「韓国化」してしまわないか憂慮しています。

さて、自分の方向性をしっかりもった場合としての、よい例はないのか?

ありました。

やっぱり剣道世界大会ですが、ルーマニアチームそして日本チームがあり。

動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=X2Rkcqe331U

まずルーマニアから。

ルーマニアも日本も、つばぜりで試合をスタックさせるという事は全くせず。

下の写真は、つばぜりから、日本選手が一瞬で後ろに飛び下がり、同時に相手の面を打ったところ。

これは「引き面」といってわりとポピュラーな技であり、つばぜりの場面で多用されますが、技能に勝る日本選手が見事決めたのは当然として、ここではルーマニアの選手に注目ください。

 

 

面をくらいながらも、果敢に前進しています。

剣道では、前進し、体の中心からずらさないまっすぐな技が至上とされます。引き面もありますが、引き技は近間で膠着して、仕方なく、というたぐいの技であって、本来は一足一刀の間合いから、堂々と攻め勝って真正面の中心から打つ、というのが基礎であり奥義であり。相手がまっすぐ打ってくるのを、ちょっと2寸(6センチくらい)横に自分の体をずらして、斜め横から打つ、というのは確かにありますが、なるべくならやらないほうが良い。引いて打つ、というのも同様。

こちらの動画を見ていると、解説者が「ほんとうによく引き面が決まりますねー(3:44や5:47)」と感心していますが、そもそもルーマニアでは、あまり引き技をしていないのではないかな?まさに「なぜかわからないのに打たれている(6:00)」状況だったりして。

でも、それじゃ日本はあまり褒められない勝ち方ですねー、格下相手だったら、出頭面で勝つとかできないかなーとおもったら、大将戦で、見事前へ出る面二本で勝ちました。

 

 

大将戦の「横綱剣道」で、相手チームに模範を示した日本。そして、ひるまず、前に出る果敢な剣道のルーマニア。こういう試合が、勝った負けたではなく、剣の理念を修練し、心身を錬磨し、礼節を尊び、信義に重んじ、そして自他の繁栄につながる、そういった精神をもつ人々の育成につながると思っています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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不条理演劇とロマン主義的イロニー

この記事は「不条理演劇」の記事と密接に関連しています。そちらも読んで下さいね。。。

さて、「ロマン主義的イロニー」です。

「若きウエルテルの悩み」という小説があり。ドイツらしいくそまじめな内容で、他人の嫁さんに恋慕したしょうがない青年ウエルテルが、悩み苦しみ、最後はピストル自殺しちゃう、という内容でした。

韓流ドラマなんてなかった1700年代後半のヨーロッパでは、衝撃のラスト!だったようで、ウエルテルの「後追い自殺」をしてしまう青少年が後をたたず。「読むペスト」などと恐れられる小説になってしまいました。

映画版:君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」

 

まだ純粋な青少年は、小説の内容に引き込まれてしまい。「他人事とはおもえない」と、小説の主人公に自分を重ね合わせ、主人公が自殺すると自分もおもわずやっちゃった、となったらしい。

ちなみに、これら少年たちは、「褐色のブーツに青のジャケット」と「ウエルテルの自殺シーンと同じ服装」で死んでいたそうです。コスプレの始まりかもしれん。

つまり、小説に感情移入するあまり、現実と物語の境界線がなくなってしまうのです。

驚いた出版社や作家側では、以後似たような小説の中で、次のようなシーンを挿入することにしました。

こんな感じ。

“ウエルテルジュニアは、耐えがたい哀しみのなかで、ピストルの銃口を自らのこめかみに当てた。

「さらば残酷な世界よ!」

引き金を引こうとした一瞬、

ぼこん!

突如後頭部に金属バットの一撃を食らい、昏倒するウエルテルジュニア。

意識もうろうと立ち上がると、そこには金属バットを手にして仁王立ちのブルゾンちえみがいた。

思わずブルゾンに向かって怒鳴るウエルテルジュニア

「このドアホが!あやうく脳天がかち割れて死ぬところだったやないか!この落とし前どうつけるんやごるああああ!」

怒鳴り返すブルゾン

「じゃかあしい!こんな小説の、口からでまかせ、嘘八百のいい加減な作り話で、死ぬもへったくれもあるかいボケが!それとも、おどりゃーはそのピストルで、このくず小説を読んでいるあほな読者の脳みそに風穴を空けられるちゅうんかい!」”

と、ここで、読者はあっそうか!今ぼくが耐えられない悲しみと思っていたのは、それはウエルテルジュニアの悲しみで、ぼくはこの小説を読んでいる読者だったんだ!と現実世界に引き戻され。

ここでの、ブルゾンちえみによる「金属バットの鉄槌」そしてその後の口上を、「ロマン主義的イロニー」というのです。

ブルゾンちえみ(現・藤原史織)

出展:https://www.dailyshincho.jp/article/2018/05080559/?photo=1

 

 

つまり、ロマン(幻想、虚構)の世界に迷い込んでしまった読者を、それまでのストーリーから外した・矛盾した皮肉の一撃!で現実世界に立ち返らせる、その皮肉つまりイロニーのことなのでした。

こうして純粋な青少年たちの自殺を防止することができるようになりました。めでたしめでたし。

ちなみに、ヨースタイン・ゴルデルというおっさんが書いた「ソフィーの世界」という本の451ページに、もっとおだやかな表現でロマン主義的イロニーの説明があるので、ぜひ読んでみてください。。。。

さて、人間社会には、疑いようのない「常識」と言うのがあり。

たとえば、人間としての「品性、徳行や信用」を高める行動は善だ、というのはフツーに明白であると理解します。

「品性、徳行や信用」を一言にまとめると「名誉」になります(Wikipedia)。

従って、名誉とは重要な価値である。ここまでは疑う必要のない「常識」ですね。

名誉をなにより重視したのが武士の世界で、トクすることだけを追い求めていた一部のアジアの数か国と違い、武士の国日本が明治維新で植民地化を逃れた事実は疑い無きと理解します。

ところが、こうした「疑いようのない」言葉を悪用して、権力があなたに本来の意味とはかけ離れた不条理を強要することがあります。

純粋な青少年が虚構の世界(小説や、映画など)に狂ってしまった、というような場合は金属バットの一閃もやりやすいのですが、国家権力や有識者などがこぞって「名誉は重要な価値だ」という「常識」で洗脳をかけてきたらどうなるか。

やり方が実に巧妙なので、だまされていると気づかず、「ウエルテル」が虚構であることを忘れて自殺してしまう青年のように、虚構をあたかも真実であるかのようにすりこまれ、家畜のようにふぬけにされたあげく、屠殺されてしまうのです。

その一例として。。。。

三十三間堂の通し矢、というのがあり。「京都蓮華王院(三十三間堂)の本堂西側の軒下(長さ約121m)を南から北に矢を射通す競技(Wikipedia)」である。

京都三十三間堂

 

 

通し矢自体は善悪もくそもなく、121メートルの軒下を、軒にぶつけず床に這わせず矢を通す、というだけのことですが、しかし、現代弓道の28メートルでも、あれれ届かない、というのが現実のところ、一昼夜かけて8000本以上の矢を射とおすということがいかに技術的・体力的・精神的に神の世界かということが理解できると思います。

この辺に江戸時代の殿様はじめ支配層が目を付けてしまい。

「わが藩の名誉のために日本一の記録を作るのだ」とこぞって競争するようになってしまいました。

この辺を恐るべき迫力でかいた「弓道士魂」があり。無料で全巻読めます(https://www.sukima.me/book/title/BT0000124683/)が、以下、ネタバレしないよう部分のみ抜粋しつつ紹介します。

記録を更新できなかったらどうなるか。

 

 

切腹です。

矢を8000本通すことと、名誉がどう関係するのか?

武家の世であるから、弓術に強い藩、というのはなるほど尊敬されそうです。でも、それと8000本なんてぜんぜんつながらないことは明らかだと思います。鉄砲あるじゃん、なんて無粋なことは言わずとも、弓取りの魂の弓で、みんな8本くらいは通せます、だったらスゴイ剛弓使いの藩だ、と「こわもて」くらいはするでしょうが、単に代表者1人が日本一と言っても、実利的にはなんの意味もないはずである。

ところが、殿様はじめこんな感じ

 

 

というわけで、雨が降ろうが風が吹こうが哀れな選手が人身御供に

 

 

こうして、いつの間にか「通し矢で日本一になることが絶対必要な名誉」という常識が作り上げられてしまい。

この「常識」を粉砕する金属バットとブルゾンちえみはいないのか?

いました

 

 

ロマン主義的イロニーというより、素直な直訴ですね。。。でもこのお兄ちゃんは、直後、大会のオーガナイザーの一人にバッサリ斬り殺されちゃいます。

こうゆう不毛な競争としての通し矢は明治以降は行われなくなったらしい。

現在では、場所は三十三間堂ですが、60メートルの距離で、かつ、一応競技ではあるが、歴史を伝える行事、礼式、良きエネルギーを呼び込む儀式(お祈り?)、という感じに生まれ変わっていたのでした。あーよかった。

現在の通し矢。どきどき!わああああーい!

    出展:https://www.sankei.com/smp/photo/story/news/180114/sty1801140005-s.html

 

 

さて、この記事のメッセージです。

皆さんが、常識だと持っていること。ふつーに正しいと思っている考え、しきたり、理論などの裏に、実は「不都合な真実」が隠されていないか。疑いのようない価値観を隠れ蓑に、実は「操り人形のように、機械のように動かされていないか」?

知らないうちに、不条理を常識と思い込んでいないか?

こうした不条理演劇を粉砕するロマン主義的イロニーとして、このHPの記事が役に立てば、喜びこの上ありません。

ではでは。。。。

Posted by 猫機長