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飛行機泣かせのにくい奴。ラジエターのお話

*サイトがハッキング被害か?ダウンしてしまい、3週間更新できませんでした。幸いサイトは復活したので、その間投稿できなかった記事を徐々に掲載して、最終的にはこれまで通り週1投稿のペースに戻ります。

ここでの飛行機とは、ピストンエンジンでプロペラを回して飛ぶ飛行機のことです。そして、ラジエターは、以後冷却器と呼ばせていただきます。

さて、飛行機にとって何が一番大切かというと、「速度です」。

高性能な飛行機ほど速度が速い。高速にこだわるあまり、低速では最低の安定性さえ確保困難で、着陸事故続発、という機種さえ大量生産されたほどなのです。(例:F4Uコルセア。なぜこの飛行機が「後家製造機」の殺人機械となったかはこちら→プロペラの話)

で、スピードを出すためには

①とにかく大馬力のエンジンが欲しい

②そして、とにかく空気抵抗を減少させたい

この2つが重要になります。

①の場合、基本は機体を小さくして、でかい(強力な)エンジンをつめばよい。という事で、こんな飛行機が生まれました。

https://ocoze.net/pulamo/02tannyou/32/GB-R1/GB-R1.html
空飛ぶビヤ樽、ジービー・レーサー
 

 

同じような思想で生まれた飛行機では、ドイツのBF109があり。

https://www.asisbiz.com/il2/Bf-109E/LG2-I/images/Airworthy-Bf-109E4-1.LG2-White-14-Hans-Joachim-Marseille-France-1940-01.jpg
ほっそりしています
 

 

両者を正面から見ると、こんな感じ

Bf109は、ジービーに比べ著しく前面投影面積が小さいことがわかります。
 

 

流体力学上、空気の抵抗は速度の2乗に達することがあり。ジービーは巨大な機首で、まるで空気抵抗を増やしたくてしょうがないみたいになっちゃっています。一方Bf109 のほうは、ほとんどプロペラしか見えないほど胴体を細く洗練させることに成功しています。

なぜこうなるのか?

要するに、エンジンです

ジービーの星型エンジン
http://www.neam.org/shell.php?page=engine_collection_detail&name=pwr1340rt
 

 

Bf109の倒立V型エンジン
https://artsandculture.google.com/asset/aircraft-engine-daimler-benz-db-605/YgGvoPOt-GxU-Q
 

 

ジービーは空冷なので、すべてのシリンダーをあえて風上にさらして放射状(星形)に配列するしかなくなり。まるで大きな盾を風上に掲げて走るみたいになってしまっており。

https://ja.topwar.ru/164597-vizantijskij-soldat-v-polnyj-rost.html
 

一方、液冷のほうはシリンダーそのものを直接外気に当てる必要はなく、シリンダー配置もなるべく前方投射面積を小さく、すなわち直列・V型にできる。

この差が両者に如実に表れていたのでした。

いきおい、高速機のエンジンは液冷式になり。世界の代表的な戦闘機は多くが液冷式です。例外は日本とアメリカで、日本の場合は液冷式エンジンを作る技術がなかった(アツタエンジンとかは頑張った。でもメンテの能力もなかったので結局だめだった)ので、零戦とか五式戦とかでしのぎ、アメリカの場合は、空気抵抗なんてどうでもいいわみたいなバケモノ高出力空冷エンジンをいくらでも生産できたので、みみっちく液冷式にこだわる必要がなかった、ということでした。

日本はどうしようもない相手と戦争をしたもんですねーイタリアも日本と似たような状況ながら、ドイツがお隣で、DB601エンジンの輸入やアルファロメオでのライセンス生産がうまくいったらしい。

液冷式が機首を細くするための「魔法の杖」がラジエターすなわち冷却器です。

冷却器が、空気抵抗をエンジン全体のかわりに引きうけてくれるので、投影面積を著しく減少はできるが、しかし少ないとはいえもろ空気抵抗の発生源となるわけで。

同じエンジンでも、冷却器配置の差で性能に差が出てしまうため、各国で、どこにするか四苦八苦し。以下が生まれました。

①アゴ型

一番古典的というか、自然というか、手抜きの配置です。

代表的な例が、P40


 

 

機首直下に、大きな衝立を立てているみたいで、残念な配置です。せっかく液冷式にしたのに、機首がぶっとくなってしまい。ジービーとあまり変わらなかったりして。。。

ぶきっちょなP40は、性能もそれなりになってしまい。性能より「シャークノーズ」で有名になってしまいました。

シャークノーズ
https://media.gettyimages.com/photos/curtiss-p40e-warhawk-on-display-at-the-warhawk-air-museum-nampa-idaho-picture-id188057614?s=612×612
 

 

もっとも、試作段階では、もっとほっそりしていました。

Public Domain
 

 

でも、実戦投入でパワーアップを余儀なくされ、エラじゃなかったアゴも巨大化せざるを得なかったという事情があったらしい。

でも、アゴがでかくなりすぎて、横風を食らったときなどの直進性に問題があったのでは?なんて、心配してしまいます。

一方、アゴ型で大成した飛行機に、スツーカがあります。

https://www.the-blueprints.com/blueprints/ww2planes/junkers/78640/view/junkers_ju_87_stuka/
上から下へ、改良型になっていきます。
 

 

初期型では、アゴがにょきっと突き出していますが、次第に洗練され、機首から翼よりに移動しています。

ただ、この飛行機は、地上の兵隊やタンクをやっつける急降下爆撃機なので、水平飛行でのスピードはあまり要求されてなかったりして。ははは

急降下爆撃機なのにスピードを求められた機体に「彗星」があります。

http://www.gahoh.net/traffic/ww2/profile/D4Y-J1N/index.php

 

 

スピードだけでなく、格闘戦も可能という神のような飛行機でしたが、やはりエンジンメンテがうまくいかず、あまり活躍できなかったようです。

注目は、アゴの後縁が胴体と一体になっているところで、気流をうまく整えています。この場合は、もともと機内に爆弾を格納するため、胴体が下に膨らまざるを得ないところを、冷却器のカウルとうまく組みあわせたのが成功の要因らしい。

②翼内格納型

代表がBf109。でも、初期のB型はアゴじゃん?だったりして

Early Bf109B


 

 

その後翼の下面に移して、おなじみの姿かたちになりました。

https://www.wingsykits.com/wp-content/uploads/2021/02/D5_07.jpg
 

 

この方式はライバルのスピットファイアでも採用されており。

スピットファイアの流れるような機首。(Pixabay無料画像)
 

 

個人的にはこの形式が最適と思っています。

その理由は?

「かっこいいから」

飛行機乗りの格言の中で「美しい飛行機は性能も優秀」というのがあり。単に笑い話でもないですよーただ、空力屋さんから「負の気圧を発生させる冷却器を、よりによって高い気圧を発生させなければならない翼の下面に設置するなんて論外だ!」なんて意見もあるそうです。ははは

③胴体下面

ハリケーン、飛燕、イタリアのレジアーネ が採用した。

https://www.imgmsplus.com/item/93000/93901_1.jpg

https://br.pinterest.com/pin/774478467149005186/

https://i.pinimg.com/originals/79/72/72/797272f92d00bdaba1c32f7536f3d727.jpg
 

 

飛行機の機体表面では、空気に粘り気が生じ、機体に張り付くようにして流速がぐっとおちる境界層という流れの層が生じます。

境界層は、機首部分はほとんどなく、機体の後ろに行くにしたがって厚くなり。主翼直下の胴体では、機体表面から10センチ前後の厚さになるらしい。

というわけで、おなかに突き出た飛燕の冷却器空気取り入れ口は、大きい割には境界層すなわち機体から10センチくらい(空気取り入れ口の高さの3分の1くらい?)までの空気はあんまり入ってこず、冷却の足しにならない、という残念なことになってしまい。

飛燕の冷却器
http://www.green.dti.ne.jp/microkosmos/IMG_42031.jpg
 

 

もちろんこれはイタ機であろうが同じです。

一方、機体構造上は、うまく主翼主桁(と胴体の接合・貫通部) とかを避ければ、翼内とかに比べて設置しやすいらしい。

こうした胴体下面の流体力学的な特性を逆手にとって、うまく利用することで、優秀な冷却機構を設置することに成功したのがP51。

 

 

高速の気流が入る場所まで空気取り入れ口を下げて機体下面からはなし、境界線の気流は渦が発生しないように流線形の「支柱」を整え。

空気取り入れ口をあえて機体から離しているのがよく見える一枚(Pixabay無料画像)
 

 

さらには、取り入れ口は小さめ、中で広がるようにして、空気の膨張・拡散?で、最適な速度・気圧でラジエターに当たるようにしたうえで、さらにはダクト出口のフラップを適切に開くことにより、ダクト内外の気圧差で冷却器からの空気をジェットみたいに噴出、抵抗を低減できたというから完璧ですねー

http://www.warbirds.jp/data/us/htm/p-51s.htm
大きく開いたフラップに注目。
 

 

取り入れ口を境界層の外に持っていく手口は、ハリケーンでも見られたようです。この辺米英の科学先進国はやっぱり違いますねー

でも、個人的には、グッピーみたいなP51のおなかはかっこわるーい!ぶきっちょだけど高性能、という例外と思います。ははは

https://www.kagoshima-kankou.com/guide/52782/
グッピーというより、タツノオトシゴかもしれん
 

 

3000字を越えたので打ち止め。

最後に、ぼくが乗っている軽飛行機も、ぱっと見は空冷ですが、実は冷却器もあったりして。

風防近くのスリットに注目。この中に、いかにも旧式な、さえないラジエターが収まっています
 

 

エンジンヘッドは液冷、シリンダは空冷とすることによって、液冷の安定した温度管理と、空冷の整備性を合わせた今ふうのエンジンです(ROTAX912、80Hp)。エンジンの上に冷却器という珍妙な組み合わせですが、上昇時に加熱気味な以外は、とてもよく作動してくれて、満足です。

ではでは。

Posted by 猫機長
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南半球の飛行場でトロピカルフルーツ生活

日本ではさぞや寒い季節でしょうが、地球の裏側ブラジル高原では、まさに夏の盛り。照り付ける太陽とぞんぶんな雨ですくすくと育った果物たちを堪能する季節になりました。

①マンゴー

いろいろな種類があり。

左のPalmer種は、大きさは右のRosa種より一回り大きいけれど、値段は1キロ当たり1ドルくらいと、半値でした

 

 

まずは、Palmerで行ってみます。

赤と緑がきれいなマンゴー

 

 

ちょっと甘酸っぱい感じ。繊維はやっぱり粗くて、皮をはぐとかなり荒っぽいテイストになりました。一方、ナイフの通りはよくて、スパッと繊維を切ることができました

 

 

ごちそうさま。きれいに種が残りました

 

 

つぎは、Tomy種。

繊維がかなり粗くて、ナイフもぶちぶち、と梱包用の「繊維テープ」を切るような感じに。

繊維テープ。出典はhttps://www.amazon.co.jp/Romack

 

 

外見も、マンゴーで差があり。

左がRosa(バラ色)種。色覚障害か?そして、右がEspada(剣)種。こんな丸っこい剣あったっけ?

 

 

マンゴーの品種の名前って、なんかてきとーすぎる気がします。。。。

ちなみに、「マンゴー」という言葉は英語だそうです。

南洋開拓でとある島に上陸したイギリス探検隊が、現地の先住民に「この果物がいっぱいあるところを教えてほしい」といったところ、先住民答えて曰く「女性のいるところにけばよい」。

イギリス人「なんのこっちゃ?」

土人「だから、女性のいるところには”Man Goes”(男が群がる)」

はいすみません、ちなみに、元ネタはOshoラジニーシの「十牛図」をご覧ください。

さて、「剣」種のマンゴーはさらに繊維が荒々しく、ナイフの刃を通そうとしても通らないという恐るべきマンゴーでした。

 

 

Rosa種のほうはこんな感じ

繊維の粗さは「剣」に勝らず劣らず。マンゴーは種にそって3枚におろすのが一番たべやすいですね。。。。

 

 

結局、一番最初のPalmerが一番おいしかったです。その他はみんな、甘ったるいな、という印象ばっかり。おいしかったですけど。

マンゴーとビール。意外なベストカップルかも?

 

 

◎ココヤシ

スーパーで乾燥したココヤシ(半分に割ったもの)を売っていました

 

 

さっそくナイフで果肉を取ろうとしたのですが、硬いかたい!ガジガジやってもぜんぜんとれず。

 

 

ゆるせん!火あぶりじゃー!ひひひ火火!!!!

 

 

皮が黒焦げになるくらい焼いたら、タオルで手をやけどしないように気をつけながら押さえつけて、トンカチでめったやたらに殴打だ!がんががんがん!ぎゃはははは!

そのあと、もう一度ナイフでこじったら、今度はぽこんと取れました。

 

 

ぼくは薄皮(茶色の表皮)は好きではないので、ナイフで削りとって。。。。

 

 

刺身みたいな感じで醤油で食べました。ワサビがあったらもっとよかったです。。。。

 

 

◎アボガド

ワサビ醤油といえばアボガド。

アボガドは、ココヤシみたいに、殻が黒焦げになるまで火あぶりとかしないですむし、マンゴーみたいに、うまく三枚におろさないと種にナイフが当たって実が切れない、みたいな面倒なことはなく、ものぐさにはとてもうれしい果物ですが、熟れているのかいないのか?を判別するのが難しく。皆さんいろいろ苦労しているようです。

判別法には一長一短あり

-へたの色(上記写真で白っぽい、いわば「へそ」)で見分ける。黄色はまだだめ。緑が食べ時。黒くなったら腐っちゃったぞ!とするのですが、実は黄色にしろ緑にしろ、1人1人で取りようが違い。緑だ!いいね!と素敵女子に見せたら「それは黄緑。まだ熟れてない」なんて言われたりして。

―皮の色で見分ける。鮮やかな濃い緑だったら、まだだめ。黒くなったらOK、というのですが、品種によってはまだ熟れてないのに、最初から黒い色です。なんてのもあり。なかなかうまくいかないですねえ。

-触って、固ければまだだめ。柔らかく、指で押して弾力があればOk、かといえばそうでもなく。ちょうどいいなと思ったときには、すでに時遅し、という事も多々あるらしい。

そこで、必殺の見分け方を伝授します(なんて皆さん信じないでくださいね)。

スーパーで売っているアボガドの山から、比較的黒ずんでおり、指あたりも柔らかいやつを選んで両手で(片手でもいいけど)振ってみましょう。

ごんごろ、と実の中で種が動いている感触があればOKです。

この記事のネタにしようと買ってきたアボガドは、確認を忘れて、テキトーに選んでしまったため、熟するまで2週間かかってしまいました。写真は熟した時のもので、皮は柔らかすぎ、やばいぜ!なのに、へそのほうはまだ緑でした。種がごんごろ動くようになったので、切ってみたら、あやうく熟れすぎの手前でした。

こんな感じ

 

 

ワサビ練りすぎました

 

 

さっそくワサビ醤油で食べました。たしかにトロと言えなくもないが、素直にアボガドの刺身、で成り立つとおもいます。でもくせがあり、醤油だけだと厳しいか?ワサビが必要と感じ。そのワサビは、メーカーのミステイクで「おさび」になってますが、ちゃんとしたワサビでした。ははは

 

 

◎バナナ

これは日本でもいっぱいありますが。。。。

3本がくっついていた房から、1本をはがしたら、あああ3本ともはがれちゃった!そこで2本は食べちゃったのですが、残り1本を何とか腐らせずに残したい、となり。

冷蔵庫に入れてみようか?でもにおいとかが残っちゃったらやだなー、と思っていたところ、ちょうど氷を入れたアイスボックスがあったので、ぶち込んでみました。

蓋をしておけばブヨとかも飛び込んでこないし。なかなかいいかんじ。

 

 

夜8時ころにアイスボックスに入れて、翌日の午前11時に蓋を開けたら、氷は溶けて水になっていましたが、でも十分冷たく。やっぱりいいかんじ。

皮は黒ずみ始めていたけれど、中身は新鮮そのものでした。

 

 

念のため火を通しておこうか、という事で、フライパンに油を入れて、どろどろにならないように焼きました

アルデンテ?いい感じの歯ごたえ。

 

 

南国のフルーツライフでした

 

 

ちなみに、バナナ畑にはArmadeiraという猛毒のクモがおり。こいつに嚙まれると、「お◎ん◎んが4時間の連続強制勃起に至り、痛さにのたうち回る」という恐ろしい毒を持っており。このブログの読者の素敵女子たちにはあまり関係ないかもしれませんが、老人とか病弱の人は、噛まれて死んじゃうということもあり。

もちろん、基本は人間がクモを脅かさなければよいだけの話であるが、一方、ノミみたいに「刺された、かゆいね」では済まないので、身を守るためには駆除せざるを得ない場合もあります。

Armadeiraはとても獰猛で、あまり挑発しなくても飛び掛かってくる(1.5メートルくらいは跳躍するらしい)。これも、獰猛になることで捕食者を撃退しよう、というサムライみたいな知恵ですが、一方、このクモにそっくりなタランチュラがおり。こちらはCarangejeira、別名「草地のクモ」で、草のあるところならどこでも、というかなりポピュラー、言い換えれば人間とも遭遇しやすいので、さて、どっちだ?と気を使います。

いたって穏やかなcaranguejeira。でも、万一Armadeira だったら。。。

という事で、殺しちゃいました。ごめんね。。。

 

 

というわけで、皆さんも「バナナのたたき売り」があったときは、バナナの山の中で「ブラジルドクシボグモ(Brazilian wandering spider)」がごそごそしていないか気を付けてくださいね。なああんて!

スペースがまだあるので、滑走路近辺の風景を。

滑走路直上を通過。

 

 

滑走路近辺の格納庫群。一番手前のがぼくの格納庫です

 

 

格納庫からの眺め。牧場に囲まれた滑走路です

 

 

弓道ごっこ。的の左に矢が集まるという謎のバイアスが?

 

 

雨季の空。

 

 

ブラジリア近郊。画面中央上あたりに見えるのがブラジリア名物デジタルタワーです

 

 

こんな飛行機に乗っています

 

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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「おさび」のお話と、アメブロランキング再びの1位に感謝

◎アメブロ公式ランキング。再びの1位に感謝

こないだ投稿させていただきました2つの記事

-NFT価格操作の罠とメタバース不動産

-「ノーペイン・ノーゲイン」

が、それぞれ以下の通り「入賞」していました。

ちなみに、それぞれのハッシュタグで、どのくらいの投稿数からの順位かというと

「NFT価格操作の罠とメタバース不動産」については

ブロックチェーンが16,238投稿(1位)

マインクラフトが19,016投稿(9位)

アートが390,653投稿(21位)

一方「ノーペイン・ノーゲイン」は

バイオリンが55,098投稿(36位)

*こちらは、記事中の「ピアニスト素敵女子」を「バイオリン素敵女子」に修正。ランキングで「バイオリン」と出てから気づきました。かな先生ごめんなさい。。。

で、こんな感じでランキング画面で表示されるのですねー

 

ううむ、Pi networkとか、先進的な記事ばっかりだ。

そうゆうなかで、「ブロックチェーン」の1位はじめいろいろなジャンルでランクインできたのも、ブロ友の皆様との温かい交流があったからと思います。ここで改めて感謝させていただきます。

前回1位をいただいた記事は「都会の風物詩」で、「パイロット」公式ハッシュタグというニッチなジャンルでもあり、あまり日本では体験できない、のほほんとした自家用機生活が評価されたのかと理解。インターネット時代のいいところは、世界中で情報交換ができて、ふだんはなじみのない世界をのぞくことができることですよね。。。

ちなみに、飛行機メンテの記事は、パイロットの皆様への情報共有としてもお勧めします。Experimental機ですが、皆様の乗る飛行機のメカニズムについてきっと新たな発見が!あるのではないかと思います。

今後も「着陸灯のお話」など掲載予定なので、ぜひ見てね!(宣伝チラリ)

チラリの続きで、次回記事は新年特集として「メタバースを知ろう。知らないと2022年はやばいぞ」みたいな、またしてもオタクな記事になってしまいますが、その次は「トロピカルフルーツ生活」として、マンゴーやココヤシの食べ方など書いていますので、掲載したらぜひ読んでね!(チラリその2)

ココヤシの食べ方などを掲載の予定です

 

 

最後に、今回うれしかったのが、「アート」のランキングに入ったこと(21位ですが。あせあせ)。ブロックチェーンだのなんだので資産構築して、アーリーリタイアだ!というのはいいけれど、何のために?となると、それはやっぱり「ゆうゆうと、自由で、アートな生活がしたい」からなので、そのアートについてが、読者の人たちに認めていただけた、ということで、とてもうれしいです。

ちなみに、アートって何?

気難しく、ふむふむ、と考えれば「美術の実用価値:西洋絵画と日本刀の共通点とは」の記事に行きつくのですが、そうゆう論理的な見識は持ちつつも、やっぱり、もっと自由気ままに、わくわく!楽しく、すてきなモノたちのエネルギーで、はっぴいな生活がしたいな、そんなモノたちや、生活がアートではないか、と思っています。

きゃふんきゃふん

 

 

◎おさびのお話

ワサビのことじゃないの?実はそうです。

とある吉日、刺身につけるワサビを買いにいったら、「おさび」というなぞの物品に遭遇。

その名も「粉おさび」。2ドルすなわち200円くらいでした。高いか安いか?

 

 

他にもちゃんとしたワサビを多数売っており。

 

 

でも、ついゲテモノを買ってしまうんですよね。。。

日本語では「おさび」ですが、英語ではちゃんと「Wasabi Powder」になってました。ははは

 

 

ぱっと見はちゃんとワサビです。

 

 

印象としては、あまり辛くないけれど、つんと鼻にきて、快くぬけてゆくちゃんとしたワサビで、ぼくみたいな逆流性食道炎で刺激物はちょっと、という人や、子供、老人や女性などには優しいワサビかもしれません。

一方、醤油のほうでも、謎のやつを発見

ワサビ醤油のことなのか?「スシソース・ワサビ入り」として売っていました。買いそびれちゃったけれど、いつか使ってみたいな。
このくらいだったら、アメリカあたりで堂々と売っているかも?

 

 

一方、大豆製品ではない醤油も発見。

ココヤシの醤油

ううーむ、フツーの醤油の倍以上の価格だぞ?なにかシックな醤油なのだろうか?こちらも買わずじまいでした。

意外と、エキゾチックな醤油だ!なんて、ドイツあたりで受けるかもしれん。

 

 

◎このブログは「軽飛行機」がお題なので、機体のメンテのお話もちょっと。

こんな飛行機に乗っています
 

飛行機の翼には、内部点検のために扉がついており。

ぼくの持っている布張りの飛行機では、点検口のところだけFRPで補強した穴が開いており、ここにこれまたFRP製の蓋がかぶさるしくみになっています。

点検口
 

 

蓋のほうはこんなかんじ

 

 

というわけで、翼の骨格や羽布の張り具合などを確認。

ひもがぶら下がっていて、ドキッとしますが、これは羽布と骨格を縫い合わせた時にフツーにこれだけ余裕を持たせて切っており、問題なしです。

 

 

飛行クラブの芝生で。パイロット仲間の飼っているネコになつかれました

 

 

いよいよ年末年始。日本は殺人的な寒さに、いよいよオミクロン上陸か?というところで、ぜひ皆さんも健康にご留意いただき、楽しい正月を迎えられることを願っています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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富裕層の家は床が広い:オカルトか事実か?

目指せ資産1億!みたいなお題のブログなどでときたま出てくるのが「金持ちの家は部屋が広々としている」「閑散として圧倒する空間におしつぶされそうだ」というコメント。これはどこまで本当なのでしょうか。

真相は、ずばり!

「本当ですが、意味をとりちがえないように気をつけましょう」です。

貧乏な人の部屋を見ると、大体が「足の踏み場もなくモノが散乱している」。

残念なことに、ユニクロで買った格安のヒートテックとか、ガチャでもらった景品とか、へんな健康器具とか、実は一年を通じてほとんど使わないようなものが散乱し、なにがどこにあるかわからない。で、寒い冬には魔法瓶が欲しいけどどこにあるかわからないや、とこれまた激安品を買ってきて、2週間ぐらいで壊れちゃった!使わなくなり少年ジャンプの山の陰に忘れ去られることに。で暖かくなった春に、くしゃみだ!マスク!とすさまじい物品の山をかき分けると、マスクではなく、昔探そうとした魔法瓶が発掘され。でもこれまた壊れていたので、冷たい麦茶のためにまた激安品を。。。と際限なくガラクタがたまってゆきます。

つまり、貧乏な人が貧乏を抜け出せないのは、部屋が大きい小さいではなく、自分の部屋の管理ができないだけなのです。ははは。。。。

部屋以前の問題で、自分自身の過去・現在・未来について考え(尋牛)、流れる時間の中で何をするか、という意志がはっきりしていれば、そのために必要な整頓された部屋におのずとなっていきます。たとえば、「今年は剣道大会で上位入賞だぞ(成功法則)」という人の部屋は、握力強化の「にぎにぎグリップ」や前腕強化のためのダンベル、「剣道・攻めの定石」といった書籍、もちろん素振りのための竹刀と、片手突きの練習のために壁の某所に張り付けた「突き垂想定の印(ガムテープ)」で、あとはスペース確保のために何にもないや、みたいになるしそうなる必要があるのです(もちろん、ドーンなんて踏み込んだりせず、すり足で。声は出さずにサイレントに練習しましょう)。

コントロールの訓練です。とん、と軽く当ててさっと引きましょう

無目的に、その日その日を世間に流されているから、がらくたのたまるゴミ屋敷になってしまうのです。

ばくせんと、お金持ちになりたいなー、ではなく、お金持ちはどんな部屋を必要とするのか、ということを志向してみましょう。

つまり、「だだっ広い部屋に住めば金持ちになれる」というオカルト的な発想ではなく、「金持ちはおのずからスペースに余裕のある部屋を構築する」。したがって、余裕のある部屋ってなんだろう、というアプローチが重要です。意味を取り違えるな、というのはそういうことです。

ちなみに、本当に広い屋敷のこれまた広々とした部屋に住んでいる、という金持ちはいわゆる田舎のジェントリー(郷紳)で、日本みたいに狭苦しい国の都市富裕層は住んでいるマンションの部屋も小さい。でも、「小さいなりに広々、すっきりしている」のです。このへんがポイントで「僕は部屋が小さいからごちゃごちゃするのは避けられないよ」という言い訳は通用しません。整頓しましょう。ははは。。。。

昨日買ってきたマヨネーズどこだっけ?

あストーブの上だった、なんてははは

で、金持ちの部屋のポイントとは:

くつろぐことのできるもの、勇気づけるものが置いてある。これは絵画とか美術品であったり、選手時代に全国大会で使った居合刀だったりします。弓などは部屋の調度品としても使えますが、小手とかそういうのはしっかり乾燥してにおわない暗所に隠しじゃなかった格納しましょう。

剣道で脱線しましたが、出張時に使うスーツケースとかシュレッダーとか必要であるが毎日使用というものでもないような物品は扉のあるたんす(これが暗所スペース)などにしまう。こういう家具はケチらずに、安物でいいので買いましょう。

そして家具一般は必要最小限。とにかくシンプルにしましょう。一方、扉のない開放的な棚に、日常で使うものが一発で分かるように置いておきます。棚の中がモノでぎゅうぎゅう詰めというのは不可です。買ったまま使用していない雑貨などは血も涙もなく捨てましょう。ガチャなどでもらった景品のぬいぐるみなどは女性にあげると喜ばれたりします。

そして、奥義は「床面積を広くしましょう」。箒や塵取りなどは、上記の暗所スペースがなければ、地面にじかに立てかけず、壁や棚の側面に引っ掛けるようにしましょう。要は、地面に物が直接置かれることを極力避ける、ということで、なんか掃除しやすくなったぞ、という部屋になればOK。

と偉そうに書くおまえの部屋はどうなんだ?と言われそうなので、ご参考まで「無料画像の想像図」ではなく「現実に存在する部屋の写真」でいってみます。

普段住まい(都会暮らし)のワンルームマンション。居合刀、フライトキャップ、車や飛行機から外してきた思い出の計器たちや、デートでもらったものたちなどからのエネルギーの中で生活しています。

週末の田舎暮らしごっこ(飛行機格納庫)における棚の使用例。これで飛行機メンテナンスのための道具類など一目でわかるようになりました。

どこが富裕層の部屋じゃい!そのとおり、チープです、ははは。。。でもこうみえてアパートや格納庫、飛行機などたいがい金融資産の配当(大金に兵法なし)で買いました。不労所得っていいですね。。。

格納庫全景

格納庫内の居住スペース

居住スペースからの眺め

暑いときはデッキチェアを持ち出して来て、翼の下で涼んでいます

おまけ。飛行中の写真数枚。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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空からの雑感と、Ameblo1位ランクインに感謝

◎乾季の空、雨季の空

10月の初め。ブラジリアは乾燥が一番厳しい時期になり。

枯れた草木に覆われた荒野

 

山火事や、農場でも火事が頻発。まあ農場のは休耕時の雑草が焼ける(あるいは、焼く)ことが多いので、被害というのとは違うけれど。。。

農地の例。黒っぽく焦げているのが火の通った跡。

 

山脈も火事の跡が。煙が発生して、今まさに燃えている、という場所も。

 

山火事の煙。つい「この煙は向かい風15ノットだな」というふうにとってしまいます。ははは

 

ホームベースの滑走路も黄ばんだ茶色の枯れ草が一面に。

誘導路をのぼっている横を、離陸する鬼教官の飛行機。左主輪のスパッツを外しており、ブレーキでも調整中なのかな?

 

さて、これが雨季ともなるとこんな感じ。以下、大体4月頃の撮影です。

緑の滑走路

 

山肌も緑。

 

きわめつけはこの写真。みどりが目にしみます。

 

乾季では、枯れはてたような荒野ですが、ちょっと2,3日雨が降ると、ぱっと緑の芽が鮮やかになります。

山火事で焦げちゃったところは茶色・こげ茶ですが、延焼を免れたところで、2日前の小雨から淡い緑が生まれています。

 

そして、乾季なのに緑、のところも

青い貯水池の周りでの、円形灌漑農地。

 

環境保全は重要だけれど、荒野の中に立派な滑走路が現れたりすると、なんかとても希望に満ちた気持ちになるのでした。

SBOB(ブリチ農場・個人所有の滑走路)。16 19 21S/047 13 24W

 

 

◎Ameblo1位ランクインに感謝

こないだの記事「都会の風物詩」が、なんと「パイロット」公式ハッシュタグで1位になっていました。

18,762件の投稿からの一位だそうです。パイロットなんてマイナーなタグですからねー投稿数自体が全然すくないけれど、1位になるほどたくさんの人から見ていただけたという事で、うれしいです。いつもご訪問いただいたり、「いいね!」いただいている皆様に、あらためて感謝申し上げます。

で、他にはどんな記事があるかというと

こんな感じ

うううーむ?、2位、3位は確かにパイロットだけれど、4位は女子力そのものの記事だったりして?どうやらパイロットの奥さんらしい、という事で納得。

その後のランキングには、エアラインパイロットを目指す人への自社養成や航空大学校への受験情報とか、すごく切実な情報がつまったブログが続いたりしており、ぼくのブログみたいに、その辺を飛んで遊んでいたとか、素敵女子とミルフィーユを食べにいったとか、そんな内容だとちょっと申し訳ないですけど、皆様の「いいね!」などに勇気づけられて、これからも続けられればと思っています。

格納庫全景。小さな飛行に乗っています

ではでは。。。

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都会の風物詩

「田舎の風物詩」がなかなか人気だったので、図に乗って都会暮らし編です。でも、それほど風物詩ではなかったりします。。。

◎イペーの木

ノウゼンカズラ科の広葉樹で、材木としても使われ、Wikipediaによると「横浜大さん橋(くじらの背中)でも、フロア材として大量に使用されたが、乾燥すると割れやすいという性質が考慮されなかったために亀裂が多数発生し、来客が転倒した際に怪我をするという問題が多数発生した」という、お騒がせな木だそうです。

ブラジリアの町では、白い花のイペーが咲いていました。

あれ、Joao de Barro (セアカカマドドリ)が大きな巣を作っているぞ!

セアカカマドドリ

どれどれ、その辺の小石を投げてちょっかい出してやろう、と近づいて行ったら。。。。

鳥ではなく、ハチの巣だったので、逃げました

こんな感じの蜂くんが、いっぱい木の周りを飛んでいました

ちなみに、「ヴァイオリンの弓材として希少なブラジルボク(フェルナンブーコ)の代替材として世界で評価されている(Wikipedia)」他、水にぶくぶく沈んでしまう「ハードウッド」だそうです。

◎テレビ塔

1967年完成、高さ224メートル(東京タワーは333メートル)。大体テレビ塔の高さの3倍くらいが、ブラジリアで軽飛行機が飛んでいる高さになります(それ以上高く飛ぼうとすると、管制官のお姉さんに「また旅客機の航空エリアに侵入しようとしてる!しっしっ!」と怒られます)。

テレビ塔からは、ブラジリアの官庁街が一望できるのですが、展望台は閉鎖中。そしてちょうど朝日が順光だったので、日光を避けて展望台の下、日影から撮影しました。

丸っこいオブジェは「宇宙の世紀」という名前らしい。

http://www.museucapital.com.br/artecapital/inicial.html

テレビ塔の裏の広場には、緑の屋根の民芸品売り場があり。その裏に国立競技場

それほど早朝でもないけど、閉まっている店ばかりでした

 

ちょうど9月7日の独立記念日で、旗だのなんだのを売っていた

 

民芸品店のおばちゃん

 

いろいろなお土産。あんまりブラジリアでないのもあるけど

 

勤務中に制服で買い食いしている警察官を発見

 

熊猫餐館?となりはタピオカ屋さん
 

テレビ塔のある風景。都会か?それとも田舎か?

 

国立競技場のある風景。オリンピック以降ガラガラとなり、現在は刑務所に改装中らしい

 

◎冬の街路樹

あまり季節感のないブラジリア。

葉っぱがほとんど落ちちゃったバオパブのすぐ横手に、青々と茂った巨木があったりして。。。

 

◎バス停

別になんてことない、ただのバス停

 

でも、座っているお兄ちゃんの後ろに注目

 

なんと、本棚になっているのでした

 

これは、2008年に、T-BoneというNGOのイニシアチブで「文化なバス停」というプロジェクトが実施され。ブラジリア市内の34か所のバス停でこうゆう棚を設置し、だれでも自由に読んだり持ち帰ったりできるように本を置いた。プロジェクト開始時にこれらのバス停へ800冊の本が分配され、紛失率(なくなっちゃったとか、破かれたとか)はわずか2%らしい。ただこれは2009年ころのデータで、その後モニタリングされてないのか?破けたとかそういのは多くなっているみたいです。

このバス停では「統一保健システムにおける医療機関人員給与一覧表」とか、医療系ばっかりでした

ふむふむ、ぼくも「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」が本になったら、一冊置いておこう、なあんて。

まじめな話をすれば、もっと子供向けの絵本とかあったらいいなとかおもいました。持っていかれてしまい、棚に残っていないのだろうか?

 
◎カテドラル(大聖堂)とギマランエス博物館

まずはギマランエス博物館から

空飛ぶ円盤みたいな建物で、2006年に完成という新しい博物館。ギマランエスという、学生運動で何度か投獄され、最後は行方不明になってしまったお兄ちゃんを記念した命名となっているらしい。

ちょうどボルソナロ大統領の支持集会にぶちあたってしまい。恐れをなしたか?閉館していたので、入れず。いつかこの博物館に潜入して内部の状況を書いてみたいと思っています。

カテドラル(大聖堂)

1970年完成。

デモ途中の群衆にまぎれこんでしまいました

 

入口への通路には、マタイ伝の4使途(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の像が設置された「瞑想の道」になっているのですが、今回はデモ行進の群衆で占拠されてしまい、瞑想もへったくれもなく。迷走の道、なんちって

 

やはり閉鎖されており中には入れず。中にはすてきなステンドグラスなどあるのですが、別の機会に記事にしようと思っています。

 

◎ドンボスコ聖堂

ステンドグラスといえばドンボスコ。

1970年建設。

入り口にはアルコールで手を洗浄するためのトーテムが。ご時世ですね

 

いったん中に入れば、さっきのデモ行進でのバカ騒ぎが嘘のような静かな空間が。

お祈りしている女性が二人

 

◎ブラジリア飛行クラブ

ぼくの所属しているEXPERIMENTAL機のクラブとは別ですが、ちょっとおじゃましてきました。

◎空から見たブラジリア

飛行機乗りのブログなので、「空撮が見たい」とのご要望が来そうなのですが。。。

ぼくたちEXPERIMENTAL機(軽飛行機)は、市街地の上を飛ぶことは禁止されており、されてなくても安全上飛びません。でも、既定の有視界航空路で、市街地に隣接する部分もあるわけで。そんなところからの写真を掲載しておきます。

こんな飛行機に乗っています

ではでは。。。

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山火事で生き残る木、ワクチンで生き残る変異株   

乾季たけなわ。ブラジル高原では降雨のない日が9月12日に連続114日目を記録した地域も生まれ。気温は連日30度を超しており、乾燥と高温が、山火事を頻発させています。

そこかしこから白い煙が吹き上がり、上空で合流しています。

 

パイロット目線から見た山火事は、意外と焼けている面積自体は小さな「点」みたいですが、この煙が立ち上り、乾季特有のダスト(乾燥した塵など)にまじって、視界がめちゃくちゃ悪くなっちゃったぞ、となり。

こんな感じ。乾季の終わりの風物詩ですね

 

この時期は、冬のはずなのにすさまじい暑さとなり。ちょっと上昇した(エンジンスロットルを開けた)だけでラジエター温度がぎゅーんと上がっちゃうので、早めに機首下げ、水平飛行にして、ラジエータに冷気をあてるようにするなど、神経を使います。

油温、水温、エンジンヘッドなどなど、微妙に高くなっています。

写真右端の温度計は30℃に。ほんとか?

 

風防の空気取り入れ口からの風も、上空らしからぬなま暖かさで、ついこないだまで、凍え死ぬ―!という寒さだったのに、自然の移ろいに対して、いかに人間がちっぽけなのか、操縦席で痛感するのでした。

ブラジリアの植生はサバンナですが、アフリカに比べてもうちょっと茂っており。セラード(CerradoあるいはCerradão)と呼ばれています。

 

こんな感じ(出展はICMBIO)

上空から見た山火事は、地上ではこんな感じになるらしい。(pesquisafogo .icmbio.gov.br)

そして、あとにやけぼっくいが残ります。(pesquisafogo .icmbio.gov.br)

 

ただ、ブラジル高原での山火事は、もともと自然の生物多様性のサイクルの一部であり。すべてがすべて「大規模農家の焼き畑だー!自然破壊だー!」というのとは違い。

焼け跡に残っているやけぼっくいのなかで、表面の樹皮は黒焦げだけれど、中はちゃんと元気いっぱい生きている、という木もあり。

山火事前の、いろいろ茂っている状態では、こういう樹種はあまり成長できずに埋もれてしまっているけれど、火事で周りの植生が全滅状態になると、太陽光などを競合する植物がなくなりすくすくと育ち始める。そして、この樹が、こんどは木の実だの枯葉だので、黒焦げの大地に養分を与え。その養分で再び生まれぐんぐん育ってくるもろもろの在来種によって、また青々と茂るセラードに回復、となっています。

上記で、山火事も乾季の風物詩、と書いたのはそうゆう意味です。

従って、「山火事だー環境破壊だー!すぐ消せー!」というのは、かえって環境破壊に寄与してしまう。

問題は、人間の都合で、まだ自然の発火点に達していないところに火をつけてしまうと、上記のサイクルがいびつになって、再生できるものもできなくなってしまうので、焼き畑以前に、たばこのポイ捨てとかそのレベルから気を付ける必要があると考えています。

ブラジリア市内での発火例。こういうのはたいていタバコが原因らしい

市内でもあり、消防車が駆け付け鎮火。

上の写真で、奥のほうに枝が折れ曲がり、くねりくねっている木があるのが見えるでしょうか。

写真ではあんまりうまく写っていませんが、Flickrからもっと典型的なのがあったので拝借。

Baixinha e retorcida

 

これらの木は、やけぼっくいになったとき、新たな芽が横に生えるために、横に伸びてゆき。そのあと太陽に向かって上に伸びてゆくが、また火事で。。。と繰り返してこのように曲がりくねった感じになるらしい。

山火事で生き残る木。そして森林再生のバトンをつなぐ木。

こういう木をみていると、なんか勇気づけられたりします。

でも、コロナ禍の今日、この「山火事のサイクル」から、「ウイルス株のサイクル」を想起してしまいました。

森林の場合、山火事があって、焼ける樹種、残る樹種が交代してゆき、植生は継続してゆく。

ウイルスの場合、ワクチンが山火事のような働きをし。ワクチンがなければ、ウイルスは世界を覆ってしまうため、焼き畑で雑草を駆除するように、世界各国が団結して、ワクチンで制御を図りました。

もろ人為的な干渉ですが、はっきり言ってそうせざるを得ない事例であると思います。

こないだ第2回接種を受けました。この話は別の記事で。

 

問題は、ワクチンではなく、ワクチンを使用した人間の、その後の行動にあります。この行動のいかんによって、人間たちは、壊滅的な打撃を受けることになるかもしれません。

山火事が大平原の草から灌木、森林を焼き払って広大な焼けあとを作るように、ワクチンによってアルファーだのベータだの、ワクチンが相手できる範囲のコロナ株は「焼き払う」ことはできます。

問題は、その隙に生まれてくる変異株です。

デルタとかは、ワクチンがあろうがなかろうが生まれてきた、ということだそうですが、危険なのは、本来アルファー等の在来株が覆いつくしていれば、その陰で成長できなかっただろう変異株が、「焼け跡」で猛威を振るう事です。

焼け跡で生き残った「樹皮の固い種族の木」は、植生再生の頼もしい味方ですが、アルファー等がいなくなった隙に生き残った変異株は、ものすごく繁殖力が強く、かつエボラも戦慄するような致死率で、かつ生まれたての赤ちゃんから、おじいちゃんおばあちゃんまで、年齢、性別を問わず大感染をもたらす、そんな恐ろしい、人類の敵となるかもしれないのです。

専門家でなくてもわかる疫学の常識として、がんらい致死率の高い変異株は、感染した人間とともにウイルス自体も死んじまう(正確には分解?)ので、自然の摂理として、あまり宿主(人間)の生命を脅かさないウイルス株が広がるのは明らかと思います。

ところが、人為的な山火事のように、ワクチンで、こうした「穏やかウイルス」を抑え込んで、凶悪ウイルスが繁殖できる「焼野原」を人間が作ってしまったとしたら?

もちろん、「穏やかウイルス」アルファだのベータだのも、実は全然穏やかではなく、それどころか「容易ならざるすごい病気(外部リンク)」なので、ワクチンは重要な対抗手段と理解しています。

問題は、ワクチン打てばすべて解決、と勘違いするところにあるのです。

実は、解決どころか、ワクチンを打ったがゆえに、ワクチンなしの場合ではありえなかった凶悪株の大流行を招く可能性もある、という事を再認識する必要があると理解します。

政治家は、「ワクチンを打ったから解決だ」「ワクチンパスポートさえあればどこに行ってもいい」「はやく3密にもどって税金を稼ぎ、収めろ」と言ってくるでしょう。

そのとき、あなたは、言われるままに、マスクなんて外して、大喜びで群衆の中にまぎれこもうとするのでしょうか。

あるいは、ワクチンの限界、医療の限界を見据えて、社会的なディスタンスを堅持し、ウイルスが弱毒化するまでの持久戦を耐え抜く決意を新たにするのでしょうか。

これから「なんで他人行儀にマスクするの?」「なんでみんなと一緒に行動しないの?」「飲み会に来ないの?」「まだ在宅勤務にこだわるの?」など、悪気のない質問や、そして批判があなたに投げかけられることになるでしょう。

しかし、考えてください。誰が本当に「冷たい人」なのでしょうか?「容易ならざるすごい病気」を防ぐために、ソーシャルディスタンスを徹底することこそが、本当に周囲を思いやった、温かい行為なのではないでしょうか。

焼け跡に残る木は、再生への希望のシンボルですが、ウイルス後に残る変異株は、人類を不幸に突き落とす絶望の象徴です。

医療関係者たちが、自らの感染リスクも顧みず必死になってウイルス接種を展開した今こそ、絶対に変異種の出現はゆるさないぞ!と、今度は一般の我々が、ますます感染対策を強化する時期になっていると思います。

なんか偉そうですみません。でも、アメブロのブロ友や、ドクターハッシーなど、医療関係者の人たちからの情報に接していると、やっぱり患者予備軍の我々一般市民がまずは防御を固めなければ、という考えから、書かせていただきました。

最後に、植物のほうのお話で、「焼け跡の希望の木」は、ブラジルだけではなく、乾燥地帯に共通にしてあるようです。

オーストラリアに「ブラシの木」というのがあり。

Wikipediaによると、「果実には粉状の種子が入っており、オーストラリアでよく起こる森林火災が起こると割れて種子を放出する。」とあり。周りにほかの草花が青々と茂っている間は、花が枯れても、実のままの状態で何年でも待ち続けるらしい(出展:https://www.townnews.co.jp/0110/2020/07/16/534360.html)。

ではでは。。。。

 

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田舎の風物詩

これまで何度か田舎暮らしの話を書きましたが、ウケ狙いでサソリだのクモだのとそんなのばっかりだったので、今回はもっとおだやか、なにげな風物詩?でいってみます。

◎クールバリルの木

ジャトバの木、といったほうが知名度が高いか?

週末はブラジル高原のど真ん中にある飛行クラブで寝起きしていますが、3軒隣の格納庫の前に大きなジャトバの木。絶滅懸念種?とかで環境当局から「切り倒してはいかん」とされており、写真の通りタクシーウエイがこの木を迂回して、アートなジグザグになっています。

この写真は雨季のはじまりの状態で、後述する固い果実がタクシーウエイ上に散乱して、軽飛行機の小さなタイヤでは乗り越えるのに苦労したりします。

一転して乾季になると、葉っぱが落ちまくり。

タクシーウエイじゃなくて、ただの歩道じゃね?に見えるので、もう一枚飛行機のある風景を掲載しときます。

赤い矢印のうえにペイントした線より左に主車輪が出ないようにタキシングします。出ちゃうと、翼が木の幹にごちん!と当たってしまい、泣きます。

さて雨季にはごんごろと果実が地面に落ち。一つ拾って格納庫内へ持ってきました。

かたい殻をトンカチでかち割ると、食べることのできる果実が出てきます。

姿かたちはバナナみたいな感じ。食感は、きな粉を無理やり押し固めて固体化したみたいで、ぱさぱさ、うううのどが詰まる、水、みずー!みたいな感じ。

あまりおいしくないけれど、でんぷんとタンパク質を豊富にふくみ、栄養価が高いとのことです。でもやっぱりぽてちのほうがおいしかったりして。。。

ぽてち。やっぱり超写実絵画になっているようです。

◎小鳥の巣

飛行場は鳥にとっても楽園らしく、格納庫の扉の隙間から小鳥が入ってきて、ちゅんちゅんうるさいなーと思ったら、巣をつくっていました。

屋根を支えている梁の内側に巣を作っていて、外からは見えなかったけれど、ひなたちがぴーぴー、うるさいぞ!そして、親鳥が飛行機の上にう◎ちをしてないか?なんて、ちょうど巣の下になっていた翼の上に雑巾を用心してかぶせておくとか、なかなかめんどかったのですが、しらないうちにひなたちは育ち、巣立って静かになりました。そうなると今度はさびしいな。。。。

こいつのう◎ちが飛行機の風防(プレキシガラス)に落ち、化学反応を起こして曇っちゃったら。。。なんて心配では、ありました。

◎のら牛

隣の農場から柵を越えて侵入してくることあり。滑走路の上でのそのそされると着陸できなくなることもあり。そういう時は、機上から電話で飛行場の管理人を呼び出して、追っ払ってもらうなどのケースもあるようです。幸い僕が飛んでいた時は、滑走路の端っこにいたので、ちょっと着地点を前に伸ばすくらいですんでいますが。。。

そして、やっぱりいやなのが、う◎ち。滑走路のどまんなかにぽたぽた、という時があり、離陸速度に達しないときにぐんぐん迫った来たときは、ちょっとだけ片翼を上げてタイヤが踏まないように、なんて滑走をするときもあります。

◎円形農場

購入から7年ぶりにエンジンを取り外して大修理。エンジン自体は町の工場で分解検査、機体はその間格納庫で保管しました。

プロペラスピンナーとか、こうして見るとプラモデルとかと変わらなったりして。。。

プロペラとオイルタンク

ふだんはキッチンとして使っているスペースに部品たちが鎮座してしまい。ラーメンとどんぶりの上にある白い部品は「エンジンベッド」といって、エンジンと機体を接続するとても重要なパーツです。

エンジンを外すと、重心が変わってしりもちをついちゃうので、椅子などでつっかいぼうをしておきます。

飛行場の朝

フランスパンにワインでなごんでいるところ

分解修理も終えて、とある農場へ遊びに行きました。

乾季のど真ん中(8月撮影)なのに、灌漑で青々と茂る作物、その先、画面左上には収穫直前のトウモロコシかな?が茶色く広がっており、さらにその先に細長く滑走路が見えています。

着陸の模様は動画でご覧ください

ちょっと高度をとって、上の畑の全容はこんな感じ。センターピボット灌漑といって、コンパスみたいな感じで灌漑装置がぐるっと回るので、丸い畑になっています。

ではでは。。。。

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歴史都市ピレノポリス(その2)

この記事は「歴史都市ピレノポリス①」の続編です。①のほうも読んでね!

さて、とある高原の飛行クラブで飛んでいます。

格納庫群とタクシーウエイ

 

こんな飛行機に乗っています(Rans Super Coyote)

 

フライトの前夜には格納庫に到着しておきます。

写真左奥が居住区角。その手前にキッチン(ごっこ)があります。

 

お腹すいたな、ということでラーメン。

どうしよう、太っちゃう。。。

そのあと、デッキチェアで一休み。(写真は昼の撮影なので、明るいです)

酔っぱらいました

 

で、翌朝6時にはごそごそ飛行準備開始。

爽やかな快晴でした

 

ベッドから抜けだす際に、スニーカーを振って、なかにへんな虫とかがいないか確認します。

こういうのがいるかもしれん

 

機体点検、ピトー管確認、ドレン(燃料系統)確認、機体に乗り込んで計器チェック、エンジンチェック。暖機運転ののち、タクシー開始。

いよいよ滑走路に進出。

離陸は動画でご覧ください

 

今回の目的地はピレノポリス市。ブラジリアから行きは50分、帰りは1時間10分くらい。この差が生じるのは、追い風、向かい風が影響するためです。距離だと150Kmくらいで、車で行くと片道2時間半くらいです。

高原の空をぽつんと浮かびながら飛んでいきます

 

断層地域を横目に。機位確認の良い指標です

 

のこのこ飛んでいるうちに、ピレノポリス市が見えてきました

 

滑走路直上に到達

例によって高度高すぎだったので、きつめに降下しながら滑走路の周回経路に入ります。

 

この動画で、旋回終了時、右端に滑走路が見えてきます。わかった人はもうパイロットかもしれん。

で、いい感じに着陸。広い空港、いいですね。。。

 

なかなかモダンな空港建物までタキシング。

 

駐機。奥にクラブ仲間の飛行機が係留されていました

 

空港わきの芝生に、にわとりとひよこたちが歩いていました。

 

ちなみに、ちょくちょく空港へは降りるけれど、あまり町には行っていないことに気づき。いろんな機会に撮った寄り集めの写真を掲載しますが、ピンボケのいんちき印象派風になってしまい、すみません。

とある吉日に、一緒に遊びに行った素敵女子(京都の婦警さん。a.k.a「たこ焼き老師」)から送っていただいた写真も載せています(解像度がいいのですぐわかると思います)。

というわけで、町をおさんぽ。

空港から歩いてゆくと、町中心の教会に向かって、おおむねなだらかな傾斜を登っていきます。

 

まず見えてくるのがこの民宿。観光の町なので、こんな感じのがいっぱい営業しています。

彼女を連れてきた時のために(彼女が出来たらですけど)、一泊いくらかなーと聞こうと思ったら、受付にはだれもおらず。

そのまま内部に潜入しました。ちょうど朝ごはんの時間で、ハムとチーズにコーヒーなどビュッフェにならんでいました。食べたいな。。。

宿泊客はいっぱい。(注:2017年当時、COVIDはなし。)でも受付の人は失踪しており、結局宿泊料とか聞くのは諦めて、そのまま町にいきました。

18世紀ふうの街並。

坂を上りきると、上の写真奥に教会が見えてきました

Matriz教会。1728年設立

ちょっとコーヒータイム。

こんな感じのコーヒー屋さんがいっぱい。

一休み。

パイとピザを合わせたような、でも中身はハムが入っていてしょっぱい、

なんだかわからなかったですけどおいしかったです。

気ままに街をぶらつきます。

お土産屋さんがあった!

でも、ご覧のとおり、へんな麦藁帽子や水着、冷蔵庫のマグネットやキーホルダーとか、全部ブラジリアで売っているけど値段は倍です、みたいなのばっかりなので、なにも買わずに帰ってきました。ははは

風が強くならないうちに空港に戻ります。

広々とした滑走路。開放感が広がります

離陸動画

 

のんびりと1時間ちょっとの飛行でブラジリアへ戻ったのでした。

ピレノポリスは19世紀ごろに金鉱、商業、綿花生産で栄えた歴史的な地域で、山脈に沿って位置していますが、カタルーニャ系の移民が多く、スペインのピレネー山脈をしのんでピレネーのふもとの町、つまりピレノポリス、となったそうです。多数の歴史的建造物があるそうですが、町全体が歴史の教科書に出てくるポルトガル植民地時代の風景みたいで、歩いているだけで楽しいです。最近は観光地として栄えており、民芸品などのお土産も豊富です(質的には大したことないです、ははは)。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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才能と適性。必要な才能は誰でも持っている。

シュバイツアーなど医学界の偉人、ミケランジェロやリキテンシュタインなど美術の巨星。レオナルド・ダ・ヴィンチに至っては、芸術家なのか科学者なのかわからないくらいに多彩な「技のデパート」状態で、うううこんな天才にはとてもなれない、せめてその何分の一かの才能があれば、平々凡々のリーマンを脱出して、ちょっとは楽な生活ができるだろうに、とほほ。。。。と嘆いている人も多いと思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプター。

現代の知識で工夫を加えた改良版だと、ちゃんと飛ぶらしい。

F1中継など見ると、シューマッハ(はい古いです、すみません)がガンガンぶっちぎりで勝利しています。

カッコいいレーサーになりたいぜー!なんてレーシングスクールを目指す青少年も生まれ。でも、ヨーロッパの一流どころでは「ドライビングには才能が必要だ。才能がない者は、努力と時間の無駄なのでこのスクールに来る資格はない」なあんて追い返されたりすることもあるらしい。

その一方で、レーサーになるために生まれたような「脳みそとケツがつながった」才能あふれる人でも、本人は「車なんて興味ないよ」と、いっしょうけんめい美術大学で勉強したりしているみたいなケースもあります。

旧ソ連などで「天才陸上選手」ともてはやされながら、本人は「実は科学者になりたかったんだけど、むりやり体育選手にされちゃった」みたいなのもあり。

となりの芝生は青く見える、ということなのでしょうか。ぼくは運動音痴なので、スポーツ選手とかうらやましいなーと思っています。

こうしてみると、F1レーサーと言っても別に人類全体を導く選ばれた人、というのではなくて、自動車レースの世界で人類の極限に達した人、というかんじで、それぞれの得意分野で「適性」がある、ということなのだと思います。

すなわち、天は誰にでも才能を与えており。ダ・ヴィンチみたいなマルチ人間は別として、人それぞれで与えられた才能の種類が違っている。そしてそれはごく少数の選ばれた人のみに与えられた特権ではなくて、「適性」があったところに訓練が重なり、うまく開花した人が「天才」と呼ばれるようになる、のだと考えます。

つまり、「天才」という特別な人種はおらず、普通の人がそれぞれの「適性」を持っているということである。

日本の人には、ピンと来ないかもしれませんが、これは人種差別などを防ぐとても大切な考え方なのです。

「特別に選ばれた人」の存在を認めてしまうとどうなるか。ナチスドイツが典型的で、ユダヤ人迫害が始り。その恐ろしさを当のドイツ人自身が知り抜いているので、ドイツ人同士の間でも「密告されて迫害されたらどうしよう?」と戦々恐々の日々が始まってしまいました。差別が容認された社会とはそういうものです。

というわけで、「才能」「天才」を「適性」におきかえてみましょう。ぼくでもできるぞ!と希望がわいてきませんか?

適性に恵まれなくても、かえって成功する人もいます。

日本語教師あるあるですが、ネイティブの日本人が、友達としてはいいけれど、教師としてはどうも。。。。となるケースがあり。一方、生まれも育ちもブラジルの非日系の先生が、とても生徒に頼られるというようなことがあります。

これは、ネィティブの人は、「最初から自然にしゃべれる」ため、0スタートの生徒さんたちに「どうやったらしゃべれるようになるか」を教えることができないためです。同じく0スタートして、ネィティブレベルまでたたき上げた非日系教師の方が、「どうやったら」という部分の引き出しが多くて、大切な知識の移転ができ。ハンデを克服したからこそ教師として成功できるのだと思います。

ただし、気を付けてください。虚弱体質でもやしの人(ぼく自身がそうです)は、相撲取りにはなれません。やはり自分自身を知ることが重要です。「ウルフ」千代の富士みたいに、小さい体を知恵と勇気で克服し大成することも可能ですが、それは、千代の富士が自分自身を十分に分析して、相撲取りとしての最低限の適性をはぐくんだから可能となったのです。

小錦(左)と千代の富士(右)

出展:https://grapee.jp/208009

やせっぽちの人がプロレスラーになりたい、と考えるようなケースでは、実は体格への劣等感を、筋骨りゅうりゅうなプロレスラーという別世界のキャラクターになれたらなーみたいな、実はうすっぺらい要求の満足で解消しようとしている程度だったりします。もっと適性のある分野がないか考えてみましょう。一方、やせっぽちでも「強さの証明」としてのプロレス好きが高じて武道の世界に入り、なかなかのところまでいく、というようなのはたくさんある。

ウルフの場合は、実績もあるけれど「適性(体、技)を鋼鉄の意志(心)で鍛え上げた」のが本当の強さだと思っています。

要は、プロレスラーになりたいのか、強い人になりたいのか。そして「強いってなに?」ということをあなたの適性が教えてくれますよ。ということである。

弟の仕送りで生き永らえ、人々と仲良くなれず、ろくに絵も売れないまま、最後は自殺しちゃった(他殺説もある)、どうしょうもなくしょうがないゴッホでも、ぼくとしては、「美術を最後の最後まで追求し、主張し、伝えた」勇気のあるとても強い人だと思います。でもこの記事を読んでいる素敵女子のみなさんは、こういう男性からは逃げましょう。ははは

ゴッホ「アルルの跳ね橋(1888年)」

おなじお題で5枚の絵がありますが、一番好きな一枚です

自分の適性はどうやって見極めるのか。

自分は何になりたいのか?どんなことで成功したいのか?考えてみると、結局はやりたいことと得意なことはつながっていることに気づきます。

自衛隊パイロットの養成で、ある一定の飛行時間に達しても単独飛行できないという生徒は「適性なし」とレッテルを貼られてエリミネート、つまり飛行学校を退学にされてしまいます。

もしこの記事を読んでいるあなたが、エリミネ―トされたばかりで悲嘆に暮れているとしたら、なぜ悲しいのか考えてみましょう。

ジェット戦闘機に乗って、ミサイルとかを使いこなしたい:なるほど。でもジェット戦闘機でないとなぜだめなのか?だってミサイル撃てないから、というのであれば、あなたは適性は飛行機のりではなくて、戦闘マシーンになるということであるから、防大などそっちの道がある。外人部隊とかで伝説になったりして。

ミサイルなんて余計。とにかくジェット戦闘機に乗りたい:おおお君は飛行機乗りだ!でもカデットから抜け切れていませんね。もっと民間精神旺盛になって、河原桟敷のULPクラブに行ってみましょう。本物の飛行機乗りであれば、ULPだろうがF15だろうが飛行機で空を飛ぶということに変わりないことがわかると思います。なんてぼくはF15を飛ばしたことはないけれど、セスナだろうが737だろうが、飛行機を操縦するという根本は変わらないよ、と言いたいのです。

で、ぼくはやっぱり飛行機乗りだ、となった場合は、民間だろうが自衛隊だろうが地上勤務でいいからじゃんじゃん仕事してお金をためてULPを買い(モーターグライダーやセスナもいいが、お金かかりすぎ。)、自由に飛べばいいのです。まあこれは機長として飛ばなきゃわからないだろうなー。プロのジェネアビパイロットになるなどの手もある。

ジェネアビの神パイロット「淳さんのおおぞら人生、俺流」

すごいぞ!

そして、河原桟敷で飛んでも物足りないや、という人は、やっぱり飛行機乗りとしての適性がそれほど。。。ということなので、自分の適性を見つけ出してその分野で頑張りましょう。

適性が発見できたとして、どう開花させるか。

剣道選手あるあるの例で行きます。この記事を読んでいるあなたが「大会でいい所まで行くけど、そこでストップ。ぼくって才能ないのかな。。。。」と落ち込んでいたら。

「いい所まで行く」時点で、十分適性はありますよー。問題は「メダル、賞状がほしい」「負けたくない、恥ずかしい」という方向に意識がずれちゃっているので、そんなことは忘れて「こうと思った面打ちを、どんな場面でも必ず打てる」ように、訓練(稽古)に浸りきればいいのです。夢中で、時のたつのを忘れる、となれば、気が付いた時には自分でも驚く面を打って、勝っています。

ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長