タグ: 経済的自由

ブログBlog

リモートワーク実現を阻む「黒いボールペン」

コロナ禍から1年近く経過し。リモートワークが推進されています。

2020年12月の時点で、ライブドアニュースが「約8割が「リモートワーク続けたい」、働き方と学び方調査」と題した記事を発表。大多数がリモートワーク継続を望んでいることが明らかになりました。

詳しくはこちら→https://news.livedoor.com/article/detail/19321214/

やはり2020年12月の時点で株式会社ユーキャンが行った意識調査では、以下の結果が出ています。(出展:https://www.u-can.co.jp/topics/research/2020-12-2/)

こちらでも78%がテレワーク継続希望となっています。

というわけで、だいたいのコンセンサスは、今後もテレワークを継続したいとなっている。

でもテレワークって、未曽有の「働き方革命(生涯現役で働けるか)」じゃないの?長年親しんできた通勤形式の働き方が、コロナという「外圧」でむりやりひっくり返されたから、有無を言わさず実施になったんじゃなかったっけ?

そのとおり。でも、緊急事態が解除され、GOTO何とかで人の移動が促進される世の中になっても、人々の意識は上の調査などのとおり「やっぱりテレワークいいね!」「これからも続けたいね!」となっています。

かくいうぼくも、はっきり言ってテレワーク導入でほっとしている一人です。

なぜか?

テレワークでは、「黒い霧」じゃなかった「黒いボールペン」が避けられるから、なのです。

というわけで、架空の会社の架空の人々のお話ですがいってみます。でも皆さんある程度おなじみのお話とは思います。

むかしむかし、ある会社にAさんというかわいそうな勤め人がいました。

入社したてのAさん。当時はパソコンがやっと普及しだした頃で、本社からの連絡はテレックス。「一太郎」という文書作成ソフトが導入されていましたが、大部分は手書きで作っている時代でした。

いまだ現役の一太郎。すごいぞ!https://www.ichitaro.com/

 

一生懸命作成した文書が、上司の決裁で真っ赤に修正されて帰ってくることもしばしば。もちろん書き直して再提出するのですが、そのうち謎の展開に気づきます。

定型の同じような書類に書く場合は、書類を何枚作成しても書く内容もほとんど同じですが、なぜか、同じような内容なのに「修正しろ」と何度でも帰ってきてしまう書類や、全然フリーパスで通ってしまう書類があることに気づき。

飲み会でとある先輩が教えてくれました。

「Aさんは、すべての書類を青いボールペンで書いているけれど、本社向けの書類は黒いボールペンで書かないとダメなんだよ。本社用のを青で書いたら、上司のハンコがないと認められなくなっちゃうんだよ」

本社用は黒で書くようになったら、すんなり通るようになったのでした。

とある吉日。

本社から管理職が出張してきて、その人の指示で本社用の文書作成を命じられました。

黒ボールペンで、とさがしたら、あれ?青しかない?いつもペン立てに黒を数本立てているはずなのに?

管理職から怒号が飛びます「Aさん、どうしました―!」

この怒鳴り声に、事務所を掃除していたパートのおばさんがびっくりして飛び上がってしまいました。

わああ早く書類書かなきゃ!同僚や先輩に「黒ボールペン貸してくださいー!」とお願いするのですが、今日に限ってみんな知らんぷり、そそくさと逃げていきます。

ままよ、青ボールペンで作成し管理職へ

管理職の人は、別に機嫌を悪くしたふうでもなく、書類をうけとると、しげしげとながめて

「Aさん、本部向けの公式書類は黒ボールペンで書くことは知っていますよね」

「公式の文書は、様式の印刷の黒と、ボールペンの黒で整合性を持たせなければならないのですよ」

「この整合性がないと、業務監査が来た時に業務事故として報告されてしまいます。」

「ですから、Aさんが作ったこの文書は廃棄しますので、整合性のある文書を書き直して下さい」

と、丁寧な、でも誰にでも聞こえる良く澄んだ声で言うやいなや、Aさんの作った文書をばりばりばりーとこれ見よがしに破いてしまったのでした。

掃除のおばさんは泣きべそをかいて給湯室に逃げ込み。

Aさんはぴゅーと自分の机にもどると、おおお誰かが黒ボールペンを置いてくれた!さっそく書類書き直し。

管理職にもってゆくと、何事もなかったように

「ありがとうございます。業務継続執行ください」

と無罪放免になり。

黒ボールペンの戻った机で、先輩たちと笑顔の楽しい業務の一日を続けたのでした。

実は、Aさんは気づいていたのです。

「これはプログラムだ」

先日の飲み会の時、黒ボールペンの話になり

「昔は、青ボールペンで書いたら、定規でぶん殴られたなあ」

なんて「武勇談」を聞いていた。で、ははんこれは儀式だな、と感づいていた。

知らぬは掃除のおばさんばかりなり、でかわいそうに泣きながら給湯室に逃げ込んでしまったのでした。

というわけで、管理職の人も、黒ボールペンをあえて渡さなかったみんなも、日本株式会社の日常業務の一コマで、とくに驚くことでもなくなっており。

こうした日々が淡々と続いていくのでした。

時代は変わって、定規でぶん殴ることはなくなり。爽やかに「事由説明」してくれるようにはなりました。ははは

こういう「日勤教育」が仕事の一部だ!と考える機関にとっては、テレワークは憎らしいことこの上ない業務形態です。定規でぶん殴りたくても、ぶん殴る対象が出社してませんから。

というわけで、あの手この手で出社しなければならなくなるよう仕向けますが、それは別の記事にします。

Aさんの場合、飲み会にそこそこ参加し、こうゆう通過儀礼があるぞということを察知していました。しかし、通過儀礼がなくなれば飲み会の必要性も半減し、飲み会命の人にとっても生きにくい世の中になってしまったと思います。

フィジー「火渡りの儀式」

https://www.tohotravel.com/fiji/images/culture_fire01.jpg

 

なんで最初から全部黒ボールペンにしないの?その理由は「黒ボールペンは本社宛正式文書の格にふさわしいボールペンであり」「略式の決裁書には青で書くこと」「下請け業者への発注書は青じゃなきゃダメ。黒は禁止」とかすさまじい種類の文書それぞれにどんな書き方をするのか、が「決まって」おり。先輩社員にきいてみると、

「Aさんそれはマニュアルに載ってますよ」

ということで必死に探すのですが、「下請け業者への文書は、強圧的と取られないように丁寧に記載すること」とはあっても「間違っても黒で書くな」とは記載されていないのでした。ははは

なぜなら、「黒で書くな」というのはAさんのいる支局のみのしきたりだったりして、成文化されてない以上、 飲み会でインフォーマルに伝達するしか分かりようがなかったからでした。

テレワークなら、こういう儀式の蔓延はふせげるか?

儀式なしでも仕事はできる、という一つの選択肢の可能性は提示されたと思っています。

さて、こういうしきたりやプログラムは、民間では日本ならではで(軍隊組織では、外国でもまだある)、他の先進諸国はどうかというと、

アフターファイブは個人の時間です、ということでイタリア人なら彼女とナポリタンを食べているであろうし、ニューヨーカーだったら、苛烈な生存競争に敗れないために、MBAだの資格だのの勉強をしているかもしれん。いずれも個人の自由として、自発的に行っていることである。少なくとも、飲み会でへべれけになった先輩に「定規でぶったたかれたんだぞー」と脅されながら過ごすよりはましだと思います。

で業務時間はどうかというと、文書をばりばり、なんてバカなことには時間は使わず。青?黒?というレベルの「慣習的規則」、マニュアルに書いているようで書いていないという意味不明な規則ではなく、明確に誰でもわかる実利的な規則に従って効果的・効率的に業務が執行され、結果残業も不要で成果達成できました、となっていると理解(ニューヨークの場合。イタリアは私語でぺちゃくちゃ、多少効率落ちたりして)。

その結果、日本の生産性は先進国間でいちばんほにゃららになってしまっているのでした。だって仕事以外のことばっかりしているんだもん。。。。

3000字を超えたのでこのくらいにします。注意すべきは、これまでのしきたりを押し通そうとすればテレワークだろうがいつか抜け道が発見されてしまうので、その前に、これまでのしきたりで、改良できるところはどこだろう?と考えることだと思います。そうすれば、将来、形は3密の通勤形態に戻っても、安心して出社できるような場所に、会社も進化していることと思います。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

田舎暮らしつづき。サソリや雨漏りその後

※サソリについては、最近は日本でも沖縄のみならず東京でも発見されたらしい。みなさんも、この記事を参考にして安全な都会暮らしを。

さて、高原の飛行クラブに格納庫をもっています。

上空から見た滑走路と格納庫群

着陸後、誘導路を格納庫までのこのこタキシングしているところ

格納庫の中はこんな感じ

週末、空を飛ぶのはたいてい早朝なので、前日夜から泊まり込みしています。

格納庫内の簡易居住区

格納庫生活の風物詩を書いてみます。

◎雨漏り

乾季と雨季の2つの季節しかないブラジリア。雨季となれば毎日雨。ふつーのしとしと、というのもあれば、疾風怒濤の豪雨もあり。トタン屋根の格納庫では、ザーザーと雨が屋根を叩く音がうざいですが、それよりも雨漏りが課題、ということで、以前の記事で対策した結果、今年の雨季はかなり改善しました。

でも、雨どいのところから滝のように雨漏りしていたりして。まあ壁際だし、雨が上がればこれまたからっと乾いちゃうので、気にしない気にしない。。。

やばいのは、トタン屋根を締めているねじの隙間からぽたぽた落ちて来るやつ。

飛行機の上にどうしても落ち来るので、うんしょうんしょ、と風防や尾翼のヒンジ(蝶番)に落ちないように、駐機の位置を普段よりタイヤ1個分ずらしたりして、ようやく納得できる場所に移動。今後はここが駐機の定位置となります。

テープでマーキングしていたところにタイヤを合わせていましたが、雨漏りに合わせてタイヤ1個分右に移動しました

尾翼と胴体の接合金具や、エレベータのヒンジに雨漏りが直撃しないようにくふうします。

よしよし、これでかんぺきだな、なんて安心していたら、胴体燃料タンクキャップのすぐ横に雨漏りの雫が落ちてきちゃった!

キャップの通気口から水が入っちゃったら大変なので、そのへんにあったカップをかぶせました。これがいいぐあいにキャップにフィットし、かつ通気もできる隙間もあったので、さっそく常備品として採用し、飛行中は機内にしまっておくこととしました。

ちなみに、Ⓒというのは、カップのCです。ははは

ドレンのⒹとセットでチェックリストに書いておき、飛行前チェックの時に忘れずはずして機内に入れるようにします。

まあ、わすれちゃっても、風圧で滑走路脇の芝生に飛んでっちゃうだけですけど。後で探すのに大変だし、へたに芝生を歩いていると蛇にかまれたりします。

ドレンの方はこちら。燃料系のチェックをする弁がある場所です。詳しくは別記事→「ドレン弁」に書いたのでご参照。

こんな感じで飛行機の安全を確保。風向きで雨漏りの位置が変わったりすることもあるので、ちょくちょく駐機位置をずらしています。

それでも、去年に比べ画期的な向上ですねー(去年の記事はこちら→田舎暮らし)

去年の雨季では、格納庫中だだもれだったのですが

いやいやまいりました

その後雨漏り対策が奏功して、ことしはからっからになりました

ポルシェのバンパー後ろにある斑点が、豪雨でどうしても出てきちゃうねじ穴からの雨漏りです。

ちなみに、こういう点々とした雨漏りは格納庫施設ではなかなか避けがたく(あっちをふさいだらこっちが、というケース多し)、飛行機にカバーをかぶせる人もいますが、自動車と同じに、これはこれでいろいろあり、ぼくは換気重視でカバーはかぶせていません。

◎ワイルドな生き物たち

雨季になると、灼熱の太陽と豪雨の恵みにより、いろいろな生き物たちがすくすくとそだちます。

まず、サソリがおり。

ブラジリアでは、2種類のサソリが発生しています。

まず、黄色いサソリ。

写真のはつぶしちゃった後なので、伸びたラーメンみたいにぐったりしていますが、生きているうちはもっとしゃきっとしています。尻尾無しで4センチくらいでした。

こいつはたしかにやばい毒を持っており。とあるHPによれば、呼吸困難を誘発して、急速に死亡を招く可能性がある、なんて書いてあったりします。でもよく見ると、害虫駆除企業のHPだったりして。

サソリの駆除が儲けにつながらない新聞とかの情報ソースでは「痛いけど9歳以下の小児や老人以外はリスクはない」となっていました。ははは

黒いサソリ

体長は尻尾を入れて5センチくらいの、まだ中学生くらいのやつでした

こちらはさっきの害虫駆除会社のHPで「毒は黄色いサソリより弱い」となっていました。

というわけで、対策ですが

スニーカーや靴は地面に置かず、ドアのノブなどにひっかけておく。

以前は地面に追いたままにしていたのですが、とある吉日、心休まるフライトから帰ってきて、なにげにスニーカーを脱いだら、靴下の小指当たりのところに、小さなやつがつぶれてひっついていました。ははは

さすがに気が動転し、写真撮るのをわすれました。でもそれから1か月以上たって別に何の症状もなく。刺されなかったんじゃね?と安心しています。

それからは神妙に、写真のように用心しています。

ちなみに、とある元兵士によれば「ジャングルの生存訓練でサソリを食べる訓練があった」そうで、刺されないように尻尾をつまんで、頭の方からバリバリ食べたそうです。

過酷な訓練で「お前はもう死んでいる」意識朦朧の状態だったので、特にうまいまずいとかなく、なにげに食べました、とのことですが、そんな状況でも「カブト虫の幼虫だけはいやだ」そうです。

確かに、サソリってなんとなくロブスターに似ているよね、って思います。一方、クモの方は「カニそっくりじゃん」という人もいますが、生理的にいやですよねー。

というわけで、クモです。

タランチュラ(Aranha da Grama)

こちらは生前のお姿を撮影できました。

タランチュラ自身はとても穏やかで毒も弱い、かつ他の害虫をやっつけてくれるという、日本でいえば「アシダカ軍曹」みたいな益虫?なので、本当は殺したくないのですが、タランチュラにそっくりでものすごく獰猛なアルマデイラというのがおり、どっちかわからなかったので、殺しちゃいました。

殺害後の写真。でかいです

ちなみに、アルマデイラの方は猛毒で、噛まれると心臓麻痺を起こすこともあるらしい。また、ものすごく敏捷で、1.8メートルくらいは跳躍して襲い掛かってくることもあり、「見たら逃げろ」が正解ですので、この記事みたいに「どっちかわからないから殺しちゃえ」というのは実はやらないほうがよい。

そして超重要:飛行機のドアは必ず閉めておくこと。そもそも降着装置で地上から高く持ち上げられてはいますが、念には念を入れた方が良いですよね。。。

で、雨季の飛行はこんなかんじ。

雨の中のほうが、気流は穏やかです。(雨にもよりますけど)

緑の大農場

雲の下を飛ぶ

晴れた日は、青空がとても爽やかです

着陸後。パンなしサンドを食べています

最後に、着陸動画。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

美術の実用価値:西洋絵画と日本刀の共通点とは

美術と工芸。ふつーの人から見ると同じに見えますが、ルネサンス時代の画家とかに言わせると「ふざけんな!ぜんぜんちがうぞ!」だそうで、要するに工芸は「日常の実用品にアートな加工をした物品」そして美術は「それそのものが存在価値をもつ、アートそのもの」だそうです。

美術品(アングル 「ホメロス礼賛」)と工芸品(陶磁器 有田焼)

 

ふうーん。じゃあ、美術品って、結局タワマンから見る景観と同じで、あってもなくても生活には困らない、そうゆうものなのですね、とおもったら、いやいやそうでもないらしい。

というわけで、今回はファン・エイクというにーちゃんの絵画に秘められた恐るべき暗号について探求します。

ヤン・ファン・エイク「アルノルフィーニ夫妻像」

 

この絵の登場人物の前に、もろもろの物品に注目してください。

◎夫妻の足元にいる犬。物品というより生き物ですが、夫婦の忠誠と(生まれ来る)子供の象徴。

◎奥さん後ろのベッド。カーテンの赤や、カーテンが開かれていることで、この絵の男女がこのベッドを共有する人たち(夫婦)であることを宣言。

◎天井からぶら下がるシャンデリアに一本だけ灯のともったろうそく。精霊の来臨つまり神に祝福(公的に承認)された結婚である。

◎窓際のオレンジと棚。富の象徴。夫妻の所属する階級(裕福な商人)を宣言。

◎スリッパ。「聖なる場所では靴を脱ぎなさい」と聖書にあり。婚姻の場所であることを宣言。

◎ほうき(鏡のすぐ横)。家事、労働、貞節の象徴。二人が家庭を構成することを宣言。

◎鏡。夫妻の背姿の前に、2名が映っている。すなわち、結婚の立会人(公証人)で、そのうちの一人がファン・エイク

◎署名(鏡のすぐ上)。ファン・エイクここにありき。1434年。

実は、ほかにもいろいろ、服装や髪型からはじまり、次から次へとメッセージのこもった小道具?が出てくるのですが、とても書ききれないので、「アルノルフィーニ夫妻像 アレゴリー」みたいな感じでぐぐっていただくと興味深い情報が得られると思います。

とりあえずは上記でエッセンスです。ロザリオはどうした!とかいうつっこみはなしですよー

ちなみに、この絵は、寓意も素直に解釈できて安心ですが、裏を読もうとすると、夏なのに冬の服、そしてろうそくが男性側にしかないのは、実は前妻の存在を暗示しているなんて解釈もあったりします。

これがフェルメールの「牛乳を注ぐ女」になると、ぱっと見はプロテスタントの美徳である質素さを象徴するようでありながら、床のカイロや、その後ろにあるキューピッド絵柄のタイルなど、実は洋〇ンもびっくりのエッチな絵なんじゃ?なんてやばい解説もあるのですが、それは気が向けば別の機会に書かせていただきます。

フェルメール 「牛乳を注ぐ女」

 

脱線しました。「アルノルフィーニ夫妻像」に戻ります。

さて、この絵ですが

「ファン・エイクは、神の権威により認められた夫婦として、商人アルノルフィーニと手をつないでいる女性が、合法的に結婚したことを証明する。1434年」

という事実を世界・世間に対して宣言しているということなのですね。

それって、役場で登記する婚姻証明書のことじゃ?

はいその通りです。

どうやら、この当時は宮廷に出入りする貴族や商人と言えども、読み書きがにがてだった?または、現在と「登記書類」という概念が違っていたのかも?いずれにせよ、この絵については、婚姻証明書と同じメッセージを社会に宣言するという意図をもって作成されたものと考えます。

この絵の最初のオーナーはほかならぬアルノルフィーニさんだったとのことで、家の権利書とか、金庫にしまった金地金と同じレベルの効力をもった重要な権利書だぞー!といばっていたのかもしれません(実は借用書だったなあんて。ははは)。

その後、宮廷人、総督、スペイン王など転々と所有が変わり、1841年に一般公開、翌年ロンドン・ナショナルギャラリーが購入して現在に至っており。その間少しづつ「アートな登記書」から「アートそのもの」に変化していったものと理解します。

一方、ファン・エイクは、この絵を描きながら

「結局、役場の証明書という紙切れ程度の価値しかないのか?」「絵として、美的感覚の表現を唯一の価値とする絵は描けないのか?」

と悩んだかもしれません(ぜんぜん悩んでないかもしれません。ははは)。

しかし現実はアカデミズムの隆盛に傾斜してゆき。アカデミー、つまり王様だのなんだのの国家権力が「正しい絵、感動的な絵」と承認した絵、つまり「国家権力を肯定、賛美、普及する実用品(報道媒体)としての絵」だけが絵画として認められるようになってしまい。

「絵入りロンドンニュース」による日露戦争当時の日本軍についての報道。

写真はすでに存在していたが、まだ絵が実用的な報道手段だった

 

こうした歴史の中で、「アートそれのみで存在する美術」を求めてもがいていた西洋の画家たちを救ったのが、なんと浮世絵などの日本美術だった。

市民社会の成熟や絵の具などの技術革新により、印象主義派など、アカデミズムに真っ向勝負だ!という機運が生まれていたところに、写実もアレゴリーもへったくれもない、画家の感性そのものがぶちまけられた日本画をみて、西洋の画家たちは「僕たちの革新運動は間違っていなかったんだ!これでよかったんだ!」と勇気づけられたことでしょう。

歌川広重作「名所江戸百景・亀戸梅屋舗」 ゴッホによる模写

 

そして、ジャポニズムが美術再発見の契機をもたらしたのは、決して偶然ではなく。

日本がフランスに伝えたエッセンスに「刀」があると思います。

戦国時代が終わり、「刀狩り」政策で民衆から刀を取り上げた時点で、日本は一般の人々が武器を持たない平和な時代に入りました。

でも武士には帯刀が許されました。支配階級とか、軍事政権とかの理由もあるのですが、帯刀ありき、刀がなけりゃ武士じゃない、なんていうのはなかなか独特で、南蛮などからの外人さんはかなり奇異な印象を持ったらしい。ザビエルさん曰く「彼らは武器を尊敬し、常に刀剣と短刀を持ち歩く」。

日欧のかけはしとなったザビエル

 

はっきり言って、江戸時代以降の日本刀なんて、実用品としてはラーメンのどんぶりとさして変わらず。どんぶりを腰にぶら下げて歩く人はいないけれど、明治時代まで武士は二本差しを墨守しました。

だって護身用に必要じゃん、という意見もあると思います。

そこが核心で、現在に至っても軍人とかはピストルを腰にさして歩いています。ピストルが護身のための実用品だからです。

でも、日本刀は護身が本来の用途ではなく(剣道、居合道、弓道)。切り合いの盛んな幕末においても、坂本龍馬が拳銃で幕吏を撃退しているし、法律上も、へたに抜けば「お殿様のご領地で抜刀騒ぎを起こした」と切腹になったりとか、そもそも抜いてはいけないというのが刀だった。

つまり、殺傷という実用をあえてしない、というのが武士の哲学であり美意識だったのですね。

武士が刀を差したのは、刀という「仁愛、智慧、勇気のシンボル」(精神と知能)を肌身離さないことで、自分自身の精神・魂の浄化向上を常に意識・努力する、そんな心構えを視覚化していたのだと理解します。

そして現在。

いつか刀が担った「真の実用的な役割」、ファン・エイクさん?や、多数の画家が願った役割が、ついに美術によって担われる「風の時代」に入り。

コンピュータが人間の生活を制御する、うるおいもへったくれもない現在で、利益、効率、成果といった無機質な言葉たちに占領されてしまった魂に、実用とはステージが違うけれども、もっと大切な「仁・智・勇」を思い出させる。そういう存在として美術が再発見されるようになった。

太刀 備州長船安光(おさふね・やすもと)https://www.seiyudo.com/ka-090120.htm

 

だからこそ、どんなにデジタル化しても日本画や油絵などはなくならないし、ルネサンスだののはるか昔の絵画がますます価値を増している。デジタル技術を駆使して新しい美術を開拓している人さえいる。

ふと立ち止まってアートを見つめる、そんな日々が大切になっていると思います。

美術は、これからの人類にますます必要な物になっていくかもしれませんね。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

成功法則:シュリーマンと学者たちのお話

*このお話は、最近よくある、すれからしなシュリーマン批判以前の「子供のころからトロイ発掘を熱望していた説」を素直に起点としているので、お断りしておきます。

日本では幕末から明治維新の時代、シュリーマンという、とある資本家が活躍しました。

立身出世伝の常というか、シュリーマンも子供のころとても貧しく。「ぐおおおー絶対逆境をはねかえしてやるぞー」というすさまじいルサンチマン的なパワーで大金持ちになりました。

ただ、シュリーマンのお話はとても夢があり。事業家が目的でもなかったという、ちょっとへんな成功のしかただった。

スタートはやっぱり「父との誓い」。「巨人の星」を地でいっています。

ただ、シュリーマンの場合「大事業家になってやるぞー」というのを誓ったのではなく。貧乏も嫌だけど、そんなことより「トロイアの遺跡を発掘してやるぞー」という誓いでした。

なんだそりゃ?

純真な少年時代のシュリーマン。お父さんから「イリアス」というおとぎ話を聞かされ。「ぐおおおートロイの木馬スゲー」と感動に震えて、友達などに話しまくったところ、

「ばっかだなーそんなの作り話じゃん。脳みそ足らねーんじゃねーの。ぎゃははは」

といじられまくってしまったのでした。

しかし、そんなことではくじけないシュリーマン少年。「トロイアあります!」と、思い込んだらいばらの道をどんと走り始めたのでした。

歴史の探求に大きな貢献を残したシュリーマン

ここで、シュリーマンの生涯における最初かつ最大の勝利というべき、「明確な目標(トロイアの存在証明)をぶちたてる」ことができたのでした。

その裏付けとなったのが「おとぎ話ながら、その信ぴょう性を見抜き、周囲の圧力を意に介さず行動に移す」という判断力と行動力でした。この辺が単なる精神病の人と天才(これも精神的にはちょっと、ですが)を分ける分水嶺ですね。。。

余談ですが、太平洋戦争時、アメリカは「AFは水が不足している」という日本の電報をキャッチしてこれを的確に判断、対応実行し、ミッドウエー海戦という歴史的転換点で勝利した、というのがあります。

この電文から米軍諜報が「AFとはミッドウエーの符牒である」と判断したように、「イリアス」から「トロイア実在の符牒」を読み取ってしまうのがシュリーマン少年のすごいところですね。ううむこじつけすぎかな。。。。

さて、シュリーマンは少年・青年期にかけて怒涛の進撃を開始し。

いざ、ギリシアの遺跡発掘に出発、ではなくて、オランダに行ったり、アメリカやロシア相手に商売をしたりしたのでした。ははは

「遠回りにみえるが、まずは貧乏脱出だ!」

彼の場合は単なる経済的自由を超えた 、「トロイア発掘のためなら無尽蔵に使える経済資金」をためるという壮大な目標にむかって出発したのでした。

最初は小売店の見習い、次は貿易会社と修行を続け。英語、ロシア語、フランス語といった語学力や、なによりも信用を築いて事業家としての大成功の基礎を作ったらしい。

これがシュリーマン第2の勝利。経済的自由獲得(というか大資本の形成)に向けた道筋を見事作り上げることに成功。

ちなみに、この時代のシュリーマンは、同僚から見て「信じられないほどハードワークしていた」そうで、単に「よく働くねー」を超えた「鬼気迫る」ものだったそうです。でも、本人自身は「トロイアあります!」の夢に向かって喜々としていたらしい。

最初は社畜の奴隷労働でも人間離れした奴隷労働で種銭を作って社畜の境遇から脱出し。独立後は「あらゆる仕事を行った」そうです。

あらゆるってどんなの?懲役になるような行為をしていないかったことを祈ります。ははは

塀の内側には落ちなかった仕事として、ゴールドラッシュのアメリカ向けに、シュリーマン自身は金採掘には手を出さずに、採掘用の機械?を売りさばいて大もうけ。そして、クリミア戦争で猫の手も借りたいロシア向けに、自分は参戦しないで、武器を売りさばいてこれも大もうけしました。ううむ、893の人がヤクを売りさばいて、でも決して自分は商品に手を出さないのとおなじだな。。。(手を出す人もいることはいますが。ははは)

クリミア戦争

ともあれ、上記で書いた「第2の勝利」の戦利品である莫大な資産を手に入れることができたのでした。

ついに「トロイアあります!」の最終目標に向け進撃を開始したシュリーマン。

ところが、トロイア発見・発掘のやり方について、世間の識者、学者から「ぎゃはは何やってんの?」と爆笑の渦になってしまったのでした。大資本家ではあっても学者ではないシュリーマンは、発掘場所の選定や発掘方法、考古学にのっとった歴史の探り方など、無手勝流・自己流になってしまい。

しかしどんどん成果を出し始めたため、識者から見れば憎らしいことこのうえなく。

こうして総スカンされ、ボコられまくったシュリーマンですが、ぜんぜんこたえず。

ここでシュリーマン第3そして最後の大勝利を確定します。すなわち「セクター、学閥、体制側の作った常識、しきたりに屈せず、現体制にとって都合の良い常識の中では達成できなかった成果を、真に実利的な方法を駆使して達成した」。

例えば、武士の世界でも、源平合戦のころは武士というセクターで守るべき常識、しきたりがあり。まず両軍が正々堂々向かい合って「雁股の鏑矢」を放つことで開戦の意思表示をし、そのうえで、いざ、となっていたのですが、源義経さんは「いきなり敵の背後から断崖を駆け下りて不意打ちを食わせた」「民家に火を放ち、混乱する敵をやっぱり後ろから襲った」など、規則破りの連続で大勝利しました。

義経さんの場合は、卑怯じゃね?やりすぎると「第三国人」になってしまうぞ!と疑問になったりするのですが、シュリーマンの場合は、権威側の地位を安泰とするためにしか作用しない不毛なしきたりや常識をぶち破った、と理解しています。研究という日常を継続するのための研究ではなく、トロイア遺跡の発掘という成果を獲得するための研究をつらぬいた結果、願望実現したのでした。

シュリーマンが遺跡発掘を行う過程で、初心者的なずさんさで「遺跡をこわしちゃったー」というのがありますが、これは考古学上の大発見がまさにされなんとする現場を遠くからほっぽっておき、この発見の支援をしない体制側(機関、権威)にも問題があったのではないでしょうか。

ちなみに「ガン利権」という言葉があり。軍産複合体が「ソ連、中国、ISIS、北朝鮮」という敵なしに存在しえないのと同じに、「ガン利権」も「ガンという不治の病」が存在しないと困るため、ガンを治癒してしまう治療法が発見されることを渋っている、ということはないのでしょうか。

ここまで書くと、ぼくが小保方さん擁護派であることがバレてしまいますが、「コピペだ!盗作だ!」と叫ぶ前に、「STAPが本当にガンを直すことができるの?」「できないなら何で?」「じゃあどうしたら治るようになるの?」という議論がもっとあってほしいと思います。ガンにかかった人から見れば「割烹着をきたお姉さんがウソをついたとかつかなかった」より「とにかくガンの治る薬が欲しい」からです。要するに処罰、首切りで終わってしまって、その後どうなったか?ただ、STAP系列の新薬がアメリカで著作権申請というような話はちらほら聞いており、実現を願っています。

ながくなりました。STAPのお話は余計だったかもしれません。一方、成功する人がなぜ成功するのか、シュリーマンさんの一例が僕の経験(といっても本当にささやかな不労所得の獲得程度ですが)からみてもとても参考になると思いまして投稿しました。皆さんにも何らかのご参考となれば大変幸いです。

トロイア遺跡

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

「風の時代」のスタート。仕事とお金はどう変わる?

2020年の12月22日より、西洋占星術による判断では「風の時代」がスタートしたそうです。

220年に一度の大変動として、これまでの常識が一変する新たな時代になったらしい。アストロロジーという古代からのビッグデータに基づいた先人の知恵が「もう後戻りできない大変動が始ってしまったのですよ」という見解を示したことになります。

西洋占星術では、200年ぐらいで「火、土、風、水」と時代が変わってゆき。1800年頃から2020年までは「土の時代」だった。

「土の時代」の象徴は「物質主義」

物質、物理、科学優先の世の中だったということである。

その特色は

―目に見えるモノによって価値基準を決定した

―所有物や年収の金額などでランク付けがなされ、勝ち組と負け組が生まれてしまった。

―負け組になると衣食住にありつけることができなくなり、餓死などの危険が現実化してしまうため、人々は勝ち組になるため必死に闘争した。

―勝ち組のシンボル:巨大な邸宅(タワマン含む)、高級車、ブランド物のファッションなど。そしてこのシンボルを持つことができるのは地獄の競争を生き抜いたビジネスオーナー、医師や弁護士など。会社においては出世して高い地位につくことが生き残る前提となった。

―上下関係がこの時代のエッセンス。肩書や学歴、年功の序列、本人自身というより、どんな組織に所属しているかによって人間のランクが決定され、「その他大勢」は社畜の運命に。

と言ったところでしょうか。

要するに、「土の時代」は「権威による、恐怖を原動力とした強権的支配の時代」と言ってもいいかもしれん。

では、「風の時代」はどうなるか。

―上下関係は瓦解する。命令されて動く人間はいなくなり、人々はそれぞれの適性に沿って自ら生活を切り開く(すべての責任は自分にあることが前提になる)

―物質によるランク付け、社会的地位によるランク付けはなくなる。キャデラックもスバル360も個性が違うだけで同じく尊い自動車であり、どちらが高級かという概念そのものがなくなる。イケメン、美人という概念がなくなり「すべての個性は美しい」となる。

―貧困の恐怖によって統制され、いやいやながら生活のために強制的に働かされる、という人々はいなくなり、好きなことに没頭することで生活していく人々が増えてゆく。

つまり、「風の時代」は物質に束縛されずに、わくわく!を基礎に生きてく時代になる、ということらしい。

ふむふむそんなにバラ色なのか?

ハッピーではあるのですが、そこに行き付くまでに意識革命や技術革命が必須である。

で、それぞれ行ってみます。

1)意識の革命

労働しなければ生きていけない、から、労働するしないに関わらず、基本的人権(衣食住含む)は保証される。にみんなの常識が進化する必要がある。

「働かざる者食うべからず」という常識があるから、どんなブラック企業でもしがみつかざるを得なくなってしまうのです。

「風の時代」は、お金にしがみつく必要のなくなる時代ということらしい。

これは、お金が無くなる、ということではなく。お金は存在し続けますが、「お金が不足するために地獄の底に落とされることはなくなる」ということです。

そこに行き着く方法とは、これまでにない働き方が生まれたこと。そして労働由来でない所得が再発見されたこと。ユーチューバーとか、SNSとかE-コマース(TaobaoにWechatなど)、トークンエコノミー・代替通貨、ソーシャルレンディングに金融投資など、要するに既成のインフラ、会社組織、権威に頼らないでも個人同士のネットワークや市場で直接取引、契約、報酬のやり取りができるようになった。会社員でも、テレワークによって、会社という存在から物理的に分離されても、むしろ自宅で仕事することによってコスト削減かつ各社員がフラットな個人経営者として仕事ができることが明らかになった(ただし、各個人の自覚が前提であることはいうまでもなし。命令されないと何もできない、という人は消え去る運命にあります)。

つまり、今後テレワーク的な労働、配当などの不労所得、そして最後には、後に記載する技術革新で、人々はお金の心配から解放され、自分の情熱を傾けることのできるなにか(労働と報酬)を選んで仕事にできるようになるということですね。。。。

とういうわけで、

2)技術革新。

これは「AI世界征服」「ベーシックインカム」などの記事で書いたので、そこから抜粋、修正して記載します。

エッセンスは「生産手段として、AIの方が人間より優秀となる時がくる(シンギュラリティ)」。その時、いろいろ生みの苦しみはあっても、AIによる生産で得られた余剰利益によって、人々はベーシックインカムで生活できるようになる。

ちなみに、200年ごとに火→土→風→水と進化しているということは、昔にも風の時代があり、その当時(1186~1425年ごろ、鎌倉から室町時代)にはとくに風だからって目立った特徴ないじゃん、藤原さんから源さんに支配者が変わっただけで、お上(武家だろうが貴族だろうが同じ)にどやされる庶民の生活は土の時代と同じだよ?と思う人もいるでしょう。これは、同じ「風の時代」でも、その時代における人類の進化(物質・精神両方)に応じてそのあらわれ方が違ってくるためです。

つまり、火→土→風→水とくるくる回りながら、人類は螺旋状に進化してきたのであるが、いっぽう、ルネサンス以前の世界の進化度合いはものすごくゆっくりであり、実は火だろうが水だろうがあまり変わり映えはしなかった。

上からは、ぐるぐる回っているだけのように見えて、

しかしスプリングのように、らせん状に進化は続いている。

しかし、地理上の発見、産業革命そしてAIと続く近・現代史の怒涛の変革にあわせ、直近の「火→土→風」では、かなり劇的な変動が浮き彫りになっています。

労働とお金、について大航海時代(以前含む)から現在までを考察すると

◎火の時代(1500頃~1800頃):「貴族と奴隷」つまり人間の形をした家畜(奴隷、農奴など)が生産して貴族(教会、武士、絶対君主などなど)が管理するという世界だった。でも、家畜の維持管理は大変ということに気づきます。畜舎の維持もあれば飯も食わせにゃならんし、病気になったら薬も、と次から次へコストが絶えず。

◎土の時代(1800頃~2020年):そこで考え出されたのが「自由な労働者」です。どこへ住むのも働くのも自由。でも衣食住は労働者が自前で確保しなければならなくなり。一方「雇用主」は賃金だけ払えば生産施設の確保・維持向上だけですみます。この形態を可能にさせたのは産業革命などで生産性が上がり、労働者に自分の時間とお金を与える余裕ができたことが需要なファクターです。

◎風の時代(2021年~):自由な労働者、つまり社会保障が高額で投資(給料)当たりの生産性が低い人間より、従順、優秀で安いAIロボットがあれば、人間なんていらねーや!ということになり。人間にはお客として機能するように「ベーシックインカムでも食わせておけ!」となってゆく。要するに一種の所得再分配ですね。

2020年の今日「奴隷労働があったなんて信じられなーい!人間は自由に労働できる権利があるのに!」と言っている人々も、2040年ころには「労働しないと生活費が獲得できないなんて信じられなーい!人間にはだれでも飢え死にしない権利があるのに!」なんて言っているかもしれません。

ただし、何度も繰り返しますが、これは政府だのなんだのがあなたを養ってくれるということではないのです。あなたが、自分自身の意志、意見、希望をはっきり持って社畜・奴隷の境涯から自らを解き放ち(収入の川)、同じく自由な、自らの意志をもった(十牛図)人々と交流し、互いに学び、影響しあう中で、お金のことを気にせずに生きていける時代がすぐそこまできているぞ!ということなのだと思います。

ラファエロ「アテネの学堂」

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

命の値段が安すぎる日本。生きる権利を大切にしよう

以前、コロナワクチンの導入というお題で、ブラジルのほにゃららで支離滅裂な対応について投稿しましたが、実は日本も。。。。と思い当ってしまったので、記事にします。

江戸時代、「現状維持の伝統墨守政策」により天下泰平を得ていた日本ですが、その間、下剋上の戦国状態だったヨーロッパでポルトガル、スペイン、オランダ、フランス、オーストリアそしてイギリスが「仁義なき覇権争い」でボコりあい。その過程で科学、工業を大発展させたため、動脈硬化した日本は取り残されてしまい。黒船来航で植民地化つまり「下級国民として使い捨ての奴隷労働になってしまうぞ!」という危機にさらされ。必死に文明開花し、日清、日露と恐ろしい戦争に無理矢理勝ちぬいて生存権を獲得しました。

しかし、ここで恐ろしい不条理が正当化されてしまいます。

それは「科学の遅れを人命で取り返せ」。

日露戦争で旅順要塞の戦い、というのがあり。「203高地」という映画で見事に描写されていますが、べトンで固めたロシアの要塞に、日本は小銃に着剣して「とつげきー」と繰り返し、機関銃の餌食になって死体の山を築いてしまいました。結局坑道といって敵の射界に入らないように塹壕を掘り進めるとか、強力な大砲を持ち出して援護射撃するとかで要塞陥落に至るのですが、彼我入り乱れる状況で砲兵は敵味方見境なく砲弾を撃ち込み(味方を避けようとはしただろう)やっとロシアの機関銃を制圧することができたらしい。日本側は兵器が足らず(機関銃に至っては持っていなかった)、かわって多数用意できた人間つまり兵隊に敵弾を吸収させるという人海戦術で補った、というのが真相らしい。

203高地の惨劇。https://www.youtube.com/watch?v=-fi0ywmmGZY

ただ、これは日本の専売特許ではなく、独ソ戦のソ連がそうだったらしい。「突撃か、強制収容所か」と強要されたソ連兵は、我先にと突撃していったそうです。

要するにひっ迫するとどんな非道な手段も正当化されてしまうということですね。。。

以前書いた繰り返しになりますので要約しますが、日本軍は「お前らの代わりはいくらでもいるが、馬の代わりはいねえんだ!世話をやかせるんじゃねえ!」と、古年兵が馬用の鞭で初年兵をぶったたたく、そういう世界でした。

食うや食わずで戦地に放り出された日本兵たちはコレラなどに罹患してしまい。で軍の幹部がどういう命令を出したかというと、重病の兵を民家のなかに詰め込んで、逃げられないように戸や窓を封鎖したうえで、民家に火をかけさせて文字通り「焼却による滅菌」をしたのでした。屋根のすきまから、元気な兵がせめてもの。。。と水筒を小屋の中に投げ入れた、などの記載があったと記憶しています。すみませんこれらの記事はまだ子供のころに読んだものが多く、出展を示せないのですが、一字一句同じでなくても中国戦線などで事実起きていたことと理解しています。

さて、戦記で必ず出てくる日本軍の蛮行ですが、民家に押し入り食物等を奪う、というのは日常としてあったらしい。ただ、日本軍だけではなく中国軍もあまりかわらず、そもそも中国3千年の歴史で、戦乱時はどの時代の軍隊も行ってきたらしく、中国ではそれが普通となってしまっていたようです。それに日本軍も便乗してしまった(生きるために便乗するしかなかった)。

この状況を、「中国では300名くらいの人の命なんてふっと消えて草もなびかない」といった人もいたようです。

この時点で、「個人の命なんて何の価値もない」と身をもって思い知らされてしまった日本人が大量に生産されてしまいました。

戦争が終わると、こんどは廃墟から復興しなければ生きていけない、となり。ないない尽くしの日本がつぎ込めるものといえば、やはり「人の命」でした。

「うまくいった社会主義」「ジャパンアズナンバーワン」とおだてられながら、「奇跡の戦後復興」を成し遂げた日本。しかし、それは「滅私奉公」「終身雇用」つまり、実は共産諸国の強制収容所における無期懲役と変わらない「24時間戦えますか」の世界に否応なくけりこまれてしまっていたことに他ならず。

日本人の家を訪問した外人さんは「ウサギ小屋に家電やDAISOグッズがあふれかえっている」と驚くそうです。しかし、真夜中だろうが休日だろうが「企業戦士」はあまり家にはおらず、社員旅行だのカラオケだのと政治家が喜ぶ消費活動に給料をつぎ込み、半死半生で家に帰るわずかな時間も「みんな残業しているのに申し訳ない」と、うろたえたように過ごすので、あふれかえる世界最先端の家電もろくろく使う暇も気力もない、という状況になってしまい。

パブなどで、夜の女性の心にもないお世辞を喜んでしまっていませんか?

上司やお客さんに、心にもないお世辞がすらすら出てしまっていませんか?

その時、あなたは心を持たない虫になってしまっているのかもしれません。

 

明治維新このかた、日本は「軍隊アリの群」になっていたと理解します。

軍隊アリは「イナゴの地上版」とでもいうのでしょうか、20メートルにもわたった密集したアリたちの集団が絨毯のように地上を移動してゆき、前途に見つけたものは人であろうが猛獣であろうが寄ってたかって殺してしまう。

軍隊アリ。出展:https://ikimono-matome.com/dorylus-army-ant/

 

その軍隊アリが川に行く手をはばまれたときどうするか。

アリたちは、アゴでくわえあって巨大な「いかだ」状態になり、川に乗り出す。そして、ぷかぷか浮かびながら向う岸まで流れ着くそうです。

しかし、その過程で一定数のアリが、仲間の踏み台になったりしておぼれちゃうらしい。

仲間の犠牲になって溺死するアリたちは、特攻兵のように「家族のため、恋人のため」と悩みながら死んでいったのでしょうか。

永遠の0 https://www.youtube.com/watch?v=_SD62kSz7ws

 

はっきり言って、アリの神経組織や脳(に該当する器官があることはあるらしい)の作りでは、そこまで思考する意識活動はできず。要すれば本能に従って川に飛び込み、そのまま死んじゃうらしい。

つまり、勇敢に見える軍隊アリですが、人間と違い意識がないのです。

そして、人間から意識を消し去って、単なる昆虫にさせたのが戦争中の日本政府だった。

コロナ禍の今、日本の政府はどんなでしょうか

出展:https://note.com/hyamaguchi/n/n0c60c7292ec3

日本という絨毯を構成するいろいろなセクターについては細かく配慮していますが、それらセクターを構成する個人個人の命については、どうでもいいやあ!いくらでもかわりはいるもん!ということなのだと思います。

戦慄したのが、とある企業の「なんとか島移転」で、テレワーク、在宅勤務による対応が叫ばれるいま、在宅勤務ではなく、会社全体を「なんとか島」に移転し、だからみんな一緒に行きましょうね。となっています。厚生施設も完備してますよ、だから24時間会社人間でいましょう、という念の入れようです。

東京にマイホームを建てた社員とか、子供の学校とかおかまいなしです。一説では東京を出られない社員をリストラする手段でもあるとのことです。

つまり、軍隊アリの絨毯を、絨毯ごと集団疎開させて3密を死守したいらしい。なんとか島が大感染源のクラスターにならなければよいですけど。

東京に大地震が起こることを予見して、あらかじめ避難しようとしているのか?

また3000字を超えました。コロナ禍を真正面からとらえ、がっぷり四つの在宅勤務恒常化に進んでいる企業も存在します。欧米の第2波を迎え、巣ごもりの必要性はさらに強まっているのではないでしょうか。コロナ禍は、日本人が軍隊アリから個人の人間に戻る得難い機会かもしれませんね。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

今年の不労所得総決算。コロナより為替にやられました

年の瀬もいよいよせまり。怒涛の2020年、資産状況がどんなかなーというのを振り返ってみます。

まず、なにより大事な毎月のインカムゲイン、すなわち、リートの配当、債券の金利など、投資した資産たちが生み出してくれる所得のことで、仕事しようがしていまいが自動的に入ってくる「不労所得」の情況について。

1月当時の月収インカムゲインを「100」とすると、

3月のコロナ暴落勃発まで 100のラインで継続

暴落だ!4月には早くも   70に減少

6月に底打ちしました    67。ほとんど半減か?

7,8月に横這い      69くらい。

9,10月に回復してきた  79くらい

11月、全面的に回復   100に復帰

12月、さらに上昇    101くらい。へえー!

でも12月に上がったのは、年末の余剰利益分配とかもあるためなので、来月からまた下がっちゃうかもしれない。かなしいな。。。

暴落時に底値でリート買いまくったのが収入回復に役立ちました

ちなみに、とある日本企業でのリーマン生活を継続しています。でもこちらの給料は年収200万円にも満たないし、不労所得ではないので上記の計算には入れていません。

というわけで不労所得に戻り。具体的金額で行ってみます。

毎月のリート配当などで口座に入ってくる金額のうち、もちろん生活費と健康保険の「2大固定費」を引いた、「再投資できる金額」は、

今年一年累計で3.605.523円 (レートは1レアル=20.529円/12月11日)

毎月300,460円

ということで、ほんとうにぎりぎり「投資額毎月30万円の確保」を死守だ!

一方、総所得つまり労働所得(給料)と不労所得(リートなどインカムゲイン)すべて含め、「収入の川」理論で図解にするとこんな感じ。

ブラジル在住なので資産はすべて現地通貨のレアル(R$)建てですが、恐ろしいのは

●2020年1月1日のレートが1R$=27.046円

●2020年12月11日のレートは1R$=20.529円

ということで、なんと25%レアルが安くなってしまった!

つまり円建てでの資産価値が75%に減ってしまったということである。

でも、わりとのほほんとしています。

それは

①現地で資産構築している限り、現地通貨で順調に増えていれば恐れることはない。(「お金儲けの神様」邱永漢さんも「いちいち為替レートを気にするな」と言っているし。。。)

②そして、25%の下落為替相場でも、日本円にして「毎月30万円の投資可能な不労所得」が出せた。まあこれは実利的などうこうより、精神的な安堵の方が大きいですが。

③不労所得で投資に回せた360万円と、リーマン奴隷労働の給料200万合わせて560万。一方で、自家用機のエンジンTBO(分解修理)他、臨時の出費で100万とんだかな、ということで、460万円が投資できた。つまり、これは資産総額に460万円の増加ができたということである。なんて資産総額が25%減なので「焼け石に水」ですが。

まあ、為替にやられた分は、5年くらいかけて為替が元に戻るのを待ちます。ははは

以上から、わりとのんびりしています。

ここまでは今年の振り返りですねー来年はどうなるかな?ワクチンで相場や経済がガタガタするでしょうが、スペイン風邪みたいな大災害にならなければ、ブラジルでは横ばいから回復になり、為替も安定、と祈っています。。。

さて、今回はまだスペースもあるので、ちょっと飛行機操縦について載せて終わりにします。

お題はやっぱり「失速訓練」。ははは

まずは、十分安全な高度まで上がっていきます。本来200フィート以内の降下で完了させる動作ですが、ぼくはなるべく地上1000フィートまで上がってからやるようにしています。

エンジンオン・ストールとエンジンオフ・ストールがあります。ここではエンジンオフのほうをやってみます。

エンジンをほとんどアイドルまで絞って、機首をぐっと、でもおだやかに上げていくと、スピードが落ちてゆくとともに、垂直か?みたいな所で機体が震えだし、すとんと機首が下がります。これが失速です。

このときどちらかの翼がぐらりと傾いて落ちそうになるので、反対側のラダーを踏んでおっとっと、と水平に保つのがコツです。このときおっちょこちょいに操縦かんで修正しようとすると、アドバースヨーが発生してきりもみになっちゃうので、操縦かんは引っ張った状態のままであくまでロールは中立に保つのが鉄則です。

この後は引っ張っていた操縦かんをもどし(左右は中立を崩さない)、降下して速度が上がるのに合わせてスロットルを入れ、なるべく高度を落とさずに水平飛行にもどります。日曜飛行士にはちょっと怖いが重要な訓練ですね。

もっと詳しい記事を「失速訓練。失速できないと飛べない理由」に掲載しています。

失速訓練の動画。ぼくはチキンなので、ぬき足さし足の失速になってます。動画だと穏やかですが、実際に操縦していると、ふわーと操縦かんに手ごたえがなくなり、機首が真っ逆さまに地面に向いて、こわいぞ!

経済も失速は今年で終わり、来年からは、急上昇とはいわず、穏やかな空を緩やかに上昇、みたいになればいいですね。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

死ぬかと思った

人間生きているといろいろな目にあい。

とある土曜日、早朝の心和むフライトでその辺を飛んできました。

朝6時の飛行機格納庫(ハンガー)。

まぶしい日差しが差し込んでいます

 

こんな飛行機に乗っています。Rans Super Coyote、「こよーて」と呼んでいます

 

快晴の空をとびました

 

で、帰ってきたのが朝8時半くらい。

滑走路近くでサーマルが発生しており、滑走路アプローチ(降下)途上でちょっと揺られましたが、まあまあスムーズに着陸でき。のこのことタクシーウエイをつたって、無事に格納庫にたどり着いたのでした。

この時点では、あの恐ろしい事故が起こるとはつゆも知らず。

早朝5時からいろいろ準備してきたこともあり、ビールを一杯、フランスパンを食べたら眠くなり。いい感じでデッキチェアでうとうと、ぐーぐー寝ていました。

左が「愛のパン」というお店で買ってきたくるみパン。近くの日本食品店であんパンも買ってきたよ!

 

デッキチェア

 

と、突然格納庫に「わぎゃあああー」とひげむじゃらの怪物が躍り込む夢を見。ふぎゃぎゃぎゃーと飛び起きてしまいました。

こんなかんじ

 

よく見たら、飛行場管理人のお兄ちゃんでした

なかなか働き者です

 

にいちゃんのただならぬ様子にこちらも一気に目が覚め。

「一体どうした?嫁さんがひきつけでも起こしたか?」

それがね。。。。と話し出したところによると。

ぼくがその辺を飛んでいるあいだ、お兄ちゃんは近くの、と言っても田舎なので車で15分くらいの場所にあるスーパーへ買い物に行き。

ぼく「ふんふん、それで?」

おにいちゃん「なかなか大安売りで、お肉や野菜を一杯買ったんだよ。カートが一杯になっちゃった」

ぼ「ふんふん、それで??」

お「で、気が付いたんだけど、ぼくスクーターで来てたんだ。とても積み込めないから、レジのお姉さんに頼んで見張ってもらっている間、こっちにもどってきたんだよ」

ぼ「ふむふむよくわかった。それで、その話と私に何の関係があるのだ?」

お「それでね、きみの持っている車なら買い物全部積めるから、ぼくと一緒にスーパーに取りに行ってくれない?」

一瞬沈黙が流れ。

ぼ「ふんぐおー!人がいい気持で寝てるところを叩き起こしたうえ、運送屋かい!ゆるさん!いてまうで!ごるあああああーーー!!!」

お「早くいかないとお肉が腐っちゃうんだ。お願いだからたすけてー」

とまで頼まれればいやとも言えず。

しゃあないので自家用車「ポルシェ君」でスーパーまで行くことにしました。

ポルシェ君。VWベース、356A カブリオ―レの

レプリカ(つまりにせもの)です

 

さて、管理人のおにいちゃんと二人してスーパーへ。

ちきちきちきちき。。。とエンジン快調だったのですが、とあるカーブを抜けたとたん

ビシッ!

とフロントガラスがめちゃめちゃに割れてしまった?

こんな感じ

 

半狂乱になって叫ぶおにいちゃん。「ぎゃああー事故だー!死ぬ!死にたくないー!ぎええええー!」

そういう情けない悲鳴を聞くと、かえって落ち着くもので。ポルシェは、ちきちきちき。。。と元気よく走り続けており、幸い誰もいないまっすぐな一本道で、他の車との衝突や路肩転落の恐れもなく。そして、冷静に観察すると、一面ひびが入ったフロントガラスながら、前がまだ見えるじゃん、と一安心したのでした。

こんな感じ。ゴッホの絵か?

 

いずれにしろ、肉が腐っちゃわないうちに取りに行かなきゃ。。。と、お兄ちゃんをなだめて、そのままスーパーへ。

もともと人目を引くポルシェ。フロントガラスがめちゃめちゃになったまま「お買い物です」と駐車場に侵入したため、他の車が怖がって逃げていくとか、好奇の目が集まるなかを、でもサイレンと回転灯をつけた取り締まり当局の作業用車両がいなかったのが幸いで、そろりそろりと、ヒビの入ったフロントガラスが風圧で飛び散らないように気を付けながら帰ってきました。

ちなみに、車内はお肉や野菜、お米などでいっぱいになり。貧乏だ、大変だ、と言っている割には、食い物とかゴージャスにいいもの買っているなあ。。。

人のいいお兄ちゃんは、この時点で「悪いことをしてしまったー!買い物にぼくをひっぱり出したばっかりにー!」と意気消沈。でも、ぼくとしては「割れるならちょうどいいときに割れてくれたぞ!これでお兄ちゃんにタダで修理してもらえるぜー!」と内心ほくそ笑んでいたのです。

ゴッホ「オリーブ園(1889年)」

で、修理です。

といっても、ポルシェ356Aなんて1950年代の車ですから、フロントウインドーなんてなかなか見つからず。あーでもないこーでもないとネットなどで探して、クラッシクカーのフロントウインドーを特注で作る業者2社をなんとか探し出しました。2社というのは、1社目は、「ポルシェ356ね、取り扱ってはいるけど、356のウインドーはすぐ割れちゃって取り付けにくいんだよねー」などと、のらりくらりと逃げ回られてしまい。2社目のRAROVIDRO社のほうは、たしかにすぐ割れて、取り付けにくいが、寸法がわかれば。。。。ということで作ってくれました

Rarovidro社:https://rarovidro.com.br/

 

この寸法というのが曲者で、基本上下の長さ(下の写真の矢印)がわかれば左右の長さはそれに対応しているから計らんでもよい、ということだったのですが、この時点でかなりガラスが吹き飛んでしまっており、本来ゴムのラバーに入っていた(差し込まれていた)のは5ミリ?10ミリ?と謎だらけなうえに、業者さんからの情報では、ラウンド型の356フロントウインドーでも、レプリカの年式によって寸法は3種類くらいあるらしく。えいやーと計って業者さんに連絡しました。

 

その後3週間くらいかな、ウインドー到着。ちなみに、こういう業者はブラジリアみたいな田舎にはなく、すべからく南方1010キロのサンパウロからの取り寄せです。ウインドー自体のお値段300ドルに、運送料50ドルかかり、泣きました。

ウインドー到着。ここまでで破損発生から4か月経過。

 

さあやっと装着だ、ということで、まずは割れたウインドーを取り除き。

 

車内に飛散した破片を掃除機で吸い出します。

清掃など終わった状態のポルシェ

 

今度はウインドーの準備です。

どうやら寸法は間違っていないようだぞ。。。。

 

ラバー取り付け

 

 

そしてついに装着。

 

なんて書くとすごくあっさりしていますが、ラバーにしろガラスにはめ込むのにものすごく苦労し、はめ込んだしりからぶにゅ、なんて外れちゃったりして、さらに苦行だったのは車体へのはめ込みで、右が入れば左が外れ、といってへんに叩いたらガラスが割れちゃうぞ!と、やじ馬で遊びに来たクラブのパイロットを引きずり込んで3人がかりでうんしょ、うんしょ、と朝から晩まで、日が落ちて真っ暗になるころ、ようやくはめ込みに成功したのでした。

でもなんとかこれで7カ月ぶりに走れるようになったぞー!放置されている間1回だけバッテリーに充電しましたが、ちょっとセルがぐずついて、キャブも少々ポンピングしたくらいで無事エンジンがかかり、いまのところぼこん、なんてウインドーが外れたりせずに乗ることができています。

画面左上の赤い箱が、コンセントの220Vをバッテリーの12Vに転化する

バッテリーチャージャー。だいたい8時間から12時間くらいの

スロー充電でセルが良く回るようになります。

 

今回、石が当たったようにも見えず、原因不明のオカルトな割れ方でしたが、はっきりいって、怒りとか落胆とかはなく、ある意味安堵しているところがあります。

なかなかかわゆいポルシェ

 

これが車でなくて、こよーて(自家用機)の飛行中に、バードストライクなどでこよーてのウインドーが飛散したら?サンパウロからのウインドーの取り寄せにかかった費用などは、見えない世界への税金と考えて、ポルシェ君がこよーて君に替わって今回の事故を引き受けてくれたというふうに思っています。

こよーての着陸。ようつべでご視聴ください https://www.youtube.com/watch?v=DUUxuoGdlks

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

損切りをしていると資産はできない

時々、「猫機長はどういう基準で損切りをしているの?」と聞かれます。

ぼくの答えは「損切りはしてません」です。質問した人は目が点になります。ははは

たとえばリートについて。

1999年から2019年まで20年間1度も売ったことはなく。(2019年になって 2度売りましたが、損切りではありません。こちらの記事をご参照→イワシの群れを追い散らす)

えええリートって、そんなに順調にふえていくの?損切りしなきゃなんて場面はないの?

いやいやいっぱいありますよー例えば不正増資の密告があり、取引停止を食らったあげく、3か月後の取引再開時にはほとんど株価半額に激減なんて銘柄(MFII)もあれば、違法建築の密告で営業自体が危殆に瀕した銘柄(SHPH)など。コロナ禍で営業中止を余儀なくされ、配当0が何か月も続くことになったショッピングセンター関連銘柄など、この20年間でいくらでもありました。

でも損切りなんてやってないもーん。

その結果、不労所得だけで生活・再投資できるようになりました。

なぜ損切りしないのに資産崩壊が防げたのか?

それは簡単です。損切りしなくてもよいような投資をすればよい、ただそれだけのことです。

というわけでやっと本題です。

損切りしないで済む投資、には3つのアプローチがあります。順次説明します。

 

第1のアプローチ:個別銘柄からの視点

「ここまでさがったら、売るぞ」ということが損切りの基本です。

でも「ここまで」というのは人それぞれで、ある人にとってはまだ大丈夫でも、別の人にとっては「わああたたき売りだー!」と、要するに市場の現実というより、投資する人の都合で決められてしまっています。

ここがポイント。「ここまで」が0になってもよい銘柄(言い方を変えれば、0付近まで落ち込んでも倒産せず生き残って行ける企業)を買えばよいのです。

さっきのMFIIをグラフで見てみます。

7月17日の取引停止から、10月19日取引解除の時の推移。

わああ半減だー!損切りだー!とせずに我慢します。

すると、半年程度で回復しさらに上昇したのでした。

というわけで、損切りした人は、最安値で損害確定しただけで終わったことになります。

ところで、その後コロナ暴落があり。

もう一度がくんと下落した2020年3月19日ころからの推移は以下の通り。

この時に損切りしていたら?

さいわいぼくの場合3月19日にR$84,69でしこたま買い込んだら、後で暴落時の最安値だったことが判明しました。この記事を書いている9月2日時点ではR$125.00まで上昇しています。(そしてHP掲載日の11月20日時点で、R$137,85と、コロナ暴落前より高くなりまいた。へえー!)

上記全体の推移は以下のグラフに。

このグラフで、2回の落ち込みを見ることができます。1回目が取引停止騒ぎ。2回目がコロナ暴落。

史上最大のブラックスワン(恐慌)と言われるコロナ禍でも、取引停止騒ぎの半分くらいしか落ち込んでいません。取引停止措置が、いかに壊滅的な打撃だったかがわかります。

しかし、ここで「損切りだああー!」とやってしまった人は、「損切りしたために資産崩壊を招いてしまいました」。

ぼくの場合は「へへんなにが取引停止だ!0になるならなってみろー!」とBUY&HOLDを貫いたので、被害にあわずにすみました。

なぜHOLDできる自信があったのか?

ここが超重要ですね、つまり「MFIIは優良銘柄であるがゆえに競争相手にボコられ、今回の密告→措置がイジメの決定打だな」ということがわかっていたからなのです。つまり「アンチMFII」に告発されましたが、あんのじょう重大な法律違反はなく、多少の規則上の不備を修正したのみでめでたく取引再開となりました。

ぼくはチキンなので損切りしないだけにとどめていたのですが、取引再開のパニック下落の折、大喜びで買いあさっていた猛者も多数いたのです。

この教訓から、コロナ暴落の時はぼくも買いあさる方に回ったのでした。はははは

つまり、最初から「ボコられたくらいで倒産するような銘柄は買うな」ということです。

では、倒産しない、を通り越してMFIIのように「ボコり返す」恐るべき銘柄を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。

その方策をこちらに書きましたので、熟読ください→「ボコられている銘柄を探せ!」

もちろん、MFIIにしても、明日倒産しないという保証はありません。なので、優良な銘柄複数で分散投資は必須ですよね。当然すぎますが念のため明記しておきます。

 

第2のアプロ―チ:インカムゲインとキャピタルゲイン

以前の記事で書いたように、投資のリターンは元本そのものの上昇によるキャピタルゲインと、元本はそのままで利子、配当によるインカムゲインがあります。

これは投資好きの人ならだれでも知っている基本情報ですが、悲しいかな圧倒的大多数の人がリスクばかりで安定しないキャピタルゲインしか見えなくなっています。

リートの例(MFII)でいえば、上記のとおり2018年10月19日にR$71,58だったものが、2020年の1月24日にはR$136,66に上昇しています。この株価そのものの変動差益がキャピタルゲインです。

ところが、この同じ期間に、MFIIは毎月配当を配っていました。月により変動はあるにせよざっくり1株(口)あたりR$1.00。つまり、この15か月間では,R$15.00の収入があったことになります。この期間のキャピタルゲインは1株R$136,66-R$71,58でR$65.08ですが、この金額は元本を売っちゃわないと手にれることができません。配当の方は寝ていても毎月入ってきます。

これが、1株でなく5000株だったら?毎月R$5,000.00(10万円くらい)が何もしなくても入ってくるのです。

つまり、みんな保有している株数があまりに少ないので、安定したインカムゲインのありがたみがわからず、キャピタルの変動で儲けようとして、あわれ暴落、となってしまうのです。

保有している株数がある程度に達すれば、配当で毎月の支出が賄えるようになるので、元本の変動は気にならなくなり。元本価格が何らかの理由で破壊されようと、企業ファンタメンタルズがしっかりしていれば、配当は安泰。損切りだああ!などと絶望的な安売りなんかしないで済むようになります。

 

第3のアプロ―チ:投資銘柄ポートフォリオの組み方。

これも簡素化して説明しますが、①ホテル、観光、航空会社など、人の移動で儲ける企業の株、と②Eコマースつまりインターネットなどで買い物から何からすべて「巣ごもり状態で解決できます」をうたったIT関連企業の株、があったとします。

近年の「11年来の米国好況」で観光などが躍進しており。①群の株は高騰していたのですが、コロナ禍で一気に失速。逆に地味で目立たなかった②群が一気にスターダムにのし上がったのでした。

というわけで、①は損切りすればいいのでしょうか?いえいえ、単に購入ストップすればいいだけの話です。

問題は「今はトレンドがこうだから①だけにしよう」「でも今度はああ変わったから②だけにしよう」というゼロサム思考で、これにとらわれることが危険なのです。

①の株で、配当が50円もらえ、②も同様50円だったとします。

①②バランスよく持っていれば、普通の経済状況で50+50=100円もらえます。

ここで、コロナ禍だ!①は0円になってしまいました。

でも②が100円になりました。差し引きで配当100円継続。

もちろん、そんなにうまくゆかず。ぼくの場合だと、いろいろな銘柄の配当変動差し引きで、コロナ前が100だったら、現在は75くらいまで落ちちゃってますが、①②の両極端ではなく、③④⑤⑥。。。。みたいな複数そろえているので、例えばショッピングセンター株の配当が0になっても、ロジスティクス関連のが増えたりして、未曽有のブラックスワンでも25%減で済んでいるのです。

というわけで、まずは、「全体でコンスタントな利益を叩きだすポートフォリオをつくること」これができれば、あとは損切りなんて考えずに、注意深く「今後の業績向上が見込める銘柄」を買い足していけばよいのです。暴落した銘柄でナンピンという手もあるが、荒業であり、慎重にやりましょう。

ううむ、今回の内容は、「今日から市場投資を始めるぞー」という人たちにはちょっとリスキーすぎたかな?一方、「いい所まで行って墜落、なんでいつも損切りで大損に終わってしまうんだー!」という人にとっては、そもそもの銘柄選びの基準や、投資の基本スタンス(インカムだよ!キャピタルにだまされちゃだめだよ!)など再確認の一つのきっかけにかるかな?と期待しています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

インデックス指標から株価暴騰を予知する方法

*コロナ暴落前に書かれた記事ですが、ポイント的なイベントや移り行くトレンドに左右されない中長期的な投資がお題なので、特に修正などしてません。このHPの記事はすべからく「時は変わっても価値を失わない」ものを掲載するようにしています。

市場投資を行う際の重要な判断材料の一つに、株価指標というものがあります。例えば「日経平均株価」とか。

これは、東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄の値動きの平均値で、ざっくり日本の株式市場の動きが上昇しているのか下降なのかが見える指標、という理解でよいと思います。この指標がぐんぐん上がっていれば、経済は好調になっている、みたいな。

とくに小口個人投資家にとって重要なのに「インデックス投資」というのがあり。平均株価を構成している主要な銘柄のグループに出資して、市場株価指標をなぞるような値動きをするファンドに投資するというもの。個別株投資と違って「市場全体は好調なのにぼくが投資した会社はつぶれちゃったあ!」みたいなことがなく。10人の内9人までが失敗し破滅するという株式市場(そして残る1人が利益を独り占め。ははは)において、唯一安全に成果を狙える株投資だ、という人もいます。

アメリカ制空権空域へ侵入した日本機10機の内9機は撃墜される、という状況で唯一のこのこ生還できた100式偵察機。インデックス投資、と書いていてつい連想しました

ちなみに、アベノミクスが始まったころにすなおにインデックスファンドを買っていた人は、2年間で資産を3倍に増加していた、という分析もあるぐらいです。へえー!

でも、証券会社の人に「僕はインデックス投資をやりたいから、いいファンドを教えて」といったら渋い顔をされて「そんなのもうからないよ」「もっといい個別株があるよ」と言われた経験あり。要するに個別株をお客さんの間で転がすことが証券会社の利益の重要な部分となっているらしい。

もちろん市場が変動し下降すればインデックスファンドの成績も一緒に下がります。でも、アメリカのような経済大国の株式市場は長期的には拡大してゆくので、インデックス投資していれば、ビットコインのような大化けは期待できないにしても自然に儲かっていくことになります(日本はちょっとあやしい状況)。プロの人は素人がこういう自然な儲けかたを見つけてしまうと仕事が無くなってしまうので「われわれの個別ファンドはインデックスに勝ちます」みたいな銘柄を提示したりしますが、実際勝つのは至難の業らしい。もちろん勝つこともあり、あえて個別株をやる玄人もたくさんいることはいる。

インデックス関連での注意点:

長期的という言葉が生命線。上記のアベノミクス便乗で2年で3倍なんて言うのはブラジルもびっくりのレアケースであり、本来は20年で3倍くらいとおもったほうがよい。

インデックス投資の信頼性を決するものに市場規模があり。楽天証券の「世界時価総額ランキング」によれば、世界最大のニューヨーク証券取引所は時価総額19,490,633百万ドル、世界全体の26%を占めており、東京証券取引所は4,751,890百万ドル、世界比7.21%。これだけの規模があれば、機関投資家が投機アタックで株価を操作しようとしてもそう簡単にはいかないので、上記の「自然な上昇」が実現できる。一方、ブラジルのBOVESPA(サンパウロ証券取引所)に至っては為替変動の激しい新興国の哀しさか、いろいろなソースで全然違う数字になっていたりして?最新とみられる情報でも493,500百万ドルとぜんぜん少なく(出展はhttps://myindex.jp/global_per.php)。これが何を意味するかというと、いくらでも投機筋の餌食となり実物経済とはかけ離れた動きをしてしまうため、インデックス指標ははぜんぜんあてにならない、ということになってしまいます。

それでも、新興国のインデックス指標はアテにならないとわかっていればそれなりに有用です。

たとえばIFIXというのがあり。

IFIXすなわちブラジルリート指標は、440億レアル(100億ドル)、161銘柄が上場しており。上記のBOVESPAが一般の株に対応しているのに比べてリート市場の動きを提示しています。そしてこのIFIXは2018-2019年で35.98%という記録的上昇。IBOVESPAの31.58%を上回りました。

赤が法定基準金利。青がIFIX。株価指標は金利と逆比例することに注目。

そして不動産業界全般(建設、売買等関連企業)の株価指標であるIMOBに至ってはなんと70.6%の暴騰。そしてリート売買をしている投資家の人数は2012年~2017年は年間10万人だったのが、2018、2019の二年間で一気に47万人に激増しました。

ブラジルリート市場における投資家の人数。2018年から2019年の1年で3倍強の爆発的増加。このグラフにめぐりあった皆さん、ブラジルの市場はまだまだ伸びしろがありますよ、なんて悪魔のささやきを送ります。

いっぽう同期間でドルは3.56%上昇。インフレは7.30%(IGPM 指標)。法定金利は6.5%から4.5%へ減少。

ううむ数字ばかりでこんがらかってしまった。

投資家にとって指標や数字と特にその動きがどんな重要性を持つのか?

それは、ずばり!「リートなどで濡れ手に粟の大儲けをする投資判断の裏付けになる」ということなのです。

たとえば、とあるリートFLMA11について。

上記のIFIXの動きをウオッチしていて、かなりのサーマル(上昇乱気流)だな、すなわち

リート投資家の数が激増。株式市場もブルマーケットそのもの。不動産産業は70%の爆発的発展。需要に供給が全く追い付かない事態が発生するぞ!

一方でドル上昇・金利減少。実体経済はまだまだ停滞期だ!

つまり、金利現象に悲鳴を上げ、株に逃げ込もうとする「イワシの群れ(初心者投資家)」が、特定の株に群がり、ファンダメンタルズ(実体経済)に見合わない暴騰を見せるときが来るぞ!

と手ぐすね引いて待ち構えていました。

すると本当に到来し。折しも社会保障改革議会通過直後の2019年10月末の時点において、FLMAというリート銘柄が1か月で144%株価上昇。改革成功を口実にした投機があったな!よし株価がファンダメンタルズ相応に戻る前に売って利益確定だ!

と2日くらいかけて保有株の40%くらい売却。すかさず高配当リートに買い替え年収36万円アップになりました(図の赤丸の時点・金額)

FLMAの2020年1月17日時点、過去6か月間のグラフ

ちなみに、実体経済は沈滞しているのでやっぱり2020年1月時点でFLMAの株価も6か月前の水準に戻っちゃったのでした(図の青丸)。(2020年9月20日追記。コロナ禍で暴落した後、少し戻して3.06となっています)

以前も記載しましたが、経済サイクルというのがあり。

為替や政策金利で、実体経済がどんなかなーというのを大雑把につかめます。でも市場は「噂で買って事実で売る」というように景気を先行するのが常であり。IFIXはじめ指標が示す加熱の兆候も実現にはまだまだですが、今のうちに買うべきは買い、本当に経済成長したときには売り逃げするくらいの覚悟でいる必要があると思います。

「リート?それってなあに?」「ブラジル?そんなのに投資するの?」と、まだ誰も知らないうちに「ボコられている銘柄に投資」するのが秘訣で、新聞やテレビなどマスメディアが「リートが新時代の救世主だ!」なあんて大々的に報道するようになったら、もはや儲ける時期はとっくに過ぎてしまっており。この記事を読んだみなさんは、だまされて(だますつもりもないでしょうが)買ってしまい、暴騰の次に必ず来る暴落の餌食になり破滅する「イワシの群れ(ラットレース)」に入らなくて済むことと思います。

最後に、この記事を読んで、キャピタルゲイン投資に血道を上げようとする若者たちへ一言。「この20年来、ぼくはリートは買うことはあっても売ることは1度(2回に分けましたけど)しかありませんでした。暴騰しようが暴落しようがコツコツ買っていったら資産1億を超えました」

ではでは。。。

Posted by 猫機長