タグ: 都会暮らし

ブログBlog

新型コロナ:誰もが病状急変の危機に晒されていた!

新型コロナ:誰もが病状急変の危機に晒されていた!

リモートワークに巣ごもり。今や全世界の活動がマヒ状態に?ここまでグローバルな緊急事態を巻き起こした新型コロナウイルスとは、どこまで凶悪なのでしょうか。

世に出回っている情報では、感染しても圧倒的に多数の人が無症状あるいは軽症ですみますよ、デングより至死率は低いですよ、となっていますが、それにしては当局の対応などおおげさすぎるんじゃね?と、疑問、そして一抹の不安を感じた人もいると思います。

つまり、事態は本当はもっと深刻なのに、わざと政府は隠しているんじゃ。。。という不安です。

そのうち、感染してしまった人から「ぜんぜん軽くなんかないよ!インフルエンザもびっくり、いたいよくるしいよ、死ぬかと持った」みたいな体験談が語られるようになり。

そして、大なり小なり寝込んだ人たちは、老齢者でもなければ持病もちでもない若くて健康なお兄ちゃんだったりすることも多く。

つまり、政府のいっていることとなんか違うじゃね?という疑惑が広がり。

そして、恐ろしいのは「まあまあ軽症で自宅療養だったのに、突然悪化して、ものの7,8時間で死んじゃった」というケースが明らかになってきたことです。

やっぱり、世界の指導者たちは真実を隠してきたのでしょうか?新型コロナは、実はエボラや鳥インフルエンザみたいに恐ろしい病気なのに、真実を知ってしまった市民が大パニックを起こし、恐慌状態に陥ってしまうのを避けるためにことさら「軽い」と宣伝してきたのでしょうか?

幸い、そうではない、と見立てています。

理由として「コロナウイルスの隠れた凶暴性」の記事に記載した感染症の権威のお医者さんの予測のとおりになっていることを上げることができます。

3月ごろの話ですが、そのお医者さんの所見は

「ウイルス自体の動態としてはそれほど危険とは見られないが、得体が知れない以上は感染しないようにシャットアウトするしかない」

つまり、変異などで凶暴化する前にとにかくおさえこまなきゃ!特効薬やワクチンができるまで医療崩壊をふせがなきゃ!というのが、各国政府の「深刻な対応」につながったものと理解しています。

つまり、「得体が知れなかった」ので、もしエボラみたいだったら?という事態に対する予防が必須だったということだと理解しています。

幸い「知れなかった」と少しづつ過去形になっており。

しかし一方で、「当初考えていたより、相当凶悪だぞ」ということもわかってきたようです。

当初は、変異により「ただの風邪からスペイン風邪」に変化してしまうことが懸念されていたようですが、複数の変種を生み出しながらも、病原体としてはそれほど致命的なものではないことが明らかになってきたようです。

しかし、問題は人間の方にあることがあばかれつつあり。

つまり、COVID19は「サイトカイン症候群」を引きおこすことがわかってきました。

人は、病気になったときに、熱が出たりとか頭痛になったりとかします。これらは「やばいバイ菌(やウイルスなど)が体内に侵入してきたぞ!」と体に知らせる警報装置の役割もしています。

この警報装置すなわち炎症を作り出すものの一つに「サイトカイン」というのがあり。これが適正に生成・分泌されていれば、単なる頭痛とかですむし、発熱などの熱はバイ菌をやっつける武器でもあるのですが、COVID19の場合、サイトカインの異常増幅をもたらすなにかがあるらしい。その「なにか」として「IL-6 アンプの活性化」が判明してきました。

アンプ、つまり増幅器です。一昔前のオーディオフアンならご存知と思いますが、レコードプレーヤーやカセットレコーダーで再生した音源は、そのままでは微小すぎるので「アンプ」につないで、スピーカーを振動させることのできるパワーにまで増幅していました。

アンプ。プレーヤーの微小な音波を増幅した。

 

サイトカインの異常増幅を「サイトカインストーム」といい、ストーム(つまり暴風雨)になってしまうと、すでにCOVID19自体は消滅過程にあるのに、サイトカインの暴走で炎症が一気に拡大してしまい、重篤な肺炎などになり死亡、ということがわかってきたようです。

つまり、サイトカインストームが起こる人、起こらない人があり。発症してからだいたい7日目が炎症というか苦しさのピークであるが、ここで急速に回復する人と、逆に急性増悪に行ってしまう人に分かれる傾向が明らかになってきました。そして、増悪の場合は、サイトカインストーム(だけではないでしょうけど)が大いにかかわっているらしい。

つまり、老人だろうが若者だろうが、持病がなかろうがやせていようが、その人とCOVID19との相性でサイトカインストームになってしまったら、あっという間に悪化して、それこそ「軽症・元気だったのに、急に悪くなり、ものの7,8時間で死亡」

となる危険性はあり、そして「相性がいい悪い」は感染してみなければわからない、ということが明らかになってきた。

こういう状況では、世界各国の政府が大げさにみえるロックダウンなどしてきたのはやはり妥当だったと理解します。

敵を知り己を知れば百戦危うからず、といいますが、これまでは敵つまり新型コロナウイルスをやっつけるためのワクチンやアビガン、レムデシビル、といった薬に血眼になってきた医療部門も、それだけでは片手落ちだったということに気が付き。つまり、自分自身の身体防御システムがサイトカインストームを起こさないように鎮めるということも重要だったということですね。幸い、サイトカインストームはCOVID19以前から知られていた現象で、これを押さえるにはトリシズマブ、サリルマブといった薬がすでに存在しているらしい。ただし、副作用だのなんだので、新型肺炎に対してどのように投射するのか、できるのかについてはまだこれから解明されていくということでしょうが。

なお、重篤化の引き金としては、「血栓」や「T細胞」などほかにもありますが、別の記事にします。でもサイトカインストームが一番やばいらしい。

また、サイトカインとはちょっとアプロ―チがずれますが、「免疫細胞ワクチンによるADEの防止」などの解決策も見え始めているらしい。これも別の記事で探ってみます。

ちなみに、スペイン風邪の第2波つまり一番凶悪だった局面でも、ウイルスよりはサイトカインの過剰反応が原因だったという説も強くなってきているようです。

ちなみに、COVID19に感染した人のうち、20%が重症化し、そのうちのさらに30%が重篤化してしまうとのことで、これが多いか少ないか?でも確率の話というよりは、自分が感染したときにどうなるか、という話だと思います。

それでも、急速に悪化してしまうケースの理由について、有力な情報が明らかになったのは大きな前進だと理解しています。これまで、とにかく呼吸器で酸素を送り込み炎症がなくなるのを待つしかなかったのが、IL6アンプなどを抑制することで炎症そのものを縮小させる望みが出てきた。

いっぽう、感染しない、させないがやはり一番重要ですね。一人一人が巣ごもり、マスク、アルコールや次亜塩素酸などを適切に使って、コロナウイルスに隙を与えないことで、一人の力がみんなの力になり、コロナをやっつけることができると信じています。

ううむこの終わり方ばっかりだな。

ではでは。。。。

*今回記事は実はものすごい学術情報・業界用語あふれるむずかしい文献から、12歳のぼくでも書ける内容に、よくいえば噛み砕き平易に、悪く言えば適当にはしょっています。というわけで、以下のリンクもご覧ください(つまりこの記事の参考資料です)。

https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/1968

https://gan911.com/column/2542/

https://www.asahi.com/articles/ASN5Q4GJ2N5FPLBJ001.html

https://wired.jp/2020/05/24/covid-19-and-t-cells/

Posted by 猫機長
ブログBlog

不動産投資の成功を決める立地。「味割の奥義」とは

不動産投資の成功を決める立地。「味割の奥義」とは

以前の記事で「失敗しない不動産投資」のためには「1に立地2に立地、3,4がなくて5が立地」と書きました。

一方、立地の良しあしを決めるのは「味割の術」だー!とかなり強引に終わってしまったので、今回で説明します。

「味割」は奥義なので、その前の「表の技」現代ふうに言えば表面に現れる一般的なポイントから入る必要があります。

これらのポイントを説明するテキストは、実は「不動産と立地」とぐぐればすぐに出てきます。こんな感じ

◎不動産投資は立地がすべてと言われる理由

◎不動産投資「失敗しない立地」を見極めるコツ

◎マンション経営は立地が9割

などなど。

そして、これらの見出しを持つ記事における「立地の構成要素」は

▽駅からの距離:徒歩X分以内。X+α分で家賃や元本価格はこう減少する、なんてグラフや数値を記載したサイトまであり。

▽商業等施設が近くにあること:これもスーパー、コンビニ、コインランドリー、薬局、学校、病院。。。。と果てしないリストが続き。また、刑務所などが近くにあると減点などこれも精密そのものの分析がなされているようです。

▽騒音がない。「閑静な住宅街が最高」ということでしょうか。いろいろなサイトで「治安の良さ」がここに含まれるようです。

あとひねったのには

▽女性受けのする地区は資産価値の高くなる物件がおおい。なぜなら、商業施設などおしゃれでサービスの良いのが集まり、地区そのものの価値が上がるからだ、

なんてのもあり。

これらはすべて事実です。

というわけで、「よーし上の条件すべてを満たしたタワーマンションを買って賃貸に回すぞー」とやってしまい、あわれ入居率が全然低い割にはメンテナンスコストばかりかかって、損害ばかりになりたたき売って損切り、なんてケースも少なからずあり。

あれれ、レファレンスとなるメディアがこぞって書いているポイントのとおりやったのに、なぜ失敗してしまうんだー!という人が後を絶たないと思います。

理由は実は簡単で「一般論をマニュアル通りになぞっているだけ」だからです。

一般論ですが重要・不可欠なポイントであり、これらが欠けては成功は遠のく、というのは紛れもない事実ではあるですが、単にこれらを表面的にクリアしているだけではだめですよ。その裏にさらに核心に触れる要素があり、これを満たさないとうまくいきませんよ、ということなのです。

核心に触れる要素、ということで、やっと奥義に入ることができました。

全てマニュアル通り、景観も治安も利便性も申し分ないタワマンに投資しても、入居者がすぐいなくなっちゃうだの、なぜ失敗するのか?「タワマンなんてこりごりだー」という元入居者に聞いてみましょう。

いわく:

景観:一日中眺めるものでもなし。すぐに慣れちゃった。景観なんてなくても生きていける。

利便性:駅前5分というのはよかった。でも、こないだの地震で停電してしまい。X階から階段で上り下り。地獄の体力訓練になっちゃった。パーテイールームとか、実は使いもしないのに共益費として莫大な出費がかかるものもあるんです。

スペックに出てこない欠点:それでも低い階に住んでいたから、階段はなんとかなった。でも、なぜか低い階の住人は高い階の人に差別されているんです。。。。。

などなど。特に「スペックに出てこない欠点」に注目してください。

一方、駅前、と言ってもひなびた路面電車の駅前にあるこれまたひなびた中華屋さんのお店の家主さん。20年来滞納知らずの大成功、といったケースを探ってみます。

いわく

うちの店子さんは、たいしてうまくもないぐったりしたラーメンしかない中華屋さんなんだけど、大将とおかみさんがなんかのほほーと気楽に適当に経営していて、そこに行く人は一見さんだろうが常連だろうがなんか居るだけで安心してしまい。なんか幸せだなーの雰囲気があるので思わず通っていたら20年の常連になっちゃた、と大家さん自ら店子さんのお客さんになっちゃったらしい。

これが奥義です。

つまり、失敗するのは、投資する側、賃貸をオファーする側の視点でしかアプローチができていないため、入居者同士で差別してギスギスするような物件を買ってしまうのです。

うまくいく物件の最大の要素は「住んだ人が幸せだなーとなるかどうか」です。ひなびた中華屋でも、そこにほわほわと人が集まり、家賃以上の利益が継続的に発生していれば20年でも30年でも継続して維持発展してゆくのです。

つまり、不動産投資の成否を決するのは、貸す側、オファーする側ではなく、借りる側、お客さんにあったのです。

お客さんのニーズを常時的確に満たす技術のことを「味割の術」と言います。料理人の世界の言葉で、お客さんの好みを一瞬で察知し、お客さんが幸せだなーとなる料理を出す技術のことです。

おいしいだけでは足りないのです。言い方を変えれば、たいしておいしくなくても(まずいのはだめ)、幸せだなーとお客さんが来てくれるようになればそれでよいのです。

ひなびた物件ですが、居住用に購入し、その後賃貸に回し、

最後は売却。資産1億の達成に貢献しました(分譲個室)

同じように賃貸マンション投資でも、表面だけ立地が良いように見えても、住む人が不幸を感じるような住居では借りる人がいなくなってしまいます。お化け屋敷じゃ住む人はいないけれど、多少ひなびていても、かえって安心だなー、と人が集まってくるような物件を見つける必要があるのです。

さて、「幸せ」という、つかみどころのない恐ろしい言葉が出てきてしまいました。幸せなんて人それぞれじゃないの?「住んだ人が幸せになる」なんてそんな物件はどうやって見つけたらいいんだー!

そうなのです。結局、幸福ってなんだ?という所に行き付いてしまうのです。

でも、ちゃんと「だれにでも通用する幸福の定義」を提示してくれている人たちがいます。姓名判断の学派の人たちです(浅野派、かと思ったら現在は樹門流という人たちが提唱しているようです)。

占い師なので、幸せになる、ならないを見極めるのが仕事。その基本の基本が「どんなお客さんにも通用する幸せの定義」で、

―健康

―お金

―愛情(友情や人間関係含む)

この3つということだそうです。

お客さんによっては「友達なんていらない、お金が欲しい」という人もいるらしく、そういう人生を歩む姓名を編み出して改名ないしは命名(赤ちゃん)を勧めるらしい。信じるかどうかはその人次第。

つまり、不動産投資で成功するためには、幸不幸とは何か、そしてそれを決する運命とは?という恐ろしく定性的なファクターについて考察する必要があるのですが、上記のとおりそういうことを専門にした学問がすでに存在しています。

すなわち西洋占星術であったり、紫微斗数であったり。

いかがわしい占い、ととらえるのではなく、幸不幸の解明・説明・定義、そして千差万別な人々の性格や資質を分析した恐るべきビッグデータとしてとらえるべきと理解(でもかえって占い師の人は嫌がるとらえ方かもしれません。ははは)。

そして、その解明・説明・分析手法は不動産の購入にも参考になると理解します。

でもこの話はまた別にします。とりあえずは料理人の「味割の術」についての記事を読んでいただき「お客さんのニーズを的確につかむ」不動産の投資のご参考にしていただければ、ということで今回終わりにします。

現物不動産やリートによるインカムゲインで飛行機用のハンガー(格納庫)

を購入。別荘としても使っています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

ワクチン:新型コロナ収束の切り札になりえるのか?

ワクチン:新型コロナ収束の切り札になりえるのか?

新型肺炎が世界に広がって、すでに半年になろうとしています。

複数の国で医療崩壊や、経済が打撃を受け、治安の問題なども発生。

ニューヨークでの惨状を訴える動画。(ちょっと古いように見えて、まだまだ新しい情報です)https://www.youtube.com/watch?v=kRr_j2dq4lE&feature=youtu.be(外部リンク)

その後ロックダウンないしは類似の外出規制・自粛が定着しだし、発信源のアジアや、その次に波及したヨーロッパではピークは過ぎたかに見えますが、中国や韓国ですでに再発が始っています。でも、いまだ第一波の余韻であり、さらに凶暴な第二波が懸念されています。

つまり、6か月たってもなお新型コロナ根絶は遠いという状況である。

世界中の政府がじゃぶじゃぶ資金をつぎ込んで解決策を模索しています。識者などによると、やはり治療薬より、ワクチンが決め手となるらしい。

したがって、有効なワクチンがいつ開発されるか、というか、いつ市井の人々にいきわたるかがカギとなっている。

そして、その時期はいつか?が世界の人たちの文字通り生死をにぎる重要な情報となっています。というわけで、連日新聞など「年末市場投入」「7月治験開始」「9月にも実用化」などと威勢のいい情報もあれば「本来は10年から15年はかかる」なんてのもあったりします。ははは

どれがほんとの情報なのか?いまやトランプ大統領もしのぐ「時の人」となったファウチ国立アレルギー感染症研究センター長や、こういう局面で世界をリードするWHOからは、なんら具体的な情報発信はなし。まあ世界のトップレファレンスだけに、めったなことはいえない、ということなのでしょう。

では、9月なのか1年先なのか10年なのか?わからないままに、終わりのない、報われるかもわからない予防努力が延々とつづくのか?

いえいえ意外なところで、「あっきたきた!」とわかるツールがあるのです。

それが、金融市場です。

もっと正確には、金融市場のグラフです。

現時点でのグラフはこんな感じ(ブラジルBOVESPA、でもアメリカの動きに追随しています)

出展:https://www.clubedospoupadores.com/acoes/recuperacao-bolsa.html

①が魔の3月18日、大暴落。ほとんど1,2日で②の谷底に転げ落ち、でもパニックが去ったら③まで回復、となっています。

でも②から③の回復は、実は現地市場の通貨レアルがドルに対して暴落した分がはねかえっているだけ(極論です)なので、実際は①から②Bに落ち込み、そのまま見事にL字で停滞しています。

まさに、「良くなっているように見えて展望が見えない」停滞状況をそのまま表している。

さて、医療部門の権威とかは、部門内のインタレストなどもあり、はっきりとワクチンの実用時期について言えないし、そもそもわからないというのもある。でも、それは「医療」という面からの見かたです。

もっとえげつない「金儲け」という見方で動いている市場は、血眼で情報を探っている無数の投資家の「生きたビッグデータ」が毎秒更新されている世界であり。「ワクチンきたー!」という情報をいち早く察知し、誰よりも早く「瀕死で暴落したままの株をぬれ手に粟で買いまくるぞー!」となり。その結果、L字の停滞からぎゅーんと回復が始ります。

その時がワクチン実用化がはじまったということになります。

血も涙もない経済指標なので、へたなバイアスがかからないのはいいのですが、一方経済(しかもマネーゲーム)からのアプローチなので、かえって重要な部分を見落とす可能性もあり。

実態経済と、それ以前に医療・生物学的に恐るべきポイントがあります。

まずは生物学的なポイント。

つまり「ワクチンは本当に新型コロナを抑制できるのか」ということです。

以前も書きましたが、新型コロナウイルスはいまだ解明しきれず、解明されるに従ってなかなか気難しい、御しがたいウイルスであることが明らかになってきています。「抗体依存性感染増強(ADE)」という性質をもっているらしい。簡単に説明すると、ワクチンなどで抗体を持っていても、その抗体を引き金にしてさらに凶暴化してしまう可能性があるあらしい。凶暴化を抑え込めるワクチンをつくるか?そんなワクチンなんて作れないよ。COVID19は数あるワクチン開発不能なウイルスの一つだね、なんてなる可能性もあるのです。この辺は「抗体と免疫:新型肺炎の重症化を分ける鍵とは」の記事で書いたので、ご参考にどうぞ。

つまり、市場はあくまで「ワクチン開発」を経済面からの指標とするだけなので、そのあと「実は使い物になりませんでした」という事態になるかなんて「我存ぜず」で突っ走ってしまいます。なので、上記のとおりぐわーんと市場が上がっても、単なるフェイクかどうか確認する必要あり(でも重要な契機が来た、ということだけでもわかる貴重なシグナルになります)。

実体経済の面からは、「需要と供給」がカギになります。

コロナショックは、天変地異で農業生産が壊滅したのでもなければ、空襲で工業施設が壊滅したのでもなく。世界同時的ではあるが、あくまで稼働を一時的にストップしただけである。供給はストップしたが、流通は続いており、ストックが維持している間は需要は悠々と満たせており、事実マスクだのは除きスーパーなどには物資が豊富に並んでいます。

つまり、一時的に供給がストップしても、需要に打撃が来なければなんとかなる。むしろ、スタグフレーションに悩む経済局面の打開などに有益になることさえありうる。中国がちゃっかりこの局面を利用したかどうか。

問題は、ちゃっかり利用したつもりになって、実は自分の手に負えないウイルスをまき散らしていたのではないかということです。つまり、せいぜい1,2か月であれば、自転車操業の零細企業が打撃を受ける程度(といっても打撃を受ける人にはたまったものではありませんが)なので、「10万円」始め緊急的なバラまきで何とかしのぐこともできる。しかし、ぜんぜん手に負えないウイルスで、5か月、6か月と生産停止が続くと、こんどは生産の担い手である大規模企業が「大規模リストラ」を始め。職を失った人たちは「欲しくても買えない」つまり需要が長期にわたる大打撃を受けてしまう。

需要がなければいくら供給しても売れないわけで。生産者側はますます首切りに走る、という悪循環が懸念されます。

この場合は、「ワクチン発見」で一時期上昇した市場も、2番底に向けて墜落となります。そうなったときにどうするか?は「暴落市場を利用して所得を増加する方法」に書きましたので、そちらをご参照ください。一言で言っておくと、大暴落時は「買え(暴落後1か月後の市場)」。長期停滞かつデフレの共振がつづくなら「キャッシュ・イズ・キング」と書いておきます(ただし自己責任ですよ)。

情け無用の欲望渦巻く金融市場。保健・安全保障・経済と

世界のあらゆる趨勢が容赦なく数値に反映されます。

そろそろ結論です。

ワクチンがいつできるか、の以前に、ワクチンが効かないかもしれない?という状況で、どうしたらいいのか?

それは、この文章を書いているぼく、そして読んでいる読者みんなが「客観的な情報」つまり「ものになるワクチンが必要だよ!」という知識をもつところからスタートし、隣の薬局のおっちゃん、製薬会社につとめている親戚のにいちゃん、ラーメン屋の屋台でよく合うの厚生省のお役人の人などに、国民一人一人が正確に状況を把握しており、その解決が必要ですよ、という働きかけ(あくまで雑談程度、はげましです)をするとともに、パチンコ屋や競馬はやめて、巣ごもりをきっちり(必要至急の外出はすること)実行して、一人の力がみんなの力になってゆき、人類の智慧がウイルスを制することになると信じています。

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

新型コロナ。在宅勤務であばかれた会社の実態

新型コロナ。在宅勤務であばかれた会社の実態

在宅勤務も定着し、いろいろプラスマイナスが言われています。

プラス面

◎地獄の満員電車・通勤がなくなった

◎余計な同僚との会話、特に上司との面倒なやりとりがなくなる(ダイヤモンド・オンライン)。

◎会議にしても、いちいち移動に係る時間が不要になり、エチケットとして前もって通知は言うまでもないが、いつでもどこでもスマホでできるようになった。これでかえって連絡が密になった。

マイナス面

●リモートワークに必須のコンピュータ操作が大変。ただし一度修得してしまえばマイナスではなくなる。

●一日中家族と一緒で、かえっていがみ合いが生まれた。ははは

●独り身で、ウサギ小屋の独房に引きこもりになり、鬱になった。しくしく

要注意な一面

●上司とのカラオケや飲み会、ゴルフやマージャンがなくなった

など。

しかし、プラスマイナス以前の厳然たる事実は

◎一か所のオフィスに集まって仕事をするスタイルには無駄が多い。今やテレビ電話もスマホで簡単にできる時代であり、外にいても会社のデスクトップを操作することが可能である。(artconsultant.yokohama)

であり。

上記Artconsultant社調べの情報では、リモートワーク移行により、オフィススペース削減など経済効果は米国で「年間で1000万ドルから1500万ドルの経費削減ができる」。

金額の多寡より、要すればリモートワークの方が効率的・効果的という事実が明確になってきたということである。

介護施設の人とか、看護師、工場のワーカーとか、AIではなく肉弾で仕事をする人は別になりますが、フツーの会社員だと、会社に来たらまず「自分の机のコンピュータ」を開き、本社や上司からのメール指示、仕事相手との連絡、各プロジェクトの進捗や支払いはじめ経理作業など、会社の自社ソフト・プログラムで、サーバーコンピュータにより各社員間(関係部署間)がつながっているので、この「机の上のコンピュータ」ですべて完結しているのです。

つまり、「机の上」の「机」が、オフィスだろうが、出張先のホテルだろうが、自宅のちゃぶ台だろうが実は関係なくなっているのである。

「机の上のコンピュータ」を社員に渡すかどうか、という会社側にとっては自らの存続を脅かす判断について、どのように会社が向き合っているのでしょうか。

ぼくは、「社員が会社のデスクトップを自宅に持ちだすことをかたくなに拒む会社」を知っています。ただし、(推測ですが)悪意はなく、単に世界中に散らばった支店の無数のデスクトップが会社の外に出てゆき、盗難やハッキングなどにあったらどうしよう、という恐怖のなせるわざだと理解しています。わりかしワールドワイドのでかい会社で、「大男総身に知恵が回りかね」ですね。。。

一方、悪意そのもので「かたくなに拒む」ケースもあり得ます。このケースが、現在の「1億総社畜化」を雄弁に物語っています。

そもそも会社の存在意義とは何でしょうか。

いろいろの中でわかりやすい説明に「会社は、出資(労働なり資本なり)から生じる利益を分配するために、共同事業に財産又は労務を提供することを契約により合意する2名又は数名の者によって、設立される。(フランス法・Wikipedia)」があり。

ここで、会社の2つの特性が生まれます。

1)人の集まる場所としての会社。集落。つまり「ムラ」です。「全員一丸となって」「汗をかいて」同じ方向を向いている人たちの集まる場所。一方で、うっかりよそ見をしてしまった人には、オフィスリトリート(つまり日勤教育)などで軌道修正のムチが待っています。もしあなたの会社が「カジュアルデー」でみんなと違う服装になっていないか戦々恐々と探り合う、というのであれば、「ムラ」タイプの会社にいるということです。

2)収益、利益を出すための組織としての会社。こちらは一定の成果品を出すためにいろいろな部署の人たちが知識を出し合う組織。人事の鈴木さん、経理の安倍さん、営業の大平さん、システムの中曽根さん、などがそれぞれの担当業務をこなして組織が給料を生みつつ回っていくことが主目的となっています。そのためであれば、クラウドなり、リモートなりなんでもいいじゃん、というタイプの会社で、上記のArtconsultant社が情報収集した2017年、つまりコロナ禍以前からこうした会社が生まれていたということですね。。。。

すでにお分かりかと思いますが、日本の会社は圧倒的に1)タイプです。「みんないっしょ」、くどいですが「みんな」と「いっしょ」がないと成り立たないので、とにかく「集団行動が生命線」。

戦後60年代のマンパワー集約型の輸出産業において「全員が一糸乱れず機械のごとく作動する」日本企業が恐るべき競争力を発揮したことは異論ないと思います。ただし、今後はどうか。

ムラ型の会社は、あらゆる場面で「3密」を求めます。社員の一人一人が自分の考えをもってしまうと「全員一丸で会社の言う通り汗をかく」ことができなくなってしまうので、まずは朝礼での「会長のお言葉を復唱」から始まり、大部屋で管理職も一般社員も押し合いへし合い、ランチも一緒。アフターファイブは残業組と新聞でも読みながらつきあうグループが日替わりで交代し、そろそろ引け時だ、となるとなぜか会社の経費で買ったカラオケセットを持ちだして歌いだす。うまいへたも序列が決まっていて、だいたい何人目で歌を小休止して面白芸(かくし芸)をやりましょう、と予定調和が続き。さあ会社を出たらこんどは居酒屋で。。。。と家に帰って来ても、ろくろく寝る間もなく、服を着替えてまた出社、という要するに「会社しかない」状況に誘導されています。

こういう会社は「仕事に決定的な重要性を持つツール(コンピュータ)」を社員に渡し、自宅に解放することはかたくなに拒みます。新型肺炎で、いやいや在宅勤務を許可したけれど、肝心の仕事の必須ツールはわたさず「各個人の自宅のパソコンを会社のシステムにあわせろ」となっています。昔の内務班(軍隊)で「貴様ら自分の体を服に合わせろ(ファッション)」と言っていたのと同じかもしれません。

私用パソコンではシステムへのアクセスなど限りがあるので、結局「自己申告で」出社する日も増えていったりします。自宅にいる日でも、連日「リモート飲み会」となり、こんどは画面にうつる自宅の背景がみんなと違ったら。。。と背景がうまく隠れるソフトなどを必死で導入する羽目になります。

たまらず「やっぱり自宅勤務なんてだめだあ!すべてそろっている会社でみんなと一緒にさせてくれえええ!」と叫ぶ人もいるようですが、はっきり言って社畜になっていないか考えた方がいいと思います。。。。

リモートワーク・自宅勤務は、労働と収入を見直す重要なきっかけかつ進歩だと理解しています。すべて自宅で分散して、とも行かず、マザーコンピュータとして機能する物理的な会社は存在し、週のうち1回か2回はアクセスのため出社。ソーシャルディスタンスの維持のため会社自体は実は閑散としており、また各分野の個人がパートナーシップを結ぶのが会社なので、つながりも横方向のフラットなものとなり「上司が馬と言えば鹿でも馬という会社」はなくなっていくと考えます。そのためには、フラットでつながる各個人の自覚が必須だとはおもいますが。。。。

ではでは。

Posted by 猫機長
ブログBlog

在宅勤務とファッション:減点社会の生き残り法

在宅勤務とファッション:減点社会の生き残り法

テレワークも世界中で定着し、毎朝出勤のためにスーツだ、ネクタイだ!と大騒ぎしていた日々も遠い昔になりつつあり。ビデオ会議などではあわてて服装をととのえる日々。

素敵女子ミュウさんブログ(外部リンク)から抜粋させていただきました

そんな「非日常が日常化」した現状の中で、服装って、いったいなんだ?とふりかえるファッション考、いってみます。

コロナ禍前のはなしですが、マネーポストWEB で「カジュアルな服装でOKでも… ビジネスマンが語るスーツのメリット」という記事あり。例によってネタバレしないため要点だけですが、

「以前は職場だけでなく、客先でも自由な服装をしていた。しかし最近、スーツを着ることによるメリットが大きい」

「しばらくはジャケット、シャツ、パンツの組み合わせを考えるのが新鮮で、楽しみでもありました。でもだんだん、毎朝のコーディネートで悩むように。組み合わせをあまり考えずに済むスーツに戻りました。」

「スーツを着ることによって、決して『損する』ことはありません。世の中が変わろうとも、スーツがビジネスシーンの”正装”であることは変わらない。スーツでないことがNGになることがあっても、着ていることがマイナスになることはない。世間一般の常識に沿って考えるなら、選ばない理由はないと思います」

などあり。①は単に周囲がスーツ社会なのでそれに合わせているという常識的な発想。②については、OLでも「制服のある会社のほうがいい」という意見があるくらいで、要は仕事場に行くのにいちいちコーディネートなんて考えるがめんどい、というこれも至極まっとうな意見。

問題は③。「マイナスになることはない」という減点思考が健全なリスクテイクを阻害していないでしょうか。「金投資の大鬼」豊島逸夫さんもコラムで何度か「きょうびの日本企業はコンプライアンス偏重で身動きが取れない」というような記載をしており、ブラジルにやってくる日本企業も、個人的見解ですが「なんか成果より規則順守みたいなかんじだなー」好対照が中国で「人の都合も考えず、ずけずけ土足で上がり込み好き勝手に荒らしまわる」感じ。

なぜこうなるのかというと、デフレだ、マイナス金利だ、といいつつも日本経済は腐っても鯛で、日本企業で正社員になれた人は、ミスさえしなければとりあえず現状の雇用と賃金は確保される。中国企業のように冒険に冒険を重ね、とにかく利益を出さない限り明日の会社の存続はない、という切迫感がないため、おのずからミス回避・現状維持に傾き「逃げの仕事(労働と報酬)」になってしまい。「スーツは着ていてマイナスになることはない」という消極的な理由でしかスーツを着ることができなくなってしまうのです。

塩野七海さんの「男たちへ」だったか?(間違えていたらごめんなさい)に、スーツでもイギリス人の着方とイタリア人の着方が違い、それぞれ主張があるとの記載があり。読んでへえー!と感心しました。日本はスーツで自分の個性を主張すると村八分にされてしまうのか?スーツを着て組織に溶け込むみたいなかんじで、欧米とは逆になっています。(でもこういう「溶け込む」は軍服の発想で、実はかなりやばいと思います)。

そういうぼくもスーツで出勤していますが、一応「市民的な安物であるが、飽きがこない原始的なデザインで、丈夫で死なない」要するに「かぶと虫みたいなスーツ」を着ることを目指しています。

かぶと虫。実用一点張りのすがたかたちですが、「究極・至高のデザインだ!」

とイタリアの著名デザイナーであるピニンファリーナをうならせた。

「スーツかカジュアルか」ではなく、「スーツならスーツ、カジュアルならカジュアルで自分で納得して(尋牛)着ているか」が重要と理解します。とある会社で「いつもと違った発想で仕事しましょう」みたいなキャッチコピーで「水曜日はカジュアルデー」などと強制したりしますが、スーツは堅苦しい、カジュアルは自由、みたいな白痴化したステレオタイプの解釈を社員に押しつけようという狙いがあるとしか思えません。でもカジュアルの基準がものすごく精緻に決められており、実質は軍服(制服)になっていたりして?

こうした画一化した価値観、破断基準を「コンプライアンス」と規定して、結局は立場の弱い人を追い詰めるパワーハラスメントのための錦の御旗(カエル)になっていないでしょうか。せっかく正社員になったのに追い詰められてたまるか、と会社の言うままにある時は「スーツ」、ある時は「カジュアル」と、本当の自分とはかけ離れた装いでモンスター上司他の目を躱している、なんてまるで売春婦の人が厚化粧して素顔が分からないようにしているのと同じですね、ははは。

スーツつながりでネクタイについて。「ネクタイは人に対する大切な尊敬の表現の一つであり、少なくとも仕事という錦の御旗の象徴として人を威圧するツールではありません。もちろん和やかな(第10図)お酒の席であればネクタイは普通にしていて何らおかしくはなく、ハチマキみたいに頭に巻いて踊り狂うというのは日本以外では認められない12歳の未熟児の行う行為です。週日の夜のデートでは、スーツ、ネクタイが女性に対する敬意の表明になり、もちろんネクタイでデートします」。

おっと、この記事のお題は「生き残り法」なのでコメント追加。「勤め先が日本株式会社のときは踊り狂いましょう」ははは

でも、何も考えずに踊り狂うのではなく、踊り狂う私は誰?と考えながら踊りましょう。これがと殺(ラットレース)されずに生き残る方法です。なあんて。

ファッションつながりで、世界の名機DC3というのがあり。1930年代の飛行機ですが、世界のベストセラーとなり、現在でもターボプロップ化して飛んでいるというすごい飛行機(進化した魂)です。そして、DC3は世界中のエアラインの文字通りカラーを反映した色とりどりの塗装をしており。まさにこの塗装が、個性を主張するファッションになっています。

でも、それは民間機の話で、軍用の第一線機になると、一様に緑や茶色の保護色となり、国籍マークがないと日本なのかアメリカなのかわからなくなってしまっています。

出展:零式輸送機はbr.pinterest.compin571957221400974376、その他はAirlines.net

この保護色ですが、単に地形に溶け込む、というだけではなく、それ以上に軍という集団絶対の組織に強制的に個性を埋没・抹殺させるという意味が強いと理解しています。

といって、アメリカになると「そもそも軍服なんて存在しない」。「軍にサービスを提供する民間人が、サービス中に着る作業着が軍服」であり、フライトジャケットになると、トップガンのトム・クルーズみたいに、軍のパイロットもファッションとして着ているし、飛行機操縦にぴったり、使い勝手のいいファッションになるジャケット、ということで民間のパイロットもフツーに着ています。

出展:「カブのイサキ」芦奈野ひとし著

新旧フライトジャケット。ぼくは茶色のA2ジャケット派です。

で、アメリカの「第一線軍用機」を見ると、上の輸送機みたいに、防御上仕方なくという場合を除いてこんな感じ

出展:https://www.pinterest.jp/pin/693272936359870122/

思い切り私物化しています。。。。

ちなみに、「上層部は黙認していた」そうですが、怒られないように、隠れて。。。なんてやっていたらこんな手の込んだ絵は描けません。もちろん奨励してはいないでしょうが。「あくまで個性が上。個人が集団の上。民間が軍の上。」ということで「ナチやジャップとはちがうぞ」という主張があったのだと思います。

でも、女のことしか考えないのだろうか。。。。。ははは

さて、下の写真はどちらが軍服で、どちらが私服なのだろうか?

出展:フラジャケの人たちはhttps://jamingu.com/entry/flight-jacket-syurui/。日本の写真は無料写真素材写真AC

でも、日本は北朝鮮ではないので、「軍服でさえ私服にしちゃう」そんな自由な市民国家にいつか進化できると思っています。

最後に、職場でネクタイをしなくなり、スリッパをはいた人たちが多くなると会社はつぶれるそうですが、その話はまた別の機会にとさせていただきます。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
ブログBlog

抗体と免疫:新型肺炎の重症化を分ける鍵とは

抗体と免疫:新型肺炎の重症化を分ける鍵とは

さて、前回では「集団免疫」の獲得が新型コロナウイルスの蔓延を防ぐ唯一の手立てであることを書きました。

そして、集団免疫の達成は、ウイルスを撃退できる抗体をいかに人口の大多数(諸説あるが80%くらい)が獲得できるかにかかっています。

というわけで、識者の考察から市井の人々の単なる想像も含んで、多数の議論が交わされています。

◎とにかくどんどん感染して、軽症で直しちゃった方がいい。そうすれば人口の80%にとにかく早く達し、するずると感染動態を長引かせるよりましだ

◎医療崩壊はダメ!絶対!感染者数の爆発をあらゆる手段で防がなければならない。時間はかかっても集団免疫は獲得される。

この両極端の間に無数の選択肢が議論されているのですが、そのすべては、いかに集団免疫を達成するかを目標・根本としています。

では、集団免疫が達成されれば新型肺炎の流行は阻止できるのでしょうか。

実は、できない、というショッキングな事実が明らかになってきました。

すみません、正確に言えば「集団免疫が達成できれば阻止できるが、そもそも集団免疫が達成できるかがあやしい」です。

免疫があれば病気にはかかりません。

免疫の基礎となるのは抗体です。

というわけで、ふつーの感染症であれば、抗体があれば免疫がつくられる、ので、例えば結核への対応(予防)としてBCG注射で抗体を作ります。

問題は、COVID19があまりフツーでない挙動をしていることが明らかになってきたことにあります。

COVID19だけ、ということではなく、SARSなど複数のウイルスにもみられることだそうなのですが、COVID19は「抗体に対する反応がまちまち」という恐ろしい性質が確認されてきました。つまり

◎新型コロナでも抗体が高い人に重症化例の報告が複数でてきた

◎抗体検査で抗体があっても免疫として機能しない可能性がある

など。

つまり、抗体が「中途半端・不完全」あるいは「過剰」に作用して、抗体がない人だったら自覚症状もないままにウイルスが抜けていっちゃうはずが、抗体があったばっかりにウイルスとの過剰反応を引き起こし劇症化してしまった、という実例がすでに発生しているらしい。

抗体よりも、ウイルスの方が変異を重ねて、抗体を凶悪化の引き金とするような変化を遂げてしまっているのかもしれません。

ここまでくると、以前「コロナウイルスの隠れた凶暴性」で引用した感染症の権威であるお医者さんの言葉に今更ながら回帰しているとの印象をぬぐえません。詳しくはこの記事を読んでいただくとして、ポイントは

「変異が怖いから、拡散する前に封じ込めること」

「一旦コロナに感染して、なおった、という人でも再び症状があらわれているケースが最もやばくて、これは単にウイルスが残っていて再び勢いを盛り返しただけか、あるいは人の免疫システムをウイルスが学んで、この免疫システムに耐性のある新たなウイルスに変化しつつあるのか、などが全く分からない」

につきると思います。

でもすでに世界中に拡散していますよね。この文章を読んでいる人、書いているぼくも、感染していないとは言い切れない状況だと思います。

もう一つ、スペイン風邪の例を見る通り、2回目の流行が一番凶悪となることが予期されます。この場合、すでに感染して抗体を持っていた方がよいのか、関係ないのか、抗体がないほうが感染しても軽微で済むのか全く分からない状況です。

ではどうするのか?

1-巣ごもり、手洗い、ドアノブや靴の洗浄で新たな侵入をシャットアウト

2-体調を整え、ワクチン(予防)あるいは特効薬(治療)の出現を待つ

しかないし、実はこれができれば十分だったりします。

パチンコとか飲み会とかに行かなければよいのです。買い物は買い占めにならない範囲で回数をセーブしましょう。

いまだ得体のしれない新型コロナ肺炎のウイルスが蔓延する飲み会や会社の行事に「7-8時間で急に悪化、死んじゃった」という病気になることを覚悟で参加するのか、あるいは参加強要する会社をハラスメントで訴えるか。いずれも苦汁の選択ですね。。。。

さて、新型コロナの場合、集団免疫が「達成されたとしてもそれで解決と言えない症例が多数発生する」ことを見込んだうえで、やはりワクチンには期待すべきと理解します。そして、クロロキン、レムデシビル、血液凝固防止剤など、関係あるのか?民間療法レベルから、本物の特効薬が開発されるまで、感染しようが、何度再発しようが生き抜くぞー!の覚悟が必要ですね。

人類の英知がウイルスの全貌を解明する日はそう遠くないと考えています。それまでウイルスとの攻め合いに負けないよう集中を維持して、みんなでのりきろう!(最後は剣道用語になっちゃいました、おそまつさま)

Posted by 猫機長
ブログBlog

集団免疫:新型肺炎収束が日本では困難な理由

集団免疫:新型肺炎収束が日本では困難な理由

今年(2020)初頭から中国、欧州、米国に伝播して猛威を振るっている新型コロナ。現在は「水平完全隔離」つまり老若男女問わず国民全体が巣ごもりのロックダウンが世界の国々でスタンダードとして定着しています。ちなみに、この対照となる「垂直隔離」は、老人や持病のある人など、リスクグループだけを隔離する方策のことです。

このスタンダード定着まで紆余曲折あり。いろいろな国の対応の結果を見れば、水平隔離が唯一の方策であることが見えてくると理解します。

たとえば

◎中国:当初は知らんぷりだったが、一転して武漢を厳格な封鎖に処した。

◎イタリア、スペイン、フランス:感染爆発が先に来てしまった。たまらずロックダウン。

◎米国:ニューヨークで感染爆発。たまらずロックダウン。

◎英国:都市封鎖なし、イベント、コンサートなど自由で、移動制限をしないソフト路線だったが、3月中旬に感染爆発しロックダウンへ移行。

◎スウェーデン:英国と同様都市封鎖しないソフト路線だが、感染爆発しつつある。

さて、封鎖をした国しなかった国のそれぞれの理由は、そして、封鎖しか道はないとなったその理由は?

経済・保健・治安と安全保障などいろいろなファクターが絡みあい複雑に見えますが、結局封鎖の如何を決するのは一つのキーポイントに収れんされることが明確になってきました。

そのキーポイント、キーワードが「集団免疫」です。

集団免疫というのは、ある一定の数の人々がウイルスに対する免疫を獲得すれば、ウイルスは免疫のある人には罹患できないし、免疫のある人からはだれにも感染しないので、免疫のない人にウイルスが届かなくなる、という状態です。

さて、その「一定の数の人々」って何人?これはウイルスが「死なない」うちに、一人の人から何人に感染する能力があるかによるらしいが、COVID19の場合は人口の80%が免疫を持つ必要があるらしい。ちなみに、はしかの場合は95%だそうです。

集団免疫の獲得法はおおざっぱに2つ。一つ目は、ワクチン接種。二つ目は、感染し、自分の体で免疫を作った人が増えていくこと。

ワクチン接種は現時点で事実上不可能です。来年の今頃は可能となっていることを祈っています。

ここで、水平隔離と垂直隔離の議論が起こります。

いくら水平隔離でシャットアウトしようとしても、感染の上昇カーブは穏やかながら続いていき、結局隔離しようがしまいが最終的な感染者数は変わらないらしい。

コロナウイルスの感染カーブ。左が垂直隔離ないしは隔離せず、右が徹底した

水平隔離の場合。右は医療崩壊は防げますが、感染者数は結局どの場合でも

同じになる。(画像出展:日経ビジネス)

隔離しない(あるいは垂直隔離)の場合、一時期に感染が爆発するので、医療崩壊すなわち入院できない、アテンドしてもらえない人の数が爆発的に発生増加し、哀れ救えるはずの命が大量に消えてしまう。では水平隔離の場合はどうかというと、ぎりぎり医療崩壊にならない程度の患者数が長期に出続け、いつまでたっても収束に向かわない、ということがあります。

収束までに時間がかかればかかる分経済活動は停止した期間が増えるわけで、ではとっとと封鎖をやめて経済再開、とやってしまうと医療崩壊により多数の人命が失われます。

さらにいえば、いずれの隔離方法が最も人類の安全に寄与するか、についてもう一つ重要な「変異」というファクターがあります。この変異については

◎垂直隔離で一時に爆発的な増加を許したら、その激増の過程で劇症化への変異をうながしてしまうぞ!という意見もあれば

◎水平的隔離でいつまでもだらだら収束しなければ、それだけ変異して劇症化する時間をウイルスに与えてしまうぞ!という意見もあります。

どちらが正しいかはいまだ不明です。

そして、こういったパンデミックは、一度流行しただけでは収まらないことがおおく。第2波、第3波までは覚悟する必要がある、という識者もいます。

スペイン風邪は3波まであり、有名な悪性のやつは第2波だった。新型コロナも第2波への過程で劇症化が懸念されます。

第1波で免疫を持った人が、第2波の変異型にも免疫が通用するかどうか?など懸念は尽きず。

ウイルスは細菌と違いワクチン製造が難しいそうで、これも懸念材料です。

ただ、世界的なパンデミックであるだけにワクチンなどの製造も世界の国家権力が民間にじゃぶじゃぶ支援を開始し始めており、遅かれ早かれ、第2波以降にも対応できるワクチンが生まれることを期待しています。そのワクチンがあれば一番確実かつ安全、迅速に集団免疫を確立できると理解しています。

ワクチンのない現段階では、すなおに人命を優先したのが水平的隔離。イギリスやスウェーデンは、垂直でもなんとかなるか、と見切り発車して見事失敗した、というのが実情でしょうか。

笑えないギャグではブラジル大統領の「みかん船戦略」があり、でも日本の戦略と似ているかもしれません。どう似ているかとか、詳しくは同記事をどうぞ。

さて、日本の場合がとても心配です。

緊急事態宣言だ、と言っておきながら、その後数日たってもパチンコ屋の前に行列ができている。

パチンコ店の行列(出展:© AERA dot.)

欧米人の場合、規則すなわちスタンダードは明確であり、例えば1+1は必ず2です。でも日本人には、その場の空気で2なり3なりに変化し、その場の空気で2.23となっているものをうっかり2.26となど言おうものなら、たちまち「空気が読めないやつ」と村八分になります。日本では、巣ごもりの人も花見に行く人もそれぞれが属するクラスターの空気に従っているだけだと思いますが、しかしこの玉虫色に変化するスタンダードが大惨事を招く可能性があります。

日本の政治家がいう「巣ごもりをお勧めします」というこれまた煮え切らない玉虫色の勧告に踊らされることなく、世界で日本に先駆けて起こっている参事を参考にして、徹底した巣ごもりを実行すべきと考えます。

こんな状況で、集団免疫は日本では得られるのでしょうか。

集団免疫自体は得られます。これは生物学的な必然だからです。

問題は、集団免疫が達成されたときの国民の医療・経済状況です。

なあなあの封鎖がだらだら続くと、「垂直的封鎖」のあおりで国民の健康が崩壊している国、あるいは「水平的封鎖」のため経済が恐慌になってっしまった国のどちらにも入らず、「どっちつかずの封鎖」のために国民の健康も経済もどちらも大打撃を受けた国になってしまう可能性があるということです。

けっして恐怖をあおるつもりはありません。今日本の人に必要なのは「みんなが」外出しているから、あるいは巣ごもりしているから、ではなく、まず「自分自身が巣ごもりする」。周りの目を気にする必要なんてないじゃないですか。自分自身を優先して守ることが、結局みんなを守ることになる、という、日本の政治家から見たらうれしくないかもしれませんが日本では新たなスタンダード(ベーシックインカム)が生まれる良い機会かもしれませんね。

とここまで書いていたら、巣ごもりの重要性を除いて上記すべてをひっくり返す可能性のあるニュースが飛び込んできました。書き出すと長くなり、かつそのニュースを理解するには今回の記事の内容が基礎知識として必須なので、今回はここで終わります。その事実とは「免疫と抗体」に関するCOVID19の特性が明らかになってきたことですが、また別の記事で続けさせていただきます。

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
ブログBlog

大暴落1か月目の金融市場。新型肺炎の影響を占う

大暴落1か月目の金融市場。新型肺炎の影響を占う

巣ごもり生活にも慣れてきたかな、と思ったら、歴史的大暴落から早くも1か月が経過していました。というわけで、振り返る世界同時パニック、いってみます。

3月18日、19日時点でのIFIX(不動産指数)の推移。ぼくが投資しているブラジルリートの市場指標ですが、NYダウに1週遅れくらいで追随した感じでした。

垂直降下です。ほとんど1日で矢印のとおり大暴落。

あっという間に20%近い乱降下。一日に何度もサーキットブレーカ―(取引停止措置)が発動され、市場は大パニックになり、たまらず売り逃げしようとする人たちが続出。とくに、ここ数年、定期預金や債券などでは老後が危ういですよ、市場に投資しないとだめですよ、と金融機関にささやかれて恐る恐る参入していた多数の初心者の人たちが見事えじきになってしまったようです。

こんな感じ

しかし、それは資産1億を達成する「100年に1度の」好機が巡ってきているということでもあり。元本価格が激減しても、その時点で1株当たりの配当は維持しているので、相対的に配当(インカム)は激増するということで、配当狙いの銘柄を激安で買える無二のチャンスです。

というわけで、債券を取り崩してリートを買いまくりました(暴落市場を活用)

こんな感じ

そして1か月が経過。大暴落で買ったリートたちがどうなったかを確認してみます。

◎MFII11(土地開発:更地を買って住宅コンドミニアムを建設し、これを売る利益を分配すなど。写真右が更地のコンドミニアム。右はすでに建設を終えて売却が進んでいる別のコンドミニアム。ブラジル各地で複数の事業が進行中です)

写真出展:http://meritoinvestimentos.com.br/fundos-de-investimento/merito-desenvolvimento-imobiliario-i-fii/

3月19日、1株R$84,69で買いまくり。グラフのR$90,00は終値なので、まさに大暴落の日の底値で買ったことになります。

グラフで見る傾向は、底値から数日後でいったんパニックから回復し、その後L字か?V字か?でもみ合っています。

 

◎HGBS11(ショッピングセンター・ブラジル各地に散らばるフラッグ・物件を複数管理)

写真出展:https://tetzner.wordpress.com/2016/09/21/hgbs11-cshg-brasil-shopping/

大暴落の19日に躊躇して24日まで様子見したら、パニックから回復した時点での値をつかみました。その後典型的なL字で推移しつつあり。V字に回復しないのは、ショッピングセンターは現在営業停止で利益は出ず、コストばかりの状態でみんな買うのを躊躇していることも重要な要因と思われます。ただこの銘柄は管理会社がキャッシュを潤沢に持っており、ここ2,3か月は営業停止でも配当をそれほど下げないで持ちこたえると表明しています(それ以上になると怖いですね、何とか営業復帰してほしいところ)

 

◎FIIB11(工業施設)

写真出展:https://tetzner.wordpress.com/tag/fiib11/

大暴落の18日に購入。ほとんど底値をつかむことができました。ただこれもパニック回復から上昇が止まってしまいL字になりつつある。物流や工業はそれほど影響を受けていないはずなので、緩やかながら回復を期待しています。

 

◎RBVA11(銀行支店と商業施設一部)

写真出展:https://comoinvestir.thecap.com.br/rbva11-fundo-imobiliario-rio-bravo-renda-varejo/

これも底値をつかむことに成功。やっぱりL字ですが、ショッピング→工業・物流→銀行となるに従い、L字の底が少しづつ上がっていることにお気づきでしょうか。つまりそれだけ銀行支店の賃貸はウイルスによるロックダウンの影響を受けない、ということですね。銀行は閉鎖しているけれど、家賃は入ってくる、という理解。

 

◎そして最後にもう一度リート・不動産業界の全般指標IFIX

パニックから、いったん急激に回復した後、L字傾向でもみ合っています。

まあ予期した通りで、すなわち

1-大暴落したときは、まさに「垂直に落ちるナイフ」のたとえのとおり、誰もつかもうとしない(買おうとしない)。それが18日時点。

2-しかし、新型肺炎が流行しようが、不動産が消えてなくなるわけではないことにみんな気が付き。というか、へたな株より不動産の方が安全、ということで、早くも19日以降は急な回復が始まった

3-といって、ショッピングの例を見るまでもなく、ロックダウンの経済停滞が避けえないことは20日以降は早くも濃厚になっていた。建物はあっても営業中止じゃあ配当もくそもないよね、とみんな再び買い渋り始めた。

というのがグラフに反映されていると理解します。

今回の学びは、MFIIみたいな本来リスクオンそのものが、でも工事現場はもともと人がまばらだし活動は続けているよ、なんてかえって影響が少なく、これまで安全の鉄板だったショッピングセンターがものの見事に営業停止、というかなり恐怖のサプライズですねー一方いままで適当な不動産しか持っていないと思っていたHGBSが、これまでの利益やキャッシュで持ちこたえているというのはプラスサプライズでした。

結論から言えば、ファンダメンタルズさえしっかりしてさえいれば、どんな不動産でもいつかは活動は戻り、配当減もいつかは解消されるので、今持っているのはそのままホールド。ただ、配当減は避けられないこと、そしていつ活動(利益・配当)が戻るか全く不透明なので、ここ2,3か月?の配当収入はそのまま現金で保有しておくつもりです。まさに「キャッシュ・イズ・キング」

なお、今回の暴落時に血も涙もない買い攻勢に狂ったおかげで、結局3月26日時点で、300万円の投入に対し、該当する配当が年間で25万円を達成(債券を取り崩した分の金利収入減少を差し引いた金額。ただし配当減になる前の金額です)、ということで、年利8%、債券だときょうびせいぜい3%ですから、まあまあ暴落市場を活用できたかなとは思っています。

さて、これからどうなる?

要するに「集団免疫」「ピークアウト」「ロックダウン解除」がキーワードですね。現時点では誰も予測できないので、市場もV字に回復できずL字のボックス圏でもみ合っています。

中国などで封鎖解除が始ってはいるが、現時点では、世界はいまだウイルス対策で目いっぱい、ほかのことを考える余裕がないので様子見というか比較的値動きも緩やか、小康を保っていますが、新型肺炎が克服され(あるいは共存の体制がととのい)ウイルスの恐怖が去ってゆく変わり目がやばいと思います。

つまり、経済に目を向ける余裕が出てくる。その時目の当たりにするのがロックダウンで疲弊しきった経済ということになります。

さて、「噂で売って事実で買う」のが市場だとすると、「疲弊しきった経済」をどう市場がとらえるのかで変わってくると思います。つまり「それほどじゃないじゃん」という「うわさ」であれば、2番底もそれほど深くなく軟着陸も可能。しかし「もうだめだ―世界滅亡だー」という「うわさ」が流付されてしまうと、第2回目の大暴落、サーキットブレーカ落ちまくり、という悪夢がまたもや来てしまうかもしれません。

はっきりいって、今回の大暴落で資産は25%(それも1日ですよ)の減少。その後また1日で15%持ち直したりしたけれど、これ以上の暴落はごめんだ!二番底もそれほど落ち込まず、2,3年かけてゆっくりL字から回復となってくれれば、配当減は配当減なりに株価・原本価格も安くなっているので相殺して暴落前と同じ感覚(配当利率)で毎月少しづつ買い足していく。そして気が付いたら市場も暴落前の水準に戻っていた、というふうになってくれれば、と祈っています。

今回の暴落で神経がすり減りくたばりました、いつもの草食投資にすこしづつでも戻っていきたいな、と願いながらこの記事を書いています。

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
ブログBlog

みかん船:新型コロナ恐慌脱出の恐るべき切り札とは

みかん船:新型コロナ恐慌脱出の恐るべき切り札とは

現在、新型コロナウイルス拡散を防ぐため、主要各国はみなロックダウン状態で、街角はどこもすっからかん。オフィスは無人化、商店街はシャッター通りと化し、産業は人為的にストップしています。

人の移動にかかわる部門、つまりホテル、航空輸送や、多数の人を集めて繁盛することで商売が成り立っていたショッピングセンター、イベント施設や外食産業も壊滅状態。

そして誰もいなくなった(MiuさんHP外部リンク)

そしてこの影響は経済全体に及び、たとえロックダウンがこの先3か月で解除されたとしても、経済停滞によるインパクトは数年続く、未曽有の不況だぞ、と警告する識者も多くなってきています。

さて企業家の皆さんは、このまま3,4か月営業できない状況をどう乗り切るのでしょうか。

ここで、恐るべき手段を使って同様の危機を乗り切った一人の企業家について、参考にできると思います。(参考にしていいかどうかはまた別)

その名も紀伊国屋文左衛門。

享保年間の1734年に紀州に生まれました。20歳になったころ、紀州みかんが大豊作になり、生産者はウハウハ、だったのですが、あるとき、利益を壊滅させる障害が発生したことに気が付き。

時化(しけ)です。その年はなぜか海が大荒れで、いくらみかんが豊作でもお得先の江戸に送る船便がまったくストップ状態だったので、あわれミカンは紀州の海岸でどんどん腐っていったのでした。

そこに目を付けたのが紀伊国屋文左衛門。

1-みかんをタダ同然で大量に買い付けた。

2-船会社と交渉してともかくも船1隻を確保

3-そして一番難航したのが船乗りの確保。

当たり前ながら、船乗りたちは「いま船を出せば死ぬ」と文左衛門のいうことに耳を傾けようとしなかったのですが、海運が途絶えて月日が経つうちに、仕事がなければ収入もなくなるの理で、事実食うや食わずになってしまった。

そこで文左衛門はもう一押し。

「死ぬかもしれん。しかし生きのびれば腹いっぱい飯が食える儲けが出るぞ」

腹がへりゃ、クマだって山降りるだ、ということで、「どうせ死ぬなら」とついに船乗りたちも出帆に同意。

みかんを山ほど積んで、文左衛門と船乗りたちはみな三角頭巾の死に装束に身を固め、嵐逆巻く怒涛の太平洋に出帆。

何度も遭難しかかりながら、ついに難破同然で江戸にたどり着き。でも帆柱はまだ無事だったようで、江戸の人たちは「沖の暗いのに白帆が見える、あれは紀州のみかん船」と狂喜しました。

で、腐りかかったみかんが高値で飛ぶように売れた、とあります。皆さんご存知、日本有数の豪商紀伊国屋文左衛門が生まれた瞬間でした。

みかん船明神丸と紀伊国屋文左衛門

(出展はhttp://www.jaodb.com/db/ItemDetail.asp?item=41334)

さて、現在のロックダウン下の世界。

「いま外に出れば死ぬ(第8図)」。誰も死にたくないので、巣ごもりで頑張っています。あたりまえですが、新型肺炎の蔓延を少しでも遅らせる唯一の手立てだからです。

でも、経済的には壊滅的な打撃が懸念されます。壊滅的な打撃、という言い方は抽象的であまり実感がわきませんが、例えばこれまで日雇いで生きてきた人、道端で乞食をしていた人など、ゴーストタウンと化した街角では仕事をくれる人、お金をくれる人がいなくなり、徒党を組んで強盗したりとかすでに始まってます。彼らにとっては生活は事実上破たし、生きるために店を打ち壊したり、生活用品の買い出しなどで街に出てきた人を襲うしかなくなっているのです。

こうした状況で、30万円かどうかは知りませんが世界各国の政府は生活保護を強化しており。

しかし、その場しのぎにはなってもロックダウンが続く限りは改善の兆しは見られません。終わっても回復には年単位かかることが懸念されています。

ここで、紀伊国屋文左衛門みたいな国家元首が出てきてしまったらどうなるでしょうか。

ブラジルのボルソナロ大統領がそういった行動をとろうとしています。

すなわち、現在の水平的封鎖では経済が壊滅してしまうので、経済が回るよう若年生産人口は就労に戻し、リスクグループの人たちだけ隔離、という考えです。

でも、複数の国で垂直隔離が失敗したように、ブラジルでも医療崩壊の大恐慌は必至です。

では、ボルソナロ大統領はろくに思慮せずいいかげんに口から出まかせを言っているのでしょうか。個人的見解ですが、むしろ血も涙もない冷徹な計算で考え抜いて言っているのだと思います。

どうせ経済恐慌は来る。病気の恐怖が去ったとき、人々は「政府がダメだから経済恐慌が来るんだー!」と叫ぶことでしょう。狂乱インフレの地獄を知っているブラジル人ではなおさら。のど元過ぎれば何とかで、病気のことなんてちゃっかり忘れてしまうのです。

そのとき、ボルソナロはどや顔でいうでしょう「だから経済を優先したかったんだ。でも保健大臣が許さなかった」と。

でも、ボルソナロのもっと恐ろしい計算は、ブラジルを「みかん船」にしようとしているのではないか。ということです。

中国が工業生産を復活しつつある今、ブラジル国内生産に必要な中国製の部品は入手できる状況に戻りつつあり。輸出も中国が買ってくれる。

ここでブラジルが生産再開すれば、経済的にはかなり打撃を軽減できる。

もちろん若者も老人もあっというまにウイルス感染です。重病患者が関を切ったように発生し、病院どころかその辺の空き地にも死体の山、という状況になるでしょう。

みかん船も、みな死に装束で出帆し、文左衛門含めたまたま生き残った。嵐渦巻く海で、怒涛にさらわれて死んだ人、暴風雨での過酷な操船作業に体力が続かなかった人など、たくさんの死人が出たと思われます。でも生き残った文左衛門たちは大富豪になりました。

葛飾北斎による和船の浮世絵

ボルソナロは、そういう賭け(12歳)を国民に強いようとしています。そして、若者などこの考えに同意するたちも実は出始めているのです。「どうせ死ぬなら」強盗するしかなくなるより、一か八か生産を続けよう。

さて、こればブラジルのみの現象でしょうか?

日本の場合も、いつまでたっても緊急事態が発令されず、発令されても拘束力のない、なあなあの勧告というのでは、実は安倍さんはじめ日本政府は、「死ぬ奴は死んじまえ、とにかく経済を止めないようにしよう」としているのではないでしょうか。つまり、安倍さんはボルソナロ大統領が大声でみんなの合意を得てやろうとしていることを、ひっそりと、公言しないで官僚と一緒にすすめているのかもしれませんね。

といって、株価回復や配当減を食い止めるという見方からすれば、ボルソナロの方が的を得ているのかもしれません。日本でも若者たちがいつまでも夜遊び、集団行動をやめなかった(4月下旬では過去形になっているでしょうか?)のは、無意識の中に「年金保障を圧迫する老人層がこれでいなくなってくれる」と考えているのかもしれません。

今回はとてもすさんだ内容になってしまいました。でも、巣ごもりの後に来るのは経済停滞なので、停滞したときに「やっぱりロックダウンしなきゃよかった」というマイナス思考に陥るのではなく、停滞期だからこその金融市場の活用つまり不労所得のポートフォリオ獲得などできるように、今のうちからアンテナを伸ばしておくなど、前向きの姿勢でいたいものだと思っています。

なお、今回の記事は「新型コロナがもたらすホロコースト」や「コロナウイルスの隠れた凶暴性」の姉妹編です。これらの一連の記事を書くにあたって、どうやら新型肺炎鎮静の鍵は「集団免疫」だぞ、と気が付いてきましたが、別記事で掲載させていただきます。

ではでは

Posted by 猫機長
ブログBlog

新型コロナがもたらすホロコーストと21世紀の戦国時代

新型コロナがもたらすホロコーストと21世紀の戦国時代

西暦1582年、強者だけが生きる権利を与えられていた戦国時代もようやく終わりに近づき。織田信長は全国統一を成し遂げつつあり、中原つまり近畿地方は平定し、九州や四国、北陸といった遠隔地に進撃しつつありました。

そのために、信長は主要な部下である羽柴秀吉などに大軍を指揮させてこれら遠隔地に送っていましたが、気が付かないうちに信長自身は京都の本能寺という場所でほとんど護衛もない丸腰になっていました。

信長の部下であった明智光秀は、この「軍事力の空白」を突いて裏切りの軍勢を組織し、信長を打ち取ってしまい。統一しかかった日本を大混乱に陥れかねない状況に。

遠隔地に散らばって、強敵とがっぷり四つの戦いになっていた秀吉や柴田勝家はじめ信長軍の大軍勢は、光秀の軍による信長殺害と中原の蹂躙をなすすべもなく見守っているだけでしたが、秀吉のみは策謀を働かせて大軍の急遽引き上げに成功。「そんなにはやく誰も戻れないぜー」と安心していた光秀を天王山でやぶり「日本の新秩序」を打ち立てました。

本能寺(京都府京都市中京区)

さて、それから500年たち、人為で発生する災厄、つまり戦国時代のような大戦争の時代は終息しています(地域紛争はまだいくらでもある)が、今度は新型コロナウイルスが襲撃してきました。

アメリカの「11年来の上昇相場」で安心しきっていた世界各国に、突如コロナが襲来。たまらず各国はロックダウン、自宅待機など、人の移動や集団行動を強制的に抑制することで対応しています。

でも、このため、今度は世界経済をけん引する主要産業諸国で「経済力の空白」ができてしまいました。

人間自身の判断で生産・経済活動が止められてしまった。そのインパクトとしてキャッシュのない自転車操業の小規模事業主などの倒産から始まって、大企業でも収益ストップによるレイオフなど人員整理が必要となり、失業した人々は購買力を失ってしまうなど、経済は冷却し1929年の大恐慌にもまさる経済危機が訪れることが懸念されています。

ただし、繰り返しますが、この「空白」は人間自身の判断が原因で生まれているという特色があります。

世界各国はいま新型コロナとがっぷり四つで、ロックダウン状態ですが、ここで秀吉みたいにロックダウンをいち早く抜け出した国が真っ先に生産・経済回復を成し遂げることとなります。

言い換えれば、ロックダウンなんてやあめた、といつでも人間が判断・実行できる状況でもあるのです。

ここで、表題のホロコーストが懸念され始めます。

国家が躍進を遂げる過程(言い換えれば、植民地、属国、後進国の悲惨な境遇から抜け出す過程)では、「きれいごとでは済まない時期」が必ずあります。

そして、その時期は「余剰人口の調整」と重なっているのです。

第1次世界大戦で産業壊滅し、払いきれない戦時賠償を背負ったドイツが、なぜナチス時代に産業大躍進し世界を相手に5年間も戦い抜く戦力を作り上げたのか。それは、人種差別政策で、ユダヤ人富豪から財産を没収し、一般のユダヤ人は強制労働でタダ働きさせて富と労働を搾取したからなのです。

共産主義革命でボロボロになったロシア(当時ソ連)が、なぜアメリカと並ぶ超大国になったのか?それは、「収容所群島」に誰かれの別なく送り込み(共産主義の敵対者というレッテルは後付けで貼っつけた)、ナチスドイツも真っ青の強制労働や「ブルジョアからの富の剥奪」を行ったからです。

ホロコースト

もっと緩やかなのでは、アメリカの奴隷制度(南北戦争で大勢は終了した)や、日本では移民や満蒙開拓などがあります。

要するに、大動乱期に「弱者切り捨てを行った国」が生き残って繁栄しているのです。

現在では、至極まっとうに、各国は「水平的封鎖」つまり老若男女全員が巣ごもりしましょう、という状況で、医療的には実はそれしかないのですが、しかし産業面では壊滅的な打撃を意味するかもしれない。

そこで、悪智慧の働く一部の指導者は「垂直的封鎖」つまり、老人や既往症のある人を除いて健康な人は勤務に戻りましょう、という提案を始めています。ブラジルのボルソナロ大統領が好例。

問題は、「垂直的封鎖」では老人など弱者への感染は防げないところにあります。いくら老人が巣ごもりしていても、息子や隣人の若者が職場で感染して帰ってくればそれで終わりです。

つまり、感染しても軽症で死なないやつは生きろ、でなければ死ね、と言っていることになります。

まさにシベリア抑留された日本軍捕虜がこれに当てはまり、シベリアの極寒で最初の冬は多量に死ぬが、いったん生き残った人たちで、その後何年も復員まで生きのびた人の率はぐっと上がったそうです。

シベリア抑留。同じ時期、日本では未曽有の食糧難だった

(旧ソ連抑留画集・外部リンクより)
しかし、シベリアに多数の日本人が抑留され「死んでくれた」ことで、戦後の人余りであえいでいた日本は実は助かり。ソ連も労働者不足を補えて、世界経済の復興には「弱者が死んだことが貢献」したという恐ろしい事実があるのです。

今回の新型コロナによる「産業の空白」からいち早く立ち直る秀吉のような策謀を働かせる国はどこでしょうか。

特に老人など生産せず社会保障費用を膨らませている「オーナス人口」をこの機会に抜本的に減少できるぞ!なんて考える指導者やそのシンパがいたら。。。。。

そういう国が1国でも出てくれば、われもわれもと「垂直的封鎖」に切り替える懸念があるのです。

それまでにワクチンや対症療法が確立するだろうか?が希望の灯ですね。権力無き一般市民の我々は普段からの健康維持に努めて、感染回避、感染しても軽症でしのぐという算段で臨むしかないのでしょうねー垂直的封鎖になったら、おじいさん、おばあさんのいるお家はご老人だけでも隔離(おじいさんおばあさんは1室にこもってもらい家族とのコンタクトを絶つ。食事も家族とは別にするなど。悲しいな)徹底して、みんなでのりきろう!

 

Posted by 猫機長