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廃墟の中から(そしておいしいピザのお話)

奇跡の躍進へ進撃だ!

 

廃墟の中から

コロナ禍による大暴落からの復活もつかの間、マスク氏の暴言、中国の暴挙などなどにより、大暴落をきたしたビットコイン。

史上最高値の6万ドルから、6月には3か月で半額の3万ドルに墜落。

多数の投資家が大打撃に耐えられず、投げ売りに追いやられ。市場はかつてない修羅場となったのでした。

市場分析でも、暴落の凶兆とされる「デッドクロス」がついに生じてしまい。

画像左はhttps://cryptoslate.com/bitcoin-faces-death-cross-if-bulls-dont-step-up/

右はhttp://www.clubedotaro.com.br/site/m32_13_sem_nome.asp

 

人々の希望を打ち砕き、メルトダウンを続けてきたビットコイン。

もはや消滅するしかないのか?危うしビットコイン!

 

えへへへへ

デッドクロスの発生により、ついに奇跡の回復の第一歩が記されたのでした。

 

もちろん、これから何か月も悲惨な下げ相場が続くことでしょう。

3万ドルが2万ドルに落ちることもあるでしょう。

でも、下げに下げて、廃墟の状況まで荒れ果てて、そこで初めて上昇することができるのです。

つまり、今回の大暴落こそが、再生・復活の第一歩だということである。

 

今回の記事は、この暴落を記念して投稿しています。

なぜ復活開始とわかる?と聞いてくるせっかちな人に。

今後掲載を予定しているビットコイン関連記事をじっくりお読みください(カッコ内は掲載予定時期です)

◎狙って当てるビットコイン(8月)

◎デッドクロスと日本海(9月)

◎成功法則:逐次投入で勝つということ(10 月)

*要注意!僕は海外在住なので、日本にはないビットコインETFに投資しています。初心者投資家の皆さんは、ビットコインへの直接投資はお勧めしません。日本でETF等が発足するまで待ちましょう。なぜかは、以前の記事をご参照ください。

日本海海戦https://www.kinenkan-mikasa.or.jp/kids/war/kaisen.html

 

お金に成功法則の話ばっかりで、頭がこんがらかっちゃった、ので、おいしいピザのお話にスイッチします。

 

ピザいろいろ

大好きなピザ。僕の住んでいるブラジリアで、いろいろなお店のを食べ比べてみました。すべてテイクアウトです。

 

その1。Not Just Pizza

とあるショッピングセンターにあるピザ屋さん

Not Just Pizzaという謎のピザ屋

 

アテンドのきさくなお姉さんに、Calabreza(カラブリア風ピザ)を頼んだら、10分を待たず出してくれました。

気が付いたら、お店から車まで、大きなハートの入ったピンク色の包装を持ち歩くことになっちゃった!通り過ぎてゆく素敵女子たちが笑っています(マスクしてるけど一目瞭然)。

ううむ、次は大きなテディベアをもっていこう。まだそっちのほうが。。。

あー恥ずかしかった。

アパートに到着して、さあて一安心!

わくわく包装開けてみると、あれ?

Calabreza じゃなくて、ハムじゃん?

 

ちなみに、真正のCalabreza はこんな感じ。

出展:https://lizux.loja2.com.br/958532-Pizza-Calabresa-Grande

Calabreza ソーセージを薄切り、輪切りにしたのがCalabrezaピザです

https://veja.abril.com.br/blog/dias-lopes/a-calabresa-e-nossa/

 

Just Not Calabrezaでした。とほほ

でも、フツーにおいしかったです。ただ、なんか歯切れの悪い部分があるなー

と思ったら、知らないうちにピザの底に敷いてあった紙を一緒に食べていました。ははは

 

その2。至高のピザ

ジャン・オーギュスト・アングルの新古典主義絵画みたいな至高のピザ。

アングル「泉」。1820年 – 1856年

ブラジリア最高といわれるピザ屋さんでふんぱつしてテイクアウト。

こちらの包装はオーソドックスで安心?

もちろんCalabrezaたのみました。わくわく包装を開けてみると。。。。。

うううう?たしかにCalabreza だが?この輪切りソーセージの配列は?

 

絶妙な赤と黄色の配列。ピエト・モンドリアン風ピザ、なんちって

モンドリアン

https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/23295

 

へたなユーバーEatsのお兄ちゃんなんかより、よっぽど慎重に運んだんだもーん!というわけで、最初からこうした前衛的な盛り付けになっていたとしか思えないのでした。

でもお味はやっぱり古典的でよかったです。ただし値段も名作古典絵画みたいで、泣きました。

 

その3。みじん切り作戦

まだまだ続くピザ遍歴。今回は、「その2」のお店のすぐ裏で、そのお店にやってくるお客のおこぼれを狙ったかどうか?無飲良品の無名ピザ屋さん。

その名もPizzeria Napoletana。

ううむ、まるで「ラーメン中華軒」みたいだ。もっと工夫しろよな。

新進気鋭のお店。ピザを焼いているところを公開していました

 

こんどこそはちゃんとしたCalabrezaを頼むぞ!

包装も無印良品

 

わくわく。。。開けてみると

まいりました。みじん切りとはちときつうござるぞ。

 

たしかに、正真正銘のCalabrezaソーセージを使っていたけれど。。。。

 

その4。4度目の正直

Calabrezaピザを訪ねて3千里。。。。

とある吉日、ピザなんて全然頭の片隅にもない状態で、インスタントラーメンにネギ買おっと、と飛び込んだスーパーマーケット。押しも押されもせぬ世界の老舗Carrefourフラッグのスーパーです。

駐車場にかぶと虫を止めて、さてお店に、と上がっていく通路に「ピザ作り始めました。買っていってね!」という看板が。

その場で焼く、出来立てピザだそうです

 

おおお!と期待して売り場に行きました。

なかなか清潔そうなピザ焼きコーナーがちゃんとあり。僕も含めて数名が、わくわく!とピザ焼き職人(といってもスーパーの店員さん)が現れるのを待っていたのですが。。。。。

その後40分、ピザ焼きの人は結局現れず。

インスタントラーメンとネギを買って帰りました。。。。。

 

最後に蛇足。「その3」のお店に、こんなポスターが

確かにマラドーナは「ナポリ」の選手ですけど、こんな気味悪いのよりもっとましなモデルはいないのか?

ソフィアローレンはナイス!どきどき

おそまつさまでした。ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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フラップの話

以前、ぼくが乗っている軽飛行機のフラップが故障しちゃった話を掲載しました(ここでも最後に増量して再掲)。今回は、飛行機の発達にとってフラップがいかほど重要だったかということをお題にしてみます。

飛行機の根本は主翼です。主翼を見れば、だいたいどんな性能で、どんな目的を持っている飛行機なのかがわかります。

翼の諸元。A翼弦長、B中心線、C最大翼厚、D最大キャンバー、E翼弦線、F前縁、G後縁。出展はhttps://commons.wikimedia.org/wiki/User:Toshinori_baba

主翼の決め手は「アスペクト比」。主翼の長さ(翼弦長)と幅の比率で、高性能グライダーでは22に達するものあり。ジェット旅客機では6くらい。

グライダー(アスペクト比22くらい)とF104戦闘機(同2.5)

この比率が大きければ大きいほど低速でも揚力が大きく、小さければ小さいほどスピードが出せてロール(横転)性能もよくなる。

グライダーの通常の速度は時速90キロぐらいで、F104はマッハ2まで到達。

一方、グライダーの場合、着陸もだいたい60~80キロで飛行速度とあまり変わらないが、F104だと278キロだそうで、マッハ2用の翼だとめちゃくちゃ遅すぎ。揚力以前に安定もへったくれもなくなってしまうぞ!どうしよう?

そこでフラップの出番です。

フラップは、通常の飛行速度の時は翼の後縁にたたまれており。着陸や離陸といった、低速度だけど揚力が欲しい、というときに展開して使用します。

典型的なジェット旅客機のフラップ。

みなさんが737やエアバスで旅行されているとき、着陸態勢において、にょごごご。。。。と翼のうしろからせり出してくるあれですね。

見ていると、翼の幅がほとんど倍くらいになるほど伸びてゆき。こんなに翼の形が変わっているのに、よく重心とかが変わっちゃわないのかと感心します。

もう一つフラップ全展の画像

飛行中に重心が移動してしまうとこうなる。この事故では、搭載していた貨物の拘束具が切れた?のか、重い貨物が機体後部に滑ったらしい。

 

フラップの作動原理としては、

まず、単純に翼面積を増やす、というのがある。面積が増えれば面積当たりで支えなければならない機体重量も減らすことができるわけで。この重量のことを翼面過重と言いますが、97戦という傑作機の翼面過重は96.44Kg/m2で、同世代のメッサー109の173Kg/m2に比べたら、ほとんど半分じゃね?つまりメッサーは「高速の一撃離脱」、97戦は「世界最高の旋回性能」を志向していた。

この差がパイロットの日常にどう影響したかというと、97戦はソ連のI16に振り切られて逃げられてしまい。その程度ならともかく、Bf109の方はフラップをもってしても着陸速度高すぎなどで事故多発の「後家製造機」になってしまいました。

ええええ!?97戦とbf109が同世代なの?そうです。

97戦の初飛行は1936年10月15日。Bf109は1935年5月29日です。

これは、ドイツが優秀すぎるというのもありますが、97戦がじっさいBf109に迫る名機だったということも決してよいしょではない事実と思っています。

97戦 出展 https://www.knet-web.net/m/xCatItem2.html?mID=3&sID=&uID=2784

Bf109  出展https://www.jiji.com/jc/d4?p=lfw522&d=d4_mili#photo2

I-16 出展 https://flyingheritage.org/Explore/The-Collection/Russia/Polikarpov-I-16-Type-24-(Rata).aspx

ちなみに、日本の戦闘機に「蝶型空戦フラップ」というのがあり。「空戦性能が向上する」らしい。

http://www.hasegawa-model.co.jp/hp/catalog/st_series/st30.html

 

ただ、フラップというのは、低速でこそ威力を発揮する(言い換えれば、高速で使ったら壊れちゃうぞ!)ものであり。

空戦性能の概念が「フラップで旋回半径を減少させる」という巴戦の思考で停止してしまったため、ハイスピードで一瞬に勝負を決する一撃離脱の米高性能戦闘機機相手にどこまで通用したか?くるくる回れれば撃墜されることもなかったでしょうけど。

97戦にもフラップはついていたが、着陸というより「高迎角時における失速を防いで空戦性能を向上させる」のが狙いだったらしい。実際は空戦性能良すぎで、フラップに頼るまでもなかったようですが。(外部リンクhttp://ktymtskz.my.coocan.jp/J/JP/abu5.htm に興味深い記述あり)

97戦の海軍版である96艦戦になると、試作機の時点で、機体が軽すぎて着陸速度になってもいつまでも沈下せず。思う着地点で接地できないという、艦上機では致命的な欠点があったが、フラップを付けたらすとんと降りれるようになり、正式採用されたらしい(吉村昭「零式戦闘機」)。

96艦戦

ここで、フラップのもう一つの側面、ブレーキとしての役割があります。

巡航速度300キロの飛行機も、着陸速度90キロだったら、なるべく短い時間にこの差200キロを減速したいわけで。

一方、スピードが命の飛行機は、あらゆる設計の努力が空気抵抗の減少に注がれており。減速はにがてだったりします。

シャーリーズ・セロン。女性が美しさを求めるのと同じくらい、飛行機にはスピードが重要、かもしれん。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%B3#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Charlize_Theron_by_Gage_Skidmore.jpg

そんななかで、速度をすみやかに落とし、かつ安全な降下を可能とするフラップは、現在の大型旅客機による大量輸送を実現する上で必須の発明だったと思います。

着陸態勢のエアバス

さて、実体験「フラップ故障」です。

とある吉日、穏やかな空の中を軽飛行機でお散歩。

小さな飛行機で飛んでいます

とある農場の滑走路に着陸態勢に入り。フラップ1、2、と順調に下げてゆき、フラップスリーだ、とレバー引いたとたん

ぷちん!あっ!

ケーブルが切れた音が。

とっさにフラップあげ、ノーフラップの体制で着陸。

地上滑走しながら、フラップ1、2、3と上げ下げしたのですが、フツーに動くじゃん?

これはケーブルが寸断に至らず、切れかかっている状態だな、つまりタキシング程度のほとんど風圧のない状況では上げ下げできるけれど、着陸速度でフラップに負荷がかかったらやばいね、と判断。

といって、田舎の農場の滑走路では修理もできないし、要するにノーフラップで行けば問題ないので、35分くらいの飛行でホームベースに帰ってきました。

で、ハンガーまでのタキシング中にまたがちゃがちゃ上げ下げしたら、今度は最大、フラップスリーの位置でぷちんと本当に切断してしまい、このポジションでスタックしちゃいました。

格納庫でケーブル再確認したら、機長席後ろのケーブル接合部分は問題なし。

ふだんはカバーがかぶさっています

フラップレバー(下の写真のハンドブレーキみたいなやつ)から、上の写真の接合部分まで伸びる単線でのケーブルのどこかが切れたらしい。これが各フラップに伸びる左右のケーブルのどちらかだったら、左右のフラップ角度に差が出てしまい、墜落なんてこともありうるのですが、その点はまずは単線の方で切れるように設計されており、問題なく飛行できました。

さっそく修理屋のお兄ちゃんに見てもらい。

フラップレバーとケーブルをつなぐコネクターが経年劣化で壊れちゃったということでした。ううむ定期点検ではOKだったはずなんだけど。

なんか頼りないコネクター。写真だどわかりにくいな

比較的軽微な修理でしたが、100ドルが飛んじゃいました。かなしいな。。。

この飛行機のフラップは、エアバスとかに比べたらおもちゃみたいな感じですが、ちゃんと3段階で展開できるようになってます。

下の写真右が全閉、右が全開です。

あまり変わらなかったりして。。。

効果も、あまり変わらなかったりします。全開で降りて、路面が滑るぞ!というときにさっとフラップを上げるとタイヤが地面に押し付けられて安定が増すというケースはある。

ぼくが飛んでいるブラジルの場合、田舎の滑走路でも長さ1000メートルはあるし、実はフラップなんて使わなくてもぜんぜんフツーに着陸できたりします。300メートル級ばかりの日本では、フラップは必須かもしれん。

こういうLSA(ライトスポーツエアクラフト)でも、機種により差があり。今乗っているCoyoteは上記のとおりですが、練習生の頃にのっていたParadiseはフラップを下ろすと、ぐん、と機首を下にふり、パイロットに「ノーズアップしすぎるな」と教えてくれる、えらそうですが頼もしい飛行機でした。

LSAの傑作Paradise

ファーストソロの時、いつもは教官とわいわいがやがや騒がしいコクピットが、ひとりぼっちでしーんとさみしい中(エンジン音はなぜか聞こえず)、フラップワン、ツーと下げていくたびに「キーン」とロック機構の音がコクピット内に響き渡ったのが、忘れられない思い出です。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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アングルとブロックチェーン

ここでいうアングルというのは「角度」のことではなくて、ジャン・オーギュスト・アングルという世界屈指の写実画家のことです。わかりやすく言えば「美術界の池上遼一」ですね。

あれ?

あああごめんなさい、池上遼一は、1970年代から少年漫画界で活躍した作画家で、「史上最高の画力」と言われる人です。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/ebookjapan/b00060004179.html#

まだ現役だった?池上遼一

 

ううむかえってこんがらがってしまった。

気を取り直していってみます。

さて、アングルさんが活躍したのは、古典主義・ロマン主義がいがみ合っていたフランス。自民党と民主党のいがみ合いみたい、なんて書くとまたこんがらがるので、とりあえず、アングルは当時世界の美術界をけん引したフランスアカデミーで「この人が代表」と時の有識者・リーダーたちから認められた、押しも押されもしない至高の画家です。

いわば「海原雄山」はい漫画との比較はこれでやめます。

で、アングルさんの代表作に「ホメロス礼賛」というのがあり。

一点の曇りもない青い空。壮麗、厳粛な古代ギリシアのパンテオン(神殿)を前に、勝利の女神から王冠を授けられる詩人ホメロス。

すぐ下の赤い服を着た女性が「イリアス」その隣の緑の服の女性が「オデッセイア」、すなわちホメロスの代表2作品の擬人化です。

でも、作者のホメロスばかりもてはやされているので、2人の作品はふてくされています。ははは

この3人を取り囲むのは、歴史上の世界の賢人偉人。

例えば、

日本の山本芳翠というすごい画家に、すごい影響を与えた世界の画伯ニコラ・プッサン

ブルボン朝時代の俳優・劇作家、モリエール

向うを向いたスキンヘッドのおっちゃんはソクラテス。プラトンとなごんでいます。

盛期ルネサンスを代表するイタリアの画家・ 建築家ラファエロ(一番手前)、その横は古代ギリシアの文化人サッフォー、さらに隣がアテナイの政治家アルキビアデス。

「神曲」のダンテもちゃんといました

カモンエスも発見。ポルトガルの大詩人であり、ブラジル文化にもかかわりの深い人です。

他にもミケランジェロ、シェークスピアやモーツアルトといった、そうそうたる文化人や、古代ギリシアの賢人が多数。ダヴィンチがいないのはなぜだろう?

1人1人は、下のリストでご確認ください

へええーすごいな。

この絵を見ていると、知的で高尚なふんいきにひたったりします。

でも、この「あたかも知的探求をしているように見える」という所に、時の支配者がアングルの名声を利用して一般市民を白痴化しようとするブラックな策謀が隠れていないでしょうか。

知的好奇心、というとこちら

アルノルフィーニ夫妻

 

なにげにおしゃれな絵ですが、しかし「脱ぎ捨てられたサンダルが、神聖な結婚の場をあらわす」のを始め、犬くんやカーテン、ろうそくに至るまで本当の意味で知的な探求の世界に引きずり込んでいく、すごい絵です。

この絵における無数のアレゴリーについては、以前の記事で提示しましたので、そちらをご覧お願いします。

つまり、「ホメロス礼賛」は、たんに「有名人が集合している」だけで、なぞ解きもへったくれもなく。

82年ブラジルチーム

この写真を見れば、誰でもバルジル・ペレスにソクラテス、セルジーニョにトニーニョ・セレーゾ、ジコにジュニオル。ファルコンもいるぞ。。。。と一発で分かると思いますが(*)、「ホメロス礼賛」の「知的なたむわれ」とは、実はこのていどのレベルの話です。

(*ウソです。サッカーマニアならわかる人もいるかもしれん)

「ホメロス礼賛」が描かれた1828年と言えば、フランス革命の大動乱いまだ冷めやらず、フランスは世界を相手に大戦争をおっぱじめた結果、ロシアなどの逆襲にあい、ナポレオンは島流しに。ウイーン体制にすがりついた保守反動派が台頭するなど、混乱は続く一方で民衆の貧困は全然解消されず。

でもそんなひずみなんてぜんぜんないです、爽やかな青い空の下、賢人たちが和やかに談笑してます、それがおフランスです。というのがこの絵である。

高尚な古代ギリシャの神殿に、著名な文化人を並べ立てたので、いかにもハイレベル・ハイソサエティ―の雰囲気になっていますが、実は「お手軽に、明るく。すべてがうまくいってます」みたいな、マクドナルドのキャッチコピーか!になってます。

こういうのを、ドラクロアが目ざとく見抜いて「不完全な知性の完璧な表現だ」などと痛烈に批判しています。

ドラクロア「民衆を導く自由の女神」

こちらは1830年に、当時の動乱(七月革命)を描写しており。権威側が「ホメロス礼賛」で空想の世界に誘導しようとしているのに真っ向から対抗しています。

さて「ホメロス礼賛」と同じしらじらしさを感じてしまった現代の写真があり。

出展 https://number.bunshun.jp/articles/photo/846913?pn=3 ©Getty Images

東京都知事がにこにことアマチュアスポーツの旗を振っている。

たしかに、この写真が撮影された時はコロナなんて考えられもしなかったけれど、いつまでも日本の政治家はオリンピック絶対開催だ!みたいな姿勢を崩さず。開催するならどんな風にやるんだ?という具体案を示すわけでもない一方で、外国からの選手はどんどん入れても巣ごもりはつづけましょうとか、相変わらずアクセルとブレーキを同時に踏んでいます。

「爽やかな青い空の下、日本ではすべてがうまくいっています。今日もとても良い天気です」とマクドナルド的プロパガンダを繰り返す日本の指導層。日本の市民は、「そのとおりです。日本には何も問題はありません」と、コロナのみでなく、日本の経済社会全般にのしかかっている恐るべき課題から目を背けていないでしょうか。

その課題の名は「ブロックチェーン」

それ自体はニュートラルなIT技術ですが、使われ方によってやばいことになるかもしれない。

たとえば「ビットコイン」

ビットコインは、法定通貨のような政府による介在がなく、ブロックチェーンを構成するコミュニティへの信用が取引の裏付けとなっている。

つまり、「もう法定通貨なんて信じないよ」と、資本主義国家の根底を揺るがしかねない事態が発生しているのです。

フランス革命で、労働者すなわち弱小市民が、資本家側の王や貴族をギロチン送りにしたように、国や中央銀行に発行を依存しないビットコインは、政府主導の金融システムを「ギロチン送り」にするかもしれん。

問題は、その後です。

フランス革命では、暴力的な格差の是正はあったが、資本主義は瓦解せずにすみました。

しかし、後発のロシア共産主義革命では「資本主義そのものを否定してしまった」ため、適切な経済戦略を決定できなくなり。NEPだのなんだの頑張っては見たが、的外れの締め付け(黒いボールペン)に走り、労働者を酷使するのみでコストに見合った生産がなくなってしまい。ブルジョアが残した富を食いつぶし滅亡しました。

政府や企業を介在しない「政府そのものを否定してしまった」ビットコイン経済の時代になったら、各個人が自分自身で身を守らなければならなくなり。

昨日4万ドルだったビットコインが明日40万ドルになったとして、本当に40万ドルに換金してくれるか?ブロックチェーン技術によって、ビットコインを買った、売ったという記録は改ざんできないけれど、取引相手がその履歴を十分承知のうえで、「でも払わないよ」と言えばそれでパーです。国家の統制を受けない以上、取引所(個人の場合もある)があなたをだましているのか、はたまたその逆なのか、「当人同士の問題でしょ」と警察含め政府の組織は立ち入る根拠がなくなってしまうのです。

ビットコインは、なりゆきによっては共産主義よりももっと恐ろしい弱肉強食の世の中をもたらすのではないかと危惧します。

*4月26日追記。世界の大規模金融機関がビットコインを投資資産として認め始めています。したがって、誰でも参入できる投資ツールに変化中。(こちらの記事参照。でも超リスク投資なのでご覚悟を。)

*6月13日追記。エルサルバドルがビットコインを法定通貨として認可。通貨というより送金ツールという位置づけらしいが、独立国家の正式な通貨になるという恐るべき進展になっています。

ビットコインなどの技術革新について、「ホメロス礼賛」みたいな表面的な情報に安心せずに、「アルノルフィーニ夫妻」のようななぞ解きをして、本質を突き止めるべき時代になったのかもしれませんね。

ではでは。

 

Posted by 猫機長
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ビットコイン暴落!虹色の復活はあるのか?

*ビットコイン関連連投ですみません。時事ネタなので、今週を逃せず。次からまた雑食ブログにもどります。

日本経済新聞電子版によると「5月23日の暗号資産(仮想通貨)市場でビットコインが急落した。一時3万1100ドル台と前日より18%近く下落。米中の取引規制強化への警戒から投資家の投げ売りが続いている。4月につけた史上最高値(6万4801ドル)から一時半値以下に落ち込んだ。」

とあり。大変なことになっています。

ビットコインは、このまま暴落を続け、消滅してしまうのか?

 

えへへへへ。。。。

 

グラフで緊急追跡だ!

 
https://br.investing.com/analysis/grafico-do-dia-queda-de-25-do-bitcoin-parece-ser-o-primeiro-estagio-de-declinio-200430462

 

この図で、1週間に25%暴落。7月17日時点で大変なことに。

あれ、7月17日?

まだ5月じゃなかったっけ?(*この原稿は5月23日に書いています)

よく見たら、2019年のグラフでした。ははは

 

おっちょこちょいだねーちゃんと今年のグラフをさがさなきゃ。。。。

というわけで、2019年から2021年5月23日までの推移はこんな感じ。

 
赤く囲った四角が、上記の2019年のグラフ。青い四角が2021年5月の状況。

 

つまり、赤い四角の当時にビットコインは暴落して消滅してしまったのではなく、当時の$13,000から2021年5月大暴落後の$33,936までに実は3倍近く上昇していたのでした。

他にも、緑で丸く囲った箇所のように、「大暴落だーこの世の終わりだー」という局面はいくらでもあり。

こうゆう局面でいちいち大騒ぎしていたら投資もへったくれもないですよね。。。

幸い、ビットコインが生まれたのは2009年と近年なので、誕生からの足跡をたぐることができ。取引が可視化されてきた2010年からの推移を見てみます。

 
https://studio.glassnode.com/metrics?a=BTC&m=addresses.ActiveCount

 

2010年時点で$0.06くらいから始まり、5月23日の大暴落でも$33,936ですから、およそ10年で実に565,600倍の上昇。ビットコイン恐るべし。

といって、過去にいくら上がったとて、今後が下がっちゃうんじゃ意味はなく。過去の挙動から今後の値動きを占ってみます。

まず、ビットコイン10年の推移で目立つのが「4回の上昇ピーク」

 

そして、それぞれの上昇トレンドがどのくらい続き、そしてどのくらい上昇したかとなると、こんな感じ

 

最初のⒶは1年で400倍という文字通り爆発だ!二回目Ⓑは440倍だが、到達まで2年かかっており、上昇スピードも半分に。三回目Ⓒになると、トレンドは4年間継続したが、70倍と著しく上昇率は落ちた。そしてⒹはいまだ進行中ですが、これまでの3年で9.5倍となっており、その矢先で5月23日の大暴落が発生した。

そもそも誰もビットコインなんて知らなかった初期にはハルマゲドン的な上昇だったが、裏を返せばめちゃくちゃ投機的な投資であり、かつ取引規模もあってなきがごとしで、小さな取引で大きい値動きが起こり。カジノでギャンブルしているみたいな感じで、上昇も爆発的だった。

これがⒷ、Ⓒ、Ⓓと進んでいくにつれ、マウントゴックスだのマスク砲だのと世間を騒がせながら、言い換えれば世間に認知されてゆくに従い投資手段として認められ、ETF出現により「暗号資産(暗号通貨ではないよ)」と国家権力からもお墨付きをもらったことで、一部のとんがったセミプロ投資にいちゃんだけでなく、世界の善男善女全員に開かれた、成熟した大規模の資産・投資手段になりつつあり、値動きもそれなりに鈍くなった。

といって、今のところは超ハイリスク、恐怖のボラテリティ(値動き)をもった恐ろしい投資であることは変わりなく。今後もあっとおどろく暴騰(暴落も)をすることが予見されています。

 

さて。

上記グラフを見ると、まだまだ上昇しそう、まだ値上げトレンドの中の一休みじゃん、みたいにも見れれば、いやいや2011年から2012年にすごい落ちちゃってるじゃん、今回もそうなるぞ、とも見れます。

 

どうなるのか?

虹色の変化球ではないけれど、どうとでもなりそうですが、なんとか大雑把な傾向だけでもつかめるツールはないのか?

 

ありました。

その名も「ビットコインレインボー」

https://exame.com/future-of-money/criptoativos/como-modelos-populares-de-previsao-de-preco-do-bitcoin-se-sairam-em-2020/

 

ビットコインの値動きについて、取引記録というかこれまでのグラフの上下動における最高点と最低点のレンジを割り出して、ボックス圏じゃないけれど、そんな感じで、このレンジの中で値動きしてます、みたいなのを、虹のように7つの価格帯に分けたもの。

なかなかこっているのは

赤:バブル最大。買うな!

オレンジ:高値圏

黄色:まあまあ中央値

緑:下がってきたぞ!購入用意!

青(紫):いまだ!買え買えー!

みたいな感じで表しています。

 

ビットコイン誕生から2021年5月までの「ビットコインの虹」はこんな感じ。

https://s3.tradingview.com/snapshots/c/C2UiGepO.png

 

このレインボーの未来予測の部分を拡大してみます。

 

この図を見る限り、現在の暴落場面でも、実はまだ中央値をちょっと割ったくらいだし、また、暴落直前の最高価格も、これもまだまだ中央値に毛が生えたくらいらしい。

どうやら$33,000あたりが値動きの一つの指標であり、この辺で「力を蓄えた」上で、2022年には$220,000に上がるかもしれん?

なあんて希望的観測をするのでした。

 

もちろん、本当にこの通り行くわけはないのですが、将来の傾向を予測するうえでは重要な示唆を得られると思います。

さて、ここまで読んで「ぐおおおー!ビットコイン投資開始するぞー!」と血気にはやる人はいないでしょうか。

そんな若者たちに一言。

「まず、インカムゲインで生活費が賄えるようになるまで、地道に投資すること。ビットコインよりそっちのほうが重要です」。

まず、ビットコインというのは、キャピタルゲインです。

キャピタルゲインというのは、投資した元本そのものの値上がりを狙う投資です。

例えば、今日100円を投資して、4年後にビットコインが7倍になれば、700円の収益です。年率175%というバケモノのような利率である。

しかし、それは、年率175%で増えるかもしれないが、逆に紙くずになってしまうこともありうることを示しているのである。

皆さんが、これからろくに年金も期待できないご時世で天寿を全うするためには、そんな根無し草のような投資に頼るわけにはいかないですよね?

 

では、どうゆう投資をすればよいのか。

それがインカム投資です。

簡単に言えば、元本は維持したまま、元本が生み出す配当などで生活する。生活できる配当額になるまでがんばって元本を育ててゆく。

不動産投資が典型的ですね。元本すなわち不動産は維持して、その不動産が生み出す家賃すなわちインカムで生活するということである。

そうゆう猫機長は、どうしてビットコインに投資するの?

中長期的に投資元本額を増やして、インカムを盤石にするためです。

幸い、現在でも、リートなどの配当があり。毎月、生活費を差し引いても35万円くらいが再投資できています。

その35万円の振り分け先の一つとして、ビットコインを選んでいます。

つまり、それこそ大経済クラッシュとかで月々の不労所得が35万円落ち込んでも、再投資するお金は無くなるが生活の分は賄える。

そういう感じの「再投資分」をビットコインETFに「つみたてて」います。

がんらい、こういうキャピタルゲイン狙いの高リスク投資は、全資産のせいぜい2%くらいが相場とされているようです。

 

ビットコインみたいな投資から生まれる利益(キャピタルゲイン)は、紫微斗数でいうところの「横発」つまり、実は裏付けがないのに、突然生まれるお金、というのが正直なところなので、儲けた分はさっと(というか、咄嗟に?)実体のある資産(不動産でも、インデックスファンドでも。僕はリートを主力にしています)に変えなければなりません。

というわけで、まずは地道な投資で目標1憶だ!それから、ビットコインもやってみよう!みたいな感じがよいとおもいます。

 

なんか偉そうな終わり方だ。

この原稿を読んでいる若い人が、ぼくの年齢になったときに「猫機長のブログを読んでおいてよかったねー」と思ってくれることを願って、書いています。

ではでは。。。。

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戦国時代のビットコイン:茶の湯のお話

古今東西の戦乱の世を統一した英雄たち。始皇帝から始まり、ジンギスカンや信長など、武力で制圧したかに見えるのですが、実は経済力の裏付けが必須だった。

武力と経済力は、どちらがニワトリでどちらが卵か?という関係で、残虐な武将というイメージのジンギスカンにしても、実は戦争を仕掛ける前に、第三国の隊商などを活用して、こっそり、かつじゃんじゃん仮想敵国と商売して敵の弱みを探り、十分儲けてから「さあ力でボコって略奪するぞ」と武力行使に及んだのですが、最後のステップである戦争ばかりが目立って歴史に残ってしまいました。

戦国時代の趨勢に決定打を与えた茶道

 

徳川家康の場合はもっとシミジミしています。

人質時代だったか?領地に里帰りする許可をもらい、お供の人と領内の田んぼを視察していたところ、あれ、すぐわきで農作業しているのは、近藤という家来じゃね?

「おーい近藤ちゃん。ぼくだよー」と声をかけました。

ところが近藤さんは、知らん顔をして農作業をつづけています。

とろいやつだなー、ともう一度声をかけようとした家康を、お供の人が制止。

「殿、分かってやってください!あいつは侍なのに貧乏で百姓の内職をしていることを殿に見られたくないんです」

あああ、そうだったのか!

そしらぬ風にあぜ道を通り過ぎる家康。しかし「うううすまん、いつかはこの家康が我が国を立派に繁栄させて、誰も副業しないでいいようにしてやるから、それまでのがまんだ」と、頬を涙に濡らしており。一方で、近藤さんの方も、しゃがんでカマをいじりながら「殿、我ら家臣がかならずや殿を人質の境遇から救い出しますゆえ、それまでご辛抱を」とやっぱり涙。両者の声にならない会話を心で聞いたお供の人もまた涙の、少年漫画を地でゆく感動巨編になっていたのでした。

 

でも、本質は感動でも涙でもなんでもなく。

経済力がなければ弱者として踏みにじられる、ただそれだけのことです。

(*ちなみに、このエピソードは作り話で、元ネタは家康のお父さんと家臣のお話(三河物語)らしい。https://www.sankei.com/west/news/150406/wst1504060024-n3.html)

 

世の中ゼニ、銭、ゼニ。やだなあ。

さて天下統一を実質成し遂げた信長ですが、人質まではいかずとも、最初は弱小領主に過ぎず。どうやって戦国最強の軍事力を整備するためのゼニを稼いだのか。

 

ここで本稿の核心に到達しました。

当時「ゼニ」といっても全国で通用する貨幣なんてなくて、どれだけ農産物を生産できるか、すなわち「石高」が勝負だった。要するにどれだけ広い領地を持っているかが重要であった。

ところが、信長は、もっといい「ゼニ」はないのか?とコペルニクス的転回を思いつきます。

 

すみません、ここで突然ですがお話を現在にワープさせていただきます。

現在では「ゼニ」そのものすなわち貨幣があり。そして貨幣の獲得には、アダム・スミスの言う通り「産業こそが国のパワーの根源だ」「価値は労働によって決まる」、つまり労働によって産業を興隆させた国が経済力を獲得し強国となっています。

ぴよぴーよ速報:https://www.youtube.com/watch?v=1VhIvVffHU4

 

ところが、ブロックチェーンという技術革新で、伝統的な労働とは違った形でパワーの獲得が可能となっています。

その形とは「マイニング」そして、富の名は「ビットコイン」。

マイニングというのは、はしょりますが、ITアルゴリズムによってビットコインを電子的に「採掘する」こと。これは電算処理であって、農業や産業ではありません。しかし産業で、貨幣という「価値指標」に換算されるパワーが創造されるように、マイニングでもビットコインという「価値指標」に換算されるパワーがやはり創造されているのです。

そして、マイニングで誕生したビットコインは、その保有と売買によって価値が何倍にもあがってゆき。

つまり、在来の生産手段を持たない人でも、首尾よくビットコインが入手できれば、恐るべきパワーを獲得したも同然と言える世界になっています。

 

ここで、信長に戻ります。

アダムスミス言うところの農業・産業で武田、今川等の超大国に脅かされ、経済力の重要さを思い知らされた信長は、なんかビットコインみたいなパラダイムシフトがないのか?と悩んだところ。

 

ありました。その名も「茶の湯」

 

といっても、最初は近隣諸国から奪った農地による産業で経済力ひいては武力を強化し、日本の中で信長に逆らえる武将は少ない、というところまで持って行き。

信長の言葉は神の言葉である、くらいまで支配強化された勢力圏が築けたところで、そのシマの中で「茶の湯ビットコイン計画」を実行に移します。

武将を集めていわく

「今回千利休に作らせた楽焼(湯のみの一種)は一国と同じ価値がある」

諸国の武将は、これを聞いて、どわわわー!とどよめき。

そして「武将のなにがしは、今回の戦で大きな手柄があったから、この楽焼を褒美に与える」と宣言。

楽焼をもらった武将は「おおおおーこれは新たに一国一城の主にしていただいたと同じご褒美!喜んでいただきまするー」と平伏して拝領し。

並みいる諸将は、これでなにがしも一国一城の主か!と一目も二目も置くこととなりました。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

 

信長の狙いは、土地以外の価値を作ることによって、土地すなわち生産力が信長以外の武将に集中することを避けることでした。

一方、武将のほうでも、すでに大方平定されてこれ以上分割が難しい土地そのものよりも、神である信長によって、土地と同じ価値がある!と承認した湯飲みをもらうことで地位権力が得られるなら、それでもいいや。となり。

舶来品。左が唐物、天目茶碗。右が高麗物、井戸茶碗

出展:https://art.iroiro.co/article/art/chawan/teabowl-juubun

 

この「湯のみ作戦」で重要なカギを握ったのが千利休さん。

信長は「湯のみつまりビットコイン」を使用あるいは配布する方なので 、「マイナーつまり作成者」が必要であり。

このマイニングも、ちゃんとした電子計算をしないとビットコインができないように、湯のみの方も、贋作(偽札?)と明確に区別するために「純正品です」という保証が必要になり。

「マイニングにおける正しい電子計算」の役割を果たしたのが千利休でした。

千利休は、いろいろな湯のみを鑑定して、気にいったのには「利休印の名品」みたいな保証を与え。

信長が「これは一国に値する楽焼だ」といったその楽焼は、あらかじめ利休が目利きして「本物です。スーパーで売っているようなテキトーな乱造品じゃないよ」と保証したからこそ、武将も安心して拝領できた。

湯のみそのものはビットコインのごとくであり、湯のみで億りびと!が多数誕生したのでした。

元祖マイナー、千利休さん

 

このシステムを大成させたのは、信長の後を継いだ秀吉。

信長も独り占めしようとして達成できなかった『天下の三肩衝(かたつき)』と呼ばれる最高の3つの器を独占入手し、新たな神であることを証明するとともに、神の証明にもなるくらい、器が重要なんだよ!と諸侯の洗脳に成功し。領地などと織り交ぜて、みごと諸国の大名の懐柔に成功したのでした。

左から「初花(はつはな)」「新田(にった)」「楢柴(ならしば)」

ならしばは1657年に火事で行方不明になり、復元品です。

出展:初花、新田はhttps://tyanbara.org/business/sengoku-history/2018010125032/

楢柴はhttps://www.sadogu.co.jp/sadouguhanbai/ProductList/tyaire/narasibatyaire.html

しかし、このころから、茶道を政治経済の道具としてしか見ないビジネスオーナー秀吉と、実はわびさびが好きだった芸術家千利休は、そりが合わなくなり始め。きんきらきんの茶室を作って喜ぶ秀吉には、湯のみを政略の道具以上にしようとする利休は邪魔になり、うまく理由を見つけて処刑してしまいました(切腹申しつけ)。

 

一所懸命の武将たちに、所領と同等以上の価値を見出させる湯のみは、美術品としても超一級でなければ務まらなかったと思います。そして、利休はそういった超一級を見抜く本物の芸術家だった。

時代を超えて今日に至っても、初代長次郎の楽焼は3億円に相当するなどと評価されています(黒樂 銘万代黒)。一方、ビットコインはどうなるか?

ぼく個人は、とある理由により、この原稿を書いた2021年2月7日時点では、ビットコインは買っていません。この理由となっている制約条件が解消されれば、投資対象として買うかもしれません。

(*4月26日、とあるビットコイン投資始めました。詳しくはこちらの記事で。)

この記事が、皆さんの投資戦略を考えるうえで、一つの参考になれば大変幸いです。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ビットコインのETF出現:ブラックカードの絆

*この記事での「ビットコイン」はおおむね「クリプトコイン全般」という意味になっています。

ビットコインへの投資といえば、日本では、直接取引所(交換業者)に口座を開設して入金するしかなく。この口座すなわちウオレットがくせもので、取引所のウオレットがハッキングされて大ニュースになったりしました。

被害を避けるために、投資家が個人で所有するコールドウオレットつまりインターネット環境から切り離した専用デパイスや、紙に印刷するペーパーウオレットがありますが、紛失や盗難の他に、紙の場合、コーヒーこぼしちゃった!などなくても自然な劣化で秘密鍵が読み取れなくなれば永久に投資はパー。ハードウオレット等のデパイスは、うっかりでなくても秘密鍵を念失、紛失すれば、やはりその時点で永遠に投資がパーになるという危険があるのです。

左がハードウエアウオレットの一例https://hardwarewallet.jp/

右はペーパーウオレットの一例https://payment-revolution.net/pepar.html

さらに恐ろしいのは「個人対ビットコイン販売元」という限りなく力関係が不均衡な契約なのに「ビットコインについては、警察はじめ国家権力は管理していません」という世界なので、いかに正式登録した取引所と言えど、「作為または不作為の不手際」をしでかした際、対決し解決するにはあなた個人の独力しか頼るものがないということです。警察など国家権力が、あなた個人の為にどれだけ力になってくれるか、また、力になるための「事件性」をどこまで真面目に追及してくれるかは疑問です。

要するに、よほど事情に精通した投資家でない限り、個人による直接のビットコイン購入では、個人に覆いかぶさるリスクが大きすぎるのである。

 

一方で、ビットコインは今後大成功間違いなしのブロックチェーン技術が、クリプト通貨という、もっとも投資に適した形で表れているものなので、投資しない手はないぜー!とだれでも考えるのではないのでしょうか。

それは金融機関から見ても同じであり。

法定通貨の守護神である銀行などは、これまでビットコインの取り扱いをスルーしてきましたが、ここ数年から風雲急を告げ。いよいよ世界の大手銀行が暗号資産ビジネスに参入し始めたのでした。

そして、まずカナダが世界初、次いでブラジルにおいて世界2番乗りの「ビットコインETF」が開始。一般投資家参入の道が開かれたのでした。

この原稿は、2021年4月29日に作成しています。この時点で、類似の投資手段は、G20諸国のうち、カナダとブラジルでしか始まっていない一方、アメリカでもMorgan Stanleyあたりが着々と準備を進めているらしい。

アメリカで開始されれば、日本のみなさんにもぐっと身近になりますよ!ということで、この記事が予習の役に立つことを願っています。

*カナダのETFについてはこのサイトに情報あり→https://mon-ja.net/210417-01_bitcoin-etf/(外部リンク)

 

ブラジルの新生ETFは、その名もHASH11。

正式名称はHashdex Nasdaq Crypto Index Fund

ETFであり上場しています。日本の定義と違っているかもしれませんが、自称インデックスファンドです。

Nasdaq Crypto Index (NCI)という、NasdaqとHashdex社(ファンドの管理会社)が共同で開発した、いわゆる暗号通貨界のNasdaq指標をもとに運用。

このファンドを構成する銘柄は以下の通り。

ビットコインが80%弱。イーサリアムが18%強。残りをLitecoinなどで分け合っています。Stellarなんて得体のしれないコインも入っていますが、0.68%ということで、まあ銀行側の道楽さ、という感じでしょうか。

 

最大のポイントは

「投資家と銀行の契約であり、取引所など外部との交渉のリスクが存在すれば、それは銀行が負ってくれる」

銀行は個人とは桁外れ、取引所も圧倒する交渉基盤を持っている。国家権力も銀行はつぶしませんからねー

 

ぼくは、このファンドをブラジル市場で取引開始された4月26日に購入しました。市場取引開始その日に購入できたのは、ひとえにぼくが口座開設しているS銀行の投資アドバイザーE氏がタイムリーに教えてくれたことによっています。

もちろん、以前から「銀行によるビットコインファンド」ができないかなーと調査してはいましたが、個人のかなしさ、いくらネットの時代でもあっぱらぱの方向にアンテナを伸ばしていたようで、4月25日にE氏が連絡してくれるまで全然知らなかったのでした。

 

しかし予兆は察知していた。

ぼくはS銀行の他にI銀行でも口座を持っていますが、そのI銀行で仲良しだったやはり投資アドバイザーのマルコスくんが、去年とある証券会社に引き抜かれ。それからちょくちょくマルコスくんよりぼく宛に「こんな新銘柄があるよ」とメールが来ていたのでした。

そのメールの一つに「僕(マルコス)の証券会社で、ビットコイン関連のファンドがあるよ!僕の証券会社に口座を開けて、投資しない?」というメールが入り。

すでにS銀行、I銀行に口座を開けていて、さらに別の証券会社に口座を開ける気なんて全くなかったので、マルコスくんの商売敵であるS銀行のE氏に「とある証券会社からこんな情報が来てるよ!S銀行には無いの?」と聞いたら、10日を待たずしてHASH11が取引開始になることを教えてくれたのでした(それが4月25日でした)。ごめんねマルコス。ははは

 

ここでポイントが一つあり。

マルコスくんにしろ、E氏にしろ、こういう特ダネ情報をすらすら教えてくれた背景に、「ブラックカード」があり。

ぼくは両方の銀行にブラックカード持っていますが、I銀行の方は、実は名ばかりのぜんぜんダメなカードとはいえ、それでもそれなりの投資残高を持っていないと招待してくれない。つまり、マルコスくんから見れば、ぼくはそういう投資規模の客だということがわかるわけである。

S銀行の方は、南米では知る人ぞ知るサンタンデール・ブラックカードで、空港のラウンジがタダになるとかブラックカードらしい特典がなんとかある。某エキスプレス社のブラックカードと一応は同じ格ということになっています(なんて書いたら、E氏から「ふざけんなー!わしらの方が格上じゃー!」なんて怒られるので、ひみつ。)

サンタンデール・ブラックカード

ネットで「ブラックカード特集」なんてやっているのを見ると、やれコンシェルジュを使ってホテルのスイートルームに予約をねじこむだの、そんなことばかり書いていますが、ブラックカードの本当の威力は、今回のようなエポックメーキング的な出来事をいち早く察知する機会を与えてくれたり、実物不動産購入等、それなりの金額を動かす場合に、交渉相手にこのカードを見せれば一発通過!などがあるのです。

 

ウオーレン・バフェットみたいに名が売れていれば、最低ランクのカードでも全然問題ないけれど、この記事を書いてるぼくや、そして読んでいるあなたのような無名の投資家は、契約相手に安心してもらうために、資産形成のある段階でブラックカードを取得しておくのは有用だと思います。

 

さてHASH11に戻りますが、もちろん1日で50%下落なんて日もあるでしょう。つまり、ぶっちゃけ全損しても痛くない金額で開始して、5~6年?で暴騰局面を狙う、のが定石かなと思います。

もう一ついいのが、Nasdaqつまりドルが基調となっており。もちろんブラジル市場での取引なので現地通貨換算ですが、それでも為替ヘッジがきくので、これまで現地通貨のみの投資しかなかったところ、安心の材料になるのでした。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

最後に、USREITの銘柄により構成されるBrazilian Depositary Receipts (BDRs、国際預託証券)が、BOVESPA市場(サンパウロ)で購入可能となっています(ブラジル居住者)。USREITの有望な配当利率と堅固な安全性を期待しています。でも現在現地通貨があまりに安いので、回復を期待して、あと、1,2年後に購入できればと考えています。

ではでは。

Posted by 猫機長
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歴史都市ピレノポリス(その2)

この記事は「歴史都市ピレノポリス①」の続編です。①のほうも読んでね!

さて、とある高原の飛行クラブで飛んでいます。

格納庫群とタクシーウエイ

 

こんな飛行機に乗っています(Rans Super Coyote)

 

フライトの前夜には格納庫に到着しておきます。

写真左奥が居住区角。その手前にキッチン(ごっこ)があります。

 

お腹すいたな、ということでラーメン。

どうしよう、太っちゃう。。。

そのあと、デッキチェアで一休み。(写真は昼の撮影なので、明るいです)

酔っぱらいました

 

で、翌朝6時にはごそごそ飛行準備開始。

爽やかな快晴でした

 

ベッドから抜けだす際に、スニーカーを振って、なかにへんな虫とかがいないか確認します。

こういうのがいるかもしれん

 

機体点検、ピトー管確認、ドレン(燃料系統)確認、機体に乗り込んで計器チェック、エンジンチェック。暖機運転ののち、タクシー開始。

いよいよ滑走路に進出。

離陸は動画でご覧ください

 

今回の目的地はピレノポリス市。ブラジリアから行きは50分、帰りは1時間10分くらい。この差が生じるのは、追い風、向かい風が影響するためです。距離だと150Kmくらいで、車で行くと片道2時間半くらいです。

高原の空をぽつんと浮かびながら飛んでいきます

 

断層地域を横目に。機位確認の良い指標です

 

のこのこ飛んでいるうちに、ピレノポリス市が見えてきました

 

滑走路直上に到達

例によって高度高すぎだったので、きつめに降下しながら滑走路の周回経路に入ります。

 

この動画で、旋回終了時、右端に滑走路が見えてきます。わかった人はもうパイロットかもしれん。

で、いい感じに着陸。広い空港、いいですね。。。

 

なかなかモダンな空港建物までタキシング。

 

駐機。奥にクラブ仲間の飛行機が係留されていました

 

空港わきの芝生に、にわとりとひよこたちが歩いていました。

 

ちなみに、ちょくちょく空港へは降りるけれど、あまり町には行っていないことに気づき。いろんな機会に撮った寄り集めの写真を掲載しますが、ピンボケのいんちき印象派風になってしまい、すみません。

とある吉日に、一緒に遊びに行った素敵女子(京都の婦警さん。a.k.a「たこ焼き老師」)から送っていただいた写真も載せています(解像度がいいのですぐわかると思います)。

というわけで、町をおさんぽ。

空港から歩いてゆくと、町中心の教会に向かって、おおむねなだらかな傾斜を登っていきます。

 

まず見えてくるのがこの民宿。観光の町なので、こんな感じのがいっぱい営業しています。

彼女を連れてきた時のために(彼女が出来たらですけど)、一泊いくらかなーと聞こうと思ったら、受付にはだれもおらず。

そのまま内部に潜入しました。ちょうど朝ごはんの時間で、ハムとチーズにコーヒーなどビュッフェにならんでいました。食べたいな。。。

宿泊客はいっぱい。(注:2017年当時、COVIDはなし。)でも受付の人は失踪しており、結局宿泊料とか聞くのは諦めて、そのまま町にいきました。

18世紀ふうの街並。

坂を上りきると、上の写真奥に教会が見えてきました

Matriz教会。1728年設立

ちょっとコーヒータイム。

こんな感じのコーヒー屋さんがいっぱい。

一休み。

パイとピザを合わせたような、でも中身はハムが入っていてしょっぱい、

なんだかわからなかったですけどおいしかったです。

気ままに街をぶらつきます。

お土産屋さんがあった!

でも、ご覧のとおり、へんな麦藁帽子や水着、冷蔵庫のマグネットやキーホルダーとか、全部ブラジリアで売っているけど値段は倍です、みたいなのばっかりなので、なにも買わずに帰ってきました。ははは

風が強くならないうちに空港に戻ります。

広々とした滑走路。開放感が広がります

離陸動画

 

のんびりと1時間ちょっとの飛行でブラジリアへ戻ったのでした。

ピレノポリスは19世紀ごろに金鉱、商業、綿花生産で栄えた歴史的な地域で、山脈に沿って位置していますが、カタルーニャ系の移民が多く、スペインのピレネー山脈をしのんでピレネーのふもとの町、つまりピレノポリス、となったそうです。多数の歴史的建造物があるそうですが、町全体が歴史の教科書に出てくるポルトガル植民地時代の風景みたいで、歩いているだけで楽しいです。最近は観光地として栄えており、民芸品などのお土産も豊富です(質的には大したことないです、ははは)。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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24時間戦えますか?死ぬまで現役やれますか?

「リゲインのテーマ」のお話ではなくて(関係はある)、この記事を読んでいるあなたの収入が、「今後こうなってしまうぞ!」というお話です。

ひょんなことから、2045年の未来よりタイムスリップして2020年の日本にやってきたロボットの「AIくん」。

とある開業医「猫医院」の一室で、院長さんとお話になりました。

AIくん「初めまして。2020年の日本はコロナ禍でたいへんですね」

院長さん「初めまして。いやいや24時間働けますか、ですよ。でも有給休暇も昇給もありゃしないけどね」

A「有給休暇?昇給?それってなんですか?」

院「AIくんは機械だからわからないんだね。人間の社会では定期昇給があって、誰が何年務めたか、どれだけ成果を上げたか、による給与の修正をおこなっているんだよ」

A「院長さんは、お医者さんなのによくご存じですね」

院「病院経営していると、院長の他に社長もしなきゃならなくてね。部下の査定がなかなかたいへんなんだよ」

A「部下のお医者さんの給与計算とか、残業管理とかそうゆうことが患者さんを診察するほかに生まれるということなんですね」

院「その通り。ぼくは人事管理、査定とかで、毎晩遅くまで大変なんだ。。。2045年ではどんな感じ?」

A「残業とかはありません。だって最初から24時間体制なんだもん」

院「えつ?お医者さんが過労死しちゃう?」

A「実は。。。。2045年には、人間のお医者さんはほとんどいないんです」

院「えつ?」

A「ぼくたちの仲間に「治療くん」というのがいて、病気になったか不安だ、診断してほしい、という人のお家のコンピュータを通じて、コンピュータのカメラやマイク、さらにはキーボードから打ち込んでもらう情報でたいてい診断できちゃうから、その場で治療法を伝えてはいOK、おしまいです。場合によっては「治療くん診断デパイス」をUAVで運んで出張診察もあります。」

院「ううう、では、いつも悩む人事考課もないし、そもそも人事部門や経理部門の存在が必要なくなる、ということなのか?」

A「院長さんのケースでは、人事部門はいらなくなりますね。院長さんの下で働いているお医者さんたちはみんな「治療くん」で代替できるので、給料も有給もなくなります。ぼくたちAIが24時間体制でアテンドするので、残業もありません」

院「人事コスト0で24時間営業ということだね!すごいコスト削減かつ利益倍増だ!」

A「病院は、入院施設のある大学病院みたいなのだけが残って、院長さんみたいな小さな開業医は、わざわざ物理的に病院を作る必要はなくなりますよ」

院「というと?」

A「院長さんは、自宅で「治療くん」の管理者になって、「治療くんクラウド」を通じた患者さんの診察状況をモニタリングする。そして、「治療くん」だけでは対応できない難病の人などを、大学病院とかにレコメンドするみたいなかんじになると思います」

院「ううーむすべて自宅のコンピュータにより、クラウドなどのITを通じたリモート操作になるということか。でも大学病院には医者がいるんだよね」

A「その数はすごく少なくなります。「移動型治療くんロボット」が病棟を巡回して看護師さんに指示をだして、患者さんの対応をしますから、人間のお医者さんは、「治療くん」のモニター役になります。でも、看護師さんや、介護の人たちなどはまだまだたくさんいますよー」

院「つまり、人の体を手に取って、物理的に手をたずさえて行う活動には、AIは介入できないということなの?」

A「おしめ取り換え、う◎ち清掃の「身体介護ロボット」とか、外骨格スーツみたいな補助具はできてます。でも患者さん、ご老人との触れ合いは人間の介護士ですねー」

院「ううむ、看護師の方が医者より上だ!と言われている気がしてきた。職にあぶれた医師が、大量にタクシー運転手になっちゃった、とか起きているのだろうか?」

A「全然大丈夫ですよーリストラだの、乞食だのそういうのは存在しない世界になっています。国民は、誰でも経済的な不足がなく生活できるよう、一律にベーシックインカムをもらいますから、ふつーの生活には全然問題ないですよー」

院「ううむついにベーシックインカムがきたか!要するに、上記で出てきたコスト0化と収益激増によって発生した余裕・余剰分が、税金になってベーシックインカムの財源になるということだな!」

A「その通りです。ぼくたちのお客さんとなる人間がお金を持っていないと、ぼくたちも困りますから。。。」

院「うううーむ、家内への給料配達人から逃れられると思ったら、今度はロボットのえさやりおじさんか。かなしいな」

A「鋭利な推理ですね。看護師さんにはない発想だと思いますよ」

院「そんなみえすいたお世辞で喜ぶ医者はいないだろうけれど、好意的に受け取っておくよ」

A「院長さんにお聞きしたいことがあるんです。むかし飲み会っていう儀式があったそうなんですけれど、どんなものだったんですか?」

オンライン飲み会でさえ、ハラスメント(ズムハラ)があるらしい

院「まさにいま君が言ったような心にもないお世辞を言いまくって、会社の中での自分の立場をよくするための課外活動だ」

A「ふむふむ課外活動ですか?」

院「話の初めに出てきた昇給にしろ、若い医者は「仕事しないおじさんが年功で高い金を貰っている」と憤るし、年寄りは「若いころにはもらえなかった賞与を、成果だのなんだのでどんどんもらいやがって」と妬む。そもそも何が成果で、なんでAさんがもらえてCさんがもらえないないんだ?とすさまじい闘争があるのだよ」

A「人間て大変ですね。AIだったら電源を入れて作動させれば故障しないかぎり1年365日24時間作動してます。AI同士で妬みそねみもないですよー」

院「というわけで、うわべはみんな「おはようございまーす」なんてさわやかにご挨拶しているが、裏ではすさまじいルサンチマンのいがみ合いがあるのだよ」

A「ガス抜き、説得等のために飲み会が必要ということなのでしょうか」

院「そうだ。さらには、本来ありえないゆがんだ事業を闇のうちに合意してしまうツールでもある」

A「国民が望んでいないオリンピックが、知らないうちに実施になってたとか。政治は料亭で決するということでしょうか」

院「まさにその通りだ。オリンピックは重要だが、何が何でもやりさえすればいいなんてものではないのに、政界・財界がトクをして一般市民は世界中からのコロナウイルスに晒され、我々医者は過労死か、患者からコロナを貰って死んじまうかという、そういうゆがんだ形での開催が我々の頭越しに決まってしまうのだ」

A「世界中の選手とかが得体のしれない変異株をもってくるわけですからねえ。世界同時開催の巣ごもりオリンピックとかにすればいいのにね。でもそれじゃビジネスとしておいしくなくなっちゃう」

世界各国で同時開催し、実況を世界中に配信する「在宅オリンピック」

院「脱線したが、同じ会社の仲間なのに背中から刺しあうような暗闘が起きるのも、結局いくら働いても給与が足りないからだ」

A「働かないと生きていけない、という体制だから、給料をもらうためなら、人は何をしても許される、となるのですね」

院「そこでだAIくん。2045年ではみんな給与はたくさんもらえているのかね?」

A「そこポイントですね。実は給与額は現在と変わらないですが、給与を貰っている人間の数がものすごく少なくなっています」

院「ベーシックインカムで生きていけることと、そもそも人間が入っていける職場が激減しているということだね」

A「そのとおり。お医者さんにしても、生活費はベーシックインカムで保障されているので、飲み会で暗闘してまで組織にしがみつくなんて人はいなくなります。でも、ただのお医者さんではだめで、「治療くん」すなわちAI機構をモニタリング、使いこなし、その不備を補い向上していく、そんなお医者さんでないと職にありつけないでしょう」

院「要は、人間が「考える葦」として「我あるために、思うことを忘れない」ことが大切だと言いたいんだね。さて3000字越えなので、今日はこの辺にしよう。AIくん、どうもありがとう」

A「こちらこそ、どうもありがとうございました」

AIくんの言うことが、どこまで実現するか?ではでは。。。

映画「本日休診」1952年松竹

 

Posted by 猫機長
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美術の実用価値:西洋絵画と日本刀の共通点とは

美術と工芸。ふつーの人から見ると同じに見えますが、ルネサンス時代の画家とかに言わせると「ふざけんな!ぜんぜんちがうぞ!」だそうで、要するに工芸は「日常の実用品にアートな加工をした物品」そして美術は「それそのものが存在価値をもつ、アートそのもの」だそうです。

美術品(アングル 「ホメロス礼賛」)と工芸品(陶磁器 有田焼)

 

ふうーん。じゃあ、美術品って、結局タワマンから見る景観と同じで、あってもなくても生活には困らない、そうゆうものなのですね、とおもったら、いやいやそうでもないらしい。

というわけで、今回はファン・エイクというにーちゃんの絵画に秘められた恐るべき暗号について探求します。

ヤン・ファン・エイク「アルノルフィーニ夫妻像」

 

この絵の登場人物の前に、もろもろの物品に注目してください。

◎夫妻の足元にいる犬。物品というより生き物ですが、夫婦の忠誠と(生まれ来る)子供の象徴。

◎奥さん後ろのベッド。カーテンの赤や、カーテンが開かれていることで、この絵の男女がこのベッドを共有する人たち(夫婦)であることを宣言。

◎天井からぶら下がるシャンデリアに一本だけ灯のともったろうそく。精霊の来臨つまり神に祝福(公的に承認)された結婚である。

◎窓際のオレンジと棚。富の象徴。夫妻の所属する階級(裕福な商人)を宣言。

◎スリッパ。「聖なる場所では靴を脱ぎなさい」と聖書にあり。婚姻の場所であることを宣言。

◎ほうき(鏡のすぐ横)。家事、労働、貞節の象徴。二人が家庭を構成することを宣言。

◎鏡。夫妻の背姿の前に、2名が映っている。すなわち、結婚の立会人(公証人)で、そのうちの一人がファン・エイク

◎署名(鏡のすぐ上)。ファン・エイクここにありき。1434年。

実は、ほかにもいろいろ、服装や髪型からはじまり、次から次へとメッセージのこもった小道具?が出てくるのですが、とても書ききれないので、「アルノルフィーニ夫妻像 アレゴリー」みたいな感じでぐぐっていただくと興味深い情報が得られると思います。

とりあえずは上記でエッセンスです。ロザリオはどうした!とかいうつっこみはなしですよー

ちなみに、この絵は、寓意も素直に解釈できて安心ですが、裏を読もうとすると、夏なのに冬の服、そしてろうそくが男性側にしかないのは、実は前妻の存在を暗示しているなんて解釈もあったりします。

これがフェルメールの「牛乳を注ぐ女」になると、ぱっと見はプロテスタントの美徳である質素さを象徴するようでありながら、床のカイロや、その後ろにあるキューピッド絵柄のタイルなど、実は洋〇ンもびっくりのエッチな絵なんじゃ?なんてやばい解説もあるのですが、それは気が向けば別の機会に書かせていただきます。

フェルメール 「牛乳を注ぐ女」

 

脱線しました。「アルノルフィーニ夫妻像」に戻ります。

さて、この絵ですが

「ファン・エイクは、神の権威により認められた夫婦として、商人アルノルフィーニと手をつないでいる女性が、合法的に結婚したことを証明する。1434年」

という事実を世界・世間に対して宣言しているということなのですね。

それって、役場で登記する婚姻証明書のことじゃ?

はいその通りです。

どうやら、この当時は宮廷に出入りする貴族や商人と言えども、読み書きがにがてだった?または、現在と「登記書類」という概念が違っていたのかも?いずれにせよ、この絵については、婚姻証明書と同じメッセージを社会に宣言するという意図をもって作成されたものと考えます。

この絵の最初のオーナーはほかならぬアルノルフィーニさんだったとのことで、家の権利書とか、金庫にしまった金地金と同じレベルの効力をもった重要な権利書だぞー!といばっていたのかもしれません(実は借用書だったなあんて。ははは)。

その後、宮廷人、総督、スペイン王など転々と所有が変わり、1841年に一般公開、翌年ロンドン・ナショナルギャラリーが購入して現在に至っており。その間少しづつ「アートな登記書」から「アートそのもの」に変化していったものと理解します。

一方、ファン・エイクは、この絵を描きながら

「結局、役場の証明書という紙切れ程度の価値しかないのか?」「絵として、美的感覚の表現を唯一の価値とする絵は描けないのか?」

と悩んだかもしれません(ぜんぜん悩んでないかもしれません。ははは)。

しかし現実はアカデミズムの隆盛に傾斜してゆき。アカデミー、つまり王様だのなんだのの国家権力が「正しい絵、感動的な絵」と承認した絵、つまり「国家権力を肯定、賛美、普及する実用品(報道媒体)としての絵」だけが絵画として認められるようになってしまい。

「絵入りロンドンニュース」による日露戦争当時の日本軍についての報道。

写真はすでに存在していたが、まだ絵が実用的な報道手段だった

 

こうした歴史の中で、「アートそれのみで存在する美術」を求めてもがいていた西洋の画家たちを救ったのが、なんと浮世絵などの日本美術だった。

市民社会の成熟や絵の具などの技術革新により、印象主義派など、アカデミズムに真っ向勝負だ!という機運が生まれていたところに、写実もアレゴリーもへったくれもない、画家の感性そのものがぶちまけられた日本画をみて、西洋の画家たちは「僕たちの革新運動は間違っていなかったんだ!これでよかったんだ!」と勇気づけられたことでしょう。

歌川広重作「名所江戸百景・亀戸梅屋舗」 ゴッホによる模写

 

そして、ジャポニズムが美術再発見の契機をもたらしたのは、決して偶然ではなく。

日本がフランスに伝えたエッセンスに「刀」があると思います。

戦国時代が終わり、「刀狩り」政策で民衆から刀を取り上げた時点で、日本は一般の人々が武器を持たない平和な時代に入りました。

でも武士には帯刀が許されました。支配階級とか、軍事政権とかの理由もあるのですが、帯刀ありき、刀がなけりゃ武士じゃない、なんていうのはなかなか独特で、南蛮などからの外人さんはかなり奇異な印象を持ったらしい。ザビエルさん曰く「彼らは武器を尊敬し、常に刀剣と短刀を持ち歩く」。

日欧のかけはしとなったザビエル

 

はっきり言って、江戸時代以降の日本刀なんて、実用品としてはラーメンのどんぶりとさして変わらず。どんぶりを腰にぶら下げて歩く人はいないけれど、明治時代まで武士は二本差しを墨守しました。

だって護身用に必要じゃん、という意見もあると思います。

そこが核心で、現在に至っても軍人とかはピストルを腰にさして歩いています。ピストルが護身のための実用品だからです。

でも、日本刀は護身が本来の用途ではなく(剣道、居合道、弓道)。切り合いの盛んな幕末においても、坂本龍馬が拳銃で幕吏を撃退しているし、法律上も、へたに抜けば「お殿様のご領地で抜刀騒ぎを起こした」と切腹になったりとか、そもそも抜いてはいけないというのが刀だった。

つまり、殺傷という実用をあえてしない、というのが武士の哲学であり美意識だったのですね。

武士が刀を差したのは、刀という「仁愛、智慧、勇気のシンボル」(精神と知能)を肌身離さないことで、自分自身の精神・魂の浄化向上を常に意識・努力する、そんな心構えを視覚化していたのだと理解します。

そして現在。

いつか刀が担った「真の実用的な役割」、ファン・エイクさん?や、多数の画家が願った役割が、ついに美術によって担われる「風の時代」に入り。

コンピュータが人間の生活を制御する、うるおいもへったくれもない現在で、利益、効率、成果といった無機質な言葉たちに占領されてしまった魂に、実用とはステージが違うけれども、もっと大切な「仁・智・勇」を思い出させる。そういう存在として美術が再発見されるようになった。

太刀 備州長船安光(おさふね・やすもと)https://www.seiyudo.com/ka-090120.htm

 

だからこそ、どんなにデジタル化しても日本画や油絵などはなくならないし、ルネサンスだののはるか昔の絵画がますます価値を増している。デジタル技術を駆使して新しい美術を開拓している人さえいる。

ふと立ち止まってアートを見つめる、そんな日々が大切になっていると思います。

美術は、これからの人類にますます必要な物になっていくかもしれませんね。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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緊急事態宣言再び:「誤った戦時医療」からの脱出

2021年に至り、コロナ禍はますます猛威を振るっています。

GOTO政策とか、経済政策優先をしたために、かえって医療崩壊に近づいてしまい。看護師さんの大量離職など、これまで最前線に立っていた医療部門の人々でさえも耐えきれ無い状況になっています。

ドクターハッシー:https://www.youtube.com/watch?v=b4DHp3DjaO4

そして夜の街のいろいろなお店のみならず、普通の飲食店や自営業の人々たちも営業ができなくなってしまい、ますます困窮してしまっています。

コロナ禍以前から、ネットカフェ難民になっていた日雇い労働の人たちに至っては、文字通り路上での物乞い生活になってしまった人も多数。

これら大量の困窮者や、お客さんがいなくなり営業できなくなった多数の自営業の人たちは、どうやって生活していったらいいのでしょうか。

結論から言えば、技術的にはこうした人々を、コロナ禍の収束(つまり、コロナが弱毒化して「風邪程度に弱くなる」日が来る)まで持続的に救済することは可能です。

救済策のキーワードとして「戦時医療(命が安すぎる)」という言葉があります。

そして、日本政府が取るべき方策は「誤った戦時医療の方針を軌道修正する」ことです。

そもそも「戦時医療」ってなに?

航空母艦の例で説明します。

とある空母が、爆撃を受けてしまったとします。

幸い甲板はダメージを受けませんでしたが、甲板に多数いた整備員が重傷を負い、飛行士数名が軽症を負いました。

平時であれば

①重症者の手当をまず優先し、

②その後、軽症者の手当

となりますが、戦時医療では

①まず飛行士を手当てし、艦載機を一刻も早く発艦できるようにする

②重症となり甲板に転がってうめいている整備員は、元気な者がモップなどで海に掃き落とし、ともかく甲板に艦載機が発艦可能なスペースを作る

となってしまうのです。

ここまで読めばお分かりと思いますが、コロナ禍で日本政府がやってきたのが

①GOTOなどで経済を一刻も早く回したい

②医療従事者は、経済優先で爆発した感染者のうごめく医療崩壊の海に掃き落とす

だったのです。

発艦が遅れた「魔の5分間」で空母三隻喪失の実例もあり、

戦時の空母では、離着艦がなにより優先となる

さらに言えば、コロナ禍以前でも、ネットカフェ難民やニートなど救済措置を取らなかったこと自体が「誤った戦時医療」をやっていたということで、今回のコロナ禍は、もしかしたら、神様が「日本という国はとても豊かなのに、戦争中の国のような戦時医療(弱者切り捨て)をいつまでもやめない。こんなでは国そのものを滅ぼしてしまえ」という「神の罰」を発動させたのかもしれません。

いまや日本は医療崩壊、経済崩壊の緊急事態に入っています。

従って「戦時医療」は有無を言わせない現実としてのしかかっています。

では、貧困女性、路上生活者、立ちいかなくなった自営業の人たちを「絶望の海に掃き落とす」ことで解決できるのでしょうか。いえいえこれこそ「コロナ禍以前から神様を怒らせるくらい政府がやってきた過ち」であり、この期におよんで政府が態度を変えないならば、本当に神罰が下ることになるでしょう。

では、何を「掃き落とせば」いいのでしょうか。

技術的には簡単です。

「政治家の給料を議員等のふところから掃きおとし、弱者救済に回せばいいのです」。

数字で説明します。

国会議員は、2020年に710名となっています。

国会議員の給料、そして主要な手当は、次の通りとなっています。詳しくはhttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/44609?imp=0

をご覧ください。(ざっくりした年間所得です)

①基本給与として2100万円を受け取っている。

②「文書通信交通滞在費」1200万円が支給される。

③「公設秘書3人分の給与」として、2500万円。

④「立法事務費」780万円

⑤その他700万~1000万円が議員個人に渡る

総額は7280万円。すごいな

ここで、⑤についてはなんのことかあまりわからないし、③④も雇用等に関わるということで差し引いた①+②=3300万円を救済金としてあてることとします(それでも政治家のふところには3980万円残る)

①+②=3,300万円X710人=2,343,000万円÷12か月=195,250万円=19.5億円

つまり、1か月あたり19.5億円が救済資金として計上できます。

上記は国会議員のみ。地方議員の場合、都道府県で格差があるが、平均は1000万円+アルファとのこと(出展はこちら:https://financial-field.com/income/entry-128334)

そして人数は、都道府県議会議員2,668人+市区町村議会議員29,762人、計34,230人として算定すると、

1000万X34,230=34,230,000万円÷12か月=2,852,500万円=285億円となります。でも、村会議員なんてそもそもの給料も少ないし、議員さんたちの生活もあるので、実際配れるのはこの半分くらいか?つまりは142.5億円

ちょっとどんぶりだけれど、上の19.5億円と足せば162億円になります。日本の人口を1.3億とすると、1人当たり124円が配布可能となります。

ここまで読んだ皆さんで、これってベーシックインカムのことでは?と気が付いた人がいると思います。

はいその通りです。税金として徴収された金額のうち、政治家への給与となる部分の一部を、ベーシックインカムとして国民全員(政治家も含んでいますよ)へ再分配するということです。

124円じゃどうしようもないですねえ、と切って捨ててしまうか、あるいは、124円だけでも国民全員に配れるぞ!と考えるか。ぼくとしては、こうした選択肢がありうるという一つの希望として、前向きに考えたいと思っています。

もちろん、この計算はものすごくどんぶり勘定です。そして、単にベーシックインカムによる再分配を提示しただけなので、看護師さんはじめとする医療部門の人たちへの技術面・物資面・資金面・体制面での支援や、また、ロックダウンが2年3年と続いた場合の経済力維持など多数の課題が残っています。

でも、これまでのように「アクセルとブレーキを同時に踏む」ようなことをやっていたら日本は本当にほろびてしまうぞ!という危機感から、書かせていただきました。

出展:https://note.com/hyamaguchi/n/n0c60c7292ec3

ちなみに、経済減速を恐れて戒厳策を取らなった国の代表にスウェーデンがありますが、遂に180度方針転換しました。ようつべなど見ていると「やーいやっぱりだめだった」みたいな意見があったりしますが、けなすのではなく、北欧の先進国がどのように戒厳下で、国民の健康を犠牲にしないで経済を守るのかという世界へのお手本をこれから見せてくれることを期待します。

ベーシックインカムは、ほんらい支出に見合った国家経済力がないとうまくいかないとは思いますが、まさに「戦時医療」で上記の対処を考えました。一方で、コロナ蔓延のロックダウンでも、テレワーク等でオフィスワーク・都市機能は十分維持可能だし、農業においては大規模農業はもともと3密はなし、小規模農家や、飲食業が機械化やデリバリー強化などで復活してくれば、その時はAIによって強化された生産性による利益が政治家の給料を代替し、意外に早く恒常的なベーシックインカムが来るかも?とくに、日本のようなネットカフェ難民・貧困女子など要するに先進国なのに社会的弱者が多数の国には、なるべく早く来てほしいと願っています。

空調完備の巨大トラクターではるかな地平線を見ながら

作業する人。3密とは無縁の世界もあるのです

ではでは。。。

Posted by 猫機長