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廃墟の中から(そしておいしいピザのお話)

奇跡の躍進へ進撃だ!

 

廃墟の中から

コロナ禍による大暴落からの復活もつかの間、マスク氏の暴言、中国の暴挙などなどにより、大暴落をきたしたビットコイン。

史上最高値の6万ドルから、6月には3か月で半額の3万ドルに墜落。

多数の投資家が大打撃に耐えられず、投げ売りに追いやられ。市場はかつてない修羅場となったのでした。

市場分析でも、暴落の凶兆とされる「デッドクロス」がついに生じてしまい。

画像左はhttps://cryptoslate.com/bitcoin-faces-death-cross-if-bulls-dont-step-up/

右はhttp://www.clubedotaro.com.br/site/m32_13_sem_nome.asp

 

人々の希望を打ち砕き、メルトダウンを続けてきたビットコイン。

もはや消滅するしかないのか?危うしビットコイン!

 

えへへへへ

デッドクロスの発生により、ついに奇跡の回復の第一歩が記されたのでした。

 

もちろん、これから何か月も悲惨な下げ相場が続くことでしょう。

3万ドルが2万ドルに落ちることもあるでしょう。

でも、下げに下げて、廃墟の状況まで荒れ果てて、そこで初めて上昇することができるのです。

つまり、今回の大暴落こそが、再生・復活の第一歩だということである。

 

今回の記事は、この暴落を記念して投稿しています。

なぜ復活開始とわかる?と聞いてくるせっかちな人に。

今後掲載を予定しているビットコイン関連記事をじっくりお読みください(カッコ内は掲載予定時期です)

◎狙って当てるビットコイン(8月)

◎デッドクロスと日本海(9月)

◎成功法則:逐次投入で勝つということ(10 月)

*要注意!僕は海外在住なので、日本にはないビットコインETFに投資しています。初心者投資家の皆さんは、ビットコインへの直接投資はお勧めしません。日本でETF等が発足するまで待ちましょう。なぜかは、以前の記事をご参照ください。

日本海海戦https://www.kinenkan-mikasa.or.jp/kids/war/kaisen.html

 

お金に成功法則の話ばっかりで、頭がこんがらかっちゃった、ので、おいしいピザのお話にスイッチします。

 

ピザいろいろ

大好きなピザ。僕の住んでいるブラジリアで、いろいろなお店のを食べ比べてみました。すべてテイクアウトです。

 

その1。Not Just Pizza

とあるショッピングセンターにあるピザ屋さん

Not Just Pizzaという謎のピザ屋

 

アテンドのきさくなお姉さんに、Calabreza(カラブリア風ピザ)を頼んだら、10分を待たず出してくれました。

気が付いたら、お店から車まで、大きなハートの入ったピンク色の包装を持ち歩くことになっちゃった!通り過ぎてゆく素敵女子たちが笑っています(マスクしてるけど一目瞭然)。

ううむ、次は大きなテディベアをもっていこう。まだそっちのほうが。。。

あー恥ずかしかった。

アパートに到着して、さあて一安心!

わくわく包装開けてみると、あれ?

Calabreza じゃなくて、ハムじゃん?

 

ちなみに、真正のCalabreza はこんな感じ。

出展:https://lizux.loja2.com.br/958532-Pizza-Calabresa-Grande

Calabreza ソーセージを薄切り、輪切りにしたのがCalabrezaピザです

https://veja.abril.com.br/blog/dias-lopes/a-calabresa-e-nossa/

 

Just Not Calabrezaでした。とほほ

でも、フツーにおいしかったです。ただ、なんか歯切れの悪い部分があるなー

と思ったら、知らないうちにピザの底に敷いてあった紙を一緒に食べていました。ははは

 

その2。至高のピザ

ジャン・オーギュスト・アングルの新古典主義絵画みたいな至高のピザ。

アングル「泉」。1820年 – 1856年

ブラジリア最高といわれるピザ屋さんでふんぱつしてテイクアウト。

こちらの包装はオーソドックスで安心?

もちろんCalabrezaたのみました。わくわく包装を開けてみると。。。。。

うううう?たしかにCalabreza だが?この輪切りソーセージの配列は?

 

絶妙な赤と黄色の配列。ピエト・モンドリアン風ピザ、なんちって

モンドリアン

https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/23295

 

へたなユーバーEatsのお兄ちゃんなんかより、よっぽど慎重に運んだんだもーん!というわけで、最初からこうした前衛的な盛り付けになっていたとしか思えないのでした。

でもお味はやっぱり古典的でよかったです。ただし値段も名作古典絵画みたいで、泣きました。

 

その3。みじん切り作戦

まだまだ続くピザ遍歴。今回は、「その2」のお店のすぐ裏で、そのお店にやってくるお客のおこぼれを狙ったかどうか?無飲良品の無名ピザ屋さん。

その名もPizzeria Napoletana。

ううむ、まるで「ラーメン中華軒」みたいだ。もっと工夫しろよな。

新進気鋭のお店。ピザを焼いているところを公開していました

 

こんどこそはちゃんとしたCalabrezaを頼むぞ!

包装も無印良品

 

わくわく。。。開けてみると

まいりました。みじん切りとはちときつうござるぞ。

 

たしかに、正真正銘のCalabrezaソーセージを使っていたけれど。。。。

 

その4。4度目の正直

Calabrezaピザを訪ねて3千里。。。。

とある吉日、ピザなんて全然頭の片隅にもない状態で、インスタントラーメンにネギ買おっと、と飛び込んだスーパーマーケット。押しも押されもせぬ世界の老舗Carrefourフラッグのスーパーです。

駐車場にかぶと虫を止めて、さてお店に、と上がっていく通路に「ピザ作り始めました。買っていってね!」という看板が。

その場で焼く、出来立てピザだそうです

 

おおお!と期待して売り場に行きました。

なかなか清潔そうなピザ焼きコーナーがちゃんとあり。僕も含めて数名が、わくわく!とピザ焼き職人(といってもスーパーの店員さん)が現れるのを待っていたのですが。。。。。

その後40分、ピザ焼きの人は結局現れず。

インスタントラーメンとネギを買って帰りました。。。。。

 

最後に蛇足。「その3」のお店に、こんなポスターが

確かにマラドーナは「ナポリ」の選手ですけど、こんな気味悪いのよりもっとましなモデルはいないのか?

ソフィアローレンはナイス!どきどき

おそまつさまでした。ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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神と人と物。美術と哲学で暴く人類のゆくえ

初めに、言葉があった。

ギリシア・ローマの理性・哲学、自然科学や政治体制などの成果を、聖書の言葉によって闇の底に封印した恐るべきキリスト教の福音がヨーロッパを席巻した中世に、その後の人類の思考を決定づけた「キリスト教的世界観」が形成されました。

この当時の美術に、どんな世界観かというのが雄弁に表現されています。

 栄光のキリスト 1123

 

いかにもスペイン人のおっちゃんなキリスト。

まじめな分析:この絵に登場する人は、みんな同じ顔をしているぞ!

11世紀後半、預言者ダニエル

 

なんか上のスペイン人が貧乏で生活に疲れたらこうなる、みたいな感じ。

真面目な分析:やはり様式化された表情、スタイルですね

イギリス。聖書の挿絵

 

真面目な分析:記号(イコン)になってます。やっぱり写実的でないなあ

さて、封印されたギリシャ・ローマ美術をちらっと覗いてみます。

ポンペイの壁画

 

BC50ころ。ポンペイの壁画

 

「キューピッドを売る女性」古代ローマ

 

「ラオコーン」古代ギリシア。絵画じゃないけど。。。

 

表情豊か、写実的で、躍動しています。これって、ルネサンスじゃ?

いやいや、ルネサンスの方がこちらをまねしたのです。

あきらかに「スペイン人のおっちゃん」と違うじゃん。

おっちゃんはじめ、上記にあげた中世時代の絵は、いずれもロマネスクと言って、「ローマ風だけど劣化しちゃった」と、後世の美術好きを残念がらせている。確かに、ポンペイの絵(古代ローマ)からどんなふうに躍動、進化しているか、という観点だったら期待外れですよね。。。

ここがポイントです。

以前、ビザンティン美術の「イコン」について書いたのと同じことが、ここでも原則となっています。表情とか、躍動とかの「個性」ではなくて、あくまで「真理、預言、福音」という「普遍」のお絵かき版でなければならなかった。

つまり、この当時は

「考えるな!神の言葉を信じろ!」

「教会が神の言葉を教えてやる!」

当時の聖書はラテン語だったので、王様貴族はじめ俗世の人たちへの「絵解き聖書、神のお言葉」がこれらの絵だったということである。

当時のキリスト教精神が、トマス・アクィナスという要注意のおっちゃんによってみごとに表現されています。

トマス・アクィナスは、1225年頃、シチリア王国で生まれました。

伯父さんが「モンテ・カッシーノ修道院」の院長だった。この修道院は当時ヨーロッパの学芸の中心で、聡明なトマス少年は伯父さんの後継者になることが期待され。

実は日本やブラジルにも縁が深いモンテ・カッシーノ修道院

 

真面目人間で、勉学一直線の結果、ドミニコ会という、当時ヨーロッパの中でも屈指の学術機関に入会。

ところが、伯父さんはじめ家族はベネディクト会(瞑想修道会)なのに、あえてドミニコ会(托鉢修道会)に入ってしまったということで、家族は猛反対し。

「どあほが!タイガースにドラフト指名されたのに、よりによってジャイアンツに行くやつがあるか!」みたいな感じで?一時はサン・ジョバンニ城に拉致・監禁されて「考え直せ」と脅迫され。

でも、本人はいたって穏やかに、「阪神にも巨人にも『野球チーム』という普遍が宿っています。ドミニコやベネディクトというのは、普遍である神の個体上での表現です。神はどの個体にも生きているのですから、巨人の阪神の、とこだわる必要はありません」と、全くこたえず。

で、家族がどうしたかというと、

「女性を連れてきてトマスを誘惑までさせた(Wikipedia)」

いいのかベネディクト派教会?

というか、どんな誘惑をしたのか?

ブラジルの素敵女子を呼んできて、ベネディクトもドミニコもみんな一緒にサンバパーティーだ!そして、「1週ごとにベネディクト会とドミニコ会を交代し、週末はみんなで集まってパーティーしよう」とかだったらいいのになー。ぼくだったら一発で誘惑に負けちゃうとおもいます。

でも、誘惑する方もされる方も真面目だったようで、結局家族が折れ。トマスくんは晴れてドミニコ会デビューしたのでした。

サンバパーティー

 

その後いろいろあって、パリ大学神学部教授になったり、Doctor Angelicus(神の使いのような博士)とあがめられたり、当時の西欧思想界のリーダーとなった。

しかし、西欧はいろいろ危機に瀕しており。

まず、度重なる十字軍があり。最初はエルサレム奪還だ!なんて戦争景気に沸いていたヨーロッパも、コストばかりが増大し、イスラム軍の失地回復とあいまって、教皇権力は存亡の危機に。

一方でキリスト・イスラムの交流が激増した。古代ローマの思想・哲学を封印してしまったヨーロッパと違い、イスラム圏では実利的にじゃんじゃん活用して大発展しており、ヨーロッパにも逆輸入が始まっていた。

左二人がイスラム圏、右はユダヤ圏の学哲

左から、アヴィケンナ:中世マニュスクリプト(写本)、1271

アヴェロエス:ラファエロ「アテネの学堂」(ルネサンス絵画)、1509

アヴィケブロン:イスラエルの彫像

 

キリスト教からみて特に要注意だったのは「アリストテレス」。

実は現在でもいろいろな解釈があり、取りようによって変わってしまう(外部リンク)のですが、

◎世界の永遠性→黙示禄など、世界の終わりを定義するキリスト教義と反する。

◎魂(プシュケー)は、体を離れては存在しない→魂の不死、生前の行いに対する応報というキリスト教のコア部分の否定

◎二元的宇宙、つまり「天上界(天体)」と「地上界(人のいる世界)」の二元論で、地上界は天上界に影響される(天体の自律的運動)→神が全ての秩序を構成するという考えに反する。

二元的宇宙論にいたっては、天体の運行を予測できれば人間の将来も予測できるぜーと、キリスト教の嫌う占いの流行が起きてしまい。

これまでのキリスト教思想は、「すべては神から生まれる」(これも実は「すべては1者から流出する」という新プラトン思想の発展形ですが)。

そのエッセンスは「原罪このかた、人間が救われるには神への絶対服従が必要であり、神の救いは教会を通じてのみ得ることができる」なので、人間が勝手に天体占いなど始めちゃう(将来を構築しようとする)というのは神への冒涜以外の何物でもなく。

しかし、いまやヨーロッパの知識人に浸透しつつあるアリストテレス思想は、いまさらせき止めようもなく。

あやうしキリスト教!

ボッティチェリ画 「トマス・アクィナス(1481年)」

ルネサンス美術です

 

ここでトマスさんが奇跡の一言を発するのでした。

「別に、アリストテレスは、キリスト教の教えに反していないよ」

えっ?とおどろく教皇勢力。

「二元的宇宙にしても、目で見、手で触れる物質面での事象を説明あるいは仮定しているにすぎない。アリストテレスは物質の観察と分類のレベルにとどまっていたのさ」

「手で触れることのできない魂の不滅は、哲学しているレベルじゃ証明できない」

「それにひきかえ、主は、物質のさらに上の魂の部分も決定しているんだよ(宇宙論的証明)」

「人は死んだときに、初めて「栄光の光」を得て神の本質を完全に認識するものであり、真の幸福が得られる(Wikipedia)。だから生きているうちはキリスト教という信仰の導きが必要なのである」

「結局、哲学は、キリスト教をよりよく説明するための手段にしか過ぎないのだ」

おおおおおー!と歓声を上げる教皇勢力。

トマス・アクィナスは、どや!とは顔にはださず、持ち前の穏やかさで、スコラ学(当時の総合学術)で使われた有名なフレーズ

「哲学は神学のはしためである」

で締めくくり。

ちゃっかりギリシア哲学とキリスト教義を融合しちゃったのでした。

この当時は「何が何でも神ありき。神以外は全部クズ。クズの人間が自分自身の考えを持つなんてありえない」。

そして、神がある世界でのクズでいることが、いちばんの幸せだったりします。

「信仰によって救われるクズ」だからで、「異教徒は、救われることがないただのクズ」というのが当時の常識だったのです。

救われないクズに待っているのは地獄。

ジョット作「最後の審判(1305年)」。ルネサンス的な感情表現の始まり。

 

これがキリスト教的世界観だった。

まさに「神の時代」である。

しかし、「信仰」こそすべての時代のただなかで、はしためながらも存在を認められた哲学すなわち「理性」は、後のルネサンスで華々しく開花するのでした。

ということで、今回はおしまい。近い将来「人の時代」投稿します。こうご期待。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ビットコイン暴落!虹色の復活はあるのか?

*ビットコイン関連連投ですみません。時事ネタなので、今週を逃せず。次からまた雑食ブログにもどります。

日本経済新聞電子版によると「5月23日の暗号資産(仮想通貨)市場でビットコインが急落した。一時3万1100ドル台と前日より18%近く下落。米中の取引規制強化への警戒から投資家の投げ売りが続いている。4月につけた史上最高値(6万4801ドル)から一時半値以下に落ち込んだ。」

とあり。大変なことになっています。

ビットコインは、このまま暴落を続け、消滅してしまうのか?

 

えへへへへ。。。。

 

グラフで緊急追跡だ!

 
https://br.investing.com/analysis/grafico-do-dia-queda-de-25-do-bitcoin-parece-ser-o-primeiro-estagio-de-declinio-200430462

 

この図で、1週間に25%暴落。7月17日時点で大変なことに。

あれ、7月17日?

まだ5月じゃなかったっけ?(*この原稿は5月23日に書いています)

よく見たら、2019年のグラフでした。ははは

 

おっちょこちょいだねーちゃんと今年のグラフをさがさなきゃ。。。。

というわけで、2019年から2021年5月23日までの推移はこんな感じ。

 
赤く囲った四角が、上記の2019年のグラフ。青い四角が2021年5月の状況。

 

つまり、赤い四角の当時にビットコインは暴落して消滅してしまったのではなく、当時の$13,000から2021年5月大暴落後の$33,936までに実は3倍近く上昇していたのでした。

他にも、緑で丸く囲った箇所のように、「大暴落だーこの世の終わりだー」という局面はいくらでもあり。

こうゆう局面でいちいち大騒ぎしていたら投資もへったくれもないですよね。。。

幸い、ビットコインが生まれたのは2009年と近年なので、誕生からの足跡をたぐることができ。取引が可視化されてきた2010年からの推移を見てみます。

 
https://studio.glassnode.com/metrics?a=BTC&m=addresses.ActiveCount

 

2010年時点で$0.06くらいから始まり、5月23日の大暴落でも$33,936ですから、およそ10年で実に565,600倍の上昇。ビットコイン恐るべし。

といって、過去にいくら上がったとて、今後が下がっちゃうんじゃ意味はなく。過去の挙動から今後の値動きを占ってみます。

まず、ビットコイン10年の推移で目立つのが「4回の上昇ピーク」

 

そして、それぞれの上昇トレンドがどのくらい続き、そしてどのくらい上昇したかとなると、こんな感じ

 

最初のⒶは1年で400倍という文字通り爆発だ!二回目Ⓑは440倍だが、到達まで2年かかっており、上昇スピードも半分に。三回目Ⓒになると、トレンドは4年間継続したが、70倍と著しく上昇率は落ちた。そしてⒹはいまだ進行中ですが、これまでの3年で9.5倍となっており、その矢先で5月23日の大暴落が発生した。

そもそも誰もビットコインなんて知らなかった初期にはハルマゲドン的な上昇だったが、裏を返せばめちゃくちゃ投機的な投資であり、かつ取引規模もあってなきがごとしで、小さな取引で大きい値動きが起こり。カジノでギャンブルしているみたいな感じで、上昇も爆発的だった。

これがⒷ、Ⓒ、Ⓓと進んでいくにつれ、マウントゴックスだのマスク砲だのと世間を騒がせながら、言い換えれば世間に認知されてゆくに従い投資手段として認められ、ETF出現により「暗号資産(暗号通貨ではないよ)」と国家権力からもお墨付きをもらったことで、一部のとんがったセミプロ投資にいちゃんだけでなく、世界の善男善女全員に開かれた、成熟した大規模の資産・投資手段になりつつあり、値動きもそれなりに鈍くなった。

といって、今のところは超ハイリスク、恐怖のボラテリティ(値動き)をもった恐ろしい投資であることは変わりなく。今後もあっとおどろく暴騰(暴落も)をすることが予見されています。

 

さて。

上記グラフを見ると、まだまだ上昇しそう、まだ値上げトレンドの中の一休みじゃん、みたいにも見れれば、いやいや2011年から2012年にすごい落ちちゃってるじゃん、今回もそうなるぞ、とも見れます。

 

どうなるのか?

虹色の変化球ではないけれど、どうとでもなりそうですが、なんとか大雑把な傾向だけでもつかめるツールはないのか?

 

ありました。

その名も「ビットコインレインボー」

https://exame.com/future-of-money/criptoativos/como-modelos-populares-de-previsao-de-preco-do-bitcoin-se-sairam-em-2020/

 

ビットコインの値動きについて、取引記録というかこれまでのグラフの上下動における最高点と最低点のレンジを割り出して、ボックス圏じゃないけれど、そんな感じで、このレンジの中で値動きしてます、みたいなのを、虹のように7つの価格帯に分けたもの。

なかなかこっているのは

赤:バブル最大。買うな!

オレンジ:高値圏

黄色:まあまあ中央値

緑:下がってきたぞ!購入用意!

青(紫):いまだ!買え買えー!

みたいな感じで表しています。

 

ビットコイン誕生から2021年5月までの「ビットコインの虹」はこんな感じ。

https://s3.tradingview.com/snapshots/c/C2UiGepO.png

 

このレインボーの未来予測の部分を拡大してみます。

 

この図を見る限り、現在の暴落場面でも、実はまだ中央値をちょっと割ったくらいだし、また、暴落直前の最高価格も、これもまだまだ中央値に毛が生えたくらいらしい。

どうやら$33,000あたりが値動きの一つの指標であり、この辺で「力を蓄えた」上で、2022年には$220,000に上がるかもしれん?

なあんて希望的観測をするのでした。

 

もちろん、本当にこの通り行くわけはないのですが、将来の傾向を予測するうえでは重要な示唆を得られると思います。

さて、ここまで読んで「ぐおおおー!ビットコイン投資開始するぞー!」と血気にはやる人はいないでしょうか。

そんな若者たちに一言。

「まず、インカムゲインで生活費が賄えるようになるまで、地道に投資すること。ビットコインよりそっちのほうが重要です」。

まず、ビットコインというのは、キャピタルゲインです。

キャピタルゲインというのは、投資した元本そのものの値上がりを狙う投資です。

例えば、今日100円を投資して、4年後にビットコインが7倍になれば、700円の収益です。年率175%というバケモノのような利率である。

しかし、それは、年率175%で増えるかもしれないが、逆に紙くずになってしまうこともありうることを示しているのである。

皆さんが、これからろくに年金も期待できないご時世で天寿を全うするためには、そんな根無し草のような投資に頼るわけにはいかないですよね?

 

では、どうゆう投資をすればよいのか。

それがインカム投資です。

簡単に言えば、元本は維持したまま、元本が生み出す配当などで生活する。生活できる配当額になるまでがんばって元本を育ててゆく。

不動産投資が典型的ですね。元本すなわち不動産は維持して、その不動産が生み出す家賃すなわちインカムで生活するということである。

そうゆう猫機長は、どうしてビットコインに投資するの?

中長期的に投資元本額を増やして、インカムを盤石にするためです。

幸い、現在でも、リートなどの配当があり。毎月、生活費を差し引いても35万円くらいが再投資できています。

その35万円の振り分け先の一つとして、ビットコインを選んでいます。

つまり、それこそ大経済クラッシュとかで月々の不労所得が35万円落ち込んでも、再投資するお金は無くなるが生活の分は賄える。

そういう感じの「再投資分」をビットコインETFに「つみたてて」います。

がんらい、こういうキャピタルゲイン狙いの高リスク投資は、全資産のせいぜい2%くらいが相場とされているようです。

 

ビットコインみたいな投資から生まれる利益(キャピタルゲイン)は、紫微斗数でいうところの「横発」つまり、実は裏付けがないのに、突然生まれるお金、というのが正直なところなので、儲けた分はさっと(というか、咄嗟に?)実体のある資産(不動産でも、インデックスファンドでも。僕はリートを主力にしています)に変えなければなりません。

というわけで、まずは地道な投資で目標1憶だ!それから、ビットコインもやってみよう!みたいな感じがよいとおもいます。

 

なんか偉そうな終わり方だ。

この原稿を読んでいる若い人が、ぼくの年齢になったときに「猫機長のブログを読んでおいてよかったねー」と思ってくれることを願って、書いています。

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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戦国時代のビットコイン:茶の湯のお話

古今東西の戦乱の世を統一した英雄たち。始皇帝から始まり、ジンギスカンや信長など、武力で制圧したかに見えるのですが、実は経済力の裏付けが必須だった。

武力と経済力は、どちらがニワトリでどちらが卵か?という関係で、残虐な武将というイメージのジンギスカンにしても、実は戦争を仕掛ける前に、第三国の隊商などを活用して、こっそり、かつじゃんじゃん仮想敵国と商売して敵の弱みを探り、十分儲けてから「さあ力でボコって略奪するぞ」と武力行使に及んだのですが、最後のステップである戦争ばかりが目立って歴史に残ってしまいました。

戦国時代の趨勢に決定打を与えた茶道

 

徳川家康の場合はもっとシミジミしています。

人質時代だったか?領地に里帰りする許可をもらい、お供の人と領内の田んぼを視察していたところ、あれ、すぐわきで農作業しているのは、近藤という家来じゃね?

「おーい近藤ちゃん。ぼくだよー」と声をかけました。

ところが近藤さんは、知らん顔をして農作業をつづけています。

とろいやつだなー、ともう一度声をかけようとした家康を、お供の人が制止。

「殿、分かってやってください!あいつは侍なのに貧乏で百姓の内職をしていることを殿に見られたくないんです」

あああ、そうだったのか!

そしらぬ風にあぜ道を通り過ぎる家康。しかし「うううすまん、いつかはこの家康が我が国を立派に繁栄させて、誰も副業しないでいいようにしてやるから、それまでのがまんだ」と、頬を涙に濡らしており。一方で、近藤さんの方も、しゃがんでカマをいじりながら「殿、我ら家臣がかならずや殿を人質の境遇から救い出しますゆえ、それまでご辛抱を」とやっぱり涙。両者の声にならない会話を心で聞いたお供の人もまた涙の、少年漫画を地でゆく感動巨編になっていたのでした。

 

でも、本質は感動でも涙でもなんでもなく。

経済力がなければ弱者として踏みにじられる、ただそれだけのことです。

(*ちなみに、このエピソードは作り話で、元ネタは家康のお父さんと家臣のお話(三河物語)らしい。https://www.sankei.com/west/news/150406/wst1504060024-n3.html)

 

世の中ゼニ、銭、ゼニ。やだなあ。

さて天下統一を実質成し遂げた信長ですが、人質まではいかずとも、最初は弱小領主に過ぎず。どうやって戦国最強の軍事力を整備するためのゼニを稼いだのか。

 

ここで本稿の核心に到達しました。

当時「ゼニ」といっても全国で通用する貨幣なんてなくて、どれだけ農産物を生産できるか、すなわち「石高」が勝負だった。要するにどれだけ広い領地を持っているかが重要であった。

ところが、信長は、もっといい「ゼニ」はないのか?とコペルニクス的転回を思いつきます。

 

すみません、ここで突然ですがお話を現在にワープさせていただきます。

現在では「ゼニ」そのものすなわち貨幣があり。そして貨幣の獲得には、アダム・スミスの言う通り「産業こそが国のパワーの根源だ」「価値は労働によって決まる」、つまり労働によって産業を興隆させた国が経済力を獲得し強国となっています。

ぴよぴーよ速報:https://www.youtube.com/watch?v=1VhIvVffHU4

 

ところが、ブロックチェーンという技術革新で、伝統的な労働とは違った形でパワーの獲得が可能となっています。

その形とは「マイニング」そして、富の名は「ビットコイン」。

マイニングというのは、はしょりますが、ITアルゴリズムによってビットコインを電子的に「採掘する」こと。これは電算処理であって、農業や産業ではありません。しかし産業で、貨幣という「価値指標」に換算されるパワーが創造されるように、マイニングでもビットコインという「価値指標」に換算されるパワーがやはり創造されているのです。

そして、マイニングで誕生したビットコインは、その保有と売買によって価値が何倍にもあがってゆき。

つまり、在来の生産手段を持たない人でも、首尾よくビットコインが入手できれば、恐るべきパワーを獲得したも同然と言える世界になっています。

 

ここで、信長に戻ります。

アダムスミス言うところの農業・産業で武田、今川等の超大国に脅かされ、経済力の重要さを思い知らされた信長は、なんかビットコインみたいなパラダイムシフトがないのか?と悩んだところ。

 

ありました。その名も「茶の湯」

 

といっても、最初は近隣諸国から奪った農地による産業で経済力ひいては武力を強化し、日本の中で信長に逆らえる武将は少ない、というところまで持って行き。

信長の言葉は神の言葉である、くらいまで支配強化された勢力圏が築けたところで、そのシマの中で「茶の湯ビットコイン計画」を実行に移します。

武将を集めていわく

「今回千利休に作らせた楽焼(湯のみの一種)は一国と同じ価値がある」

諸国の武将は、これを聞いて、どわわわー!とどよめき。

そして「武将のなにがしは、今回の戦で大きな手柄があったから、この楽焼を褒美に与える」と宣言。

楽焼をもらった武将は「おおおおーこれは新たに一国一城の主にしていただいたと同じご褒美!喜んでいただきまするー」と平伏して拝領し。

並みいる諸将は、これでなにがしも一国一城の主か!と一目も二目も置くこととなりました。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

 

信長の狙いは、土地以外の価値を作ることによって、土地すなわち生産力が信長以外の武将に集中することを避けることでした。

一方、武将のほうでも、すでに大方平定されてこれ以上分割が難しい土地そのものよりも、神である信長によって、土地と同じ価値がある!と承認した湯飲みをもらうことで地位権力が得られるなら、それでもいいや。となり。

舶来品。左が唐物、天目茶碗。右が高麗物、井戸茶碗

出展:https://art.iroiro.co/article/art/chawan/teabowl-juubun

 

この「湯のみ作戦」で重要なカギを握ったのが千利休さん。

信長は「湯のみつまりビットコイン」を使用あるいは配布する方なので 、「マイナーつまり作成者」が必要であり。

このマイニングも、ちゃんとした電子計算をしないとビットコインができないように、湯のみの方も、贋作(偽札?)と明確に区別するために「純正品です」という保証が必要になり。

「マイニングにおける正しい電子計算」の役割を果たしたのが千利休でした。

千利休は、いろいろな湯のみを鑑定して、気にいったのには「利休印の名品」みたいな保証を与え。

信長が「これは一国に値する楽焼だ」といったその楽焼は、あらかじめ利休が目利きして「本物です。スーパーで売っているようなテキトーな乱造品じゃないよ」と保証したからこそ、武将も安心して拝領できた。

湯のみそのものはビットコインのごとくであり、湯のみで億りびと!が多数誕生したのでした。

元祖マイナー、千利休さん

 

このシステムを大成させたのは、信長の後を継いだ秀吉。

信長も独り占めしようとして達成できなかった『天下の三肩衝(かたつき)』と呼ばれる最高の3つの器を独占入手し、新たな神であることを証明するとともに、神の証明にもなるくらい、器が重要なんだよ!と諸侯の洗脳に成功し。領地などと織り交ぜて、みごと諸国の大名の懐柔に成功したのでした。

左から「初花(はつはな)」「新田(にった)」「楢柴(ならしば)」

ならしばは1657年に火事で行方不明になり、復元品です。

出展:初花、新田はhttps://tyanbara.org/business/sengoku-history/2018010125032/

楢柴はhttps://www.sadogu.co.jp/sadouguhanbai/ProductList/tyaire/narasibatyaire.html

しかし、このころから、茶道を政治経済の道具としてしか見ないビジネスオーナー秀吉と、実はわびさびが好きだった芸術家千利休は、そりが合わなくなり始め。きんきらきんの茶室を作って喜ぶ秀吉には、湯のみを政略の道具以上にしようとする利休は邪魔になり、うまく理由を見つけて処刑してしまいました(切腹申しつけ)。

 

一所懸命の武将たちに、所領と同等以上の価値を見出させる湯のみは、美術品としても超一級でなければ務まらなかったと思います。そして、利休はそういった超一級を見抜く本物の芸術家だった。

時代を超えて今日に至っても、初代長次郎の楽焼は3億円に相当するなどと評価されています(黒樂 銘万代黒)。一方、ビットコインはどうなるか?

ぼく個人は、とある理由により、この原稿を書いた2021年2月7日時点では、ビットコインは買っていません。この理由となっている制約条件が解消されれば、投資対象として買うかもしれません。

(*4月26日、とあるビットコイン投資始めました。詳しくはこちらの記事で。)

この記事が、皆さんの投資戦略を考えるうえで、一つの参考になれば大変幸いです。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ビットコインのETF出現:ブラックカードの絆

*この記事での「ビットコイン」はおおむね「クリプトコイン全般」という意味になっています。

ビットコインへの投資といえば、日本では、直接取引所(交換業者)に口座を開設して入金するしかなく。この口座すなわちウオレットがくせもので、取引所のウオレットがハッキングされて大ニュースになったりしました。

被害を避けるために、投資家が個人で所有するコールドウオレットつまりインターネット環境から切り離した専用デパイスや、紙に印刷するペーパーウオレットがありますが、紛失や盗難の他に、紙の場合、コーヒーこぼしちゃった!などなくても自然な劣化で秘密鍵が読み取れなくなれば永久に投資はパー。ハードウオレット等のデパイスは、うっかりでなくても秘密鍵を念失、紛失すれば、やはりその時点で永遠に投資がパーになるという危険があるのです。

左がハードウエアウオレットの一例https://hardwarewallet.jp/

右はペーパーウオレットの一例https://payment-revolution.net/pepar.html

さらに恐ろしいのは「個人対ビットコイン販売元」という限りなく力関係が不均衡な契約なのに「ビットコインについては、警察はじめ国家権力は管理していません」という世界なので、いかに正式登録した取引所と言えど、「作為または不作為の不手際」をしでかした際、対決し解決するにはあなた個人の独力しか頼るものがないということです。警察など国家権力が、あなた個人の為にどれだけ力になってくれるか、また、力になるための「事件性」をどこまで真面目に追及してくれるかは疑問です。

要するに、よほど事情に精通した投資家でない限り、個人による直接のビットコイン購入では、個人に覆いかぶさるリスクが大きすぎるのである。

 

一方で、ビットコインは今後大成功間違いなしのブロックチェーン技術が、クリプト通貨という、もっとも投資に適した形で表れているものなので、投資しない手はないぜー!とだれでも考えるのではないのでしょうか。

それは金融機関から見ても同じであり。

法定通貨の守護神である銀行などは、これまでビットコインの取り扱いをスルーしてきましたが、ここ数年から風雲急を告げ。いよいよ世界の大手銀行が暗号資産ビジネスに参入し始めたのでした。

そして、まずカナダが世界初、次いでブラジルにおいて世界2番乗りの「ビットコインETF」が開始。一般投資家参入の道が開かれたのでした。

この原稿は、2021年4月29日に作成しています。この時点で、類似の投資手段は、G20諸国のうち、カナダとブラジルでしか始まっていない一方、アメリカでもMorgan Stanleyあたりが着々と準備を進めているらしい。

アメリカで開始されれば、日本のみなさんにもぐっと身近になりますよ!ということで、この記事が予習の役に立つことを願っています。

*カナダのETFについてはこのサイトに情報あり→https://mon-ja.net/210417-01_bitcoin-etf/(外部リンク)

 

ブラジルの新生ETFは、その名もHASH11。

正式名称はHashdex Nasdaq Crypto Index Fund

ETFであり上場しています。日本の定義と違っているかもしれませんが、自称インデックスファンドです。

Nasdaq Crypto Index (NCI)という、NasdaqとHashdex社(ファンドの管理会社)が共同で開発した、いわゆる暗号通貨界のNasdaq指標をもとに運用。

このファンドを構成する銘柄は以下の通り。

ビットコインが80%弱。イーサリアムが18%強。残りをLitecoinなどで分け合っています。Stellarなんて得体のしれないコインも入っていますが、0.68%ということで、まあ銀行側の道楽さ、という感じでしょうか。

 

最大のポイントは

「投資家と銀行の契約であり、取引所など外部との交渉のリスクが存在すれば、それは銀行が負ってくれる」

銀行は個人とは桁外れ、取引所も圧倒する交渉基盤を持っている。国家権力も銀行はつぶしませんからねー

 

ぼくは、このファンドをブラジル市場で取引開始された4月26日に購入しました。市場取引開始その日に購入できたのは、ひとえにぼくが口座開設しているS銀行の投資アドバイザーE氏がタイムリーに教えてくれたことによっています。

もちろん、以前から「銀行によるビットコインファンド」ができないかなーと調査してはいましたが、個人のかなしさ、いくらネットの時代でもあっぱらぱの方向にアンテナを伸ばしていたようで、4月25日にE氏が連絡してくれるまで全然知らなかったのでした。

 

しかし予兆は察知していた。

ぼくはS銀行の他にI銀行でも口座を持っていますが、そのI銀行で仲良しだったやはり投資アドバイザーのマルコスくんが、去年とある証券会社に引き抜かれ。それからちょくちょくマルコスくんよりぼく宛に「こんな新銘柄があるよ」とメールが来ていたのでした。

そのメールの一つに「僕(マルコス)の証券会社で、ビットコイン関連のファンドがあるよ!僕の証券会社に口座を開けて、投資しない?」というメールが入り。

すでにS銀行、I銀行に口座を開けていて、さらに別の証券会社に口座を開ける気なんて全くなかったので、マルコスくんの商売敵であるS銀行のE氏に「とある証券会社からこんな情報が来てるよ!S銀行には無いの?」と聞いたら、10日を待たずしてHASH11が取引開始になることを教えてくれたのでした(それが4月25日でした)。ごめんねマルコス。ははは

 

ここでポイントが一つあり。

マルコスくんにしろ、E氏にしろ、こういう特ダネ情報をすらすら教えてくれた背景に、「ブラックカード」があり。

ぼくは両方の銀行にブラックカード持っていますが、I銀行の方は、実は名ばかりのぜんぜんダメなカードとはいえ、それでもそれなりの投資残高を持っていないと招待してくれない。つまり、マルコスくんから見れば、ぼくはそういう投資規模の客だということがわかるわけである。

S銀行の方は、南米では知る人ぞ知るサンタンデール・ブラックカードで、空港のラウンジがタダになるとかブラックカードらしい特典がなんとかある。某エキスプレス社のブラックカードと一応は同じ格ということになっています(なんて書いたら、E氏から「ふざけんなー!わしらの方が格上じゃー!」なんて怒られるので、ひみつ。)

サンタンデール・ブラックカード

ネットで「ブラックカード特集」なんてやっているのを見ると、やれコンシェルジュを使ってホテルのスイートルームに予約をねじこむだの、そんなことばかり書いていますが、ブラックカードの本当の威力は、今回のようなエポックメーキング的な出来事をいち早く察知する機会を与えてくれたり、実物不動産購入等、それなりの金額を動かす場合に、交渉相手にこのカードを見せれば一発通過!などがあるのです。

 

ウオーレン・バフェットみたいに名が売れていれば、最低ランクのカードでも全然問題ないけれど、この記事を書いてるぼくや、そして読んでいるあなたのような無名の投資家は、契約相手に安心してもらうために、資産形成のある段階でブラックカードを取得しておくのは有用だと思います。

 

さてHASH11に戻りますが、もちろん1日で50%下落なんて日もあるでしょう。つまり、ぶっちゃけ全損しても痛くない金額で開始して、5~6年?で暴騰局面を狙う、のが定石かなと思います。

もう一ついいのが、Nasdaqつまりドルが基調となっており。もちろんブラジル市場での取引なので現地通貨換算ですが、それでも為替ヘッジがきくので、これまで現地通貨のみの投資しかなかったところ、安心の材料になるのでした。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

最後に、USREITの銘柄により構成されるBrazilian Depositary Receipts (BDRs、国際預託証券)が、BOVESPA市場(サンパウロ)で購入可能となっています(ブラジル居住者)。USREITの有望な配当利率と堅固な安全性を期待しています。でも現在現地通貨があまりに安いので、回復を期待して、あと、1,2年後に購入できればと考えています。

ではでは。

Posted by 猫機長
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歴史都市ピレノポリス(その2)

この記事は「歴史都市ピレノポリス①」の続編です。①のほうも読んでね!

さて、とある高原の飛行クラブで飛んでいます。

格納庫群とタクシーウエイ

 

こんな飛行機に乗っています(Rans Super Coyote)

 

フライトの前夜には格納庫に到着しておきます。

写真左奥が居住区角。その手前にキッチン(ごっこ)があります。

 

お腹すいたな、ということでラーメン。

どうしよう、太っちゃう。。。

そのあと、デッキチェアで一休み。(写真は昼の撮影なので、明るいです)

酔っぱらいました

 

で、翌朝6時にはごそごそ飛行準備開始。

爽やかな快晴でした

 

ベッドから抜けだす際に、スニーカーを振って、なかにへんな虫とかがいないか確認します。

こういうのがいるかもしれん

 

機体点検、ピトー管確認、ドレン(燃料系統)確認、機体に乗り込んで計器チェック、エンジンチェック。暖機運転ののち、タクシー開始。

いよいよ滑走路に進出。

離陸は動画でご覧ください

 

今回の目的地はピレノポリス市。ブラジリアから行きは50分、帰りは1時間10分くらい。この差が生じるのは、追い風、向かい風が影響するためです。距離だと150Kmくらいで、車で行くと片道2時間半くらいです。

高原の空をぽつんと浮かびながら飛んでいきます

 

断層地域を横目に。機位確認の良い指標です

 

のこのこ飛んでいるうちに、ピレノポリス市が見えてきました

 

滑走路直上に到達

例によって高度高すぎだったので、きつめに降下しながら滑走路の周回経路に入ります。

 

この動画で、旋回終了時、右端に滑走路が見えてきます。わかった人はもうパイロットかもしれん。

で、いい感じに着陸。広い空港、いいですね。。。

 

なかなかモダンな空港建物までタキシング。

 

駐機。奥にクラブ仲間の飛行機が係留されていました

 

空港わきの芝生に、にわとりとひよこたちが歩いていました。

 

ちなみに、ちょくちょく空港へは降りるけれど、あまり町には行っていないことに気づき。いろんな機会に撮った寄り集めの写真を掲載しますが、ピンボケのいんちき印象派風になってしまい、すみません。

とある吉日に、一緒に遊びに行った素敵女子(京都の婦警さん。a.k.a「たこ焼き老師」)から送っていただいた写真も載せています(解像度がいいのですぐわかると思います)。

というわけで、町をおさんぽ。

空港から歩いてゆくと、町中心の教会に向かって、おおむねなだらかな傾斜を登っていきます。

 

まず見えてくるのがこの民宿。観光の町なので、こんな感じのがいっぱい営業しています。

彼女を連れてきた時のために(彼女が出来たらですけど)、一泊いくらかなーと聞こうと思ったら、受付にはだれもおらず。

そのまま内部に潜入しました。ちょうど朝ごはんの時間で、ハムとチーズにコーヒーなどビュッフェにならんでいました。食べたいな。。。

宿泊客はいっぱい。(注:2017年当時、COVIDはなし。)でも受付の人は失踪しており、結局宿泊料とか聞くのは諦めて、そのまま町にいきました。

18世紀ふうの街並。

坂を上りきると、上の写真奥に教会が見えてきました

Matriz教会。1728年設立

ちょっとコーヒータイム。

こんな感じのコーヒー屋さんがいっぱい。

一休み。

パイとピザを合わせたような、でも中身はハムが入っていてしょっぱい、

なんだかわからなかったですけどおいしかったです。

気ままに街をぶらつきます。

お土産屋さんがあった!

でも、ご覧のとおり、へんな麦藁帽子や水着、冷蔵庫のマグネットやキーホルダーとか、全部ブラジリアで売っているけど値段は倍です、みたいなのばっかりなので、なにも買わずに帰ってきました。ははは

風が強くならないうちに空港に戻ります。

広々とした滑走路。開放感が広がります

離陸動画

 

のんびりと1時間ちょっとの飛行でブラジリアへ戻ったのでした。

ピレノポリスは19世紀ごろに金鉱、商業、綿花生産で栄えた歴史的な地域で、山脈に沿って位置していますが、カタルーニャ系の移民が多く、スペインのピレネー山脈をしのんでピレネーのふもとの町、つまりピレノポリス、となったそうです。多数の歴史的建造物があるそうですが、町全体が歴史の教科書に出てくるポルトガル植民地時代の風景みたいで、歩いているだけで楽しいです。最近は観光地として栄えており、民芸品などのお土産も豊富です(質的には大したことないです、ははは)。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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絵画の値段:あなたは1億円の絵を買いますか?

突然ですが、ちょっとつぶれたうぐいす餅の画像です

出展:https://economictimes.indiatimes.com/magazines/panache/scribbles-scratches-and-other-abstract-pieces-of-art-that-made-millions/untitled-1970-by-cy-twombly/slideshow/65348642.cms

なんか「ひよこ」みたいなうぐいす餅だなあ。

銘菓「ひよこ」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%82%88%E5%AD%90#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hiyoko_-_front_and_side.jpg

さて、この「うぐいす餅の絵」は売りに出されているとのことで、調べてみたら

1億6000万円

だそうです。

えっ?あれ?

160円じゃなくて、1億6000万円?

リート等に投資して、配当年率6%達成できたら、年間で900万円が不労所得で自動的に入ってくる金額、ということですよね?

あはは?あはははは?

ひゃらひゃらひゃらひゃら。。。。

ううーむ。

気を取り直して、続けます。

この「緑のひよこ」はうぐいす餅ではなくて、エルズワース・ケリーという人の作成による「緑・白」という作品だそうです。

エルズワースさんは、他にもいろいろなのを発表しており、

以下4点の出展は:https://www.theguardian.com/artanddesign/2015/nov/08/ellsworth-kelly-want-to-live-another-15-years-monograph-phaidon-tricia-paik?epik=dj0yJnU9dGRFN0pEbGE0dWx3UVdSeVdEbEtpYW1TRHdBQUVNYmMmcD0wJm49RHRhdXdTM0tyQzlBXzhzRFgyYzlRZyZ0PUFBQUFBR0FhNHdJ

Ellsworth Kelly: White Curves, 2001. Photograph: courtesy Fondation Beyeler, Basel

Ellsworth Kelly photographed in March 2006 at the Serpentine Gallery in London with the painting Green Relief over Blue, 2004. Photograph: Eamonn McCabe/The Guardian

Ellsworth Kelly: Red Yellow Blue II, 1965. Photograph: Milwaukwee Art Museum

Ellsworth Kelly: Yellow with Red Triangle, (1973). Photograph: courtesy Corcoran Gallery of Art

ううむ、非対象絵画ですね(オブジェもあるけど)。

非対象(対称ではない点に注意)絵画と言えば、ぼくだったらこれです。

マレーヴィチ 黒の正方形(1915年)

たしかにこっちだったら、1億円の価値があるんでしょうねえ。

買いますか?買いますよ。ただし、100億円の金融資産があったらですけどね。ははは

とここまで読んだみなさん。

「なんで電車色の四角形に1億円の価値があり、うぐいす餅の絵には1億円は出さないと言えるんだ?狂ったか猫機長?」

と思ったのではないでしょうか。

昔の電車はこんな色でした。出展:https://2nd-train.net/topicsphotos/id/9211/

 

たしかに似たような絵ですよね。。。

四角いから1億円、丸いのはだめ、ということではなく。マレーヴィチの絵を1億と言ったのは、相応の理由があるのです。

マレーヴィチさんが生まれ育ったのは、帝政が崩壊して共産主義革命が荒れ狂った時代のロシアでした。

この当時、マレーヴィチやカンディンスキーといった「絵画の革命家」たちが、「抽象画」という新たな美術ジャンルを開拓し。それまで、神様なり、有名人なり、歴史の物語なり、なんらかの対象を描写した具象画から、対象ではなく絵そのものが美術となっている「非対象絵画」が生まれました。

具象画(左)「真珠の耳飾りの女」と抽象画(右)「連続」

 

具象画か?それとも抽象画か?日本人にしか描けない一枚。

 

すみません写楽さんのは脱線です。

抽象画は、これまでにない形での表現としての純粋美術に道を開くものであり。世界の美術史にコペルニクス的転回をもたらした恐るべき絵画でした。

美術史の大事件の中に「最後の未来派絵画展0.10」があり。

1915年、ペトログラード、現在のサンクトペテルブルグで行われた「最後の未来派絵画展0.10」において、「黒の正方形」は、ロシア人から見て室内で一番神聖な場所である、壁の対角線の天井すぐ下に展示されました。

この絵画は、「写実からすべてをそぎ落として純粋な美術の核のみが残ったその結果だ」として、「新しい絵画の0地点」と呼ばれるようになりました。

しかし、ソ連が建国されると、「共産主義の推進が唯一の絵画の存在価値である」そして、絵画によって「労働者を社会主義精神に添うように思想的に改造し教育する」、そのためには絵本のようにわかりやすい写実的な絵物語としての絵画、すなわち「社会主義リアリズム」の時代となり、マレーヴィチなどの「ロシア・アヴァンギャルド」は弾圧されてしまいました。

このへんは、ソ連の仇敵ナチス・ドイツでも同じような軌跡をたどり。革新的な芸術は「退廃芸術」と弾圧され、やっぱり「絵本のようにわかりやすい、教育(洗脳)のための道具」に退化してしまいました。

強圧的な独裁政権が、いかに美術を破壊するかということですね。なお、ソ連の場合は「旧ソ連ポスター」のように、美術的にもすごいぞ!というのが弾圧を上手にかいくぐり多数作成されましたが、それはまた別の記事にします。

退廃ではない芸術。

アドルフ・ヒットラー 「ウイーン国立歌劇場(1912)」

 

マレーヴィチさんは投獄の憂き目にあい。なんとか釈放され、体制と妥協した絵を描いたりして生きのびました。でもやっぱりうまく弾圧をかいくぐりすごい絵を描いたりしています。

さて、「黒い正方形」に戻ります。

この絵は

◎世界の美術史において、抽象画誕生というターニングポイントを刻んだ記念碑的な作品であること

◎作者であるマレーヴィチが、弾圧、投獄を生きのび、最晩年の作品「自画像」にまで「黒い正方形」の精神(魂)を表現していること。

などから、ぼくにとっては、1億円の価値はあるのではないかと判断する、ということです。(もちろんオリジナルであればです。複製は、現代の技術だったら簡単ですよね。。。)

一方、「緑・白」の方は、1億6千万というにはそれなりの理由があるのでしょうけれど(オリジナリティーとか、哲学的、政治的、歴史的価値)、めんどいので調べませんでした。

絵画の価格が決まるというのは、まあそういうことである。

ちなみに、世界の金持ちがなぜ高い金を出して美術品(ここでは絵画)を買うかというと、

◎持ち運びしやすい。邸宅とかは持ち運べず、共産主義者が革命を起こし、占拠されたら終わりです。絵画であれば、額から外し、くるくる巻いて(巻けない絵もある)、共産主義者が襲ってくる前に脱出し高跳びが可能です。

◎しっかりとした資産価値がある。バンクシーみたいな、今どきのやつはともかくとして、ゴッホだのフェルメールだのという永きにわたって名声を得ているのは、純金と同じく、オリジナルであれば価値を失うことはない。表面の額面は変動しても、本来の価値に見合った金額と必ず交換できる。

◎当然ながら腐らない。牛や馬がオークションにおいて恐るべき高値で落札されたりしますが、せいぜい何年かで死んじゃい、消滅します。クラッシクカーやスーパーカーはもっと長持ちするが、やっぱりメンテが大変。この場合絵画は、劣化防止などには気を使うが半永久的に保存が可能である。

つまり、絵画とは、価値基準、流通手段、価値貯蔵の3機能があり、かつ世界のどこでも通用するオールマイティで、かつインフレによる目減りもないというすごい貨幣つまりお金そのものだったのです。

というわけで純金やワインなどとならんで大富豪好みのコレクションアイテムになっています。

でも、フェルメールさんやマレーヴィチさんがこの状況を見たら、ふむむなんかずれてる?というかもしれません。

だって、絵画って、本来は投資用の金融商品じゃないもーん。

というわでけ、お金じゃないんだ!この絵が好きだから、値段に関係なく買うんだ!という、絵そのものの価値を見てほしい、認めてほしい、見つけてほしい、というのではないかと思います。

そして、美術の本当の価値とは?については、別記事(美術の実用性)で書いたので、ご訪問ください。

一方、現在は、投資対象としての絵画とは別に、インターネットなどで多数の作品が同時多発的に多数の人たちに共有できるようになっており。つまり、美術館で2mX2mもある巨大な作品を、おおおこれが点描図法か!なんて現物を裸眼でみてはじめて価値がわかる巨匠の大作の他に、新たに、勝るとも劣らぬアートとして、アメブロやはてなブログで、ふつーのOLやアートインストラクターさん、市井の画家さんとかが描いた水彩や、油彩、パステル画などなどが発表されており。こうした絵を見つけて、すごい優しさいっぱいだ!思わずいいね!と「ぽちって」しまう。この方が、エルズワースさんの「緑・白」よりずっと美術品として「いいね!」と思います。

くどいけど

エルワーズさんの方は:貨幣。金融資産。ふむふむ。

mi.kaeruさんの絵は:美術。絵。わくわく!

ということだと思います。

mi.kaeruさんて誰?アメブロでフォローさせていただいている「パステルシャインアートのベーシックインストラクター」の人です。

あと、ここには書かない秘蔵っ子として、「えみにゃーさん」がおり。秘蔵っ子なので、気が向いたら公開するかも?しれません。

mi.kaeruさんの作品を掲載して、本稿の結びといたします。

ランタン

いやしのパステルアート☆ミカエル(mi.kaeru)

https://ameblo.jp/yoko201305/entry-12643559355.html

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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才能と適性。必要な才能は誰でも持っている。

シュバイツアーなど医学界の偉人、ミケランジェロやリキテンシュタインなど美術の巨星。レオナルド・ダ・ヴィンチに至っては、芸術家なのか科学者なのかわからないくらいに多彩な「技のデパート」状態で、うううこんな天才にはとてもなれない、せめてその何分の一かの才能があれば、平々凡々のリーマンを脱出して、ちょっとは楽な生活ができるだろうに、とほほ。。。。と嘆いている人も多いと思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプター。

現代の知識で工夫を加えた改良版だと、ちゃんと飛ぶらしい。

F1中継など見ると、シューマッハ(はい古いです、すみません)がガンガンぶっちぎりで勝利しています。

カッコいいレーサーになりたいぜー!なんてレーシングスクールを目指す青少年も生まれ。でも、ヨーロッパの一流どころでは「ドライビングには才能が必要だ。才能がない者は、努力と時間の無駄なのでこのスクールに来る資格はない」なあんて追い返されたりすることもあるらしい。

その一方で、レーサーになるために生まれたような「脳みそとケツがつながった」才能あふれる人でも、本人は「車なんて興味ないよ」と、いっしょうけんめい美術大学で勉強したりしているみたいなケースもあります。

旧ソ連などで「天才陸上選手」ともてはやされながら、本人は「実は科学者になりたかったんだけど、むりやり体育選手にされちゃった」みたいなのもあり。

となりの芝生は青く見える、ということなのでしょうか。ぼくは運動音痴なので、スポーツ選手とかうらやましいなーと思っています。

こうしてみると、F1レーサーと言っても別に人類全体を導く選ばれた人、というのではなくて、自動車レースの世界で人類の極限に達した人、というかんじで、それぞれの得意分野で「適性」がある、ということなのだと思います。

すなわち、天は誰にでも才能を与えており。ダ・ヴィンチみたいなマルチ人間は別として、人それぞれで与えられた才能の種類が違っている。そしてそれはごく少数の選ばれた人のみに与えられた特権ではなくて、「適性」があったところに訓練が重なり、うまく開花した人が「天才」と呼ばれるようになる、のだと考えます。

つまり、「天才」という特別な人種はおらず、普通の人がそれぞれの「適性」を持っているということである。

日本の人には、ピンと来ないかもしれませんが、これは人種差別などを防ぐとても大切な考え方なのです。

「特別に選ばれた人」の存在を認めてしまうとどうなるか。ナチスドイツが典型的で、ユダヤ人迫害が始り。その恐ろしさを当のドイツ人自身が知り抜いているので、ドイツ人同士の間でも「密告されて迫害されたらどうしよう?」と戦々恐々の日々が始まってしまいました。差別が容認された社会とはそういうものです。

というわけで、「才能」「天才」を「適性」におきかえてみましょう。ぼくでもできるぞ!と希望がわいてきませんか?

適性に恵まれなくても、かえって成功する人もいます。

日本語教師あるあるですが、ネイティブの日本人が、友達としてはいいけれど、教師としてはどうも。。。。となるケースがあり。一方、生まれも育ちもブラジルの非日系の先生が、とても生徒に頼られるというようなことがあります。

これは、ネィティブの人は、「最初から自然にしゃべれる」ため、0スタートの生徒さんたちに「どうやったらしゃべれるようになるか」を教えることができないためです。同じく0スタートして、ネィティブレベルまでたたき上げた非日系教師の方が、「どうやったら」という部分の引き出しが多くて、大切な知識の移転ができ。ハンデを克服したからこそ教師として成功できるのだと思います。

ただし、気を付けてください。虚弱体質でもやしの人(ぼく自身がそうです)は、相撲取りにはなれません。やはり自分自身を知ることが重要です。「ウルフ」千代の富士みたいに、小さい体を知恵と勇気で克服し大成することも可能ですが、それは、千代の富士が自分自身を十分に分析して、相撲取りとしての最低限の適性をはぐくんだから可能となったのです。

小錦(左)と千代の富士(右)

出展:https://grapee.jp/208009

やせっぽちの人がプロレスラーになりたい、と考えるようなケースでは、実は体格への劣等感を、筋骨りゅうりゅうなプロレスラーという別世界のキャラクターになれたらなーみたいな、実はうすっぺらい要求の満足で解消しようとしている程度だったりします。もっと適性のある分野がないか考えてみましょう。一方、やせっぽちでも「強さの証明」としてのプロレス好きが高じて武道の世界に入り、なかなかのところまでいく、というようなのはたくさんある。

ウルフの場合は、実績もあるけれど「適性(体、技)を鋼鉄の意志(心)で鍛え上げた」のが本当の強さだと思っています。

要は、プロレスラーになりたいのか、強い人になりたいのか。そして「強いってなに?」ということをあなたの適性が教えてくれますよ。ということである。

弟の仕送りで生き永らえ、人々と仲良くなれず、ろくに絵も売れないまま、最後は自殺しちゃった(他殺説もある)、どうしょうもなくしょうがないゴッホでも、ぼくとしては、「美術を最後の最後まで追求し、主張し、伝えた」勇気のあるとても強い人だと思います。でもこの記事を読んでいる素敵女子のみなさんは、こういう男性からは逃げましょう。ははは

ゴッホ「アルルの跳ね橋(1888年)」

おなじお題で5枚の絵がありますが、一番好きな一枚です

自分の適性はどうやって見極めるのか。

自分は何になりたいのか?どんなことで成功したいのか?考えてみると、結局はやりたいことと得意なことはつながっていることに気づきます。

自衛隊パイロットの養成で、ある一定の飛行時間に達しても単独飛行できないという生徒は「適性なし」とレッテルを貼られてエリミネート、つまり飛行学校を退学にされてしまいます。

もしこの記事を読んでいるあなたが、エリミネ―トされたばかりで悲嘆に暮れているとしたら、なぜ悲しいのか考えてみましょう。

ジェット戦闘機に乗って、ミサイルとかを使いこなしたい:なるほど。でもジェット戦闘機でないとなぜだめなのか?だってミサイル撃てないから、というのであれば、あなたは適性は飛行機のりではなくて、戦闘マシーンになるということであるから、防大などそっちの道がある。外人部隊とかで伝説になったりして。

ミサイルなんて余計。とにかくジェット戦闘機に乗りたい:おおお君は飛行機乗りだ!でもカデットから抜け切れていませんね。もっと民間精神旺盛になって、河原桟敷のULPクラブに行ってみましょう。本物の飛行機乗りであれば、ULPだろうがF15だろうが飛行機で空を飛ぶということに変わりないことがわかると思います。なんてぼくはF15を飛ばしたことはないけれど、セスナだろうが737だろうが、飛行機を操縦するという根本は変わらないよ、と言いたいのです。

で、ぼくはやっぱり飛行機乗りだ、となった場合は、民間だろうが自衛隊だろうが地上勤務でいいからじゃんじゃん仕事してお金をためてULPを買い(モーターグライダーやセスナもいいが、お金かかりすぎ。)、自由に飛べばいいのです。まあこれは機長として飛ばなきゃわからないだろうなー。プロのジェネアビパイロットになるなどの手もある。

ジェネアビの神パイロット「淳さんのおおぞら人生、俺流」

すごいぞ!

そして、河原桟敷で飛んでも物足りないや、という人は、やっぱり飛行機乗りとしての適性がそれほど。。。ということなので、自分の適性を見つけ出してその分野で頑張りましょう。

適性が発見できたとして、どう開花させるか。

剣道選手あるあるの例で行きます。この記事を読んでいるあなたが「大会でいい所まで行くけど、そこでストップ。ぼくって才能ないのかな。。。。」と落ち込んでいたら。

「いい所まで行く」時点で、十分適性はありますよー。問題は「メダル、賞状がほしい」「負けたくない、恥ずかしい」という方向に意識がずれちゃっているので、そんなことは忘れて「こうと思った面打ちを、どんな場面でも必ず打てる」ように、訓練(稽古)に浸りきればいいのです。夢中で、時のたつのを忘れる、となれば、気が付いた時には自分でも驚く面を打って、勝っています。

ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長
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24時間戦えますか?死ぬまで現役やれますか?

「リゲインのテーマ」のお話ではなくて(関係はある)、この記事を読んでいるあなたの収入が、「今後こうなってしまうぞ!」というお話です。

ひょんなことから、2045年の未来よりタイムスリップして2020年の日本にやってきたロボットの「AIくん」。

とある開業医「猫医院」の一室で、院長さんとお話になりました。

AIくん「初めまして。2020年の日本はコロナ禍でたいへんですね」

院長さん「初めまして。いやいや24時間働けますか、ですよ。でも有給休暇も昇給もありゃしないけどね」

A「有給休暇?昇給?それってなんですか?」

院「AIくんは機械だからわからないんだね。人間の社会では定期昇給があって、誰が何年務めたか、どれだけ成果を上げたか、による給与の修正をおこなっているんだよ」

A「院長さんは、お医者さんなのによくご存じですね」

院「病院経営していると、院長の他に社長もしなきゃならなくてね。部下の査定がなかなかたいへんなんだよ」

A「部下のお医者さんの給与計算とか、残業管理とかそうゆうことが患者さんを診察するほかに生まれるということなんですね」

院「その通り。ぼくは人事管理、査定とかで、毎晩遅くまで大変なんだ。。。2045年ではどんな感じ?」

A「残業とかはありません。だって最初から24時間体制なんだもん」

院「えつ?お医者さんが過労死しちゃう?」

A「実は。。。。2045年には、人間のお医者さんはほとんどいないんです」

院「えつ?」

A「ぼくたちの仲間に「治療くん」というのがいて、病気になったか不安だ、診断してほしい、という人のお家のコンピュータを通じて、コンピュータのカメラやマイク、さらにはキーボードから打ち込んでもらう情報でたいてい診断できちゃうから、その場で治療法を伝えてはいOK、おしまいです。場合によっては「治療くん診断デパイス」をUAVで運んで出張診察もあります。」

院「ううう、では、いつも悩む人事考課もないし、そもそも人事部門や経理部門の存在が必要なくなる、ということなのか?」

A「院長さんのケースでは、人事部門はいらなくなりますね。院長さんの下で働いているお医者さんたちはみんな「治療くん」で代替できるので、給料も有給もなくなります。ぼくたちAIが24時間体制でアテンドするので、残業もありません」

院「人事コスト0で24時間営業ということだね!すごいコスト削減かつ利益倍増だ!」

A「病院は、入院施設のある大学病院みたいなのだけが残って、院長さんみたいな小さな開業医は、わざわざ物理的に病院を作る必要はなくなりますよ」

院「というと?」

A「院長さんは、自宅で「治療くん」の管理者になって、「治療くんクラウド」を通じた患者さんの診察状況をモニタリングする。そして、「治療くん」だけでは対応できない難病の人などを、大学病院とかにレコメンドするみたいなかんじになると思います」

院「ううーむすべて自宅のコンピュータにより、クラウドなどのITを通じたリモート操作になるということか。でも大学病院には医者がいるんだよね」

A「その数はすごく少なくなります。「移動型治療くんロボット」が病棟を巡回して看護師さんに指示をだして、患者さんの対応をしますから、人間のお医者さんは、「治療くん」のモニター役になります。でも、看護師さんや、介護の人たちなどはまだまだたくさんいますよー」

院「つまり、人の体を手に取って、物理的に手をたずさえて行う活動には、AIは介入できないということなの?」

A「おしめ取り換え、う◎ち清掃の「身体介護ロボット」とか、外骨格スーツみたいな補助具はできてます。でも患者さん、ご老人との触れ合いは人間の介護士ですねー」

院「ううむ、看護師の方が医者より上だ!と言われている気がしてきた。職にあぶれた医師が、大量にタクシー運転手になっちゃった、とか起きているのだろうか?」

A「全然大丈夫ですよーリストラだの、乞食だのそういうのは存在しない世界になっています。国民は、誰でも経済的な不足がなく生活できるよう、一律にベーシックインカムをもらいますから、ふつーの生活には全然問題ないですよー」

院「ううむついにベーシックインカムがきたか!要するに、上記で出てきたコスト0化と収益激増によって発生した余裕・余剰分が、税金になってベーシックインカムの財源になるということだな!」

A「その通りです。ぼくたちのお客さんとなる人間がお金を持っていないと、ぼくたちも困りますから。。。」

院「うううーむ、家内への給料配達人から逃れられると思ったら、今度はロボットのえさやりおじさんか。かなしいな」

A「鋭利な推理ですね。看護師さんにはない発想だと思いますよ」

院「そんなみえすいたお世辞で喜ぶ医者はいないだろうけれど、好意的に受け取っておくよ」

A「院長さんにお聞きしたいことがあるんです。むかし飲み会っていう儀式があったそうなんですけれど、どんなものだったんですか?」

オンライン飲み会でさえ、ハラスメント(ズムハラ)があるらしい

院「まさにいま君が言ったような心にもないお世辞を言いまくって、会社の中での自分の立場をよくするための課外活動だ」

A「ふむふむ課外活動ですか?」

院「話の初めに出てきた昇給にしろ、若い医者は「仕事しないおじさんが年功で高い金を貰っている」と憤るし、年寄りは「若いころにはもらえなかった賞与を、成果だのなんだのでどんどんもらいやがって」と妬む。そもそも何が成果で、なんでAさんがもらえてCさんがもらえないないんだ?とすさまじい闘争があるのだよ」

A「人間て大変ですね。AIだったら電源を入れて作動させれば故障しないかぎり1年365日24時間作動してます。AI同士で妬みそねみもないですよー」

院「というわけで、うわべはみんな「おはようございまーす」なんてさわやかにご挨拶しているが、裏ではすさまじいルサンチマンのいがみ合いがあるのだよ」

A「ガス抜き、説得等のために飲み会が必要ということなのでしょうか」

院「そうだ。さらには、本来ありえないゆがんだ事業を闇のうちに合意してしまうツールでもある」

A「国民が望んでいないオリンピックが、知らないうちに実施になってたとか。政治は料亭で決するということでしょうか」

院「まさにその通りだ。オリンピックは重要だが、何が何でもやりさえすればいいなんてものではないのに、政界・財界がトクをして一般市民は世界中からのコロナウイルスに晒され、我々医者は過労死か、患者からコロナを貰って死んじまうかという、そういうゆがんだ形での開催が我々の頭越しに決まってしまうのだ」

A「世界中の選手とかが得体のしれない変異株をもってくるわけですからねえ。世界同時開催の巣ごもりオリンピックとかにすればいいのにね。でもそれじゃビジネスとしておいしくなくなっちゃう」

世界各国で同時開催し、実況を世界中に配信する「在宅オリンピック」

院「脱線したが、同じ会社の仲間なのに背中から刺しあうような暗闘が起きるのも、結局いくら働いても給与が足りないからだ」

A「働かないと生きていけない、という体制だから、給料をもらうためなら、人は何をしても許される、となるのですね」

院「そこでだAIくん。2045年ではみんな給与はたくさんもらえているのかね?」

A「そこポイントですね。実は給与額は現在と変わらないですが、給与を貰っている人間の数がものすごく少なくなっています」

院「ベーシックインカムで生きていけることと、そもそも人間が入っていける職場が激減しているということだね」

A「そのとおり。お医者さんにしても、生活費はベーシックインカムで保障されているので、飲み会で暗闘してまで組織にしがみつくなんて人はいなくなります。でも、ただのお医者さんではだめで、「治療くん」すなわちAI機構をモニタリング、使いこなし、その不備を補い向上していく、そんなお医者さんでないと職にありつけないでしょう」

院「要は、人間が「考える葦」として「我あるために、思うことを忘れない」ことが大切だと言いたいんだね。さて3000字越えなので、今日はこの辺にしよう。AIくん、どうもありがとう」

A「こちらこそ、どうもありがとうございました」

AIくんの言うことが、どこまで実現するか?ではでは。。。

映画「本日休診」1952年松竹

 

Posted by 猫機長
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リーマンリートリバランス

コロナ禍勃発から1年。ちょうど去年の今頃は金融市場でサーキットブレーカー発動だ!と暴落相場で優良リート(不動産投資信託)買いあさりに血道をあげていましたが、今年は暴落後の「にせV字回復」つまりドルに換算したら底のままL字(つまりそのぶん為替が下落した)で推移した後、さらに下落基調になっています。悲しいな

2020年3月大暴落からの推移。SPXつまり米SP500は緩やかなV字。ブラジル(EWZ)に至ってはV字になりたいけど実はL字で底のまま推移。

出展https://media.seudinheiro.com/uploads/2020/09/grafico-richard.jpg

一方、それは、銘柄によってはDY(配当率)が向上しているということでもあり。つまり元本(と1株)あたりの市場価格は暴落したけれど、実体経済上で配当を維持できた銘柄は、同じ投資額で得られる配当の金額が上がったということです。

数字で説明

コロナ禍以前に1株100円で、一株当たりの配当5円の株のDYは5÷100=0,05%

コロナ禍で株の値段が暴落だ!1株50円になったが、Eコマース部門の銘柄だったとかで事業はコロナの影響を逃れ、配当は5円のまま継続。この場合のDYは5÷50=0,10%に倍増だ!

この例では、コロナ後、100円の投資で配当が10円もらえるようになったということです。

つまり、現金を持っている人は、割引値段でリートを買える好機到来である。

(*ブラジルのリートです。日本は別ですが、ここでの情報は、いつかは日本でも役に立ちますよー)

ぼくは貧乏で現金がなかったので、すでに持っているリートのリバランスで対応することにしました。

で、現金化に選んだのが、ホテル業のリート「FLMA」

このリートはなかなかおつなやつで、天文学的暴騰をしたときに売ってキャピタルゲイン獲得→高配当リートに買い替えした履歴があり。

今回は天文学的暴騰ではないが、コロナ禍で配当激減、ここ2年はホテル業はもとに戻らないだろう、というところで、リバランス候補になってはいた。

でも、買い替えしても買った方のDYがやっぱり低ければ意味がないわけで。とりあえず様子見でコロナ過から1年のんびりしていました。

この期間に、なかなか有望であることを証明したのがFOFすなわちFund of Funds。

これはリートだけれど、直接不動産に投資するのではなくて、他のリートを買いまくって、その配当を株主に分配すると言うものです。

あれそんなんで儲かるの?

これも数字で説明。

とあるFoF、BRFF11があったとします(実在します)

このリートは、下記のリートを購入して、その配当を収益にしています

FII AESAPAR

FII BB PRGI

FII BC FUND

FII GALERIA

FII RIOB RC

FII RB CAP

FII RRG

FII CSHGSHO

FII CSHG CR

FII CSHGJHS

FII CSHG LO

FII HG REAL

FII SHOPJSU

FII KINEA

FII POLO CR

FII RB GSB

FII SANT AG

FII SDI LOG

FII SPA

FII SP DOWN

FII TBOFFIC

FII BM THER

FII OLIMPIA

FII XP MACA

ううむすさまじい数の銘柄だ。

問題は、これらの銘柄の一つ一つの配当を得た時点で、すでにその配当の管理費が引かれてしまっているということである。

そして、これら各銘柄の配当をかき集めて、BPFFの配当に一本化し、BPFFの株主に対する配当として再分配するときには、当然ながらさらにBPFF管理会社が管理費を差し引きます。

というわけで、事実上2回管理費が引かれて、株主の手元に残る配当はかなり減少しちゃうのでした。

FoFはあまり玄人受けしない種類のリートだったのは事実である。

ところが、コロナ暴落が起き。

個人投資家が保有銘柄の元本激減をなすすべもなく見守っていた時、FoFは、企業として持っている豊富な現金で、暴落した優良株を買いあさっていたのです。

結果どうなったかというと、「安く買って配当は下がらず」つまり、FoFのDYもぐんと上がったのでした。

さらに、この期間FoFがのきなみ「株数増発により増資」を行い、しかも増発した株の1株当たり価格を低く抑えた(資産上の本来の価格より低くしたのもある)ので、FoF自身の1株当たり額面も減少して、これもDYを向上させた。

BPFFの場合

2020年5月29日 1株当たり価格R$97,99、DY0.51%

2021年2月26日 1株当たり価格R$79,00、DY0.72%

DYが0.7%を超えた段階で、FLMAを売ってBPFFに取り換えることを決意。

ちなみにFLMAのDYは2月で0.3%ですから、買い替えによって投資格当たりDYは事実上倍増したわけである。

その結果。。。

残念ながらこの売買に係る税金もはんぱなく、売った金額全てを買い替えには使えないなどあるのですが、何とかこの買い替えにより月収でR$938すなわち17,822円上昇。

以前、同じくFLMAを組み替えて月間3万円の配当増を達成したことを「バブル爆発!」の記事で書きました。

今回と合わせて4万7千円の月収増加。

今回は「リバランスつまり買い替え」がお題ですが、「コロナ暴落で獲得した配当増」で別途月収2万円増達成しているので、マネーゲームのみで得た月収増は総額で6万7千円。年額で80万円となります。安アパートの家賃ぐらいだったらまかなえるかも?

でも、一番重要なのは今後配当が維持するかだったりします。

BPFFの場合、DYは今後下がるであろうことが予見されます。だって元本がディスカウントされまくっている状況で買ったんだもん。でも、それは元本価格(資産額)が今後上がるということでウエルカム。

懸念は、DYよりも、物理的な配当額が減少にならないかどうか。今後ブラジルでも金利増が見込まれ、リートは元気がなくなることが予想されるのですが、これも元本市場価格の話で、FoFとしての収入源となっている諸リートの業績悪化がなければ維持していくであろう、と期待しています。ううむコロナ禍の趨勢が影響するな。。。。

FoFのいいところは、実質的にインデックスファンドになっているところ。かつ、個人ではなかなか苦しい機動力で、FoFの管理会社がどんどんポートフォリオを組み替えていけるので、結局「管理費2度払い」でも十分ペイする配当を叩き出せること、かつブラックスワンのような緊急事態で意外と打たれ強いこと、が明示されました。

というわけで、ぼくもFoF第1弾としてBRFF,うまくいくようであればもう一銘柄買おうと思っています。2銘柄にするのは、いつぞや書いた「スピットファイヤとハリケーンのたとえ」の考え方に従ったものです。

シャンプーとリンス、じゃなかったハリケーンとスピットファイア

一方、FoFの要注意なところは、管理会社によって業績に差が出るところ。

例えば、とあるFoFでは、DYが0.5%で推移しているのに、別のFoFではDYが1%近いぞ!というときに慌てて後者を買ってしまうと、2,3か月後に後者の配当が激減!なんてことがあり得ます。

これはどうゆうことかというと、DYの低い方は、真面目にリートのみポートフォリオに組み込んでいたのに比べて、DYの高い方は、リート購入は申し訳程度で、大半の資金を実はオーバーナイトみたいな超短期投資につぎ込んでいた等があり。こういう超短期投資は、うまくいけばすごい利益が出るけど、長期的にはいつかこける時が来るので、その時にDY激減!泣くぞ、となります。

さて、資産1億もいいけれど、やっぱり「毎月30万円は再投資できる不労所得」が重要ですよねー。

ぼく個人の例で恐縮ですが、現時点での不労所得は月額45万円くらい。というわけで、不労所得だけでも、生活費を差し引いたうえで「毎月30万の再投資」は何とか出来るけれど、コロナ暴落で相応に減少しており。なかなかリーマンをやめる気になれません(うまく会社の方で早期退職制度とか作ってくれないかなーとかは思っています。クビにするなら受けて立つぞ!)。

一方、今回のリバランスで月収1万7千円増加を達成し、コロナ暴落で減少した分を多少ながらも巻き返して、完全リタイアに月収1万ちょっとながらも近づいたぞ、という安堵はあります。1年365日、千里の道もあと一歩、ですかね。

ではでは

365日のマーチ。蘭寿とむではありません。

 

Posted by 猫機長