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タクシーにカバンを忘れちゃった!

とある吉日、出張先でのできごと。

夜も夜中の11時すぎですかねー仕事先からタクシーで20分くらいか?ホテルに帰りつき。

ううむやっと寝ることができるぞ。

https://d1o6h00a1h5k7q.cloudfront.net/imagens/img_g/15620/7430190.jpg

往時のタクシーメーター

 

 

とりあえずは、ほとんど電池の切れかかった携帯に充電だ!

でも、充電のケーブルがないじゃね?そうかカバンにいれていたな。

そこで、そのカバンがないことに気が付き。

出張先から、おみやげの「あんぱん」を入れた袋と、重要な物品を入れたカバン(内容はお察しください)を持ってタクシーに乗ったはいいが、カバンの方をタクシーに忘れちゃった!とそこでやっと思い至り。

なんか、起きてはいるけれど起きていることが信じられない、とハムスターみたいに固まってしまい。

どうする?

なんとか気を取り直し。

知り合いの車とか、ハイヤーではなく、その辺のタクシー乗り場で拾った、今日まで会うこともなければ、明日以降も会うことはなかろう、どこの誰かも知らないあんちゃんの運転していたタクシー。

どうやって取り戻すのか。

しかし、あることを思い出し。

ホテルに到着して、支払いだ!というとき、運ちゃんがカード読み取り機を変な小さい箱に接続したら、その箱から、これまたみみっちい、ひねた領収書が出てきたのです。

そのレシートはどこだ!ズボンのポケットで発見。

なんと、タクシーのナンバープレートと、コンタクト先の電話番号が明記されているではないか?

 

 

絶望から逆転勝利か?早速電話。

でも留守電になってしまい。いじいじしていたら、なんと向こうからかけなおしてきたぞ!

以下、運ちゃん(う)とぼく(ぼ)の会話です。

(う)「ドアホが夜の夜中に電話かけやがってボコすぞごるあ!」

(ぼ)「だまれ!客のカバン入れたまま消えやがるくそタクシーがあるかごるああ!」

(う)「ざけんな!もう何年もタクシー家業なんてやっておらんわ!間違い電話で人を起こすなごるあああ!」

(ぼ)「何が間違い電話じゃ!つい10分前まで、てめえのQNQ27◎8、この電話のタクシーでホテルまで乗ってきたじゃねえか!脳みそ腐ってんのかごるああああ!」

(う)一瞬うっとなり。「ううう?どこからナンパ―プレートの情報を引っ張ってきやがった?確かにそのタクシーには乗っていたが、もう廃業しているぞ?おまえはいったいだれだ?」

(ぼ)「ただの客じゃい!ついさっきお前が変な箱から領収書印刷しただろう!そこにお前の個人データがすべてばっちり記載されとるわい!まいったか!」

(う)「あっ!そうゆうことだったのか!それはね、ぼくじゃないよ」

(ぼ)「狂ったか!とっとと説明しやがれ!」

(う)「それはね、ぼくが持っていたタクシー車両と営業権なんだ。Bという野郎に車ごと売ったんだけと、まだ名義変更していないんだね。Bの野郎の電話を教えるから、そっちにかけてね」

(ぼ)「ごめんごめんそうゆうことだったんだね、夜中にたたき起こしてごめんね」

https://www.curitibaantiga.com/fotos-antigas/342/Fusca-Taxis-de-1980/mais_fotos_em_curitibaantiga_ponto_com_1359238569.jpg

 

 

さて、「Bの野郎」に電話かけました

(B)「ドアホが夜の夜中に電話かけやがってボコすぞごるあ!」

(ぼ)「だまれ!客のカバン入れたまま消えやがるくそタクシーがあるかごるああ!」

(B)「ええええ?それって、いつなの?きのうぐらい?」

(ぼ)「ざけんな!ついさっきホテルまで乗ってきたろうが!カバンかえせごるああ!」

(B)「それなら今日の運転手の電話をあげるから、そっちに電話してね。そいつはEの野郎っていうんだ」

(ぼ)「あああそうだったの?怒ってごめんね?」

要すれば「Bの野郎」は、タクシーの名義を何台分も持っているビジネスオーナーで、複数のタクシーに複数の運転手を割り当てていた、ということです。

たまたま、今日のQNQ27◎8の運ちゃんが「Eの野郎」だったのである。

上でも書いたように、携帯の充電器はカバンの中だし、携帯はいよいよ電池がなくなってきちゃった!かなりあせりながらも、「Eの野郎」に連絡しました。

(ぼ)「ようにいちゃん、ぼくのことを覚えているかい」

(E)「あああいまそっちに向かっているからね!待っててね!」

(ぼ)「ふふふ、今日は満月の夜だねえ。お兄ちゃんの顔もしっかり覚えているからね?」

どうやら「Eの野郎」の雇い主である「Bの野郎」から連絡が行っていたようです。

こうしてカバンを回収することに成功。「Eの野郎もといEくん」もとても礼儀正しいナイスガイで、もちろんぼくのほうでも「Eくん」が引き返してきた分のお代はちゃんと追加して払いました。

https://live.staticflickr.com/2173/2128173257_12e7f9dd7e_b.jpg

 

 

おもしろおかしく書きましたが、実はもっとなごやかにコミュニケーションでき。おどろきは、「Eくん」はともかく、そのほかの事業主2名共に、突然の真夜中の電話ながら、的確に事態を把握し、適切な連絡先を教えてくれたことで、たらいまわしにはされたけれど、役場における、出口のない、不毛なたらいまわしとは違って、ステップごとに解決に近づいていることが実感できました。

やっぱり、この辺が「キャッシュフロークワドラント」の「右」と「左」にいる人たちの違いですねー。

キャッシュフロークワドラントってなに?

「金持ち父さん貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキという人の提唱で、世の善男善女は、E=Employee(従業員)、S=Self-employed(自営業者)、B=Business owner(ビジネスオーナー)及びI=Investor(投資家)のどれかに分けられる、としています。

そして、それぞれが以下のクワドラント(4隅)に振り分けられるとしています。

 

 

ここで注目なのは、E(従業員)とS(自営業)は、図の左側、B(ビジネスオーナー)とI(投資家)は右側になることです。

左側は、人に使われるか、自分が店を切り盛りする立場の人。Eは会社の社員だし、Sはその辺のパン屋さんとか。

これが、右側になると、人を使う側になります。Bは、例えばパン屋さんのチェーン店を統括する親玉であり、配下に一軒づつのパン屋さんすなわちSがおり。

さらに補足すれば、そのSに雇われてパンをこねたりしている従業員もE。SはBへの過渡的形態と言えないこともないが、実態はパンをこねているEと変わりなしです。

さてIですが、B以下が必死になって労働して得た収入の一部を、配当とかで何も労働しないでもらっちゃうのでした。ははは

https://http2.mlstatic.com/D_NQ_NP_744698-MLB50938557921_072022-O.jpg

 

 

というわけで、タクシーと役場の例でいえば。。。

役場の役人は、上役から命じられたままに作業を行う、人に使われる立場なので、行政サービスを求める市民が目的を達することができず役場の中をたらいまわしにされても全く我存ぜずであり。役人自体が、日々不毛な業務のたらいまわしで、そもそも「解決」とかいうメンタリティが生まれないのです。

こわいな

これがタクシー会社のオーナーになると、突然夜の11時に電話がかかってきた時点で異変を察知し、グーグー寝ていても飛び起きて返信する。

一瞬で、とんまな客がタクシーにカバンを忘れたこと、そして、名義変更したはずの仲間の企業家がまだ変更していないという事実に目ざとく気づいて、そいつの連絡先を教える。

そして、連絡を受けたほうの企業家は、とっとと配下のタクシーに連絡して、お客にカバンを返却するよう指示する。

たらいまわしではあるが、関係者の企業家一人一人が一瞬のうちに課題と達成すべき成果、そしてタスクを把握(なんて今回は電話番号を知らせるだけですが)し。躊躇なく実行しています。

これは、決して、とんまなお客に同情したというわけではなく。

お客にも色々いますからねえ。

逆上して、ホテルのロビーでピストルを乱射なんて狂った客だったら?

新聞で「カバンをXX企業のタクシーに取られ、企業のオーナーに非人道的な対応をされたから、腹いせにやった」なんて大々的に報道されたりしたらどうなるか。

とっとと客にカバンを返すのが最もコストの低い解決だ、と、関係者すべてか解決に向けて最短距離で動いたのでした。

ブラジルのあんぱん。

An-Pan Azuki 6 unidades

 

 

一方、お客の方でも、ただのとんまで終わるわけにはいかず。

なんとかレシートの電話番号からビジネスオーナーを引っ張り出し。

自分はホテルのロビーでなにもせずにのへーとしていながら、上はビジネスオーナーから下は運転手まで大騒ぎをさせたうえで、目指す成果であるカバンを取り返すことに成功したのでした。

というわけで、今回は我ながら資本家ちっくな立ち回りができたぜ、なんて自己満足しています。ははは

「投資すべき銘柄を選ぶは、タクシーのレシートを見るがごとし」なあんて。

ではでは

Posted by 猫機長
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挟撃は怖い

MSNのニュース記事で、織田信長が越前(福井県)の朝倉氏を攻めていたところ、味方の浅井氏に裏切られて、いっさんに退却した歴史的事件について記載していました。

本郷和人 信長の朝倉攻めはナゾだらけ。なぜ越前へ侵攻し、浅井長政に裏切られて一目散に逃げたのか?自衛隊の一佐に「撤退の理由」をたずねてみたら『どうする家康』 (msn.com)

例によって、コア部分を抜粋です。

「なぜ信長はすぐに撤退したのか?信長の兵は3万。対する朝倉は1万3000くらい。浅井はどうがんばっても5000がいいところ。

ならば軍を二つに分け、2万で朝倉に対峙し、残り1万で浅井勢を蹴散らして美濃に帰れば良いのでは? それなのになぜ一目散に逃げだしたのか? 自衛隊の作戦室にお尋ねしたことがありました。

すると、現役の一佐が「ぼくには信長の判断は分かりますね。挟撃は怖い…」と仰いました。

具体的にどう、という説明はなかったのですが、眼光鋭く目前でそう述べられると、ぼくの机上の空論などたちどころに吹っ飛びます。」

ということでした。

越前ガニ。PhotoAC無料画像

 

 
へえーそうなんですねえ。確かになっとく。

単純に兵力差から見れば、織田軍が両面作戦しても簡単に勝ちそうです。

でも、それは、織田軍が浅井、朝倉両軍の数と動きを完全に把握していればです。

しかし、戦場で、敵の軍勢がどう見えるかというと。。。

あなたが、下の写真の白いポーン(歩)①だったと仮定してください。

 

 

あなたの目の前に敵のポーンが。でも後ろにナイト(馬)がいるので、ちょっと安心しています。

ところが、よく見たら、ナイトの後ろに、敵のポーン②がでてきやがった!さっきまで白だったのに、裏切って黒くなっちゃってます。

 

 

ここであなたは、ナイトともども、ものすごく不安になるでしょう。

なぜなら、敵のポーンの後ろに、どれほどの敵がいるかわからないからです。

一応あなたは織田軍3万のうちの1人なのですが、前の敵、後ろの敵は、本当に1万3千と5千なのか?

挟撃という状態で、敵の方が多ければ、あっという間に蹴散らされてしまいます。

まだ隙があるぞ!今のうちだ!と脱出したのが、この場合の織田軍だった。

それまでは優勢だったので、総大将である信長も整然と退却し。

ただ、しんがりとなった秀吉軍が、織田の本隊を逃げ延びさせるために犠牲になり。けちょんけちょんにやられて、秀吉も危うく4んじまうところだったらしい。

ところで、上の写真は、ポーン目線ですが、これを棋士目線で見たらどうなるでしょうか。

 

 

あれ、全然勝ってるじゃん?

敵はほとんどキングと取り巻きしか残っておらず③、味方に包囲されまくっている一方、味方の王様はがっちり防御されています④。

上空から見れば、戦況が一瞬で分かり。

地上にいて、目の前しか見えない状況にくらべて、著しく有利に判断ができるのでした。

だだっ広い平野に大軍を展開して戦車で走り回った中国古代の合戦では、「将軍もポーン目線」で、敵軍の最前列しか見ることができず。その後ろにどれだけの兵力があるのか全くわからない状況だった。

世界史の取扱説明書: 中国史/古代/春秋戦国 (worldhistorytorisetsu.blogspot.com)

 

 

両軍の前衛がぶつかり、両方ブギャー!と斃されたのち、その後ろ、そのまた後ろが。。。。と倒しあって、結局数の多いほうが勝つという単純なケースが多かったらしい。ばっかだねー

その後孫氏が出て、負けたと見せかけて、敵軍を罠に誘い込み、隠れていた味方の本隊で背後ら挟み撃ちだ!みたいな策略が多用されるようになりました。

これが西洋だと、19世紀ころまで、「戦列歩兵」といって、古代もびっくりみたいなことをやっていた。鉾が小銃に変わり、少し離れた所から、敵味方の第一列が一斉にダダダダーン!ばたばたぐしゃぐしゃとくずおれ。つぎは第2列がなかまの死骸を踏み越えて、またダダダダーン!ぐしゃぐしゃぐにゃぐにゃ、そして第3列が。。。と、結局列の多いほうが勝つという、これまたばっかだねー、というやり方だったらしい。

ただし、戦列歩兵の時代は、小銃の射撃精度が全然悪く、ともかく一列で固まって撃たないとぜんぜん敵にあたらんわ、という事情があり。

小銃が改良されると、ばらばらと離れて、木だの穴ぼこだのに隠れて敵を狙い撃つ「散兵戦術」に進化したらしい。

戦列歩兵の楽しい解説を見つけましたhttps://www.youtube.com/watch?v=Dzs9gDwjyw8

 

 

そのうち、人類は「気球」を発明し。

ポーン目線に縛られることなく、棋士目線で見ることができるようになった。風のまにまに浮かぶ気球から見ることのできる範囲なんてたかが知れてるけど。

フランス革命戦争時の気球(パブリックドメイン)

 

 

要するに、当時の将軍にとって最も重要な資質は、敵の戦列の陰にどれだけの兵力がいてどのように動いているのかを察知し、先回りしてこちらの兵力を差し向けることができるかだった、と言ってよく。

これを誰よりも鮮やかにやったのがナポレオンだった。

ナポレオンのフランスは、市民革命大嫌いな王制国家に囲まれており、本来なら、挟撃どころか四方八方から包囲されてけちょんけちょんにやられてしまうところ、プロシアだの英国だのの軍勢が包囲を完成する前に、ひとつづつに突っかかってゆき、撃破してしまいました。

これを「各個撃破」といいます。

地上にいながら、鷹の目(上空から見ているような目)を持っていたナポレオンおそるべし。

包囲(挟撃)される前に各個撃破で活路を開く。https://twitter.com/douten2/status/917249297812381696

 

 

ちょっと脱線して、低脳そのものの戦術だから勝てた、という例も記載しておきます。

それが独ソ戦におけるソ連の「縦深攻撃」

まず、ドイツ軍の第1列にソ連側の第1列を襲い掛からせ。でも賢いドイツは、第1列の前に地雷をふんだんに設置しているので、ソ連軍は人も戦車も木っ端みじんになり。

しかし、間を置かず第2列を投入する。今度はドイツ兵に肉薄しますが、機関銃や小銃で一斉射撃を食わされ、やっぱりバタバタ、ぐしゃぐしゃと壊滅。

しかし、間を置かず第3列だ!今度は、弾のなくなったドイツ兵と、スコップを持ったソ連兵の白兵戦となり、両者全滅。

そこに、間を置かず第4列だ!こうしてソ連軍は無人になった荒野を次なるドイツ軍防衛戦に向けて驀進。そこでまたドイツの地雷を踏んで壊滅。

さらに、第5列が。。。

くどいぞ!いやいや、「畑からいくらでも取れるソ連兵」が、結局こうしてベルリンを蹂躙して、ヨーロッパ戦線に決着をつけたのでした。

なんか浮世絵ちっくなソ連ポスター

https://ja.aliexpress.com/i/32971919184.html

 

 

この「低脳戦術」は、第一に、独裁者による恐怖政治で、いくらでもそこかしこから兵隊を引っ張ってこれたこと。そして、第二に、独裁者による恐怖政治で、「突撃か!それともラーゲリ(強制収容所)か!」と若者たちを恐喝したため、我先に突撃していったという、恐ろしい実情により可能となったのです。

ドイツも恐怖政治だったというけれど、ソ連に比べたらどれほどましか。

そのソ連のDNAを受けついで、今度はロシアが同じことをウクライナにやろうとしています。

西側自由諸国は、武器弾薬を補給して、ロシア軍が第50列になろうが第500列になろうが、ウクライナ側に到達する前に粉砕できるよう支援しなければなりません。

実は到達して「スコップ」の段階になっていますが、ロシア側もいつかは枯渇します。

がんばれウクライナ!

さて、ソ連・ロシアは例外として、飛行機が実用化された第1次大戦頃からは、「鷹の目」で戦場を俯瞰できるようになり、どこにどのくらい投入すれば勝てるぞ!という決定的な情報を得るため、互いに飛行機で偵察した。

戦争初期では、これらの飛行機は非武装で、敵味方がすれ違っても、互いに挨拶していたそうです。

そのうち、敵の飛行機を見逃すことは戦争の敗北につながる、ということで、機関銃をつけて互いに撃ち合うようになり。

ついには、偵察どころか飛行機そのものが爆弾を積んで、前線のはるか遠くの工業地帯を壊滅させて戦争の行方を決するようになりました。

視点の高さを変えれば、見えないものが見えてくる。そしてそれは、あなたの人生に取ってとても大切なきづきをもたらしてくれるものと理解します。

地上では、真っ白な一面の霧も。。。。

 

 

上空からみれば、また違った景色だったりします。

 

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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”””””《2023年紹介バトン》コロナを吹き飛ばせ❣️繋がれ友達の輪”””””

恐怖の紹介バトン。敬愛するブロ友のLunaさんから、ついに順番が回ってきました。チャレンジです。

(この記事をWorldpressの本家サイトとはてなのアンテナサイトで見てる人へ:これはアメブロの楽しい企画です。アメブロの方にも見に来てね!)

◎ハンドルネームは

猫機長

◎ハンドルネームの由来は

「猫駅長」からパクリました。「たま」だけかとおもったら、そこかしこの駅に「猫駅長」がいるらしい。

「たま」かと思ったら「ニタマ」だそうです

https://livejapan.com/ja/in-kansai/in-pref-wakayama/in-wakayama_koyasan/article-a2000233/

 

 

◎アイコンの説明(私の画像)

 着陸動作。高度が落ちすぎてあせっているところ。

◎家族紹介

ひとりぐらしです。さびしいな

◎居住地

地の果てブラジルの最果てブラジリアです。地の果てですが、とてもおしゃれなパン屋さんがあり。「くるみとゴンゴンゾーラのパン」が大好きです。

 

 

◎出身地

地の果て埼玉の最果て朝霞市。進駐軍がいた時代です。病気になったら、その辺の草を食べて治しています。。。

◎趣味

飛行機の操縦、なんていわずもがなですね。あとは「二刀流上下太刀」。こどものころ、絵画コンクールで賞を取ったことがある。

こんな人です(10年前の写真)

 

 

◎長所と短所

「性格占い」をやったら、「怪盗」といわれてしまいました。

https://tokusatu-sunday.com/2019/11/09/lupin-fujiko/

 

 

長所 何をやらせても器用。必要最小限の動きで最高の成果を出す。人に愛される

短所 面倒くさがり屋、いやなところはスルリと抜けて、おいしいところだけ持っていく。

そんなふうに思われているんだ。ひどいな。。。。

みんなもやってみよう!→https://uranailady.com/fortune/birth47.html

◎好きなことわざ・四文字熟語

堅忍不抜。不撓不屈。

◎好きな人や芸能人

王選手、は芸能人じゃなかったですね。ブルゾンちえみ(キャラじゃなくて本人の中身。いい人らしい)

◎好きな曲(可能ならYou Tube を貼ってね)

明るい曲。勇気の出る曲。

 

 

こうゆう曲も好き

バッハ https://www.youtube.com/watch?v=SmtekADcxrc

パッヘルベル https://www.youtube.com/watch?v=li7tiTGcA2M

スーザ https://www.youtube.com/watch?v=22kDWg6e_mo

あれ?ミスマッチか?

◎好きな飛行機

「DC3」

いつか操縦してみたい飛行機。でも、なかなかそうゆう機会は。。。という事で、模型を作ってながめています

 

 

◎今一番のマイブーム

ぴよ将棋。夢の香車三段ロケットだ!

 

 

◎【今年の抱負】猫背をなおしたい。

◎【最後にひとこと】紙媒体しかなかった時代に比べ、無限の可能性が広がっています。広げようアメブロの輪。

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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孫子の兵法:勝ち組と負け組を分ける〇〇とは

突然ですが、ひょんなことから、「胡適(こてき)」という人の行状を知る機会があり。表題の「孫子」とあわせて、みなさんと一緒に解明したいと思います。

春秋戦国時代の戦車

http://blog.livedoor.jp/hobiii-kingdam/archives/1018353633.html

 

 

まず、孫子の兵法ってなに?

紀元前500年ごろ、中国春秋時代の思想家で「孫」さんという要注意人物がおり(あるいはいたことになっており)。このおっさんは、どうゆう過去を持っているのか、後世のマキャベリ―もびっくりの、恐るべき「戦争マニュアル」を世に出しました。これが「孫子の兵法」です。

どんなことが書いてあるの?

どうやって戦争に勝つか、です。要約は

◎まず、戦争をしないことである。ははは

「兵は国の大事にして、死生の地である」つまり、戦争なんてすさまじくコストがかかって、国自体が滅亡の危機にさらされる愚行であり、ぜったいやるな、みたいに書いてあり。邪魔な国があっても戦争に訴えずに、うわべは同盟国です、と言っておいて、裏ではいろいろなうわさを流しまくって相手国内の内紛を誘ったりなどの策謀術策でつぶしてしまえ、としている。

◎それでもだめだったら、初めて戦争となる。

この場合も、だまし討ちで一瞬に勝負を決せよとか、勝てる戦闘だけしろ(負けそうな場合はとっとと逃げろ)とか、謀略・欺瞞を駆使して、それって卑怯じゃね?という内容に。

ケンカに卑怯もくそもあるか、ということらしい。

しかし、その内容は、単に戦争のことだけではなく、ビジネスの場面にも活用ができるとして、世界中の企業家たちなどから絶賛されるベストセラーとなっています。

紀元前500年の書物ですが、その内容は今日も通ずる真理に迫っているらしい。

ということは、勝ち組になる人は、どこかで「孫子の兵法」を知ってか知らずか実践しており。一方、負け組になっちゃう人は、実践しているつもりでぜんぜん見当違いのことをやってた、というケースが多いと理解します。

「実践した」と「実践したと思った」の違いはどこで生まれるのか?

ここで「胡適」さんに登場してもらいます。

こちらは確実に実在が確認できる人で、資本主義時代の中国つまり中華民国(国民党政府)で、北京大学の学長になった知識人です。

胡適さん。1962年、70歳で没。

1939年にはノーベル文学賞候補にノミネートされた。すごいな

https://en.wikipedia.org/wiki/Hu_Shih

 

 

19歳の時にアメリカに留学し、超有名な哲学家デューイに弟子入りしました。

そんな奴知らないよ?という人でも「プラグマティズム」という言葉は聞いたことがあると思います。

日本では実用主義、実際主義と訳される哲学の一派で「経験、認識によって形成される概念と、その概念によってもたらされる客観的な結果によって世界は科学的に記述するべき」という、もはや哲学なのか科学なのかわからない、いかにもアメリカらしい現実的な展開で、胡適は、デューイから、こうした実利的な考え方を学びました。

もともと現金な中国人の一人である胡適。孫子の残した「恥も外聞もないケンカの勝ち方」も民族の血にインプットされていたらしく、その素養を見事に開花させる時がやってきました。

それが「日中戦争」

当時日本は満州から上海へと、どんどん侵攻しており。

どうしよう?と中国側は慌てふためいていました。

それこそ孫子だったら「勝ち目はない、戦争するな」なのですが、現実として日本は血も涙もなく侵攻してきており。

「何とかしてくれよドラえもーん!」

ドラえもんのかわりに、胡適がいました。

胡適がレコメンドしたのは「日本と全面戦争すべし」でした。あれ?

胡適の戦略は、以下の通り:

◎中国は、日本と戦っても勝ち目はないのだが、そこをあえて、いかにも日本の挑発に乗って戦争を決心した、と見せ、日本軍との戦線を拡大すれば、日本軍は喜んで中国大陸に大軍でなだれ込んでくるだろう。

◎ここで、中国軍はまともに戦う必要はない。うまく日本側の弾薬糧食を消費させながら、逃げるが勝ちだ!ますます日本軍を中国内陸に誘い込んで消耗させ、同時に「侵略者日本」のレッテルを貼って世界中が日本を悪者にする大義名分を得る。

◎一方で、世界にはアメリカとソ連という強国がいる(当時はまだ超大国までいかなかった。胡適の慧眼おそるべし)。日本がじゃんじゃん中国の利権を奪い去っているのを黙って見てはいないはずだ。両国は、日本が中国で独り勝ちしないよう恐ろしい制裁を開始して、その制裁は、日本に平和的解決が絶望的、イチかバチか。。。と思わせるようになった段階で米ソへの戦争に移行するだろう。

◎中国は、その段階への移行を促進し、日本軍が消耗しまくるよう引き受ける。

この戦略では、戦場となった中国全土が荒廃しまくることを意味していましたが、蒋介石も正面から日本と戦うことを決意。

一方、ソ連はともかく、アメリカは日本の独走に怒り。イギリスと結託して「援蒋ルート」を作り、ビルマなどを経由して米英の武器をじゃんじゃん中国に供与しました。

援蒋ルート

中印回廊 ミッシングリンク接続へ

 

 

この時期は、日本と中国は正式には戦争しておらず「地域的武力紛争」でした。なぜかというと、宣戦布告してしまうと中立国条項が発効してしまい。アメリカは、中国には武器を供与できなくなってしまうし、日本には石油などの資源を売ることができなくなっちゃうからです。こうして、日本、アメリカ、中国の大人の都合によって、中国での戦いは「日華事変」であり、真珠湾攻撃により初めて「日中戦争」になりました。

ううーむ、まるでウクライナとロシアの「戦争」みたいだ。

ウクライナもロシアも実はアメリカ(あるいは西欧)に依存していて、両者ともに宣戦布告しないのと同じと思います。。。。

さて、胡適の読み通りに、日本は中国での泥沼化により身動きが取れなくなったところでアメリカが禁輸措置やハルノートで恫喝したため、「男には、勝てないとわかっていても戦わなければならない時がある」とアメリカに対して開戦してしまいました。

この胡適の戦略を裏付けた理論を「日本切腹中国介錯論」といいます。

すなわち

◎日本は、「正義のために」米英蘭と戦うという、事実上の切腹(自殺)をするはめになってしまい。

◎一方、「恥も外聞もない」中国は、自国との戦争をうまく米英に肩代わりしてもらうことで、自分自身は日本に引導を渡す、つまり介錯人になりました。ははは

日米安保条約調印。

戦後の日本も軍備をアメリカに肩代わりしてもらって、復興に成功した。

https://blog-imgs-134.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/20200119001322243.jpg

 

要するに、中国は「勝てない戦争をするな。負けるぞ」という孫子の鉄則(これ自体は小学生でも言いそうですが)に日本が引っかかるようにする、つまり日米戦争を勃発させるために、中国では勝てる見込みのない日本を相手に、あえて戦争することによって誘導した、というわけですねー。

まさに「孫子の兵法」のウルトラC的な応用である。

ここで、勝ち組と負け組を分ける「〇〇」つまり「実践」が明らかになるのでした。

一流の人は、「勝てない戦いはしない」と正しく実践し、勝てるようになるまで自分を鍛える。中島悟が峠でレーステクニックを磨きぬき、レース出場の機会があっても「まだ勝てないから出ないよ」と、負ける勝負はせず。デビューしてからの恐るべき戦績は、カーマニアの人ならご存じのとおりです。

二流になると「勝てない戦いはしないとはいうけれど、まあいいじゃん」と生半可な行動をしてしまい。スポーツなら、負けちゃった、家へ帰ってラーメンにしよっと、で済みますし、育ち盛りの剣道選手なら、勝ち負けは気にせずともかく場数を踏む、ということも大切ですが、国家の存亡をかけた戦争でこれをやると。。。。

三流になると「勝てない」ことが明白なのに、戦争に踏み切ってしまう。日本がまさに好例ですね。。。。

中島悟

 

 

中国の場合は、日本が三流であることを見抜いて、見事「孫子の兵法ウルトラC」で日本を仕留めたということである。

超一流の神業。中国おそるべし。

共産主義になってこの英知が悪いほうへ全開になってしまっていますが、台湾という「真の中国の残像」も存在しており。「イッタイイイチロ」みたいなマガイモノではない、将来の友好を期待しています。

遣唐使船(復元)

Photo AC無料画像

ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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「楽をしないと億万長者になれない」

ワタナベジュース、モウイッパイ

 

 

以前、世界最大手級の仮想通貨取引所FTXの破綻で、有識者が「バンクマンフリード容疑者は、50〜60年は刑務所に入ることになるでしょう。世の中、楽して億万長者になれる方法なんてないんですよ(資産3兆円が吹っ飛んだ!大谷翔平も孫正義もウクライナも巻き添えにした30歳の男、ついに逮捕 (msn.com))」というコメントをしたことを書きました。

FTXのCEOであるバンクマンフリード(あだ名は「アフロ」)さんが、どの程度楽をして億万長者になったかはわかりませんが、この有識者は、お金を稼ぐのは「恐ろしい苦行だぞ」という世界観を知り込もうとしているのでは?ということが伝わってきます。

こうゆう書き出しをすると、読者の素敵女子たちから「猫機長はらりっているの?楽して億万長者になれるわけないじゃない?」と心配する声が聞こえてきます。

それに対して、このブログで巡り合ったみなさんに、こっそり、ひそひそ、陰に隠れて、だれにも聞こえないように、伝えます。

「実は、楽をしないと億万長者にはなれないのです。。。。。」

このブログを読んでいるみなさんも、ブログ運営者であるAmebloやワールドプレスの管理者の人たちも、もちろんこのブログを書いているぼくも、朝から晩まで仕事でひいひい、給料日が来ても、あれれこんなにすくないの?という日々ですよね。

楽じゃないですよねー

労働に耐えられず、犯罪に走る人もいますが、マスクに包丁、押し入り強盗で、家人の人に「よう姉ちゃん、ぼくとお茶しない?」じゃなかった「よう姉ちゃん、有り金全部持ってきな」とやるのも、それはそれで合法、非合法問わず労働ですからねー

一日が仕事で終わってしまい。土日も会社の飲み会だ、で過ぎていき、気が付いたら貯えも何もない老人になってしまい。

それなのに、アフロとかいう野郎が、30歳で3兆円の資産だと?しかも、仮想通貨とかわけのわからないマネーゲームで稼いだなどと、そんなの許せんぞごるあ!

そりゃそうですよね。はっきりいって、皆さんの感想は正しいし、その通りだと思います。

雇用者側の視点で見れば、もっとくっきりよくわかると思います。

あなたが「ワタナベジュース」みたいな大会社の社長だったとしましょう。

本物の「ワタナベジュース」は、社員が仕事に満足して生産しないとよい製品も作れない、とわかっているので、社員の労務環境や福利厚生、給与にも気を配りますが、今回の例では、あなたはまがいもののブラック企業の社長なので、自転車操業で焦げ付きを出さないために、福利厚生もへったくれもなくなっており。

ともかく仕事をしてもらわないと!と社員を叱咤激励して、毎日終電まで会社にいてもらい。

そして翌日の午前6時には会社に来てもらい、やっぱり仕事。

ここで、ちょっと親心を出して「金曜日は定時退庁日です」なんてやってしまったら。

アフターファイブで空白ができてしまった社員たちは、やれギャンブルだの、やれ飲み屋をはしごして、派閥同士で身の毛のよだつ悪口合戦を繰り返すだの、要するにろくなことはしないので、「やっぱり終電まで働かせておこう。生かさず殺さずがいちばん」となってしまいます。

24時間働けますか、と新入り時代から調教されてしまっているので、「楽をしてはいけない、苦労だけします」という生活が身にしみてしまっているのである。

終電まで頑張るサラリーマン。

でも翌日にはリストラされる決定が上層部でなされていたことは

知る由もなかったのだった、なあんて。。。。

 

 

24時間苦労しています、なので、さぼる気はないけれど労働の効率はがた落ち。先進国で随一の低生産性という事実が示すまでもなく、結局、会社とは、仕事をするためにいるのか、仕事をしているという努力をするためにいるのかわからない場所になってしまっています。

結局できる製品や利益にも限りがあり。雇用側も、それこそ雀の涙の給料しか払えなくなってしまい。

こうした悪循環で、「ともかく苦労しまくって、雀の涙の給料をもらうのが人生だ!」という、突き崩すことのできない常識が構築されてしまっていたのでした。

渡辺 ジュースの素 – 検索 画像 (bing.com)
 

 

アフロさんも、実は同じだったと思います。

FTXという企業を立ち上げ、仮想通貨という未知の分野で3兆円の利益を得るまで、楽だったのでしょうか?

はいそうです、という人はさすがにいないですよね。。。。

というか、社畜です、会社が悪い、とうだうだ言っているより、実はもっと苦労してるんじゃね?とか思うのはぼくだけでしょうか。

じゃあ、猫機長は、やっぱり「楽して億万長者にはなれない」と思っているんだよね?

いやいや、やっぱり①「楽をしないと億万長者にはなれない」と主張します。

そして、②「苦労していると思っているうちは億万長者になれない」と補足します。

要すれば、この①と②が両方ないと億万長者にはなれないのである。

長者、というのはこの記事に読者を呼び込むためのキャッチコピーであって、ぼくはぜんぜん長者には及ばないけれど、資産1億円を達成するにあたり、この①と②が原動力になりました。

①についてはものすごく簡単で、すなわち

R>G

という、ただそれだけのことです。

Rというのは、資本収益率のことで、Gというのは経済成長率です。わかりやすく言えば、Rとは株や債券などによる不労所得で、Gは労働の対価であるお給料のことである。

ピケティという有名な学者が明らかにした法則であり、労働収入の増加は不労所得の増加に追い付いていけない、労働者はますます貧乏になりますよ、ということです。

本当はもっと丁寧に説明するべきなのですが、それだけで記事の2,3本はできてしまうので、ここでは「あなたが苦労して働いてお金を稼いでいる限り、お金持ちにはなれませんよ」「あなたが海岸で日向ぼっこしているうちに、あなたの資産があなたに代わってお金を稼いでくれるようにならなければだめですよ」というエッセンスのみを記載しておきます。

アフロさんも、あたら若さに任せて働きまくり、「世界最大級のFTX」なんて創業してしまったのがあだになったのかもしれません。要すれば、ビジネスオーナーから資本家への転換に失敗したということだと思います。投獄等から逃れたら(終わったら)、あれほど才覚のある人なので、単なる一人の投資家としてひっそり巨万の富を稼げばいいのにね。

ビジネスオーナーと資本家の違いについてはこちら→キャッシュフロークワドラント

さて、②です。

苦労していると思っているうちは、苦労しているという事実が残るだけで、前進することはできません。

成果を手にするためには、準備と行動が必要ですが、その準備と行動が、ほかの人から見れば「狂っている!マゾかこいつは?」なのに、本人はほわほわと、なにげに、わくわくとやっています、となるのが重要ということです。

こちらも、書き出すと果てしないし、実はこれまで複数書いてきたので、言わんとしていることについては、以下の記事をご参照。

◎成功は狙って実現することができるか①

◎成功は狙って実現することができるか②

◎シュリーマンと学者たちのお話

◎ノーペイン・ノーゲイン

この記事にも例をあげておくと、バイオリンの世界で、究極かつ至高に達した「かな先生」というのがおり。

年端もいかない幼少のころからレッスンだなんだと虐待され。本人も、拷問だー、と一時は音楽の世界を逃げ出してCAさんになろうとしたこともあったが、知らないうちにオーケストラのコンサートミストレスに選ばれたりして、気が付いたら天才バイオリンユーチューバーになっていました、という軌跡がよくわかる動画があったので、あげておきます

(かな先生ごめんなさい、でも「虐待」「拷問」という言葉を、実は「努力」という意味で書いていることはわかっていただけますよね。。。。)

かな先生。https://www.youtube.com/watch?v=8w65RzllNcI&t=134s

このブログの読者で、かな先生の生徒さんがいたら、こんなふざけた記事があったよ!と教えてあげてくださいね

 

 

ぼくはかな先生には及ばないけれど、LSA免許だの、剣術大会のメダルだの、器に合わせたささやかな貯えや成果で満足しています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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軽飛行機で空母に着艦

とある吉日。ルジアニア空港へ着陸アプローチに入り、速度97キロ(60マイル)、フラップツーまで下げてなにげに侵入していったのですが、あれ、なんかおかしいぞ?

小さな飛行機に乗っています

 

 

ふつうなら、台形になって迫ってくる滑走路が、いつまでたっても同じ大きさのままでフリーズ?したみたいになっており。いつもは、滑走路に正対してエンジン計器確認したあと、もう一度滑走路に目をやったときにはかなり眼前に滑走路がはみ出しているのですが、今回は、遠くにひしゃげた台形のままでとどまっており。

あれ、計器確認忘れたかな、ともう一度計器盤に目をやってスピードや高度をかくにん、滑走路に目をもどすと、今度はスレッシュホールドが間近に。。。ではなく、さっきと同じ遠くにひしゃげたまま見えており。

なんかおかしいぞ?

着陸時の滑走路の見え方。同乗者に撮影いただきました

 

 

はっと、GPSに表示されているVS(対地速度)を見たら、56キロ(34マイル)を表示しており。

速度計のVI(計器速度)は上記の通り97キロなので、なんと時速41キロ(26マイル)の向かい風を食らっていたのでした。

左の赤丸が速度計で、対気速度を計っています。

右の赤丸がGPS。対地速度が表示されます
 

 
滑走路と見事に正対し、かつ一定の季節風か?だったので、機位の修正はしなくても真っ直ぐらくちんに飛べていたため、風の存在に気が付いていなかったのでした。

空気の中に浮かんでいる飛行機は、自動車のように地面を直接走行しているわけではなく、空という気体が地面と飛行機の間に挟まるため、飛行機の本当の速度や高度を知るためには、飛行機と一緒になって動いている気流についても計算する必要があります。

 

 

今回のケースでは、自分は時速97キロで飛んでいるつもりなのに、その半分に近い速度の強烈な向かい風に押し戻されて、実際には時速56キロになっちゃってたわけですからねーもし近くに道路があったら、地上を走る車がF1レースカーのごとくぼくの飛行機を追い抜いていくのが見えたと思います。

反射的に燃料残量チェック。まだまだいっぱいあるぞ、と安心し。

でも、このままじゃいつまでたっても滑走路にたどり着けないぞ!燃料はあるけど。。。

と、混乱するあたまを何とか冷やして、こうするしかないよね、と意を決し。

「フラップ全格納、機首下げ、エンジンパワーオン」

という、本来滑走路付近では絶対やってはいけない、やったらあっという間に滑走路に突き刺さるぞ、という操作をあえてやってみました。

そしたら、いいぐあいに滑走路が迫ってきて、ふつーに着陸できました。ははは

でも、時速40キロの強烈な風ともなると、一定方向で吹いているうちはよいが、VRB Windつまり方向不定で突如変わっちゃうようになると、小さなEXPERIMENTAL機ではあおられて操縦不能になっちゃう、事はなくてもめちゃくちゃゆすぶられちゃうので、乱気流にならないうちにとっとと離陸してぼくのホームベースに逃げ帰りました。

早朝の朝7時から8時に飛んでいたので、太陽熱によるサーマルや乱気流が発生する前だったのが良かったのだとおもいます。

陸上の滑走路は、どこからどんな速度の風が吹こうがあなたまかせ、飛行機のほうで横風とかに対応して着陸しなければなりませんが、これが空母になると、自らこうゆう強烈な向かい風を作って飛行機の発着を助けています。

アメリカの原子力空母などは、時速30ノットすなわち56キロは出すらしい。つまり、もともと無風の状態において、着艦する飛行機には時速56キロの向かい風を提供できるということである。すごいな

ただ、空母に発着するジェット戦闘機とかの離着陸速度が240キロ(130ノット)くらいなので、実際には時速184キロで甲板に激突!アレスティングワイヤーで無理やり停止させるという無謀なことをやっています。

右の写真は、アレスティングワイヤーで無理やり飛行機の行き脚を止めているところです。左の写真にハンバーガーが出てくる理由はこちらをご参照→「ハンバーガー食べました」

 

 

ちなみに、ぼくが乗っている軽飛行機ですが、最高速度が時速192キロなので、ジェット戦闘機の最低速度よりも遅かったりしたのでした。

ということは、軽飛行機は空母に着艦できるかも?

みんな大好き護衛艦「いずも」で検証してみましょう。

「いずも」の全長は248メートル。

一方、ぼくがいつも離着陸しているSDCB飛行場の長さは605メートルと出ました(Google Earth)

 

 

つまり、ぼくのホームベース「SDCB」は「いずも」2隻+100メートルちょいあるという事である。

で、ぼくはいつもSDCB滑走路のだいたい三分の一くらいで離着陸しているので、着陸滑走距離は200メートルという事になります。

という事は、無風で停泊中の「いずも」でも、うまく艦尾に接地できれば、艦首の50メートル前くらいでストップできるということである。へえー

離陸も同様に、艦尾からスタンディングテイクオフでがんばれば、あれれー滑走路じゃなかった飛行甲板がおわっちゃうー!となる50メートル前で浮き上がることができるのでした。えっへん

①最初は病院船だったのに、いつの間にか空母に豹変していた「いずも」

 

 

②「いずも」の大きさ比べ

①②とも出典はTokyo Expres(外部リンク)です

 

 

ヘリ空母だけあって、「いずも」は時速50キロ(27ノット)の高速で走れます。ということは、もともと37キロ(20ノット)の向かい風が吹いて入れば、両者プラスして87キロとなり。最初に書いたようにぼくの軽飛行機の接地速度は60~50マイル、つまりちょと高めに見積もって97キロなので、実質10キロくらいの差しかなくなり。

つまり、通常の飛行速度(時速160キロくらい)で「いずも」のおしりまで飛んで行って、艦尾直上到達までに出力をしぼって速度も97キロに落とし、フラップ全開でフレアをかけたら、ヘリコプターちっくにほとんど垂直にすとん、と甲板に降り立つことができたりして。

ちなみに、ふつーの滑走路では、滑走路端を15メートルの高さで通過すべし、などあるのですが、遮蔽物がなくて滑走路長の短すぎる空母では、艦尾すなわち滑走路端を、ほとんどメインギアをぶつけちゃう高さ、で降りる必要があると思います。

ううーむ楽しそうだ、一度やってみたいな。。。。

もし海上自衛隊の人がこの記事を読んでいたら、ぜひ艦載機として軽飛行機を検討してみてください。意外に便利かもしれん?

ちなみに、みんな考えることは同じらしく、セスナで米空母に着艦、なんて実例もあるらしい。

もちろん、フライトシムでの実例です。https://www.nicovideo.jp/watch/sm30816976

 

 

このケースでは、甲板の三分の一から真ん中くらいに、いいぐあいで着艦しています。どんな向かい風設定にしたんだろう?

もういっちょ。こちらは「信濃」への着艦です。

 

 

停泊中で向かい風がなさそうなので、いひひひ海にぽっちゃんだぞ!と期待していたら、ちゃんと艦首の50メートルくらい手前?で止まりました。ちなみに、信濃は266メートルで、いずもよりおおきいですねーメタバースで一度やってみたいななんて思いました。

https://diamond.jp/articles/-/294372

VRゴーグルでバーチャルフライトだ!すごい世の中になりましたが。。。

でも、やっぱりアナログの世界のほうがいいですね、ははは

 

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ルーラ大統領復活に見る新興国社会の闇

雨季たけなわのブラジリア。週末は飛行機格納庫で暮らしていますが、雨を逃れて、巨大なタランチュラが侵入してきやがった!

スリッパの半分ぐらいの、丸々太ったやつでした

 

 

ベッドにもぐりこまれて、あそこを嚙まれたら大変!なので、かわいそうだけど、ガソリンをかけたら、死んじゃいました。ちーん。

というわけで、楽しい田舎暮らしのひとこまでした。

さて本題。今回も野郎向けの気難しい記事ですが、素敵女子たちも、いいね!してね!

2023年1月1日、ルーラ氏が大統領に返り咲きしました。

ルーラ氏は、1945年、東北地方の貧しい農家に生まれ、学校もろくに通うことができず。靴みがきの少年、港の労働者、製鉄所での工員として苦労を重ねる中、労働運動にいそしみ。この過程で、大規模ストライキを扇動したりして、1980年には、ブタ箱に。35才にして前科者になってしまいましたが、まあ政治犯だから、幼女連続猟奇殺人犯とは違い、また麻薬犯罪組織の人たちとは関わり合いにならずに済んだらしい。

その後、3度出馬して3度落選しながらも、2002年に見事大統領に当選したのでした。

ルーラ大統領

https://www.metropoles.com/brasil/politica-brasil/ex-presidente-lula-completa-1-ano-preso-pela-lava-jato

 

 

ところで、ルーラは決してただの共産主義者ではなく。前任のフェルナンド・ヘンリッケ・カルドーゾ(FHC)による経済政策を受け継ぎ、そこは動かさなかったため、ルーラの第1期政権では、IMFに対する債権国になるなど、発展しました。

しかし、第2期政権以降ポピュリスト的傾向が頭をもたげ。「ボルサ・ファミリア(家族賃金)」という、日本での「ナマポ」みたいなのを創設するなど、せっかくFHCが必死になって均衡をもたらした財政に陰りが出てきてしまい。

貧困家庭への所得分配ならまだしも、ルーラ政権を継承したジルマ政権(2011~2016)では、「クリエティブな経理」「新たな経済マトリックス」など、要するに歯止めの効かない政府支出の増大に走ってしまい。

なぜ共産主義者は支出ばかり増やして、その支出を支える生産(企業)をないがしろにするのか?

このままでは経済崩壊だ!80年代からのハイパーインフレで恐ろしさを知り抜いている国民が、共産主義者だけは大統領にするな!とにかく誰でもいいから、ルーラのカムバックだけは阻むんだ!ということで、どこのだれかは知らないけれど、知らないということは汚職もしていないよねという、ボルソナロがSNSなどで若者の人気を集め、気が付いたら、ほにゃららーと大統領に当選していたのでした。

しかし、ジルマ政権からボルソナロ政権への移行には、ほにゃららにみえて、血みどろの

抗争がくりひろげられていた。

麻原彰晃やプーチンなど、いくら無辜の人々を殺しても狂信的な信徒がいるように、ルーラにも狂信的な信者がおり(ルーラ自身はそんな悪いやつじゃないけど)。

ルーラ氏とその信者じゃなかった支持者

Mais de 400 juristas lançam manifesto por Lula Livre

 

 

ほっておくと、信者に担ぎ上げられて再選してしまうぞ!と常識ある知識人が恐怖していたところに、折よく「汚職とマネーロンダリング疑惑が浮かび上がり」見事禁固9年6か月の実刑でルーラをブタ箱にぶちこみ。右派大統領ボルソナロの誕生となりました。

一方、ルーラ擁護派は、この投獄や、時期を同じくしたジルマ大統領の弾劾罷免など「すべてファシストの策動だー!」としており。真実は神のみぞ知る、なのですが、ルーラやジルマも決してシロではなく、自業自得であったと思います。

ここまで読んだみなさん、猫機長はボルソナロ擁護派なの?と思われたかもしれませんが、ぼくとしては、だれが大統領かなんて実はどうでもよくて、そんなことより、せっかくFHCが、当時の社会的な犠牲の上に打ち立てた経済安定をぶち壊して、ベネズエラやアルゼンチンみたいにしてしまわないことを願っています。

要すれば、FHC当時のレアル・プラン(経済政策)で、財政支出の削減と管理、為替の安定による通貨価値の保全、金利政策に基づくインフレ制御という3本柱が成立したのに、ぶち壊すようなことをやるなということである。

財政支出の削減と管理、という言葉一つをとっても、響きは美しいけれど、それが貧困層にとって何を意味するのか。

もとから脆弱なブラジルの医療制度で、支出の削減が意味するのは、貧困地域での医療崩壊です。政府の補助に頼っていた貧困家庭では、医療が受けられなくなって悪化・死亡する人が続出。

こんな感じ

「銭ゲバ」より:https://www.sukima.me/bv/t/gomabooks0000167/v/1/s/1/p/15

 

 

ハイパーインフレからレアルプランの安定までには、国家レベルで社会的弱者の切り捨てが行われたということである。

遠いブラジルの話でピンとこないでしょうか?

第1次大戦後の恐慌によりドイツでナチが台頭し、ユダヤ人から財産を没収して、強制収容所で奴隷労働をさせた、という側面があるように、ブラジルでもハイパーインフレから新自由主義政策が台頭する段階で大量の失業者が出て、日本へデカセギの大移動が起きました。

ユダヤ人迫害は、ドイツ人らしいくそまじめさで、有無を言わさず「ユダヤ人認定」して、収容所送りにしたのに比べて、ブラジルの場合は、日本で外貨を稼げるぞ!と自ら「日系人認定(ビザ申請等)」して、自費で日本へ出てゆくよう仕向け。普通の日本人がやりたがらない3K労働で搾り取った挙句、給与はブラジルに流れるように。。。。という、どこまで狡猾なんだブラジル?という、一種ナチスも血の気が引くような行いでした。

日本側は、低賃金でなり手のいない労働に、そこそこ日本的な習慣にも慣れてくれる便利な労働力がきたー!と、悪意はなかったでしょうが。

一方、食うや食わずで働けば一財産築けるぞ!とそうはならずに工事現場で背骨を折ってゴキブリみたいに死んじゃったお兄ちゃんも多かっただろうけれど、ゴキブリより生命力が強ければ、ブラジルに帰ってまあまあ裕福になれた人も多く。

日本におけるブラジル人デカセギ労働者

O que é ser um “Dekassegui” no Japão?

 

 

ホロコーストと違って「労働は人を自由にする(Arbeit Macht Frei)」が、一定の確率で望めた、という点は特記しておきます。

日本に残って日本人化した人も一定数おり、日本人もデカセギも同じ人間だよ!という実例が生まれて、ほっとしています。

日本人が犠牲になった例ではシベリア抑留があり。これは、日本政府がソ連に対し「いま大挙して帰ってこられても、みんな飢え死にだから、シベリアで養ってね!そのかわりどんなにこきつかってもいいからね!」とお願いしたといううわさがあり。

ハイパーインフレ時代のブラジルも、FHCに至って、「みんな飢え死に」にならないために、社会的弱者は病気になったら死んじまえ。日系人はデカセギで日本抑留になって、とっととブラジルに送金しろ、という血も涙もない切り捨ての結果「財政を抑制すれば、為替も安定し、インフレもコントロールできる」というところまで到達した。

その遺産を、ルーラ第2期からジルマ政権の代になって食いつぶそうとしたので、みんないたたまれなくなって共産主義者を政権から引きずり下ろした、というのがボルソナロ出現の実態でもあるのです。

さてボルソナロですが、失脚だの暗殺だのもなく、ほにゃららーと任期満了まで生き延び。共産政権にならないよう、もう一期継続を。。。と願ったのは、ぼくだけでなく、ブラジル国民のほとんど半数に達していたことが、決選投票で明らかになりました。

しかし、結果は、半数+僅差でルーラが勝利。

監獄からの、ゴキブリみたいじゃなかった不死鳥のような復活でした。

この辺に、ブラジルの病巣があらわになっていると思います。

レアルプランをもって経済が安定しても、いまだに、ブラジル国内で、医者にかかれずに死んでしまう人、工事現場でゴキブリのようにつぶされて死んでしまう人など、まだまだ生活苦にあえぎすぎている人々が多すぎ。これらの人たちが、一縷の望みを「ルーラのバラマキ」につないだ、という事実があるのだと思います。

サッカーとカーニバル。「パンとサーカス」。

 

 

しかし、バラマキの先に待っているのは経済崩壊と、ハイパーインフレの地獄。

ルーラが再選されるほど貧困の深刻なブラジルは、格差の是正が必須になっていますが、具体的な解決策は難しいし、これだよ!なんて安易に提示する奴がいたら、詐欺師だと思います。

シンギュラリティなどによるAIの発達で、ベーシックインカムが可能になれば。。。と個人的に思っています。

それまでは、一人一人が、自分自身のベーシックインカムを構築することだと思います。ブラジルの若者たちにも、リテラシーのあるやつも出はじめている、ということを信じたいと思っています。

ARBEIT MACHT FREI | Il portico dipinto

 

 

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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2022年の不労所得総決算

今回の記事は、例によってふむふむ難解・難読の書です。でもおしゃれな挿絵をいっぱい入れたので、素敵女子の皆様もスルーしないで、いいね!してね!

投資女子やセミプロ投資あんちゃんには重要情報と理解します。数字は目安、アバウトなのでご了承お願いします。

 

 

ウクライナ戦争にコロナ禍、米国異次元利上げと、怒涛の2022年も終わり。

一言でいえば「さんざんな一年」でしたねーこれでもかと下がってゆく元本の市場価格に、資産が溶けてなくなっていっちゃうのでは、という恐怖の12か月でした。

さて、このブログはお題も「不労所得」なので、この「絶望的な破壊の一年」で、なけなしの資産がどうなったかについて、いつも「いいね!」いただいている素敵女子やナイスガイたちに開示するのでした。

昨年から今年の変動はこんな感じ。数字は基本、現地通貨です。

あと、Santander銀行に債券投資がありますが、こちらは給与所得をぶち込んでおり、不労所得ではないので考慮外にしました。

また、年央あたりにItau銀行の債権をちょっとかなり(つまりまあまあ)崩して、リート購入したら、リートの元本がその後急落して、泣きました。

①金融資産種目

2021年12月31日

2022年12月31日

債権(Itau銀行)

789,091.37

787,851.95

金地金

81,125.00

75,500.00

リート+ETF(Santander)

3,017,131.99

2,784,095.47

リート(Itau)

238,285.00

221,930.80

4,125,633.36

3,869,378.22

労働保険(FGTS)

325,242,63

358,704.00

総計

4,450,875.99

4,228,082.22

円額換算

@20.653=91,923,941 円

@24.80=104,856,439円

➁投資用不動産等

560,000.00

760,000.00

①+➁(現地通貨)

5,010,875.99

4,988,082.22

①+➁(円額)

@20.653=103,489,621円

@24.80=123,704,439円

ここで注目は、まず①の純然たる金融資産の残高。

2021年12月はR$4,450,875.99

2022年12月はR$4,228,082.22

2022年についてさらに掘り下げます。

毎月の配当や金利のうち、再投資できた金額が毎月平均でR$25,497.00なので、一年ではRS305,964.00を再投資した。

うちR$200,000.00を②に分類される実物不動産に振り分けたので、上記①すなわち金融資産に振り分けることができたのはR$105,964.00になります。

したがって

2022年末における①金融資産の元本から配当の再投資分を除いたがんらいの元本の金額は(R$4,228,082.22―R$105,964.00)=R$4,122,118.22

すなわち、配当を除いた元本のみの増減でみると

2021年12月のR$4,450,875.99から、2022年12月実質R$4,122,118.22へ、ざっくり8.4%の減少になっちゃった!

でも、R$⇔円のレートがこれまた@20.653から@24.80に大変動したので、2021年は金融資産のみでは1億を割ってしまっており投資用不動産とかを入れて何とか1億だったのに、今年は金融資産のみで1億という、現地通貨では減ったのに円額では増えた、という恐るべき結果になっています。

要すれば、今年が異次元円安ということなので、来年はまた投資用不動産とかを総動員してやっと1億に逆戻りしちゃいそうな気がします。かなしいな

 

 

今年要注意だったのは、投資用不動産を購入したこと。

ほんとうは元本価格すなわち株価の一株(リートは一口)当たりの時価が急落し、DY(配当利回り)が相対的に急上昇するいまこそ株やリートを買いあさりたかったのですが、実物不動産でとある物件を買わざるを得なくなり。

この物件購入は、無利子(固定割賦)で頭金+10か月の分割払いにできたので、年利13%を超えるブラジルではとても好条件で買えました。なんてその分購入金額にすでに織り込まれちゃってるのだろうけれど。。。。

この物件の時価総額はR$300,000.00ですが、12月末時点でまだ未払い分の割賦がR$100,000.00あったので、資産計上には差し引きのR$200,000.00としています。

ここまでは元本のおはなし。

実はそれより毎月の配当の方が重要です。

というわけで、2022年と2021年の配当及び金利すなわちこれこそまさに純然たる不労所得については以下の通り

*注意:以下は、生活費とかを除いて再投資した金額なので、念のため。

*も一つ注意:2021年の金利収入は、もうちょっと少なかったはずなのですが、1年間でどれだけ増加したかを確認するのが目的なので、多め(2022年とおなじ金額)にしちゃいました。ははは

2021年(@20.653)

2022年(@24.80)

リート配当(1か月平均)

16,480.00

18,998.00

債権金利(1か月平均)

6,500.00

6,500.00

1か月あたり計

22,980.00

25,497.00

1年分総額

275,760.00

305,964.00

1年分総額(円換算)

5,695,271円

7,587,907円

円額だと、2021年から2022年で33%増加と、いかにもすごそうですが、これも狂乱円安のトリックなので、実質は現地通貨の10%増加にとどまった。

これでもよさそうだけれど、今度はインフレがあり。IPCA指標で5.79%なので、実質の収入増は10-5.79=4.71%にとどまりました。

まあ、インフレを差し引いて、かつ日々の生活費を差し引いた再投資額なので、まずは順調かなとは考えます。

ちなみに、毎月632,325円ということで、ベンチマークとしている毎月30万円をこえることができて一応安堵。でも、これも為替に幻惑されているので、あえて去年の為替でやってみると526,589円で、こっちの方がリアリスティックかなーと思います。

 

 

なんか数字ばっかりでこんがらかっちゃった?ので、ごくおおざっぱに、まとめてみます。

金融資産の時価評価額:ざっくり8.4%の減少になっちゃった!

不労所得:インフレを差し引いて4.71%増加。

ううむこの2行を書くためにどれだけ計算じゃい。くたばりました。

 

 

というわけで、結論として、不労所得は何とか増加しているし、元本の減少も「恐慌の1年」の割には抑えられたと、安堵しています。

特に元本の増減は要注意で、1年単位で増えた減った、と一喜一憂しているとかえって資産を失う結果になると思います。

じゃあどのくらいのスパンでみればいいの?というわけで、一例としてリート「SHPH11」でみてみます。

1999年に一口R$100.00で購入。

2023年1月11日の段階で1口R$729.00になっていました。つまり792%の上昇ですねえ。

その間のインフレ(IPCA指標)は以下の通り

 

 

というわけで、1999年から2022年までの23年では、

R$729.00―R$663.66=R$65.34がインフレを超えた純利益。

つまり、

インフレを超えて65.34%上がっているのでした。

一年あたりインフレを超えて2.8%(単利計算)なので、ここ2,3年落ち込んではいても、20年のスパンでは勝っているということになります。

ここでこのリートの重要なポイントとして、上記はあくまで元本のみの変動であり、これとは別に配当が毎月、コロナかで営業中止した1年程度を除いて必ず分配されてきたことです。つまり、元本はインフレに勝る上昇で資産保全を達成し、さらに配当による不労所得で生活費の充当を可能としてきた、ということです。

タコ配とは別世界の毎月分配もありますよ、という実例になっていれば幸いです。

 

 

もちろん、金融資産の総体を構成する銘柄の中には、SHPHだけではなく、雑多のリートや債券で構成され、下がるいっぽうだー!なんてダメダメなのもあるのですが、総体的には拡大していってくれているので安心しています。

人口ボーナス期にある新興国の不動産投資が主体なのでこうした安心も得られますが、日本の場合は、はっきり言って投資するにできないんじゃね?というか、結局S&P500へのインデックス投資とか、日本に住んではいても投資先は米国を選ぶ人が多数。でも、Jリートでがんばって資産拡大している人もいることはいるらしい。

2023年の年末には、うだうだ書かなくても、すぱっと元本総額が増加していることを祈りたいですが、難しそうですねー2024年から2025年にかけての世界市場の復調を願っています。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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「楽して億万長者になることはできない」

FTX破綻で、創業者サム・バンクマンフリードさんがボロクソにたたかれる事態に。

メディアの典型的な論調に、MSN日本の「資産3兆円が吹っ飛んだ!大谷翔平も孫正義もウクライナも巻き添えにした30歳の男、ついに逮捕 (msn.com)」があるので、ぼくなりにポイントと思うところを抜粋してみます。

引用開始

◎12月12日、暗号資産(仮想通貨)の交換所大手・FTXトレーディングの創業者サム・バンクマンフリード容疑者が、バハマで逮捕された。260億ドル(約3兆6000億円)もの資産を築き、それをわずか数日で失った30歳の男は、現状8つの罪で起訴されている。

◎FTXは、世界最大級の規模を誇る暗号資産の交換所。だが、11月初頭、財務面の問題が指摘されると、投資家たちが一斉に資金を引き上げ、1週間ほどで経営破綻に追い込まれてしまった。債権者は100万人以上、推定負債額は100億ドルから500億ドル、日本円で1兆4000億円から7兆円。

◎元参議院議員で、国際政治学者の浜田和幸さんが、こう語る。

「バンクマンフリード氏は、暗号資産の世界で若くして成功した出世頭として、注目を集めていました。マサチューセッツ工科大学で物理と数学を専攻し、両親はスタンフォード大学の教授という家庭で育ちました。(中略)バハマに大豪邸を建てたのですが、自宅とオフィスの行き来はトヨタのカローラを自分で運転するなど、メディア受けする姿を巧みに売り込んでいきました。

宣伝も上手で、エンゼルスの大谷翔平選手や女子テニスの大坂なおみ選手など著名人をアンバサダーに据えることで、社会的な信用を勝ち取ったんです」

◎浜田氏が、FTXのずさんな経営についてこう説明する。

「専門家がいたわけではなく、資産管理は相当いいかげんだったようです。元ガールフレンドに任せていた運用会社に、彼が集めたお金をどんどんつぎ込んで、自転車操業みたいな形で回していたと言われます。

バンクマンフリード容疑者は、11月におこなわれたアメリカの中間選挙で、民主党におよそ4000万ドル(56億円)も個人献金したと報道されました。

それだけではなく、対抗馬の共和党にも莫大な選挙資金を投じていたと言われます。これはきちんとした収支報告書に出ていないお金でもある」

◎「バンクマンフリード容疑者は、8つの罪で起訴されており、少なくとも50〜60年は刑務所に入ることになるでしょう。世の中、楽して億万長者になれる方法なんてないんですよ」(浜田さん)

以上で引用終わりです。

要すれば、アメリカの超一流大学教授を両親に持つ天才インテリ青年が、トラディショナルな金融市場でのオペレーションの枠にはまらずに、暗号資産という新ジャンルで時代の寵児になり。バハマの大豪邸だの、有名タレントじゃなかった選手を広告塔にして世界中から賞賛を浴びたが、知らないうちにアメリカの2大政党に巨額の献金をしていたなどで暗雲がたちこみ始め、FTXのずさんな経営により「財務面の問題」が指摘されるやいなや、奈落の谷を転げ落ちるかのように逮捕。

https://www.nytimes.com/live/2022/12/13/business/sam-bankman-fried-arrest-news

 

 

つまりは、才覚によって電光のごとく一瞬に3兆円の一攫千金なんてありえない。人生は苦しみぬいて雀の涙のような給料をもらいながら、ボロボロになって定年を迎え。でも年金はもうもらえないので、結局「生涯現役」で寿命を縮め、過労死で文字通り人生最後の日まで働いていました、というものなんだ!死んだその日まで口座はカラなのが人生だから、楽してかどうか以前に、億万長者になる方法なんてないんだ!億万長者になんてなっちゃいけないんだ!なんていうメッセージが聞こえてくるのはぼくだけでしょうか。

まあ、読者が受け取りたいメッセージを書くのが物書きの商売ですけど。その辺はニワトリと卵で、執筆者のほうで「楽して億万長者になることはできない」というように洗脳しようする一方では、読者の方でも「だから僕は億万長者になれないんだ」とこうした記事を読んで安心できるから、両者の利害が一致してこうした記事が飛ぶように売れることになるのだと思います。

ところで、バンクマンフリードさんがブタ箱に入れられれば、あなたの口座にはお金がいっぱいになるのでしょうか。

関係ない、とは言えないですよーむしろあなたの口座からますますお金が引き落とされる布石になっているかも知れないのです。

バンクマンフリードさんは、これまでにはない方法で、億万長者になりました。

つまりは、これまでの方法でトクしていた人たちにとっては、自分たちの知らない、好ましくない方法を示した、嫌な奴ということになります。

そして、その方法は、仮想通貨という、中央銀行を通じた国家による資本の集中に挑戦状をたたきつけるものだった。

要するに、消してしまえ!ということにならなかったか?

その点バンクマンフリードさんもなんとか賢く立ち回り、上記の通り二大政党に貢献していたとか、SEC議長と良好な意思疎通を保ち、仮想通貨の規制促進にも前向きという、いわば体制側ともうまくやっていたように見えたのですが?

一方、今回の件は、実はライバルの仮想通貨交換業者であるBINANCEが裏で糸を引いていた、なんてうわさもあったりして?まあここまで来ると陰謀論なのでやめますけど。

そろそろ結論です。

パラダイムシフトをする人は、たたかれます。

◎写真とまがうかのような具象画のみが絵だと思われていた時代に、ピカソ、マレーヴィチやカンディンスキーは、小学生か?らりっているのか?それとも両方か?という絵を描き。現在の抽象絵画の基礎を築きました。

カジミール・マレーヴィチ「シュプレマティスト作曲No.56、1916」

 

 

◎地上で大砲を撃ち合い、戦車で蹂躙するのが戦争だった時代に、B17爆撃機が空から爆弾をバラまき。当初は出撃機数の3分の1に及ぶ被害を受けながらも、制空権と戦略爆撃が戦争を決するという新たなパラダイムを作りました。

B17(Pixabay無料画像)

◎不動産投資と言えば、現物不動産を、ローンで押しつぶされそうになりながら買い、せっかくの家賃収入はローン支払いと修繕に回されて、利益はほとんど残らない、という常識しかなかった時代に、リート(不動産投資信託)によって、小口の投資で、不動産の維持はリート管理会社にやってもらい、投資額に応じて毎月(ブラジルの場合。国によって2か月おきとか違いますが)配当がもらえるという「夢のような」投資アイテムが生まれ。これも別記事に書いたように、当初はサンドバック状態でしたが、現在は有力な投資種目として定着しています。

などなど。

リート「SHPH11」を構成するショッピングセンターの内部

要すれば、バンクマンフリードさんを「やーいやっぱりただの屑だー」とこき下ろして満足している人は、利権をむさぼる体制派へのおいしい養分になってしまっているのです。

バンクマンフリードさんですが、いろいろな会見などで「あまりにお粗末で幼稚な発言のオンパレード(パウエル氏とFTX社CEO会見を繋ぐ時代の糸|アーカイブ一覧|豊島逸夫の手帖|純金積立なら三菱マテリアル GOLDPARK(ゴールドパーク) 三菱の金 (mmc.co.jp))」だったらしい。

では、バンクマンフリードさんが幼稚なのかと言えばそうではなく、会見だの捜査だの裁判だのという場面で、それこそ海千山千の政治家でもない、天才肌の投資家がフルボッコにされたわけですから、それこそ研究室にこもりっきりの学者を拉致して893の親分の家に引っ立て、「兄ちゃん、ちょいと親分は機嫌が悪いんで、楽しい落語でもやって笑わせてやってくんねえか」なんて要求するのよりやばい話ともおもいます。

さて、お題の記事を書いた記者の資産はいくらなのでしょうか?僕は2022年12月時点でぎりぎり資産1億円ですけど、星飛雄馬みたいな苦労をしたわけではないし、「楽、楽でない」という言い方がちょっとずれていると思います。

じゃあ、1億円という成果を達成するのは、どんな感じだったの?という人に、以下の3つの記事をリンクしておきます。ご訪問時は、ぜひ広告をぽちぽちしていってね!

◎成功の実現は自分でコントロールできるか①

◎成功の実現は自分でコントロールできるか②

◎ノーペイン・ノーゲイン

大リーグボール養成ギプス。

画像はこちらからお借りしました:https://ameblo.jp/uwf-saki2013/entry-12416719907.html

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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着陸の奥義。フレアとは

パイロットの格言に「離陸はするもしないが自由だが、着陸は義務だ」というのがあります。

地上にいる限りは、今日はなんか風が強いから離陸はやめよっと、と自在に決めることができますが、いったん上がっちゃったら、天候が急変して烈風逆巻く荒天になろうが、着陸を逃れることはできず。突風にもまれながらの着陸という恐ろしい事態に陥り、木に登って、降りられなくなったネコみたいになっちゃいます。

なさけないなあ

https://mofmo.jp/article/24173

 

 

離陸や上昇は、機軸をまっすぐに保ってエンジンをぶんまわせば、自然にふわふわと上がっていくのに比べて、着陸は、失速間際までスピードを落とし、墜落寸前、スピードが遅すぎて舵も効きにくい状態でよたよたと降りていくので、操縦で最も難しい操作だったりします。うまくいけばふわっと降りますが、突然下降気流などで、どちん!ふぎゃー!なんて時もあります。

「脊髄反射」では反応しきれない、 急な気流の変化で落着しても壊れないよう、特にメインギア(主脚)はびょんびょんたわんで衝撃を吸収するようになってはいますが、ぼくの乗っているような空虚重量280キロの軽飛行機では、脚も極力軽くするために、申し訳程度のバネがあるのみで、パイロットがうまく着地の衝撃を殺さないと、ギアを壊してべそをかきます。

衝撃を殺す奥義が「フレア」。

滑走路に正対して、風の穏やかな日はるんるん♪、乱気流の日はふぎゃぎゃー!ともまれながらも、エンジン操作と操縦かん・ペダルの操作でなんとか「降下率3度」の降下経路を維持して降りていきます。

 

 

ぼくのホームベースでは、降下率、というより昇降計の針が500f/minから1000f/minの間に収まるように降りていきます。

昇降計

接地目標点までそのまま降りていく方法①もあるが、田舎の短い滑走路では、滑走路手前の遮蔽物を過ぎたときにスロットル全閉、一瞬機首下げしてひょいと滑走路端で高度をゼロ近くへ落とします②。

短い滑走路を長く使う秘法

 

 

でも、①であろうがに②であろうが、そのままだと、どちん!と「飛行機を地面にぶつける着地」になってしまいます。

ここで「フレア」の出番です。

基本は、滑走路に飛行機が近づくにしたがって少しづつ操縦かんを引いて機首上げをします。

そのまま操縦かんを引いていくに従い、スピードは落ちるが機首が上がり揚力が増すので、落下率も減少してゆき。滑走路の上を漂う感じになり。

浮力じゃなかった揚力がなくなった瞬間に、メインギアが、きゅん!と着地。

でもまだまだ操縦かんを引くぞー!機首上げのウイリー走行で、さらに機速が落ちてゆきます。まだ機首を上げておくくらいの揚力は残っているためです。

そして操縦かんを腹にくっつくくらい引ききったそのせつな、ふわりと機首が落ちて、とんと着地。というのが一番幸せな着陸です。

こんなふうにうまくいった日は、一日はっぴーです。

滑空とフレアについてうまく表現した図。

https://www.researchgate.net/figure/n-the-final-approach-to-landing-the-pilot-pitches-up-to-arrest-sink-rate-and-land-softly_fig1_48548276

 

 

でも、フツーは、メインギア着地の時点でまだ降下エネルギーが残ってしまっていて、ギア着地と同時に機首を下に振ろうとするので、フレアをぐっと強くして(操縦かんをちょっと早く引いて)ウイリー状態を保つようにします。

こういう着陸もまあまあ満足。パーフェクトじゃないけれど。

でも、あるあるなのが、操縦かんを引くのが間に合わず、主脚と前輪が間を置かずに、ちゅん!ちゅん!と接地する着陸。

前輪式飛行機であればこれでなにも文句はないし、見知らぬ滑走路に着陸する場合は、こういう着陸で前輪での操舵性を確保して、とにかく滑走路上での安定を確保したいケースもあり。

でも、基本は上に書いた「ウイリー着陸」です。これを普段から練習しておかないと、ポーポイジングという恐ろしい現象を引き起こすことがあります。

ポーポイジング、あるいはバウンシングは、接地時に落下エネルギーが残りすぎてしまっており、主脚、前輪がどん!どん!と地面に「ぶつかる」のみでなく、反動で大きく機首が上がっちゃうときがあぶない。ぐっと機首上げ姿勢になっていらぬ揚力が生まれた機体は、ぼよよーんと機首を上にして地面から跳ね返り、でももともとスピードはそれほどでもないので、そのまま失速、機首を下に振って、今度は前輪からどん!とおっこち、またしてもぼよよーん!と跳ね返ります。

始末が悪いのは、跳ね返るごとにこのバウンシングはますますひどくなり、ついには文字通り機首から墜落、前輪を折っちゃうという事態になってしまいます。

 

 

というわけで、運悪く、ポーポイズだ!と気づいたら(2回バウンドしたら)、ともかくエンジン全開だ!揚力を増大させて落下を止める。機体が水平でとまり、まだ滑走路があったらそのままもう一度フレア開始してもいいし、あるいはゴーアラウンド(着陸をあきらめてエンジン全開、上昇)というのもある。

つまり、飛行機が着陸したくないのに、パイロットが無理に接地させようとした時にポーポイズは起きる、ということですね。

言い換えれば、接地するまえに速度や降下などのエネルギーがすべてコンマ0.000Xになっていなければならないということである。

零戦乗りは「滑走路上3寸で失速させろ」と言っていたらしい。

このために必須の操作がフレアです。

かんぺきにフレアができていれば、ぐん、と機首が上に向いた状態でちゅん、と主脚が接地し、そのまま滑走路を滑ってく感じになる。

でも、着陸は毎回風向きや強さ、だけでなく、気温や湿度などでもコンディションは大きく変わってしまうので、パーフェクトな着陸、というのはなかなか至難なのです。

今どきの前輪式飛行機は、エネルギーが残った着地でも、機首を下に振るので、よっぽどでなければそのまま地面をつかんで止まってくれますが、尾輪式は大変で、ちょっとでもエネルギーが残っていたら、メインギア着地と同時に尻が下に振られ、ぼよよーんと機首を上に向けて跳ね上がってしまい。その後は機首から墜落、と即ポーポイズ状態になってしまうらしい。

 

 

そんなこんなで、尾輪式の操縦はとてもシビアです。僕は前輪機乗りだけれど、いつか尾輪式を乗りこなせる本物の飛行機乗りになりたいと思っています。

実際の着陸を録画しました。

ほんとうは上の写真の通り左側の座席にいますが、自撮りなので、動画では反転して右側になっちゃってます。ご了承おねがいします。

 

 
ダウン・ウインド・レグで撮影開始。1:28でフラップ1(カチッと音がしてます)。1:37で第3旋回点の旋回。ベースレグに入り。2:07で第4旋回、ファイナルに侵入。2:50でフラップ2。3:28でくらいで滑走路を長く使うための機首下げ(上記画像の②)、すぐ操縦かんをもどして3:35あたりからフレア開始。3:40から3:41の境目でメインギア接地。そのまま滑走して、3:46あたりでおなかまで操縦かんを引き切りると同時に浮力を失った機首が下がって前輪が接地、となりました。4分の動画はながいぞ!というせっかちな人は、2:50あたりからご視聴ください。ははは

 

 

別にコクピット目線から1分の動画を作っています。別の日の着陸で、上のと微妙に違っており。着陸って、一回一回がアートですよね。。。。

こちらからご視聴ください→ https://www.youtube.com/watch?v=yZcao-SFzXY
 

 

微風の好条件でした。0:03あたりでフラップ2をおろしています。0:36くらいで滑走路を長く使うための機首下げ(上記画像の②).。こちらの動画のほうが大きくできています。0:40あたりからフレア開始。0:46でメインギア接地。そのまま操縦かんを引き続けますが、浮力がなくなり0:50でノーズギア接地。

小型飛行機は失速速度30ノット、接地40ノットくらいのところを、滑走路上は容赦なく10ノットから20ノットの風が吹きまくる日も多く。風にもまれながらというなかなか容易ならざる世界では、あります。

滑走路上の風は20ノットでも、エアバスとか737の着陸速度は150ノットくらいなので、風なんてなんぼのもんじゃーい!らしい。でも、巨大なフラップを広げて、リバースをかけて無理やり停止なんて狂ったまねは、ぼくにはとてもできませんねえ。もちろんそれでぜんぜん安全ですけど。でも、やっぱりブレーキがなくても自然に止まっちゃうLSA軽飛行機のほうがいいなあ、なんて思っています。

こんな飛行機に乗っています

 

Posted by 猫機長