離陸
飛行機が一番飛行機らしい一瞬。人類は、エンジンの発明によって、空気より重い飛行機を空に飛揚させ、鳥のように自由に飛ぶことを可能にさせました。グライダーも翼をもっていますが、ウインチや飛行機にけん引してもらわないとうまく空に上がれないし、気流の状態によってはそれほど飛べずに着陸になります。すなわち、飛行機のエンジンこそが多少風が吹こうが力強く飛行機を空に持ち上げ、人間を鳥たちの友達(E9)にすることができました。
続きを読む見牛(けんぎゅう)
さて、古今の書物を勉強して、牛ってなに?というものが頭では識別できるようになってきました。
しかし、それはまだ誰かの経験を聞いているにすぎず。理論もいいけど実体験したいよねー、と願うようになります。でも熱望すればするほど努力は空回りし、こんがらがってしまいます。
続きを読む旋回
ポルシェ356やジャガー、スバル360など、世界に数々ある名車は、それぞれ個性を持っていますが、「走り、曲がり、止まる」すべては地面の上を動く二次元的(水平方向の)動きです。飛行機の場合、これに「上昇、下降」つまり垂直方向の動きが加わります。
続きを読むまずは空中操作から
飛行機の操縦で一番難しいのが着陸。その次が離陸。特に着陸には操縦かん、ラダー、スロットル全てこなれていないと危険なので、初心者のうちは教官が代行してくれます。離陸して安全な高度に達したら、じゃあ代わるね、といよいよ操縦生の出番になります。
続きを読むとにかく飛んでみよう!
とある土曜日、朝6時30分。地平線が白みかかっているけれど、まだ寒い寒い!冬の乾燥しきった高原は、フライトジャケットでも寒い9℃。でもエンジンにとっては優しい気温だったりします。
続きを読む◎飛行機生活
*小さな飛行機で、高原の空を散歩しています
自由に空を飛びたいな、でも日本でパイロット免許を取って、自家用機を買うというのはなかなかハードルが高いし。。。という人が多いと思います。このページでは空がいっぱいあり、資金的にも技術的にもアクセスしやすいブラジルで免許をとって飛行機を買い、空を飛ぶまで、そしてその後の記録や情報を掲載しています。こんな方法もあるんだなーということでご参考にしていただけたら幸いです。
続きを読む格言集
格言集(ぼくの主観で微妙に修正しちゃったのや、格言でないものもあります。ははは)
相場は知恵比べではありません。胆力勝負です。(豊島逸男)
Buy disaster (ジム・ロジャース)
大金に兵法なし(詠み人知らず)
理の通る正しき怒りは天知る地知る神も知る神に任せて心静めよ(観象上人)
Mamatus
ブラジリアではほとんど見ない雲で、まだ訓練生だった頃、隣の鬼教官が「10時の方向にかぶさっている変な雲があるだろう。何だか当てたらフライト代1時間分ただにしてやるぞ。いひひひ」というので「これはMamatusといって、突起が強烈な乱気流を示しており、積乱雲と同様近寄ってはいけない雲の代表です」と即答。一瞬沈黙が流れ、その後(鬼教官)「ドアホがまた左ラダー踏みすぎて横滑りじゃ墜落する気かゴルア!!!」(ぼく)「あっ、えっ、あれ?へいへい」と、結局うやむやにされてしまいました。いやいやいいんですよ、ちょうど気象座学で習いたてだったから覚えてただけですから。その後フライト代割引の機会は再びやってこなかったのでした。
続きを読む炎のおっちゃん近況
炎のおっちゃんの近況
経済コンテンツ本文(Financial 3.11)で説明した炎のエンジン職人のおっちゃんの工場を久しぶりに訪問。例によっておっちゃんは旧車・怪車のレストアで遊んでおり(Blog14)。まずは目についたのが知る人ぞ知るメッサーシュミット。まだ本物が走っていたんかい!
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