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田舎の風物詩

これまで何度か田舎暮らしの話を書きましたが、ウケ狙いでサソリだのクモだのとそんなのばっかりだったので、今回はもっとおだやか、なにげな風物詩?でいってみます。

◎クールバリルの木

ジャトバの木、といったほうが知名度が高いか?

週末はブラジル高原のど真ん中にある飛行クラブで寝起きしていますが、3軒隣の格納庫の前に大きなジャトバの木。絶滅懸念種?とかで環境当局から「切り倒してはいかん」とされており、写真の通りタクシーウエイがこの木を迂回して、アートなジグザグになっています。

この写真は雨季のはじまりの状態で、後述する固い果実がタクシーウエイ上に散乱して、軽飛行機の小さなタイヤでは乗り越えるのに苦労したりします。

一転して乾季になると、葉っぱが落ちまくり。

タクシーウエイじゃなくて、ただの歩道じゃね?に見えるので、もう一枚飛行機のある風景を掲載しときます。

赤い矢印のうえにペイントした線より左に主車輪が出ないようにタキシングします。出ちゃうと、翼が木の幹にごちん!と当たってしまい、泣きます。

さて雨季にはごんごろと果実が地面に落ち。一つ拾って格納庫内へ持ってきました。

かたい殻をトンカチでかち割ると、食べることのできる果実が出てきます。

姿かたちはバナナみたいな感じ。食感は、きな粉を無理やり押し固めて固体化したみたいで、ぱさぱさ、うううのどが詰まる、水、みずー!みたいな感じ。

あまりおいしくないけれど、でんぷんとタンパク質を豊富にふくみ、栄養価が高いとのことです。でもやっぱりぽてちのほうがおいしかったりして。。。

ぽてち。やっぱり超写実絵画になっているようです。

◎小鳥の巣

飛行場は鳥にとっても楽園らしく、格納庫の扉の隙間から小鳥が入ってきて、ちゅんちゅんうるさいなーと思ったら、巣をつくっていました。

屋根を支えている梁の内側に巣を作っていて、外からは見えなかったけれど、ひなたちがぴーぴー、うるさいぞ!そして、親鳥が飛行機の上にう◎ちをしてないか?なんて、ちょうど巣の下になっていた翼の上に雑巾を用心してかぶせておくとか、なかなかめんどかったのですが、しらないうちにひなたちは育ち、巣立って静かになりました。そうなると今度はさびしいな。。。。

こいつのう◎ちが飛行機の風防(プレキシガラス)に落ち、化学反応を起こして曇っちゃったら。。。なんて心配では、ありました。

◎のら牛

隣の農場から柵を越えて侵入してくることあり。滑走路の上でのそのそされると着陸できなくなることもあり。そういう時は、機上から電話で飛行場の管理人を呼び出して、追っ払ってもらうなどのケースもあるようです。幸い僕が飛んでいた時は、滑走路の端っこにいたので、ちょっと着地点を前に伸ばすくらいですんでいますが。。。

そして、やっぱりいやなのが、う◎ち。滑走路のどまんなかにぽたぽた、という時があり、離陸速度に達しないときにぐんぐん迫った来たときは、ちょっとだけ片翼を上げてタイヤが踏まないように、なんて滑走をするときもあります。

◎円形農場

購入から7年ぶりにエンジンを取り外して大修理。エンジン自体は町の工場で分解検査、機体はその間格納庫で保管しました。

プロペラスピンナーとか、こうして見るとプラモデルとかと変わらなったりして。。。

プロペラとオイルタンク

ふだんはキッチンとして使っているスペースに部品たちが鎮座してしまい。ラーメンとどんぶりの上にある白い部品は「エンジンベッド」といって、エンジンと機体を接続するとても重要なパーツです。

エンジンを外すと、重心が変わってしりもちをついちゃうので、椅子などでつっかいぼうをしておきます。

飛行場の朝

フランスパンにワインでなごんでいるところ

分解修理も終えて、とある農場へ遊びに行きました。

乾季のど真ん中(8月撮影)なのに、灌漑で青々と茂る作物、その先、画面左上には収穫直前のトウモロコシかな?が茶色く広がっており、さらにその先に細長く滑走路が見えています。

着陸の模様は動画でご覧ください

ちょっと高度をとって、上の畑の全容はこんな感じ。センターピボット灌漑といって、コンパスみたいな感じで灌漑装置がぐるっと回るので、丸い畑になっています。

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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散布界の考察:狙って当てるビットコイン

ルネサンス時代、人類は写実的な絵を描こうとする過程で「遠近法」を会得しました。

それまでは、近くのものは大きく、遠くのものは小さく、近くにある物の色彩は鮮やかに、遠くのものは淡く、などの描き分けはあったのですが、いまいち精緻さに欠け。

ところが、「リニア・パースペクティヴ」が発見されてから、それこそ写真のような精巧な絵が生まれるようになり。

源氏物語絵巻(土佐光起作)。遠近感がない世界

遠近感があったら、こんな幻想的な美にはならないけど

一方、写実の世界における遠近法のお手本といえばこれ。
ダヴィンチ「最後の晩餐」https://kaiga.nohra.tokyo/entry/ItaloRenaissance4

 

リニア・パースペクティブは、直訳すると「線(Linha)による展望(Perspectiva)」となり。

ぎゅーんと線になって伸びてゆく視点、という感じになります。

そして、その伸びて行く先は消失点になります。

ここで、人類は

◎過去、現在、未来へ不可逆的に「ぎゅーんと伸びてゆく」時間の存在と、時間による空間の移動。

◎消失点。視点の行きつく先。目的地。

という概念を学びました。

つまり、どのような目的地に着きたいのか、という「展望」言い換えれば予想、予測、計画というものの存在を発見した、といってもいいかもしれません。

この辺について、「確信犯的スーパー勘違い」というすごいサイトで説明しているのでリンクしておきます。

https://ameblo.jp/sugiokakazuki/entry-12565416239.html

 

目的・目標について目覚めた人類に、今度はどうやって目標に到達するかという課題が生まれ。イスラム圏からギリシア哲学や最新の数学理論などを入手していた知識人の間では、すでにルネサンス以前から、将来を予測する占いがブームになり、トマス・アクィナス等キリスト教会のリーダーたちが対処に大わらわになったりしました。

つまり、ルネサンス前後から、未来予測というのは人類にとって根本的な属性となったのである。

なんて大上段に構えなくたって、みなさんも何気に未来予測していますよね。

例えば宝くじを買うとか。

来週の抽選で当選して、脱サラしたうえ、フランスのお城を買って、スーパーモデルをお嫁さんにするぞー、と未来予測をしているのです。

https://www.gettyimages.pt/fotos/michelle-pfeiffer

 

大外れして、べそをかいたりします。

どうやって、大当たり―!を達成するのか?

射爆理論、というのがあります。

気難しい数理はともかく、簡単に言えば、どんどん大砲を撃って、いかに目標に当てるかという理論です。

この理論で重要なのが「散布界」

10発撃っても、同じところに落ちる弾は事実上存在せず。一定の範囲内にばらばらと散らばって落下します。

この範囲のことを散布界といいます。

精度の高い大砲であればあるほど、散布界は狭まります。

機関銃の場合は、ほとんど散布界ゼロ、つまり100発撃てば100発同じ点を打ち抜く、精密機械みたいなのもあったようで、その特性を利用して、襲い掛かってくる戦車の銃眼に命中させ、戦車内の弾薬を誘爆、炎上擱座させた、なんて話が本当にあったらしい。

ソ連のT34戦車。黄緑の丸が銃眼。でも実際は操縦者ののぞき穴(赤丸)をねらったのかも?

 

映画ではこんな感じ

 

ふむふむ限りなく散布界ゼロの予測ができれば、宝くじも当てられるわけやね。

無理です。

宝くじみたいにランダムで数字が決まってしまうものを誤差ゼロで予測なんてできません。そういう機能をうたったソフトなどが絶賛販売中だったりしますが、「まあこの範囲のなかの数列のオプションを全部買ったら、必ずあたるかも?」が割り出せたとして、その範囲つまり散布界はあまりにも広すぎるので、何万人という人と共同で、一人当たり何百枚という券を買わないと当たらないでしょう。つまり、当たっても、一人一人に帰ってくる利益は、宝くじ一枚の値段より安くなっちゃってたりして。。。

散布界が狭くて、狙って当てられる宝くじはないのか?

実は、あります。

でも、それは、宝くじではなくて、もっと恐ろしい超投機資産です。

その名もビットコイン。

実物資産の裏付けがなくて、ランダムに上下する、これも一種の宝くじですが、2010年ころからの取引の履歴をいまどきのIT技術で追跡すると、意外な法則性が発見され始め。

つまり、この法則性が解明できれば、法則にしたがった値動きの上限と下限がわかり、すなわち散布界が明らかになる。

あとは、この散布界で上限の時に売れるよう、下限の時にせっせと買え、ということになります。

そんなにうまくいくのか?

はっきりって未知数です。いえるのは、ビットコインが生まれたての頃は本当に予測不能な恐ろしい動きだったが、ETFなどの登場で、市場規模が拡大したなどから、値動きを見切ることができるかも?という状況になっており。

これが誰にでも見切れる状況になっちゃった、まで行ったら、定期預金と変わらないリスクそして利率になっちゃうということである。

いまならまだ投資のし甲斐があるということですねー。

でも、予測しきれないというのはすなわちハイリスクだということなので、やけどしないように、余剰金でやりましょう。

なんて責任回避したうえで続けます。

ビットコインの散布界は、どこまで明確化できるのか?

まず、ビットコインの誕生から2021年5月までの推移はこんな感じ。

ここで、散布界以前の恐るべき基本的特色がわかります。

それは

「投資金額以上の利益を必ずもたらしている」

ただし「暴落時に我慢して持ち続けること」が鉄則ですが。

ビットコインは、これまで4回のピーク(4回目はまだ先行き不明ですが)を迎えており。

各ピーク直後に、Ⓐでは大暴落、Ⓑ以降もかなり強烈に落っこちていますが、ピークで買っちゃった!ひとでも、恐慌を耐え忍べば大きな利益をゲットできていたのです。

例えば、①のピーク(2011年中ごろ)で買っちゃった!場合でも、2012年までの大暴落を耐え抜いていれば、その後上昇基調に戻り。2013年の初めごろには買った時と同じ$28.94に戻り。そして、その後はどんな暴落でもこの$28.94以下には二度と落ちることなく、2021年の5月、「大暴落だー世界の終わりだー」と大騒ぎした25日の$38,048.55では、なんと1314倍に爆上げしていたのでした。

②以降もおんなじです。参入時期が②、③、④と遅れるに従い上昇も遅く、低くなっていますが、それはビットコインがまともな投資として成熟しているということなので悪いことではない(成熟しきっちゃうと、ゆうちょみたいになっちゃいますが)。

要するに、下手な新興国の株なんかよりも下落が少ない(下落してもいつか回復する)、おおむね右肩上がりとなっている。すごいぞビットコイン!

大雑把なビットコインの歴史全体での動きを確認したところで、いよいよ今後の値動きの散布界、つまり上限と下限のレンジはどうなる?ということの予測をしてみます。

いちいち文書で説明するのがめんどくなっちゃった!ので、図表をバンバン載せて絵解きで説明します。

https://livecoins.com.br/grafico-bitcoin-alta-2020-cmecando/(2020年11月末作成)

https://webitcoin.com.br/bitcoin-a-longo-prazo-no-pre-halving-preparando-para-o-to-the-moon-30-set/(2019年9月30日作成)

https://www.moneytimes.com.br/lorenzo-frazzon-bitcoin-2020-halving-e-mais-4-tendencias-para-a-criptomoeda/(2020年2月4日作成)

これらのグラフにおける、下限の線に触れたら買い時。上限を超えたら売ったほうが良い、ということですねー。

ちなみに、よく出てくるHalvingというのは「半減期」のことで、マイニングがやりにくくなる潮目です。半減期と急上昇が大体セットになっているので注目。

あと、クジラ(大口投資家)の動きも重要。

まあこんなところですかねー「ビットコインレインボー」の記事で書いてある将来予測が、僕としては一番現実的かなーと思います。うまくいって、2021年12月には$140,000.00、爆上げすれば$200,000.00もありうるんじゃね?とか予想したりしますが、果たして現実はもっと厳しいか?わくわくしています。

最後に。。。

上記の「機関銃で戦車の銃眼を狙う」という記載で、「節穴にボールを通す」シーンを思い出した人は、昭和のおっさんです。

https://rolingwest.exblog.jp/17338256/

ではでは、自己責任で優しさいっぱいの投資を。。。

Posted by 猫機長
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ビットコイン暴落!虹色の復活はあるのか?

*ビットコイン関連連投ですみません。時事ネタなので、今週を逃せず。次からまた雑食ブログにもどります。

日本経済新聞電子版によると「5月23日の暗号資産(仮想通貨)市場でビットコインが急落した。一時3万1100ドル台と前日より18%近く下落。米中の取引規制強化への警戒から投資家の投げ売りが続いている。4月につけた史上最高値(6万4801ドル)から一時半値以下に落ち込んだ。」

とあり。大変なことになっています。

ビットコインは、このまま暴落を続け、消滅してしまうのか?

 

えへへへへ。。。。

 

グラフで緊急追跡だ!

 
https://br.investing.com/analysis/grafico-do-dia-queda-de-25-do-bitcoin-parece-ser-o-primeiro-estagio-de-declinio-200430462

 

この図で、1週間に25%暴落。7月17日時点で大変なことに。

あれ、7月17日?

まだ5月じゃなかったっけ?(*この原稿は5月23日に書いています)

よく見たら、2019年のグラフでした。ははは

 

おっちょこちょいだねーちゃんと今年のグラフをさがさなきゃ。。。。

というわけで、2019年から2021年5月23日までの推移はこんな感じ。

 
赤く囲った四角が、上記の2019年のグラフ。青い四角が2021年5月の状況。

 

つまり、赤い四角の当時にビットコインは暴落して消滅してしまったのではなく、当時の$13,000から2021年5月大暴落後の$33,936までに実は3倍近く上昇していたのでした。

他にも、緑で丸く囲った箇所のように、「大暴落だーこの世の終わりだー」という局面はいくらでもあり。

こうゆう局面でいちいち大騒ぎしていたら投資もへったくれもないですよね。。。

幸い、ビットコインが生まれたのは2009年と近年なので、誕生からの足跡をたぐることができ。取引が可視化されてきた2010年からの推移を見てみます。

 
https://studio.glassnode.com/metrics?a=BTC&m=addresses.ActiveCount

 

2010年時点で$0.06くらいから始まり、5月23日の大暴落でも$33,936ですから、およそ10年で実に565,600倍の上昇。ビットコイン恐るべし。

といって、過去にいくら上がったとて、今後が下がっちゃうんじゃ意味はなく。過去の挙動から今後の値動きを占ってみます。

まず、ビットコイン10年の推移で目立つのが「4回の上昇ピーク」

 

そして、それぞれの上昇トレンドがどのくらい続き、そしてどのくらい上昇したかとなると、こんな感じ

 

最初のⒶは1年で400倍という文字通り爆発だ!二回目Ⓑは440倍だが、到達まで2年かかっており、上昇スピードも半分に。三回目Ⓒになると、トレンドは4年間継続したが、70倍と著しく上昇率は落ちた。そしてⒹはいまだ進行中ですが、これまでの3年で9.5倍となっており、その矢先で5月23日の大暴落が発生した。

そもそも誰もビットコインなんて知らなかった初期にはハルマゲドン的な上昇だったが、裏を返せばめちゃくちゃ投機的な投資であり、かつ取引規模もあってなきがごとしで、小さな取引で大きい値動きが起こり。カジノでギャンブルしているみたいな感じで、上昇も爆発的だった。

これがⒷ、Ⓒ、Ⓓと進んでいくにつれ、マウントゴックスだのマスク砲だのと世間を騒がせながら、言い換えれば世間に認知されてゆくに従い投資手段として認められ、ETF出現により「暗号資産(暗号通貨ではないよ)」と国家権力からもお墨付きをもらったことで、一部のとんがったセミプロ投資にいちゃんだけでなく、世界の善男善女全員に開かれた、成熟した大規模の資産・投資手段になりつつあり、値動きもそれなりに鈍くなった。

といって、今のところは超ハイリスク、恐怖のボラテリティ(値動き)をもった恐ろしい投資であることは変わりなく。今後もあっとおどろく暴騰(暴落も)をすることが予見されています。

 

さて。

上記グラフを見ると、まだまだ上昇しそう、まだ値上げトレンドの中の一休みじゃん、みたいにも見れれば、いやいや2011年から2012年にすごい落ちちゃってるじゃん、今回もそうなるぞ、とも見れます。

 

どうなるのか?

虹色の変化球ではないけれど、どうとでもなりそうですが、なんとか大雑把な傾向だけでもつかめるツールはないのか?

 

ありました。

その名も「ビットコインレインボー」

https://exame.com/future-of-money/criptoativos/como-modelos-populares-de-previsao-de-preco-do-bitcoin-se-sairam-em-2020/

 

ビットコインの値動きについて、取引記録というかこれまでのグラフの上下動における最高点と最低点のレンジを割り出して、ボックス圏じゃないけれど、そんな感じで、このレンジの中で値動きしてます、みたいなのを、虹のように7つの価格帯に分けたもの。

なかなかこっているのは

赤:バブル最大。買うな!

オレンジ:高値圏

黄色:まあまあ中央値

緑:下がってきたぞ!購入用意!

青(紫):いまだ!買え買えー!

みたいな感じで表しています。

 

ビットコイン誕生から2021年5月までの「ビットコインの虹」はこんな感じ。

https://s3.tradingview.com/snapshots/c/C2UiGepO.png

 

このレインボーの未来予測の部分を拡大してみます。

 

この図を見る限り、現在の暴落場面でも、実はまだ中央値をちょっと割ったくらいだし、また、暴落直前の最高価格も、これもまだまだ中央値に毛が生えたくらいらしい。

どうやら$33,000あたりが値動きの一つの指標であり、この辺で「力を蓄えた」上で、2022年には$220,000に上がるかもしれん?

なあんて希望的観測をするのでした。

 

もちろん、本当にこの通り行くわけはないのですが、将来の傾向を予測するうえでは重要な示唆を得られると思います。

さて、ここまで読んで「ぐおおおー!ビットコイン投資開始するぞー!」と血気にはやる人はいないでしょうか。

そんな若者たちに一言。

「まず、インカムゲインで生活費が賄えるようになるまで、地道に投資すること。ビットコインよりそっちのほうが重要です」。

まず、ビットコインというのは、キャピタルゲインです。

キャピタルゲインというのは、投資した元本そのものの値上がりを狙う投資です。

例えば、今日100円を投資して、4年後にビットコインが7倍になれば、700円の収益です。年率175%というバケモノのような利率である。

しかし、それは、年率175%で増えるかもしれないが、逆に紙くずになってしまうこともありうることを示しているのである。

皆さんが、これからろくに年金も期待できないご時世で天寿を全うするためには、そんな根無し草のような投資に頼るわけにはいかないですよね?

 

では、どうゆう投資をすればよいのか。

それがインカム投資です。

簡単に言えば、元本は維持したまま、元本が生み出す配当などで生活する。生活できる配当額になるまでがんばって元本を育ててゆく。

不動産投資が典型的ですね。元本すなわち不動産は維持して、その不動産が生み出す家賃すなわちインカムで生活するということである。

そうゆう猫機長は、どうしてビットコインに投資するの?

中長期的に投資元本額を増やして、インカムを盤石にするためです。

幸い、現在でも、リートなどの配当があり。毎月、生活費を差し引いても35万円くらいが再投資できています。

その35万円の振り分け先の一つとして、ビットコインを選んでいます。

つまり、それこそ大経済クラッシュとかで月々の不労所得が35万円落ち込んでも、再投資するお金は無くなるが生活の分は賄える。

そういう感じの「再投資分」をビットコインETFに「つみたてて」います。

がんらい、こういうキャピタルゲイン狙いの高リスク投資は、全資産のせいぜい2%くらいが相場とされているようです。

 

ビットコインみたいな投資から生まれる利益(キャピタルゲイン)は、紫微斗数でいうところの「横発」つまり、実は裏付けがないのに、突然生まれるお金、というのが正直なところなので、儲けた分はさっと(というか、咄嗟に?)実体のある資産(不動産でも、インデックスファンドでも。僕はリートを主力にしています)に変えなければなりません。

というわけで、まずは地道な投資で目標1憶だ!それから、ビットコインもやってみよう!みたいな感じがよいとおもいます。

 

なんか偉そうな終わり方だ。

この原稿を読んでいる若い人が、ぼくの年齢になったときに「猫機長のブログを読んでおいてよかったねー」と思ってくれることを願って、書いています。

ではでは。。。。

Posted by 猫機長
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戦国時代のビットコイン:茶の湯のお話

古今東西の戦乱の世を統一した英雄たち。始皇帝から始まり、ジンギスカンや信長など、武力で制圧したかに見えるのですが、実は経済力の裏付けが必須だった。

武力と経済力は、どちらがニワトリでどちらが卵か?という関係で、残虐な武将というイメージのジンギスカンにしても、実は戦争を仕掛ける前に、第三国の隊商などを活用して、こっそり、かつじゃんじゃん仮想敵国と商売して敵の弱みを探り、十分儲けてから「さあ力でボコって略奪するぞ」と武力行使に及んだのですが、最後のステップである戦争ばかりが目立って歴史に残ってしまいました。

戦国時代の趨勢に決定打を与えた茶道

 

徳川家康の場合はもっとシミジミしています。

人質時代だったか?領地に里帰りする許可をもらい、お供の人と領内の田んぼを視察していたところ、あれ、すぐわきで農作業しているのは、近藤という家来じゃね?

「おーい近藤ちゃん。ぼくだよー」と声をかけました。

ところが近藤さんは、知らん顔をして農作業をつづけています。

とろいやつだなー、ともう一度声をかけようとした家康を、お供の人が制止。

「殿、分かってやってください!あいつは侍なのに貧乏で百姓の内職をしていることを殿に見られたくないんです」

あああ、そうだったのか!

そしらぬ風にあぜ道を通り過ぎる家康。しかし「うううすまん、いつかはこの家康が我が国を立派に繁栄させて、誰も副業しないでいいようにしてやるから、それまでのがまんだ」と、頬を涙に濡らしており。一方で、近藤さんの方も、しゃがんでカマをいじりながら「殿、我ら家臣がかならずや殿を人質の境遇から救い出しますゆえ、それまでご辛抱を」とやっぱり涙。両者の声にならない会話を心で聞いたお供の人もまた涙の、少年漫画を地でゆく感動巨編になっていたのでした。

 

でも、本質は感動でも涙でもなんでもなく。

経済力がなければ弱者として踏みにじられる、ただそれだけのことです。

(*ちなみに、このエピソードは作り話で、元ネタは家康のお父さんと家臣のお話(三河物語)らしい。https://www.sankei.com/west/news/150406/wst1504060024-n3.html)

 

世の中ゼニ、銭、ゼニ。やだなあ。

さて天下統一を実質成し遂げた信長ですが、人質まではいかずとも、最初は弱小領主に過ぎず。どうやって戦国最強の軍事力を整備するためのゼニを稼いだのか。

 

ここで本稿の核心に到達しました。

当時「ゼニ」といっても全国で通用する貨幣なんてなくて、どれだけ農産物を生産できるか、すなわち「石高」が勝負だった。要するにどれだけ広い領地を持っているかが重要であった。

ところが、信長は、もっといい「ゼニ」はないのか?とコペルニクス的転回を思いつきます。

 

すみません、ここで突然ですがお話を現在にワープさせていただきます。

現在では「ゼニ」そのものすなわち貨幣があり。そして貨幣の獲得には、アダム・スミスの言う通り「産業こそが国のパワーの根源だ」「価値は労働によって決まる」、つまり労働によって産業を興隆させた国が経済力を獲得し強国となっています。

ぴよぴーよ速報:https://www.youtube.com/watch?v=1VhIvVffHU4

 

ところが、ブロックチェーンという技術革新で、伝統的な労働とは違った形でパワーの獲得が可能となっています。

その形とは「マイニング」そして、富の名は「ビットコイン」。

マイニングというのは、はしょりますが、ITアルゴリズムによってビットコインを電子的に「採掘する」こと。これは電算処理であって、農業や産業ではありません。しかし産業で、貨幣という「価値指標」に換算されるパワーが創造されるように、マイニングでもビットコインという「価値指標」に換算されるパワーがやはり創造されているのです。

そして、マイニングで誕生したビットコインは、その保有と売買によって価値が何倍にもあがってゆき。

つまり、在来の生産手段を持たない人でも、首尾よくビットコインが入手できれば、恐るべきパワーを獲得したも同然と言える世界になっています。

 

ここで、信長に戻ります。

アダムスミス言うところの農業・産業で武田、今川等の超大国に脅かされ、経済力の重要さを思い知らされた信長は、なんかビットコインみたいなパラダイムシフトがないのか?と悩んだところ。

 

ありました。その名も「茶の湯」

 

といっても、最初は近隣諸国から奪った農地による産業で経済力ひいては武力を強化し、日本の中で信長に逆らえる武将は少ない、というところまで持って行き。

信長の言葉は神の言葉である、くらいまで支配強化された勢力圏が築けたところで、そのシマの中で「茶の湯ビットコイン計画」を実行に移します。

武将を集めていわく

「今回千利休に作らせた楽焼(湯のみの一種)は一国と同じ価値がある」

諸国の武将は、これを聞いて、どわわわー!とどよめき。

そして「武将のなにがしは、今回の戦で大きな手柄があったから、この楽焼を褒美に与える」と宣言。

楽焼をもらった武将は「おおおおーこれは新たに一国一城の主にしていただいたと同じご褒美!喜んでいただきまするー」と平伏して拝領し。

並みいる諸将は、これでなにがしも一国一城の主か!と一目も二目も置くこととなりました。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

 

信長の狙いは、土地以外の価値を作ることによって、土地すなわち生産力が信長以外の武将に集中することを避けることでした。

一方、武将のほうでも、すでに大方平定されてこれ以上分割が難しい土地そのものよりも、神である信長によって、土地と同じ価値がある!と承認した湯飲みをもらうことで地位権力が得られるなら、それでもいいや。となり。

舶来品。左が唐物、天目茶碗。右が高麗物、井戸茶碗

出展:https://art.iroiro.co/article/art/chawan/teabowl-juubun

 

この「湯のみ作戦」で重要なカギを握ったのが千利休さん。

信長は「湯のみつまりビットコイン」を使用あるいは配布する方なので 、「マイナーつまり作成者」が必要であり。

このマイニングも、ちゃんとした電子計算をしないとビットコインができないように、湯のみの方も、贋作(偽札?)と明確に区別するために「純正品です」という保証が必要になり。

「マイニングにおける正しい電子計算」の役割を果たしたのが千利休でした。

千利休は、いろいろな湯のみを鑑定して、気にいったのには「利休印の名品」みたいな保証を与え。

信長が「これは一国に値する楽焼だ」といったその楽焼は、あらかじめ利休が目利きして「本物です。スーパーで売っているようなテキトーな乱造品じゃないよ」と保証したからこそ、武将も安心して拝領できた。

湯のみそのものはビットコインのごとくであり、湯のみで億りびと!が多数誕生したのでした。

元祖マイナー、千利休さん

 

このシステムを大成させたのは、信長の後を継いだ秀吉。

信長も独り占めしようとして達成できなかった『天下の三肩衝(かたつき)』と呼ばれる最高の3つの器を独占入手し、新たな神であることを証明するとともに、神の証明にもなるくらい、器が重要なんだよ!と諸侯の洗脳に成功し。領地などと織り交ぜて、みごと諸国の大名の懐柔に成功したのでした。

左から「初花(はつはな)」「新田(にった)」「楢柴(ならしば)」

ならしばは1657年に火事で行方不明になり、復元品です。

出展:初花、新田はhttps://tyanbara.org/business/sengoku-history/2018010125032/

楢柴はhttps://www.sadogu.co.jp/sadouguhanbai/ProductList/tyaire/narasibatyaire.html

しかし、このころから、茶道を政治経済の道具としてしか見ないビジネスオーナー秀吉と、実はわびさびが好きだった芸術家千利休は、そりが合わなくなり始め。きんきらきんの茶室を作って喜ぶ秀吉には、湯のみを政略の道具以上にしようとする利休は邪魔になり、うまく理由を見つけて処刑してしまいました(切腹申しつけ)。

 

一所懸命の武将たちに、所領と同等以上の価値を見出させる湯のみは、美術品としても超一級でなければ務まらなかったと思います。そして、利休はそういった超一級を見抜く本物の芸術家だった。

時代を超えて今日に至っても、初代長次郎の楽焼は3億円に相当するなどと評価されています(黒樂 銘万代黒)。一方、ビットコインはどうなるか?

ぼく個人は、とある理由により、この原稿を書いた2021年2月7日時点では、ビットコインは買っていません。この理由となっている制約条件が解消されれば、投資対象として買うかもしれません。

(*4月26日、とあるビットコイン投資始めました。詳しくはこちらの記事で。)

この記事が、皆さんの投資戦略を考えるうえで、一つの参考になれば大変幸いです。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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ビットコインのETF出現:ブラックカードの絆

*この記事での「ビットコイン」はおおむね「クリプトコイン全般」という意味になっています。

ビットコインへの投資といえば、日本では、直接取引所(交換業者)に口座を開設して入金するしかなく。この口座すなわちウオレットがくせもので、取引所のウオレットがハッキングされて大ニュースになったりしました。

被害を避けるために、投資家が個人で所有するコールドウオレットつまりインターネット環境から切り離した専用デパイスや、紙に印刷するペーパーウオレットがありますが、紛失や盗難の他に、紙の場合、コーヒーこぼしちゃった!などなくても自然な劣化で秘密鍵が読み取れなくなれば永久に投資はパー。ハードウオレット等のデパイスは、うっかりでなくても秘密鍵を念失、紛失すれば、やはりその時点で永遠に投資がパーになるという危険があるのです。

左がハードウエアウオレットの一例https://hardwarewallet.jp/

右はペーパーウオレットの一例https://payment-revolution.net/pepar.html

さらに恐ろしいのは「個人対ビットコイン販売元」という限りなく力関係が不均衡な契約なのに「ビットコインについては、警察はじめ国家権力は管理していません」という世界なので、いかに正式登録した取引所と言えど、「作為または不作為の不手際」をしでかした際、対決し解決するにはあなた個人の独力しか頼るものがないということです。警察など国家権力が、あなた個人の為にどれだけ力になってくれるか、また、力になるための「事件性」をどこまで真面目に追及してくれるかは疑問です。

要するに、よほど事情に精通した投資家でない限り、個人による直接のビットコイン購入では、個人に覆いかぶさるリスクが大きすぎるのである。

 

一方で、ビットコインは今後大成功間違いなしのブロックチェーン技術が、クリプト通貨という、もっとも投資に適した形で表れているものなので、投資しない手はないぜー!とだれでも考えるのではないのでしょうか。

それは金融機関から見ても同じであり。

法定通貨の守護神である銀行などは、これまでビットコインの取り扱いをスルーしてきましたが、ここ数年から風雲急を告げ。いよいよ世界の大手銀行が暗号資産ビジネスに参入し始めたのでした。

そして、まずカナダが世界初、次いでブラジルにおいて世界2番乗りの「ビットコインETF」が開始。一般投資家参入の道が開かれたのでした。

この原稿は、2021年4月29日に作成しています。この時点で、類似の投資手段は、G20諸国のうち、カナダとブラジルでしか始まっていない一方、アメリカでもMorgan Stanleyあたりが着々と準備を進めているらしい。

アメリカで開始されれば、日本のみなさんにもぐっと身近になりますよ!ということで、この記事が予習の役に立つことを願っています。

*カナダのETFについてはこのサイトに情報あり→https://mon-ja.net/210417-01_bitcoin-etf/(外部リンク)

 

ブラジルの新生ETFは、その名もHASH11。

正式名称はHashdex Nasdaq Crypto Index Fund

ETFであり上場しています。日本の定義と違っているかもしれませんが、自称インデックスファンドです。

Nasdaq Crypto Index (NCI)という、NasdaqとHashdex社(ファンドの管理会社)が共同で開発した、いわゆる暗号通貨界のNasdaq指標をもとに運用。

このファンドを構成する銘柄は以下の通り。

ビットコインが80%弱。イーサリアムが18%強。残りをLitecoinなどで分け合っています。Stellarなんて得体のしれないコインも入っていますが、0.68%ということで、まあ銀行側の道楽さ、という感じでしょうか。

 

最大のポイントは

「投資家と銀行の契約であり、取引所など外部との交渉のリスクが存在すれば、それは銀行が負ってくれる」

銀行は個人とは桁外れ、取引所も圧倒する交渉基盤を持っている。国家権力も銀行はつぶしませんからねー

 

ぼくは、このファンドをブラジル市場で取引開始された4月26日に購入しました。市場取引開始その日に購入できたのは、ひとえにぼくが口座開設しているS銀行の投資アドバイザーE氏がタイムリーに教えてくれたことによっています。

もちろん、以前から「銀行によるビットコインファンド」ができないかなーと調査してはいましたが、個人のかなしさ、いくらネットの時代でもあっぱらぱの方向にアンテナを伸ばしていたようで、4月25日にE氏が連絡してくれるまで全然知らなかったのでした。

 

しかし予兆は察知していた。

ぼくはS銀行の他にI銀行でも口座を持っていますが、そのI銀行で仲良しだったやはり投資アドバイザーのマルコスくんが、去年とある証券会社に引き抜かれ。それからちょくちょくマルコスくんよりぼく宛に「こんな新銘柄があるよ」とメールが来ていたのでした。

そのメールの一つに「僕(マルコス)の証券会社で、ビットコイン関連のファンドがあるよ!僕の証券会社に口座を開けて、投資しない?」というメールが入り。

すでにS銀行、I銀行に口座を開けていて、さらに別の証券会社に口座を開ける気なんて全くなかったので、マルコスくんの商売敵であるS銀行のE氏に「とある証券会社からこんな情報が来てるよ!S銀行には無いの?」と聞いたら、10日を待たずしてHASH11が取引開始になることを教えてくれたのでした(それが4月25日でした)。ごめんねマルコス。ははは

 

ここでポイントが一つあり。

マルコスくんにしろ、E氏にしろ、こういう特ダネ情報をすらすら教えてくれた背景に、「ブラックカード」があり。

ぼくは両方の銀行にブラックカード持っていますが、I銀行の方は、実は名ばかりのぜんぜんダメなカードとはいえ、それでもそれなりの投資残高を持っていないと招待してくれない。つまり、マルコスくんから見れば、ぼくはそういう投資規模の客だということがわかるわけである。

S銀行の方は、南米では知る人ぞ知るサンタンデール・ブラックカードで、空港のラウンジがタダになるとかブラックカードらしい特典がなんとかある。某エキスプレス社のブラックカードと一応は同じ格ということになっています(なんて書いたら、E氏から「ふざけんなー!わしらの方が格上じゃー!」なんて怒られるので、ひみつ。)

サンタンデール・ブラックカード

ネットで「ブラックカード特集」なんてやっているのを見ると、やれコンシェルジュを使ってホテルのスイートルームに予約をねじこむだの、そんなことばかり書いていますが、ブラックカードの本当の威力は、今回のようなエポックメーキング的な出来事をいち早く察知する機会を与えてくれたり、実物不動産購入等、それなりの金額を動かす場合に、交渉相手にこのカードを見せれば一発通過!などがあるのです。

 

ウオーレン・バフェットみたいに名が売れていれば、最低ランクのカードでも全然問題ないけれど、この記事を書いてるぼくや、そして読んでいるあなたのような無名の投資家は、契約相手に安心してもらうために、資産形成のある段階でブラックカードを取得しておくのは有用だと思います。

 

さてHASH11に戻りますが、もちろん1日で50%下落なんて日もあるでしょう。つまり、ぶっちゃけ全損しても痛くない金額で開始して、5~6年?で暴騰局面を狙う、のが定石かなと思います。

もう一ついいのが、Nasdaqつまりドルが基調となっており。もちろんブラジル市場での取引なので現地通貨換算ですが、それでも為替ヘッジがきくので、これまで現地通貨のみの投資しかなかったところ、安心の材料になるのでした。

重文 黒楽茶碗『大黒』|長次郎

出展:https://tea-ceremony-tokyo.club/

最後に、USREITの銘柄により構成されるBrazilian Depositary Receipts (BDRs、国際預託証券)が、BOVESPA市場(サンパウロ)で購入可能となっています(ブラジル居住者)。USREITの有望な配当利率と堅固な安全性を期待しています。でも現在現地通貨があまりに安いので、回復を期待して、あと、1,2年後に購入できればと考えています。

ではでは。

Posted by 猫機長
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24時間戦えますか?死ぬまで現役やれますか?

「リゲインのテーマ」のお話ではなくて(関係はある)、この記事を読んでいるあなたの収入が、「今後こうなってしまうぞ!」というお話です。

ひょんなことから、2045年の未来よりタイムスリップして2020年の日本にやってきたロボットの「AIくん」。

とある開業医「猫医院」の一室で、院長さんとお話になりました。

AIくん「初めまして。2020年の日本はコロナ禍でたいへんですね」

院長さん「初めまして。いやいや24時間働けますか、ですよ。でも有給休暇も昇給もありゃしないけどね」

A「有給休暇?昇給?それってなんですか?」

院「AIくんは機械だからわからないんだね。人間の社会では定期昇給があって、誰が何年務めたか、どれだけ成果を上げたか、による給与の修正をおこなっているんだよ」

A「院長さんは、お医者さんなのによくご存じですね」

院「病院経営していると、院長の他に社長もしなきゃならなくてね。部下の査定がなかなかたいへんなんだよ」

A「部下のお医者さんの給与計算とか、残業管理とかそうゆうことが患者さんを診察するほかに生まれるということなんですね」

院「その通り。ぼくは人事管理、査定とかで、毎晩遅くまで大変なんだ。。。2045年ではどんな感じ?」

A「残業とかはありません。だって最初から24時間体制なんだもん」

院「えつ?お医者さんが過労死しちゃう?」

A「実は。。。。2045年には、人間のお医者さんはほとんどいないんです」

院「えつ?」

A「ぼくたちの仲間に「治療くん」というのがいて、病気になったか不安だ、診断してほしい、という人のお家のコンピュータを通じて、コンピュータのカメラやマイク、さらにはキーボードから打ち込んでもらう情報でたいてい診断できちゃうから、その場で治療法を伝えてはいOK、おしまいです。場合によっては「治療くん診断デパイス」をUAVで運んで出張診察もあります。」

院「ううう、では、いつも悩む人事考課もないし、そもそも人事部門や経理部門の存在が必要なくなる、ということなのか?」

A「院長さんのケースでは、人事部門はいらなくなりますね。院長さんの下で働いているお医者さんたちはみんな「治療くん」で代替できるので、給料も有給もなくなります。ぼくたちAIが24時間体制でアテンドするので、残業もありません」

院「人事コスト0で24時間営業ということだね!すごいコスト削減かつ利益倍増だ!」

A「病院は、入院施設のある大学病院みたいなのだけが残って、院長さんみたいな小さな開業医は、わざわざ物理的に病院を作る必要はなくなりますよ」

院「というと?」

A「院長さんは、自宅で「治療くん」の管理者になって、「治療くんクラウド」を通じた患者さんの診察状況をモニタリングする。そして、「治療くん」だけでは対応できない難病の人などを、大学病院とかにレコメンドするみたいなかんじになると思います」

院「ううーむすべて自宅のコンピュータにより、クラウドなどのITを通じたリモート操作になるということか。でも大学病院には医者がいるんだよね」

A「その数はすごく少なくなります。「移動型治療くんロボット」が病棟を巡回して看護師さんに指示をだして、患者さんの対応をしますから、人間のお医者さんは、「治療くん」のモニター役になります。でも、看護師さんや、介護の人たちなどはまだまだたくさんいますよー」

院「つまり、人の体を手に取って、物理的に手をたずさえて行う活動には、AIは介入できないということなの?」

A「おしめ取り換え、う◎ち清掃の「身体介護ロボット」とか、外骨格スーツみたいな補助具はできてます。でも患者さん、ご老人との触れ合いは人間の介護士ですねー」

院「ううむ、看護師の方が医者より上だ!と言われている気がしてきた。職にあぶれた医師が、大量にタクシー運転手になっちゃった、とか起きているのだろうか?」

A「全然大丈夫ですよーリストラだの、乞食だのそういうのは存在しない世界になっています。国民は、誰でも経済的な不足がなく生活できるよう、一律にベーシックインカムをもらいますから、ふつーの生活には全然問題ないですよー」

院「ううむついにベーシックインカムがきたか!要するに、上記で出てきたコスト0化と収益激増によって発生した余裕・余剰分が、税金になってベーシックインカムの財源になるということだな!」

A「その通りです。ぼくたちのお客さんとなる人間がお金を持っていないと、ぼくたちも困りますから。。。」

院「うううーむ、家内への給料配達人から逃れられると思ったら、今度はロボットのえさやりおじさんか。かなしいな」

A「鋭利な推理ですね。看護師さんにはない発想だと思いますよ」

院「そんなみえすいたお世辞で喜ぶ医者はいないだろうけれど、好意的に受け取っておくよ」

A「院長さんにお聞きしたいことがあるんです。むかし飲み会っていう儀式があったそうなんですけれど、どんなものだったんですか?」

オンライン飲み会でさえ、ハラスメント(ズムハラ)があるらしい

院「まさにいま君が言ったような心にもないお世辞を言いまくって、会社の中での自分の立場をよくするための課外活動だ」

A「ふむふむ課外活動ですか?」

院「話の初めに出てきた昇給にしろ、若い医者は「仕事しないおじさんが年功で高い金を貰っている」と憤るし、年寄りは「若いころにはもらえなかった賞与を、成果だのなんだのでどんどんもらいやがって」と妬む。そもそも何が成果で、なんでAさんがもらえてCさんがもらえないないんだ?とすさまじい闘争があるのだよ」

A「人間て大変ですね。AIだったら電源を入れて作動させれば故障しないかぎり1年365日24時間作動してます。AI同士で妬みそねみもないですよー」

院「というわけで、うわべはみんな「おはようございまーす」なんてさわやかにご挨拶しているが、裏ではすさまじいルサンチマンのいがみ合いがあるのだよ」

A「ガス抜き、説得等のために飲み会が必要ということなのでしょうか」

院「そうだ。さらには、本来ありえないゆがんだ事業を闇のうちに合意してしまうツールでもある」

A「国民が望んでいないオリンピックが、知らないうちに実施になってたとか。政治は料亭で決するということでしょうか」

院「まさにその通りだ。オリンピックは重要だが、何が何でもやりさえすればいいなんてものではないのに、政界・財界がトクをして一般市民は世界中からのコロナウイルスに晒され、我々医者は過労死か、患者からコロナを貰って死んじまうかという、そういうゆがんだ形での開催が我々の頭越しに決まってしまうのだ」

A「世界中の選手とかが得体のしれない変異株をもってくるわけですからねえ。世界同時開催の巣ごもりオリンピックとかにすればいいのにね。でもそれじゃビジネスとしておいしくなくなっちゃう」

世界各国で同時開催し、実況を世界中に配信する「在宅オリンピック」

院「脱線したが、同じ会社の仲間なのに背中から刺しあうような暗闘が起きるのも、結局いくら働いても給与が足りないからだ」

A「働かないと生きていけない、という体制だから、給料をもらうためなら、人は何をしても許される、となるのですね」

院「そこでだAIくん。2045年ではみんな給与はたくさんもらえているのかね?」

A「そこポイントですね。実は給与額は現在と変わらないですが、給与を貰っている人間の数がものすごく少なくなっています」

院「ベーシックインカムで生きていけることと、そもそも人間が入っていける職場が激減しているということだね」

A「そのとおり。お医者さんにしても、生活費はベーシックインカムで保障されているので、飲み会で暗闘してまで組織にしがみつくなんて人はいなくなります。でも、ただのお医者さんではだめで、「治療くん」すなわちAI機構をモニタリング、使いこなし、その不備を補い向上していく、そんなお医者さんでないと職にありつけないでしょう」

院「要は、人間が「考える葦」として「我あるために、思うことを忘れない」ことが大切だと言いたいんだね。さて3000字越えなので、今日はこの辺にしよう。AIくん、どうもありがとう」

A「こちらこそ、どうもありがとうございました」

AIくんの言うことが、どこまで実現するか?ではでは。。。

映画「本日休診」1952年松竹

 

Posted by 猫機長
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リーマンリートリバランス

コロナ禍勃発から1年。ちょうど去年の今頃は金融市場でサーキットブレーカー発動だ!と暴落相場で優良リート(不動産投資信託)買いあさりに血道をあげていましたが、今年は暴落後の「にせV字回復」つまりドルに換算したら底のままL字(つまりそのぶん為替が下落した)で推移した後、さらに下落基調になっています。悲しいな

2020年3月大暴落からの推移。SPXつまり米SP500は緩やかなV字。ブラジル(EWZ)に至ってはV字になりたいけど実はL字で底のまま推移。

出展https://media.seudinheiro.com/uploads/2020/09/grafico-richard.jpg

一方、それは、銘柄によってはDY(配当率)が向上しているということでもあり。つまり元本(と1株)あたりの市場価格は暴落したけれど、実体経済上で配当を維持できた銘柄は、同じ投資額で得られる配当の金額が上がったということです。

数字で説明

コロナ禍以前に1株100円で、一株当たりの配当5円の株のDYは5÷100=0,05%

コロナ禍で株の値段が暴落だ!1株50円になったが、Eコマース部門の銘柄だったとかで事業はコロナの影響を逃れ、配当は5円のまま継続。この場合のDYは5÷50=0,10%に倍増だ!

この例では、コロナ後、100円の投資で配当が10円もらえるようになったということです。

つまり、現金を持っている人は、割引値段でリートを買える好機到来である。

(*ブラジルのリートです。日本は別ですが、ここでの情報は、いつかは日本でも役に立ちますよー)

ぼくは貧乏で現金がなかったので、すでに持っているリートのリバランスで対応することにしました。

で、現金化に選んだのが、ホテル業のリート「FLMA」

このリートはなかなかおつなやつで、天文学的暴騰をしたときに売ってキャピタルゲイン獲得→高配当リートに買い替えした履歴があり。

今回は天文学的暴騰ではないが、コロナ禍で配当激減、ここ2年はホテル業はもとに戻らないだろう、というところで、リバランス候補になってはいた。

でも、買い替えしても買った方のDYがやっぱり低ければ意味がないわけで。とりあえず様子見でコロナ過から1年のんびりしていました。

この期間に、なかなか有望であることを証明したのがFOFすなわちFund of Funds。

これはリートだけれど、直接不動産に投資するのではなくて、他のリートを買いまくって、その配当を株主に分配すると言うものです。

あれそんなんで儲かるの?

これも数字で説明。

とあるFoF、BRFF11があったとします(実在します)

このリートは、下記のリートを購入して、その配当を収益にしています

FII AESAPAR

FII BB PRGI

FII BC FUND

FII GALERIA

FII RIOB RC

FII RB CAP

FII RRG

FII CSHGSHO

FII CSHG CR

FII CSHGJHS

FII CSHG LO

FII HG REAL

FII SHOPJSU

FII KINEA

FII POLO CR

FII RB GSB

FII SANT AG

FII SDI LOG

FII SPA

FII SP DOWN

FII TBOFFIC

FII BM THER

FII OLIMPIA

FII XP MACA

ううむすさまじい数の銘柄だ。

問題は、これらの銘柄の一つ一つの配当を得た時点で、すでにその配当の管理費が引かれてしまっているということである。

そして、これら各銘柄の配当をかき集めて、BPFFの配当に一本化し、BPFFの株主に対する配当として再分配するときには、当然ながらさらにBPFF管理会社が管理費を差し引きます。

というわけで、事実上2回管理費が引かれて、株主の手元に残る配当はかなり減少しちゃうのでした。

FoFはあまり玄人受けしない種類のリートだったのは事実である。

ところが、コロナ暴落が起き。

個人投資家が保有銘柄の元本激減をなすすべもなく見守っていた時、FoFは、企業として持っている豊富な現金で、暴落した優良株を買いあさっていたのです。

結果どうなったかというと、「安く買って配当は下がらず」つまり、FoFのDYもぐんと上がったのでした。

さらに、この期間FoFがのきなみ「株数増発により増資」を行い、しかも増発した株の1株当たり価格を低く抑えた(資産上の本来の価格より低くしたのもある)ので、FoF自身の1株当たり額面も減少して、これもDYを向上させた。

BPFFの場合

2020年5月29日 1株当たり価格R$97,99、DY0.51%

2021年2月26日 1株当たり価格R$79,00、DY0.72%

DYが0.7%を超えた段階で、FLMAを売ってBPFFに取り換えることを決意。

ちなみにFLMAのDYは2月で0.3%ですから、買い替えによって投資格当たりDYは事実上倍増したわけである。

その結果。。。

残念ながらこの売買に係る税金もはんぱなく、売った金額全てを買い替えには使えないなどあるのですが、何とかこの買い替えにより月収でR$938すなわち17,822円上昇。

以前、同じくFLMAを組み替えて月間3万円の配当増を達成したことを「バブル爆発!」の記事で書きました。

今回と合わせて4万7千円の月収増加。

今回は「リバランスつまり買い替え」がお題ですが、「コロナ暴落で獲得した配当増」で別途月収2万円増達成しているので、マネーゲームのみで得た月収増は総額で6万7千円。年額で80万円となります。安アパートの家賃ぐらいだったらまかなえるかも?

でも、一番重要なのは今後配当が維持するかだったりします。

BPFFの場合、DYは今後下がるであろうことが予見されます。だって元本がディスカウントされまくっている状況で買ったんだもん。でも、それは元本価格(資産額)が今後上がるということでウエルカム。

懸念は、DYよりも、物理的な配当額が減少にならないかどうか。今後ブラジルでも金利増が見込まれ、リートは元気がなくなることが予想されるのですが、これも元本市場価格の話で、FoFとしての収入源となっている諸リートの業績悪化がなければ維持していくであろう、と期待しています。ううむコロナ禍の趨勢が影響するな。。。。

FoFのいいところは、実質的にインデックスファンドになっているところ。かつ、個人ではなかなか苦しい機動力で、FoFの管理会社がどんどんポートフォリオを組み替えていけるので、結局「管理費2度払い」でも十分ペイする配当を叩き出せること、かつブラックスワンのような緊急事態で意外と打たれ強いこと、が明示されました。

というわけで、ぼくもFoF第1弾としてBRFF,うまくいくようであればもう一銘柄買おうと思っています。2銘柄にするのは、いつぞや書いた「スピットファイヤとハリケーンのたとえ」の考え方に従ったものです。

シャンプーとリンス、じゃなかったハリケーンとスピットファイア

一方、FoFの要注意なところは、管理会社によって業績に差が出るところ。

例えば、とあるFoFでは、DYが0.5%で推移しているのに、別のFoFではDYが1%近いぞ!というときに慌てて後者を買ってしまうと、2,3か月後に後者の配当が激減!なんてことがあり得ます。

これはどうゆうことかというと、DYの低い方は、真面目にリートのみポートフォリオに組み込んでいたのに比べて、DYの高い方は、リート購入は申し訳程度で、大半の資金を実はオーバーナイトみたいな超短期投資につぎ込んでいた等があり。こういう超短期投資は、うまくいけばすごい利益が出るけど、長期的にはいつかこける時が来るので、その時にDY激減!泣くぞ、となります。

さて、資産1億もいいけれど、やっぱり「毎月30万円は再投資できる不労所得」が重要ですよねー。

ぼく個人の例で恐縮ですが、現時点での不労所得は月額45万円くらい。というわけで、不労所得だけでも、生活費を差し引いたうえで「毎月30万の再投資」は何とか出来るけれど、コロナ暴落で相応に減少しており。なかなかリーマンをやめる気になれません(うまく会社の方で早期退職制度とか作ってくれないかなーとかは思っています。クビにするなら受けて立つぞ!)。

一方、今回のリバランスで月収1万7千円増加を達成し、コロナ暴落で減少した分を多少ながらも巻き返して、完全リタイアに月収1万ちょっとながらも近づいたぞ、という安堵はあります。1年365日、千里の道もあと一歩、ですかね。

ではでは

365日のマーチ。蘭寿とむではありません。

 

Posted by 猫機長
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逃げ切り計算:4%ルールのお話

※今回は、資産運用の世界ではわりとポピュラーな「4%ルール」について、ごく基本を記載した入門編です。

実践編はこちら→「お金がたまってきたら」をご参照ください。

コロナ禍でリストラや店じまいの憂き目にあったり、そうでなくても家計が苦しくなった人は多いと思います。

「働いているのに、収入が少なくなるばかり。家計を黒字にするために、ほんとにお小遣い程度でもいいから、さっと一振りでお金を生んでくれる打出の小づちがないかなあ」という切実な声が聞こえてきます。

打出の小槌

そんな気休め言ってないで働け!働かなきゃお金はもらえないぞ!とつっこもうとしているそこのあなた。ちょっと待ってください。

「不労所得」といって、別に働かなくてもお金を自動的にもらえる仕組みがちゃんとあるのです。

労働して得る所得は、くどいけど労働というお母さんがあり、そのお母さんから生まれる赤ちゃんが報酬すなわち所得ですよね。

でも、所得という赤ちゃんのお母さんは、労働だけに限らないのです。「労働」と同じくらい所得を生んでくれるお母さんに「資産」があるのです。

あなたが今住んでいるお家の家賃は、大家さんがあなたのために、あなたに代わって営業に駆けずり回ったり、上司にどやされたりして働いたから、その報酬として大家さんに払っているのでしょうか?

いやいや大家さんはそんな労働はしていないですよね。さらにいえば、あなたがひいひい働いているときに、大家さんはパチンコをしていようがぐーぐー昼寝していようが、毎月必ずあなたから家賃を受け取っています。

「お家」という「資産」が「打出の小槌」になって、大家さんは「不労所得」を、「家賃」という形でもらっているのです。

つまり、あなたも「資産」を持つことができれば、その「資産」が「打出の小槌」になって、コロナ禍で会社をクビになろうが営業停止になろうが、あなたにお金を運んでくれるようになるのです。

FIREとか、アーリーリタイアとか、そういう言葉を聞いたことがありませんか?これらは、すべて「働かなくても生きていけるだけの毎月の不労所得を得るために、資産を構築する」ことを根本としています。

ここまでで、超重要なポイントが2つ出てきましたので、おさらい

①人は、働けなくなっても生きていける!

②働けなくても生きていくためには、資産という打出の小槌が必要。

そして、だれにでも「資産」を築くことは可能なのです。

だって、毎月あなたのお給料から家賃を差っ引いていく、あのにくらしい大家のおっちゃんだって、「お家(不動産)」という資産を持っているわけですよね。

いかにもぽけっとした大家のおっちゃんが資産を持つことができて、あなたが持てないわけがないじゃないですか。

でも、お家を買うような大金がないよー!はいはい、資産は、お家である必要は全くありません。あなたにもすぐ手が届く資産としては

A.債券

B.株式(リート含む)

等があります。インデックスファンドやソーシャルレンディングなどもある。

債券であれば年利◎%とか、株式やリートでは配当が年当たり元本の◎%とかもらえるようになっています。

年利や配当は、元本を崩さずにもらえるお金です。

例えば年利1%の債権があったとして、1000円を預ければ、1000円はそのままに、1年あたり10円があなたの口座に振り込まれます。

この10円は、それこそあなたがパチンコに行っていようがぐーぐー昼寝していようがもらえる「不労所得」です。

つまり、債券や株という打出の小槌を、あなたもゲット可能なのです。

一方、大家さんがあなたからもらっている5万円なり10万円なりは、大家さんがそれ相応の不動産を持っているから生み出されるもので、ワンルームマンションでも安くて1000万円なりしています。それなりの「おこづかい」を貰うためには、やはり相応の「資産」を持つ必要があるのです。

というわけで、いったいどのくらいの資産を持ったらいいんだ?

というのが、不労所得で生活したい(あるいは、リストラなどで不労所得しか収入の宛がなくなった)場合の決定的な課題となります。

でも、必要となる資産の大きさなんて、人それぞれ。

私の場合はいくらなんだ?とみなさん悩むと思います。

これは世界中の人が悩んだところで、実はちゃんと誰にでも通用する答えが存在しているのです。

その名も「4%ルール」

アメリカの有名な理論です。ウイリアム・ベンゲンという有名な金融アナリストが提唱したもので、

「毎年使うお金の25倍の資産を築くこと」

という内容になっています。

つまり、毎年使うお金の金額が、資産総額の4%以内に収まるようにしなさい、ということで、そこから「4%ルール」と呼ばれています。

毎月30万円使う家庭は、年間で生活費360万円ですから、4%ルールを適用すると9000万円の資産が必要である、となります。

ひえええーそんなの無理だ―、とマイナス思考になってはいけません。9000万円あれば会社をクビなっても生活できるのだな!とプラスに受け取ってください。

この受け取り方が、本当に9000万円達成できるかできないかを分ける決定的な分水嶺になるのです。

ここで、やっぱりいいや、と逃げずに、どうにかして9000万円を達成してやるぞー、と食らいつける人は、経済的自由を達成できる人です。

方法は、いろいろ(分散投資)あります。あなたなりの方法を見つければよいのです。

そういうお前はどうなんだー!はいぼくの場合は

資産1億円(ブラジルレアルで持っているので円換算では変動します)

資産の種類

◎債券

◎リート(ブラジルです。Jリートじゃないよ)

そして、現在これら2つの打出の小槌(資産)が毎月生み出してくれている配当及び金利(つまり不労所得)」は45万円くらい。年間で540万円くらいとなります。

コロナによる暴落前は600万円いってました。

つまり、年率5~6%の不労所得を維持しているということである。

このぼく自身の経験から、あなたにも達成可能ですよと言うことができるのです。

達成できないのは、目標があやふや(零戦)なため、そもそも明確・具体的な努力ができないからなのです。

あなたなりの、明確な目標を立ててみましょう。

上の試算では、毎月の経費30万円としましたが、独り者なら15万円でもいいかも?この場合4%ルールで行くと15万円X12か月X25=4500万円で済みます。

これならできるかも?

がんばって4500万円なりの資産を築いてみましょう。

と、持ち上げておいて、

「①4%ルールでは、4%以上の金利や配当等が得られる投資を行っていることが前提だ」

そして、

「②日本での投資なんて、だいたい1%程度、4%というのはかなりむずかしいぞ」

と突き落としておきます。

この最後の一行を読んで落胆してしまった人、あるいは、ちょっとこの①、②はよくわからなかったー、という人に、応援の一言をおくります。

「めそめそすんな!とにかく1億円ためてみろ!」

(*高いぞ!という人に。1000万円でもよいです)

繰り返しますが、このブログを読んでいる、意識の高いあなた(お世辞じゃないよ、操作される大衆からは抜け出しているよ、という意味ですよ)なら、はっきり言って1億達成はできます。

そして、その過程で上記の①②の意味も体で分かってくるので、馬券を買うなりパチンコ玉に消えるなりしていたお小遣いで、1株でも買ってみるところから始めてみましょう。実際に市場に参加することで、インカムやキャピタル、複利の重要性など、資産構築に必須の情報や知識を体得することができます。

日本の場合、株主優待と言って「不労所得を、優待というギフトで物理的に受け取ることができる」という、おつな制度もあるので、優待株を狙ってみるのも、スタートにはよいかもしれません。

ここまでで「入門編」は終わりです。

がんばって、1000万円くらい貯まってきたら、ぜひ「実践編」もお読みください(今読んでもいいですよ!ははは)。そこでは、4%ルールを適用する上での恐るべき落とし穴についても記載しています。

みなさまのご健闘をお祈りします。ではでは。。。

 

Posted by 猫機長
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リモートワーク実現を阻む「黒いボールペン」

コロナ禍から1年近く経過し。リモートワークが推進されています。

2020年12月の時点で、ライブドアニュースが「約8割が「リモートワーク続けたい」、働き方と学び方調査」と題した記事を発表。大多数がリモートワーク継続を望んでいることが明らかになりました。

詳しくはこちら→https://news.livedoor.com/article/detail/19321214/

やはり2020年12月の時点で株式会社ユーキャンが行った意識調査では、以下の結果が出ています。(出展:https://www.u-can.co.jp/topics/research/2020-12-2/)

こちらでも78%がテレワーク継続希望となっています。

というわけで、だいたいのコンセンサスは、今後もテレワークを継続したいとなっている。

でもテレワークって、未曽有の「働き方革命(生涯現役で働けるか)」じゃないの?長年親しんできた通勤形式の働き方が、コロナという「外圧」でむりやりひっくり返されたから、有無を言わさず実施になったんじゃなかったっけ?

そのとおり。でも、緊急事態が解除され、GOTO何とかで人の移動が促進される世の中になっても、人々の意識は上の調査などのとおり「やっぱりテレワークいいね!」「これからも続けたいね!」となっています。

かくいうぼくも、はっきり言ってテレワーク導入でほっとしている一人です。

なぜか?

テレワークでは、「黒い霧」じゃなかった「黒いボールペン」が避けられるから、なのです。

というわけで、架空の会社の架空の人々のお話ですがいってみます。でも皆さんある程度おなじみのお話とは思います。

むかしむかし、ある会社にAさんというかわいそうな勤め人がいました。

入社したてのAさん。当時はパソコンがやっと普及しだした頃で、本社からの連絡はテレックス。「一太郎」という文書作成ソフトが導入されていましたが、大部分は手書きで作っている時代でした。

いまだ現役の一太郎。すごいぞ!https://www.ichitaro.com/

 

一生懸命作成した文書が、上司の決裁で真っ赤に修正されて帰ってくることもしばしば。もちろん書き直して再提出するのですが、そのうち謎の展開に気づきます。

定型の同じような書類に書く場合は、書類を何枚作成しても書く内容もほとんど同じですが、なぜか、同じような内容なのに「修正しろ」と何度でも帰ってきてしまう書類や、全然フリーパスで通ってしまう書類があることに気づき。

飲み会でとある先輩が教えてくれました。

「Aさんは、すべての書類を青いボールペンで書いているけれど、本社向けの書類は黒いボールペンで書かないとダメなんだよ。本社用のを青で書いたら、上司のハンコがないと認められなくなっちゃうんだよ」

本社用は黒で書くようになったら、すんなり通るようになったのでした。

とある吉日。

本社から管理職が出張してきて、その人の指示で本社用の文書作成を命じられました。

黒ボールペンで、とさがしたら、あれ?青しかない?いつもペン立てに黒を数本立てているはずなのに?

管理職から怒号が飛びます「Aさん、どうしました―!」

この怒鳴り声に、事務所を掃除していたパートのおばさんがびっくりして飛び上がってしまいました。

わああ早く書類書かなきゃ!同僚や先輩に「黒ボールペン貸してくださいー!」とお願いするのですが、今日に限ってみんな知らんぷり、そそくさと逃げていきます。

ままよ、青ボールペンで作成し管理職へ

管理職の人は、別に機嫌を悪くしたふうでもなく、書類をうけとると、しげしげとながめて

「Aさん、本部向けの公式書類は黒ボールペンで書くことは知っていますよね」

「公式の文書は、様式の印刷の黒と、ボールペンの黒で整合性を持たせなければならないのですよ」

「この整合性がないと、業務監査が来た時に業務事故として報告されてしまいます。」

「ですから、Aさんが作ったこの文書は廃棄しますので、整合性のある文書を書き直して下さい」

と、丁寧な、でも誰にでも聞こえる良く澄んだ声で言うやいなや、Aさんの作った文書をばりばりばりーとこれ見よがしに破いてしまったのでした。

掃除のおばさんは泣きべそをかいて給湯室に逃げ込み。

Aさんはぴゅーと自分の机にもどると、おおお誰かが黒ボールペンを置いてくれた!さっそく書類書き直し。

管理職にもってゆくと、何事もなかったように

「ありがとうございます。業務継続執行ください」

と無罪放免になり。

黒ボールペンの戻った机で、先輩たちと笑顔の楽しい業務の一日を続けたのでした。

実は、Aさんは気づいていたのです。

「これはプログラムだ」

先日の飲み会の時、黒ボールペンの話になり

「昔は、青ボールペンで書いたら、定規でぶん殴られたなあ」

なんて「武勇談」を聞いていた。で、ははんこれは儀式だな、と感づいていた。

知らぬは掃除のおばさんばかりなり、でかわいそうに泣きながら給湯室に逃げ込んでしまったのでした。

というわけで、管理職の人も、黒ボールペンをあえて渡さなかったみんなも、日本株式会社の日常業務の一コマで、とくに驚くことでもなくなっており。

こうした日々が淡々と続いていくのでした。

時代は変わって、定規でぶん殴ることはなくなり。爽やかに「事由説明」してくれるようにはなりました。ははは

こういう「日勤教育」が仕事の一部だ!と考える機関にとっては、テレワークは憎らしいことこの上ない業務形態です。定規でぶん殴りたくても、ぶん殴る対象が出社してませんから。

というわけで、あの手この手で出社しなければならなくなるよう仕向けますが、それは別の記事にします。

Aさんの場合、飲み会にそこそこ参加し、こうゆう通過儀礼があるぞということを察知していました。しかし、通過儀礼がなくなれば飲み会の必要性も半減し、飲み会命の人にとっても生きにくい世の中になってしまったと思います。

フィジー「火渡りの儀式」

https://www.tohotravel.com/fiji/images/culture_fire01.jpg

 

なんで最初から全部黒ボールペンにしないの?その理由は「黒ボールペンは本社宛正式文書の格にふさわしいボールペンであり」「略式の決裁書には青で書くこと」「下請け業者への発注書は青じゃなきゃダメ。黒は禁止」とかすさまじい種類の文書それぞれにどんな書き方をするのか、が「決まって」おり。先輩社員にきいてみると、

「Aさんそれはマニュアルに載ってますよ」

ということで必死に探すのですが、「下請け業者への文書は、強圧的と取られないように丁寧に記載すること」とはあっても「間違っても黒で書くな」とは記載されていないのでした。ははは

なぜなら、「黒で書くな」というのはAさんのいる支局のみのしきたりだったりして、成文化されてない以上、 飲み会でインフォーマルに伝達するしか分かりようがなかったからでした。

テレワークなら、こういう儀式の蔓延はふせげるか?

儀式なしでも仕事はできる、という一つの選択肢の可能性は提示されたと思っています。

さて、こういうしきたりやプログラムは、民間では日本ならではで(軍隊組織では、外国でもまだある)、他の先進諸国はどうかというと、

アフターファイブは個人の時間です、ということでイタリア人なら彼女とナポリタンを食べているであろうし、ニューヨーカーだったら、苛烈な生存競争に敗れないために、MBAだの資格だのの勉強をしているかもしれん。いずれも個人の自由として、自発的に行っていることである。少なくとも、飲み会でへべれけになった先輩に「定規でぶったたかれたんだぞー」と脅されながら過ごすよりはましだと思います。

で業務時間はどうかというと、文書をばりばり、なんてバカなことには時間は使わず。青?黒?というレベルの「慣習的規則」、マニュアルに書いているようで書いていないという意味不明な規則ではなく、明確に誰でもわかる実利的な規則に従って効果的・効率的に業務が執行され、結果残業も不要で成果達成できました、となっていると理解(ニューヨークの場合。イタリアは私語でぺちゃくちゃ、多少効率落ちたりして)。

その結果、日本の生産性は先進国間でいちばんほにゃららになってしまっているのでした。だって仕事以外のことばっかりしているんだもん。。。。

3000字を超えたのでこのくらいにします。注意すべきは、これまでのしきたりを押し通そうとすればテレワークだろうがいつか抜け道が発見されてしまうので、その前に、これまでのしきたりで、改良できるところはどこだろう?と考えることだと思います。そうすれば、将来、形は3密の通勤形態に戻っても、安心して出社できるような場所に、会社も進化していることと思います。

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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今年の不労所得総決算。コロナより為替にやられました

年の瀬もいよいよせまり。怒涛の2020年、資産状況がどんなかなーというのを振り返ってみます。

まず、なにより大事な毎月のインカムゲイン、すなわち、リートの配当、債券の金利など、投資した資産たちが生み出してくれる所得のことで、仕事しようがしていまいが自動的に入ってくる「不労所得」の情況について。

1月当時の月収インカムゲインを「100」とすると、

3月のコロナ暴落勃発まで 100のラインで継続

暴落だ!4月には早くも   70に減少

6月に底打ちしました    67。ほとんど半減か?

7,8月に横這い      69くらい。

9,10月に回復してきた  79くらい

11月、全面的に回復   100に復帰

12月、さらに上昇    101くらい。へえー!

でも12月に上がったのは、年末の余剰利益分配とかもあるためなので、来月からまた下がっちゃうかもしれない。かなしいな。。。

暴落時に底値でリート買いまくったのが収入回復に役立ちました

ちなみに、とある日本企業でのリーマン生活を継続しています。でもこちらの給料は年収200万円にも満たないし、不労所得ではないので上記の計算には入れていません。

というわけで不労所得に戻り。具体的金額で行ってみます。

毎月のリート配当などで口座に入ってくる金額のうち、もちろん生活費と健康保険の「2大固定費」を引いた、「再投資できる金額」は、

今年一年累計で3.605.523円 (レートは1レアル=20.529円/12月11日)

毎月300,460円

ということで、ほんとうにぎりぎり「投資額毎月30万円の確保」を死守だ!

一方、総所得つまり労働所得(給料)と不労所得(リートなどインカムゲイン)すべて含め、「収入の川」理論で図解にするとこんな感じ。

ブラジル在住なので資産はすべて現地通貨のレアル(R$)建てですが、恐ろしいのは

●2020年1月1日のレートが1R$=27.046円

●2020年12月11日のレートは1R$=20.529円

ということで、なんと25%レアルが安くなってしまった!

つまり円建てでの資産価値が75%に減ってしまったということである。

でも、わりとのほほんとしています。

それは

①現地で資産構築している限り、現地通貨で順調に増えていれば恐れることはない。(「お金儲けの神様」邱永漢さんも「いちいち為替レートを気にするな」と言っているし。。。)

②そして、25%の下落為替相場でも、日本円にして「毎月30万円の投資可能な不労所得」が出せた。まあこれは実利的などうこうより、精神的な安堵の方が大きいですが。

③不労所得で投資に回せた360万円と、リーマン奴隷労働の給料200万合わせて560万。一方で、自家用機のエンジンTBO(分解修理)他、臨時の出費で100万とんだかな、ということで、460万円が投資できた。つまり、これは資産総額に460万円の増加ができたということである。なんて資産総額が25%減なので「焼け石に水」ですが。

まあ、為替にやられた分は、5年くらいかけて為替が元に戻るのを待ちます。ははは

以上から、わりとのんびりしています。

ここまでは今年の振り返りですねー来年はどうなるかな?ワクチンで相場や経済がガタガタするでしょうが、スペイン風邪みたいな大災害にならなければ、ブラジルでは横ばいから回復になり、為替も安定、と祈っています。。。

さて、今回はまだスペースもあるので、ちょっと飛行機操縦について載せて終わりにします。

お題はやっぱり「失速訓練」。ははは

まずは、十分安全な高度まで上がっていきます。本来200フィート以内の降下で完了させる動作ですが、ぼくはなるべく地上1000フィートまで上がってからやるようにしています。

エンジンオン・ストールとエンジンオフ・ストールがあります。ここではエンジンオフのほうをやってみます。

エンジンをほとんどアイドルまで絞って、機首をぐっと、でもおだやかに上げていくと、スピードが落ちてゆくとともに、垂直か?みたいな所で機体が震えだし、すとんと機首が下がります。これが失速です。

このときどちらかの翼がぐらりと傾いて落ちそうになるので、反対側のラダーを踏んでおっとっと、と水平に保つのがコツです。このときおっちょこちょいに操縦かんで修正しようとすると、アドバースヨーが発生してきりもみになっちゃうので、操縦かんは引っ張った状態のままであくまでロールは中立に保つのが鉄則です。

この後は引っ張っていた操縦かんをもどし(左右は中立を崩さない)、降下して速度が上がるのに合わせてスロットルを入れ、なるべく高度を落とさずに水平飛行にもどります。日曜飛行士にはちょっと怖いが重要な訓練ですね。

もっと詳しい記事を「失速訓練。失速できないと飛べない理由」に掲載しています。

失速訓練の動画。ぼくはチキンなので、ぬき足さし足の失速になってます。動画だと穏やかですが、実際に操縦していると、ふわーと操縦かんに手ごたえがなくなり、機首が真っ逆さまに地面に向いて、こわいぞ!

経済も失速は今年で終わり、来年からは、急上昇とはいわず、穏やかな空を緩やかに上昇、みたいになればいいですね。

ではでは。。。

Posted by 猫機長