まず収入と支出とは何かを知ること その2

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まず収入と支出とは何かを知ること その2

▽己を知れば百戦危うからず(後編)

さて、前回では「不労所得」という経済的自由への鍵が実は誰にも隠しだてのされていない公然の事実として存在しているということを書きました。

不労所得の種類(普通の人でも手にできるもの)を再確認すると

‐投資の金利。株の配当。リートの配当。

‐不動産からの家賃収入。

(ほかにも「知識や情報を収入に変える」もある)

がありますが、「人口オーナスの日本では、持ち家は資産から負債に転落か(1.8)」という恐れもあり、メインは「金利・配当」になると考えます。

だったらどんどん投資し、株を買おう!となりますが、その株がブルーチップなのか、高配当なのか、などと技術用語を出すまえに

買うにはお金がいります。どんどん投資するお金を持っている人がいれば、すぐミリオネア(富裕層)になれます(1.9)

という身もふたもない現実があり。

もちろん退職金を全額株に、というような自殺行為はやめましょう。「無理のない範囲の資金からこつこつはじめて、給料を超える不労所得を叩きだす資産のポートフォリオを作り上げる」ことを目指しましょう。鉄の意志(3.1)があればそれは可能です。

無理のない範囲の資金からこつこつ、というのはどうやればよいのでしょうか。

競馬やパチンコに行くはずだったお金を、投資に回します。

少額でも投資できるもので始めます。日本のようなインフレ実質ゼロの国では、現金で持っていても目減りはしないも同然なので、初心の段階ではリターンとかにこだわらず、とにかく貯蓄!からはじめましょう。つまり「ゆうちょ」で十分ですが、でも「ゆうちょの半年複利(1.9)」などの工夫をしてみましょう。

そして、ゆうちょを預ける口座は、給料の振り込まれる口座とは別にするのです。ええー、毎月の振り替えがめんどうだし、手数料が。。。とかしりごみするかもしれませんが、それは給料だけに依存している証拠。給料の振り込まれる口座をお金のダムと考え、このダムが干上がっても(クビになっても)別に非常用貯水池(3.8)これがいまのところの「ゆうちょ」)があり、毎月この非常用貯水池に振り替えるだけ安心(この場合安全と同義語(3.8))ということに気づき、喜々として振り替えを行うようになれば本物です。いつか「非常用貯水池」が巨大になり、銀行のほうから「振り替え料金はタダにしますから「ダム」を閉鎖しないでください」とお願いが来るようになります(1.10)。

非常用貯水池を作ることができたら「水位向上」を目指しましょう。同時に、貯金するだけでなく、水位(元本)に応じた金利・配当が得られる投資を探しましょう。

この段階が一番センシブルだと思います。へたなハイリスク投資に手を出して失敗するとか、あるいは安全すぎてぜんぜんリターンがもらえず「投資なんてむだだ、労働に精を出そう」などいずれも致命的なミスを犯す可能性があるからです。でもしっかりと投資に関する自己啓発をおこたらず(SpiritualS.1.2.、信頼できる投資を見つけることができたなら、投資のリターンが給料を超え、不労所得だけで生活できる日が必ずやってきます。

インターネットは成功者の足あといっぱい。悪質なセールスには気を付けよう

別に労働が悪とはいっていません。不労所得で生活できるようになれば、理不尽な勤め先なんてさっさとやめて、「本物の労働(3.11)」を選ぶことができるようになると言いたいのです。

さて、ここでのキーポイントは、「信頼できる投資」「不労所得が労働所得を超える」であり。アーリーリタイアに挫折し「死ぬまで労働だ」になってしまう人たちは、この二つをクリアできないことが原因になっているのです。

そこで、「信頼できる投資」を見つけて「不労所得が労働所得を超える」ためにはどうすればいいのでしょうか。

ひとことで説明することは不可能(3.1)です。なので、本当に理解したい人は、すみませんがこのホームページの経済コンテンツをまなく、そして スピリチュアルや飛行機操縦も含めて読んでいただくようお願いします。ただ、速攻で要点だけでも理解したいし、その理解は全体の理解のポイントにもなるので、ちょっと先走ってこのホームページのコアポイントを列挙してみます。

◎インカムゲインを目指せ

◎複利の威力を知れ。複利も粉砕する投資規模の恐ろしさを知れ。

◎現実世界の産業とリンクすること。現実世界の多数の分野(アパレル、レストラン、書店他)の成長に乗り、衰退があっても防衛できる分散投資を行うこと。

◎分散投資は、多数の分野に別々に投資し、どれも管理しきれないようなバカな分散はしない。一つの分野なのに、多数の分野に投資しているという投資を見つける。

◎個人ではコントロールできない経済サイクルを知り、これに乗ること。日本の長期トレンドはとても有望とは言えない。ではどうするのか?

などのポイントをクリアしていく必要があります。これらのポイントについての対応法はすべてぼくのホームページに入っていますが、安易にリンクで飛べるようにすると頭ではわかったようでも本当に身につけることができないSpiritualS.10.ため、あえてリンクしません。このホームページをじっくり読んでいくうえで、ああこうだったのか、となっとくいただくことを望んでいます。

さて、投資のためには、どれだけのお金が毎月投資に使えるかを知る必要があり。前回は支出のことを書いたので、今回は収入と支出がどう絡み合って「利益または負債」を生み出すかを提示します。現実的な一例として下の表をご覧ください。数字は30をかけるとだいたい円相当の金額になります。

月当たり貸借対照表(収入・支出のみ)の例
収入 支出
リート配当 13200

国債等金利 5000

月給(手取り)7000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

計25200

毎日のお小遣い(食費込)

週日20X5日X5週間=500

土日50X2日X5週間=500

交際費(とお小遣い補充) 700

ガソリン代300X5週間=1500

 

(人によっていろいろ)1300

ゴルフクラブ会員代?

子供の教育費?

 

住居共益費 450

電気代 50

インターネット・電話 600

 

健康保険 700

計6300

非経常支出

車両2台の車検 400

 

(人によっていろいろ)3000

もろもろの保険(・・?

 

住居にかかる税金1000

所得税 7000

計11400(1年に1回)

差引残高(これが投資に回せるお金です)

通常の残高          19200

非経常支出を全額考慮した場合  7800

 

この表でわかることは

‐収入が通常の支出の4倍に達しており、非経常支出があった月でも再投資に回せる金額(余裕)があり、ぱっと見はいい感じ。

‐でも収入の三分の一近くが労働収入(給料)だ!この金額をいかに不労所得で代替してゆき、アーリーリタイヤに持ってゆくか?が課題。

となります。

この表で見る通り、労働所得だけだったら冷や汗ですね。。。。

というわけでみなさんも同様な表で、どれだけお金が毎月あまるかを確認してみてください。ではまた、ちゃんちゃん。

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