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成功法則:シュリーマンと学者たちのお話

*このお話は、最近よくある、すれからしなシュリーマン批判以前の「子供のころからトロイ発掘を熱望していた説」を素直に起点としているので、お断りしておきます。

日本では幕末から明治維新の時代、シュリーマンという、とある資本家が活躍しました。

立身出世伝の常というか、シュリーマンも子供のころとても貧しく。「ぐおおおー絶対逆境をはねかえしてやるぞー」というすさまじいルサンチマン的なパワーで大金持ちになりました。

ただ、シュリーマンのお話はとても夢があり。事業家が目的でもなかったという、ちょっとへんな成功のしかただった。

スタートはやっぱり「父との誓い」。「巨人の星」を地でいっています。

ただ、シュリーマンの場合「大事業家になってやるぞー」というのを誓ったのではなく。貧乏も嫌だけど、そんなことより「トロイアの遺跡を発掘してやるぞー」という誓いでした。

なんだそりゃ?

純真な少年時代のシュリーマン。お父さんから「イリアス」というおとぎ話を聞かされ。「ぐおおおートロイの木馬スゲー」と感動に震えて、友達などに話しまくったところ、

「ばっかだなーそんなの作り話じゃん。脳みそ足らねーんじゃねーの。ぎゃははは」

といじられまくってしまったのでした。

しかし、そんなことではくじけないシュリーマン少年。「トロイアあります!」と、思い込んだらいばらの道をどんと走り始めたのでした。

歴史の探求に大きな貢献を残したシュリーマン

ここで、シュリーマンの生涯における最初かつ最大の勝利というべき、「明確な目標(トロイアの存在証明)をぶちたてる」ことができたのでした。

その裏付けとなったのが「おとぎ話ながら、その信ぴょう性を見抜き、周囲の圧力を意に介さず行動に移す」という判断力と行動力でした。この辺が単なる精神病の人と天才(これも精神的にはちょっと、ですが)を分ける分水嶺ですね。。。

余談ですが、太平洋戦争時、アメリカは「AFは水が不足している」という日本の電報をキャッチしてこれを的確に判断、対応実行し、ミッドウエー海戦という歴史的転換点で勝利した、というのがあります。

この電文から米軍諜報が「AFとはミッドウエーの符牒である」と判断したように、「イリアス」から「トロイア実在の符牒」を読み取ってしまうのがシュリーマン少年のすごいところですね。ううむこじつけすぎかな。。。。

さて、シュリーマンは少年・青年期にかけて怒涛の進撃を開始し。

いざ、ギリシアの遺跡発掘に出発、ではなくて、オランダに行ったり、アメリカやロシア相手に商売をしたりしたのでした。ははは

「遠回りにみえるが、まずは貧乏脱出だ!」

彼の場合は単なる経済的自由を超えた 、「トロイア発掘のためなら無尽蔵に使える経済資金」をためるという壮大な目標にむかって出発したのでした。

最初は小売店の見習い、次は貿易会社と修行を続け。英語、ロシア語、フランス語といった語学力や、なによりも信用を築いて事業家としての大成功の基礎を作ったらしい。

これがシュリーマン第2の勝利。経済的自由獲得(というか大資本の形成)に向けた道筋を見事作り上げることに成功。

ちなみに、この時代のシュリーマンは、同僚から見て「信じられないほどハードワークしていた」そうで、単に「よく働くねー」を超えた「鬼気迫る」ものだったそうです。でも、本人自身は「トロイアあります!」の夢に向かって喜々としていたらしい。

最初は社畜の奴隷労働でも人間離れした奴隷労働で種銭を作って社畜の境遇から脱出し。独立後は「あらゆる仕事を行った」そうです。

あらゆるってどんなの?懲役になるような行為をしていないかったことを祈ります。ははは

塀の内側には落ちなかった仕事として、ゴールドラッシュのアメリカ向けに、シュリーマン自身は金採掘には手を出さずに、採掘用の機械?を売りさばいて大もうけ。そして、クリミア戦争で猫の手も借りたいロシア向けに、自分は参戦しないで、武器を売りさばいてこれも大もうけしました。ううむ、893の人がヤクを売りさばいて、でも決して自分は商品に手を出さないのとおなじだな。。。(手を出す人もいることはいますが。ははは)

クリミア戦争

ともあれ、上記で書いた「第2の勝利」の戦利品である莫大な資産を手に入れることができたのでした。

ついに「トロイアあります!」の最終目標に向け進撃を開始したシュリーマン。

ところが、トロイア発見・発掘のやり方について、世間の識者、学者から「ぎゃはは何やってんの?」と爆笑の渦になってしまったのでした。大資本家ではあっても学者ではないシュリーマンは、発掘場所の選定や発掘方法、考古学にのっとった歴史の探り方など、無手勝流・自己流になってしまい。

しかしどんどん成果を出し始めたため、識者から見れば憎らしいことこのうえなく。

こうして総スカンされ、ボコられまくったシュリーマンですが、ぜんぜんこたえず。

ここでシュリーマン第3そして最後の大勝利を確定します。すなわち「セクター、学閥、体制側の作った常識、しきたりに屈せず、現体制にとって都合の良い常識の中では達成できなかった成果を、真に実利的な方法を駆使して達成した」。

例えば、武士の世界でも、源平合戦のころは武士というセクターで守るべき常識、しきたりがあり。まず両軍が正々堂々向かい合って「雁股の鏑矢」を放つことで開戦の意思表示をし、そのうえで、いざ、となっていたのですが、源義経さんは「いきなり敵の背後から断崖を駆け下りて不意打ちを食わせた」「民家に火を放ち、混乱する敵をやっぱり後ろから襲った」など、規則破りの連続で大勝利しました。

義経さんの場合は、卑怯じゃね?やりすぎると「第三国人」になってしまうぞ!と疑問になったりするのですが、シュリーマンの場合は、権威側の地位を安泰とするためにしか作用しない不毛なしきたりや常識をぶち破った、と理解しています。研究という日常を継続するのための研究ではなく、トロイア遺跡の発掘という成果を獲得するための研究をつらぬいた結果、願望実現したのでした。

シュリーマンが遺跡発掘を行う過程で、初心者的なずさんさで「遺跡をこわしちゃったー」というのがありますが、これは考古学上の大発見がまさにされなんとする現場を遠くからほっぽっておき、この発見の支援をしない体制側(機関、権威)にも問題があったのではないでしょうか。

ちなみに「ガン利権」という言葉があり。軍産複合体が「ソ連、中国、ISIS、北朝鮮」という敵なしに存在しえないのと同じに、「ガン利権」も「ガンという不治の病」が存在しないと困るため、ガンを治癒してしまう治療法が発見されることを渋っている、ということはないのでしょうか。

ここまで書くと、ぼくが小保方さん擁護派であることがバレてしまいますが、「コピペだ!盗作だ!」と叫ぶ前に、「STAPが本当にガンを直すことができるの?」「できないなら何で?」「じゃあどうしたら治るようになるの?」という議論がもっとあってほしいと思います。ガンにかかった人から見れば「割烹着をきたお姉さんがウソをついたとかつかなかった」より「とにかくガンの治る薬が欲しい」からです。要するに処罰、首切りで終わってしまって、その後どうなったか?ただ、STAP系列の新薬がアメリカで著作権申請というような話はちらほら聞いており、実現を願っています。

ながくなりました。STAPのお話は余計だったかもしれません。一方、成功する人がなぜ成功するのか、シュリーマンさんの一例が僕の経験(といっても本当にささやかな不労所得の獲得程度ですが)からみてもとても参考になると思いまして投稿しました。皆さんにも何らかのご参考となれば大変幸いです。

トロイア遺跡

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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緊急事態宣言再び:「誤った戦時医療」からの脱出

2021年に至り、コロナ禍はますます猛威を振るっています。

GOTO政策とか、経済政策優先をしたために、かえって医療崩壊に近づいてしまい。看護師さんの大量離職など、これまで最前線に立っていた医療部門の人々でさえも耐えきれ無い状況になっています。

ドクターハッシー:https://www.youtube.com/watch?v=b4DHp3DjaO4

そして夜の街のいろいろなお店のみならず、普通の飲食店や自営業の人々たちも営業ができなくなってしまい、ますます困窮してしまっています。

コロナ禍以前から、ネットカフェ難民になっていた日雇い労働の人たちに至っては、文字通り路上での物乞い生活になってしまった人も多数。

これら大量の困窮者や、お客さんがいなくなり営業できなくなった多数の自営業の人たちは、どうやって生活していったらいいのでしょうか。

結論から言えば、技術的にはこうした人々を、コロナ禍の収束(つまり、コロナが弱毒化して「風邪程度に弱くなる」日が来る)まで持続的に救済することは可能です。

救済策のキーワードとして「戦時医療(命が安すぎる)」という言葉があります。

そして、日本政府が取るべき方策は「誤った戦時医療の方針を軌道修正する」ことです。

そもそも「戦時医療」ってなに?

航空母艦の例で説明します。

とある空母が、爆撃を受けてしまったとします。

幸い甲板はダメージを受けませんでしたが、甲板に多数いた整備員が重傷を負い、飛行士数名が軽症を負いました。

平時であれば

①重症者の手当をまず優先し、

②その後、軽症者の手当

となりますが、戦時医療では

①まず飛行士を手当てし、艦載機を一刻も早く発艦できるようにする

②重症となり甲板に転がってうめいている整備員は、元気な者がモップなどで海に掃き落とし、ともかく甲板に艦載機が発艦可能なスペースを作る

となってしまうのです。

ここまで読めばお分かりと思いますが、コロナ禍で日本政府がやってきたのが

①GOTOなどで経済を一刻も早く回したい

②医療従事者は、経済優先で爆発した感染者のうごめく医療崩壊の海に掃き落とす

だったのです。

発艦が遅れた「魔の5分間」で空母三隻喪失の実例もあり、

戦時の空母では、離着艦がなにより優先となる

さらに言えば、コロナ禍以前でも、ネットカフェ難民やニートなど救済措置を取らなかったこと自体が「誤った戦時医療」をやっていたということで、今回のコロナ禍は、もしかしたら、神様が「日本という国はとても豊かなのに、戦争中の国のような戦時医療(弱者切り捨て)をいつまでもやめない。こんなでは国そのものを滅ぼしてしまえ」という「神の罰」を発動させたのかもしれません。

いまや日本は医療崩壊、経済崩壊の緊急事態に入っています。

従って「戦時医療」は有無を言わせない現実としてのしかかっています。

では、貧困女性、路上生活者、立ちいかなくなった自営業の人たちを「絶望の海に掃き落とす」ことで解決できるのでしょうか。いえいえこれこそ「コロナ禍以前から神様を怒らせるくらい政府がやってきた過ち」であり、この期におよんで政府が態度を変えないならば、本当に神罰が下ることになるでしょう。

では、何を「掃き落とせば」いいのでしょうか。

技術的には簡単です。

「政治家の給料を議員等のふところから掃きおとし、弱者救済に回せばいいのです」。

数字で説明します。

国会議員は、2020年に710名となっています。

国会議員の給料、そして主要な手当は、次の通りとなっています。詳しくはhttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/44609?imp=0

をご覧ください。(ざっくりした年間所得です)

①基本給与として2100万円を受け取っている。

②「文書通信交通滞在費」1200万円が支給される。

③「公設秘書3人分の給与」として、2500万円。

④「立法事務費」780万円

⑤その他700万~1000万円が議員個人に渡る

総額は7280万円。すごいな

ここで、⑤についてはなんのことかあまりわからないし、③④も雇用等に関わるということで差し引いた①+②=3300万円を救済金としてあてることとします(それでも政治家のふところには3980万円残る)

①+②=3,300万円X710人=2,343,000万円÷12か月=195,250万円=19.5億円

つまり、1か月あたり19.5億円が救済資金として計上できます。

上記は国会議員のみ。地方議員の場合、都道府県で格差があるが、平均は1000万円+アルファとのこと(出展はこちら:https://financial-field.com/income/entry-128334)

そして人数は、都道府県議会議員2,668人+市区町村議会議員29,762人、計34,230人として算定すると、

1000万X34,230=34,230,000万円÷12か月=2,852,500万円=285億円となります。でも、村会議員なんてそもそもの給料も少ないし、議員さんたちの生活もあるので、実際配れるのはこの半分くらいか?つまりは142.5億円

ちょっとどんぶりだけれど、上の19.5億円と足せば162億円になります。日本の人口を1.3億とすると、1人当たり124円が配布可能となります。

ここまで読んだ皆さんで、これってベーシックインカムのことでは?と気が付いた人がいると思います。

はいその通りです。税金として徴収された金額のうち、政治家への給与となる部分の一部を、ベーシックインカムとして国民全員(政治家も含んでいますよ)へ再分配するということです。

124円じゃどうしようもないですねえ、と切って捨ててしまうか、あるいは、124円だけでも国民全員に配れるぞ!と考えるか。ぼくとしては、こうした選択肢がありうるという一つの希望として、前向きに考えたいと思っています。

もちろん、この計算はものすごくどんぶり勘定です。そして、単にベーシックインカムによる再分配を提示しただけなので、看護師さんはじめとする医療部門の人たちへの技術面・物資面・資金面・体制面での支援や、また、ロックダウンが2年3年と続いた場合の経済力維持など多数の課題が残っています。

でも、これまでのように「アクセルとブレーキを同時に踏む」ようなことをやっていたら日本は本当にほろびてしまうぞ!という危機感から、書かせていただきました。

出展:https://note.com/hyamaguchi/n/n0c60c7292ec3

ちなみに、経済減速を恐れて戒厳策を取らなった国の代表にスウェーデンがありますが、遂に180度方針転換しました。ようつべなど見ていると「やーいやっぱりだめだった」みたいな意見があったりしますが、けなすのではなく、北欧の先進国がどのように戒厳下で、国民の健康を犠牲にしないで経済を守るのかという世界へのお手本をこれから見せてくれることを期待します。

ベーシックインカムは、ほんらい支出に見合った国家経済力がないとうまくいかないとは思いますが、まさに「戦時医療」で上記の対処を考えました。一方で、コロナ蔓延のロックダウンでも、テレワーク等でオフィスワーク・都市機能は十分維持可能だし、農業においては大規模農業はもともと3密はなし、小規模農家や、飲食業が機械化やデリバリー強化などで復活してくれば、その時はAIによって強化された生産性による利益が政治家の給料を代替し、意外に早く恒常的なベーシックインカムが来るかも?とくに、日本のようなネットカフェ難民・貧困女子など要するに先進国なのに社会的弱者が多数の国には、なるべく早く来てほしいと願っています。

空調完備の巨大トラクターではるかな地平線を見ながら

作業する人。3密とは無縁の世界もあるのです

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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「風の時代」のスタート。仕事とお金はどう変わる?

2020年の12月22日より、西洋占星術による判断では「風の時代」がスタートしたそうです。

220年に一度の大変動として、これまでの常識が一変する新たな時代になったらしい。アストロロジーという古代からのビッグデータに基づいた先人の知恵が「もう後戻りできない大変動が始ってしまったのですよ」という見解を示したことになります。

西洋占星術では、200年ぐらいで「火、土、風、水」と時代が変わってゆき。1800年頃から2020年までは「土の時代」だった。

「土の時代」の象徴は「物質主義」

物質、物理、科学優先の世の中だったということである。

その特色は

―目に見えるモノによって価値基準を決定した

―所有物や年収の金額などでランク付けがなされ、勝ち組と負け組が生まれてしまった。

―負け組になると衣食住にありつけることができなくなり、餓死などの危険が現実化してしまうため、人々は勝ち組になるため必死に闘争した。

―勝ち組のシンボル:巨大な邸宅(タワマン含む)、高級車、ブランド物のファッションなど。そしてこのシンボルを持つことができるのは地獄の競争を生き抜いたビジネスオーナー、医師や弁護士など。会社においては出世して高い地位につくことが生き残る前提となった。

―上下関係がこの時代のエッセンス。肩書や学歴、年功の序列、本人自身というより、どんな組織に所属しているかによって人間のランクが決定され、「その他大勢」は社畜の運命に。

と言ったところでしょうか。

要するに、「土の時代」は「権威による、恐怖を原動力とした強権的支配の時代」と言ってもいいかもしれん。

では、「風の時代」はどうなるか。

―上下関係は瓦解する。命令されて動く人間はいなくなり、人々はそれぞれの適性に沿って自ら生活を切り開く(すべての責任は自分にあることが前提になる)

―物質によるランク付け、社会的地位によるランク付けはなくなる。キャデラックもスバル360も個性が違うだけで同じく尊い自動車であり、どちらが高級かという概念そのものがなくなる。イケメン、美人という概念がなくなり「すべての個性は美しい」となる。

―貧困の恐怖によって統制され、いやいやながら生活のために強制的に働かされる、という人々はいなくなり、好きなことに没頭することで生活していく人々が増えてゆく。

つまり、「風の時代」は物質に束縛されずに、わくわく!を基礎に生きてく時代になる、ということらしい。

ふむふむそんなにバラ色なのか?

ハッピーではあるのですが、そこに行き付くまでに意識革命や技術革命が必須である。

で、それぞれ行ってみます。

1)意識の革命

労働しなければ生きていけない、から、労働するしないに関わらず、基本的人権(衣食住含む)は保証される。にみんなの常識が進化する必要がある。

「働かざる者食うべからず」という常識があるから、どんなブラック企業でもしがみつかざるを得なくなってしまうのです。

「風の時代」は、お金にしがみつく必要のなくなる時代ということらしい。

これは、お金が無くなる、ということではなく。お金は存在し続けますが、「お金が不足するために地獄の底に落とされることはなくなる」ということです。

そこに行き着く方法とは、これまでにない働き方が生まれたこと。そして労働由来でない所得が再発見されたこと。ユーチューバーとか、SNSとかE-コマース(TaobaoにWechatなど)、トークンエコノミー・代替通貨、ソーシャルレンディングに金融投資など、要するに既成のインフラ、会社組織、権威に頼らないでも個人同士のネットワークや市場で直接取引、契約、報酬のやり取りができるようになった。会社員でも、テレワークによって、会社という存在から物理的に分離されても、むしろ自宅で仕事することによってコスト削減かつ各社員がフラットな個人経営者として仕事ができることが明らかになった(ただし、各個人の自覚が前提であることはいうまでもなし。命令されないと何もできない、という人は消え去る運命にあります)。

つまり、今後テレワーク的な労働、配当などの不労所得、そして最後には、後に記載する技術革新で、人々はお金の心配から解放され、自分の情熱を傾けることのできるなにか(労働と報酬)を選んで仕事にできるようになるということですね。。。。

とういうわけで、

2)技術革新。

これは「AI世界征服」「ベーシックインカム」などの記事で書いたので、そこから抜粋、修正して記載します。

エッセンスは「生産手段として、AIの方が人間より優秀となる時がくる(シンギュラリティ)」。その時、いろいろ生みの苦しみはあっても、AIによる生産で得られた余剰利益によって、人々はベーシックインカムで生活できるようになる。

ちなみに、200年ごとに火→土→風→水と進化しているということは、昔にも風の時代があり、その当時(1186~1425年ごろ、鎌倉から室町時代)にはとくに風だからって目立った特徴ないじゃん、藤原さんから源さんに支配者が変わっただけで、お上(武家だろうが貴族だろうが同じ)にどやされる庶民の生活は土の時代と同じだよ?と思う人もいるでしょう。これは、同じ「風の時代」でも、その時代における人類の進化(物質・精神両方)に応じてそのあらわれ方が違ってくるためです。

つまり、火→土→風→水とくるくる回りながら、人類は螺旋状に進化してきたのであるが、いっぽう、ルネサンス以前の世界の進化度合いはものすごくゆっくりであり、実は火だろうが水だろうがあまり変わり映えはしなかった。

上からは、ぐるぐる回っているだけのように見えて、

しかしスプリングのように、らせん状に進化は続いている。

しかし、地理上の発見、産業革命そしてAIと続く近・現代史の怒涛の変革にあわせ、直近の「火→土→風」では、かなり劇的な変動が浮き彫りになっています。

労働とお金、について大航海時代(以前含む)から現在までを考察すると

◎火の時代(1500頃~1800頃):「貴族と奴隷」つまり人間の形をした家畜(奴隷、農奴など)が生産して貴族(教会、武士、絶対君主などなど)が管理するという世界だった。でも、家畜の維持管理は大変ということに気づきます。畜舎の維持もあれば飯も食わせにゃならんし、病気になったら薬も、と次から次へコストが絶えず。

◎土の時代(1800頃~2020年):そこで考え出されたのが「自由な労働者」です。どこへ住むのも働くのも自由。でも衣食住は労働者が自前で確保しなければならなくなり。一方「雇用主」は賃金だけ払えば生産施設の確保・維持向上だけですみます。この形態を可能にさせたのは産業革命などで生産性が上がり、労働者に自分の時間とお金を与える余裕ができたことが需要なファクターです。

◎風の時代(2021年~):自由な労働者、つまり社会保障が高額で投資(給料)当たりの生産性が低い人間より、従順、優秀で安いAIロボットがあれば、人間なんていらねーや!ということになり。人間にはお客として機能するように「ベーシックインカムでも食わせておけ!」となってゆく。要するに一種の所得再分配ですね。

2020年の今日「奴隷労働があったなんて信じられなーい!人間は自由に労働できる権利があるのに!」と言っている人々も、2040年ころには「労働しないと生活費が獲得できないなんて信じられなーい!人間にはだれでも飢え死にしない権利があるのに!」なんて言っているかもしれません。

ただし、何度も繰り返しますが、これは政府だのなんだのがあなたを養ってくれるということではないのです。あなたが、自分自身の意志、意見、希望をはっきり持って社畜・奴隷の境涯から自らを解き放ち(収入の川)、同じく自由な、自らの意志をもった(十牛図)人々と交流し、互いに学び、影響しあう中で、お金のことを気にせずに生きていける時代がすぐそこまできているぞ!ということなのだと思います。

ラファエロ「アテネの学堂」

ではでは。。。

Posted by 猫機長
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「2040年国民生活破壊計画」

「2040年国民生活破壊計画」

最近、年金破綻はますます顕在化し、その対処として、生涯現役だ!のアドバルーンがマスメディアや識者などのオピニオンリーダーから連呼される世情になっています。

一方で、8050問題、老々介護や、ハラスメントによる引きこもり、出社拒否、うつ病など、まだまだ若壮年人口なのに労働に従事できなくなってしまう人が続出。引きこもりの人は61万人を超え、さらにはミドル層も大量リストラと、生涯現役どころか文字通り路頭に迷う人も続出しています。

こうした矛盾が無視されている状況では、「生涯現役だー!」というスローガンの裏に、何かうさん臭いものが隠されているように疑ってしまいます。

なぜ日本の指導者たちはかたくなに「現役だ!現役でないのは非国民(抜苦与楽)だ!」と、これまでのデフレ経済当時から追い込んできた国民をさらに鞭打つような、出口のない労働に追い込んでいるのでしょうか。

日本より前から人口減少に悩んでいた欧州先進諸国では、外国からの労働者受け入れを行ってきました。ドイツやフランスが典型的。一方新世界の国々では建国時から人口が不足しており、カナダなど、昔から外国人を受け入れ同化することで成り立っている国もあります。

外国労働者を受け入れれば、もちろん摩擦や犯罪も起こります。「おはようラモン」という映画があり、メキシコから不法入国でドイツに出稼ぎを試みたラモン少年が、「アウスレンダーアウト!(外国人は出ていけ!)」の冷たい対応をする人、「乞食であったとしてもすべての人は平等な権利を持っている」と温かく支援してくれる人と交流しながら生活していく、という内容の映画がありますが、こういう混乱を受け入れて行こうというドイツは、ナチス時代に行った差別政策がもたらす災厄を誰よりも思い知ってるのだと思います。ちなみにフランスはもっとちゃっかりしていて、「外人部隊」というのに自国民がいやがる危険な軍務をおしつけちゃってます。ははは

おはようラモン。南米やヨーロッパで話題になりましたが、

なぜか日本語版を発見できませんでした。

本稿では、日本が外国人労働者を受け入れろ、ということは書きません。むしろ、技能実習生(研修生)だといいながら、実は3K労働でこき使われ、ろくに勉強もできないフィリピンや中国をはじめとした若者たちの待遇や、日本人自身も出社拒否、うつ病、引きこもりのない社会にすることが先決(在宅勤務)で、そこでやっと外国からの正規労働者を受け入れることができる土壌が生まれると思っています。

さて外国人は受け入れないことにしているらしい(技能実習生等はのぞく)日本の政府ですが、当たり前ながらそのままでは若年人口の減少と、労働人口減少による生産・利益の激減は避けられない。その対処が、社会保障(退職後の年金)はやめにして、本来は保障を受けられるはずの人々を逆に更なる労働で絞ってやろう。そんな政策が人道的であるない以前に、経済的にペイするのでしょうか。

こうした状況を実質的に傍観している官僚など日本の政策立案・実行者たちは、どこまで無能なんだ。。。。。と思いきや、実は一見無策に見えるこの対応が、日本の官僚の頭の良さを見事に暴き出しているのかもしれません。

キーワードは「2040年」、あるいは「2045年」。

つまり、2040年までこのまま持ちこたえれば、老年人口はそれこそ社会保障をもらえないまま全員過労死して消え去り、急激な非生産人口(被扶養人口)の上昇がストップし、(次に述べるシンギュラリティも作用しはじめ)社会保障が蓄積できる人口構成に回復する。だから、外国からの労働者の導入なんてしなくていい。今働いている成人は死ぬまで働け、耐えられないのは落ちこぼれて上等、電車でもなんでも飛び込んでしまえ。ほんとに足りない分は「技能実習生」で逃げ切ろう。

出展:https://zuuonline.com/archives/207610
というのが官僚の真意なのかもしれません。

2045年のほうは「シンギュラリティの年」といって、AIの知能が人間の知能を追いこすことになるらしい。でも追い越す追い越さないなんて官僚の視点からはどうでもよく、2040年から45年くらいには、機械が労働者の大部分にとって代わってくれる。つまり、生身の人間の労働者なんて大していなくても、企業当たりの利益、とどのつまりは税収が維持拡大できるので、年金含め政府の財布は安泰、という時代になるらしい。

つまり、人口構成の変動とAIによる効率化をすまえれば、今の世代のミドルそして退職できたはずの人たちが、死ぬまで働きさえすれば後は時間が自然に解決してくれる、だから官僚は何もしないのかもしれません。

「働けば自由になる」。ダッハウのユダヤ人強制収容所に表示された標語

さて、芸術家(画家、陶芸家、作家など)のように生涯現役が当たり前の人達もいますし、学校の先生だろうが工場でねじを締めまくっている人たちだろうが、本人が望めば生涯現役の権利はある。そういう意味で橘玲さんと言ったピニオンリーダーが「定年制度はおかしい!撤廃だ!」というのは同意しますが、一方で定年制度を選択制ではなく全面撤廃してしまうと、悠々自適したい人たちまで強制されて全員生涯現役になってしまうというかなりファッショ的な強権政策の国になってしまうと思います。

つまり、いつまで働くか、というのはあくまで国民個人個人の自由であって、本当の文明国であれば、それこそ憲法で保障されている基本的人権についてはたとえ働けなくなっても(働かなくなっても)保証されるべきである。これは、生活保障を受けている例えば貧困女子の人が申し訳ないなんて思う必要のない権利なのです。

堂々と主張すべき権利なのに「人様にご迷惑をかけてすみません」という解釈をするから「ご迷惑をかけないためにはどんなブラック企業でもよろこんで働きます」と、ブラック企業や抜け目のない官僚による「死ぬまで働け」という政策の餌食(洗脳)になってしまうのです。

もちろんこの文章を読んでいるみなさんや、投稿しているぼくの個人個人の力ではとても大規模な改革はできません。でも、「みんなも考えてみよう(学習雑誌のノリ)」。北朝鮮に比べれば天国のように自由で繁栄した日本。繁栄の基礎には、進駐軍(カースト)が教えてくれた資本主義があるのです。戦後高度成長時代の「うまくいった社会主義」つまり「終身雇用の年功序列」が崩れているいま、大本営発表の「死ぬまで働け」に唯々諾々と従ってしまう前に、主本主義の贈り物を活用して、会社や政府なんかに頼らず自分一人の力で生きてみようと思いませんか?

自分一人というのはすべて自給自足という意味ではありません。現在の人類は社会的分業(お金のある世界)なくして生きていけないためです。しかし、それは決して組織や「ムラ」の歯車として「働けど自由になれない、じっと手を見る」という「上司任せ、会社任せ、他人任せの奴隷(労働と報酬)的存在に甘んじる」ということではなく、自らの単独の力で堂々と社会的分業の一端を担うことができるぞ、という意味なのです。

それが資本主義の贈り物すなわち「金利と配当」です。つまり不労所得です。

このブログは、不労所得によるアーリーリタイアをお題としたホームページのスピンアウトなので、ぜひ経済コンテンツをご訪問していただければ幸いです。このHPの情報を活用することで、皆さんの経済的な自由を確立することの一助になれば大変幸いです。

2020年8月6日追記。世界に広がるコロナ禍により、外国人の受け入れについて、防疫がますます重要になりました。考え方として、次の2つに大別できると考えます。

①感染防止のため、入国拒否。まあほとんどの人がこう考えると思います。

②入国希望者に検査、隔離を行い、陽性の人は帰国。陰性になった人に2週間の隔離を行ったうえでガンガン働いてもらい、移民の人も日本も助かるよう措置をとる。

ちなみに、1908年からブラジルは「貧困」という恐ろしいウイルスにおかされた日本人たちを受け入れ、日本人たちはガンガン働いた結果、移民自身も、ブラジルも成功・発展しました。というわけで、日本が②の選択ができるような本物の先進国になることを願っています。

Posted by 猫機長
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航空整備に生きるルネサンス美術の技法

航空整備に生きるルネサンス美術の技法

まず、ここでの美術ですが、西洋美術、特に絵画のことを差します。時期的にはルネサンスごろ、つまり人間が世界の中心になってから以後の芸術に焦点を当てます。

東方貿易などでイタリア諸市が勃興してくると、大商人が芸術を仕切るようになり。メディチ家などが有名で、パトロンとして多数の芸術家を育成しました。

西洋美術の特徴を一言でいうと「報道写真」。写真がない時代だったので、絵画がその役割を果たしていました。もともとはキリストや天使とか「聖書の世界の報道写真」だったのですが、ルネサンスになると、パトロンとなる豪商の肖像画とかの広報が加わります。聖書やギリシア神話なども題材にされていますが、表現されている神話の英雄は、メディチ家のだれかさんそっくり(実はそのもの)になっていた、みたいな傾向あり。これが時代が下って新古典主義になると、ナポレオンの肖像みたいに、そのものずばりの「プロパガンダ」が現れます。

ボッティチェリの「東方三博士の礼拝」。メディチ家の新旧当主などが三博士など主要人物になっています。「メディチ家は神に近い存在」というメッセージもあるらしい。

ナポレオンになると一気に世俗的なプロパガンダに。もっと背が低く、ロバに乗っていたという本物とは似ても似つかない、美化された「報道写真」らしい。

つまり、芸術とは、パトロンの意志を絵画等の形で目に見えるようにする作業の成果品ということであり。

そのため、パトロンは画家と細かな点まで打ち合わせて契約を結んだそうな。例えば、

◎題材は聖書の人物。でもその人物はパトロンとその一族を暗示するような描写にする。そして、威厳だのカッコ良さだのをパトロン好みに出すこと(パトロンによって「炎のような情熱を表すこと。カラ元気でもいい」とか「穏やかな、なにげに自然なのにしてほしい」などなど)。

◎そのためには、青絵の具はその辺のスーパーに売ってるやつじゃなくて、シルクロードから持ってきたコバルトを使うこと。赤は。。。。。などなど原料・材料も精密に検討。

◎高価な材料を使うだけに、その使用する分量なども細かく計算した。

こうした細かな取り決めを画家(というより画家の所属する工房)とパトロンの間で、公証人まで入れた契約書にして署名した。

この辺を見事に説明したすごいマンガあり。「レオナルド・ダ・ヴィンチの師匠」(出展:https://www.sukima.me/bv/t/BT0000724131/v/1/s/2/p/4(外部リンクです))

3ページだけ抜粋。

①絵具など綿密に計算されていた

②芸術とは、公証人まで入れた「成果品作成・提出」の契約だった

③芸術が目指していたもの。

この時代では呼び方は芸術家ではあっても、実は「報道写真を作成する職人」という位置づけであり。作成される絵画も、実は芸術作品というより、事前に取り決めあられた契約条項のとおり、パトロンが提示したスペックをすべて満たした手工業製品、だったりします。(なんていうとダビンチさんは「芸術だ!工芸じゃないぞ!」なんて怒るかもしれませんが。ははは)

ここで、飛行機のエンジンとの接点が出てきます。

飛行時間500時間を超え、いつも修理している工場の「炎のエンジン職人のおっちゃん」に完全オーバーホールしてもらいました。

左が真っ二つに分割したエンジンブロック。その後2週間、右のように組上がりました。

左写真の小さな継ぎ手から、右の電気配線、燃料や潤滑油のホース、導管など、オーバーホールでやるべき項目そして部品などのスペックは細かく決まっており、そのすべてを満たした製品が再び組みあがったエンジン、ということになります。

文書としての契約書はこの場合不要です。スペックを全て満たしていないと、エンジンは止まり、死にます。

シリンダー、バルブ等ひとつひとつ摩耗状況が違い。細心の研磨などで均整を取ってゆきます。ちなみに、新品であればよいかというとそうでもなく。やはり微妙なバラツキや、それほど大量生産されるものでもなく品質保証も甘いので、不良品に当たり、返品・交換に大いに苦労するなどがあるらしい。

というわけで、おっちゃんは

◎相当使い込んで、クランク等の摩耗が限界に近付いているけれども、有効限度内なので、適正な油圧システムを維持して「炎のような強烈な上昇と、穏やかな水平飛行ができるエンジンにする」という、パトロンじゃなかったクライアント(つまりぼく)の好み、というより必須条件として提示したわがままな要求にこたえ、

◎そのためには、国産品で堪えうる継ぎ手などは現地調達し、キャブレターのブイなどオーストリアの純正品でないとダメなものは取り寄せる、など判断し。

その結果、組上がったエンジンでテスト飛行した結果

「あれれ、油圧計の針が一定しないでぶれちゃってるよ?」という結果に。

さて、ここからがおっちゃんの本領発揮です。

本当は、クランクシャフトを取り換えたかったのですが「新しいエンジンを買うより高くなっちゃうぞ」というのがあり(輸入税や、輸送料、そして為替差損などがのしかかるため)。おっちゃんいわく、「交換しない。今のままで新品以上のエンジンパワーを引き出してやる」となり。摩耗状況はもちろん規定範囲内だったのですが、ピストン、バルブ、ヘッドなど、空気取り入れ口のすぐ後ろで冷気の当たる1番、3番ピストンと、暖まった空気しか行かない2番、4番では摩耗状況も違うため、潤滑油がこれら全ピストンに過不足なく回るために最適な油圧を設定する必要が生じました。

つまり、油圧ポンプの設定で、圧力が高すぎれば摩耗の少ない、つまり部品間のスペースが狭い部分で油圧が高くなりすぎ、オイル漏れそして焼き付きに綱がり。逆に低すぎると、摩耗して部品間のスペースがひろがっちゃっているところで油圧が足らず焼き付いちゃう!というのがあるため、おっちゃんは少しづつエンジンを回しながらオーバーホールの足りない部分は旋盤などで修正し(あるいは専門の旋盤工へもってゆき)、おっちゃんでしかできない均整の取れたエンジンを作り上げたのでした。

まさに「受胎告知」の絵が、お題は同じでも画家により出来栄えが違うように、エンジン整備も、仕様は同じでも出来栄えは違うということである。これがダメな画家じゃなかった職人だと、均整どころがエンジンをダメにしちゃうのですが、おっちゃんのばあいアンジェリコないしダヴィンチ級に仕上げるから大したものです。

ダヴィンチの受胎告知

お題は同じ「受胎告知」。フラ・アンジェリコのバージョン

ただ、今回は油圧がふらついちゃう、というのがあったので、おっちゃんは追加の謝金も取らず、試験飛行で指摘された点を修正すべく3度4度とエンジン調整を行い。

油圧計。取り換え前

回転計の時と同じく、計器そのものがヘタレかかっていたので交換。ところが油圧センサーとの相性が悪く、センサーも交換となりました。こう書くとあっさりしていますが、おっちゃんは予備で複数持っているセンサーや計器を付け替えひっかえ、ついに修正にいたるというかなり苦難の道のりでした。

でも、これでエンジン自体は問題ないと立証できたので一安心。

油圧計を変えてテスト飛行。油圧が僅かに低めですが、ラジエターの水温、水圧、油温、シリンダヘッドなど、他のすべての計器がばっちり緑色域に入っているので、エンジン自体は快調であることがわかります。

オーバーホール前は、滑走開始からエアボーンまでちょっと時間がかかるな、だったのですが、おっちゃんの手にかかり、アイドリングはぴたりと1600回転、全開にすると5300回転に行っちゃう!ので、スロットルを全開から指幅半分くらい残した感じで5200回転に抑え、それでもあっという間に離陸、上昇するようになりました。(その後プロペラを調整して全開で5150回転に整備しました。でもこれは後日談)

おっちゃんに電話

「おっちゃんにかかると、このエンジンは古くなるほどパワーアップだ!すごいぞ!」

実はこのほかにキャブの調整もあったのですが、それは別記事にさせていただきます。

ではでは。。。

乾季のブラジリア

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あなたの給料をおびやかす?シンギュラリティのお話

あなたの給料をおびやかす?シンギュラリティのお話

「技術的特異点」とも言います。現在の人工知能が人間の知能を超える転換点のこと。AI関係の進歩は目ざましく、半導体の世界では、半年から2年のサイクルでコンピュータの性能は2倍になるらしい(ムーアの法則)。でもって人間の知能を超えるのが2045年となるらしい。この転換点を、シンギュラリティというそうです。

昔むかしのコンピューター「メインフレーム」。ぼくもインターン時代いじったことあり、磁気

テープがロールから「ぐににに」とほぐれてしまい、泣きました(80年代後半のお話し)

こういう話をすると「そんなのウソだよ、AIは意識を持つことはないからだ」という人がいます。

まさにこの辺がポイント。つまり、AIは人間がプログラムした作業を忠実に行う器械であって、単純作業の反復、ルーチンをより早くこなす、という意味では人間を超えているが、それは作業能力であり、自ら思索・思考できる人間の知能(精神と知能)を脅かすものではない、という意見ですね。

では、AIは意識を持つことはないのでしょうか。

意識の根源は「考える力」です。

パスカルが言う通り「人間は考える葦である」。コンピュータのみならず、人間とその他すべてを分け隔てるのが、「考える力」です。ゴリラや猫など、類人猿や人間と交流する能力のある動物はある程度知的能力も発達させていますが、三項能力の完全な獲得までに至っていません。

三項能力とは、

①自分の存在を知覚し、

②自分以外の存在を知覚し、

③自分以外の存在と自分との間の交流を行い、

④交流する相手の考えていることを推察して、その考えに対応したリアクションをする能力

です。

AIは自分という身体(からだ)がない電波だけの存在なので三項能力が成立しない。したがって思考を発達できないので人間を超えることはない、という理論です。

ふむふむ2020年現在のAIはそんなかんじですねえ。

例えばコンピュータでネットショッピングしてみます。

ユニクロみたいな衣料品店のサイトにはいって、目指す製品を探します。

常夏のブラジリアから真冬の成田空港に降り立った時、ユニクロの支店でヒートテックの「ももひき」
を売っており、凍死を逃れることができました。ユニクロのみなさんに感謝。
https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/men/

 

まずは

①「メンズ」をぽちっと押してみます。

すると②「ジャケット」「パンツ」などのオプションが出てくるので、「ジャケット」。

そしたら③「ドカジャン」「タンクジャケット」が出てきましたが、購入したい「A2フライトジャケット」はなかったので、何も買わずに離脱しました、なんてははは

つまり「事前にインプットされた選択肢の中から行動を選ぶ」というのが現在のAIの進化状況である。

ぼくも大学でプログラム理論かじりましたが、上記の操作がコンピュータ側でどう認識されるかというと

Select メンズ(上記①)

-IF メンズ Than goto ジャケット or  パンツ(上記②)

    -IF ジャケット Than gotoドカジャンor タンクジャケット(上記③)

       - IF ドカジャン Than goto ●●●

       - IF タンクジャケット Than goto  ×××

という感じ(Pascal言語の例です。うろ覚えなのでいい加減です)

つまり、人間がプログラムした「もし(IF)」メンズが選択されたら、「その時は(Than)」ドカジャン「あるいは(Or)」タンクジャケットの「いずれかを選択しろ(goto)」という想定を忠実になぞるのがコンピュータであり、想定外の対応はできません、というのが現時点での限界である。

たとえば、高見山みたいなおっさんが「メンズとレディーズのボタンだけで、トランスジェンダーのボタンがないから作って」と要求しても、現在のAIにはそういう能力はありません。白か黒か0か1かではない虹色の何か想定外の事象について、記憶・経験・感情も?などをもとに理解し、新たなオプションを創造して対応する、というのは今のところ人間固有の能力です。

きもいたとえをするな!と言わないでください。

本稿の重要な結論にからんでいるのです。(©文藝春秋)

では、AIと人間はずっと一線を画した状態でいられるかというと。。。。

特定範囲でのプロセッシングしかできない「特化型人工知能」はすでに時代遅れの「弱いAI」と呼ばれ始めており。ビッグデータの分析から、深層学習能力によって自分自身で自分のプログラムを改良し、0でも1でもないAI自身が「考え出した」独自の回答を引き出すところまですでに現実化しはじめているらしい。いわゆる「エクスポネンシャル(累乗的)」な進化によって、AIも思考能力そして意識を獲得しつつあるそうで、識者によっては自立性を持つ「汎用人工知能」、人間の脳と変わらないニューロンコンピュータすなわち「強いAI」が遠からず実現し、人間の脳にある情報を転送するなどで、肉体は死んでも意識はコンピュータで継続できるなんてSFちっくな世界が来るかもしれないそうです。

SFちっくはともあれ、シンギュラリティまでコンピューターが進化すれば、事実上知的労働であろうがAIは人間よりよっぽど優秀にできるようになり。その結果とても「生涯現役だ」なんて言ってられない大失業時代がやってくるであろうことは別記事で述べました。でもその恐慌を生き延びた人は、ベーシックインカムでかえって文化的な生活を送れるようになるかもしれん。

未来はあらゆる可能性に満ちています。将来AIが自己智(第1図)、意識や感情を獲得し、高見山(みたいなおっさん)が「スカートほしいの」なんて要求したとたん「ぎゃあああー!」バーン!なんて爆発しちゃうコンピュータが意外に早くあらわれるかもしれませんね。

ブルゾンちえみだったら、

「かわいいー!無料サービス!」とか。

(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1702/16/news149.htmlから加工しました)

ではでは。。。

 

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不動産投資の成功を決める立地。「味割の奥義」とは

不動産投資の成功を決める立地。「味割の奥義」とは

以前の記事で「失敗しない不動産投資」のためには「1に立地2に立地、3,4がなくて5が立地」と書きました。

一方、立地の良しあしを決めるのは「味割の術」だー!とかなり強引に終わってしまったので、今回で説明します。

「味割」は奥義なので、その前の「表の技」現代ふうに言えば表面に現れる一般的なポイントから入る必要があります。

これらのポイントを説明するテキストは、実は「不動産と立地」とぐぐればすぐに出てきます。こんな感じ

◎不動産投資は立地がすべてと言われる理由

◎不動産投資「失敗しない立地」を見極めるコツ

◎マンション経営は立地が9割

などなど。

そして、これらの見出しを持つ記事における「立地の構成要素」は

▽駅からの距離:徒歩X分以内。X+α分で家賃や元本価格はこう減少する、なんてグラフや数値を記載したサイトまであり。

▽商業等施設が近くにあること:これもスーパー、コンビニ、コインランドリー、薬局、学校、病院。。。。と果てしないリストが続き。また、刑務所などが近くにあると減点などこれも精密そのものの分析がなされているようです。

▽騒音がない。「閑静な住宅街が最高」ということでしょうか。いろいろなサイトで「治安の良さ」がここに含まれるようです。

あとひねったのには

▽女性受けのする地区は資産価値の高くなる物件がおおい。なぜなら、商業施設などおしゃれでサービスの良いのが集まり、地区そのものの価値が上がるからだ、

なんてのもあり。

これらはすべて事実です。

というわけで、「よーし上の条件すべてを満たしたタワーマンションを買って賃貸に回すぞー」とやってしまい、あわれ入居率が全然低い割にはメンテナンスコストばかりかかって、損害ばかりになりたたき売って損切り、なんてケースも少なからずあり。

あれれ、レファレンスとなるメディアがこぞって書いているポイントのとおりやったのに、なぜ失敗してしまうんだー!という人が後を絶たないと思います。

理由は実は簡単で「一般論をマニュアル通りになぞっているだけ」だからです。

一般論ですが重要・不可欠なポイントであり、これらが欠けては成功は遠のく、というのは紛れもない事実ではあるですが、単にこれらを表面的にクリアしているだけではだめですよ。その裏にさらに核心に触れる要素があり、これを満たさないとうまくいきませんよ、ということなのです。

核心に触れる要素、ということで、やっと奥義に入ることができました。

全てマニュアル通り、景観も治安も利便性も申し分ないタワマンに投資しても、入居者がすぐいなくなっちゃうだの、なぜ失敗するのか?「タワマンなんてこりごりだー」という元入居者に聞いてみましょう。

いわく:

景観:一日中眺めるものでもなし。すぐに慣れちゃった。景観なんてなくても生きていける。

利便性:駅前5分というのはよかった。でも、こないだの地震で停電してしまい。X階から階段で上り下り。地獄の体力訓練になっちゃった。パーテイールームとか、実は使いもしないのに共益費として莫大な出費がかかるものもあるんです。

スペックに出てこない欠点:それでも低い階に住んでいたから、階段はなんとかなった。でも、なぜか低い階の住人は高い階の人に差別されているんです。。。。。

などなど。特に「スペックに出てこない欠点」に注目してください。

一方、駅前、と言ってもひなびた路面電車の駅前にあるこれまたひなびた中華屋さんのお店の家主さん。20年来滞納知らずの大成功、といったケースを探ってみます。

いわく

うちの店子さんは、たいしてうまくもないぐったりしたラーメンしかない中華屋さんなんだけど、大将とおかみさんがなんかのほほーと気楽に適当に経営していて、そこに行く人は一見さんだろうが常連だろうがなんか居るだけで安心してしまい。なんか幸せだなーの雰囲気があるので思わず通っていたら20年の常連になっちゃた、と大家さん自ら店子さんのお客さんになっちゃったらしい。

これが奥義です。

つまり、失敗するのは、投資する側、賃貸をオファーする側の視点でしかアプローチができていないため、入居者同士で差別してギスギスするような物件を買ってしまうのです。

うまくいく物件の最大の要素は「住んだ人が幸せだなーとなるかどうか」です。ひなびた中華屋でも、そこにほわほわと人が集まり、家賃以上の利益が継続的に発生していれば20年でも30年でも継続して維持発展してゆくのです。

つまり、不動産投資の成否を決するのは、貸す側、オファーする側ではなく、借りる側、お客さんにあったのです。

お客さんのニーズを常時的確に満たす技術のことを「味割の術」と言います。料理人の世界の言葉で、お客さんの好みを一瞬で察知し、お客さんが幸せだなーとなる料理を出す技術のことです。

おいしいだけでは足りないのです。言い方を変えれば、たいしておいしくなくても(まずいのはだめ)、幸せだなーとお客さんが来てくれるようになればそれでよいのです。

ひなびた物件ですが、居住用に購入し、その後賃貸に回し、

最後は売却。資産1億の達成に貢献しました(分譲個室)

同じように賃貸マンション投資でも、表面だけ立地が良いように見えても、住む人が不幸を感じるような住居では借りる人がいなくなってしまいます。お化け屋敷じゃ住む人はいないけれど、多少ひなびていても、かえって安心だなー、と人が集まってくるような物件を見つける必要があるのです。

さて、「幸せ」という、つかみどころのない恐ろしい言葉が出てきてしまいました。幸せなんて人それぞれじゃないの?「住んだ人が幸せになる」なんてそんな物件はどうやって見つけたらいいんだー!

そうなのです。結局、幸福ってなんだ?という所に行き付いてしまうのです。

でも、ちゃんと「だれにでも通用する幸福の定義」を提示してくれている人たちがいます。姓名判断の学派の人たちです(浅野派、かと思ったら現在は樹門流という人たちが提唱しているようです)。

占い師なので、幸せになる、ならないを見極めるのが仕事。その基本の基本が「どんなお客さんにも通用する幸せの定義」で、

―健康

―お金

―愛情(友情や人間関係含む)

この3つということだそうです。

お客さんによっては「友達なんていらない、お金が欲しい」という人もいるらしく、そういう人生を歩む姓名を編み出して改名ないしは命名(赤ちゃん)を勧めるらしい。信じるかどうかはその人次第。

つまり、不動産投資で成功するためには、幸不幸とは何か、そしてそれを決する運命とは?という恐ろしく定性的なファクターについて考察する必要があるのですが、上記のとおりそういうことを専門にした学問がすでに存在しています。

すなわち西洋占星術であったり、紫微斗数であったり。

いかがわしい占い、ととらえるのではなく、幸不幸の解明・説明・定義、そして千差万別な人々の性格や資質を分析した恐るべきビッグデータとしてとらえるべきと理解(でもかえって占い師の人は嫌がるとらえ方かもしれません。ははは)。

そして、その解明・説明・分析手法は不動産の購入にも参考になると理解します。

でもこの話はまた別にします。とりあえずは料理人の「味割の術」についての記事を読んでいただき「お客さんのニーズを的確につかむ」不動産の投資のご参考にしていただければ、ということで今回終わりにします。

現物不動産やリートによるインカムゲインで飛行機用のハンガー(格納庫)

を購入。別荘としても使っています。

ではでは。。。

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失敗しない現物不動産の買い方

失敗しない現物不動産の買い方

不特定多数の人たちの共感を得、かつモンスタークレーマーの標的にならないためには、結局「選択と集中は重要ですが分散も必須です」とか「すべて正しいかもしれませんが正しくないかもしれませんので慎重にでも大胆に行動しましょう」的な結局毒にも薬にもならない内容の記事が多くなってしまいますが、MSNのホームページで、なかなか硬派なのを見つけたので紹介します。ネタバレはできませんので、詳しくは「ハーバー・ビジネス・オンライン 猛烈な勧誘の「ワンルーム投資」。不動産業者が教える「うまい話に乗る前に知っておくべきこと」」

で検索ください。

硬派の部分を意訳ですが要約すると

「ワンルームマンション投資への勧誘は不良物件をつかまされる罠というのはウソ。うまくいく物件もある」

となっており、うまくいくためのポイントを

「<初めてのワンルーム投資 要チェック事項>

●新築は絶対NG

●税金の還付を謳う物件は避ける

●6万円未満の物件は入居者の属性にこだわらない

●広告料は必要経費と割り切る

●仲介業者は慎重に選ぶ

●家賃の保証会社はつける」

としています。

これはぼくが不動産購入したときの経験から得た重要チェックポイントと重なるものあり。かつワンルームマンションに限らない投資用不動産購入全般に重要なポイントです。

ぼくの経験から若者のみなさんにお伝えできるのは。。。

1.新築か中古か。絶対新築NGとは言わないが、やはり中古でそこそこ繁盛(居住者がいる)している物件のほうが良い。「サラリーマン投資家向けの新築物件です」みたいな不特定多数への広報をやっている物件はよくよく検討しましょう(買うなとはいいませんが)。本当に需要がある物件は不動産屋さんもスパッとお金を払って不渡りを出さない(ローンだなんだと面倒なことを言わず現金やブラックカード(分散7b)でスパッと払う)優良なお客さんにこっそり売るものだからです。そしてそういう物件は、すでに存在しており利益が出ているのが見えている物件(ボコられている物件を探せ)が多かったりします。

サンタンデール・ブラックカード。不動産業者のほうでも、物件を買おうとしているあなたが本当にちゃんと
支払いしてくれるか疑心暗鬼なわけで。こういうカードを持っていると業者もとたんに親切になります。ははは

 

2.税金云々。紹介した記事の言う通り、税金を差し引く、という裏で実は収益が出ていない物件だった、というのではやばいです。すなわち、税金を払ってもちゃんと純益が残る物件かどうか、ということです。

3.入居者の属性:紹介した記事では家賃6万円を境にそれ以上のは属性の高い(高給・安定収入の)人に、という言い方ですが、ぼくとしては、リートと違い、現物不動産の場合どうせリーマンが個人で買えるような物件ではそうそう高級な(属性の高い人を借主にできるもの)は買えないので、家賃6万の物件を追いかけるより、家賃3万の物件2つを持っていたほうが空き室リスクも分散できて結局総額で利益が上がる(損害が下がる)。そして、安い物件で借主の属性にこだわらなくてよい、という記載には、とにかく立地のいいところの物件であればOK、と補足します。立地はどうやって見極めるの?は別記事(味割の術)をご参考。

4.広告料・仲介業者・家賃保証会社:これはいずれもリーマン(日曜)大家さんが自分でできる話ではなく、信頼できる業者(ボコられている物件を探せ)に一任するのが重要と理解。広告料については、宣伝にお金を割くより不動産屋さんの近くにある物件を購入したほうがよい。いくらインタネ等遠隔で操作できる情報装置が発達していても、借主候補者を物理的にいつでも物件へ案内できますよ、というのが意外と重要だったりします。

取り急ぎ以上が紹介記事への補足ですかねーなおリート(不動産信託)があり、いろいろ現物と比べ利点もあるので、ぼくは現物は居住用と別荘を1件づつ持っているだけで、もう1件の投資用分譲マンションは売ってリートにしちゃいました。

以前持っていた不動産(分譲アパート)。最初はいい感じで手取り月収2万の家賃
でしたが、不動産屋さんが遠方に引っ越してしまい、売却などに手間取ってしまいました。

 

結局現物不動産の鉄則は「1に立地2に立地、3,4がなくて5が立地」ですね。。。いい立地ってなに?としつこく聞いてくる人のために、しつこく「味割の奥義」をみきわめろ、と答えますが、もう一歩かみ砕いて「不動産は足を生やして動き回ることはできません。住む人が快適と感じる場所にあるかどうか」そして「住む人だけではなく、不動産屋が管理しやすい場所にあるかどうか」この二つが逃せないところとおもいます。

ではでは。。。。

 

Posted by 猫機長
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カルロスゴーン65歳。ビジネスオーナーの最後。

カルロスゴーン65歳。ビジネスオーナーの最後。

日産中興の祖(だった?)ゴーンさん。ブラジルに生まれ、ハイパーインフレ時代のミシュラン南米事業部立て直しに成功し、北米事業部のCEOを務めた後にルノーの上席社長へ華麗な転身。日産との提携により日本に乗り込み、日産のCEOに。日産リバイバルプランを発表し、大幅なリストラを断行。3年後には最終損益3414億円の黒字を達成し、トヨタの2835億円を追い越して日本いちいいいー!さらには三菱自動車の株式34%も購入するなど日本の自動車会を牛耳るドンになりました。

まさに「天下一大物伝」というか、「なれあい禁止・なあなあはダメ!絶対!」の欧米式のビジネスモデルを導入して日産のV字回復を可能とした稀代のビジネスオーナ―に。

で完結していればよかったのだけれど。。。

「金品商品取引法違反」で逮捕されちゃいました。自分の報酬を実際より少なく見せかけたという容疑がかけられ、さらには会社の資金を着服したという疑惑も発生したりして、保釈からさらに再逮捕になってしまい。マクロン大統領と安部さんの話し合いがあったか?再保釈された機会に見事日本を脱出しレバノンへ。大英雄として迎えられているらしい。

その脱出がまた傑作で、元グリーンベレー(米軍特殊部隊)のつわものの協力で「楽器の箱に隠れて」出国したそうな。

The Asahi Shimbunコレクションより

さて、世界有数の大企業を渡り歩き、報酬もはんぱなかったはずなのに、なんで「着服」だのなんだのをやる必要があるんだ?ゴーンシンパによれば、これはリストラなどで恨みを買い、うまく罪状をでっちあげられてダメにされたんだ!という意見もあり、また、「日本の検察・警察・司法は推定有罪としか言えない対応を行っている!中世暗黒時代も真っ青な一方的・強圧的な司法だ!」というかなり鋭いツッコミが欧米からなされ、ゴーンさんの脱出を妥当とする空気さえあるのですが、オランダで設立した「ルノー日産」合弁会社関連で使用されるべき資金の一部がなぜかブラジルとレバノンのゴーンさん自宅に化けていたなど、どこまで本当かはともかく、こうした騒ぎを引き起こす行動をしたということは否めないと思います(でもそれが犯罪かどうかは少なくとも今のところ不明)。

せっかく業界を制覇し、資産もうなるほどになったのに、なぜ自分からぶち壊してしまったのか?なんとなく豊臣秀吉を思い浮かべてしまします。

秀吉さんの場合はゴーンさんよりもっと貧しいお百姓さんからのスタートでしたが、海賊だろうがお百姓だろうが味方につけて目指す成果を達成してしまう「多文化体制のクロスマネジメント」で、一夜城とか、高松城の水攻めとか、頭の固い武士であれば「卑怯だ!そんないくさがあるか!」みたいな、言い換えればあっと驚くアイデアを駆使して関白まで上り詰めました。

でも朝鮮出兵とか百害あって一利なしのことをやってしまい。豊臣家滅亡になってしまいました。

ゴーンさんももうかるビジネスを作って繁栄へ一直線!だったのに?なぜ、最後は破滅への道を歩んでしまったのでしょうか。

結局、成金にはなれても資本家には進化できなかったということなのでしょう。

成金の人は、24時間利益を追い求め。リストラだろうが水攻めだろうが普通の人ではできないような奇想天外な荒業を次々と繰り出して頂点まで上り詰めますが、その過程でいつの間にか「事業達成のために荒業も辞さず」から「荒業をやることこそが人生だ」になってしまい、事業達成後も空回りしてしまう。あげく「あれ、警察から犯罪者にされちゃった。そんなつもりはないのに(ゴーンさん)」「朝鮮の人から悪魔呼ばわりされちゃった。そんなつもりないのに(秀吉さん)」となってしまうのだとおもいます。

目的と手段の区別がつかなくなり、手段におぼれて破滅してしまうのです。

成金から破滅してしまう人と、資本家として継続できる人の違い。目的と手段の区別がつかなくなってしまう理由は、どこにあるのでしょうか。

それは、ずばり!「自己遡及性があるかどうか」です。

詳しくは別記事(食われる側の倫理)に書いていますが、要するに破滅する人は自分自身についての意識(自覚)がないのです。ソクラテス(ベーシックインカム)は「自分は自分が無知であることを知っている(十牛図)」といいましたが、ゴーンさんは「無知であるかどうか以前に自分というものを把握(哲学的に考察)する気がない」。秀吉さんは「ものすごくつよい自我があり、この自我こそが爆発的な成功の原動力」ながら「一方で自我の発生源である自己(人格)が確立しておらず、常に外部からの賞賛を浴びていないと安心できない」「そのためにとどまるところを知らない膨張(権力・富の集中)をやめることができない」という残念な「生涯現役(労働所得と不労所得)」タイプで、ゴーンさんに至っては、膨脹は法の一線を越えて塀の内側へ落ちてしまいました。

昆虫をつかまえると、脚をバタバタさせることあり。しかし、「つかまえるということの反射でバタバタさせている」だけであって、脳に大脳皮質がない昆虫は「つかまえられた、やばいぞ、逃げろ」という思考活動をしているわけではありません。逃げようとしますが、これは思考の結果ではなく本能により動いているだけです。

成金の人も、本能的にお金儲けをしているだけで、お金もうけをしている自分はだれ?なぜお金もうけをしているの?その結果どうしたいの?という自分自身に対する問いかけつまり「自己遡及」がないので、お金という「神の手」につかまれたバッタのごとく死ぬまでもがもがと手足をばたつかせ、最後は「神の手」で握りつぶされてしまうのです。

というわけで、ビジネスなりで一定の成功(4%ルール)を納めたら、しゃかりきに努力している自分からいったん幽体離脱(とにかく飛んでみよう)して客観的に自分を見つめなおし(本物の富裕層とは)、新たな自分(第1図)さがしの旅を考えてみるのもよいかもしれません。

すごいえらそうになってしまいました。ゴーンさんはレバノンでたい焼きが食べたいな、なんて思っているかもしれません。ラーメンもたいやきもあるブラジルに来ればいいのにね。(その前に服役が必要になるか?)

東京の四谷にある「わかば」のたい焼き

ではでは。。。

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生涯現役、8050問題、引きこもりそして孤独死

生涯現役、8050問題、引きこもりそして孤独死

最近、引きこもりの人が孤独死した等のニュースが多く。親御さんが老化で死亡してしまい、お小遣いや身の回りの必要な物資が途切れ、そのまま餓死というケースもあれば、金銭的にはまだ遺産を引き出して使えてはいたが、セルフネグレクトに陥り衰弱して死んじゃう、みたいなのも多いようです。

じゃあ引きこもりでない人は?『初日に上司が「残業代・有休なし」宣言 “壮絶パワハラ”(文春オンライン)』と、今度はパワハラが待っている。『残業代はつけない』『有給休暇もとらせない』といった金銭面・待遇面でのハラスメントや、『なんで時間内に終わらせられないの?』『業務時間をちゃんと与えてるのに終わらないのは、あなたの能力がないからじゃないの?』という言葉の暴力(洗脳)など、実は日本企業ではどこでも多かれ少なかれあって労働者全体に覆いかぶさっているのではないでしょうか。

いじめや学級崩壊から何とか生き延び、社会人になったら今度は言葉の暴力やタダ働きで心身ともにすり減らされ。心が優しく耐えられない人は引きこもりになってしまい、セルフネグレクトに陥って孤独死。

こうしたニュースを見るにつけ、日本は気づかないうちに労働環境が回復不能なほどにいびつになってしまっているのでは?と戦慄します。

アジアは全般的にそうですが、日本では人間の命が軽すぎると思います。「義は山よりもなお重く、死をば軽しと覚悟せよ」なんて類の言葉は世界中にあるのですが、先進国で日本だけがこの言葉通り生きるか、でなければ出社できなくなり公園で一日を過ごす(カエル)ことになったり、あるいは引きこもりで孤独死、となっていないでしょうか。

野間宏や大岡昇平という有名な小説家がおり。「日本株式会社」の暗部を見事にあぶりだしています。旧陸軍の末端の兵士の日常を描いていますが、初年兵いじめの描写など、2020年の日本企業とほとんどかわってないじゃん?と戦慄します。「俘虜記」か「真空地帯」か忘れてしまいましたが、

たとえば(記憶なので一字一句その通りではないです)

「フィリピン軍砲兵と日本軍砲兵がある丘の取り合いになった。両者とも丘の頂上を目指して山砲を引っ張っていた。最初に頂上に到達したほうが生き残れることは明らかだった。日本軍は、山砲を馬に引かせるだけでなく、初年兵数名にも押すよう命じた。しかし、山の傾斜は急で、初年兵たちは体力が続かず、ともすれば倒れ、うずくまりそうになる。それを見た軍曹は、馬用の鞭で初年兵をビシッと叩き『馬鹿野郎!お前らの代わりはいくらでもいるが、馬の代わりはいねえんだ!世話を焼かせるんじゃねえ!』と罵倒した」

とあり。

つまり、日本における労働者とは

『お前らの代わりはいくらでもいるが、馬の代わりはいねえんだ!』-つまりいくらでも代替のきく消耗品であり、馬(機械、AI)よりさらに下の「廃棄物」にしか見られていないということです。

この言葉は、そのまま『なんで時間内に終わらせられないの?』『業務時間をちゃんと与えてるのに終わらないのは、あなたの能力がないからじゃないの?』でもあるのです。わざわざ書く必要がありますか?

あれ?そんなに『いくらでもいる』の?現在の日本って、そんなに人余りだったっけ?

「生涯現役」が至上の命題となる世界。人口オーナスつまり労働人口が少ないので、本来定年の域に達した人でも労働を続けていないと国庫枯渇で年金さえもらえない。もらえる年齢も60歳、65歳、70歳とどんどん上がってゆき、働けるうちはともかく、働きすぎて体を壊したら貧困老人が待っている。

ぜんぜん労働人口が足りてないじゃないですか。

その一方で、MSNによれば「内閣府は2019年4月に初めて、自宅に半年以上閉じこもっている「広義のひきこもり」の40~64歳が、全国で推計61万3000人いるとの調査結果を出した。」とあります。

労働者の人数は足りてないのに、労働できず強制リタイアさせられている人が61万人?

相当深刻なひずみがあるとしか思えません。

人間は家畜の群れとは違います(Financial3.8)

いちいち出展を上げる必要もないと思いますが「日本の労働者の質は世界一」なのに、多数の労働者が心を病んでしまい引き込もりになってしまう現実。そして、欧米も首をかしげる「日本の生産性って、実は先進国中最低なんだってねー(Financial3.8)」という現実。

つまり、今日の状況に至ってしまった理由は、実は労働力の供給とか、人口の減少とかいった生物学的、経済学的、構造的なものではなく、足りていない人口を「いくらでもいる。今いる人口が死ぬまで働けばいい」と国民をだまし、その場しのぎをする「指導者層の無能」が重要な要因です。

もちろん「こうすればよくなる」といったインスタント(成功法則)な解決はないのですが、少なくとも現在の指導者層が掲げている「生涯現役」など、働いている人にさらに鞭をうち、死ぬまで働け!というしかないのでは無能呼ばわりは避けられないと思います。労働人口の枯渇という根本的な原因は放置し、とりあえず絞れる一般の国民から搾りつくすというのでは、行きつく先は「一億総過労死」なのではないのでしょうか。

でも、無能な指導者をのさばらせているのは国民(洗脳)という現実もあります。

絞られている、とわかってしまった人が出社拒否や引きこもりになってしまう一方で、会社に残れたほうは無意識にハラスメントする権力側に同調・助長していないでしょうか。

ぼくはこの文章をブラジルで書いています。30数年前に移民としてブラジルに来ましたが、現地の言葉や習慣をまったく知らなかった10歳に満たない少年でも、気が付いたら現地の大学を卒業し、現在では1億2千万円くらいかな?の金融投資を通じてブラジルの経済に参加しています(リーマンでもあります、ははは)。そして、GDPだけはイギリスを抜いたり抜かれたりと先進国の金額を達成したブラジルの労働人口の一人になっているのです。

ブラジルは、移住者つまり実質は経済難民でも、労働人口にしてしまいました。

日本に「外国人労働者を受け入れろ」とは言いません。その前に、引きこもりになった人たちが働ける環境を作る必要があります。でなければ外国から来た労働者は「自国民同士で恐ろしい差別をする国だ、こんな所にはとてもいられない」と逃げ出し、それこそ逃亡中の犯罪者とかしか来ない国になってしまうと思います。

まず、絞られていないか?絞られるような弱みを作らないことだとおもいます。絞るほうの伝家の宝刀は「労働は尊い。人はみな労働するべきだ」ですが、ハラスメントで引きこもりを生み出すような国情でははっきり言って奴隷労働しか存在していない状況になっているとしか言いようがありません。打開のためには、国民の一人ひとりが「奴隷労働なんて受け付けないよ」と言えるようになる必要があるのです。

奴隷労働と、本当に尊い労働との差はなに?については「労働と報酬」の記事で書きました。

最後に「本当に尊い労働をするためには、労働しなくても生きていける状況になる必要がある」と記載して結びにします。

話題が深刻で、気難しい記事になってしまいました。ぜひ飛行機生活の記事などを訪問してのんびりまったりしていってくださいね、ではでは。。。

不労所得で飛行機を購入。これは実話であり、あなたも現実にすることができます。

Posted by 猫機長