ナンピン

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ナンピン

とある株(やリート)の銘柄を買って、値下がりしちゃった!というときの対処法の一つ。

要するにもう一度買う、ということで「平均購買値を下げる」。具体例でいってみます。

①1月5日に銘柄Aを1株100円で買いました

②1月10日に、市場値が1株50円に下がっちゃった!→すかさずもう一口買いました。

この結果1月10日時点では150円で2株保有、つまり1株当たり75円になりました。

③ここで2か月売り買いせずにねばってみます(Blog13(「株の儲けは我慢料」)。

④3月10日に銘柄Aの株価は1株100円に復帰→1株75円を2株 持っているので25円X2=50円得した

となります。

もちろん首尾よく2か月で復帰なんてあるかどうかは全くの未知数です。

しかし、相場の世界では、ナンピン(難平)という技が定着するくらい効果的な手法とされています。

さて、みなさんはナンピンをするかしないか?いかがでしょうか。

MSNで記事がありました。「衝撃の事実…「株で損をしたらナンピン買い」はウソ?」

リンク→msn

この記事では、にべもなく

『「なぜ、ナンピン買いが正しいのか?」説明する理論はありません。むしろ、科学の立場から見ると「株で損をしたらナンピン買い」はウソである可能性が高いです。』

となっており。

一方、「お金の神様」邱永漢老師(financial3.13)によれば、

『ナンピンはどんなに値下がりしても買い続ける勇気と、何度でも買い続けるお金がある人の特権だ。勇気があってもお金が無くなったら、その時は値下げが止まるまで布団でもかぶって寝ちまえ』

としています。

ううむMSNとお金の神様で真っ向から対立した意見になっているな。

さて、「科学的な根拠がないからやめましょう」という理論は、提示するほうでも読むほうでも、理論的な説明があるので安心(financial1.3)でき。でも結論として「損もしないが儲かりもしない」毒にも薬にもならない結果になりがちです。


坂井三郎(ゼロ戦乗り。撃墜王)によれば「パイロットは決められた手順のとおり操縦するよう訓練されており、実際基準外の操縦をするには心理的にも大きな抵抗を感じる。しかし、基準破りの操縦ができるかどうかで、撃墜王になれるかどうかが分かれる」という旨コメントあり。もちろんそのあと「基準を外れた操縦をする奴は撃墜王になるか、撃墜されて死んじまうかのどっちかだ」「空戦では勇敢な奴から先に死んでいく」とも言っており。

つまり、毒にも薬にもならない、単に当然のことを言っているだけのテクニックで「お金持ちになれるぞー」という誤解をしないように(SpiritualS.1.2)。一方、「撃墜するか、されるか」というリスクとリターンを考慮したうえで「勝つ勝負をやること」が重要と理解しています。

もちろん、向こう見ずにバクチしろということではないので念のため。「勝つ勝負」つまり勝ちパターンを見つけるのは当たり前ながら難しいのですが、せっかくこのブログを訪ねてきたくれた人たちへお伝えできる言葉としては「ぼくは買ったリートは一度も売っていません度だけ売りました(Blog31。20年間手持ちの資金の許す範囲でちょくちょく買い足していったら、元本の価値上昇(キャピタルゲイン(Financial1.6))あり資産1億を超えました」です。はははは。。。。。


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