トランプ対ハリス:勝者なき討論の真実

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https://www.youtube.com/watch?v=V22E2-9r87g

 

 

いまとなってはちょっと旧文ですが、9月10日ABCテレビ主催で実施された大統領選のテレビ討論は、民主党の候補がバイデン氏からハリス氏に代わって初めての「対決」として注目され。結果は「ハリスの勝ちだ」とされています。その理由として。。。。

◎ハリスがまあまあ理路整然と自分の主張を説明したのに比べ、トランプはハリスのあら捜しばかりで、感情的に激昂したりとか(いつもそうだけど)、いいところがなかった。

◎トランプは「不法移民が住民たちのペットをつかまえて食べている(https://www.fnn.jp/articles/-/757366)」というのをはじめ、暴言のオンパレードだった。

という感じで「番組終了後に実施した世論調査速報において(討論会を視聴した有権者605人が対象)、ハリス氏が勝利したとの回答が63%と、トランプ氏の37%を上回った(https://www.dlri.co.jp/report/macro/374529.html)」となり、ハリス大勝!で終わったかに見えました。

百戦錬磨のブタ野郎トランプが、ポット出の口裂け女じゃなかったバカ笑いば◎あハリスにしてやられたか?

バカ笑いハリスhttps://www.youtube.com/watch?v=jA13bcxhGp8

https://www.tiktok.com/@mswatchmojo/video/7394544494424771845

 

 

いやいや、その実態は「勝ち負けなんてどうでもいい。両者ともに何とか元からの支持者をつなぎとめるためのパフォーマンスに終始した」ということなのであった。

バカ笑いば◎あハリスが、この討論で達成したかった成果とは「かわいそうに老衰(もうろくとはいいません。お察しください)したバイデンと違って、ちゃんと理論的思考ができるふつーの人ですよ」ということを民主党有権者に見せつけて、これならまともな人間じゃん、という安心感ひいては票の獲得につなげることだった。

したがって、トランプみたいな、常識に乏しいクソ野郎に対しては、常識ある理知的な物言いで追い詰め、クソ野郎が感情的に喚き散らすときには、これもお上品にやんわりとかっかっこよくたしなめたりして、知識人はかくあるべし、というモデルを示した。

一方トランプの方は、常識ある知識人です、なんてカッコつけていたら生きていけない、弱肉強食の生存競争にさらされ、ラテン移民やアフリカ系アメリカ人に職を奪われそうになったりしている、やぶれかぶれの「非知識者層に属する白人」が喜ぶようなアクションを意識的にとった、ということで、ハリスば◎あにやり込められればやり込められるほど、底辺の支持者に「うんうん、そうなんだよなあ」とうなづかせて、そういったやつらの票をがぼがぼかき集めるぞー!というどうしようもないクズの戦術だった。このへんは東洋経済紙で『「銃規制反対」「移民反対」「中絶反対」「LGBTに反感」「キリスト教原理主義」「マイノリティに対する差別意識」などのスイッチを持つ人を次々と取り込んでいった(https://toyokeizai.net/articles/-/144507)』と端的に表現しています。

ブタ野郎トランプ https://thehill.com/homenews/media/381205-ny-magazine-cover-depicts-trump-as-a-pig/

 

 

要すれば、ば◎あが「意識高い系のクズ」から票をかき集めようとしている一方で、ブタ野郎は「人間のクズそのもの」の票が熱狂的に集まるように仕向けているのです。

ちょうどいい具合に、ば◎あとブタ野郎の利害が一致したので、なかよく「やり込める役、やり込められる役」を演じたのが今回の討論だったということである。

要すれば、今回の討論は、まずはもともと各候補者の票田にある人々を確実に捕まえることが目的だったということで、結果両者とも目的を達成した。

というわけで、どちらが論戦に勝ったか、というのは実は全然関係なかったのでした。

ははは

一方、今回の討論に出てこなかったお題で、選挙の行方を決するような恐ろしい項目を、両者意識的に話さなかったところがあり。

このお題は、関ヶ原における小早川秀秋みたいな決定的な役割を担っています。

おもしろ関ケ原。小早川秀秋 https://www.youtube.com/watch?v=6tefWFNyOYs

 

 

関ヶ原においては、当初西軍が東軍を囲む形で、戦術的には優勢な布陣だった。

合戦が始まり、西軍と東軍が真正面から衝突!したのですが、この時点で、西軍には東軍の側面を突いて壊滅させることのできる場所に布陣していた、秘蔵っ子の部隊がいた。

戦況膠着だ!秘蔵っ子部隊が雪崩を打って突撃開始。

でも、その部隊は、東軍ではなく西軍に向かって突進し。

西軍の方を壊滅させたのでした。

ははは

部隊を指揮していた裏切り野郎の名が「小早川秀秋」

秀秋は、秀吉からも家康からも恩恵を得ており。一方について恩を返せば、他方には仇で返すことになってしまうというジレンマにあった。

と言って、戦国時代であり、恩だの仇だのと言っていたら自らが滅ぼされてしまう。勝つ方に加勢すれば、たとえ裏切りでもその後の安泰が図れる、ということで、やむなしだったのです。

さて、ば◎あとブタ野郎ですが、小早川秀秋みたいに、どっちに着くかで選挙を覆がえしかねないやばいのがあり。

このブログの読者であればすでにご存じともいます。

その名も「ビットコイン」

どきどき https://industrygrowthtrends.com/industry-reports/blockchain-bitcoin-evolution-industry-report-on-smart-contract-advancements/

 

 

現時点であれば、トランプの方がビットコインを全面的に推進しています。上記ではトランプが底辺層の支持獲得のためにパフォーマンスした(地でいっていますが)ことを書きましたが、その一方で、ブタ野郎は大統領になる以前に大富豪の企業家であり、金、カネ、かねの資本主義にまみれた企業家たちはこぞってトランプの支持者なのである。

そうした企業家たちが、金儲けの道具としての仮想通貨の将来性はすでに見通しており、仮想通貨をうまく使いこなすことのできる候補者に投票する、となれば、ブタ野郎トランプが優勢である。

これら企業家は、変なテレビ討論の予定調和みたいな掛け合いなんかお見通しであり。

トランプは安心してクズ野郎を演じた。本当にクズ野郎なのかもしれんが。

ば◎あのほうはまるでジルマ(ブラジルの左翼。元大統領)か?みたいな共産主義的なバラマキ政策を打ち出し、仮想通貨については沈黙している(https://coinpost.jp/?p=557338)ので、いまのところフツーの企業家だったらブタ野郎に投票する状況である。

あのマドゥロ「大統領」と仲良しの共産主義ペア。ジルマにルーラ

https://www.rfi.fr/fr/ameriques/20110101-dilma-roussef-investie-presidente-bresil

 

 

ただ、ば◎あがなにかビットコインを爆発的に暴騰させるような秘策を持っていたら?それこそイーロン・マスクとかをすでに取り込んでいて、決定的な場面でトランプを裏切るように密約しているとか。

面白おかしい陰謀論を妄想していくと際限がなくなりますねえ。

ぼくは個人的に、ハリスさんは経済は不得手で、社会主義的な政策にはビットコインは相いれないとして黙っているだけと思います。トランプの方も、わざわざ討論会で引き合いに出さなくても、相手がまごまごしていてくれればビットコイナー票をガンガン集めることができるし、討論会で発言することにメリットを感じなかったのだと理解します。

それにしても、本当の常識人だったらハリス寄りになるんですけどねーでもアメリカってどんな国かと言えば、

『富める者は富み、貧しいものはどんどんと底辺に追いやる所得格差・教育格差の拡大、異常に高額な医療サービスや保育サービス、劣化するインフラ、麻薬や睡眠薬による中毒のまん延、銃犯罪の横行、産業の空洞化そして「女性大統領は嫌だ」「銃規制反対」「移民反対」「中絶反対」「LGBTに反感」「キリスト教原理主義」「マイノリティに対する差別意識」(上記東洋経済記事)』

というどうしようもないクズ野郎たちの国であり、その究極であるトランプが事実として大統領だったし、これからもそうなるのかなーと思っています。

そういうお前はどうなんだ?もちろんトランプ派ですよーでなきゃビットコインの暴騰が遅れますからねー

どうしようもないクズが書いた記事となりました。

めでたしめでたし。

ではでは

 

上記と同じ(あるいは似たような)内容をまじめに書いた記事はこちら

トランプ対ハリスのテレビ討論は事実上、引き分け(ニューズウィーク日本版) – Yahoo!ニュース

 

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