2021年の不労所得総決算

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*サイトがハッキング被害か?ダウンしてしまい、3週間更新できませんでした。幸いサイトは復活したので、その間投稿できなかった記事を徐々に掲載して、最終的にはこれまで通り週1投稿のペースに戻ります。

 

総決算、なんて書いてますが、かなりいい加減などんぶり勘定です。でも、きっと皆さんの資産構築に有益な情報だと思います。ぜひ読んでね!


シモン・ヴーエ 「富のアレゴリー」

 

さて、ぼくが持っている資産で、不労所得を生んでいるのがリート。ほかに債権もありますが、ここではリートを主に見てみます。

そして、個人的にリートを3群に分けて投資しています。すなわち

①再投資用の不労所得を確保するための、攻めのリート群。以下8銘柄で、2021年12月はR$18,597 .00の配当を達成。12月31日のレート(@20.6371)で383,788円。

SHPH11(ショッピングセンター)

BBPO11(銀行)

BPFF11(Fund of Fund)

HABT11(不動産証券連動型)

HGBS11(ショッピングセンター)

MFII11(不動産土木開発)

VRTA11(不動産証券連動型)

②生活費を賄うための、守りのリート群。以下4銘柄。配当額は秘密ですが、服飾、食料、ガソリン(他自動車・飛行機の維持経費)、アパートの管理費、水道・ガス・電気のほか、プロパイダ、飛行クラブ会費が入っています。

HCTR11(不動産証券連動型)

VILG11(運送ロジスティックス)

FLMA11(ホテル業)

GGRC11(不動産開発と証券連動のミックス)

③医療保険関連。一つは民間保険、もう一つは国民(公的)保険の積立金です。民間保険のほうはざっくりR$500.00の余剰が出ており、国民保険はかつかつ、プラマイゼロなので、余剰は発生せず。

FIIB11(工業施設)→こちらが、12月はR$1,505.00、うちR$1,000.00を保険会社に払っており、残ったR$500.00つまり10,318円は上記①に足して再投資に回します。

BCRI11(不動産再建連動)→こちらが国民健康保険。12月はR$1,036.00ですが、事実上全額連邦政府に分捕られるので、余剰はなし。

④通信費及び予備費→2つのリート銘柄により、電話代(インターネット代)をこちらで支払っています。12月は2銘柄合わせてR$1,832.00 、このうち電話代R$400.00を引いて、R$1,432.00、29,552円が再投資可能になりました。

*この④は、実質②に含まれますが、①から③までがSantander銀行で投資しているのに比べ、④はItau銀行なので、分けてます。というわけで、上記の「3群」は、①、②+④そして③となります。

ちなみに、上記は12月ですが、だいたい毎月似たような金額で推移しています。


Banquet Still Life by Abraham van Beyeren

 

この結果

①の段階で383,788円が月当たり再投資できる計算であり、目標としては「30万円以上」なので、いちおう安堵。

③と④のおこぼれがそれぞれ10,318円、29,552円、これらを①に足すと、423,658円と、実勢では毎月40万円を再投資に回すことができています。さらに債券の金利とかもあり、実際はもうちょっと多くなります。にこにこ。(金額はひみつ。でもたいしてして加算されるわけではないです。しくしく)

さて、元本に対する利率つまりDividend Yierdですが、12月時点で元本は上記全銘柄合わせてR$3,057,617.00(63,100,345円)、これで配当は毎月①+③”+④”(「”」としているのは、余剰ではなく配当金そのもので計算したため)=541,888円となり、毎月0.85%、年率で10.2%とでました。なかなかいいじゃん。

*この利率には、②の配当額や、債権の金利収入は含んでいません。実勢はもっと上がります。うれしいな

*一方、インフレを換算するとものすごく利率が削られます。(例えば12月のインフレ予想値は0.78%)かなしいな。

上記、というか今回の記事はすべからくリートの元本と分配金を対象としていますので、総投資額(債券などを含んだ総額)とはまた違ってきますが、とりあえずは、ざっくり年率1.5%をインフレ後の純DYとしてとらえています。

まあ、生活費など、出るものはすべて出たうえで、さらにインフレを差し引いて、財産が1.5%増えたという事でとりあえず満足しておきます。インフレやばいね

一方、4%ルール(毎年総資産の4%までなら使ってよいという考え)に照らしてみたら、幸い今年の支出は4%に達せずにすんでいました。

重要なのが、去年からどれだけ躍進できたか。

①については、去年12月がR$12,942.00X@19.9100(去年の12月31日レート)=257,675で、わあああ目標の30万円に5万円足りないぞ!だったが、これはリートのみの結果なので、債券金利を合わせればなんとか毎月30万円以上だからいいじゃん、とたかをくくっていました。

というわけで、去年と今年の比較では

257,675円から383,788円と、48%の増加。すごいじゃん

毎年こうゆうふうに行けば世話なしなんですけどねーでもリートの配当なんて水ものですから、来年はどうなるか?

ちなみに、②、③、④の各収入額についても増加はしているが、微々たるもので有意な差は生じていないので、カット。


クエンティン・マセイス「両替商とその妻」1514

出典は:https://ameblo.jp/bf-art-gallery/image-12640642026-14858013674.html

 

 

最後に、総資産額(こちらは債券とかも総動員した金額)ですが

2020年は、100,302,600円

2021年は、103,701,719円

と、ほとんど変わらなかったのでした。ほんとがけっぷちの1憶が続き。泣いています。

ちなみに、おおおDY増加なのに資産総額は変わらないという事は、リート元本が目減りしちゃったんじゃ?と気づいた人もいると思います。まさにその通りで、今年はコロナと金利上昇によってリートにはダブルパンチとなり、ぼくは配当狙いだから元本なんてどおでもいいや、なんていってもいられなくなってしまい。

元本増加(キャピタルゲイン)に向けて、とあるETF「HASH11」を購入しました。2022年の推移に希望をつないでいます。

今年はリート元本が大きな被害を受けたけれど、何とかETFや債券、そして実のところ円との為替変動に助けられて1憶継続できました。だけどこんながけっぷちなんていやですよねー来年はもうちょっと資産総額が上がっていることを願っています。

今年はブラジルのインフレが2桁に爆発しましたが、幸い、配当すなわちインカムは順調なので、のんびりしています。「100年に一度の危機」とかが今後発生せず、安定した世界経済(特にブラジル。ははは)の向上発展がなされるよう、切に願っています。


「希望」ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ1872年

ではでは。。。。

 

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