金利と現金収入(配当) その2

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金利と現金収入(配当) その2

前回では、資産家になる最大の武器が金融投資であり、そしてその最大の武器が金利(と実は配当)であることを説明しました。

金利は、お金を一定期間銀行に入れることで銀行が払ってくれる報酬です。

今回は、この報酬を生み出す金融投資の種類について説明します。運用と投資は違うとかそうゆうつっこみはなしですよー。

▽一番普通なのが「定期預金金利」です。金利が固定されているものが多く、元本保証もあるものが多い。つまり「安全」です。その代わり金利はものすごく低く、これで生活費を得ようとすると元本は10億、20億ないと。。となり残念ながら非現実的。

▽「債券投資」と言うものがあり、国・地方公共団体、企業等が発行する債券を買うこと。償還期限が来れば元本に利子が加算されて帰ってきます。金利はまあまあ、でも外国債、企業債など為替や倒産リスクなどあり。当然ながら安全なのは金利が低すぎる。

▽「投資信託」というのがあり。これは金融機関が個人から預かったお金をいろいろ投資(国債、外国債、社債、株式等いろいろ)して、その結果の利益を分配金として還元するもの。分配金は定期預金や債券の金利より高いが、対象としている社債などで支払い不能などが起きると分配金をもらえなくなったり、元本自体が減少してしまう可能性もある。

特徴は、いずれも一定期間(満期もあれば途中解約もある)銀行にお金を預け、その期間が終わると金利なり分配金を加算した金額が口座に帰ってくること。

一方で、元本は投資したまま、生み出された金利が現金として口座に振り込まれるシステムがあります。これを「配当」といいます。

配当は、株やリート(不動産投資信託)を買うと、買った株数に応じて一定の金額が口座に振り込まれます。

振り込まれる頻度は1年に1回、半年に一回、3か月に一回などなど。

特徴は、元本そのものの株価上昇と、配当の二つを受け取ることができ、株価の上昇はふつうインフレより高いので資産(元本)の増加と、配当によって生活費を賄うことができるという特徴があります。

*超重要:会社の破産などで株価がゼロになる可能性あり!そして配当も会社が赤字の場合や、黒字でも会社の増資に回されて払われないこともよくある!

 

読んでいてめんどうくさくなった人のためにポイントを要約:

その1.

定期預金や投資信託は①満期になるまでの金利や分配金は引き下ろせないか下ろしても料金がかかりもったいない、損する可能性が高い「絵にかいた餅」である場合が多い。②いったん満期になると、これまた巨額の金額が口座に戻り、さあ次の投資は?と右往左往しなければならなくなる。ので、資産保全のためには重要であるが、毎月の生活費を払うツールとしては苦しい。

 

その2.

一方株の配当では元本は市場(マーケット)でインフレにも耐えながら維持され、配当は現金で口座に入ってくる。したがって、例えば3か月ごとに配当のある株をうまく組み合わせて買ってゆけば、毎月配当あるいは2か月に一回の配当という形で、月給と同じ感覚で口座にお金が入ってくることが可能。

*ただし超重要!これも会社倒産や、上記のもろもろの理由で配当がこない月もあるので、覚悟すること

 

そして結論:リタイア後の毎月の支出と、支出してもなおかつ元本を減らさないためには、配当金を生む金融投資が不可欠。

これが今回の記事の結論です。これさえ理解いただければあとはちんぷんかんぷんでも問題ありません。

そしてこれを理解いただいた人はこう質問(というかコメント)するでしょう:『最後に「配当を生む金融投資が不可欠」と書いているが、こんなまわりくどい書き方にしないで「株への投資が不可欠」と書けばいいのに』と。

そして、それに対する答えは「ぼくは株はやっていません。かわりに不動産信託(リート)をやっています」です。

 

というわけで、いよいよ金融資産一億円に到達し、かつ資産を減らさずに不労所得で年収600万をたたき出す決定的原動力となったリートに到達しました(ほかに債券投資もやってます、念のため)。次回で株との違いも含めて詳しく説明します。ではでは、ちゃんちゃん。

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