ロバートキヨサキとキャッシュフロークワドラント
「金持ち父さん貧乏父さん」で大人気のキヨサキさん。次々に書籍や教材を発信していますが、その内容の中でも場所(国)や時空(年月の経過)を超えて重要なものにキャッシュフロークワドラントがあります。
収入の種類によって人々を4つに分類するという画期的なコンセプトです。それぞれの世界(クワドラント)がどんな人たちで構成されるかというと、わかりやすい例として
E-サラリーマン。
S-駅前のラーメン屋さん。
B-新興宗教の教祖。と言って悪ければ印税をもらうアーティストや、大家さんも該当。
I-資本家(Capitalist)。
変わり種ではプロ野球選手があり。ジャイアンツというチームの「従業員」でもあり、ホームランの本数で年棒をガンガン上昇させる自営業者でもあり、「王選手は世界のホームラン王です。ナボナはお菓子のホームラン王です」なんてTVのコマーシャルに出演し権利収入をもらうビジネスオーナーになったりします。
そういう例外はおいといて、しがない給料取りがどうやって資本家になるか、がこの項のお題です。
クワドラントには、キヨサキさんの発見かあるいは以前からこういう考えがあったか?経済的自由の根本となる情報が詰まっています。
- 収入を得るにあたりどれだけ主導権をもっているか(他人に支配されているか)
- 収入の発展性と持続性
まず、このクワドラントの左側、つまりEとSは①「事実上すべて他人に依存しています」
E-従業員は、給料を得るにあたって会社(上司その他)にすべてを依存しています。どんなにいい仕事をしても、社長の気に入られないと減給されたり首になったりします。
S-自営業者は、お客さんがいなければそもそも事業が成り立ちません。サプライヤーがいないと製品そのものが作れません。
この結果どうなるかというと②「いつ収入が途切れるのか、また増加していけるのかあるいは減ってしまうのか」について自分自身ではほとんど決定できない(ある程度は頑張れます、ははは)という悲惨な状況になってしまいます。発展性も持続性もあったもんじゃないですね。
というわけで「一刻も早くクワドラントの右側に逃げ込め!」となります。では右側のBとIは何がいいのかというと①「他人のほうで自分が作った成果・報酬をどんどん拡大して自分に還元してくれる」のです。
B‐ビジネスオーナーですが、とにかくブランドなりネットワークを作り上げてしまえば、システムの更新やモニタリングの努力は必要ですが、システムがどんどん他人(お客さん)を取り込み事業が回っていきます。
I‐投資家は金融機関と接触が必要ですが、いったん資産(一億円は欲しい(1.11)ところ)を形成してしまえば、投資内容の更新やモニタリングは必要ですがインカムゲインと複利の力によって生活費以上の金額が自動的に生まれ、余剰を再投資してますます資産を堅固にできます。
この結果、②収入のフローを予測し、再配分などますます拡大させるための情報を持つことができる。つまり持続性も発展性も確保できるということですね。
ちなみにキヨサキさんのクワドランド解説で「あるある」なのが「左側は自分自身が働きます、右側は他人が働いてくれます」で、そのとおりですが自分自身が働くほど実は自分の運命が他人に支配されてしまうというのがおそろしいですね。。。
*ここで超重要なのが「安心と安全を見分けること」。会社員でいれば同類がまわりにいっぱい。上司の言うことを聞いていれば「安心」ですが、上司のそのまた上司の「鶴の一声」で部門ごとリストラにあったりするので「全く安全ではありません」。一方、8000万をリートに、残り2000万は国債でいこう、という決断をひとりぼっち、自分自身で行うのは恐怖ですが、じっくり積んできた経験をもとに確実な投資対象を選ぶなどで「安全な収入源を得る」ことができます。
右側に行くのが重要だということはわかった、じゃあどうやってしがないサラリーマンが資本家になるんだ!というその方法は次から説明します。
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