気を付けよう:洗脳に悪用されている言葉たち
◎「日々是れ好日」
社長の誕生日が一年に一回しかないのは、末端にいるお前らがふがいないからだ!とか理由にならない理由で怒鳴られる日々(最近は爽やかにネチネチというのも増えたらしい)。でも、サラリーマンもののマンガを読んでいると「これがサラリーマン。日々是れ好日」なんてストーリーになっています。(その逆を突いた「サラリーマン金太郎」みたいなのもありますが、だいたいは社畜がいいよみたいな内容です。とほほ)。
でも、そんなストレスそのものの日々なんて、全然好日ではないのです。進化した魂を持つ人(SpiritualS1.10)と出会うことができれば一目瞭然ですが、和やかに(はしゃぎまわるというのともまた別)無理なく行動しているうちに、自然に成果が上がった、という進展になり。これが「日々是れ好日」なのです。
◎「偽善(SpiritualS.6)のすすめその1」無私の愛こそ重要だ。利己主義をすてなさい
私とは、誰のことなのでしょうか。原初の光(SpiritualS.1.8.)に溶け込んで、神と一体化すれば神の愛になりますが、「私とあなたがいる世界」では必ず「誰かの愛」になり、その誰かつまり「愛する私」がいなければ愛そのものが発生しません。要するに愛する私も愛される対象と同等に重要であり、私を抹殺しようというこの言葉は私という人間が持っている権利を上手にはく奪し、家畜同様にこき使おうと考えてるとしか思えません。
◎「偽善のすすめその2」求める前に与えなさい
「まず他人に利益をもたらしてから、自分の利益を求めましょう」というたぐいで、これに類する言葉には注意しましょう。経済的自由(1.1)を達成して、困窮している人を助ける余裕がある、という段階に到達した人こそ「自分は十分満ち足りているので、自分より困窮している人のことが気になってしまい、自然に手を差し伸べた(SpiritualS1.10)」となります。
新興宗教で「まず教団にお布施をしなさい。ご利益はその後に帰ってきます」とか、会社で「お前は捨て石になって会社に勤めろ。お前じゃなくて周りのみんなが大切なんだ」なんて言われた場合は「僕は困窮していて助けが必要なんです。だからあなたより先に僕を救済して下さい」と堂々と言えばいいのです。でも、言ったらクビになる、という場合はだまっていましょう、ははは。そして自分の水たまり(3.4)を作って、水たまりが十分大きくなったら、その時こそ余った水を困窮している人に与えればいいのです。
◎「偽善のすすめその3」皆様のおかげで生かさせていただいています
なんで?自分はみなさまと同じに尊い生命体であって、おかげさまというよりおたがいさまですよね。だから「お前に価値はないんだ。皆様のために犠牲になれ」という人がいたら気を付けましょう。この人の言う「皆様」は実は「俺様」であり、犠牲になる必要なんてありません。
◎「人生は苦しいものだ。苦しんで死ぬまで働くのが当然だ」
不労所得(1.1)という、苦しみも労働もない所得が存在しています。この言葉は支配者層が庶民をコントロールするというより、労働者層自身で互いにけん制しあっているケースが多くまさに「ラットレース」の中の足の引っ張り合いで「惜しみなく奪い去られる人々(3.8)」の典型です。表向きはそうだねーと同調しておいて、経済的自由の達成に努力しましょう。
◎成人式は青二才が地獄のような世間に認めてもらう儀式だ
毎年成人式が近くなるとこういう言葉が聞かれますが、こういうことを言う人こそ世間を地獄のようにしているのです。やはりはいはいと表向きは従っておいて、でも自分は和やかな「進化した魂(SpiritualS.1.10)」を目指しましょう。別に覚者にならなくても、そういうことを目指す人がいるだけでも、自分から地獄のような緊張した雰囲気を作りだすようなバカな習慣・しきたりは減ってゆきます。
◎飲みにケーション。一気飲み。二次会・三次会
そもそも、アルコールが入らないと言えない話題とはなんでしょうか。地獄のような職場の雰囲気を今度は酒場に持ち込み、24時間上下関係を維持強調し、転職がものすごく不利になる日本株式会社の特性を利用して「同じ鍋の中で生かしも殺しもしないように飼い殺しにする(3.4)」ことが見え見えですね。でも実はこれも上層部というより社員同士で足の引っ張り合いをしているだけのことが多く。ただ「宇宙人」と思われてしまうといじめのターゲットになるので、カッコだけは同調して、しかし労力は経済的自立確立のために注ぎましょう。
◎悪と知らなかった悪は罰せず
さらに一歩進んで、パワハラなど知らなかった以前に存在していないと言い張るケースがあり。現在ではいまだ弱者が泣き寝入りの傾向が強い。さらには、悪に加担していなかったのに加担していたことにされ、この場合ちゃんと知っていたことにされてしまうケーズもあります。「被害者がいなければ犯罪は成立しない(SpiritualS.2.)」-被害者にならないように、悪意を持った人たちから見えない透明人間になるしかないのでしょうか。
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この記事を書いていて思うのは、社会が、とか指導者が、とかいう以前に、被支配階層が自分たちどうしで足の引っ張り合いをすることに忙しいという悲しい事実がいまだに圧倒的であるということで、結局「資本主義が労働者を絞め殺す」以前の市民一人ひとりの自覚の問題ではないかと思います。全く疑問を持たず、喜んで世間を地獄にしてその地獄の中で一番つよい鬼だぞーということを生きがいにしている人もいますが、この記事にめぐりあった人はそういう家畜化からすでに脱出し始めている人とおもいます(SpiritualS.1.1.)。このホームページにある経済的自立の方法や、そもそも本当の労働ってなんだ?(3.11)ということを考えることで、で皆様のご参考になればと思っています。。。。
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