本物の富裕層とは。金地金は決して利益を生まない
なぜ競泳プールの写真がここに掲載されたのか分からない方は、
(わかった人も)ぜひ最後までお読み下さい。
このホームページのメインコンテンツである経済的自由獲得の、そのまたメインコンテンツである不労所得獲得について、ついに最後の記事になりました。ここまでお付き合いいただきました皆様に感謝します。また、雑記帳(③)やうさんくさそうな?スピリチュアルコンテンツ(特に十牛図)も、実は資産獲得・増加に密接にかかわりあっているので、ぜひご覧ください。
さて、前回で、別に富裕層だの、準富裕層だの、僕はマス層にいるからはやくアッパーマスにならなきゃ。。。。といったこだわりなんて必要ありません、ということを説明しました。そういった表層的なランク付けで下層にいるのが恥ずかしいなんてことより、「質素ながらも不足のない生活」を達成する事のほうが重要だからです。
武道の世界でも、段位は別にして(これはこれでいろいろあるらしい、ははは)最近はランク付けがはやっており。とにかく勝ちたい、というふうに流れてしまっているようです。全国大会制覇とか、僕は地区大会どまりだからもっと上のランクに行きたいなーとか。でも、そういう考えかたは武道の本当の目的とは違っていたりします。例えば剣道では「剣の修練による人格形成」が本当の目的なのですが、そんなわかったようなわらないような屁理屈なんて知らないよーん、と逃げてしまうと(1.12)、目先の試合テクばかりがうまくなり(SpiritualS1.2.)「勝負実績はすごいが煙たがられる困った先生」になってしまい。剣道界であるあるの、人格もへったくれもない残念な結果になってしまいます。したがって「人格ってなに?」と稽(考)えるのは重要です。全剣連のホームページにちゃんと「心身の健康、礼節、信用」などに相当するキーワードが書いてあったりします。
もちろん、試合という疑似闘争の体験は重要で、それなりにひっころばされ、吹っ飛ばされ、突きでげーげーとか、「おまえはもう死んでいる」状態を経験する(SpiritualS.8.)とか、全剣連の言う「心身の練磨」の良い経験になったと思います。そういう経験(ある程度の結果があればなおよい。ぼくの場合はブラジル全国3位になることができました)は、えらそうですみませんが人格形成の重要な資産になると理解します。
さて本題の資産形成に戻りますが、富裕層に該当する資産を形成して初めて「大金に兵法なし(1.9)」みたいな、投資というイシューに関する実感や自信が持てるし、説明もしやすくなる。何度か書いたように、不労所得による経済的自由のボーダーラインが1億円(1.11)なので、意識的にこれを目指すのは重要ですが、あくまでこのホームページで書いてきた王道の投資でやるべきであって、奇をてらったけれん芸でやる投機では、せっかく資産構築しても身につかないと理解します。
投資か投機かは、ただの成金なのか、本物の富裕層なのか、を分ける重要な分岐点でもあるのです。成金の人は24時間儲けを求めて、外見も金持ちそうな人が多い。本物は、ぱっと見は質素でぽけっとしており。でもそういう人のお話はものすごく参考になったりします(SpiritualS.1.10)
本当に進化した人は飾らず親しみやすい(SpiritualS.1.10)
本物の金持ちとはどんな人でしょうか。
ずばり!「金を持っている人」です。貨幣を持っている、という意味ではなく、金鉱から抽出した現物の金つまり金地金を持っている人のことです。
金地金(きんじがね)
その理由は「金は利潤を生まない」からです。
24時間儲けを追いかけている人たちは、儲けを出さない金地金をまるで呪われたもののようにみなし「そんなもの持っててなんになるんだ!ビットコインが1年で100倍になったのに、金地金は全然値動きしない。そんなものより、とにかく大化けする紙(ペーパー・金融商品)を安く買って高く売るんだ!」という反応を示します。
本物の金持ちは「金はすべてのものの価値を過不足なく反映し、その価値は不変。永遠に腐らない重要な財産だね。でも持ちすぎもよくないよ」みたいなお釈迦様的な中道常識派の答えを出すでしょう。
そうなのです。金(ゴールド)は新たな価値を生まないけれど「昨日は億り人だったのに、一夜明けたら0円になっていた」ということはないのです。世界で競泳用のプール5杯分、重さで20万トンしかない金はいつもその正当な価値が保たれ、経済が暴落したような場面でも必ずその正当な価値で金を持つ人の身を守ってくれるのです。
つまり、金以外の金融資産は、実は時間という指標のある世界(spiritualS.3.)で、時の経過とともに資産価値を増すという夢を提供している単なるマネーゲームの道具にしか過ぎないのです。悪夢にならないうちに定期的にリバランスして現金化する必要があります(リートは毎月の頻度で自動的にこれをやってくれるので助かっています。毎月分配型の投資信託はたこ足に気を付けましょう(1.5))
金地金は毎月のリターンは出しません。もちろん経済状況でその「額面・名目価格」は変動しますが、1億円の金地金は、一か月たっても一億円のままで、不労所得は0です。これでは経済的自由もへったくれもありません。だから、本物のお金持ちの人は、ぼくのような新米でカツカツ、余裕なしの人には「買いすぎないほうがいいよ」とアドバイスしてくれるのです。つまり、金地金は、本当の富裕層にしか持つことを許されない貴重な財産ということなのかもしれません。
というわけで、いよいよおしまいになりました。このホームページでぜひ経済的自由を達成する投資を実現されんこと、そしてその時には、おせっかいながら250gくらいの金地金も買っておいて、「資本家(Capitalist)としての精神」のリバランスもされんことを祈っています。どうもありがとうございました。ちゃんちゃん。。。。(おっと「資本主義宣言(4)」もお読みくださいね、ではでは)
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