ハンバーガー食べました
ジェット機用の空港は2000mは必要(E6)なのに、空母は300m程度しかなく、同時に数機を離着艦させるなど無謀な行いをしていますが、これができるのはアメリカ式のプロシージャー管理が徹底しているため。
飛行機が着艦しフックからワイヤー(写真右ご参照)を外す人、トラクターで待機所までひっぱっていく人、その間にも発艦する飛行機がエレベータで上がってきて、という手順が寸分(数秒)の狂いなく進んでゆき、これがワイヤーが破損した!場合、吹き飛んだワイヤが周りの人をなぎ倒し、トラクター運転手を直撃、暴走したトラクターは飛行機に激突、衝撃で翼に吊した爆弾が、、、などと連鎖的な大事故となってしまうので、安全対策オフィサーが目を光らせており平時ではプロセス全体をストップさせるそうです。(戦時では離発着を優先させるため、ワイヤで切断されその辺に転がっている腕や足、そして戦闘力(手足)を失いもがき苦しんでいる将兵はモップを持った水兵が海へ掃き落とし、その間に修復された飛行甲板からとにかく作戦続行するらしい。はははは。。。)
日本の町工場の社長も真っ青の極限的な運営がなにげに実行できるのはアメリカ合理主義のもっとも端的な例と思います。身近にはマグドナルドの調理過程でもこうしたプロシージャ―が生きているそうで、「ハンバーガー」に空母運用を含むアメリカ文化のエッセンスがつまっているのかもしれませんね(写真左のはアトランタ空港で食べました)
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