ポンデケイジョの里パラカツ

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ポンデケイジョの里パラカツ

ポンデケイジョってなに?

写真のとおり、まるっこい手のひらに入るかわいいサイズの「チーズパン」です。ブラジル原産で、日本人にも駐在員の奥さんとかそういう有閑マダムなどに人気になり。日本でもある程度手に入るらしい。

というわけで今回の記事はブラジルのチーズどころであるミナス州へのお散歩です。

片道1時間半のクロカン飛行。例によって風のない早朝に離陸したはよかったですが、30分もしないうちに前方に雲が。ちょうどフライトプランで提示したFL075(だいたい8000フィート、2500メートルくらい)に広々とのびており。ううむ、上に上がっちゃうと雲海の上を飛ぶことになってしまい、パラカツに着いても滑走路が見えないんじゃね?それ以前に万一のエンジントラブルがあったら。。。でも雲の下、よりによってパラカツ方面は霧にかすんでかえって危なそうだし。。。。

フライトレベル075(国際基準高度。トランスポンダーの表示ご参照)、真高度(空港における正しい標高を示すQNH高度C4)は8100フィートでした。

朝早く出発したために、ちょうど地表近くの湿った空気が霧になって上空に向かっているところに出くわしてしまったようです。まだ到着までに1時間あるから、それまでに霧が晴れて雲底が上がってくれればいいな。。。

なんと、パラカツ到着時には地表の霧は晴れて滑走路目視でき。雲のほうもこよーてから逃げるように上昇・後退してゆき、6月末の穏やかな空の中でパラカツ到着。

パラカツ。機首の左上に空港。画面右の地表はまだ霧に囲まれており、

ちょうど空港の霧が晴れた時に到着しました。

 

舗装された長さ1500m、幅30mの立派な空港で、110度―290度に伸びて、南半球(ブラジル)での季節風にアラインして着陸しやすい空港でした。

こよーてを駐機して、空港内に侵入。

金属探知機のある立派な空港でしたが、そもそもチャーター便とかしか飛んでおらず、ぜんぜん使われていない感じ。だれもおらず寂しいな、と思っていたら、職員さんが一人だけ出てきて、よく来たね、コーヒーのんでおゆき、と写真右の魔法瓶に入れた「カフェジーニョ」いただいたきました。親切な職員さんだなー、人がいなくて寂しいのかなとおもったら、そのあと着陸料20ドルE10とられました。しくしく。。。。

町の写真も入れておきます。パラカツは、ブラジルがポルトガルによって発見されたばかりの1586年からバンデイラという探検隊が何度も入っており、1700年代には金の採掘で栄えたらしい。でも現在はただの田舎町になってます。一方農業生産では乳牛のほかにブラジル屈指の大豆生産地域で、ランドアップまみれの遺伝子組み換え食品が世界を滅ぼすことに貢献しています、ははは。。。。

円形の大豆灌漑畑が広がるパラカツ周辺。

空港にもどり、謎の写真二つ。一つは空港開設当時からの町の名士の肖像などが飾られている「嘆きの壁」じゃなかった記念の壁と、自称「ポンデケイジョの里」を宣言する赤い看板。だれもいないVIPルーム(ラウンジ)にありました。ははは

ではでは。。。

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