このブログの読者たちは、みな女性にもてもてのナイスガイ、あるいはそんなナイスガイをめろめろにしている素敵女子と思います。
一方で、現代生活のストレスはおとなの関係にも影響をもたらし。
いろいろあって「PDE5阻害薬」(つまりバイアグラなど)を服用している人も多いと思います。
これは、「ショックコーン」が伸展できなくなることを防ぐとても重要な薬です。
ショックコーンというのは、伸びちぢみすることにより、世界の果てまで飛んでいくことを可能とするパーツで、もちろん男にしかないパーツです。
ショックコーンで有名なのがミグ21。
機首の、エアインテークに注目ください。ふだんは引っ込んでいて外からは見えないくらいです。
http://skyandsea.a.la9.jp/TURBIN-2/Mig-21_F-13.htm
でも、超音速で突撃だ!というときは、にゅーん、と伸ばして、こんな感じになります。
https://scalemodel.forumactif.org/t7874-mig-21-pfm-1-48-eduard
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=LnCSN6_28Ic
これって、ネコのお◎んちんじゃん!
人間も同じです。
男性には、女性にはない繊細さがあり。ちょっとしたストレスとかで「ホスホジエステラーゼ(PDE)」という悪い酵素がショックコーンの伸張を鎮めてしまうので、この酵素をやっつける、つまりPDEを阻害する薬を投下することで、力強く、ぎゅぎゅーんと伸びるようになる。
「PDE5阻害薬は勃起を促進する作用があります(https://www.life-cl.com/glossary/Alphabet/P/phosphodiesterase5inhibitor.html)」ということで、おとなの愛に、欠かせない薬となっています。(でも、彼女には飲んでいるところは見せないようにしましょう。女性が化粧しているところをのぞき込まないようにするのと同じ理由です)。
PDE5阻害薬として、バイアグラ、レビトラ、シアリスがあります。
ぼくはバイアグラ派です、というのは少ないかも?きょうびシアリス(タダラフィル)派が多数らしい。
これらのPDE5阻害薬は、麻薬だのドラッグだのとは違い。ちゃんと医療当局に認可された安全なED治療薬という位置づけになっています。
でも、薬である以上副作用は防げず。
目が充血するだの、顔がほてるだの、鼻づまり、頭痛だのが発生する例が多いらしい。
要すれば、PDE5阻害薬というのは血流を促進する薬であり。血管を拡張させるというのが主要な作用の一つとなっていて、だからこそ「海綿体拡張による勃起の増強」という魔法の効果が実現できた。
問題は、ショックコーンだけではなく、体全体に作用が及んでしまうことにあり。顔がほてるくらいならまだよいのですが、血管だけではなく、神経にも作用が及ぶにあたり、恐ろしい副作用を触発する可能性が明らかになりました。
その名も「非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)」
詳しくは、以下のリンクを見ていただくとして、要は「突然の視野狭窄、視野欠損」をもたらす恐ろしい病気です。
虚血性視神経症(ION) | オンライン眼科 (doctork1991.com)
PDE5阻害薬が引き金になると目されているのは、動脈炎性(ION)、非動脈炎性(NAION)の内の後者で、実は治療法はないらしい。
一方、片目づつに発症し、片方が発生したらすぐ医者に行ってもう片方に「抗凝固薬」を投下することにより、「僚眼への発症リスクは5年間で12-15%程度」に抑え、一方、発生したほうの目は「発症後数週間程度は悪化の可能性はあるが、その後の変動は見られない」かつ、別ソースでは4割程度の人で正常に回復する(非動脈性前部虚血性視神経症NAIONとバイアグラ、レビトラ、シアリス (life-cl.com))というのもあります。
NAION以外では、単に眼球に通じている動脈・静脈に血栓が生じたために失明した(バイアグラ食べて片目「失明」した30代男…一体何があったのか – 江南タイムズ (gangnamnews.jp))というケースもあり。
ただ、上記全てに言えるのは、「実はPDE阻害薬がどのくらい発症にかかわっていたのか・影響を与えていたのかわからない」ということである。
目玉と視神経(NAIONの所見じゃないけど)
https://www.qlife.jp/dictionary/item/i_101016000/
また、気になる発生頻度ですが、バイアグラでは「視力低下、網膜出血、網膜静脈閉塞」は、0.1%未満のさらにその下のランクの「頻度不明」となっています。発症頻度の高いのは、血管拡張(ほてり、潮紅)(5.78%)があります(シルデナフィルの副作用|頻度や対処法と実際の口コミを紹介 | 健康コラム (okusurinavi.shop))。
コロナワクチンと似ていて(同じとは言わない)、ワクチンを飲んだ翌日に死んじまったけれど、それがワクチンのせいなのかどうかわからん。断定できん、というのが正直なところらしい。
PDE5阻害薬では、そもそも緑内障とか、網膜色素変性症とか、ある程度進んでいたのに本人は気づけていなかったのが、阻害薬で急変となったのか、そうでないのか(全く影響はなかったのか )など、まだまだ分からないことが多いらしい。
こうした状況から、Pfiserだっけ?製薬会社は「全然危険はない。安全だ!」と主張する一方、「失明するぞ!」と恐怖感をあおるユーチューバーがアクセス数を伸ばしたりしています。
複数の情報を確認した結果(あくまで個人的見解ですが)、「通常は安全です」。
通常は、というのは、通常でなくしてしまうリスク因子があるからである。
- 何らかの基礎疾患がある人、緑内障などなど。
- のみ合わせ。ニトログリセリンなど。バイアグラとシアリスをちゃんぽんで同時併用とかもやばいらしい。
- 類似品。ジェネリックでもちゃんとしたのならよいが、得体のしれない輸入品だと、そもそもちゃんとPDE阻害薬が入っているかわからないし、余計な(有害な)成分が多数混入されているかもしれない
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もちろんギャグです。騙される人はいないですよね。。。
€ (EUR)は、ユーロです。スペインか?イタリアか?
類似品については、へたなサングラスだとかえって目に有害(瞳孔を開いてUVをそれこそ大量に取り込ませてしまう)なのと同じで、肝心の薬効はないのに、恐ろしい副作用ばかり増幅させてしまう、ということになってしまいます。
このため、ジェネリックでもちゃんと正規のルートで購入する必要があると思います。
最後に、服用量と半減期があり。
バイアグラの場合、
◎効果は5時間くらい持続する。
◎一方、半減期は3時間程度。
◎半減期の5倍の時間に達するまでは、副作用発生の可能性が強い。
と、上記いろいろな情報の総合であり、あくまで個人としての理解です、と断っておいて
△24時間に100ミリグラムの用量を超えるのはダメ!ゼッタイ!(世界基準)
△24時間に50ミリグラムを超えるのは避ける。日本の基準では、超えるのはダメ!ゼッタイ!です。
生物的には弱小の日本人の場合、なるべく日本基準に合わせたい。一方で、とある日の午後から夜にかけて、そして翌日の早朝から午後にかけて、秘密の小部屋で二人きりのデート、という場合は、例えば午後5時に25ミリグラム服用、翌朝の午前8時にもう1錠25ミリグラム、とすれば、15時間の差が空き、なんとか半減期5倍をクリアしてはいるが、半減期にしても人それぞれで違うので、あくまで個人的な考察です。これでなんとか24時間で計50ミリグラムを超えないようにはなりますが。
飛行機乗りの夢のサングラス、レイバンアビエーター
https://www.ray-ban.com/japan/sunglasses/aviator
医療系素敵女子の皆様からご意見頂けますとうれしいです。
やばいぞ!やめろ!という場合は、タダラフィルに変更すれば、24時間は効果継続という期待はできますが、なんか効きがいまいちなという評判となっています。。。
この記事が、悩める恋人たちの何らかの参考になれば幸いです。
最後に:かならず医師に相談してから服用に踏み切りましょう。この記事は、やるべきこと、やるべきでないこと含め、事前に参考情報を提供し、お医者さんに最適な判断をしてもらう上で有用なものとなることを目的として、書いています。
ぼく自身のケースでは、こないだ健康診断の時にお医者さんに聞いたら、12時間以上間隔があいていれば問題ない(50ミリグラム)とのことでしたが、皆さんは各自くどいけどお医者さんの指示通りにお願いします。
最後にもう一つ外部リンク。「ED治療薬の常用で、重大な眼疾患リスクが85%増加https://forbesjapan.com/articles/detail/47158」
ではでは
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