6月も半ばの週末。その辺をフライトして、着陸したら、とある素敵女子から「猫機長の年齢層を対象としたワクチン接種が始まったよ!」とWhatsappに連絡が入っていました。
こんな飛行機で飛んでいます
ありがとね!と早速素敵女子が送ってくれた保健省のオンライン予約リンクにアクセスすると、画面に白いポップアップが出てきて
「年齢をごまかしたりとかのずるをする奴は、連邦区検察庁がひっとらえてボコるので覚悟しろ」
という物騒なメッセージが。
いかにみんな早くワクチンを打ちたがっているかということですねーでもぼくからみれば、ワクチン接種証明書がないとスーパーにも入れない、なんてことになるのが嫌なので、あまり気は進まないけど打っておこう。。。というのが実情ですけど。
なんでみんなこんなにワクチンを信じることができるのだろう?
個人的見解ですが、ワクチンの効果とリスクを書いてみます
効果
◎首相だの大統領だの知事だのが国民に貢献する政策を実行したという証明になる。
◎免疫ができたという免罪符により、国民を3密の労働に追い込み、税収の回復を可能とする。
◎IOCが喜ぶ。オリンピックで感染爆発しても菅さんや小池さんが責任を取らないで済む。
◎既存のウイルス株及び変異株に感染したとしても、重症化を防ぐ可能性がある。
上記4つのうち、1つは疫学的な効果ありかも?ということで、まあいいか。
リスク
◎ADE(抗体依存性免疫増強)。ワクチンで免疫を作っておいたばっかりに、その免疫が既存あるいは変異株罹患の場合に免疫暴走を招き急速な症状重篤化そして死亡を招く。
◎打っても効かないケースもある。中国CORONAVACで、ワクチン打ったのにフツーにCOVIDにかかっちゃった、という例が世界中で報告されている(らしい、としておきます)。ADEよりはましだけど。
◎多種多様の副反応。いちいち書く必要もないですよね。
ということで、わざわざ年齢詐称してまでワクチンに群がることもないじゃん、というのが正直な感想である。
さて保健省サイトの強権的な脅しも、へへん、とスルーして予約入力画面に入ったら、こちらはすんなりと入力でき、あっというまに予約完了。入力日から5日後の日付にゆうゆう予約できました。ただ、接種会場は自宅の近くは満杯で、車で25分の保健所になっちゃいましたけど。
そして当日。いよいよ接種会場へ
接種会場はこんな感じ。
大した行列もなく、いい感じにすいていました
保健所の人たち。座っているのがお目付け役(一番偉い人)らしい。ぺちゃくちゃ雑談していて、僕が近寄っていってもなかなか気づいてもらえませんでした。
蝶々模様の服を着ているおばさんが注射してくれました。
注射するおばさん。左は注射されるおばさん。
ううむこんなところで「二百三高地ヘアー」に出くわすとは思わなかった。というより、シンプソンのお母ちゃんかな?
左が「二百三高地」https://livedoor.blogimg.jp/nishiko39/imgs/2/1/214c3366.jpg
右はシンプソン一家https://pipocamoderna.com.br/2019/05/os-simpsons-previram-final-de-game-of-thrones
注射おばさんは、注射の前にしっかりぼくに注射器を見せて、0.50何とかの量が入っているよ!そして注射の後は、ちゃんと全量打ったよ!と見せてくれました。
どうも「フェイク接種」つまり、注射器を刺すだけで、実際はワクチンを注入しないで抜いちゃうという画像が大ブレイクしたので、みんなナイーブになっているらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=djsgPgrzOGQ
全然ワクチンを注入しないで針を抜いちゃうところに注目。
ちなみに、注射される善男善女のほうでワクチンを指定することはできず。予約したその日にその保健所で使用しているワクチンになっちゃうというロシアンルーレットでしたが、幸か不幸か僕の場合は「アストラゼネカ」でした。
後で忘れちゃわないように、とワクチン名の入ったアイスボックスの写真を撮っていたら、お目付け役のねえちゃんに「おどりゃーいったい何の写真撮っとんじゃ!ボコすぞごるあ!」と怒られてしまいました。
テキトーなアイスボックスにぶちこまれたワクチン。
その時は気づかなかったのですが、確かにお目付け役のお姉ちゃんから見たら、ワクチンの保存状況を監査機関にチクる気か!なんて思われてしまったかもしれません。
ぼくは素人だからわからないけれど、このアイスボックス保管は監査に突っ込まれるほどずさんなのかなー、なんてこの原稿を書いている今になって心配になり。
調べたら「アストラゼネカは通常の冷蔵庫で長期保管ができる上、価格も低い」とあり、これならブラジルでも品質台無しにしないですむね!と安心しました。ははは
アストラゼネカは、やれ血栓だのなんだのでヨーロッパでは使用禁止になったりしたようですが、未開の荒野ブラジリアでは、ファイザーが要求するマイナス80度で保管なんてできないよ!どうしよう。。。というレベルなので、かえってアストラゼネカで安心していたりして?
接種当日は全然副反応はなく。かえって、フェイクか?実は生理食塩水とかだった?なんて疑っていたら。。。
副反応が出ました。
早くも当日の夜、布団に入ってから、なんか体全体に力が入らないぞ、手を握ったりひらいたりができないな、から始まり、なんとなくからだの感覚がなくなり、ふわふわ浮いている感じ。でもそのまま寝ちゃいました。
翌朝、死体となって発見、にはならず。幸い生きたまま目覚め。午前中はそれほどでもなかったけれど、午後から夕方にかけて恐ろしい悪寒にガクブル!そして今度は頭痛が。
たまらずパラセタモール(アセトアミノフェン)を飲み、その日はベッドでくたばっていたら、翌日熱は引きました。
でもやっぱり午後から悪寒が始まり。でもパラセタモールで、発熱はせずにすみました。
ぼくは弱小動物なので、平熱も35.9度と低めです。で熱が出たときは。。。。
37.1度
どこが発熱じゃい!「副反応の地獄」なんてタイトルだから、どんなふうにのたうち回ったのか期待してたら、全然副反応にも何もなっていないじゃないか!すみまぜんウケ狙いで「地獄」なんて書きましたが、要は微熱ですみました。
ただ、まじめな参考情報としては、上記の「体に力が入らなくなる」「体の感覚がなくなり宙に浮かぶ感じ」は、今まで体験したことのない症状であり、「ワクチン 副反応」でぐぐっても、これに似た語句は「倦怠感」「脱力感」くらいしかないので、ご承知おきいただけると役に立つかも?しれません。
今になって考えると、悪寒だの発熱だのより、こっちのほうがやばいんじゃね?その場は気づかずに寝ちゃったけど、そのまま目覚めることはなかった、なんて可能性もあったりして?
一応、今回の最大の目的である接種の証明書は獲得できました。これもいい加減だけれど、これでもスーパーとかに出入り禁止にならないですむよねーと安堵しています。
次回の接種は9月9日、どこの保健所でもいいよとのことでした。本当であることを祈っています。
さて、ワクチンは打ったけれど、それでCOVID感染を逃れられるわけではなく。
そして、周りでCOVIDになった人たちは、重症化しなかった人でも、一様に「痛いよ苦しいよ!死ぬかと思った!」という感想であり。
要するに、ワクチン後もますます感染対策が重要だということである。
マスクはもとより、ソーシャルディスタンスを徹底する必要あり。
コロナがそれこそ風邪程度のレベルまで弱毒化するには、いろいろ議論はあるけれど、5年から7年はかかるらしい。ということは、2024年くらいまでは、順次レベルは下げるにしても感染対策は継続する必要があるのではと考えています。
小生の飛行クラブでも、幸いクラブメンバーではありませんが、メンバーの友達で、2回接種したのに感染してあっという間に死んじゃった、というケースを少なからず聞いています。
コロナワクチンは重要な進歩ではあるけれど、BCGとかみたいな、打てば安心だぜ!というのにははっきりいって程遠いとの理解です。
自らの身は自らで守るために、ワクチン後も感染対策しよう!
蛇足ですが、このブログは「軽飛行機で空を飛ぶ」なので、その辺を飛んだ写真など掲載します。
ではでは。。。
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