飛行機大嫌い人間との対話と、空港乗り継ぎテクニック

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◎空港乗り継ぎテクニック

コロナ禍で旅行の機会もぐっと減ってしまいましたが、日本から海外への旅行には必ず通過する空港。以下、いろいろな耳より情報です。

1-荷物検査は、一番奥、かつ左の列に行こう

理由は簡単で、大多数の人は右利きなので、無意識に右寄りのステーに向かってしまうためです。同じく、無意識になるべく手前の列に行ってしまうので、奥の列は比較的すいていることが多い。


https://wired.jp/2018/12/29/super-fast-airport-scanners/

 

 

2-携帯式充電器を忘れず持っていこう

これはいわずもがなですね、トランジットで何時間、というときに「あああスマホの電池がきれちゃった」とならないための、必須アイテムです

空港にも充電プラグが多数ありますが、ふつう満員というか、空いているプラグを見つけるのに狂乱します。

3-濡れた紙ナプキンは、フライト内で何かと便利です。

*飛行機の中は、基本的に「乾いた缶詰の中」です


https://www.gratispng.com/png-ck3t29/

 

 

4-揺れる飛行機が苦手の人は、早朝便で飛ぼう

軽飛行機も早朝に飛ぶのが大好き。まだ太陽が昇らず、太陽熱によるサーマルなど乱気流が発生しないうちに飛んじゃう、という意味です。

 

5-透明なZiplocの袋をもっていこう

*空港でやれ薬を買っただのいろいろ起きた時に、ここに入れておけばすぐ取り出せて、入管検査などでも安心。

6-預入荷物は、あらかじめ写真を撮っておこう

*残念ながらロストが起きた時に、空港の職員や航空会社の人に「このスーツケースだよ!」と写真で見せることができます。


Pixabay無料画像

 

 

7-深夜のフライトで飛べ

早朝フライトは気流の安定を狙っていますが、深夜便の場合は、フライトも空港も閑散としてのんびりできます。旅行の玄人がよく使う手口。喧噪が嫌いな人はお勧め。

8- ラウンジを使ってみよう

クレジットカードでは、特典でラウンジ使用料がただになるケースもありますが、国際便で乗り継ぎ時間が長い時など、お金を払ってラウンジを使うというのも一法です。下手なレストランより豪華な食事とか、ゆったりとくつろげる空間をホテルのデイユースより安く使えるかも?そして、ともかく空港内、ゲート近くにあるので、フライト時間が変更だ!なんて場合でもあまりあわてずにすみます。


 

 

9-ノートブックはすぐ取り出せる場所にしまっておこう

機内持ち込みの荷物で、ついあれもこれも、とパンパンになってしまうのはいいとして、パソコンがスーツケースの奥底、取り出すのにケース中をぶちまけないと。。。。なんてならないようにしましょう。空港でのパソコンは意外な秘密兵器になります。

 

10-駐車場の写真を撮っておこう

自家用車を空港の駐車場に止めて、一週間の出張だ!みたいな時、帰ってきたけど、広い駐車場のどこに車を止めたかわからなくなっちゃった!とならずに済みます。


スーパーやショッピングセンターでも有効です

 

 

11-空港では「着ぶくれ」しよう

その分、衣類以外の荷物をスーツケースに入れることができます。

 

12-携帯式重量計をもっていこう

これは買い物大好き人間へのおすすめ。やばいぞ!エクセスか?というときに、重量オーバーしていないか測ることができます。

 

13-イヤホーンにご用心

ゲートやラウンジでイヤホーンを付けている人がいますが、お勧めしません。つい、重要な空港アナウンスを聞き逃す危険あり。

 

14-ボーディングボードや空港の地図は印刷して持っていこう

いつどんな時でもポケットからすぐ取り出せるし、よりによって搭乗ゲートでスマホの電池が切れちゃった!というときでもぜんぜん安心です。


ブラジリア空港の見取り図

https://www.bsb.aero/br/antes-de-viajar/planeje-seu-caminho/mapa-aeroporto/

 

 

15-コンタクトはやめて眼鏡にしよう

空港にいる間、そして機上では眼鏡のほうが安心で、ドライアイとかも防げます


操縦しているときはコンタクト派だったのですが、コロナ禍でメガネにしました

 

 

16-機上では靴下でいよう

靴を脱いでも、靴下をはいていれば周りの人にも失礼になりません(失礼の定義にもよるけど、少なくとも嫌がられるケースは激減します)

 

17-おやつをもっていこう

ビスケットだの保存のきくのをもっていきましょう。空港で買うと何かと高いです。


ラウンジに逃げ込む手もある

 

 

◎客席シートから見たジェット旅客機の操縦

とある友達に、飛行機大嫌い人間がおり。「飛行機は意味不明の振動をしたり、翼に穴が開いたりして怖い、乗りたくない」というので、もう少し詳しく聞いてみました。

①滑走時に、ごんごごん、と機体が振動する→飛行機のせいではなく、滑走路の凹凸のせいです。整備された滑走路でも、誘導灯が埋め込まれており、この上を飛行機のタイヤが通過するときは、やっぱり、ごん!と振動します


滑走路の誘導灯。上はPixabay無料画像。下はhttp://building-pc.cocolog-nifty.com/map/2007/08/post_4279.html

 

 

②離陸したはいいが、急にエンジン音が低くなり、低い高さなのに上昇しなくなっちゃう→これはパイロット目線から見ても嫌ですねー、でも、騒音対策やトラフィックの都合とかで、その区間は緩上昇でエンジン音を低く抑えるしかないのだと思います。その区間が終われば、また元気よくエンジン加速、ぐんぐん上昇していきます。

③上昇中に、突然「ばこん」という音が!→車輪を格納しています。なお、着陸降下時は、「ばこん!ごごごご」と、脚を下したことによる乱気流の音も聞こえます。


主脚を格納中。こんなでかい扉を開け閉めすれば、音もでかいですよね。。。https://www.youtube.com/watch?v=TNw1WkHRJzU

 

 

④翼を見ていると、後ろの端っこがちぎれそうになったり、翼に穴があいているぞ!→ちぎれそうなのは、スプリット・フラップといって、特に着陸時にゆっくり飛べるように翼の形を変化させているのです。穴があくのは、スポイラーといって速度調節、言ってみればブレーキみたいなものです。いずれもぜんぜん安全です。


 

 

⑤飛んでいると眠くなります→これは、高度1万メートルだと本来は無酸素状態のところを、人為的に酸素を供給しているため。地上に比べて酸素濃度70%くらいにしているので、眠くなります。

たしかに、ジェット旅客機なんて、言ってみれば金庫に翼を付けて無理やり飛ばしているようなものですからねーやっぱり飛行機はピストンエンジンの軽飛行機じゃなきゃ。。。。


ジャンボジェットの最大重量は447,696kgに達するらしい

 

 

ちなみに、僕の乗っている飛行機は①~⑤とも無縁です。

①凹凸を感じるほど滑走路の上を走りません。ボーイング737の滑走距離は1700m。軽飛行機は170mもあればエアボーンです

②エンジン全開でも音量が全然違いますし、軽飛行機は大都会の国際空港とかにはあまり発着しません。僕の軽飛行機でエンジン全開の離陸でも、隣の牧場から迷い込んできたのら牛が知らん顔してはんすうしています。

③セスナとかは固定脚なので、こうゆう音は発生しません

④軽飛行機の翼にはスポイラーなんてないし、フラップも「穴が開く」ような上等なのはついていません

⑤軽飛行機が飛ぶ高度は、せいぜい高くて3000メートルだし、適度に揺れるので、眠くはならないと思います。。。。


最大重量620kgの、小さな飛行機で飛んでいます

 

ではでは。

 

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