Mamatus

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Mamatus

ブラジリアではほとんど見ない雲で、まだ訓練生だった頃、隣の鬼教官が「10時の方向にかぶさっている変な雲があるだろう。何だか当てたらフライト代1時間分ただにしてやるぞ。いひひひ」というので「これはMamatusといって、突起が強烈な乱気流を示しており、積乱雲と同様近寄ってはいけない雲の代表です」と即答。一瞬沈黙が流れ、その後(鬼教官)「ドアホがまた左ラダー踏みすぎて横滑りじゃ墜落する気かゴルア!!!」(ぼく)「あっ、えっ、あれ?へいへい」と、結局うやむやにされてしまいました。いやいやいいんですよ、ちょうど気象座学で習いたてだったから覚えてただけですから。その後フライト代割引の機会は再びやってこなかったのでした。

対照的なのに巻雲(けんうん)(Aviation C3.)があり。

とある空港でのおはなし。珍しくクラブ(横滑り)降下(AviationA7.)が必要なく、機軸を滑走路に正対させてアプローチでき。吹き流しも無風、と思ったら、飛行機を降りたとたん烈風で吹き飛ばされそうになりました?吹き流しは棹に引っ掛かっており垂直、一方20ノットの強風ですが一定して滑走路なりに吹いていたので機上では気づかなかったのでつね。。。

巻雲も気流が荒いことをしめす雲なのですが、高層雲といってがんらい地上8000m以上の雲なので、軽飛行機の飛ぶ2000mていどでは影響はないはずだが?刷毛で掃いたような雲が出たときは注意しよう。。。

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