短編集:タイヤ交換とトロフィールーム

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◎タイヤ交換

最後の交換から4年余。ポルシェ君のタイヤがすり減って、いよいよつるつるになってしまいました。

横から見た状態。ホワイトリボンがかなりヤレてます

 

 

見事のっぺらぼうになったタイヤ

 

 

走行キロ数はだいたい3万キロくらいですかねー

4年走った割にはすり減ってねーじゃん?という人もいるかもしれません。

これは、運転がうまいから、というのではなくて、車体が軽いからなのでした。

トヨタのカローラの重さは1,485キロくらい。ポルシェ君は、だいたいかぶと虫と同じ(実はポル公の方がちょっと重い)で780キロと、半分まではいかないがその程度である。

タイヤ屋さんに言わせると、この差が摩耗の軽減に直結するらしい。

ぼくは前輪30Lbs/Pol 後輪32Lbs/Polと高めに設定しており。この結果タイヤが丸くなって中央部が多く摩耗しますが、一方転がりが良くなり引きずらなくなるという利点があります。

ちなみに、LSA軽飛行機のこよーてくんは空虚重量270キロで、かぶと虫の半分に満たなかったりします。

こよーてとポルシェ

なお、零戦は空虚重量1,876kgでカローラよりちょっと重いぞ!グラマンF6Fは空虚重量4,176kgと、倍近い重さ。米空母の頑丈さがしのばれます。

*空虚重量というのは「機体構造・エンジン・固定装備などの合計重量のこと。乗員、ペイロード、燃料を含めない機体自体の自重(Wikipedia)」のことです。ペイロードというのは、貨物や乗客のことです。

脱線したので、タイヤ交換に戻ります。

もはや怪車と化しつつあるかぶと虫系列。純正品のPirelli製は見つけることができず。

長い使用で、ゴムの表面に亀裂がはっちゃっていたのでした。ははは

 

 

しかたがなく、スペックは同じですが別会社である「TECHNIC」を購入しました。

 

 

 

 

純正品のTornado Alfaにくらべて、接地面と側面の角が立ってないとか言うのはまあ許すとして。

耐久性は純正品と変わらないらしい。

ただ、全体に新品は硬くて、純正品はチューブレスで使用できたのに、TECHNICのほうはチューブなしだとホイールとタイヤの間に隙間ができすぎで空気がすりぬけてしまい。ふくらますことができないとのことでした。

しゃあねえやチューブも、という事で、値段も両方合わせたら純正品とあまり変わらなくね?泣きました

チューブはこちら

 

 

ここで、やばい疑問が発生。

現在は純正品でチューブレスですが、タイヤバルブはホイールに直接差し込むやつになっています

 

 

何が問題かというと、このバルブが突き刺さっているので、ホイールに開いているバルブ用の穴の大きさがわからなくなってしまっていたのでした。ははは

かぶと虫用のチューブには、「細型バルブ」と「太型バルブ」があり。

ぼくが乗っているような旧式のかぶと虫では、ほんらいは「細型バルブ」なんですよねー

 

細型(左)と太型(右)のバルブ

さて。

ホイールの穴が小さい場合、間違って太型にしちゃうと、そもそもバルブがホイールの穴を通らず。

では、細いのを買って、ホイールの穴が大きかった場合、穴の直径とバルブの直径差から隙間ができ。この隙間がチューブのゴムを切るように作用してしまい、ろくろく走りもしないのにパンク、という事になってしまいます。

というわけで、ホイールの穴に適した直径のバルブを選ぶことが必須条件なのですが、上記の通り

①   現在チューブレスで、チューブレス用のバルブが穴を覆ってしまっている。

②   タイヤとタイヤチューブもブラジリアという世界の果てにはストックがなく、サンパウロから取り寄せ

というかなしい田舎の生活なので、タイヤ職人のお兄ちゃんも判別がつかず。

ホイールから出ているバルブの高さを計れとか、どうもあまり状況を理解していないような指示の後、結局「太いのにしよう」といことになりました。

 

 

3.5センチより短ければ太型だ!とのことですが、チューブレスバルブの長さを計って意味があるのか?

まあ、オーナーとして、この年式の5穴式ボイールは細型だよ!という注意喚起はしたうえで、その情報を承知で、太型だ!とエキスパートが言うのなら、間違いはないんじゃね、と太型注文しました。

それから1週間。チューブとタイヤが修理工場に到着という連絡があり。

 

まずはタイヤをとりはずして。。。

 

ホイールとタイヤをばらしたら。。。。。

ホイールの穴は「太型用」でした。ははは

 

もし「細型」だったら?

実は、かぶと虫の方で10年も前か?こちらは「細型」だったのに、あんのじょう太型バルブのチューブを狩ってしまったので、「バルブの根本をナイフで削って、ホイールの穴に入るようにする」という解決で切り抜けたのでした。ははは

プロの技能で、バルブやチューブに穴をあけずに、うまくホイールに適合するようにバルブの根元を削ってもらったのですが、タイヤ職人のお兄ちゃんが必死に削っているのを、横から何もしないでえへらえへらと眺めながら、やっぱり「R>G」だね、ごめんねおにいちゃん、と口には出さないけれど痛感していました。

「R>G」というのは、不労所得が労働所得を越えて拡大する、という事を説明する「数式」ですが、それについては別記事にしたので、そちらをご参照ください。

さて、うまくチューブも仕込み、ホワイトリボンも装着。このリボンがくせもので、ゴム製のとんかちでこんこんと叩きながらタイヤ本体になじませていきます。

空気圧調整

完成して、見違えるようになったポルシェ。

よごれてるけど

 

 

これから4年もつのか?次の交換では、タイヤ本体のみで、チューブは交換しないでよくなることを願っています。

◎トロフィールーム

小さな飛行機でそのへんを飛ぶようになって8年。ほとんどはソロフライトすなわち一人で操縦しているのですが、ときたま素敵な同乗者を得ることがあり。たいせつな記録として作成しておくのでした。

以下、基本フェイスブックに掲載してお友達のみなさんにお知らせした写真の流用ですが、ここが初公開のものもあります。

では、以下順不同で。。。。

同じ職場の後輩ちゃんだった。その後彼女は離職し、公務員になってしまいました。

さいきん子供が生まれたらしい。

 

 

上の後輩ちゃんは全然日系人らしくない日系人ですが、こちらの素敵女子はいかにも日系人。

ちょっと気流が荒れていて、着陸後、ふらふらしていました。ごめんなさい。。。。

 

 

日本からの留学生。楽しいひとときありがとうございました。

 

 

このブログにもちょくちょく登場の「たこやき老師」さん。おいしパン屋さんを紹介いただいたり、ありがとうございました。

 

 

ブラジル地質学会の重鎮である研究者がひょっこり来訪。

 

 

そのほか、おっさんとの飛行や、写真離陸直前まで行ったのですが、マグネトーに不具合があり飛行断念とか、訪日時に素敵女子と一緒とか、実は飛行機つながりでないのもありますが、掲載させていただきます。

 

 

最近一緒に飛んでいる素敵女子。小学校の先生です。

 

 

ではでは。。。

 

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