この記事は「歴史都市ピレノポリス①」の続編です。①のほうも読んでね!
さて、とある高原の飛行クラブで飛んでいます。
格納庫群とタクシーウエイ
こんな飛行機に乗っています(Rans Super Coyote)
フライトの前夜には格納庫に到着しておきます。
写真左奥が居住区角。その手前にキッチン(ごっこ)があります。
お腹すいたな、ということでラーメン。
どうしよう、太っちゃう。。。
そのあと、デッキチェアで一休み。(写真は昼の撮影なので、明るいです)
酔っぱらいました
で、翌朝6時にはごそごそ飛行準備開始。
爽やかな快晴でした
ベッドから抜けだす際に、スニーカーを振って、なかにへんな虫とかがいないか確認します。
こういうのがいるかもしれん
機体点検、ピトー管確認、ドレン(燃料系統)確認、機体に乗り込んで計器チェック、エンジンチェック。暖機運転ののち、タクシー開始。
いよいよ滑走路に進出。
離陸は動画でご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=sOhUn_cJnTU
今回の目的地はピレノポリス市。ブラジリアから行きは50分、帰りは1時間10分くらい。この差が生じるのは、追い風、向かい風が影響するためです。距離だと150Kmくらいで、車で行くと片道2時間半くらいです。
高原の空をぽつんと浮かびながら飛んでいきます
断層地域を横目に。機位確認の良い指標です
のこのこ飛んでいるうちに、ピレノポリス市が見えてきました
滑走路直上に到達
例によって高度高すぎだったので、きつめに降下しながら滑走路の周回経路に入ります。
https://www.youtube.com/watch?v=sJb1sXSySV4
この動画で、旋回終了時、右端に滑走路が見えてきます。わかった人はもうパイロットかもしれん。
で、いい感じに着陸。広い空港、いいですね。。。
https://www.youtube.com/watch?v=x6XQwMqK0Ss
なかなかモダンな空港建物までタキシング。
駐機。奥にクラブ仲間の飛行機が係留されていました
空港わきの芝生に、にわとりとひよこたちが歩いていました。
ちなみに、ちょくちょく空港へは降りるけれど、あまり町には行っていないことに気づき。いろんな機会に撮った寄り集めの写真を掲載しますが、ピンボケのいんちき印象派風になってしまい、すみません。
とある吉日に、一緒に遊びに行った素敵女子(京都の婦警さん。a.k.a「たこ焼き老師」)から送っていただいた写真も載せています(解像度がいいのですぐわかると思います)。
というわけで、町をおさんぽ。
空港から歩いてゆくと、町中心の教会に向かって、おおむねなだらかな傾斜を登っていきます。
まず見えてくるのがこの民宿。観光の町なので、こんな感じのがいっぱい営業しています。
彼女を連れてきた時のために(彼女が出来たらですけど)、一泊いくらかなーと聞こうと思ったら、受付にはだれもおらず。
そのまま内部に潜入しました。ちょうど朝ごはんの時間で、ハムとチーズにコーヒーなどビュッフェにならんでいました。食べたいな。。。
宿泊客はいっぱい。(注:2017年当時、COVIDはなし。)でも受付の人は失踪しており、結局宿泊料とか聞くのは諦めて、そのまま町にいきました。
18世紀ふうの街並。
坂を上りきると、上の写真奥に教会が見えてきました
Matriz教会。1728年設立
ちょっとコーヒータイム。
こんな感じのコーヒー屋さんがいっぱい。
一休み。
パイとピザを合わせたような、でも中身はハムが入っていてしょっぱい、
なんだかわからなかったですけどおいしかったです。
気ままに街をぶらつきます。
お土産屋さんがあった!
でも、ご覧のとおり、へんな麦藁帽子や水着、冷蔵庫のマグネットやキーホルダーとか、全部ブラジリアで売っているけど値段は倍です、みたいなのばっかりなので、なにも買わずに帰ってきました。ははは
風が強くならないうちに空港に戻ります。
広々とした滑走路。開放感が広がります
離陸動画
https://www.youtube.com/watch?v=dEQFPnUgXIw&t=5s
のんびりと1時間ちょっとの飛行でブラジリアへ戻ったのでした。
ピレノポリスは19世紀ごろに金鉱、商業、綿花生産で栄えた歴史的な地域で、山脈に沿って位置していますが、カタルーニャ系の移民が多く、スペインのピレネー山脈をしのんでピレネーのふもとの町、つまりピレノポリス、となったそうです。多数の歴史的建造物があるそうですが、町全体が歴史の教科書に出てくるポルトガル植民地時代の風景みたいで、歩いているだけで楽しいです。最近は観光地として栄えており、民芸品などのお土産も豊富です(質的には大したことないです、ははは)。
ではでは。。。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。