男性の性、女性の性
世はバレンタインで盛り上がっています。ぼくも、ちょっと恋愛について書いてみようかな。。。
というわけで、恐るべき男女の「さが」について掲載するのでした。
男性の場合はともかく単純明快である。
セクシーな素敵女子を目の当たりにすると、うおおおー!と、情熱の発作にうなされ、狂おしく行い。一気に発散して、ああよかったね、で終わってしまいます。
ところが、女性というものはとてもそうはいかず。
https://br.freepik.com/fotos-premium/dois-gatinhos-abracados_65021602.htm
まずは出会いから。
フェイスブックだの、どこかのショッピングで出会っただの、場合によっては親戚のお通夜で出会ったとか、きっかけはいろいろあるのですが、だいたいWhatsappの交換からはじまり。
さいしょのうちは、やれ晩御飯は何を食べただの、女性の方の娘の学校がどうだっただの、とりとめのない話がつづき。
ここが要注意で、男の方では、このとりとめのない話に、無理やり起承転結をつけて、目標→活動→成果を可視化しようとしてしまいます。男性にとって、コミュニケーションとは、何か解決すべき課題について認知し、その解決に導くツールなので、要すれば結論のない話というものは生理的に耐えられないのです。
でも、ここで男はぐっとこらえなければなりません。
女性から「クッキーがうまく焼けなくて悩んでいるの」というメッセージが来たとします。
ここで、男の方は、間違っても「小麦粉の濃度を調整しよう」「オーブンの温度を変えてみよう」などという「解決策の提示」はやってはいけません。
正しい答えは
「それはたいへんだねー」「クッキーっておいしいよねー」「でも○○ちゃんのクッキーはいつもおいしいよー」とか、要すれば相槌をうっていればよいのです。
女性の会話というものは、小鳥のさえずりとおなじで?さえずること自体に意義があり。さえずることで優しさいっぱいのコミュニケーションをしており、その内容自体は別にどうでもよいのです。
*小鳥のコミュニケーションではちゃんと三項関係が成り立っているよ!というような突っ込みはやめましょう。こうした突っ込み自体が「男性脳」の解釈であり、ふられる原因になってしまいます。
女性の性(さが)。
「神の雫」https://www.sukima.me/bv/st/BT0001432866/v/1/p/1 より
「クッキーが作れなくてつらいのー」という言葉を真に受けて「ボーメ度を3%から6%に調整し、湿度が40%を超えればかん水の濃度を半減させろ。辛いなどという感情的な判断はするな」なんて、男に対するような回答をしたら、いっぺんで「はっきり言って、あなたモテないでしょ」と振られてしまうでしょう。
「つらいのー」なんていわれて、まじめな男性ほど回答に窮してしまうでしょうが、ここは「僕もクッキーだいすきなのー」とか、てきとうに向こうから出してきた言葉と、なんかポジティブな言葉をつなげば、和やかな会話が続いていきます。
内容的に脈絡があるかなんて、どうでもいいのです。
わざと脈絡を抹殺して
「ぼく頭が弱くてつらいのー」なんてやれば、きゃははは!なんてよろこんでくれることうけあい!
さて。
男の場合、下記再掲の3行でことは成就してしまいました。
「男性の場合はともかく単純明快である。
セクシーな素敵女子を目の当たりにすると、うおおおー!と、情熱の発作にうなされ、狂おしく行い。一気に発散して、ああよかったね、で終わってしまいます。」
男性の性(さが)。
左出典はhttps://note.com/onepiece_kingdom/n/n8222bb4115f3
右出典はhttps://ameblo.jp/6n-6oll/entry-12266268823.html
女性の場合は、すでに30行が消費されています(原稿の書式による計算)。
でもまだまだ続くのだった。
Whatsapp交換後のこうしたやり取りが長期化していきますが、実は、それはかなり良い兆候です。
だいたい仕事から帰ってきて、ビールいっぱい、一休みだ!というころ合いに、狙ったようにWhatsappがぴっこーん!
「今日は、とても大きな魚を買ってきたの」
「大きな魚、おいしいね」
「でも、小さな魚の方が好きなの」
「僕もちいさな魚大好きなの」
「雨で靴下が濡れちゃった」
「じめじめ、いやだね、大変だね」
「でもたい焼き屋さんに行って、とてもおいしかったの」
「うんうん、たい焼きっておいしいね」
と40分は延々と続くことを覚悟せねばならず。
しかし、この時、女性の方はあなたに安心しきって、小鳥のようにぴよぴよちゅんちゅんとさえずっているのです。
ぜひ心行くまでさえずらせてあげましょう。
こうした習慣が続いていくうち、女性の方で、あたかもあなたがご主人で、彼女は奥さんであるかのように錯覚していきます。
そこまでくれば、時は至れりです。
元ネタでは「時は迫れり」でした
https://aucview.com/yahoo/f125107612/
頃合いをみて、彼女をランデヴーにさそいましょう。
ここに行くまでのスピードは、ぼくの経験では、最短で3日。最長で1か月ちょっとでした。
3日から1か月と、ここまで違うのは、女性側の個性の違いもありますが、こちらの出張とかの都合で、デートを引き延ばしていたなんてこともあります。ようするに、あなたの生活に合わせたリズムでデートを決めればよいということである。
さて、デートです。
何度かデートを重ねて、おもむろに。。。。というのもあれば、初デートでぶちゅーというのもあったりします。
ブラジルの場合、男女でもハグがふつーの挨拶なので、そのハグでぎゅーっと抱きしめてくるような女性は、そのまま次の段階に進んでしまえばよいし、なんか控えめ、怖がっているみたいだったら、デートを重ねてさらに安心させましょう。
ここまででさらに30行消費。
デートの次はお持ち帰りです。
ここまでとりとめのない会話をつづけることができたあなたと彼女は、フィーリングがとても合った、お似合いのカップルであることを互いに自覚していることでしょう。
彼女も喜んでお持ち帰りされてくれると思います。
でも、ここでいきなりことに及ぼうとしてはいけません。
まず、これまでの会話で何度となく話題になった、「バナナとカラスムギにシナモンの晩餐(朝ごはんでも昼ご飯でもよい)」を二人で食べましょう。
バナナをすぱすぱ切って、シナモンとカラスムギを振りかけただけです。
ポンデケイジョもあるのでした。おいしいな
この際、アルコールはあまり入れません。彼女の方で受け入れる気になっていればアルコールなんていらないし、また、彼女の方でアルコールを言い訳に使いたそうであれば、その時はワインの一杯(実はもっと少なく)でもロマンチックにかんぱいすればよいのです。
いよいよか?まだまだ。
次は、Richard Claydermanのピアノに乗せて、ロマンチックにチークダンスをしましょう。
Richard Clayderman。
今時の若い女子には「お母さんが大好きだった曲ね」なんていわれちゃうことあり。
https://www.youtube.com/watch?v=eCCan3TFPoc
最初はダンスですが、そのうちぴったりくっつきあって、腰を揺らせているだけになっていきます。
ここで、優しさいっぱい、でも情熱的なキスを交わしましょう。
そして、いよいよ。。。。
良い子のブログなので、詳しくは書けませんが、ここでも彼女を尊重して、男が本能で振り回すのではなく、あくまで彼女の気持ちが高まっていくように、優しく前◎しましょう。前◎はライトでいいのですが、終了後の「ピロートーク」はとても重要なので、彼女がさえずり疲れて眠ってしまうくらいまで付き合ってあげましょう。男の方が先にぐーぐー寝ちゃうなんてのは論外。
ここまで何行かかったか、計算できなくなってしまいました。
これは、女性にとって、セックスとは壮大なロマンスであるということなのです。
愛と哀しみの果てに https://www.youtube.com/watch?v=Rjzf_cWzlp8
さて、ここで大団円ではなく、「愛してる」の後に果てしなく続く恐るべき日々がまっています。
ここまで読んでげっそりしてしまったナイスガイはいないでしょうか。それでも男性を魅了してやまない女性という魔性の生き物に、大いなる敬意を表して、結びとさせていただきます。
ではでは。。。
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