Q&Aサイトで、なかなか面白い質問があり、ちょこちょこ回答していたら、短編みたいな形でたまってきたので投稿します。みんなも各回答のリンクにいって、高評価してね!
あなたが最も好きな戦闘機は何でしょうか?理由と共に説明していただけると幸いです。
ttps://www.flickr.com/photos/sdasmarchives/27396772315/
https://www.bnamodelworld.com/model-planes-wolfpack-design-wp14808-1:48-usaaf-seversky-p-35a-fighter
セバスキーP35です。
引っ込み脚なのに、引っ込んでも車輪が半分以上見えている不思議な引っ込み脚。
そんなできそこないの格納で、メインギアが空気抵抗でまくりなのに、尾輪は機内に全面格納というなぞのこだわり。
視界のために空気抵抗を犠牲にした涙滴型風防なのに、一番肝心な真後ろの視界が機体フレームに隠れて全然みえない。斜め後ろは見えるけど。
パイロットの視界を遮るようなフロントガラスの窓枠。
これでも速度競技機として強かったとか、たぶん競技相手が複葉機ばっかりだったのだと思います。
要するに、まるでできそこないにしよう、できそこないにしよう、と努力して作ったみたいで、こいつ合格!いつか、4分の3レプリカを作って、乗ってみたいななんて夢見ています。
でも、この飛行機が本当に好きな理由は、理屈ではなく、とにかく、かわいいいい!からなのです。
ちなみに、太平洋戦争で零戦にボコられまくったが、うまく積乱雲ににげこみ、というか、積乱雲に突っ込んでも分解しないという驚異の強さを発揮し、ハチの巣状態になりながらもなんとか基地に帰り着いたもの多数といううわさの、頼れるやつでもあるそうです。
日本刀はなぜ一本の刀を両手で握って使うのですか?世界中、たいていは刀(矛)と防御具(盾)のセットではないでしょうか。それともそのセットでは矛盾を生じてしまうので、具合が悪いのですか?
以下はお手軽回答です。詳しくはこちら→日本の剣術に盾がない理由
それは日本人の体格が虚弱なので、片手で刀をぶんぶん振り回す力がないからです。
というのはうそです、ごめんなさい。
猫機長とは、こんな人です。20年前の写真
二刀流とか片手刀法もあります。
ただし、日本の片手技は、攻め勝っておいて一振り、というのが多く、ぶんぶん振り回して勝機をつかむ、というのとはまた違っています。そういった意味では虚弱体質でもなんとか片手で操れると思います。
実は、武士の本分は弓であり、弓と盾は同時に使えないので、盾から肩当に変化し。
https://www.touken-world.jp/tips/11258/
弓を引くとき、この肩当がいい具合に背後を防ぐ盾になった。
盾を持つかわりに、刀の鎬で敵の打突を受け(ながし)つつ、敵を切り落とす、両手剣術になったと思います。
二刀の場合は、小太刀で受け、大太刀で切るのが多い。ただし、小太刀は盾というスタンスではなく、あくまで敵の刀をこちらから制し、抑えるという役割になっています。
◎剣道などなど
剣道、居合道、弓道:日本武士道から見た成功とは – アーリーリタイア
◎剣道などなどの精神的なうらづけ
精神と知能:幸不幸、成功と失敗を分ける分水嶺 – アーリーリタイア
小型機のレシプロエンジンはどんな燃料を使っているのですか?着火は点火プラグ、それともディーゼルエンジンのような自然着火ですか?
鋭い着眼点で、思わず回答。
基本、ガソリンエンジンです。
点火系のトラブルはピストン機の泣きどころで、近年では電子インジェクションだの工夫はあるのですが、自動車と違ってものの数分でなん百メートルと上昇下降する飛行機のエンジンでは、温度、湿度、密度などが激変するため、下手にコンピュータ化されたシステムだと、変化に追随するのが過剰なストレスになり、厳正な整備をしないと故障の原因になったりするらしい。
今日でも軽飛行機のエンジンが「コンチネンタルザウルス」つまり第二次大戦前からあまり変わらないライカミング社やコンチネンタル社製が主流なのは、ローテクのほうがかえって故障しないとかがあったりするのです。
https://pvd.ajpest.shop/index.php?main_page=product_info&products_id=35427
中島エアロスバル。エンジンはライカミングです。
ディーゼルエンジンだと、燃料そのものの圧縮と高温化で爆発するので、点火系は不要なところから、これを航空エンジン化する試みもあったのですが、いまいちメジャー化できていないらしい。
ブラジルではアルコールエンジンもありますが、ちょっと高い高度へ上がると、大気密度と温度の変化に敏感なアルコールがたちまち揮発してエンストになっちゃう(ガソリンに比べてアルコールは化学変化が著しい)ので、基本地上十数メートルで肥料や農薬を散布する農業機に使われています。ブラジルは世界有数のサトウキビ生産国であり、広大なサトウキビ農場で使う分には、いくらでも安くサトウキビからアルコールが生成できるので、その意味ではなかなか便利らしい。(*追記。別に高度変ってもどうってことないよ?という情報あり。でも。その情報源もやっぱり農業機パイロットだったりして。。。)
電気モーターは。。。。あまり故障の予兆も見せず、突然壊れたり、なおしたつもりなのに思わぬ再発が起きる電気機器の残念な特性と、雨の中に入ればモーターは冷水のシャワーを浴びる感じになるし。。。。なので、ぼくとしてはあまり信用できないで、います。
やっぱり軽飛行機のエンジンは、空冷の水平対向、キャブレターじゃなきゃ。。。むかしのスバルみたいなエンジンが最良ですね
元祖空冷。かぶと虫のエンジン
◎飛行機の点火系についてはこちら
◎悪魔の液体ガソリンについてはこちら
燃料タンク給油口破損。悪魔の液体ガソリンと闘う – アーリーリタイア
◎殺虫剤の効かないサソリやタランチュラには、ガソリンをかけてあげましょう。
ポルトガルは大部分をスペインに囲まれているので、ポルトガル人は第二言語としてスペイン語を学ぶことが普通なのですか?
こういう質問をしてはいけません。
ポルトガルは、建国当時から、スペインにいじめられまくり。一時はスペインに併合されたりもしながら(そのいきさつがいかにもポルトガル的な「ばっかだなあ」という感じなのですが、ここでは省略)、なんとか独立を回復し。ブラジルを搾取したりして経済活性化のためがんばりましたが、スペインにくらべればただの屑だったので、イギリスに魂を売って生き延びました。
ということから、ポルトガル人は自国のアイデンテティとして、ポルトガル語を必死に守り抜こうとしています。ポルトガル人がポルトガル語にかける、鬼気迫る情念には、たじろぐものがあります
https://periclesvilela.blogspot.com/2017/04/foi-deus-amalia-rodrigues-n-1715.html
ブラジルのように、ロシア人もウクラナイ人もどんどん混じり込み、結果ポルトガル人が聞いたら何を言っているのわからないブラジル・ポルトガル語は、ポルトガル人から見れば屑の言語であり、ポルトガル語と認めてやらん、となっているらしい。
*アフリカ人のポルトガル語は、ポルトガル人もびっくりのポルトガル語です。パーフェクトなポルトガル語を話さないとポルトガル人が人間扱いしてくれなかったらしい。ポルトガルが植民地にいかに苛烈な統治をおこなったかと思います。
*ブラジルは植民地じゃなかったの?そういう時代もあったことになっていますが、ブラジル人はあまりにあほアホ(あるいは頭が良すぎる)なため、統治することができなかったというのが実情です。
脱線しすぎました。
ポルトガル人にとって、スペイン語は、ポルトガル語を退化させた屑の言語なので、別に勉強しないでも話せます。
というわけで、ポルトガル人の第二言語は、ポルトガル語です。
あれ?
第一言語は、イギリス英語です。
日本人の第一言語がアメリカ英語なのといきさつは似ていると思います。さいわい、ポルトガルは、イギリスに原爆を落とされたり、占領されたことはありませんが。
最後に。。。。
この屑回答を読んで、ふざけんな―!通報だー!とわめいている人(特にポルトガル人)はいませんよね?そういう人は 、ぜひブラジルに来てみんなでサンバを踊りましょう(踊れない人は、サンバを踊る素敵女子たちと交流しましょう)。ポルトガル人も、ウクライナ人も、日本人も、ロシア人も、みんなともだちです。
めでたしめでたし
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