アドセンス入金、零戦のスリット、U2飛行艇

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◎アドセンス入金

以前の記事で、アドセンス開設した話を書きました。以下、その記事で書いたことのおさらいも含め今回、アドセンス報酬初入金だ!なので、お知らせします。

さて。

ホームページ作成の楽しみの一つに、アフィリエイトでお小遣いを。。。というのがあります。


アフィリエイトのかんたん概念図。

まず、①広告主が「アフィリエイトサービスプロパイダー(ASP)」に広告依頼。

②ASPはブロガー(アフィリエイター)に広告提供。

③ブロガーは、HPに広告を貼り付け。

④読者がクリック、あるいは広告製品購入し、⑤利益発生

⑥この利益がASPからブロガーへ還元。

ちなみに、ASPとしては楽天、A8、afbなどなどあり。アドセンスとアフィリエイトはちがうぞ!という人もいますが、どちらも広告収入です、ということで、細かいこと言わんと!進めさせていただきます。

もちろんプロのブロガーみたいに「アフィリエイト収入で億り人」というのではなく、HP作成や更新そのものが趣味であるところに、プラスアルファでアドセンスも、という感じです。

要するに、パチプロではなく、ちんちんじゃらじゃら、という玉打ちそのものをほどほどに楽しむ、という感じですねー。

広告を貼るには、アドセンスの他にも楽天だのなんだのあるのですが、報酬については、支払先口座を日本に持っている必要があり。日本人向けのHPで支払先はぼくの居住地ブラジルの口座、というのができるのはアドセンスしかなく。

ただ、アドセンスの本拠はアメリカらしく、報酬支払いに当たっては米当局の出した何とかフォーム(様式)に従う必要があるとか、いろいろややこしかったのですが、その後しっかり報酬の発生状況などがアドセンスの画面で分かるようになったので、一安心はしていた。


アドセンスの画面

 

 

さて、肝心の報酬発生ですが、こちらはすずめのなみだのごとく。平均で毎月2ドル程度、うまくいって30ドルくらいですかねーというわけで、100ドルたまるのに4年かかりました。

報酬のぼくの口座への送金は100ドルごとに、というシステムになっており、ちょうど100ドル貯まった去年の12月、「送金先のデータを確認せい」というメールが来ました。別にメールの内容自体で間違った部分はなかったので、これでいいですよ、と返したら、今度は「商業日で6日間の間に送金するので、入金されていなかったら連絡しろ、というのが来ました。

これって、死亡フラグですよね。。。

よく聞く話に、最初は順調にたまっていくが、100ドルに達する直前にアドセンスから「おまえのHPはエロサイトだ。打ち切り」とBanされてしまうというのがあり。

別にBanされなくても、送金されるはずがいろいろあってされないまま、いくら泣こうがわめこうがそのまま消滅。。。とかになったりして。

特に、100ドルが貯まったのがクリスマスの時期に重なったので、これはアメ公のオペレーター野郎がものの見事に忘れ、「幻の報酬」になってしまうのだなーとあきらめていました。

6日間はあっという間に過ぎ。

やっぱりアドセンスからなにもこなかったねーと思ったら、口座の明細に、なんかへんな「為替送金」みたいなのがあり。

この金額が、だいたい100ドルを現地通貨にした金額だったので、これのことじゃね?と気が付きました。


上記の中のR$475.14です。あやうく見落とすところでした

 

 

へええーアメリカはやっぱり違いますねえ。

ほんとに送金してくるとは思いませんでした。めでたしめでたし

でも、もっとはっきり「アドセンス送金」みたいに書いてほしかった。危うく銀行に「身に覚えのないトランザクションが来たぞ!二度と起きないように封鎖しろ!」と言っちゃうところでした。。。。


アメリカの送金用フォーム。その名もW-8BENだそうです

 

 

◎Quora回答でアドセンス広告を稼ぐ

Quoaraという、Yahoo知恵袋みたいなQ&Aサイトがあり。ぼくはほとんど回答専門で、回答の中にぼくのHPのリンクを入れることでアドセンス広告を稼ぐ重要な一助となっています。Quoraのいいところは、どんどん回答にリンクを張れるところですねーということで、一例を添付します

質問:飛行艇のUS-2はなぜあんなに遅く飛べるの?

回答:興味深いご質問で、思わず回答。

US2が遅く飛べるのは、4発のエンジンに加えて、実はもう1発「遅く飛ぶためのエンジン」を秘蔵っ子として隠し持っているからなのです。

秘蔵っ子なので、外からは見えにくいのですが、両翼に挟まれた胴体のなかに、「圧縮空気発生装置用ターボシャフトエンジン」、通称「BLCエンジン」というのが埋め込まれています。


画像出展:

防衛庁に救難飛行艇「US-1A改」用圧縮空気発生装置(BLC装置)を納入 | プレスリリース | 川崎重工業株式会社

 

 

このエンジンは、正確には、「遅く飛ぶためのエンジン」というより、「遅くても飛ぶことができるようにするエンジン」です。同じか?

このエンジンで生み出した圧縮空気を、フラップ直上から噴き出すことによって、巨大なフラップを90度か?みたいに極端に下げても、気流の剥離を起こさず、強力な揚力を生むようになっています。(これを境界層制御:BLCといいます)


画像出展:最新鋭機「US-2」の能力

 

 

この吹き出し機構によって、時速90キロという恐るべき低速でも離陸できるようになり。でも、遅すぎて舵の効きも悪くなってしまうので、エレベーターやラダーにも同じような吹き出し機構が付いています。

秘蔵っ子の補助エンジン、ということだけだったら、別にUS2の専売特許ではなく。P2哨戒機にも、左右両エンジンの外側にそれぞれ1基づつ補助のジェットエンジンが付いています。でも、ぱっと見は補助燃料タンク、あるいは爆弾かな?みたいで、つい見落とします。


P2哨戒機 パブリックドメイン

 

 

ふつー補助エンジンは、飛行機の推力を増してスピードを高めるためのエンジンなのですが、US2のエンジンは、この逆の用途に使われる、あまのじゃくなエンジンなのでした。

ちなみに、US2と同じく4発のターボプロップ機P3Cの失速速度は時速207キロだそうで、時速90キロで離水できる、というのがいかに恐るべきものであるかがわかると思います。


P3C

https://blog.bianch.com.br/aviacao-naval-saiba-o-que-e-e-o-que-faz-um-aviador-naval/orion-usnavy-750pix/

 

 

US2は、その他にも「3メートルの高波でも離着水できる」などの性能を持っており、これを可能とするために数々の工夫がなされています。それ等については、こちらの記事をご参照ください。→空を飛ぶ船のお話 – アーリーリタイア

こちらで紹介されました

獎賞回答集

飛行機 戦闘機

 

 

◎零戦の「スリット」について

みんな大好き零戦。子供のころ「学研の図鑑」に描かれた零戦のイラストを持て、あれ機首の方にへんな「すきま」が開いてるね、と発見したことはなかったでしょうか。


https://hobby.dengeki.com/news/747425/

 

 


 

 

この切り欠きを見て、日本の工作技術はだめだめだなあ、とか、こんなところに換気用の穴が開いてる、サンバーみたいとかの感想を皆さんいだいたかと思います。


サンバー。フロントのウインカーの間にある換気扉に注目。

https://www.subaru.jp/onlinemuseum/find/collection/1st-sambar-van/

 

 

この切り欠きは、工作がずさんで開いちゃった、というものではなく。防火隔壁に沿って設置した「スリット」のことなのでした。

飛行機のエンジンはものすごい高温になります。

そのエンジンの後ろにあるエンジンベッドやオイルタンクが異常高温になることを避けるため、空気抜きをするための穴だった。


http://ami-ip.net/wordpress/?p=392

 

 


https://ameblo.jp/mobamatsu/entry-12635616485.html

 

 


 

 

スリットは雷電や隼などなど、陸海軍機問わず様々な飛行機で設置され。


https://www.google.com/url?sa=i&url=http%3A%2F%2Fwww.nags-gallery.com%2Fgallery%2FJ2M3.htm&psig=AOvVaw1zDxt0YTZGpmXdlHx2AH6e&ust=1705114788164000&source=images&cd=vfe&opi=89978449&ved=0CBQQjhxqFwoTCPDL37bt1oMDFQAAAAAdAAAAABAV

 

 


https://www.nags-gallery.com/Raiden-cutaway.html

 

 


https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17238799

 

 


 

 

スリットは、日本機の特色の一つなのでした。目的は「空気抜き・排気」という事であれば、排気するための空気はどこかから入ってきているはずなのですが。。。。

零戦の場合、カウル下面の滑油冷却器に入った空気がこれに当たる、という意見もありますが、隼、鍾馗、疾風すなわち中島系は滑油冷却器空気取り口そのものの後方から空気が抜けていくようになっているし。。。。

やぱりなぞの隙間なのです。詳しく知っている方がいたら、教えていただけますと幸いです。

ではでは

 

 

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