ビットコイン暴落!虹色の復活はあるのか?

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*ビットコイン関連連投ですみません。時事ネタなので、今週を逃せず。次からまた雑食ブログにもどります。

日本経済新聞電子版によると「5月23日の暗号資産(仮想通貨)市場でビットコインが急落した。一時3万1100ドル台と前日より18%近く下落。米中の取引規制強化への警戒から投資家の投げ売りが続いている。4月につけた史上最高値(6万4801ドル)から一時半値以下に落ち込んだ。」

とあり。大変なことになっています。

ビットコインは、このまま暴落を続け、消滅してしまうのか?

 

えへへへへ。。。。

 

グラフで緊急追跡だ!

 

https://br.investing.com/analysis/grafico-do-dia-queda-de-25-do-bitcoin-parece-ser-o-primeiro-estagio-de-declinio-200430462

 

この図で、1週間に25%暴落。7月17日時点で大変なことに。

あれ、7月17日?

まだ5月じゃなかったっけ?(*この原稿は5月23日に書いています)

よく見たら、2019年のグラフでした。ははは

 

おっちょこちょいだねーちゃんと今年のグラフをさがさなきゃ。。。。

というわけで、2019年から2021年5月23日までの推移はこんな感じ。

 

赤く囲った四角が、上記の2019年のグラフ。青い四角が2021年5月の状況。

 

つまり、赤い四角の当時にビットコインは暴落して消滅してしまったのではなく、当時の$13,000から2021年5月大暴落後の$33,936までに実は3倍近く上昇していたのでした。

他にも、緑で丸く囲った箇所のように、「大暴落だーこの世の終わりだー」という局面はいくらでもあり。

こうゆう局面でいちいち大騒ぎしていたら投資もへったくれもないですよね。。。

幸い、ビットコインが生まれたのは2009年と近年なので、誕生からの足跡をたぐることができ。取引が可視化されてきた2010年からの推移を見てみます。

 

https://studio.glassnode.com/metrics?a=BTC&m=addresses.ActiveCount

 

2010年時点で$0.06くらいから始まり、5月23日の大暴落でも$33,936ですから、およそ10年で実に565,600倍の上昇。ビットコイン恐るべし。

といって、過去にいくら上がったとて、今後が下がっちゃうんじゃ意味はなく。過去の挙動から今後の値動きを占ってみます。

まず、ビットコイン10年の推移で目立つのが「4回の上昇ピーク」


 

そして、それぞれの上昇トレンドがどのくらい続き、そしてどのくらい上昇したかとなると、こんな感じ


 

最初のⒶは1年で400倍という文字通り爆発だ!二回目Ⓑは440倍だが、到達まで2年かかっており、上昇スピードも半分に。三回目Ⓒになると、トレンドは4年間継続したが、70倍と著しく上昇率は落ちた。そしてⒹはいまだ進行中ですが、これまでの3年で9.5倍となっており、その矢先で5月23日の大暴落が発生した。

そもそも誰もビットコインなんて知らなかった初期にはハルマゲドン的な上昇だったが、裏を返せばめちゃくちゃ投機的な投資であり、かつ取引規模もあってなきがごとしで、小さな取引で大きい値動きが起こり。カジノでギャンブルしているみたいな感じで、上昇も爆発的だった。

これがⒷ、Ⓒ、Ⓓと進んでいくにつれ、マウントゴックスだのマスク砲だのと世間を騒がせながら、言い換えれば世間に認知されてゆくに従い投資手段として認められ、ETF出現により「暗号資産(暗号通貨ではないよ)」と国家権力からもお墨付きをもらったことで、一部のとんがったセミプロ投資にいちゃんだけでなく、世界の善男善女全員に開かれた、成熟した大規模の資産・投資手段になりつつあり、値動きもそれなりに鈍くなった。

といって、今のところは超ハイリスク、恐怖のボラテリティ(値動き)をもった恐ろしい投資であることは変わりなく。今後もあっとおどろく暴騰(暴落も)をすることが予見されています。

 

さて。

上記グラフを見ると、まだまだ上昇しそう、まだ値上げトレンドの中の一休みじゃん、みたいにも見れれば、いやいや2011年から2012年にすごい落ちちゃってるじゃん、今回もそうなるぞ、とも見れます。

 

どうなるのか?

虹色の変化球ではないけれど、どうとでもなりそうですが、なんとか大雑把な傾向だけでもつかめるツールはないのか?

 

ありました。

その名も「ビットコインレインボー」


https://exame.com/future-of-money/criptoativos/como-modelos-populares-de-previsao-de-preco-do-bitcoin-se-sairam-em-2020/

 

ビットコインの値動きについて、取引記録というかこれまでのグラフの上下動における最高点と最低点のレンジを割り出して、ボックス圏じゃないけれど、そんな感じで、このレンジの中で値動きしてます、みたいなのを、虹のように7つの価格帯に分けたもの。

なかなかこっているのは

赤:バブル最大。買うな!

オレンジ:高値圏

黄色:まあまあ中央値

緑:下がってきたぞ!購入用意!

青(紫):いまだ!買え買えー!

みたいな感じで表しています。

 

ビットコイン誕生から2021年5月までの「ビットコインの虹」はこんな感じ。


https://s3.tradingview.com/snapshots/c/C2UiGepO.png

 

このレインボーの未来予測の部分を拡大してみます。


 

この図を見る限り、現在の暴落場面でも、実はまだ中央値をちょっと割ったくらいだし、また、暴落直前の最高価格も、これもまだまだ中央値に毛が生えたくらいらしい。

どうやら$33,000あたりが値動きの一つの指標であり、この辺で「力を蓄えた」上で、2022年には$220,000に上がるかもしれん?

なあんて希望的観測をするのでした。

 

もちろん、本当にこの通り行くわけはないのですが、将来の傾向を予測するうえでは重要な示唆を得られると思います。

さて、ここまで読んで「ぐおおおー!ビットコイン投資開始するぞー!」と血気にはやる人はいないでしょうか。

そんな若者たちに一言。

「まず、インカムゲインで生活費が賄えるようになるまで、地道に投資すること。ビットコインよりそっちのほうが重要です」。

まず、ビットコインというのは、キャピタルゲインです。

キャピタルゲインというのは、投資した元本そのものの値上がりを狙う投資です。

例えば、今日100円を投資して、4年後にビットコインが7倍になれば、700円の収益です。年率175%というバケモノのような利率である。

しかし、それは、年率175%で増えるかもしれないが、逆に紙くずになってしまうこともありうることを示しているのである。

皆さんが、これからろくに年金も期待できないご時世で天寿を全うするためには、そんな根無し草のような投資に頼るわけにはいかないですよね?

 

では、どうゆう投資をすればよいのか。

それがインカム投資です。

簡単に言えば、元本は維持したまま、元本が生み出す配当などで生活する。生活できる配当額になるまでがんばって元本を育ててゆく。

不動産投資が典型的ですね。元本すなわち不動産は維持して、その不動産が生み出す家賃すなわちインカムで生活するということである。


そうゆう猫機長は、どうしてビットコインに投資するの?

中長期的に投資元本額を増やして、インカムを盤石にするためです。

幸い、現在でも、リートなどの配当があり。毎月、生活費を差し引いても35万円くらいが再投資できています。

その35万円の振り分け先の一つとして、ビットコインを選んでいます。

つまり、それこそ大経済クラッシュとかで月々の不労所得が35万円落ち込んでも、再投資するお金は無くなるが生活の分は賄える。

そういう感じの「再投資分」をビットコインETFに「つみたてて」います。

がんらい、こういうキャピタルゲイン狙いの高リスク投資は、全資産のせいぜい2%くらいが相場とされているようです。

 

ビットコインみたいな投資から生まれる利益(キャピタルゲイン)は、紫微斗数でいうところの「横発」つまり、実は裏付けがないのに、突然生まれるお金、というのが正直なところなので、儲けた分はさっと(というか、咄嗟に?)実体のある資産(不動産でも、インデックスファンドでも。僕はリートを主力にしています)に変えなければなりません。

というわけで、まずは地道な投資で目標1憶だ!それから、ビットコインもやってみよう!みたいな感じがよいとおもいます。

 

なんか偉そうな終わり方だ。

この原稿を読んでいる若い人が、ぼくの年齢になったときに「猫機長のブログを読んでおいてよかったねー」と思ってくれることを願って、書いています。

ではでは。。。。

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