こないだ、ブラジルの病院で看護師が患者を56すという事件が発生し。
3人組で行動し、一人が見張っている間に、もう一人が患者にキッチン用の洗剤とかを点滴注入し。あと一人は「わああ4じゃやだー!」と必死に救命措置を行うとゆうふうに分担とかして、監視カメラをだましたりしていたが、そのうち見つかった。
薬品管理システムのパスワードをくすねてきて、薬剤を不当に大容量取得し、患者に注入するとかもしたが、あまり効果がないから洗剤にしようよとかやっているうちに行為が明るみに出たということらしい。

PIXABAY無料
警察などは必死にいろいろな可能性について調べ。
◎家族に頼まれた:別に末期の大病とかで家族に莫大な医療費支出を強いて、困り切った家族に「いっそ56して」とか言われたみたいなケースではなく、なんか便秘だから入院しました、みたいな感じで、家族のほうでもわざわざ56してもらうような理由はなかった。
◎病院の指導層に命令された:私立病院はベッドの回転率が命であり、便秘だの線維筋痛症だのでベッドを占有されてしまってはこまる。とっとと56して別の患者(金づる)を連れてこい、という命令もなされてはいなったことが分かった。
◎3人組が単に変質者だった。警察の拷問じゃなかった尋問とかによると、3名は明らかに性格破綻しており、愉快犯というのか、患者をいじめ、56すことで至福の喜びに至っていた、という結論が導きだされつつあり。
上記について、3人組は職場環境が悪すぎて精神に変調をきたしたんだー、と弁明しています。
こいつらが単にもともと狂っていただけだったのかというと、病院側や世の指導層はそうゆう風にしてお茶を濁したいようだったが、これも捜査でやばい実態?がボロボロと表れ始め。
上記のパスワード漏洩などの行為が蔓延し、要すれば職場のモラハラパワハラ、非人道的な当直だの何だの満載で、狂わないほうがおかしいみたいな状況に陥っていたという情報も出始め。
なんか「たちかぜ事件」だの「フルメタルジャケット」みたいな、軍隊も真っ青な恐ろしい職場だったのかもしれん。

たちかぜ事件 http://www.mdsweb.jp/doc/1355/1355_03m.html
日本でも似たような事件が起きていないでしょうか。
世界的にこうした事件が発生する風潮にあって、どうすれば今後の発生を防止できるか。
「犯罪者」「はみ出し者」を牢屋にぶち込めば済むのか。
刑期が終わって出てきても新たな犯罪に走るのが関の山である。本人はともかく、前科者を救済するシステムが欠如しているので、ますます悪行に身を染めないと生きていけなくなってしまうという恐ろしい現実があるのです。
病院とか経営者、ボスのほうでも、決して地獄のようなハラスメント蔓延を望んではいないのではあるが、病院だって企業です、なので、競争相手を出し抜いて生き残るためには、手下の医者だろうが事務員だろうがこき使ってコストダウンしないとどうにもならないのである。
今回の事件は、要すれば虐げられたジャパニーズサラリーマンが外国人研修生をいじめて憂さを晴らした(https://toyokeizai.net/articles/-/512030?display=b)、じゃなくて、日本企業も真っ青のブラックな職場で発狂した看護士が患者で憂さ晴らしをした、ということなのではないかと理解します。

別に日本の社会をディスろうとしたいわけではありませんが、ブラジルで起きたこの事件は、日本の皆様にも他人事ではありませんよ、ということを言いたいのです。
では、起きないようにするにはどうするか。
実行犯を監獄に送り込むだけでは、次から次と新たな実行犯が生産され、牢屋から出てきたらさらに凶悪な極道者に生まれ変わるので、牢屋が不要とは言わないがそちらが解決策ではないと思います。
では、職場の環境を天国のようにホワイトにすればいいじゃん?
できるものなら当の昔にそうなっていますよね。。。。
根本的な解決策はあるのか?
人間が働いている以上、いくら努力しても人間の考えや行動には、必ず「常識」からの「逸脱」は発生し。
始末の悪いことには、杉原千畝さんみたいに「常識ある人」が「非常識」にされてしまうケースさえあり。人間が作った組織が、いかに非人間的な暴力装置に変化してしまうかという例も無数と思います。

ユダヤ人への人道的な支援が、政府(当時)の逆鱗に触れて「解雇」につながってしまった杉原千畝さん。https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c06705/
でも、考えてみれば、今回の犯罪も、みんな人間が起こしていることなんですよね。
じゃあ、病院から(患者以外の)人間を追い払ったら、こうした犯罪も起きなくなるじゃん。
狂ったか猫機長?
いやいや、「シンギュラリティ」「ベーシックインカム」によって、十分可能なんですよ。
いかにして、医療現場における人間の過失や悪意をAIと自動化によって排除するか。
◎シンギュラリティとバイオエチケット(生命倫理)
人間の「過失」や「悪意」を、アルゴリズムによる「精密さ」へと置き換え、「人間によるケア」から「自動化されたケア」へと移行する。
疲れ切って注意が散漫になり、時には共犯者にもなり得る人間とは異なり、ディープラーニングを搭載したAIは24時間365日、生理学的パターンを監視。数ミリ秒以内に血液中の化学反応とバイタルサインへの影響を分析し、「毒性(消毒液など)」のパターンが検出されれば、システムは即座にアクセスを遮断し、病床を隔離。今回の3人組が見せた「演劇性(心臓マッサージのふりなど)」は、実際の蘇生に必要な正確な圧力を把握しているアルゴリズムによって、非効率または不正な操作として即座に見破られる。
投薬や衛生管理に物理的なロボットを導入することで、「人間による悪意ある接触の機会」を排除。人間が患者に触れなければ、衝動やサディズムによって暴行を加えたり、窒息させたり、毒物を注入したりすることはできないのだった。さらに、デジタル・トレーサビリティによってロボットのあらゆる動きは改ざん不可能なブロックチェーンに記録され、行われた行為を「消去」することは不可能となる。

フルメタルジャケット https://zilge.blogspot.com/2011/06/87.html
◎ベーシックインカム(BI)と人道的な労働
犯罪はしばしば、欠乏や社会的嫉妬、あるいは搾取的な労働システムが生む怨恨から発生し。BIがあれば、飢えをしのぐためだけに病院で12時間や24時間連続で働く人はいなくなり。労働は「天職(ボランティア精神)」による選択へと変わる。また、サイコパシーは遺伝的・神経的なものとはいえ、残酷な行為の「引き金」は過酷な環境によって増幅されるが、BIによって「過酷な環境」は淘汰が期待されるのだった。
労働者を「消耗」させるシステムでは、仕事は経済的な「懲役刑」だが、BIが保証された世界では、仕事は「名誉」になり。尊重され、休息の時間がある個人が、逃げ道としてサディズムを発現させることは考えにくい。「邪悪さ」はしばしば、疲弊と職業的非人間化の土壌で発生するのである。
その昔、キケロは「人間は、自由になるために、法の奴隷となる」と言ったらしいが、IAの台頭によって「人間は、人間の悪意を逃れるために、人間の共感を放棄する」という時代が来ているのかもしれません。
人間の共感、すなわち暖かい看護士さんや頼もしいお医者さんの言葉やケアといったものを人間は放棄し、無味乾燥ですが機械によって無駄なく迅速に提供された解決策を無感情に利用する世の中になるということである。
この考えはぼく個人の空想ではなくて、すでに「ポスト・シンギュラリティ・ガバナンス」という概念が生まれ始めているらしい。
ここまで読んで、まあ頭ではわかったけど、現実味がないよねーと思った人はないでしょうか。
アメリカだの西欧だのの素敵女子をおにぎり屋さんに連れて行ってみましょう。
おにぎり自慢の大将が自らの手でにぎった、ほかほかしたおにぎり。
でも、一定の素敵女子は、あとずさりして食べないか、あるいはぎゃあああー!と逃げ出すかもしれません。
きもいおっさんが汗臭い素手でこね回しただんごの塊なんて、ばっちくてとても食べられないじゃない!というのが彼女たちの感覚、常識なのであった。ははは
これが「機械で米が自動的に(人の手を介さずに)おにぎりになるのを実演したやつ」だったら、おいしいね、とまた大喜びで食べるのである。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01351/
あなたはどちらの常識が普通に感じますか?
*この記事は、患者あるいは労働者目線からの考察です。経営者目線から見るとこうなるぞ、というのはこちら→ロボット君と院長さんの対話
ではでは。

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。