「田舎の風物詩」がなかなか人気だったので、図に乗って都会暮らし編です。でも、それほど風物詩ではなかったりします。。。
◎イペーの木
ノウゼンカズラ科の広葉樹で、材木としても使われ、Wikipediaによると「横浜大さん橋(くじらの背中)でも、フロア材として大量に使用されたが、乾燥すると割れやすいという性質が考慮されなかったために亀裂が多数発生し、来客が転倒した際に怪我をするという問題が多数発生した」という、お騒がせな木だそうです。
ブラジリアの町では、白い花のイペーが咲いていました。
あれ、Joao de Barro (セアカカマドドリ)が大きな巣を作っているぞ!
セアカカマドドリ
どれどれ、その辺の小石を投げてちょっかい出してやろう、と近づいて行ったら。。。。
鳥ではなく、ハチの巣だったので、逃げました
こんな感じの蜂くんが、いっぱい木の周りを飛んでいました
ちなみに、「ヴァイオリンの弓材として希少なブラジルボク(フェルナンブーコ)の代替材として世界で評価されている(Wikipedia)」他、水にぶくぶく沈んでしまう「ハードウッド」だそうです。
◎テレビ塔
1967年完成、高さ224メートル(東京タワーは333メートル)。大体テレビ塔の高さの3倍くらいが、ブラジリアで軽飛行機が飛んでいる高さになります(それ以上高く飛ぼうとすると、管制官のお姉さんに「また旅客機の航空エリアに侵入しようとしてる!しっしっ!」と怒られます)。
テレビ塔からは、ブラジリアの官庁街が一望できるのですが、展望台は閉鎖中。そしてちょうど朝日が順光だったので、日光を避けて展望台の下、日影から撮影しました。
丸っこいオブジェは「宇宙の世紀」という名前らしい。
http://www.museucapital.com.br/artecapital/inicial.html
テレビ塔の裏の広場には、緑の屋根の民芸品売り場があり。その裏に国立競技場
それほど早朝でもないけど、閉まっている店ばかりでした
ちょうど9月7日の独立記念日で、旗だのなんだのを売っていた
民芸品店のおばちゃん
いろいろなお土産。あんまりブラジリアでないのもあるけど
勤務中に制服で買い食いしている警察官を発見
熊猫餐館?となりはタピオカ屋さん
テレビ塔のある風景。都会か?それとも田舎か?
国立競技場のある風景。オリンピック以降ガラガラとなり、現在は刑務所に改装中らしい
◎冬の街路樹
あまり季節感のないブラジリア。
葉っぱがほとんど落ちちゃったバオパブのすぐ横手に、青々と茂った巨木があったりして。。。
◎バス停
別になんてことない、ただのバス停
でも、座っているお兄ちゃんの後ろに注目
なんと、本棚になっているのでした
これは、2008年に、T-BoneというNGOのイニシアチブで「文化なバス停」というプロジェクトが実施され。ブラジリア市内の34か所のバス停でこうゆう棚を設置し、だれでも自由に読んだり持ち帰ったりできるように本を置いた。プロジェクト開始時にこれらのバス停へ800冊の本が分配され、紛失率(なくなっちゃったとか、破かれたとか)はわずか2%らしい。ただこれは2009年ころのデータで、その後モニタリングされてないのか?破けたとかそういのは多くなっているみたいです。
このバス停では「統一保健システムにおける医療機関人員給与一覧表」とか、医療系ばっかりでした
ふむふむ、ぼくも「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」が本になったら、一冊置いておこう、なあんて。
まじめな話をすれば、もっと子供向けの絵本とかあったらいいなとかおもいました。持っていかれてしまい、棚に残っていないのだろうか?
◎カテドラル(大聖堂)とギマランエス博物館
まずはギマランエス博物館から
空飛ぶ円盤みたいな建物で、2006年に完成という新しい博物館。ギマランエスという、学生運動で何度か投獄され、最後は行方不明になってしまったお兄ちゃんを記念した命名となっているらしい。
ちょうどボルソナロ大統領の支持集会にぶちあたってしまい。恐れをなしたか?閉館していたので、入れず。いつかこの博物館に潜入して内部の状況を書いてみたいと思っています。
カテドラル(大聖堂)
1970年完成。
デモ途中の群衆にまぎれこんでしまいました
入口への通路には、マタイ伝の4使途(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の像が設置された「瞑想の道」になっているのですが、今回はデモ行進の群衆で占拠されてしまい、瞑想もへったくれもなく。迷走の道、なんちって
やはり閉鎖されており中には入れず。中にはすてきなステンドグラスなどあるのですが、別の機会に記事にしようと思っています。
◎ドンボスコ聖堂
ステンドグラスといえばドンボスコ。
1970年建設。
入り口にはアルコールで手を洗浄するためのトーテムが。ご時世ですね
いったん中に入れば、さっきのデモ行進でのバカ騒ぎが嘘のような静かな空間が。
お祈りしている女性が二人
◎ブラジリア飛行クラブ
ぼくの所属しているEXPERIMENTAL機のクラブとは別ですが、ちょっとおじゃましてきました。
◎空から見たブラジリア
飛行機乗りのブログなので、「空撮が見たい」とのご要望が来そうなのですが。。。
ぼくたちEXPERIMENTAL機(軽飛行機)は、市街地の上を飛ぶことは禁止されており、されてなくても安全上飛びません。でも、既定の有視界航空路で、市街地に隣接する部分もあるわけで。そんなところからの写真を掲載しておきます。
ではでは。。。
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